“民主政権”への100の不安 「WiLL」より

090629.jpg 先日発売になった「WiLL」最新号(09年8月号)。
 巻頭特集はジャーナリストの山際澄夫氏による
 【ホントに「政権交代」でいいのか!“民主政権”への100の不安】


 30ページと長いんですが、大変わかりやすくまとめられています。
 売り切れ必至かも。本屋さんへお急ぎ下さい。

 以下、見出しというか項目だけ書き出し。
 
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【アンケート】「臓器移植法改正4案 どれに賛成?」結果と全コメント

 アンケート「臓器移植法改正4案、あなたはA案からD案のうちどれに賛成ですか?」に投票して下さった皆様、ありがとうございました。

 本日は投票結果の発表および皆様からいただいた全コメントを一挙掲載いたします。

Q:臓器移植法改正4案、あなたはA案からD案のうちどれに賛成ですか?
(表は毎日新聞より)



[投票期間]
 2009/6/20 〜 2009/6/26

[投票数]
 367票

[投票結果]
 A案……(163票/44.4%)
 B案……(9票/2.5%)
 C案……(27票/7.4%)
 D案……(130票/35.4%)
 わからない……(23票/6.3%)
 その他……(15票/4.1%)

 投票結果はFC2のページでもご覧いただけます。

【注記1】FC2の投票結果ページでは投票期間が2009/06/19〜2009/06/27と表示されていますが、これは仕様の問題なので無視して下さい。
【注記2】FC2の投票結果ページではC案=26票(7.1%)、D案=131票(35.7%)となっていますが、投票された方から「D案に投票しましたが、C案の間違いです」という申し出があったため、こちらでは修正した数字を表記しました。

 以下、投票時に皆様からいただいた全コメントを、選択肢ごとに先着順で掲載します。
 
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「アンカー」外国人地方参政権で民公連立政権へ!?

 この記事へのコメントは現在受け付けておりません。
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 まずは一言ご挨拶を。
 6/23付記事にコメントを頂いた皆様、ありがとうございます。個別にお返事を差し上げられなくて申し訳ありません。
 「くっくり通信」時代からの常連さんから、10周年の日に偶然お越し頂いた方まで、幅広く大勢の方から温かいメッセージを頂戴し感激しております。
 と同時に、プレッシャーから解放されたのか、だいぶ気が楽になりました。今後は本当に気張らずぼちぼち続けさせていただきますので、改めて皆様、何卒宜しくお願い申し上げます<(_ _)>

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■6/24放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

小泉改革から転換?迫る総選挙…2大政党政策のポイントを青山ズバリ解説

090624-17gaikoku.jpeg 今日の青山さんの解説、「関西ローカルだからここまで言える」の典型!?
 先週もちらっと出た「外国人地方参政権」です。民団と公明党(創価学会)と民主党が外国人参政権でつながって民公連立政権誕生か!?日本はまさに暗黒の時代に入ろうとしているのかもしれません。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________

与謝野財務相、迂回(うかい)献金報道に「政治資金規正法上、問題はない」(FNN6/24)
宮崎・東国原知事出馬要請条件に与党幹部から厳しい意見 大阪・橋下知事はエール(FNN6/24)

 ……など、政治関連のニュースを伝えた後……

山本浩之
「さ、そしてこの後の“ニュースDEズバリ”のコーナーなんですが、今週も引き続き政治に関する話題だと…」

青山繁晴
「はい。あのー、ま、総選挙近づいてですね、あの、国民の、あるいは有権者のその、ほんとの関心事っていうのはね、今このニュースにあったドタバタも、そりゃあの関心あるでしょうけど、やっぱり政策なんですよね」

