「アンカー」イージス艦衝突の真相と中国毒入り餃子問題
■2/27放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
イージス艦衝突事件、あと中国毒入りギョーザ事件についても解説されています。
今回の「あたご」とは別の艦長の言葉が出てきます。重たいです。
話の流れ上、コーナー前のニュースのところから起こしています。
細かい相づちやツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像はテレビ画面をデジカメで撮影しました。粗くて見にくいですがお許し下さい。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。
内容紹介ここから____________________________
まずはイージス艦衝突事故についてのニュース報道。
・石破防衛相、海保の了解ない航海長事情聴取は「適切でなかった」
・「あたご」艦長、行方不明の吉清さん親子の家族を訪ね謝罪
・「記憶があいまいだ」事故のイージス艦長が会見
……などのニュースが伝えられた後、スタジオのやりとり。
山本浩之
「まずは室井さんにお伺いしましょう。ま、今日のこの会見を今、見ました。どのような思いですか?」
室井佑月
「あの、艦長は『全体の士気は下がってない』とか言って、結局それって同じ、あの、防衛省の人間に対して謝罪してるみたいな感じですよね。でも本当に謝まんなきゃいけないのは漁師の親子に対してだし、だいたい自衛隊ってもともと国民の命を守るのが一番の仕事なわけでしょう。それを、あの、反対のことをしてしまったっていう、そこに関するお詫びがあんまり伝わってこないわ。仲間に関して迷惑をかけちゃったって言ってるような気しかしなかった」
山本浩之
「なるほど。青山さんはいかがでしょうか?」
青山繁晴
「うん、あの、まずありのままのこと言いますけど、昨日、石破茂大臣に電話をしまして、艦長が国民の前に顔を出さないっていうのは全くおかしいじゃないかと。だから国民に対して記者会見をして、責任を明らかにすべきだってことを申しまして。で、ま、それが影響したかどうか僕は全然わかりませんけれど、いずれにしろ今日の会見になったわけですね。えー、僕が電話する前におそらく決まってたでしょう。その会見を見てね、今、やっぱり愕然としますよ。会見の全体を見てないからね、その、あんまり責めたくはないけれど、でも今、責任の部分が出たじゃないですか。艦長はどんな小さな船でも大きな船でも、民間も軍艦も関係なく、艦長が全責任を負うんです、船で起きることは。それを何か一般論のような責任論で話されたっていうのは、非常に官僚的な話であって、魂が入ってないですよ」
室井佑月
「だって9日間、何やってたの?この人」
青山繁晴
「あ、それはね、それは公平に言うと、艦長は僕の聞いてる限りでは、艦長室に幽閉状態になってたと。それは艦長が出たくないから引きこもってたんじゃないですよ。そこはその、フェアに言わなきゃいけない」
山本浩之
「今、責任感って話が出ましたけれども、今日、この、9日目ですが、艦長がやっと公の場に出てきたけれども喋れない。その、本人が喋りたくても、たとえばそれは防衛省であったり、自衛隊のもう少し上層部の方から何か圧力がかかって、これ以上のことは喋るな、あるいは責任についてはこれ以上は触れるなっていうようなことは言われてるってことは、これは私の推測ですけども考えられませんか?」
室井佑月
「あったかもね。だって情報がどんどんその、最初に、一発目に出てきた情報と食い違ったりしたでしょ。発見した時間とか。嘘つくためにみんなでこう、何て言うのかな、あの、なるたけ悪く思われないようにっていうのがミエミエだったよね」
青山繁晴
「あのね、あの、これだけ、その、防衛省の出す情報がね、あるいは石破防衛大臣の国会答弁、二転三転してますから、当然今、室井さんが言ったような疑問、隠蔽工作やってるんじゃないかという疑問は出て当然です。但しですね、これもフェアに申しますけど、艦長に物を言うな、それから艦長室にいなさいと、これ、基本的に捜査してる海上保安庁からの要請が第一だからです。ね。これは諸国の海軍とは違うんです。諸国の海軍は軍法会議があって、その、軍の中でまず軍事機密も含みながら裁きますから、その、アメリカ軍でもどこでも、イギリス海軍でも事故はありましたけれど、艦長まず出てきて喋るわけです。しかし日本は刑法によって、海上保安庁が捜査してるから、喋ってくれるなということを海保ははっきり言いましたからね。それ僕、確認してますから。だからそこはフェアに言わないといけないです」
