<< 祝・安保法案成立!死んだのは自民党ではなく民主党… Tweetまとめ15.09.01〜15.09.15 | main | 安保法制で自衛隊の活動は変わる?憲法前文の諸国民って誰? 青山繁晴「インサイト・コラム」 >>

SEALDsと薬害エイズ運動の学生がだぶって見える

「人気blogRanking」クリックお願いします→人気blogランキングへ
ご面倒でなければ「にほんブログ村」もお願いします→にほんブログ村 政治ブログへ



150921-01SEALDs.jpg

 安保法が成立した今、私が特に気になっているのは、SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)の今後です。

 SEALDsが、彼ら自身が主張するように政党や団体とは本当に無関係のグループであれば、どうぞご自由にと思いますが、総合的に見ると、どうも大なり小なり関係があると考えざるを得ない状況です。
 

 全労連から車を借りたのは事実であることを、SEALDsの奥田愛基氏も認めています(日刊ゲンダイ 2015年7月26日)。


 朝日新聞にこんな大きな意見広告を出すには、何百万、あるいは1千万程度の費用がかかるとされています。
 学生の寄付集めだけで賄える額なのでしょうか?
 朝日がタダ同然で掲載させてあげた、というなら別ですが…。

 私はあまりウォッチしてないからよく知りませんが、他にも、政党や団体とつながっていることを窺わせる事例がいろいろあったようです。


 私が心配しているのは、SEALDsの学生たちが運動をワン・イシュー(安保法)だけで終えることができず、この先、別の運動に絡め取られていかないかという点です。

 余計なお世話と言われるかもしれませんが、90年代半ばの薬害エイズ事件の運動に携わった学生たちのように、左翼系団体にオルグされて、人生を狂わされたりしないかと…。

 なぜ私が薬害エイズ事件の運動を思い出したかというと、左翼系団体にオルグされていく学生たちの様子を描いた、小林よしのり氏の「ゴーマニズム宣言」を当時読んでいたからです。

※強すぎる反米、女系天皇容認論など、氏の主張に違和感が出てきたので、現在「ゴー宣」は全く読んでいませんが。

 小林氏は、当時、縁あって学生たちの運動に深く関わっていました。

 その小林氏が、奥田愛基氏との対談の中で、心配してこのような話をしています。

――小林さんは、『戦争論』以前の90年代半ば、いわゆる薬害エイズ事件の責任を追求する運動を学生たちと共に行い、その顛末を『脱正義論』(幻冬舎、96年)としてまとめられています。

150921-02koba.jpg

小林 当時、『ゴーマニズム宣言』の読者は、圧倒的に大学生が多かった。で、連載で薬害エイズ事件を取り上げたところ、彼らが協力してくれて、一緒に厚生省を取り囲むデモをやったりしたんです。
ところが、ある時期からそこに左翼系の団体がどんどん入ってきて、自分たちの運動に学生たちを取り込もうとしだした。わしはそれを「危ないなぁ」と思って見ていたんだ。で、結局、薬害エイズ事件の運動そのものは、厚生省が謝罪して原告側が勝ってしまった。だから、決着は付いたはずなのに、学生の中には運動そのものが生きがいになってしまった人たちがいっぱいいて。そして、「運動をやめたくない」と言って、左翼に絡めとられていった。
それに対して、わしは異を唱えたわけ。「若者たちよ、日常に帰れ」と。当の学生たちにはものすごく反発されてしまったんだけど。
でも、社会問題を解決するためには、デモだけじゃダメだと思うんだよ。ひとりひとりがきちんと現場を見つけることが大事。新聞記者になるのもいいかもしれない、ジャーナリストになるのもいいかもしれない、あるいは政治家になるのもいいかもしれない。薬害エイズ事件に関して厚生省が悪かったんだとしたら、内側から組織を変えるために、厚生省の職員になるのもいいかもしれない。そうやって、「現場からじゃないと、将来は変わらないよ」と。「緊急時には集まってデモをやって、ひとつのイシューが終わったら解散して、各人の現場に戻ろうよ」ということをわしは訴えたんだけど、この理屈がなかなか分かってもらえなかったんだ。
きみたちも、いま、安保法制が危険だと思っているから運動をやってるわけでしょう? そのワン・イシューで集まっているだけで、運動自体が好きなわけじゃないわけでしょう?

150921-03oku.jpg

奥田 いや、もう、毎日「止めたい」と思っています。

小林 (笑)。

奥田 こんなことはいつまでも続けていられないというか、続けていたら自分たちの日常が壊れてしまうっていう感覚のほうが強いですね。

小林 まったく正しい。それこそが正常な感覚ですね。
(中略)

奥田 なので、僕としては、毎週、デモが終わるたびにしんどいっていうか、「これ、いつまで続けるんだろう」って思うんです。ただ、安保法制成立を止めるためにやっているので、とりあえず、(通常国会の会期である)9月いっぱいまでは。
ちなみに、〝SEALDs(Students Emergency Action for Liberal Democracy s)〟という名前の中に〝Emergency Action(緊急行動)〟という言葉が入っているのも、この運動を常態化させないっていう意識の表れで。

