「約束の日-安倍晋三試論」安倍政権のあの叩かれ方は何だったのか?
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署名は入力ミスや妨害工作その他で、無効票が出ることが想定されます。数字上、目標数を達成した場合も、引き続き署名をお願いします。
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■約束の日 安倍晋三試論 小川 榮太郎(著)
帯の推薦文は三宅久之さん。
「もっとも勇敢に官僚の壁と戦い、戦後の利権構造を打破しようとした安倍晋三が、なぜ一年で政権を投げ出さざるを得なかったか?安倍の再起を願う筆者の痛憤渾身のドキュメントである」。
ぐいぐい引き込まれる内容で、遅読の私が数時間で一気に読み終えました。
何しろ、序文からしてこうですから。
署名は入力ミスや妨害工作その他で、無効票が出ることが想定されます。数字上、目標数を達成した場合も、引き続き署名をお願いします。
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■約束の日 安倍晋三試論 小川 榮太郎(著)
帯の推薦文は三宅久之さん。
「もっとも勇敢に官僚の壁と戦い、戦後の利権構造を打破しようとした安倍晋三が、なぜ一年で政権を投げ出さざるを得なかったか?安倍の再起を願う筆者の痛憤渾身のドキュメントである」。
ぐいぐい引き込まれる内容で、遅読の私が数時間で一気に読み終えました。
何しろ、序文からしてこうですから。
【「安倍の葬式はうちで出す」
安倍内閣当時の、ある朝日新聞幹部の発言だ。
勿論、表に出る発言ではない。
〈中略〉この「大新聞」の安倍への憎悪は、本物だった。
それを裏付ける例として、私は先頃引退した評論家の三宅久之から、次のような話を聞いたことがある。
朝日新聞の論説主幹の若宮啓文(よしぶみ)と会った時にね、
「朝日は安倍というといたずらに叩くけど、いいところはきちんと
認めるような報道はできないものなのか?」と聞いたら、
若宮は言下に「できません」と言うんですよ。
で、「何故だ?」と聞いたら「社是だからです」と。
安倍叩きはうちの社是だと言うんだからねえ。
社是って言われちゃあ……。
(p.3-4)】
安倍内閣の首相補佐官だった世耕弘成さんが、最近、大学生らとのタウンミーティングで、こう話していたことも紹介されています。
【「今でもよく思うんだよね。
安倍内閣とは一体何だったのだろうって。
あの叩かれ方は何だったのだろう。
今の民主党政権へのマスコミのおざなりな批判を見ていると、本当に何だったのだろう、と」
(p.18)】
安倍政権のあの叩かれ方は何だったのか?
その疑問は、この本を読めば氷解します。
「戦後レジーム」からの脱却を目指した第90代内閣総理大臣・安倍晋三。
彼が主に取り組んだのは、公務員制度改革、教育改革、憲法改正への道筋づくりでした。
が、それらは「戦後レジーム」を維持したい勢力……すなわち官僚、日教組、朝日新聞など反日メディアとの、「全面戦争」を意味していました。
安倍さんにとっては、文字どおり命懸けの戦いだったのです。
「戦後レジーム」勢力が、安倍政権にどのような卑劣な攻撃を仕掛けたか。
安倍さんはどうしてそれに屈することになってしまったのか。
安倍政権の戦いの軌跡がこの1冊にまとめられています。
メディア論に関心がある方にもお勧めです。
著者の小川榮太郎さんは文藝や音楽評論を専門としている人であり、政治の専門家ではありません。
安倍さんとの面識を得たのもごく最近で、昨年(2011年)10月だそうです。
小川さんは安倍さんと会った時の印象を、物静かな微笑、くつろいだ中にも、自ずから感じられる気品と威厳の高さが印象的で、さりげなく挟まれるユーモアが、その場を不思議な明るさで包み込んだと記しています。
さらに、政治家に限らず、今の日本でこれほど精神的な気品を感じさせる人物に会うことは、まれであるとも述べています。
小川さんが政治の素人であること、安倍さんに近すぎないこと、これらが逆に安倍晋三という一人の人間を、そして安倍政権とそれを取り巻いていた当時の様々な動きを、客観的に見ることができたのではないかという印象を、私は受けました。