山本浩之
「はい、はい」

青山繁晴
「これから自分たちの生活、それから生活だけじゃなくて、この国の外交安保も含めて、どうなるのか関心は深い。それなのに、マニフェストが未だに二大政党どちらにもない。で、民主党は今月末、自民党は来月の初めまでにマニフェストを作るということになってますが、去年の9月から、すぐ総選挙じゃないかって話がこれだけあってですよ」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「両方とも未だに作ってないってこと自体が、ほんとは両方とも実は選挙やる気なかったのかということになるんですが、ま、いちおう今、普通のメディアの構えはね、あえて言うと、一般的にはメディアの構えは、マニフェストが間もなく出るから、出たらそこでいろいろ論評しようになってますが、僕はそれ違うと思うんですよ。今、マニフェストができる前、できる直前のその党内の動きっていうのは、本当はその政党の本音を表している。それで今日のキーワードはあえてこれにいたしました(フリップ出す)」

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山本浩之
「『政党はおしまい』」

青山繁晴
「はい、すみません、これね、無理に刺激的なこと言ってるんじゃなくてですね、それからもちろん、政党というものそのものが全部お終いになったら、民主主義終わりです。基本的に議会制民主主義は政党政治なんで。そうじゃなくて、既成政党はもう実はお終いっていうことを、このマニフェスト作りの土壇場が物語ってるんじゃないかと。それを皆さんと一緒に、事実を見たいと思います」

山本浩之
「はい。詳しくはコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

 …………………………VTR開始…………………………

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 総選挙が近づき、本格的にマニフェスト作りの大詰め作業に入った自民・民主の両党。
 マニフェストとは、選挙で政党・候補者が掲げる具体的な公約のこと。

 しかし連日、自民党はある政策をめぐり大揺れだった。

【【【【【骨太の方針】】】】】

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<2006年>
Q:骨太の方針2006が了承されたが

小泉純一郎首相(当時)
「ま、よく皆さん努力してくれた結果ですね。(VTR中略)画期的なことだと思いますので」

 小泉改革の象徴とされ流行語大賞を受賞した、政府の経済財政運営指針、骨太の方針。

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 これを踏まえて、今回政府が示した骨太の方針2009は、社会保障費の伸びを毎年度2200億円抑制する方針に、このままでは衆院選が戦えないなどと異論が相次いだ。

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 結局、昨日、総務会の3回目の会合で、安心・安全を確保するために「社会保障費の必要な修復をする」との文言を加え、社会保障費の自然増を認めることとなった。

 しかし、歳出削減路線の事実上の転換となる内容だけに、野党からは批判の声も。

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<昨日(6月23日)>
鳩山由紀夫 代表
「もともと、ま、骨太というか、骨もボロボロになってるなと」

 今日は来るべき総選挙を前に、政策作りで揺れる二大政党の本音をズバリ解説します。

 …………………………VTR終了…………………………

山本浩之
「ま、各党のマニフェスト作りが大詰めを迎えている中、その作成段階だからこそ見えてくる政党の姿。これは一体どういうものなのでしょうか。さっそく解説お願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。今日はね、まずこれをちょっとちらっと見ていただけますか。これ、前回の、4年前の郵政総選挙の時のマニフェストですね。自民党はあの、今よりかなり若い小泉さんが表紙なんですけど、ここに、郵政民営化は改革の本丸となってて、ま、今の日本郵政人事も含めて、この揺れ方見るとね、まあこれだけ変わっちゃったなってことも分かるし、それから民主党の方は、これ当時の岡田さん…」
 
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10周年です。ありがとうございます。

 「ぼやきくっくり」は10年前の今日、1999年6月23日にスタートしました。
 おかげさまで10周年を迎えることができました。

 飽きっぽい上にムラッ気のある私がここまで続けてこられたのも、ひとえに読者皆様のご声援のおかげです。
 厚く、厚く御礼申し上げます<(_ _)>

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【画像は「くっくり通信」トップページ。以下、文中に「ぼやきくっくり」の過去のデザイン画像を挟みましたのでお楽しみ下さい。一番下の画像のみ「お気楽くっくり」です】
 
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【アンケート】臓器移植法改正4案 どれに賛成?