 対談が行われたのは、8月8日です。

 ここでの奥田氏の発言を素直に読めば、SEALDsの運動はワン・イシューである(安保法案が成立したら運動は終わり)であるというふうに見えます。

 ところが、SEALDsのHPを見ると、こうあります。

【日本の政治状況は悪化し続けています。2014年には特定秘密保護法や集団的自衛権の行使容認などが強行され、憲法の理念が空洞化しつつあります。貧困や少子高齢化の問題も深刻で、新たな生活保障の枠組みが求められています。緊張を強める東アジアの安定化も大きな課題です。今年7月には集団的自衛権等の安保法整備がされ、来年の参議院選挙以降自民党は改憲を現実のものとしようとしています。私たちは、この1年がこの国の行方を左右する非常に重要な期間であると認識しています】
http://www.sealds.com/#statement

 いつ書かれたものか知りませんが、「今年7月には…」という文言から、対談の日(8月8日)以前に書かれたことは確かです。

 これを読む限り、「安保法案の反対運動が終わったらSEALDsは解散、学生らは日常に戻る」とは、とても思えません。

 というか、彼らはその先の、来年の参院選のこともはっきりと意識してますよね。

 現に、安保法が成立する直前の9月16日、日本外国特派員協会の会見で、奥田氏はこう述べています。

150921-04gaikoku.jpg

奥田氏:これがどのように続いていくか。これは大学生の夏休みだけの活動ではないということを強調したいです。
実際に抗議に来てもらえればわかるんですけど、来ている方は人口そのままというか、20代もいれば30代もいれば40代、50代、60代、70代もいるというような抗議です。ということは、その6分の1でしかないわけですね、私たちは。
先程から強調しているように、日本各地で起こっているわけで、これは世代を越えて、また地域を越えて人々が声を上げています。このつながりが僕はそのまま選挙にも影響を与えると思っています。
つまり我々は世代を越えて、もしくはある程度の支持政党とか、そういう政治思想的なことを越えてある、一点の目的、目標を掲げて共闘することが可能です。
そしてまた、毎週ほぼ全てとは言いませんが、主要野党の政党の方が来ていただいているので、それがうまく選挙で協力していただければ、我々としてもかなり次の選挙を応援しやすくなるのではないかと思います。
現在では、(安全保障関連法案への)賛成議員を落選させようというのが合言葉のように使われています。いわゆる法案が通るまでの運動とは違うものに今なりつつあるのではないかと思っています。

 そもそも、SEALDsは前身団体としての時代があり、それはSASPL(サスプル:Students Against Secret Protection Law/特定秘密保護法に反対する学生有志の会)という名称でした。

 SEALDsのHPの一番下にメッセージがあり、そこにはこう書かれています。

【(特定秘密保護法の)施行後はex-SASPLとして、主に沖縄、辺野古基地問題に関するアクションを行ってきました。
(中略)めまぐるしいスピードで変動する政治状況を前にダラダラしている暇はありません。私たちはより幅広いイシューをもって、この国の自由と民主主義を破壊する勢力への政治対抗をする必要があると判断しました。このSEALDsはSASPLの後継団体として、これから様々なアクションを行っていくつもりです


   SASPL(特定秘密保護法)
   ↓
   ex-SASPLE(辺野古基地問題)
   ↓
   SEALDs(安保法案)
   ↓
   ????(参院選を見すえた野党との連携運動???)

 SEALDsの運動は安保法案に特化したものだと思っている人も多いのかもしれませんが(現にそうしたコメントを私も読者の方からいただいたことがあります)、こうした経緯を見れば、「SEALDs=ワン・イシューで終了」というのは、最初から幻想だったと言わざるを得ません。

 さらに奥田氏は、9月19日未明の法案成立後の集会でこう語っています。

【これから、やることはわかってる。世論の力で安保法制を使わせないようにしよう。選挙に行こう!賛成議員を落選させよう!!】

 私には、彼らが“非日常”のプロの運動に、あえて自分たちから組み込まれていこうとしているように見えて仕方がありません。

 中心メンバーの奥田氏はそれなりの覚悟を持ってやってるだろうから(何せ公聴会で意見を述べたりするぐらいですから)、組み込まれてしまってもあるいは本望なのかもしれませんが、他の学生たち、特に純粋に「安保法案阻止」だけを目的に参加した学生たちは、そこはどうなのだろう?

 小林氏が危惧していた、薬害エイズ運動の負の部分(左翼系団体にオルグされる)が再現してしまわないだろうか?


