菅談話閣議決定 先人への侮辱です

 お盆進行は峠を越えましたが、今日もまだ原稿があと1本あります(私の仕事はスーパーのチラシ作成)。
 ざざっとですが、まとめておきます。
 ツッコミ不足は皆さんで補って下さい<(_ _)>

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100810kan.jpg 内閣総理大臣談話、いわゆる菅談話が本日8月10日に閣議決定されました(画像は午後3時から行われた記者会見)。

 私は前夜、なかなか寝つけませんでした。ろくでもない内容になるのは分かってましたから。このまま朝が来なければいいのにと思ったほどです。

 まずは外務省のサイトより談話の全文を見てみましょう。
 
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海江田万里氏は中共のチベット弾圧を正当化しています

 今日は「細切れぼやき」もあります。

100809kaieda.jpg 民主党の海江田万里衆院財務金融委員長が、9月に行われる代表選への出馬に意欲を見せているそうです。
 小沢氏サイド、鳩山氏サイドにすでに出馬の意向を伝えたのだとか(産経8/7)。

 って……、やめてーーー!(ToT)
 菅さんも嫌だけど海江田さんも嫌です!
 だってこの人、ものすごい媚中ですよ!

 2008年3月、中国共産党によるチベット武力弾圧がありました。
 その当時の「ミヤネ屋」での海江田さんの発言を、拙ブログでは記録していました。未読の方、お忘れになった方のために再録します。

 08/3/22付:チベット問題に関心を持ち続けようからの引用です。


 過去記事引用ここから__________________________
 
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菅談話と戦後補償 仙谷官房長官は恐ろしい人です

100807sengoku.JPG

【注:画像は09年11月「事業仕分け」についての発言であり本文とは無関係です。あくまでイメージ画像ってことで(^^ゞ】

 8/2付:【日韓併合】外国人から見た日本と日本人(19)の最後に、「菅談話については改めて拙ブログでも書きたいと思っています」と予告しましたが、この時はまだ、もしかしたら談話発表を阻止できるかもしれないんじゃないかと淡い期待を抱いていました。
 
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「アンカー」現地取材でわかった普天間移設問題の現状

■8/4放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

国会論戦防戦続く菅首相…普天間移設計画は先送り?青山が沖縄現地取材!

100804-11-1sira2.jpg 沖縄に現地取材に行かれた青山さん。沖縄のトップはじめ庶民の方々と話してわかった、普天間問題の現状とは?

 コーナー前に、参院予算委員会や代表選に向けての民主党の動きについてニュース報道&青山さんの解説がありましたので、まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
 ※私の使っているMacOS9で再びYouTube視聴ができなくなりました。
  (ここ1週間ほどユーザーベージからは視聴ができてたんですが…)
  裏技使ってキャプチャしたので画像が粗いですが、ご容赦を<(_ _)>


 内容紹介ここから____________________________

 …………青山さんの解説(あくまで要旨)…………
    (  )内は山本浩之キャスターの発言です

参院予算委で荒井国家戦略担当相がキャミソール購入について説明 菅首相はまたもブレ(FNN8/4)
民主党代表選挙をにらみ、菅首相の対抗馬擁立に向けた新たな議員グループの会合相次ぐ(FNN8/4)

(まず、今日から参議院に舞台を移した国会をどうご覧になりますか)

 たとえばね、国家戦略担当大臣の荒井さんの答弁でね、国に役立つコミックを読んでたんだみたいな説明も、皆さん口あんぐりして聞いたんじゃないかと思いますけど…。

(あきれましたねー)

 ところが、あの荒井さんの答弁の中で思わず実態がばれた点があるんですよ。というのは、キャミソールを含め、秘書の私物が誤って混入したと言われたでしょ。それどうして誤って混入したかというと、実態がない事務所経費を追及されて、もう何が何でも領収書こうやって集めたんですね。実態がないからかき集めたんですね。その中に800円のキャミソールがあったわけです。だからあれは国会だと追及甘いから済んでるけど、取り調べだったら、あなたじゃあどうして混入したんですか?とやられる場面なんですよね。そこをきちんと追及しない方も追及しない方だと思いますけどね。

(代表選に向けて活発になっている動きについては?)