そう言えば、安倍さんの人となりに関して、9月16日放送「たかじんのそこまで言って委員会」(安倍さんはこの番組に過去数回出演しています)で、こんなやりとりがありました。
もちろん安倍さんは気品や空気や教養、それだけの人ではありません。
金美齢さんのコメントがそれを証明しています。
ちなみにこの日の「委員会」では、「第1回国民的新総理コンテスト」と銘打ち、パネラー・司会の辛坊治郎さん・最高顧問の三宅久之さん計10名による投票が行われたのですが、安倍さんが堂々の第1位でした。
(安倍さんの他にエントリーされていたのは小泉進次郎さん・石原慎太郎さん・橋下徹さん・小沢一郎さん・細野豪志さん・石破茂さんの面々でした)
金さんが言った「戦う勇気を持っている人」というのは、小川さんもまさにこの本の中で述べています。
むしろもっと激しい表現で、血みどろの戦いにいささかもひるまず、信じがたい突破力で猪突猛進した「戦うリーダー」であると。
あの小泉純一郎元首相や橋下徹大阪市長ですら、小川さんから見れば、「自己の限界を超える強烈な戦いを挑んだ政治家ではない。血みどろになってでも成果を勝ち取ろうとした政治家ではない。彼らは政治家としてあまりにスマートだ」という評価です。
【2006年(平成18年)9月29日、国会で所信表明演説を行う安倍晋三首相】
小川さんは、安倍首相の所信表明(第165回国会・平成18年9月29日)の「本当の歴史的意義」を解説しています。
例えば、官邸機能の強化の表明については、「霞ヶ関全体との戦いが予想されるため、必要と知りながら、歴代首相中、挑戦した者は一人もいない」。
また、教育再生については、「戦後教育の中で金科玉条とされてきた『個性』や『自由』ではなく、『志』を教育の目的として打ち出した。更に、教育基本法改正は、歴代首相が日教組やマスコミを恐れて半世紀以上も放置してきた大宿題である」。
従来、歴代首相の所信表明は、各省庁から上がってきた政策課題を総花的に羅列することをベースに、原則一項目だけを、その内閣の目玉として首相自らのメッセージにしてきました。
それを、自らの理念から押し広めて統一的・包括的な政権構想を語ったのは、実は安倍さんが初めてだったそうです。
安倍さんは所信表明で自らの国家像をこう述べました。
実は、首相が所信表明で自らの国家像を明確に語ること自体、最大の「戦後レジームからの脱却」であったと、小川さんは言うのです。
その理由は、こうです。
【戦後の日本では、自国そのものがタブー視されてきた。
『アメリカ』対『大日本帝国』の戦いだった大東亜戦争が、GHQによって、『軍部』対『軍部に騙されて戦争に駆りだされた国民』という構図にすりかえられ、各種の洗脳工作を仕掛けられて以来、戦後日本人の頭には、日本人にとって最大の敵は自国の政府だという面倒な図式が、強く刷り込まれ、今日に至っている。
人権については無限に語られてきたが、国家について肯定的に論じるだけで、市民の敵、民主主義の敵、極右、軍国主義者だとレッテルを貼られる極端な風潮が、日本を支配し続けた。
国家のリーダーである首相が国家像を語るという、当然のことさえ、ウルトラ右翼視される。
そうした状況下、戦後歴代首相の誰一人として、所信表明で、国家像を提出した首相はいなかったのだ。
(p.47-48)】
そんな安倍さんを、「戦後レジーム」勢力の代表格である朝日新聞が見逃すわけもなかったのです。
朝日新聞の安倍政権に関する偏向報道は数え切れないほどありましたし、明らかなウソ報道もありました。
それらを小川さんは実例を挙げたり、あるいは数字で示しながら、検証しています。
例えば、教育基本法改正について、各紙世論調査では総じて高い国民的支持を得ていました。
焦点の一つとなった「愛国心規定」についてもそうで、朝日新聞の調査ですら「賛成」が56%を占めていたのです。
にも関わらず、朝日新聞は我田引水の報道を続けました。
教育基本法改正反対運動の記事は70件も掲載する一方で、賛成派の動きを伝えた記事はたったの3件でした。
しかし、朝日や日教組の「努力」もむなしく、教育基本法改正法は成立します。
ここで成果を上げられなかった反安倍勢力は、その後、政策を叩くのではなく、スキャンダル叩きに方向を転じることになりました。
