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ロンブー淳のテレビ批判!領土問題でツイッター炎上の裏話も 「カツヤマサヒコSHOW」より

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 サンテレビ(兵庫県)で毎週土曜深夜に放送している「カツヤマサヒコSHOW」
 8月1日は、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんがゲストで、発言のごく一部を拙ツイッターで紹介しました。

 ロンブー淳さんといえば、「竹島問題」「李明博大統領の天皇陛下侮辱発言」にまつわる2012年の「炎上騒動」が記憶に新しいと思います。

 その時の裏話と、あと、日本のテレビの酷い現状についても興味深い発言をたくさんされていたので、それらの箇所を書き起こします。
 
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 先に書いておくと、私は淳さんもロンブー自体にも全く興味がありませんでした。
 テレビによく出ておられるのはもちろん知ってますが、あまり見たことはありません。特に漫才?コント?は一度も見たことないです(T_T)

 「炎上騒動」については、当時ネットで騒がれたので知ってはいましたが、「芸人がいちびってる(調子に乗ってる)のかな?」ぐらいの認識しかありませんでした。

 なので、今回、「いや〜色々と考えてはるんやなぁ」というのが分かって、ちょっと目から鱗でした。
 知らなかったとはいえ、当時「いちびってる」とか思ってしまって、ごめんなさい(^^ゞ

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※ロケ地は勝谷さんの東京の事務所。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。現在、直リンクされても画像が表示されない措置をとらせていただいています。



 内容紹介ここから____________________________
 
(小学2年生の頃にいじめられていたという話題で)

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田村淳
「…最初、やめろって言ったんですけど止まんないから、受け入れて、で、あとはもう、引き出しの中に、みんなのパンが、かびたパンがギュウギュウに詰められたりとか」

勝谷誠彦
「へえ〜」


「それを、当時僕のスーパースターだったジャッキー・チェン、ジャッキー・チェンの映画いっぱい観てたんで、ジャッキー・チェンがヌンチャクを振り回して、悪者を退治するみたいなのがあったんで、俺も、ホームセンターで丸い棒を買って、自分でのこぎりで切って、チェーンで結んでヌンチャク作って」

榎木麻衣(サンテレビアナウンサー)
「作れるんですか(笑)」


「…小学2年生の僕が暴れて、いじめっ子を、そのヌンチャクでボッコボコにしたんです。もう耐えられないと思って爆発したんですよ」

麻衣
「はぁ〜」

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勝谷
「だからあいつらの評価は、あいつは切れたら恐いぞ、になるんだ」


「うん、うん」

勝谷
「だから切れたら恐いぞっていうのは、手を出さない方がいいぞっていうことなんだよ」

榎木麻衣
「あ〜」


「で、抑止力につながっていくよね

勝谷
「抑止力」


「一回、切れたことで」

勝谷
「今の、あの、日本や世界との…」


「バランスを(笑)」

勝谷
「抑止力で(笑)、その、実際には…」


「いざとなったら、俺は何するか分かんないぞ空気があるから」

勝谷
「というと、ああいうのは、卑怯もんだから、あいつら。シュンと大人しくなる」

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「うん。あれ集団じゃないと動けないですから、いじめっ子は」

勝谷
「一人一人がね、誰かやってんじゃないのよ。集団でワーッといじめに来てる、わけで」


「あいつ無視しようぜから始まりますからね」

勝谷
「だから中国がワーッて言ってなんか周りの国がワーッて言ってるようなもんですよ」


「うん、うん」

勝谷
「だからこっちが本気で、来る?って言ったら、シュンってなるわけなのよ」


「ああ(笑)、うん」

勝谷
「だから僕、あの頃のあれは、今の安全保障につながる、考え方としては非常に」


「ああー、なるほど」

勝谷
「つながるものはありますよね」


「うん、でもほんとそうだと思います。何もしないと思ってたらつけ上がって色んなこと仕掛けてくるんですけど」

勝谷
「そう。で、しかもずーっとつけ上がるの。ずーっとやるの」


「で、増幅していくんですよね」

勝谷
「増幅、増幅していくの。いじめのタイプが色々変わってきて、色んないじめをしてくるわけで、こっちはずっとそれに耐えてなきゃいけなくなるって、今の日本はちょっとそういうところがある」