 6月18日、臓器移植法改正4案の衆院採決でA案が可決されました。

 与党や民主党が党議拘束をかけなかったこともあり、採決前は大方のマスコミが「採決はすんなりとは行かないだろう」と報道していましたが、蓋を開けて見ると、かなりの大差でA案可決という結果に。
 A案支持の議員や患者団体などのロビー活動が功を奏したという報道もあります(産経6/18)。

 それはそれとして、下の「全衆院議員の投票行動」リストを見ますと、今回の法案に対する各議員の投票行動にはイデオロギーはあまり関係していないことが分かります。

【臓器移植】A案に賛成・反対・棄権 全衆院議員の投票行動(1/2ページ)
【臓器移植】A案に賛成・反対・棄権 全衆院議員の投票行動(2/2ページ)

 A案に賛成した議員の顔ぶれを見ますと、自民党では河野太郎氏や加藤紘一氏のようなリベラル派もいれば、島村宜伸氏や高市早苗氏のような保守派もいます。
 民主党も同様に、岡田克也氏や菅直人氏のようなリベラル派と、長島昭久氏や松原仁氏のような保守派が混在しています。

 逆に、A案に反対した議員の顔ぶれもやはり混在しています。
 一見リベラル派が多そうですが、保守派もたくさんいます。自民党では麻生太郎首相や稲田朋美氏や下村博文氏、民主党では前原誠司氏や野田佳彦氏や渡辺周氏など。

 ちなみに、自民党トップの麻生太郎首相、民主党トップの鳩山由紀夫氏、この2人はふだん主義主張がかなり乖離しているのに、この法案に関してはともにA案には反対で、D案に賛成だったとのことです(毎日6/19)。

 また、欠席(棄権)した議員の顔ぶれを見ても、安倍晋三氏、中川昭一氏、平沼赳夫氏のような保守派もいれば、山崎拓氏や横路孝弘氏のようなリベラル派、さらには全員棄権した共産党と、これまた混在しています。

※ついでに言えば、新聞社説は読売産経日経がA案可決を評価、朝日毎日中日はA案可決に懐疑的で、日経を除けばほぼ「いつものグループ」に分かれてるみたいです(^_^;。ちなみに、なぜか朝日だけが「世界保健機関(WHO)の指針」に触れていません。

 私も4案のうちどれかを選べと言われたら、大変困ります(T^T)

 急いで移植しないと我が子が死んでしまう、だけど海外での移植にはお金もかかるし、海外に行けても適合者が現れるとは限らない。そういう切羽詰まった親御さんらの嘆きの声を聞いていると、自然とA案がいいと思ってしまう。

 が、一方で、脳死状態の我が子と共に頑張って暮らしている親御さんらもいるわけで、そういう方たちにすれば、脳死を「人の死」とされてしまうことは非常にショックでしょうし、さて、果たしてA案でいいものか?やはりD案あたりが無難なのかな?などと思ってもみたり。

 とにかく、考えれば考えるほどこんがらがってきます。
 と同時に、日本人の死生観というのは、今どういうふうになってるんだろう?という根本的な疑問も湧いてくるんです。

 ということで前置きが長くなりましたが、皆様にアンケートにご協力いただきたく存じます<(_ _)>(アンケート久しぶりですねー)

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■臓器移植法改正4案、あなたはA案からD案のうちどれに賛成ですか?
 