150921-05HIV.jpg

 上記対談で小林氏が言っている(薬害エイズ事件に入ってきた)左翼系団体とは主に共産党系や労組ですが、人権弁護士らも混じっていました。

 安保法案の反対集会やデモを仕切ったり支援したりした「プロ」の面々と、ほとんど同じメンツです。

 薬害エイズ訴訟の支援団体「HIV訴訟を支える会」は、東京だけでなく地方にもありましたが、小林氏が当時得ていた情報では、やはりそこでも仕切っていたのは左翼系団体で、主に日本民主青年同盟(民青=共産党の関連団体)の同盟員だったそうです。

 彼らは学生たちを、薬害エイズ以外の運動にも動員しようと画策し、次々とオルグしていきました。
 当初は「個」の連帯だった学生たちの運動を、「イデオロギー」の連帯に変貌させてしまったのです。

 しかも信じがたいことに、彼らは学生だけでなく、HIV訴訟の原告の家族たちも巻き込もうとしました。

 ある原告の家族は、小林氏にこのような手紙を寄せています(「新ゴーマニズム宣言」単行本第2巻p.83)。

伏せっている家族を守るのに精いっぱいなのに、運動に参加しないと非難される。
 それだけでも相当な負担なのに、なぜ病人を抱えた自分たちが戦争責任にまで言及していくような運動に関わらなければいけないのか


 薬害エイズの運動に刺激され、実際に「『従軍慰安婦』にも国家謝罪せよ」と運動を始めた若者もいたと、小林氏は指摘しています(ちなみに、こうしたことがきっかけで、小林氏は薬害エイズの次に慰安婦問題に取り組むことになったそうです)。
 
 同様に、SEALDsもこの先、戦争責任まで追及していくような運動に突き進んでいくのではないか?
 SEALDsが9月2日に発表した「70年談話」を見るにつけ、その疑念は大きくなります。

満州事変に端を発する先の戦争において、日本は近隣諸国をはじめとする多くの国や地域を侵略し、その一部を植民地として支配しました。多くの人々に被害を及ぼし、尊厳を損い、命を奪いました。私たちは、この国が二度と同じ過ちを繰り返さないために、その過去と真剣に向き合い、自らの責任を果たしていきます。
(中略)過去の戦争や植民地支配が生み出した不幸は、今日まで続いています。被爆の後遺症に苦しむ人々や、尊厳を傷つけられたままの元従軍慰安婦の方々をはじめ、多くの人々の身体的・精神的な傷は、そう簡単に癒えるものではありません。さらに、被爆者の子孫や在日朝鮮・韓国人に対する差別や偏見などはいまなお残っています。また沖縄の過度な基地負担も、先の戦争が生み出した問題です。私たちは、戦争によって生じた数々の苦痛と無関係ではありません】



150921-06ryuuhei.jpg

 私は奥田氏を見ていると、川田龍平氏(参議院議員=現在「維新の党」所属)を思い出します。
 川田龍平氏は薬害エイズ訴訟の原告の一人で、学生たちの運動の中心人物であり、象徴的な存在でした。

 但し、川田龍平氏の場合、もともと母の悦子氏が日本共産党に近い日本民主青年同盟(民青)、新日本婦人の会(新婦人)などに属していました。

※ちなみに悦子氏は2000年に無所属で、あの「市民の党」の応援を受ける形で出馬し、当選しています(2003年の衆院選で落選)。

 しかも、川田龍平氏は、学生たちが左翼系団体にオルグされているのを知っていて、見て見ぬふりをしていました(あくまで小林氏の「脱正義論」によれば、ですが)。

 つまり、川田龍平氏に近いところにいた学生たちは、最初から共産党や関連団体に取り込まれやすい環境にいたと言えるわけで、それを奥田氏やSEALDsと重ねるのは乱暴かもしれません。

 ただ、共産党をはじめとする左派政党から見たら、奥田氏はカリスマ性があり、言葉は悪いですが「利用しがいのある人物」だと思います。
 “戦争法案”に反対する若者の運動の象徴的存在として、毎日のようにニュースに登場したことで知名度もありますし。

 そんな奥田氏やSEALDsを、来年の参院選で利用しようとしているのは、共産党だけではありません。
 安保法成立後、民主党もSEALDsに「今後も共闘しよう」と秋波を送っています読売2015年09月18日 23時27分)。


150921-07okuda.jpg

 もうひとつ心配なのは、今回は、薬害エイズの時以上に、若者が新たな運動にのめり込んでしまう要素が強いことです。

 薬害エイズ事件では、国も企業も加害責任を認めて謝罪しました(ちなみにこの時の厚生大臣は菅直人。この人の政治家人生で唯一の業績かも?)。

 つまり、学生側が「勝利した」のです。

 にも関わらず、そこで満足できず、社会運動を続けたいと考え、左翼系団体に取り込まれてしまった学生がたくさんいました。

 ところが、今回は薬害エイズの時とは違い、安保法案が“成立してしまった”、つまり、学生側は「敗北した」。

 彼らは、今、さぞ不完全燃焼の状態で悶々としていることでしょう。

 「このまま運動をやめるわけにはいかない。新たな目標に向かって頑張って、今度こそ勝利したい」と考える学生たちは、少なくないと思われます。

 新たな目標とは、まさにSEALDsのHPにあるように、また奥田氏も述べているように、次の選挙で反安倍勢力を勝たせるための支援運動でしょう。

 あるいは「70年談話」にあるように、慰安婦問題や在日の問題、沖縄基地問題なども俎上に上ってくるのかもしれません。

 勉学や就職活動が疎かにならないよう自己管理できる学生ならばともかく、どちらが本業か分からない状況に陥る学生も必ず出てくるでしょう。
 それは、歴史が証明しています。