イージス艦衝突新事実と海自の深い闇を青山がズバリ
イージス艦衝突事件、あと中国毒入りギョーザ事件についても解説されています。
今回の「あたご」とは別の艦長の言葉が出てきます。重たいです。
話の流れ上、コーナー前のニュースのところから起こしています。
細かい相づちやツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像はテレビ画面をデジカメで撮影しました。粗くて見にくいですがお許し下さい。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。
内容紹介ここから____________________________
まずはイージス艦衝突事故についてのニュース報道。
・石破防衛相、海保の了解ない航海長事情聴取は「適切でなかった」
・「あたご」艦長、行方不明の吉清さん親子の家族を訪ね謝罪
・「記憶があいまいだ」事故のイージス艦長が会見
……などのニュースが伝えられた後、スタジオのやりとり。
山本浩之
「まずは室井さんにお伺いしましょう。ま、今日のこの会見を今、見ました。どのような思いですか?」
室井佑月
「あの、艦長は『全体の士気は下がってない』とか言って、結局それって同じ、あの、防衛省の人間に対して謝罪してるみたいな感じですよね。でも本当に謝まんなきゃいけないのは漁師の親子に対してだし、だいたい自衛隊ってもともと国民の命を守るのが一番の仕事なわけでしょう。それを、あの、反対のことをしてしまったっていう、そこに関するお詫びがあんまり伝わってこないわ。仲間に関して迷惑をかけちゃったって言ってるような気しかしなかった」
山本浩之
「なるほど。青山さんはいかがでしょうか?」
青山繁晴
「うん、あの、まずありのままのこと言いますけど、昨日、石破茂大臣に電話をしまして、艦長が国民の前に顔を出さないっていうのは全くおかしいじゃないかと。だから国民に対して記者会見をして、責任を明らかにすべきだってことを申しまして。で、ま、それが影響したかどうか僕は全然わかりませんけれど、いずれにしろ今日の会見になったわけですね。えー、僕が電話する前におそらく決まってたでしょう。その会見を見てね、今、やっぱり愕然としますよ。会見の全体を見てないからね、その、あんまり責めたくはないけれど、でも今、責任の部分が出たじゃないですか。艦長はどんな小さな船でも大きな船でも、民間も軍艦も関係なく、艦長が全責任を負うんです、船で起きることは。それを何か一般論のような責任論で話されたっていうのは、非常に官僚的な話であって、魂が入ってないですよ」
室井佑月
「だって9日間、何やってたの?この人」
青山繁晴
「あ、それはね、それは公平に言うと、艦長は僕の聞いてる限りでは、艦長室に幽閉状態になってたと。それは艦長が出たくないから引きこもってたんじゃないですよ。そこはその、フェアに言わなきゃいけない」
山本浩之
「今、責任感って話が出ましたけれども、今日、この、9日目ですが、艦長がやっと公の場に出てきたけれども喋れない。その、本人が喋りたくても、たとえばそれは防衛省であったり、自衛隊のもう少し上層部の方から何か圧力がかかって、これ以上のことは喋るな、あるいは責任についてはこれ以上は触れるなっていうようなことは言われてるってことは、これは私の推測ですけども考えられませんか?」
室井佑月
「あったかもね。だって情報がどんどんその、最初に、一発目に出てきた情報と食い違ったりしたでしょ。発見した時間とか。嘘つくためにみんなでこう、何て言うのかな、あの、なるたけ悪く思われないようにっていうのがミエミエだったよね」
青山繁晴
「あのね、あの、これだけ、その、防衛省の出す情報がね、あるいは石破防衛大臣の国会答弁、二転三転してますから、当然今、室井さんが言ったような疑問、隠蔽工作やってるんじゃないかという疑問は出て当然です。但しですね、これもフェアに申しますけど、艦長に物を言うな、それから艦長室にいなさいと、これ、基本的に捜査してる海上保安庁からの要請が第一だからです。ね。これは諸国の海軍とは違うんです。諸国の海軍は軍法会議があって、その、軍の中でまず軍事機密も含みながら裁きますから、その、アメリカ軍でもどこでも、イギリス海軍でも事故はありましたけれど、艦長まず出てきて喋るわけです。しかし日本は刑法によって、海上保安庁が捜査してるから、喋ってくれるなということを海保ははっきり言いましたからね。それ僕、確認してますから。だからそこはフェアに言わないといけないです」