 ブログの本文横のメニュー部分に投票フォームを設置してありますので、そちらから投票をお願いいたします。
 (投票フォームの下に臓器移植法改正4案比較表へのリンクがありますので、参考になさって下さい)

 投票期限は6月26日(金)まで。日付が27日(土)になった瞬間に終了です。
 投票はお1人1回限りです。
 コメント入力は任意です。その選択肢を選んだ理由などをお書き添え下さい。全角100文字以内でお願いいたします。

 いただいたコメントはシステムの都合上、各選択肢につき100件を超えると上書きされ古い物は消えてしまいますが、消える前に私の手元に保存しておきます。
 投票期間終了後、結果と合わせ、いただいた全コメントをブログ上に掲載させていただきます。

注)Mac OS9以前でIEをお使いの場合、投票フォームが表示されないことがあるようです。お手数ですが他のブラウザをお使いいただきますようお願い申し上げます。

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 最後に、ひとつだけ関連ニュースを。
 
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「アンカー」麻生降ろしの裏側&民主も政権誕生でもアキレス腱

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■6/17放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

党首討論麻生vs鳩山が再び対決・麻生降ろしが再燃か?“鳩の乱”民主党にも新火種か?青山ズバリ

090617-16minshu.jpeg 自民党批判(麻生降ろしを画策してる連中&麻生さんの脇の甘さ)がメインで、後半は民主党批判というか、民主党が政権を取った場合の心配(外国人参政権の話も)。ま、一言で言うと自民党もひどいが民主党もひどいと。でも最後に麻生政権の実績のお話も一つ。

 あと、17日は今国会2度目の党首討論が開かれましたが、それについての青山さんのコメントも最後に要約で付けました。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________

党首討論 民主・鳩山代表、郵政問題追及 麻生首相「政府介入は最小限に」と反論(FNN6/17)
鳩山前総務相の辞任めぐり、自民党議員から説明求める声 「大政奉還」求める声も(FNN6/16)

 ……など、政治関連のニュースを伝えた後……

山本浩之
「はい。えーまあ、自民党内からも厳しい麻生降ろしの声って言いますか、批判の声が相次いでいますけれども、どういう風にお聞きになりましたか」

青山繁晴
「まあ、現職総理の目の前でね、その、与党の若手議員(古川禎久議員)がまあ、あの、面罵するような批判するというのはもちろん、この今の麻生政権の衰退を物語ってるんですけど、まあでも、まあ広く言えばね、それが言える国、民主主義の国っていうことになると思うんですよ。但しですよ、その、大政奉還っていう言葉は、ああいう使い方するっていうのは、僕はこれちょっと個人的意見ですけど許せないですけどね。鳩山邦夫さんは(古川議員が)歴史に詳しいからとおっしゃってたけど、歴史に詳しいならですよ、大政奉還ていうのは皆さんご承知の通りね、徳川家の政治を朝廷にお戻しするってことですから。この、この今のこの体たらくの政治でね、この、この朝廷に戻したその歴史のほんとに重大な場面のことを、こんなに軽々にたとえていいんですか、これ。こういう軽薄な言葉遣いで政治やられるとですね、政治がおかしくなっちゃいますよ。政治は言葉ですから」

山本浩之
「麻生総理もおっしゃってましたけど、どこに奉還するんだって言ってましたね」

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青山繁晴
「ええ。いや、だから麻生総理はそれをもっとはっきり言ったほうがいいわけですよ、それだったら」

山本浩之
「確かにそうですね」

青山繁晴
「民主党に行くってことを奉還って言ってるわけでしょ?」

山本浩之
「ええ、それは少なくとも間違いですからね、言葉の上でも」

青山繁晴
「そんな奇怪な発言ないですよ。何か胸張ってね、面白い発言してるんだって感じで、あの、おっしゃってましたがね、おかしいですよ、これは」

山本浩之
「なるほど。で、このあと“ニュースDEズバリ”のコーナーでもですね、政局の行方について青山さんに解説をしていただきますが」

青山繁晴
「はい。あの、今のそのニュースにも関連しますけどね。ついこないだまで、えー、まあこれだけ政治がいろいろ、ま、情けない混乱の仕方をしてても、それでもいちおう麻生総理と鳩山由紀夫代表で総選挙やるんだなってことは、やっと有権者の胸の中にストーンと落ちてきたのに、この日本郵政の社長人事っていう、いわばたった一つのことでですね、もう分かんなくなってきてるわけですね」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「分かんなくなってきてるというよりは、その、今のニュースでも分かる通り、もう麻生さんで総選挙はどうもできないっていうか、自民党がやらせない雰囲気なんだなというの、分かりますよね。その上で今日の皆さんにお示しする最初のキーワードは、あえてこれです(フリップ出す)