 小林氏の言葉を借りれば、こうなるのでしょう。

  「とっとと日常に戻れ!」
  「とっとと就職しろ!」
  「現場から社会を変えろ!」



 ……さて、これはたぶんブログに初めて書くことですが、私は大学に入りたての頃(1983年)、左翼運動に片足突っ込んでました。

 当時の大学というのは左翼的な傾向が強く(今もそうかもしれませんが)、改憲派などは右翼、軍国主義者と蔑まれていました。
 憲法の先生がもうはっきりと改憲派だったのですが、学生らからやはりそういう目で見られていました。

 私の家はずっと朝日新聞を購読しており、私自身も日教組の教育で育ったものですから、そう強烈ではないものの、やはり左翼的な考え方の持ち主でした(小林よしのり氏が言うところの「薄甘いサヨク」)。

 そういうわけで、私は大学入学直後、部落差別を主体とした人権擁護の運動サークルに勧誘され、数カ月間、そこに籍を置いていました。

 集会の時、壇上で声明文を読まされたこともあります(こっぱずかしい思い出(T_T))。

 最初に集会に参加した時から何となく違和感があって、短期間で脱けましたが、周りの先輩方を見ると6回生とか7回生とか、大学に長く残っている人たちが何人もいました。

 「いつまでも就職しないことで、親御さんは何も言わないんだろうか?」と私なりに疑問に思ったものでした。

 小林氏がそんな彼らを見たら、「とっとと就職しろ!」「現場から社会を変えろ!」と説教していたに違いありません(^_^;

 SEALDsに所属している学生諸君も、運動を続けたい人は、留年しようが何しようが続けるのでしょう。
 もちろんそれは個人の自由なので、私がどうこう言う権利はありません。

 が、その上で、老婆心ながらあとひとつだけ言わせてください。

 それは、本気で自分たちの主張を広めたいと思うのであれば、理解してもらいたいと思うならば、自分たちと意見の異なる人々を排除する手法は採らないで下さいということです。

 排除するのではなく、意見の異なる人たちとも積極的に対話や議論をして、一人でも多く、自分たちの側に取り込む努力をすべきではないでしょうか。
 「身内」だけに訴えかけても、支援の輪は広がりません。

 たとえば、私はツイッターで、SEALDsや奥田氏に対して一度もコメントしたことはありませんが、なぜかブロックされています(どうやら意見の異なる人を自動的にブロックするツールがあるらしい)。
 ですから、彼らに意見を届けたいと思っても、それができません。

 同様に、SEALDsに賛同する立場の方々の大半からもブロックされているので、その方々に意見を届けることもできません。

 逆に、その方々からこちらにはよく意見が届きます。
 が、返事をしたくても、ブロックされているのでできません。

 つまり彼らは、意見の違う人間が対話や議論をしたいと望んでも、テーブルに着くことすら許してくれないのです。

 反対の意見をぶつけられることは、確かにストレスがたまります。
 中には、単なる悪口、罵詈雑言をぶつけてくる人も多いでしょうから、ブロックしたくなる気持ちも分からないではありません。

 ですが、日本の政治を変えるという大きな目標を本気で実現したいと思うのであれば、そのストレスを受け止める覚悟も必要ではないでしょうか。

 政治を変えるには、国民から幅広い支持を得なければなりません。
 現在のような排他的な手法を取っていては、それは難しいのではないでしょうか。

 自分と意見の違う国民からどんなに批判されてもブロックしない、民主党の小西洋之参議院議員を見習ってほしいです。

 (小西議員は私から見て「どうしようもない人」ですが、ここは唯一評価できる点です。あなたにコメントを一度もしたことのない私をブロックしている有田芳生議員、聞いてますか?)


150921-08fukuoka.jpeg

 ……などと思っていたら、先ほど偶然、こんなまとめを目にしました。

SEALDs福岡の大学生「もし中国や韓国が攻めてくるなら、僕が九州の玄関口で、とことん話して、酒を飲んで、遊んで、食い止めます。それが本当の抑止力でしょう?」

 これがSEALDsの総意なのかどうか、私は知りません。

 が、もし総意だとしたら…

 国籍も言語も文化も習慣も物の考え方も根本的に違う外国人と、あなた方は話し合うだけの度量があるのでしょう?

 だったら、同じ日本人を、安全保障に関する考え方が違うというだけで、一方的に排除するのは、理屈に合わない話だと思いませんか?