「そうですね。耐えすぎですよね

勝谷
「色んないじめっていうか、色んな嫌がらせ?」


「はい」

勝谷
「色んなクレームが来るじゃないですか」


「うん」

勝谷
「それに対していちいち、その場しのぎで話をしてるじゃないですか」

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「うん」

勝谷
「そうじゃなくて、どっかでやっぱりケツまくって、お前な、ってやっぱりやらないと僕はダメだと」


だって戦後70年、まだ、まだ謝罪し続けなきゃいけない日本って何なんだろうって僕、思ってますもん

勝谷
「戦後70年ってもうヨーロッパだったら、もう30年、20年でみんなお互いに、もう謝罪し合って、握手して、仲良くして、一緒に歌、歌ってますよ」


「ですよね。次の世代に向けて、歩き始めてますよね」

勝谷
「そう。それを70年経ってもまだずっとこう、こんな、すみませんすみませんって、ずっとしかもこう、頭下げろって、こう頭押さえつけられて言ってる国って、ないですよ、なかなか」


「うーん」

勝谷
「うん。いやいや、淳さん、僕そういう考え方すごい好きで、なかなかでも、芸能人の方とか文化人の方でも、そういうことをちゃんと言わないじゃないですか」

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「そうなんですよ、言うと何か事務所の人がやめとけとか、あの、テレビ局のプロデューサーに、あんまりそういう発言はって言うんですけど、でも俺の中にふつふつとある、この思いが喋れないってどういうことなんだと思って、竹島の問題とかも僕、平気でツイッターで呟くんですけど、で、やっぱり、韓国系の、スポンサーがついてたりすると、あの、レギュラー降ろされたりするんですよ

勝谷
「えーーっ、マジ!?」


僕、降ろされたんで、レギュラー。竹島の問題は、国際司法裁判所に任せよう、で、それを受け入れようって、俺は言ったんですよ



「そしたらもう、韓国の人からウワーッとこう、罵詈雑言。で、ハングル文字なんで、分かんないんで(笑)、翻訳機にかけると、お前は韓国の領土に入った途端、石を投げるか」

麻衣
「うわっ」


「卵を投げるから…って書いてあって」

勝谷
「されるぞってことだな」


「はい。でもそれぐらい、何か、自分の意見を言うことを、控えてる芸能人の人は多いですね

麻衣
「うーん」

勝谷
「それ、おかしいよね、だけど」


「はい」

勝谷
「尖閣もそうでしょ?」


「はい」

勝谷
「尖閣も同じように、やっぱり言うと何か反発が」


「あります、あります」

勝谷
「あるでしょ」


「うん」

勝谷
「だけどどちらも、日本固有の領土なんだから」


「はい」

勝谷
「日本固有の領土だっていうことは何の間違いでもないはず、なんだけれども」


「はい」

勝谷
「それをどうこう言われる…ところで、僕は逃げる芸能人がだからちょっと嫌でね」



「はい。僕は、でも、レギュラーがなくなるっていうのはものすごいショックだったんですけど。あっ、自分の発言で、自分の生活が脅かされるんだって思って。何だこの、良くない空気はって思って。だけど、もうレギュラーどうせ失うぐらいのことやっちゃったんだったら、引っ込みもつかないし、思ってることは間違いじゃないと思ってるから。で、俺のことは別に、正しかろうが、間違ってようが、どうでも良くて、何か、みんなが、言いたいことを言える世の中をつくんないと、みんな黙っちゃうじゃないですか

勝谷
「そう、その通りだよ」

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「だから俺、勝谷さんが色んなこと巻き起こしてんのは(勝谷笑)、勝谷さんの意見が…、いや、巻き起こしてんじゃないですか(麻衣笑)。賛否あっていいんですよ、賛否あるのが当たり前だから。だけど、一番最初に、この池の中に、石を落とす人を