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山本浩之
「『罠にはめられた』」

村西利恵
「罠……」

青山繁晴
「はい。これ、はめられた人は麻生総理です。で、はめたのは自由民主党そのもの。要するに自民党の中から麻生さんを罠にはめてる。しかし、はめられた麻生さんが可哀相って話じゃないんですよ。一国の総理ですから。はめられたこと自体が総理の資質を疑わせるものですが、これはあんまりにもこれ、ある意味こう水面下だけでやってる話だから、もう今日はもう全部皆さんにお示ししたいと思います」

山本浩之
「分かりました。ではコマーシャルを挟んで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「日本郵政の人事問題をめぐって、麻生総理は盟友の鳩山総務大臣の首を切ってまで事態の収拾を図ろうとした。しかし目下それは裏目に出てると。で、このような状況を招いたのはどういうことなのかと。青山さんの一つ目のキーワードは、麻生総理が『罠にはめられた』んだと。罠にはめたのは自由民主党。どういうことなんでしょうか。さっそくお願いします」

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青山繁晴
「はい。あの、今のヤマヒロさんのお話にもありましたけど、足元の自民党が麻生総理に罠を仕掛けると。これあの、逆に言うとですよ、その、仕掛けざるをえないほど、この麻生さんでは総選挙戦えないっていう、まあ危機感が自由民主党の中にもう深く広く広がっているということですよね。で、いったいどうしてそうなったのか。もちろんこの、ここに出てる日本郵政の問題なんですけど、何が一番、日本郵政の社長人事で結局問題だったのか、ちょっと出していただけますか」

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村西利恵
「鳩山前総務大臣が退任会見で、麻生総理から2月頃送られてきた後任人事リストの存在を暴露しました」

青山繁晴
「はい。これ実は、ま、日本郵政のこの社長人事の問題ってのは、ほんとは根っこのところは、たとえば、かんぽの宿の売却にあたった西川社長は正しかったのか、正しくなかったのかっていうね、ほんとはいわばその中身の問題だったわけですよね」

一同
「はい」

青山繁晴
「だからその裏にあるものをちゃんと情報公開しなさいっていうこともあったはずなのに、もうこの件でね、話がこう、もう全然変わっちゃったんですよ。というのは、この鳩山邦夫総務大臣を事実上麻生さんが切った時に、会見で鳩山邦夫さんからですね、実は麻生さんから2月頃にちゃんと後任の人の名前までリストアップしたメモを渡されて、あの、やってくれと言われたんだと。つまり麻生さんは西川さんを切るつもりだったと。そうやってその、いわばハシゴをかけてですよ、その鳩山邦夫さんはそのハシゴ登っていって、さあ、わあわあやってたら、気がついたら麻生さんはハシゴ持ったままどっかに行っちゃってたと。これあの、世の中の人は誰でもこのハシゴ外すっていうのはね、その、自分たちの仕事の世界でもよく起きることだから、これをトップにやられたらかなわんってみんな思うわけですよ。で、これがその、一般の国民にとって、あの、かんぽの宿もそうだけど、一番分かりやすい、これはちょっとおかしいんじゃないかって話になってしまったわけですね。で、しかもこれに対して麻生総理が最初何とおっしゃったかっていうと、まああの記者団のぶら下がりって取材ではありますけれどね、ま、正式な場ではないという気持ちなのかもしれないけど、実質的には正式な場ですよ。そこでノーコメント、ノーコメントと言われたわけですよ。ノーコメントってこれ、ごまかすのかって話になってたら、次にはこう言われたわけですよね。はい」
 