※拙ブログはAmazonアソシエイトに参加しています。紹介している商品をクリックしてAmazonを訪問された皆様がすぐに購入されなくても、24時間以内にその商品や他の商品を購入されれば当方の報酬になります(紹介している商品にお目当ての物がなくても、どれかを適当にクリックしてAmazonの中に入っていただき、そこから目当ての商品に検索などで飛んでいただき購入されれば、当方の報酬になります)。「寄付」的にご協力いただければ幸いです。




「人気blogRanking」クリックお願いします→人気blogランキングへ
ご面倒でなければ「にほんブログ村」もお願いします→にほんブログ村 政治ブログへ
ご面倒でなければ「FC BlogRanking」もお願いします→FC2 blogランキングへ
拙ブログのミラー(FC2)にfacebookのボタンがあります。

竹島に関する動画:英語版(Takeshima - Seeking a Solution based on Law and Dialogue

尖閣諸島に関する動画もあります。いずれも12カ国語公開されています。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。

megumi080328-2.jpegアニメ「めぐみ」配信中。
日本語版のほか外国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!

takeshima dokdo dokto tokdo tokto
________________________________________________
★コメント・トラックバックを下さる方へ
お手数ですが規約(13.5.9改訂)に一度目を通された上でお願いいたします。
政治 | comments (27) | trackbacks (0)

Comments

久しぶりにコメントを送らせていただきます。

学生たちが左翼運動に絡めとられることもあるでしょうが、学生の方から左翼団体に売り込みをかけることも考えられます。
SEALsの奥田氏などは、ひそかに国会議員への道を志しているかもしれません。(根拠はありませんけど)

>SEALDs福岡の大学生「もし中国や韓国が攻めてくるなら、僕が九州の玄関口で、とことん話して、酒を飲んで、遊んで、食い止めます。それが本当の抑止力でしょう?」

こういう人たちに共通している思考は、相手が話し合いそのものを拒絶する可能性を考えていないことです。
紅而遊戯 | 2015/09/21 07:41 AM
おはようございます。
SEALDsの脳天気な若者と、自分達の国家を持ちたい、その為に銃をとって戦う18くらいのクルド人の女の子達と議論させてみたいものです。
クルド人も国を持たない民族なのです。
自分の国がない為に、迫害を受けたり虐殺されるような目に合ったり・・
クルド人も自分の国家を持って平和に暮らす事が夢なのです。
SEALDsに限りませんが、SEALDsに擦り寄り平和運動ごっこをしている連中は銃を取って戦わなければ生きられない苛酷な環境の中に生きる人々と比べれば、恵まれすぎた環境の中で大人になりたくない幼児が我儘を言ってるだけにしか見えません。
ねむ太 | 2015/09/21 08:53 AM
くっくりさん、こんにちは。

今回の記事で、私も小林よしのり氏が薬害エイズ事件の運動に協力し、そしてプロの運動家に敗北していったあの流れを思い出してしまいました。
小林さんと奥田くんの対談を見ていてもそんなに変ではないのに、どんな子でも組織に狙われて取り込まれると無理なのだな、というある意味の諦念を抱いてしまいます。

金と金メッキの思想があれば木っ端の市民なぞどうにでもなるという、共産主義の選民思想に寒気がします。
まあ、資本主義も宗教主義も同じなのですが。

人を狂わせ社会を破壊する「一見きれいな思想」に対抗するには、個人は微力すぎるのか。
状況としては悔しいですが、まだまだ手探りの状況が続きそうです。
しろぎつね | 2015/09/21 10:16 AM
私は、正直シールズも安倍内閣(特に菅義偉)、小林よしのりは同じ穴の狢だと思います。
彼らを見ると欧州(ロシア除く)とアメリカに対しては何も非難している様には見えないからです。
アメリカを批判してもそれ以上にロシアを批判している人も多い。
鳩山由紀夫さんの本で「ウクライナ危機の実相と日露関係」の本でこの様な内容が書かれていました。
「世界はアメリカ一極支配が進んでいると。」
更にその本を読むとノルマンディーの件で原爆投下の映像でオバマはガムを噛みながら拍手したが、プーチン大統領はロシア正教の十字架を切って哀悼示したが、日本のメディアは取り上げなかったと。
更にラジオスプートニクで、欧州でナチスから開放したのはソ連の筈なのに、英独仏の3国は英米のお陰だと勘違いしているから欧州も日本と同様にアメリカの支配下から脱却出来ていないと思います。
小林よしのりやシールズが日露同盟の強化と憲法9条の改正を出せばアメリカに取っては脅威になるからです。
そして北方領土の件も日本がアラスカやハワイ、グアムがアメリカが不法占拠したと強く訴えてアラスカをロシアに帰属出来れば返還する可能性は高くなります。
現にその件をイランラジオとラジオスプートニクで取り上げました。
露国の思い | 2015/09/21 01:36 PM
小林よしのり氏がSEALDsに肩入れするのは安倍総理を非難して自分の論理を正当化しようとする彼一流のやり方の一環と受けとめていました。ところが、小林氏は掌を返すようにSEALDs批判をブログで始めておられます。
http://netgeek.biz/archives/49245

さらに茂木健一郎氏との対談も興味深い内容。
http://news.livedoor.com/article/detail/10593426/

いったん相手を持ち上げたり、手を組んだりした後で訣別し、非難を始めるのも小林氏の常套手段。いつものことですが、割り切れぬものです。
プリテンダー | 2015/09/21 04:18 PM
こんにちは。青山さんのアンカー書き起こしでこのサイトにたどり着いて以来、いつも参考にさせていただいています。