小さな不祥事を大事件のように拡散するメディア、キャリア官僚によるリーク、日教組を始めとする組織力を結集しての安倍潰しです。
すさまじいバッシングに晒される中、それでも安倍さんは戦い続けました。
その具体的な中身については、ぜひ本書をお買い求めの上、お読みになって下さい。
当時は全く表に出てこなかったことも、関係者の証言などによって明らかにされています。
一つだけ挙げると、実は安倍さんは、首相を辞任した2007年の靖国神社の秋の例大祭(10月)に首相として参拝することをすでに決めており、官邸は靖国神社側と首相参拝の手順に関して、折衝を重ねていたそうです(辞任は9月12日)。
「あくまで結果論だが」と前置きしながら、靖国神社参拝を果たせなかったことは重大な過誤であったと、小川さんは指摘しています。
首相として靖国神社参拝を果たせなかったことについては、ガッカリした保守派の方も多かったと思います。河野談話の見直しがされなかったこともそうですね。
しかし、皆様ご存知のとおり、安倍さんはこのたびの自民党総裁選の公開討論会などを通じて、「首相在任中に参拝できなかったのは痛恨の極みだ」と靖国参拝に強い意向を示していますし、河野談話についても、アメリカで慰安婦の記念碑が建てられて、河野談話がその根拠とされていることを指摘し、新たな談話の必要性を強調しています。
(ちなみに河野談話については、2007年に安倍内閣として「政府が発見した資料の中にはいわゆる強制連行を直接示すような記述は見当たらなかった」とする答弁書を閣議決定していますが、意外と知られていないようです)
巷では未だに安倍さんの健康不安説が取り沙汰されているようですが、安倍さんを襲った難病・潰瘍性大腸炎が、その後、画期的な新薬が日本で承認されたことによってめざましく改善されたことは、拙ブログの読者様であればご承知でしょう。
日本は今、内外に多くの課題を抱えています。
特に、尖閣諸島や竹島の問題、また小泉訪朝から10年を迎え停滞する拉致問題に代表されるように、主権・外交・安全保障は待ったなしの状況です。
この国難に立ち向かえるのは安倍さんしかいないと、私は確信しています。
しかしながら、もし本当に安倍さんが再び日本のトップに立つ日が来たとして、私たちは「今までどおりの私たち」で良いのでしょうか?
答えは「否」です。
小川さんは最後の章で、こう述べています。
私がこの本で最も心を震わせた箇所です。
【もし、安倍が、自分の語りかけた未完の物語を本当に語り直す決意をした時、もう一度、あの命懸けの激しい政治闘争の「濁流」に飛び込む覚悟を決めた時、心ある日本人の誰が傍観していられるだろう。
各々、自分の何か大切なものを差し出しもせずに、安倍に向かって、あの激烈な戦いを再び戦えなどと注文することができようか。
〈中略〉次の安倍政権は、安倍の戦いではなく、心ある全日本人の戦いでなければならぬ。
各々が、安倍の戦いの障害をそれぞれの立場で取り除き、前回、安倍とそのチームだけでは完遂できなかった「戦後レジームからの脱却」を実現せねばならぬ。
(p.209-210)】
自民党総裁選は今のところ安倍さんには不利な状況のようですが、どうか国会議員や党員の方々が日本の真の国益と真摯に向き合い、賢明な選択をされることを祈っています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※安倍さん関連の動画紹介
・ももっくまの1分でわかる政治の話 〜安倍晋三 イントロ編〜
・ももっくまの1分でわかる政治の話 〜安倍晋三 教育編〜
・ももっくまの1分でわかる政治の話 〜安倍晋三 防衛省編〜
・ももっくまの1分でわかる政治の話 〜安倍晋三 外交編〜
※拙ブログ関連エントリー(民主・自民代表選)
・12/9/8付:民主・自民の代表選や大阪維新国政進出など最近の政局について
・12/9/13付:「アンカー」W党首選へ!細野不出馬の真相は?新政権(実質、自民党新総裁)に求めていくことは?
※拙ブログ関連エントリー(朝日新聞カテゴリより厳選)
・06/9/10付:朝日新聞、安倍批判から自民党批判にシフト?
・06/9/27付:朝日の「アジア外交が心配」は少なくとも来夏まで続くわけで(笑)
・06/10/12付:朝日の「安倍ジレンマ」はまだまだ続く?