 これも奇怪なっていうか、珍妙な動きに今のところなっててですね。というのは、9月の代表選でもし菅さん替えるなら、また総理が替わるってことでしょ。これいくら何でもひどいよねって話がやっぱり先に立つから、現職の閣僚の方々はまだ手を挙げられる人いないわけですよ。ということは、主要閣僚やってるような本来ならポスト菅にふさわしいような人でも、今はじっと菅さんの支持を得なきゃならない。ところが一方で小沢さんは全く無役だから、ま、自由に動いてて、国会にも来てないわけですよ、例によって。いつもの小沢さんに戻った、その小沢さんの支持さえもらえれば、ひょっとしたら俺は総理になれるかもと思う、はっきり言うとやや小粒な人たちが今、手を挙げてるって状況です。で、小沢さんとしてはこうやってガサガサ動きを作っておいて、そしてやがて9月の声を聞いて、さあ本番になった時にたとえば突然ね、主要閣僚のうちの岡田さんとか前原さんに手を伸ばして、いきなりそこで支えてってこともありえるわけで。今、小沢さんがむしろフリーハンドを持ってしまってますよね。で、今ちょうど(VTRに)前原さんが映ってますけど、前原さんは反小沢で有名で、前原さん自身が揺らいでるとは僕は思わないけれども、前原グループに対して小沢さんグループの側から手が伸びてることは間違いがないんですよ。ま、そういう状況になってますね。だから今は見せかけの動きであって、何かちょっと高級な四川料理食ったとか(小沢氏に近い松木謙公議員のぶら下がり会見)、そんなのまでいちいちやらなくても(報道しなくても)僕はいいと思いますけど。すみません。

(ただ、動きが不愉快というか、有権者からするとバカらしいというか)

 さっきの国会答弁と合わせると、去年の8月に政権交代を果たして、みんなが政治に新しい期待を持ったのに、やっぱりそのことに一番責任を感じてほしいですよね。

 …………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………
 
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【日韓併合】外国人から見た日本と日本人(19)

このシリーズの一覧(人物名と国名)を作ってあります。
 【一覧】外国人から見た日本と日本人

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 「外国人から見た日本と日本人」。第19弾です。

 今年は日韓併合から100年ですね。
 今回はこれに関連した記述をまとめてみました(敬称略)。

※過去に紹介したものも混じっています。新規は■、紹介済は○です。
※イザベラ・バード著「朝鮮紀行—英国婦人の見た李朝末期」については拙ブログで紹介済ですが、このシリーズでは初出ということで新規扱いにしています。
 
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菅さんグダグダ

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【7月29日の民主党の両院議員総会より。皆さんどんどん悪相になってるような…(T^T)】

 7月29日の夜のこと。
 テレビニュースを見ていた夫が「おい、菅が小沢になってるぞ!」。
 はぁ?と思って見てみると……
 
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「アンカー」野中広務氏生出演 官房機密費とジャーナリズム

■7/28放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

不透明な官房機密費の実態は?野中広務元官房長官を青山&宮崎が生直撃!

100728-18stu.jpg かねてから予告されていたように、今回は野中広務氏がスタジオ生出演。木曜レギュラーの宮崎哲弥さんも参戦し、官房機密費が政治評論家に渡っていたとされる問題についての討論です。

 コーナー前に、死刑囚2人死刑執行についてニュース報道&青山さんと宮崎さんの解説がありました。この部分については、ちょっとコーナー本編が長くて起こす余力がないので省きます。freewillさんのブログ「誰にも手渡してはならない自由意志」が近日中にテキスト化して下さると思いますので、そちらをご覧下さい。すみません<(_ _)>

 間投詞や言い直しもできるだけ再現しました。但し細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。また複数の人が同時に喋っている箇所は少しあやふやです。それ以外はほぼ完全な起こしになっていると思います。

 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
 ※私の使っているMacOS9でこの春からYouTube視聴が不可能になっていたのですが、先週末あたりから復旧しました(正確にはユーザーページの画面のみ視聴可能に)。なぜ復旧したかは不明ですが、とにかくキャプチャ画像の粗さが今回から少しは改善されるかと。…でもそのうちまた視聴できなくなる可能性高そう(T^T)


 内容紹介ここから____________________________

山本浩之
「さ、このあとは青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーです。今日はゲストを招いての特別編と」