もうご存知かも知れませんが、SEALDsについてはキリスト教左派の影響が非常に強いようです。
あまり深く考えず、正義感に駆られた単純な若者たちと単純に思っていたので、ちょっと薄ら寒い思いです…。

http://togetter.com/li/873269?page=1

ご参考まで。
Automne | 2015/09/21 05:52 PM
日露同盟・・・さすがに条約を無視して日本の領土を奪い取るような国と同盟なんぞしても信用できないと思いますがねえ。米と露、どちらもロクデナシですが約束を守る事に関してはまだ米の方がマシなような気がするんですが。

しかし、くっくりさん優しいですね。確かに若者がそのままプロ市民活動家になってしまうのは気の毒ですが、彼等は誰かから言われた事ではなく「自分で調べて考える事」をしないと活動家ルートは回避出来ても似たような事にはなるんじゃないかと思います。
前の記事にコメントした若者の頃から政治参加意識を持った友人は、歳を重ねてより強固になり共通の友人からは嫌がられてきています。友人の場合は親が入信しているため、子供の頃から刷り込まれた物があるので今更どうにもなりません。
その点、大学生達はまだ間に合うのですから真っ当な社会人になって欲しいですね。

しかし彼等はちゃんと投票に行くんでしょうかね?シールズ()内での投票率を知りたいものです。
yuri | 2015/09/21 06:22 PM
キリスト教左派
そういう反日サヨクが存在しているとは知りませんでした。


SEALDs(シールズ)とキリスト教左派
http://togetter.com/li/873269

を読むといろんなつながりがあるんだと、そういう左傾の連中が
どうやって日本を貶めようとしてるか微かにだけれど見えてくるようです。げんなりです。

もちろんあちら側は、中国に謝罪をして朝鮮に謝罪をして
ありもしなかった従軍慰安婦を認めることが日本のためだと思ってるのかもしれないですけど
まるし | 2015/09/21 09:44 PM
「もし中国や韓国が攻めてくるなら、僕が九州の玄関口で、とことん話して、酒を飲んで、遊んで、食い止めます。それが本当の抑止力でしょう?」

数年前のチベットを見る限りでは、撃たれておしまいですね。その場で撃たれるくらいならまだましなほうかもしれない・・・。
| 2015/09/21 09:46 PM
ママの会というところも共産党から宣伝カーを借りたと言っていましたね。
月見 | 2015/09/21 10:15 PM
日本という国家が、何を目指しているのか分からない教育では、こうやって簡単に特定の思想に絡めとられる時代が続くんでしょうね。
まこまこたん | 2015/09/21 10:22 PM
久しぶりのカキコです。

この奥田って人の顔はこのブログで初めて知りましたが(テレビ嫌いなので)、本当に日本人なのでしょうか?

どうにも半島的な顔にしか見えません。この年代の顔ってこんな感じなのでしょうか(^^;
hiten | 2015/09/21 11:18 PM
私もくっくりさんは優しいなぁと思います。確かにSEALDsを政治利用している
民主党や共産党が一番醜いとは思いますが、奥田氏はデモの中で安部総理に対して
「バカかお前は」「病院に行った方がいい」という発言をしたそうですね。
昔バトルロワイヤルという映画の中で北野たけしが演じる教師が
「人を嫌いになるってことは、それだけの覚悟がいるんだからな」というセリフがあるのですが、
何となくそれを思い出してしまいました。総理大臣とは言え一個人に対してあれだけの暴言を吐く訳ですから
それをどんな組織に利用され、その結果どんなことが起こっても自己責任だと思います。
さくら | 2015/09/21 11:28 PM
「露国の思い」さんへ。
私の母や祖父母は戦後樺太から引き揚げ北海道に定住しています。また私の周りには抑留されて何とか生き延び帰国できた人がたくさんいました(多くの人は年のせいで亡くなりましたが)。ロシア人が終戦間際に日本人にしたことをあなたはどれだけ知っているのでしょうか?知っていればそんなに簡単にロシア(人)を信用できないと思います。

ただ今の日本にとっての脅威は中国なんです。アメリカ軍の幹部との会議の席上で「太平洋はアメリカと中国で分割できるだけの十分な広さがある(私の記憶)」と言ったり、ダボス会議で中国人民解放軍の幹部が「日本と戦争する」と言ったり。さらに現在、中国経済の落ち込みにより、中国国民の怒りの矛先を変えるには国外に敵を作るのが一番簡単なんです。そのために中国は日本を「右傾化している」「軍国主義化している」と攻め、特にアメリカと離反させようとしています。日本を国際的に孤立化させたら攻めやすいですからね。