勝谷
「そう、その通り」


「あの、排除しちゃダメだっていう。でも、勝谷さんのことは危険人物だっつって、みんな、何かこう、遠巻きに…(一同爆笑)」

勝谷
「危険人物じゃねーよ全然(笑)」


「遠巻きにするんですよ。俺は好きですよ? 俺は好きだけど、遠巻きにしたがる人もいるんですよ」

勝谷
「全部ね、僕は、セイフティーの中に、でしか喋ってないのに」


「なるほど」

勝谷
「それでも言われる」


「それは何なんですかね。より、その、こう、自主規制がきつくなってるってことですか」

勝谷
「うーーーん、うん、規制してる方がどんどん狭くなってきてる、んだと思いますね」


「なるほど」

勝谷
「だって、中国や韓国の言ってることはおかしいじゃねえかって言うだけで、もう、中国や韓国がおかしいって言うだけで、もう何かみんな真っ青なるんだよ、ディレクターが、ここらへんに…」


「(爆笑)」

勝谷
「どことは言わないけど、そうそう、××××なんかが、あの…」

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「はっきり言った(笑)」

勝谷
「あの、ディレクター、プロデューサーが一歩前にこう、出てくるんだ、ヨチヨチヨチヨチって、何とか」


「それ以上言うと…みたいな感じで」

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勝谷
「そうそう。もう何か、こんなこと(バッテン)、こんなこと、こんなことやってるんだね」

淳・麻衣
「うーーん」

勝谷
「それは違うだろうとは僕は思うんだね。その人たちもすごく、すごく勇気があって、僕はその番組も大好きなんだけれども」


「うん」

勝谷
「でもね、東京だったらね、もう言わないですよ。東京だと言うと、あの、収録だからもう、切られるの分かってるから、もう言わないけれども、でもね、韓国も、いや、ここまで人の国に踏み込んできて言うのはおかしいだろうとか、中国にしてもね、おかしいだろうっていうことは、言っとかないと、どんどんどんどんこちらの、線が下がっていっちゃうじゃないですか」


「はい」

勝谷
「だからそれは僕はね、言っておくべきだなあとは、思うんだけれどもね」


一回ガーンと言うことで、日本の姿勢って、ああ、そうなんだってなった時に初めて色んなことが対等に話し合えると思うんですけどね」

勝谷
「そう思うんですよね。それでね、だから言論番組で、いわゆる、その、ネット右翼だとか保守だとかいう人が出てきて、ワーワーワーワーこっちから攻め込んでいくのは、僕は別にどうでもいいなと思ってるんですよ」

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「うん」

勝谷
「そうじゃなくて向こうからこういうふうに入ってきた時に、いや、それはちょっとそこまで言われるのはいかがなものかっていうのは、僕は日本人として最低限、言っておくべきことかなとは」


「そうですね」

勝谷
「思うんだよね、うん」


「はい。だから韓国の総理大臣(前大統領の李明博)が、えー、天皇陛下のことを侮辱した発言とかあった時に僕は何でもっと日本国民って、言わないんだろうと思って。で、こんなこと言ってたら、淳、すげえ右寄りだなみたいなこと言われるんだけど、いや…

勝谷
「違うんだよ」


右とか左とかじゃなくって、単純に陛下が、侮辱されたことを黙ってられるっていうのは右とか左とかの思想じゃなくて、その、思いの中で、僕たちのね、象徴である天皇陛下をそんなふうに言うのって、やっぱり、韓国の偉い人だったにしても、ちゃんと、それは訂正して下さいって言うべきだなって言って

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勝谷
「そう。だから、あの、淳さんてニュートラルなんだよ、別に…」


「うん、すげえニュートラルなんです」

勝谷
「ニュートラルなんだよ。右でも左でもないんだ。ニュートラルを言うと、日本では右だって言われるんだよ


「うん」

勝谷
「韓国だって、韓国の朴槿恵大統領のこと侮辱されたら怒るだろうと」


「うん」

勝谷
「ましてや日本国の、まあ、総理大臣だったら何か言われても僕ら、けっこう我慢するけども、天皇陛下についてそういうことを言われたら、いくら何でもそれは、やっぱりちゃんと言い返さなきゃいけないんじゃないかなとは、思うんですよ」