青山繁晴
「はい。あの、今日は小渕内閣の時に実力派の官房長官を務められた野中広務さんをお招きしてます。もうスタジオにお見えになってるんですけれども。あの、視聴者の方々よくご存知の通り、この4月に野中広務さんが、官房長官時代に官房機密費、いわゆる官房機密費を配ったという、非常にショッキングな証言をなさいました。で、そのショッキングっていうのは、例えば野党の政治家に渡したということもおっしゃってるんですけど、これは、まあ前から、政界では噂というよりはもう、半ば公然たる常識になってましたけれども、政治評論家をはじめとするジャーナリストにも渡していたという部分が、僕は一番ショッキングだと思います。で、ところがそのあと、その、ジャーナリストに渡ってたと言われているのに、ジャーナリズムの側、特にマスメディアでほとんどこれが取り上げられてこなかったと

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「で、この『アンカー』では何回か取り上げさせていただいて、そして野中広務さんに、ま、編集のきかない、えー、やり直しのきかない生放送でお話しいただけませんかってことをお願いをして、野中さんから、あとでご自分の口から、お口からも出るかもしれませんけど、逃げも隠れもしないということで、ついに出ていただけることになりました。で、 今日のキーワードはあえてこういたしました(フリップ出す)」

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山本浩之
「『人を信じられる社会のために』」

青山繁晴
「はい。あの、政治家に官房機密費っていう裏金、ないしは賄賂が渡っていたというのももちろん許されざることですが、ま、それなら前から聞いた話だけれども、えー、僕も元記者の一人として、人を批判する立場の人間、メディアの人間が賄賂に当たる金をもらってたと、これで世の中信じられるのかというのが、普通の国民の思いだと思いますから、野中さんに今日お聞きしたいわけはですね、何とか希望のとっかかりを見つけたい、野中さんの、えー、告白が勇気あるものだと信じて、世の中をよくするために、そのお話を改めてお伺いしたいと思ってます」

山本浩之
「分かりました。では、野中元官房長官を招いてお送りする“ニュースDEズバリ”スペシャル、えー、CMのあとお伝えします」

(野中スタジオ入場、拍手。いったんCMへ)

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山本浩之
「さ、今日は元官房長官、野中広務さんをお招きしての“ニュースDEズバリ”特別編です。野中さん、どうぞよろしくお願いいたします」

野中広務
「よろしくお願いします」

山本浩之
「そして木曜『アンカー』コメンテーターの宮崎哲弥さんも今日は参戦ということで(笑)、どうしてここに座ってるのかなということで…(笑)」

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宮崎哲弥
「いや、私は官房機密費の問題、非常に関心を持っていて、先ほど青山さんがおっしゃる、なかなかね、この、あの、地上波のテレビでなかなかやらないんですよ。私もあの、衛星放送なんかでやったんですけど、今日はね、この、その核心に迫るということで、あの、是非とも参加させていただきたいと(野中、笑)。まあ、あと、野中さん、あの、戦後保守政治家のこの、生き証人でいらっしゃるんですけど、今日お会いするのは初めてなので」

山本浩之
「ああー、そうなんですか」

宮崎哲弥
「是非ともあの、今日いろいろなお話を伺いたいと、きっかけにしたいということで伺いました」

山本浩之
「なるほど、分かりました。まあ、それにしても青山さん、もう、やっと実現しましたね」

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青山繁晴
「はい。まああの、野中先生に直接お電話でお聞きしたら、俺が断ってたわけじゃないということでしたが、あの、それにしても実現してよかったです。あの、ちょっと一言だけ、ちょっと先生も聞いていただけますか。あの、僕思ってるのはですね、今、相撲界のスキャンダルをメディアはさんざん追及してるんですけど、まああの、相撲界の闇もですね、全部明らかになったとはゆめ思いませんが、いちおう委員会を作り、外部の人も入れて調べてるわけですね。ところが野中先生から、記者やジャーナリストに渡ってたよという主旨のご発言があったのに、どこの新聞社も通信社も、僕は共同通信ですけれども、出身が、それからテレビ局も調査委員会すら作らないと。外部の人に調べさせることもしないと。これ絶対おかしいですから、いわば今日はそのきっかけになってほしいなっていうのが一つの真意なんですね」

山本浩之
「分かりました。じゃあその機密費についてですね、えー、野中さんが初めて言及されたのが4月19日のある報道番組の特集だったんです。えー、その衝撃発言の内容を村西さんから伝えてもらいます」