それと戦っているのが今の安倍政権です。中国の企みはアメリカ議会での安倍首相の演説で事実上失敗しました。それで中国は今、戦略を変え日本の親中勢力を取り込もうとしています。
このような状況の中で日本は受動的に対応しているだけではいつか対応できなくなります。
そのための楔が今回の「安全保障法」で、世界一の軍事力のアメリカとの同盟を強化し、第二位の中国でも簡単に日本に手出しできなくさせることなのです。またさらに次の一手として、ロシアと日本との関係を改善し中国を孤立化させることなのです(アメリカは中国よりもロシアを警戒しているようですが)。
勿論、野党の言うように「アメリカとの関係を強化するとアメリカの戦争に日本も引きずりこまれるのではないか」という心配はあります。ですが日本は戦争ばかりしている中露米に囲まれた国なのです。その中で軍事費が中国の五分の一以下で、自衛のための軍備しか持てない日本が一国で自国を守ることは非常に困難です。
アメリカと一体になれとは言いませんが、この三国の中で最も民主的で信頼できるのは米なのは明らかです。その限りで日本は米とつかず離れずやっていくしかないのです。
brounbear | 2015/09/22 12:30 AM
話し合いは存在しない。
国会中継を見ておわかりでしょう?小学校の学級会ではない、相手の言うことに納得して私が間違っていましたなんて言う国会議員を見たことがありません。お互い言葉の尻の引張いりあいで、相互理解で合意を目指すなんてありえない。国会は与野党ともども国民に我々はこれだけやりましたという証拠作りに見えてしまう。
ささき | 2015/09/22 12:27 PM
>私は大学に入りたての頃(1983年)、左翼運動に片足突っ込んでました。

これはちょっとびっくりw
ほい | 2015/09/22 10:07 PM
 くっくりさん、こんにちわ。

 SEALDsについては共産党系の団体が背後にいると他のブログでも指摘されていますので左翼団体にからめとられるのは確実でしょう。自由と民主主義などよく言えたものです。人民民主主義といえば納得しますが。

>「もし中国や韓国が攻めてくるなら、僕が九州の玄関口で、とことん話して、酒を飲んで、遊んで、食い止めます。それが本当の抑止力でしょう?」
 工作員にべろべろに酔わされて「日本軍国主義打倒と日本解放に協力し、中華民族の偉大なる復興に参加する」と言わされるのが関の山です。
HY | 2015/09/22 11:03 PM
福岡の学生が本当に、そんな事を言ったのなら夢物語を言ってるですよ

武器を持ってる人に、話しかけて遊んで一緒に飲んで?笑えるわ

親の教育が悪い。これしか言えません
相手が暴力を振るわない前提条件での話に何の価値がありますか?

周りを銃で武装しての、話し合いをしろ。なら理解しますよ
その前に、姿を見られた瞬間に撃ち殺されるわ

日本政府は、日本国民が戦争にて他国から受けた悲惨な現状を隠すから
こんな事になってますわ
日本が軍国主義にて、他国の人間を惨殺した。それを信じててでしよでしょ?
ゆり | 2015/09/23 02:33 AM
「もし中国や韓国が攻めてくるなら、僕が九州の玄関口で、とことん話して、酒を飲んで、遊んで、食い止めます。それが本当の抑止力でしょう?」

これを聞いた時に笑いました
そこに「北朝鮮」が含まれていなかったから
彼らの認識と覚悟の”質”が見事に表れてしまっている
(そもそも北朝鮮を差し置いて韓国に言及している時点でね…)

そんなことを言ってる内に北朝鮮が原子炉稼働なんてニュースがタイムリーにありましたからね
タイミングが良いというかなんというか

…そもそも世の中酒の飲めない人間もいますから
(一応書いておきますが額面通りではない皮肉です)
| 2015/09/23 03:59 AM
>たとえば、私はツイッターで、SEALDsや奥田氏に対して一度もコメントしたことはありませんが、なぜかブロックされています(どうやら意見の異なる人を自動的にブロックするツールがあるらしい)。

一度もコメントした事の無い人をブロックするってどうやるんでしょうね??

「保守」や「右派」と呼ばれる人々のブログやツイッターの方が大らかじゃないですか?
明らかな「荒らし」や「猥褻文章」や常習犯的「かまってちゃん」でもない限り、特段ブロックされていない様に思います。

「反安倍政権」を鮮明にする左翼なども堂々と批判的なコメントを書き込んでいますし、私自身も管理人さんの意見と大きく異なる勝手な主張を書き込む時がありますが、大目に見てもらっています。

本当に「言論の自由」に感謝しています。
うんざり! | 2015/09/23 06:20 AM
くっくりさん

 こんにちは。

 狂惨もとい、共産思想には若い頃あこがれると思います。理想といえば理想ですから。しかし、成長するにつれて、こんなことは不可能であり、実際にその主義を掲げて活動している方々が、排他的で、独裁的、非民主的であるとわかるはずです。共産主義にかぶれる方々ほど、「民主」が好きですね。たとえば、「民主集中制」とか。

 私は朝鮮人とはつきあったことはありませんが、シナ人とは仕事柄あります。あやつら(失礼)のメンタリティーは日本人が到底かなうものではありません。利己的で、狡猾で、嘘をつき、絶対に誤らず、時間も守らず、日本人を利用することのみを考える。

 > ■SEALDs福岡の大学生「もし中国や韓国が攻めてくるなら、僕が九州の玄関口で、とことん話して、酒を飲んで、遊んで、食い止めます。それが本当の抑止力でしょう?」

 無理でしょうね。飲んでる酒に何か入れられるのが落ち。そもそも、攻めてきたら問答無用で、殺すでしょうね。残虐な方法で日本人を。通州事件がそれを実証しています。本当にあの国の連中は、想像以上のことをします。