「そう、だからニュートラルなのに…」

勝谷
「おかしいんだよ」


右にしていくのって、何なんですかね

勝谷
「ねえ」


「はあ。僕は本当は色んな、物、物事って、賛成も反対もあって良くて、みんなで話し合って、折り合い付ければいいじゃないかってもう、ほんとに、ニュートラル人間だと思うんですけど。でも発言することがもう、突飛な、人間になっちゃってるから、右、とか、左、とかにしたがりますよね」

勝谷
「あの、飲み、飲みの席でも、何か言ったら、お前ちょっと失礼だろう、それってやっぱり、言うじゃないですか」


「はい」

勝谷
「でもそれを最近の日本人はなかなか言わなくなって、そうすると事が荒立つんだよな。だけど、国際社会なんかはやっぱりそれ事を荒立ててもいいから、それはちょっと失礼だろうって。ちょっと今の言葉は撤回しろよっていうのはやっぱり言わないとダメですよ」


「はい。日本は、言われてますからね」

勝谷
「言われてますから、あちこちから」


「はい。受け身が日本は、いろんな受け身できるようになっちゃってるから、じゃあこんな攻撃したら日本、どんな受け身になるんだろうみたいな、試しでも色んな攻撃があると思うんですよね。受け身を取らないで、やっぱり、攻勢するべきだと思うんですよ、そこは

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勝谷
「アメリカのようにね、前へ前へ出て行って、余計なこと言うのは、日本はしないのよ」


「うん、うん」

勝谷
「だから、せいぜい受け身なのよ。だけど受け身ぐらいはちゃんと取っておかないと、あの、ほんとに馬鹿にされて、つけ上がる奴らっていて、それは、いじめの世界でもそうじゃない。こっちが黙ってると、つけ上がる奴はどんどんつけ上がってくるから」


「はい」

勝谷
「で、今、あの、中国や韓国のやり方ってのは時々向こうの、変なメディアはつけ上がってるから、それ許しておくと、どこまで来るか分かんないってのはあるよね」


「ねえ。もう、増幅、しきっちゃってて」

勝谷
「そう、そうそう…」


「こう、日本から見る向こうのニュースとか見てても、すげえ偏ってて、すげえ行ききってんのに

麻衣
「うーん」


「どう、これを日本国民としてどう捉えていいのか分かんないし。で、向こうの友だちとかと喋った時には、その、政府が思ってることと僕たちが思ってることは、全然また違うから、その、文化交流的には何の問題もないって(友だちは)言うんですけど、いやいやいや、まずは、国交があっての文化交流だから、文化交流が、こうやって国を助けることがあるかもしんないけど、俺は、まずは、日本国民として、どういうスタンスを取るかは

勝谷
「そう」


絶対大事だと思うんですよ。いや、お前たちのあの考えは、受け入れないっていうのは、仲がいい、韓国人の人でも中国人の人でも俺は言うようにしてます

勝谷
「うん、うんうん…」

(中略)

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「いいですね〜。僕、こうやって、自由表現が保たれてる、テレビ番組って、ほんとにごく僅かになってきてるんで

勝谷
「あ、そうだね、今ね」


「だから守ってほしいです、こういう場を」

勝谷
「たぶんほとんどノー編集で出すんですよ、これね」


「へえ〜。そうなったら、あんまり仕事してないみたいになるけど(一同笑)、ちゃんと、選んでですもんね。でも、それをやれなくなってきてるんです、今のテレビ業界」

勝谷
「そうなんだよ、もう本当にそう…」

麻衣
「何で、そうなってきてるんでしょう」


「だから、怒られたくないからです

麻衣
「あぁ〜」


管理者が、出世したいから、プロデューサーを…」

勝谷
「そうです」


ほんとなら、いい、俺が責任持つから、やりたいことやれって言うのがプロデューサー

勝谷
「だから東京の局だと、何やってるか分かんない奴がいっぱいいるの」


「うん。監視役ですよね

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勝谷
「監視役でしょ」


「監視役です、あれ。揉め事が起きないために

勝谷
「そうそうそう。何か、うろうろうろうろした小役人みたいな奴がいっぱいいて


「(爆笑)」

勝谷
「でしょ?(スタッフも爆笑)」


「(爆笑。うなづく)あんた何なんですかと思うんですよ」

勝谷
「何なんだと、何か、あの、アシスタント、プロデューサー、何か、わけ分かんない、肩書き、小役人みたいな人がいっぱいうろうろして、ずっとこう何かチェックしてる」