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村西利恵
「波紋を広げたTBSの報道番組での発言内容がこちらです。『月々、総理に1000万円、国会で野党工作などに当たる自民党国対委員長や参議院幹事長に各500万円程度のほか、政治評論家や野党議員らにも配っていた。評論家に転身した元政治家が小渕恵三総理に電話し、「自宅を新築したから3000万円ほどお祝いをほしい」と要求したことや、野党議員から「北朝鮮に行くから官邸にあいさつに伺いたい」と暗に機密費を要求されたこともあった』という内容でした。ではそもそもこの官房機密費とはどういうものなのか。簡単にまとめるとこうなります」

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村西利恵
「本来は内閣官房報償費という名前で、一般に機密費と呼ばれています。国政の運営上必要な場合、内閣官房長官の判断で支出される経費のことで、支出には領収書が要りません。会計検査院による監査も免除されており、現在は14億6165万円が毎年計上されています」

山本浩之
「ま、これまでも、その、国会などでも、確かに話に上ることが多々あったんですけれども、こういう具体的な数字を交えて、当の官房長官を経験された野中さんの口から出てきた証言ということで大変びっくりしたんですが、これをお話になったまずその真意というのは、どういうところにあったんでしょう?」

野中広務
「そうですね。あの、私自身もこういう機密費の在り方を快しとしておりませんでした。で、私は自分の娘から、快しとしてなかったら、なぜその時やめなかったのと、いう、娘に叱られましたけれども、しかし、やっぱり野党が参議院で多数を占めておる、金融不安な、大変な時に、こういうものを私の手で世間にですね、出さないということを、言うような勇気は私はありませんでした。だから私は私の在任中、残念ながら続けてきたと、こういうことでございます」

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青山繁晴
「うーん。野中さん、あの、今ね、あの、野中さんおっしゃったのは、あの、ま、金融国会も含めてその、野党対策費ってことですよね。でもそれは、ま、あの、野中さんが勇気ある告白をされる前から、まあやってるだろうっていうことはみんな思ってましたよね。ただその、政治評論家とかジャーナリストにまで、その裏金渡してたっていうのは、僕は正直、政治部に10年以上いましたけど、あの、僕のところには少なくとも全く働きかけはなかったし、あの、野中さんご自身もご承知の通りだと思いますけど、そこがあの、実は記者の側も受け取ってた、で、さらにその、野中さんは政治評論家だけをいわばおっしゃってますけれども、他の証言ではですね、その、新聞社とか通信社とか放送局の現職の記者にも渡ってて、その人たちは今、幹部でいるというような話もありますね。で、野中さんにお聞きしたいのはね、その、野党だけじゃなくて、その、ジャーナリズムの側に渡してたっていうことは、その、例えば国会を乗り切る上で、具体的なメリットがやっぱりあったんですか?つまり、そういう、報道の変化というか、報道ぶりが変わったっていうことがやっぱりあったんでしょうか」

野中広務
「いや、その、現職の記者とか、こういう人に渡したことはありません

青山繁晴
「ああ、野中さんはない」
 
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日本統治を直視する韓国の静かなる肉声「SAPIO」01.9.26号

 狭い自宅が古い雑誌や本でいっぱいに……。
 ついに夫から「何とかせえ」と指令が……(T^T)
 単行本はともかく雑誌は少しずつでも捨てていかなアカンなぁと、私も常々思っていたところでした。

 となると、捨てる前にもう一度読んでおきたくなるのが人間のサガ。
 1週間ぐらい前から斜め読みしてきて、面白い記事をたくさん見つけました。
 「この記事は保存しておきたいなあ。あっ、この記事も!」
 ……って、キリがない(T^T)

 そうだ!ほんとに保存しておきたいと思った記事は、テキスト化して残しておこう。
 その方がかさばらないしね。
 でも、私の手元にだけ置いておくのもちょっともったいない。
 ……じゃあブログに載せましょう!