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郵便不正事件 民主党国会議員関与でメディアに温度差

 障害者郵便割引不正事件。
 ついに厚生労働省の現職局長の逮捕まで来てしまいましたね。
 この事件では民主党の国会議員の関与も取り沙汰されていますが、メディアの扱いにはずいぶん温度差があるようです。

 ちょっと今日は私の個人的なメモみたいになっちゃいますが、すみません。
 ほんとは事件全体のこれまでの流れとかもちゃんと整理してまとめたいんですが、いかんせん時間が……(T^T)
 
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京都裏ミステリー七不思議第2弾 「ビーバップ!ハイヒール」より

■6/11放送 ABC(朝日放送)「ビーバップ!ハイヒール」アナタの知らない京都裏ミステリー案内 2

 毎週木曜深夜に関西で放送している“知的好奇心バラエティ”です。

090611-0maiko.jpeg 突然ですが、皆さんは京都はお好きですか?

 私は大阪に住んでるので時々行くんですが、観光スポットがたくさんありすぎて、1日2日では全部見て回るのは無理ですよね。テーマを決めて回らないと。

 私が一番最近に行ったのは……わりと最近だと自分では思ってたのに、もう4年も前(^^ゞ
※この時は「新選組」をテーマに回りました。写真と簡単なレポを当時UPしてます。興味のある方はお立ち寄り下さい。

 そんな京都をテーマにしたこの日の放送。
 地元の人もあまり知らない「京都裏ミステリー 七不思議スポット第2弾」です。
 
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日本と日本人 | comments (17) | trackbacks (0)

「アンカー」北朝鮮問題で米中はどう動く?

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■6/10放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

金総書記後継者と粛清の真相は・記者拘束でアメリカはどう動く?青山ズバリ

090610-19frip.jpeg 核実験、ミサイル、後継者問題、米国人記者拘束など、近頃何かと騒がしい北朝鮮。中国、アメリカは今後どう出るのか?

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________

北朝鮮核実験 国連安保理制裁決議案の詰めの協議も最終合意に至らず(FNN6/10)
外務省・斎木大洋州局長、オバマ政権のアジア政策担当者と対北朝鮮政策について会談(FNN6/10)
北朝鮮・金正日総書記の健康、再び悪化 先週から体調崩しピョンヤンの病院で治療か(FNN6/10)

 ……など、北朝鮮関連のニュースを伝えた後……

山本浩之
「この北朝鮮の問題についてはこの後のコーナーで、まあたっぷりとお話しをお伺いするんですけれども、あの、明日にも採択されようとしている国連安保理決議についてなんですが、やはり焦点は北朝鮮船籍の検査っていいますか、貨物検査、これがどういう形で行われるようになるのかっていうこところだと思うんです、ひとつはね」

青山繁晴
「ええ。その通りなんですが、あの、もうあえて端的に言うとですね、やっぱり今回も国連決議は頼みにならないってことですよ。その、今ヤマヒロさんがおっしゃった貨物検査、すなわち臨検をまあとにかく一応は盛り込んだ決議採択になるでしょうが、でもそれはそれぞれの領海内で頑張ってやって下さいねっていう、おそらくそういうトーンに落ち着くと思うんですよ。中国・ロシアのその姿勢を見てるとね。で、すなわち公海上でやらないわけですよね。で、公海上でやる時はその、船を持ってる国の許可を得て下さいと。それ、北朝鮮だったら北朝鮮の許可を得なきゃいけない」