麻衣
「ああ〜」

勝谷
「だから、共産党政権が国家にいるみたいな」


「(爆笑)でもそうです、見張られてる感じします

勝谷
「見張られてる感じしたでしょ」


「はい。居心地悪いですよ」

勝谷
「そんなの、もう、もっと、俺だって…、ざっくりと、今日はこれ言わないんだよって、分かるよって、言うじゃないですか」


「はい」

勝谷
「そうじゃなくて、セコセコ…」


「事細かに…」

勝谷
「セコセコ…」


このニュアンス変えられないですか?とか、もう…。だったら俺使うなよって思うんですよ

勝谷
「そう、ほんとだよ。俺を使うなよって」


「そうですよね。俺使うんだったら、そういうリスクを持って使えよって思うんですよね」

勝谷
「そう。すごいんだよ、あのチェックが」


「でもそれは、僕なんかより、勝谷さんものすごいチェック…(一同笑)」

勝谷
「いやいや…、だってコメントの台本があるんだからね


「うん。台本通りなんてしたくない、(勝谷さんは)生き方ですもんね」

勝谷
「絶対言わないんだけど、チェックしてるんですよ、ずっとチェックして、たぶん、ずっとね、あれ、録画した物もチェックしてるんだろうね」

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「そうですね。で、何回もオンエア前に、編集で上がった物を、チェック機関が何個もあるんですよ。それでも問題が起きた時に、何なんだ、何で問題が起きたんだ、つったら、この人とこの人がチェックしたんです、お前のチェック不足じゃないか、お前とお前はもう出世できないって言われるから、そんな人を周りで見てるから、いや、俺の時はもうチェックをものすごく厳しくしようってなって、より厳しいチェック体制になってて、テレビ番組が面白くなくなってきてる

勝谷
「だから問題って言ってきてる奴は、ただの因縁つけてるね、×××みたいなもんですよ」


「(爆笑)」

勝谷
「でしょう?でしょ?」


「そうですよ」

勝谷
「因縁つけたら、カネになるかもしれないから因縁つけてくるわけだから。そんなもんいちいち相手にする必要は全くないんで、パッと…。ほんとに根性のあるプロデューサー、パンってやりますよ」


「すみませんでした!でいいですよね」

勝谷
「すみませんでした、で」


「ごめんなさい!って」

勝谷
「ごめんなさい、でいいんだよ。そしたらあいつら、何も言えないんです。別にほんとに悪いわけじゃないから」

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「うん。ほんとに変わってきてるんですよ、テレビが。もう、でも、今まだ、救い、どころがあるんで。俺も、勝谷さんもそうですけど、テレビの言論に対して、果敢にチャレンジしてる人の言論こそ、みんなが耳を傾けなさいと思ってて。心折れて、テレビ番組を作るのやめちゃったら、もういないですよ、志士が、そういう