 ということで、今回から始めます。
 昔の雑誌から、私が面白い、興味深いと感じた記事を転載するシリーズ。
 (実は最近、似たようなことやってるんですけどね。「CREA」92年9月号から、当時の参院選と、捕鯨問題の記事を転載しました)

 当面は「SAPIO」からの紹介です。
 「SAPIO」は私は年に2〜3回しか買わないので、その数少ないバックナンバーからの紹介となりますが……。

 今日は久々に「細切れぼやき」もあります。1個だけですが、最後まで見てって下さいね〜(^o^)


 全文起こしここから____________________________

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「SAPIO」2001.9.26号
特集【韓国「反日症候群」の正体】より

<非「反日」>
朴正煕・元大統領の次女ほか勇気ある韓国人がいまだから明かす

日韓マスコミが無視し続ける「日本統治」を直視する静かなる「肉声」

文・写真/ルポライター 井上和彦

 マスコミによってひたすら伝えられる韓国の反日はじつは「つくられた」部分が多い。日ごろはその声が伝えられることのないサイレント・マジョリティはどういう意見を持っているのか。日本の植民地統治を是々非々で考えようとする韓国人たちの衝撃の発言、これまで封印されてきたこれらの声を今こそ日韓両国は深く冷静に受け止めるべきではないか。
 
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なんだったんだ?金賢姫の4DAYS

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【政府が公開した金賢姫元工作員の来日中の映像。YouTube産経新聞チャンネルよりキャプチャ】

 本日のタイトルは、バービーボーイズのヒット曲「なんだったんだ?7DAYS」をもじったものです。
 って、バービーボーイズを知ってる人、もうあんまりいないかな(^^ゞ

 ちなみに「なんだったんだ?7DAYS」の歌詞、出だしはこんなふうです。

   いったい なんだったんだ? 7DAYS
   外にも出ない毎日
   こうして待ってたんじゃハートエイク
   ますます ひどくなる

   ひとりでヒーローやっちゃって
   忘れてるモーション


 ほんと、金賢姫の来日って何だったんでしょうね。
 拉致に関して特に新しい情報をもたらしたわけでもないし、そもそも何でこの時期にこんな形で招聘しなきゃならなかったのか。
 大きな疑問を感じたのは私だけではないはずです。
 
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「アンカー」青山さんお休み 過去の発言総集編

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 7/21(水)の「アンカー」青山繁晴さんのコーナー“ニュースDEズバリ”はお休みでした。

 青山さんは海外出張などで年に何度か「アンカー」のスタジオ出演をお休みされます。
 そういう場合はいつも事前に取材などされてVTRの方で出演されるのですが、今回は初めての“完全お休み”です。
 (お休みされた理由など詳しくはご本人のブログ2010年07月07日 08時21分18秒および2010年07月14日 13時47分47秒を参照)

 このことをご存知なくて、今日いつものように拙ブログを訪問して下さった方もおられるでしょう。
 がっかりさせるのも何なので、今日は“ニュースDEズバリ”をはじめ、青山さんが出演された過去の番組から発言を総集編という形でまとめてみました。

 青山さんの解説は、その時々の政局にまつわるものがダントツに多いのですが、今回はあえて青山さんが日本という国を考える上でのご自身の信念や理念、そういったものが反映されている発言を中心にピックアップしました。

 青山さんの長い発言の中から、これはと思う一部分を私の独断で取り上げる形になっていますので、必ずしもご本人の真意が伝わらない場合もあるかもしれません。
 気になる発言を見つけられた方は、リンク先から全文をお読みになって下さい。


 過去発言紹介ここから__________________________

05/12/5放送 関西テレビ「2時ワクッ!」有本恵子さん拉致事件レポート(後編)

 「あの、恵子ちゃんのご両親ですら未だにちゃんと言えないことを、僕、今日あえて申そうと思いますが、恵子ちゃんが現地で結婚した石岡さん、誘拐された札幌の男性。日本に、助けて下さいという手紙を出してきた。その後、さっきお父さんがおっしゃってたが、手紙を出したために処刑されたんじゃないかと。北朝鮮側の発表では、小泉さんが行った時に、恵子ちゃん、石岡さん、赤ちゃん、みんな石炭ガスで中毒死したと言ってる。いずれにしろ、ひょっとしたら生きてない可能性もあるかもしれない。なら、なぜ、手紙を出したことがそのきっかけになるかと言うと、実はこんな手紙が来たと北朝鮮に知らせた日本の人間がいるってことでしょ。有本さんは孤立無援の中で、手紙を、今日は誰とは言わないけど、手紙を持って回っていった。その結果、もし恵子ちゃんの身の上に何かあったんであればね、僕ら同じ日本国民として、政府だけには任せておけないでしょう?(涙)。あのですね、最後に言いますが、経済制裁を国民みんなが支持しないとだめです。ここまでやられて日本国民は黙ってるの?