 だからこそ、友好が大事だとおもいのですが。しかし、儒教国である支那朝鮮では、対等はありません。上下の関係だけ。したがって、あの国が日本に謝罪を求めるのは、日本を謝罪させて従属させるため。およそ平和のためとは無関係。それをわかって、あの連中とはつきあう必要があります。お人好しの日本人では連中の良いカモです。

 SEALDs福岡の大学生、歴史を勉強していないのでしょうね。日本は謝罪していないと吹き込まれ、自分はそのような人間ではないと正義感振りかざし、清廉潔白な人になろうとする。純粋な人間ほどかぶれますよね。このような思想には。願わくば、福沢諭吉先生の脱亜論を読ませたいです。
のーすふぇいす | 2015/09/23 03:31 PM
いつも拝読しております。私が90年代初めに大学に入学した際は(教育系の大学だったためか)まだまだ左翼思想が残っており、人権系・朝鮮系のサークルが軒を連ねておりました何も知らないおぼこい和歌山の田舎から来た私にはそれが正義なのかなあ、なんて写ったものです。でもそんなサークルで夢中になって活動している人たちの顔を見れば「こいつらちょっとおかしいな」と思うようになってくるもので、幸いにしてオルグされることなく無事に卒業した次第です。無知って怖いですね。
ちなみにその頃周りにはまともな「愛国者」なんていなかったですね。いたとしても前述の左翼の人達のようにムキになって満州国復興!!なんてのたまう人や、石原慎太郎を盲信したりね。つまり今で言う在特会や百人の会みたいなもんですな。
そんな両極端しかいなかった20年前に比べるとネットの普及のおかげで色んな意見を伺うことができる現代は恵まれているなあと思う次第です。
ener | 2015/09/24 12:42 AM
彼等主要メンバーの出身校である反日キリスト教系全寮制高校のカリキュラムを見て、自閉症児を持つ友人が(反日授業の中身は別にして)「まさに療育だね」と申しておりました。自閉症児のためのカリキュラムとソックリなんだそうです。
確かに、普通の一般家庭の親がこの学校を選ぶだろうか・・・と疑問に思っていました。左翼思想にしてもキリスト教にしても他にいくらでも選択肢はあります。この手の障害を持った子供達だったのではないかと考える方が自然です。
他人への攻撃性、聞きたくないことには耳を閉ざす閉鎖性など大きな特徴の一致が見られます。自閉症児が悪いといっているのではありません。しかし、偏執的な考えや行動に走る傾向のある人間が集まって、あたかも国の大事に発言権を与えられるかのごとくマスコミや一部政党に扱われることは問題だと憂慮します。

>ほいさま
くっくりさんが左翼に足を突っ込んでいたとしても驚くことはありません。
バチカンの海千山千の枢機卿曰く「若くして社会主義者にならないのは馬鹿だが大人になって続けているのは大馬鹿だ」とね。もっとも、ヨーロッパの左翼と日本の左翼は似て非なる物ではありますが・・・。
チッチョ | 2015/09/24 01:49 PM
アメリカの一極支配が進んでいるという話がありますが、私にはそうは見えません。
確かに冷戦終結後の一時期、その様な動き方をしたことはありますが、現在のオバマ政権は軍事費削減のために逆の動きを見せています。
今回の安保条約改定も、これと無関係ではありません。
このアメリカの動きについては、プーチン大統領も認める発言をしています。
「アメリカは(ロシアに対して)包囲網を作っている」と。
つまり現在のアメリカの戦略は、冷戦下と酷似している部分があるのです。
それに中国が東アジアどころかユーラシア大陸すら影響下に取り込むような動きを見せている状態ですからね。

チェチェンやクリミア侵攻、チベット・ウイグルで分かるように、ロシアや中国に代表される隣国と地続きの「大陸国家」は圧政が基本なんですね。
それに比べればアメリカなんて甘いと思いますよ。
そもそも「アメリカの支配」から脱却したら、日本がまともな主権国家として生存出来るという保証があるのでしょうか。
すぷー | 2015/09/26 04:38 PM
はじめまして、貴重な情報に感謝しつついつも読ませていただいています。
どなたも突っ込まれていないので書かせていただきますが、このSEALDsという団体のロゴが「盾」、ということはSHIELD?
他のニュースやインターネット上のメディアではこれに触れられてるのを見たことがないです。これが語呂合わせによる意図的なものなのかわかりませんがこの綴り間違いはいつ見ても気持ち悪いです。
本質的な部分ではないので書き込みしないつもりでいましたが。。。駄文失礼いたしました。
つ | 2015/10/01 03:41 PM
>つさん

SEALDsのサイトによれば
「Students Emergency Action for Liberal Democracy - s」
だそうですよ。
| 2015/10/01 05:28 PM
ご説明ありがとうございます。略語なのは承知していたのですが、それにしてもこの単語では「シールする(容器のフタなど)」の過去形なので、団体のロゴとして「盾(SHIELD)」を使うのはなんだかなあ、という妙な違和感を感じていたのでした。度々駄文申し訳ありません。
つ | 2015/10/02 05:22 PM

Comment Form

Trackbacks