勝谷
「うん。いないいないいない」


「もう、ほんとに海外に行って、こんなことありましたっていう、どうでもいい情報ばっかり(笑)、垂れ流す番組ばっかりですよ。旅番組ばっかりになっちゃうんで」

麻衣
「旅番組、ほんとに多くなってきてますよね」


「あれ、危険がないんですよ(笑)」

勝谷
「危険がない、危険がない」

麻衣
「旅番組は危険ゼロ?」


「だって海外に行って、危険っぽいことしてるっぽいけど、ただの情報なんで」

勝谷
「そうそう、あと動物と子供さえ撮っときゃいいんだから」


「(笑)。(カツヤマサヒコSHOWは)だいぶ攻めた番組ですよね」

勝谷
「面白いですよ。僕は、自分の冠番組なので、責任は俺が取ると」


「あ、そうなんです。僕は、自己責任、生放送であっても、テレビ番組で発言する発言って、自己責任でいいじゃないですか

勝谷
「そうだよ、そうなんですよ」


「そうですよね、僕、プロデューサーに責任取ってもらおうなんて思ってないですから

勝谷
「思ってない。だから、特に生番組だったら、局じゃないよ、俺に来いと」


「うん」

勝谷
「俺が責任取ると。うるせえ、文句言うなと」


「うん」

勝谷
「ネットなんかそうでしょう。うわーっと(苦情を)もらって、うるせえ、俺が文句言うっつったら黙るもん」


「(笑)。僕も、すっごい来たことあるんで、だったら俺に直接電話してこいって言って

勝谷
「その通り!」


携帯の番号、俺、出したことあるんですよ(一同笑)」

麻衣
「ええ〜っ!」


「1台別に買ってですよ。わざわざ。苦情受け付けるための電話を、わざわざ。で、文句あるんだったら、ここかけてこいって言ったら、そういう人って絶対直接電話かけてこない

勝谷
「かけてこない、かけてこないんだよ」


「かけてこないです」

勝谷
「かけてこないんだよ」

麻衣
「それ、ちなみに何に対しての文句だったんですか」

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「その領土問題に対してです(笑)」

麻衣
「ああ〜」


「もう相当むかついたんで」

勝谷
「それやろう。それやろう、俺も1台買ってやろう(一同笑)」


「はい。別に携帯電話、僕、今でもここで番号、テレビで言える番号持ってるんで」

麻衣
「ああ、あるんですね」


「はい。これはもう、どうぞかけてきて下さい。いつでも(一同笑)。文句があるんだったら、俺、直接話しますから。で、文句があっても、俺は仲良くなる自信があるんです

勝谷
「そう、俺も自信ある」


反対の意見があっていい、それ呑み込むから、俺の意見も聞いて、でいい

勝谷
「そう、そう、そう。何を言いたいの?っていうことを、ふんふん、ふんふん、うーんと、でもね、っていって話すと、みんなわりとね、シューンとなるんですよ」


「うん。あ、聞いてくれたってなるんですよね」

勝谷
「そうそう、なるのよ」


「で、俺、朝まで生テレビみたいにケンカしたいわけじゃないんですよ」

勝谷
「あれは、プロレスだから」


「はい。あれは議論が前に進んでないですから(一同笑)」

麻衣
「進んでないんですか」


「進んでないですよ、あんなの」

勝谷
「あ、そうか、そういう考えもあるんですねって聞いてあげたら、みんな、相手はね、納得しますよ」


「はい」

勝谷
「うん。これすごく大事です」


「で、僕がこんな、イズムになってったのは、実は勝谷さんと、僕、ラジオにゲストで出てもらった時に、この人すごい明確に、端的に話をする。で、自分の意見を、思ってることちゃんとストレートに伝える。それの何が悪いんだってのを俺ラジオで聴いて、そこから色んなこと芽生えてきて…」

勝谷
「あー、そうか」


「そうなんですよ。ほんとそうなんですよ。だから、勝谷さんに、この番組呼ばれた時にも、俺はもう二つ返事で、勝谷さんが言ってるんだったら行くっつって」

麻衣
「へえー」

勝谷
「ありがとうございます」


「はい。だから、ほんとに師匠みたいな感じです。僕は芸人じゃないんで師匠持ってないんですけど、唯一、いる師匠なんだったら勝谷さんです」

勝谷
「ありがとうございます(深々)」


「言論の師匠」

麻衣
「言論の師匠(笑)」


「はい」


<質問コーナー>

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麻衣
「20代女性からの質問です。近頃、ニュースのコメンテーターで、芸人さんを起用するところが多いですが、どうしてでしょうか

勝谷
「難しいね。どうして…」


「僕もう、明確にやります。バランス感覚が一番あるからです

一同
「ああ〜」

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「突飛なことも言いそうだし、言っちゃいけないことを言わない、バランス感覚が一番あるんですよ。古賀茂明さんみたいなの使っちゃうと、バーンってなっちゃうじゃないですか
2005年3月27日放送「報道ステーション」

一同
「(爆笑)」


「いや、俺、古賀茂明さん好きですよ? だけど、ああやって、なりたくない、リスクを背負いたくないテレビ局は、やっぱ芸人を使うんですよ。バランス感覚が一番あるから」

麻衣
「バランス感覚ですか」

勝谷
「分かる分かる。つまり空気を読んでる」


「そうです。視聴者の空気も読むし、テレビ局サイドの空気も読むから、今やそれが芸人さんの立ち位置になってる

勝谷
「つまり予定調和のところに、すっと入っていって、シナリオはないけれどもそれができるということです」


「はい」


<最後に…>

麻衣
政界に、かつがれないですか?