 「金塊をもらってきた金丸信さんだけが悪いというよりも、経済制裁をやれとなぜ国民運動にならないか?未だに家族会、孤立してるでしょ?だから僕らの問題なんです。皆さん、それわかって下さい」

※ちなみに、青山さんは有本恵子さんと同じ神戸出身、しかも同じ幼稚園を卒業されているそうです(青山さんは少し上の世代なので、同時期に通われていたわけではないですが)。

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06/8/23放送「アンカー」北朝鮮核実験で日本の核武装論が高まる?

 「僕は物書きで時々論壇誌に論文を書くが、前に、日本は核武装すべきかという特集が組まれたんです。京都大学の現職の先生が、日本は核武装すべきだと。僕は最後まで、否認しますと。否認とは、否定よりも強く認めないと。その論文は、僕が過去に出した論文の中で一番嫌がらせの数が強かった。北朝鮮とかじゃなくて、日本国内から、なぜそんなこと言うんだ、日本はいつでも核武装できるようにすべきだと、ドッと来たんです。テレビを見てる人は別として、少なくとも国会議員、いま言った先生とか、たくさんいる。で、僕が最初にまず見せたいのはこのキーワードです」

 【キーワード】 命ある限り核に反対

 「使命としても、天命としても反対する。理由は二つある。一つは、北朝鮮が核武装をします。早ければ年内に実験して持つ。中国はすでに実験して持ってます。そういう国から核兵器で狙われても、核に対しては核でしか対抗できないというのは思い込みです。十分、通常兵器で核に対抗できる。僕らの国というのは、アジアでたった一カ国、本当の民主主義を持ってる。国民国家である。国民共通の体験として広島、長崎がある。ただ悲惨な体験ではなく、戦わない人々を無差別に殺したというのを僕らは知ってるから。僕自身は日本の攻撃力を高めるべきという立場です。さっき出たけど、安倍さん、額賀さんはほんとは先制攻撃論じゃなく、日本の防衛力を高めようということ。僕はその立場に立つのに核兵器だけは反対。意味が違うから。無差別殺人だけはしてはいけない」

 「5年ぐらい前に僕は東大で臨時で講義しました。一番成績優秀だった女子学生は、青山さんは、広島・長崎があるから核武装すべきでないと言うが、それはセンチメンタリズムじゃないですか、国家戦略から言ったら、中国は持ってて、北朝鮮も持てば、日本も核武装すべきと。その時に、僕もそう思うと言った学生らが、財務省や外務省など中央省庁に全て入っている。臨時講義として僕はどう言ったか。センチメンタリズムじゃなく哲学だ、理念だと言った。講義には現職の自衛官も連れてった。日本を守ってるこういう人がいるんだと見せた。日本の防衛力は高めなきゃいけないが、それは戦うことを義務づけられた自衛官が戦うことを言うんであって、広島・長崎のように何の罪もない、義務を負ってない人を殺すことはしないというのは、国民国家、日本の理念。中国とも違う、北朝鮮とも違う。やがて朝鮮半島が統一して統一朝鮮が持ったとしても、それとは違う国で日本はいる。核武装しないのは理念である、と僕は言った」

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06/8/30放送「アンカー」皇室はどうあるべきか?

 「僕も実は女性天皇には賛成してるんですが、女系天皇には反対なんです、僕個人で言うと」

 「これは僕の記者時代の経験から言っても、世界にたくさん王室ありますが、まず2000年もほぼ一系統で続いてるのは我が国だけで、だからこそ僕たちの文化だと思ってるんですけど、しかもその最初の祖先まで、いちおう神話とか、いろいろ疑問点はあっても、すっとたどれるのは日本の皇室だけ。例えばイギリスのエリザベス2世にしても、少し前まで行けば、誰が祖先かわからないというのが実情なんです。もうヨーロッパの王室というのは全部そうです。他の国もそうですね。ということは僕が言った、女性天皇はOKだというのは、この皇室典範が変わる時に、これ(男子)やめちゃえばいいんです。父系がこれを継承する、だけにすればいいんです。で、女性天皇は過去も生まれてるわけですから、例えば今回も紀子さまのお子様が女の子でも、そうすると例えば雅子妃のお嬢さんである愛子さまが仮に女性天皇になっても、そのお子様は継承できないというふうにしてあればですね、これは何も伝統は変わらないわけです。だから、いいですか、今のは僕の個人的な意見ですが、皆さんに理解してもらいたいのは、もう男系・女系という分からない言葉はやめて、父系・母系だけを考えればいい