山本浩之
「許可得なきゃいけませんね」

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青山繁晴
「ま、できるわけないってことになるわけですよ。ということは、やっぱり2006年10月の核実験のあとの国連決議1718と同じように、何かかっこいい決議が出たけれども大して変わらないってことになる。もうそれが判ってるから、本当はあの、さっきの斎木さんね、日本の外務省の斎木さんの話も、要するに日米で金融制裁を別途やりますというの言ってるのと同じじゃないですか。だからもうやっぱり国連は頼みにならないよって、これは斎木さん、けっこうあれ本音で言っちゃってると思うんですよね。で、金融制裁については本当は、アメリカのガイトナー財務長官がすでに中国との協議をもう終えてるって話がありますから、そこにまあ日本が乗っかって、中国の暗黙の了解のもと金融制裁をやると。で、皆さん思い出していただくと、北朝鮮に対する制裁で唯一、金融制裁だけがその、例のマカオのバンコデルタアジアっていうの思い出しますよね。思い出していただけると思うんですけど、唯一効果があったから、やっぱりそっちに行くわけですよね。まあこれは実は国連ていうシステムにとっても、けっこうな打撃だと思いますよ。結局役に立たないなあと。はい」

山本浩之
「(笑)これ、だけどその、制裁決議いつになるのかっていうと、こう待ってるわけですけれども、今の話、まあ前から青山さん、それ指摘されてましたけれども。ただ、そうなってくると、このところ色々と個別に北朝鮮をめぐる、まあきな臭い動きってのはあって、ちょっと今までの北朝鮮を取り巻く動きとは、明らかにこう空気も何もかもこう変わってきたんじゃないかなと思ってる方は多いと思うんですけれども」

青山繁晴
「おっしゃる通り」

山本浩之
「そんな中で今日はこのあと“ニュースDEズバリ”のコーナー、やはりこの問題について」

青山繁晴
「はい、はい。で、あの、今のヤマヒロさんのお話に関連して申せばですね、あの、64年前、1945年に第二次世界大戦が終わって、そこで戦後の枠組みできたわけですよね。国連もできたし、えー、まあそれから、しばらく経ってから北朝鮮や韓国もできたわけですよね。そういうものが、こう音を立ててその、変わっていく、ないしは崩れていくってことなんですよ。だから国連が悪いって話してるんじゃなくて、たとえば北朝鮮のその、たとえばその近未来の崩壊も含めて、その、そういうことと、国連がもう使えなくなってきたと。やっぱり全部が制度疲労を起こしてるんだということなんですよね」

山本浩之
「なるほど」

青山繁晴
「で、今のことに関連して申せば、その、ヤマヒロさんがおっしゃった通り、もうこの1週間、10日ぐらい北朝鮮の話があふれかえって、細かいところまでいっぱい出てきてるんですが、こういう時にこそ私たちはこの姿勢が大事じゃないかなと思うんです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『突き放せ』と…」

青山繁晴
「はい。これ突き放すっていうのは何を突き放すかっていうかというと、要するに情報を突き放せってことなんですよ。もう、ガーッとこう、あの、この、この番組もテレビ番組ですけどね、こうあの、視聴者の方々に、こう国民の方々に、こうやっていっぱい情報来てるわけでしょ。それを全部まともに聞いてたら、もう何が何だか判らなくなって、大きな流れが見えなくなります。さっきお話ししたように。それもういったんドンと突き放してみたらですね、案外、ああ、結局、結局っていうか要するにこういうことなんだと。で、私たちはこういう歴史の変わり目に今生きてて、それを僕たちで作れるんだという意識に変わるんじゃないかなと。その話を今日はいたしたいと思います」

山本浩之
「では、コマーシャルを挟んで青山さんの解説です」

(いったんCM)
 
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民主党のバナー作りました

 突然ですが、ハッティ民主党のバナーを作ってみました(^^ゞ

※「ハッティ」の由来なんかは以下の拙エントリーを。
 6/6付:鳩山由紀夫 変節まとめ(付:替え歌「傀儡ハッティ」)


http://kukkuri.jpn.org/banner-hatty.gif
 
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