「全然かつがれないです。僕は、政界には出ないって決めてるんで。ただ…」

勝谷
「え?決めた?」

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「いや、まだ…(一同笑)」

麻衣
「あれ?あれ?(笑)」


「その、出ないって言って、出ると嘘つきみたいになって、その、もし出た時に、あいつ嘘つきって言われるのが嫌なんで、今の段階では、ないです。ただ、千代田区が、えー、寄り合い議会みたいなのをやろうとしてて、夜に、昼間の仕事をやって、夜、無償で議員をやるっていう動きがあって、それが始まったら僕、すぐ立候補すると思います

勝谷
「要するにヨーロッパ型の…」


「はい。そうですそうです」

勝谷
「普段に、あの、生活に負担をかけない形の議会。だけど、淳さんは、でももう、国政に行ってほしいね、僕は」


「いやー…」

勝谷
「国政に」


「国政行ったら、でも僕一人で立ち上がっても何にもできないですよ」

勝谷
「いやいや、そんなことないと思うよ。今から色んな組み替えがあると思うよ」


「野党の、再編成ですか」

勝谷
「いや、そんなせこいことじゃなくて、色々あると思うから」


「へえー」

勝谷
「うん。やればいいんじゃないですか?」


「(笑)。やればいいじゃないですかって…。なかなか難しいですよ、やっぱり。国会議員やるっていうのは。僕、神奈川11区でも思ったんですけど、自民党と共産党しか、選択肢がない選挙区って、どうなんだろうって思ってるんですよね」

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勝谷
「そう、そう、その通り、その通り」


「はい。で、もうみんな、やめとけばいいみたいな空気になってる投票行動って、おかしいと思ってて、そこに、その、勝谷イズムでいうと、池にポチャンって石を投げる感覚で」

勝谷
通らなきゃダメ


「(笑)。やっぱり?」

麻衣
「そこは厳しい」

勝谷
「通らなきゃダメ。その近くで、自民党の…。すげえ生臭え…(笑)」


「(爆笑)」

勝谷
「地盤を譲ってもらって、出るという…」


「そうなんですよね。そんなことやっても、結局、国会議員になんないと、政策を推し進められないですからね」

勝谷
「その通り、その通り」




 ____________________________内容紹介ここまで


 途中、略した部分の話をざっと紹介すると…

 田村淳さんは、今後テレビ出演はやめないものの、「テレビ依存」からは脱却したいと考えているそうです。
 なぜなら、テレビばかりやってると、テレビの仕事がもらえなくなった時に、すり寄っていってしまう、そんな自分になりたくないと。
 だから、テレビではない場所で自分の仕事、生業となるものを見つけたいそうです。

 その生業=政治家なのかな?
 と思いきや、そうではなくて、ウェディング会社みたいなのを作って、結婚式の司会者をやりたいなと思って、現在、実際に動き始めてるそうです。
 結婚式は泣き笑いがある、一番いいエンターテイメントで、芸能界では出会えない人たちと出会えるのも魅力だそうです。

 勝谷さんも興味があるらしく、「一口乗せてくれ」と。
 この先、勝谷さんも巻き込んで、淳さんのウェディング会社が進んで行くかも?(^_^;

 淳さんが今後、政治家を目指すにしても、まだまだ若いんだから、芸能界以外の場所で社会経験を積んでいかれるのは良いことだと思います。
 思想的にどういう人なのか根っこがよく分からないので、いざ実際に政治家として立たれた時、私が支持できるかどうかは未知数ですが…。

 あと、淳さんも勝谷さんも言われてた、考え方が違っても仲良くなれる、話せば相手は納得するという話も、少し分かるような気がします。
 もちろん、お互いに聞く耳を持って冷静に話せば、ですけれども。
 実際、思想が合わなくても態度は常識的で私の話をちゃんと聞いてくれる人もいるし、逆に思想は合うのに恐ろしく非常識なことをしてくる人も中にはいますから…(T_T)