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07/3/28放送「アンカー」カタール報告 日本核武装を求める2大国

 「僕自身は核武装に反対です。しかしよくわかったのは、北朝鮮が核武装しようが、中国が核ミサイルを日本の都市に照準合わせようが、いままでの日本は何にも言ってこなかった。ただ平和が大事、だけ言ってきた。それだけではもうすまなくなってる。むしろ逆に、僕のような反対論も含めて、核も含めてちゃんと議論して、日本だっていろんな選択肢があることを見せることによって、むしろ世界の平和安全が保たれるんじゃないかということを感じました」

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07/5/9放送「アンカー」日米報道の差 首脳会談・銃乱射・慰安婦

※韓国人学生によるバージニア工科大学銃乱射事件に関連して。

 「アジア系の移民はずいぶん差別を受けてるけど、皆さんこれ聞いて下さい。僕、今回一つ感動したのは、日系のアメリカ人、日系人、本当に尊敬されてる。もう1回言いますよ。ワシントン、シカゴ、ニューヨークとけっこう幅広く話を聞きましたが、いや、日系人だけは別だ、と。僕、ナショナリズムで言ってるんじゃないですよ」

 「本当に、僕たちは先人たちに感謝すべきで、アメリカに行った日系人が、例えば商売をやる時に、ケチな商売をせずに、地域に奉仕もする、貧しい人には割引もする、それから何よりも、嘘をつかない。絶対嘘をつかない。それはアメリカ人にとって大事なことだから、日系人だけは尊敬されるんです。この(アジア系移民)の中でね、そのことはみんな誇りを持った方がいい。日本ではこういうこと言うとすぐ、ナショナリズムと思われるけど、こういう事実もちゃんと見た方がいい

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07/7/11放送「アンカー」有本恵子さんご両親インタビュー

 「さっき陰膳が出てきたでしょ。陰膳って昔から日本にある習慣で、これを人情話、普通のそういう話だと僕も最初は思ってたんで、正直言うとね。しかしさっき言ってましたけど、あまりにも美味しかったの。で、お母さん、有本嘉代子さんはもう81才になられてて、80超えてるでしょ。で、僕も自分の母親が80超えてるんですけど、昔、若い時のような味付けはやっぱりだんだんできなくなってて、正直、僕の母親には言わないけれど、味変わったなと思うわけですよ。ところが有本嘉代子さん、81才の作られたあの陰膳の味がね、ほんとにレンコンだけじゃなくてオクラとかね、それからさっきのお魚とかね、えーって言うぐらい美味しかったんですよ。それで僕、あの時はただ美味しいと言って帰ったけど、東京に帰って土日過ごしてるうちに、たまたまあるお菓子屋さんと話する機会があってですね。そのお菓子というのは、作る職人が、本当に誰か特定の人に食べさせたいなと思って作ったら、急に味が変わって、そのお菓子だけが売れるんですよってことをね、東京のけっこう古いお菓子屋さんの話を聞いて、僕ははっと思い当たって、そうか、あれがあんなに美味しかったのは、お母さんが恵子ちゃんに食べさせたいからだったんだなと(涙)、正直僕は、それまで気がつかなくて、何て浅はかだと思いますけど、初めてわかったんですよ。それで、お母さん、さっき正直に言われてたでしょ。行方不明になってもう20年経ってるわけだけどね、20年以上経ってるわけだけど、陰膳始めたのは、実はまだ8年ぐらい前ですと、お母さん嘘つかない人だから、飾らないから、そう言われてたけど、その8年前っていうのは、北朝鮮の子供たちが飢えてるというのをテレビでたまたま見て、あ、自分たちは、ひょっとして恵子はね、石岡さんという人と結婚して、ひょっとしてある部分で幸せなのかなと思ってたけど、そうじゃなくて飢えてるんだということがわかって、そこから陰膳を作り始めたわけですね」
 
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