■ちょっと気になったこと
 Wikipedia>田村淳に「山本太郎を支持すると公言しており…」とあり、一瞬「え?」となりましたが、いちおうソースを探してみたら、2012年より前のものしか見つかりませんでした。
 (たとえばこちら
 かつて、「ぷらちなロンドンブーツ」(1997-2002)という番組で淳さんは山本太郎氏と共演していたようです。それ以降もお付き合いがあったのでしょうね。
 その後、天皇陛下への手紙手渡し事件などもあったし、現在も支持しているのかどうか、私には分かりません。

■勝谷さんに関して
 だいぶ古い話ですが、テレ朝で竹島の話をしたら、2度と呼んでもらえなくなったという話はかつてご本人がよくされてました。
 たぶんこれです。→2006年4月21日放送「ワイドスクランブル」

■テレビの自主規制がひどいって話で思い出したこと
 →2008年12月22日放送「たかじんTV非常事態宣言」最終回
 宮崎哲弥さんがABC(朝日放送)「ムーブ!」に出ていた頃、局の偉いさんから、「宮崎さん、気を付けてもらわないと困るね。台湾ってね、国じゃない」と言われた話とか…。
 「バカチョン」がカットされずに放送されてるのも、今から見れば驚きです。たかじんさんの番組でなおかつ最終回だったからかもしれませんが…。
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■おまけのネタ
 韓国ギャラップ(世論調査機関)が8月7日に発表した、過去の大統領に関する調査結果によると、
 「過ちが多い」の最多は李明博(64%)。
 「最も良く導いた大統領」では李明博は金泳三と並びブービー(1%)。
 竹島に不法上陸し、天皇陛下を貶める発言までして自国民の歓心を買おうとしたのに…(^_^;
 ソース→産経 2015.8.7 19:20聯合ニュース 2015/08/07 14:21


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Comments

以前高岡蒼甫さんがメディアの韓国びいき批判して一気に干されましたけど
あの時よりもっと状況は酷くなってる感じですね。
淳さんレベルでも降板させられるとは。
よーちん | 2015/08/08 07:36 AM
「言いたいことが言える世の中」って、右とか左以前に、大切なことなんですよね。

淳さん、ぜひ頑張って下さい。

おそらくですが、40歳以上のプロデューサーやディレクターには、韓国系日本人が多いのではないでしょうか?

彼らは頻回に会って情報交換しているような気がします。
リアルやネット等での、彼らへの批判的な言論について…
らける | 2015/08/08 10:27 PM
記事中にリンクされている昔の記事『「たかじん非常事態宣言」今さらですが“ムーブ!”終了の理由』に登場する「バカチョンカメラ」という呼称ですが、アラフィフの私の学生時代、同じクラスの朝鮮半島系の男性が「差別用語だ」って言っていましたね。
男性は社会科の教師に1時限貰って「在日朝鮮人は強制連行されてきた」「創始改名によって名前を奪われた」「在日は差別されているから外国人登録証を携行しないとダメだし指紋の登録もされている」「バカチョンは馬鹿朝鮮人という差別用語である」などと主張していました。
数年前まで朝鮮系の人が主張し、多くの日本人が事実だと信じ込まされてきた内容ですね。
男性は朝鮮系だと分かる苗字でしたが、同級生は皆、日本人とまったく同じように親しくしていたため、突然の主張にビックリ。そして数年前まで皆そうだったように、そのまま素直に信じ込み、日本人は悪かったんだと思いましたね。
その男性も親からそう教えられて育ったのでしょうから、悪意があったわけではないのでしょうけれど、いま、あのときの授業のことをどう思っているのか聞いてみたいなあ・・・
マザー | 2015/08/09 12:34 AM
ロンドンブーツの所属している吉本興業が寒流ゴリ押ししてたと先日パククネの妹が暴露してたから、バランス感覚と言ってもテレビ局(韓国)寄りなんだろうなと思う・・。
| 2015/08/09 01:06 AM

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ロンドンブーツ1号2号 最新情報 - Nowpie (なうぴー) お笑い芸人 | Nowpie (なうぴー) お笑い芸人 | 2015/08/09 06:43 AM
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