・06/10/14付:朝日新聞の捏造・放火の歴史
・07/2/27付:朝日新聞 若宮啓文論説主幹インタビュー
・10/8/31付:戦争賛美から米崇拝へ『朝日の変節』のルーツ「SAPIO」01.11.14号
・12/5/4付:「反日」のはずもない?ご冗談でしょう朝日さん!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
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安倍内閣当時の、ある朝日新聞幹部の発言だ。
勿論、表に出る発言ではない。
〈中略〉この「大新聞」の安倍への憎悪は、本物だった。
それを裏付ける例として、私は先頃引退した評論家の三宅久之から、次のような話を聞いたことがある。
朝日新聞の論説主幹の若宮啓文(よしぶみ)と会った時にね、
「朝日は安倍というといたずらに叩くけど、いいところはきちんと
認めるような報道はできないものなのか?」と聞いたら、
若宮は言下に「できません」と言うんですよ。
で、「何故だ?」と聞いたら「社是だからです」と。
安倍叩きはうちの社是だと言うんだからねえ。
社是って言われちゃあ……。
(p.3-4)】
安倍内閣の首相補佐官だった世耕弘成さんが、最近、大学生らとのタウンミーティングで、こう話していたことも紹介されています。
【「今でもよく思うんだよね。
安倍内閣とは一体何だったのだろうって。
あの叩かれ方は何だったのだろう。
今の民主党政権へのマスコミのおざなりな批判を見ていると、本当に何だったのだろう、と」
(p.18)】
安倍政権のあの叩かれ方は何だったのか?
その疑問は、この本を読めば氷解します。
「戦後レジーム」からの脱却を目指した第90代内閣総理大臣・安倍晋三。
彼が主に取り組んだのは、公務員制度改革、教育改革、憲法改正への道筋づくりでした。
が、それらは「戦後レジーム」を維持したい勢力……すなわち官僚、日教組、朝日新聞など反日メディアとの、「全面戦争」を意味していました。
安倍さんにとっては、文字どおり命懸けの戦いだったのです。
「戦後レジーム」勢力が、安倍政権にどのような卑劣な攻撃を仕掛けたか。
安倍さんはどうしてそれに屈することになってしまったのか。
安倍政権の戦いの軌跡がこの1冊にまとめられています。
メディア論に関心がある方にもお勧めです。
著者の小川榮太郎さんは文藝や音楽評論を専門としている人であり、政治の専門家ではありません。
安倍さんとの面識を得たのもごく最近で、昨年(2011年)10月だそうです。
小川さんは安倍さんと会った時の印象を、物静かな微笑、くつろいだ中にも、自ずから感じられる気品と威厳の高さが印象的で、さりげなく挟まれるユーモアが、その場を不思議な明るさで包み込んだと記しています。
さらに、政治家に限らず、今の日本でこれほど精神的な気品を感じさせる人物に会うことは、まれであるとも述べています。
小川さんが政治の素人であること、安倍さんに近すぎないこと、これらが逆に安倍晋三という一人の人間を、そして安倍政権とそれを取り巻いていた当時の様々な動きを、客観的に見ることができたのではないかという印象を、私は受けました。
そう言えば、安倍さんの人となりに関して、9月16日放送「たかじんのそこまで言って委員会」(安倍さんはこの番組に過去数回出演しています)で、こんなやりとりがありました。
桂ざこば
「(安倍さんは)空気がええねん。それは好き嫌いやなく、ええ空気してはんねん」
津川雅彦
「分かる、分かる」
山口もえ
「分かります。何かすごい不思議なんですけど、安倍さんは、二酸化炭素吐いてなさそうです(会場笑)」
勝谷誠彦
「だからそれが、育ちと教養っていうものなんですね」
もちろん安倍さんは気品や空気や教養、それだけの人ではありません。
金美齢さんのコメントがそれを証明しています。
金美齢
「安倍さんのね、人間性っていうものを私はとても、重く見てるのはね、あの人はね、絶対威張らない人なの。そしてね、絶対裏切らない人なの。そしてね、戦う勇気を持ってる人なの。
日本がもう中国一辺倒でね、中国のね、やっぱり怒りを買うのが怖くて怖くて、あの小泉純一郎でさえよ、首相の時代にね、私がね、李登輝さんのビザを出すように直訴しようと思ったの。で、会いたいと言った時、(小泉さんは)NOって言ったんですよ。NOって言ったの。だから私に会う勇気がなかったの。つまり私は台湾出身で当時、総統府国際顧問だったしね、私に会うということは、中国を刺激するっていうことだったの。
唯一安倍さんがね、総理になった時にね、総理官邸に、公邸にね、何人かの人を呼んだ時に、私も呼んだわけ。で、私を総理官邸に入れるってことはみんなやっぱりびびることだし、外務省は絶対に反対だし、周りも全部反対だけど、僕は気にしないとおっしゃった。
だからね、ずーっと長年見ててね、もう一度総理大臣になってほしいっていうのは、安倍さん以外にありません」
ちなみにこの日の「委員会」では、「第1回国民的新総理コンテスト」と銘打ち、パネラー・司会の辛坊治郎さん・最高顧問の三宅久之さん計10名による投票が行われたのですが、安倍さんが堂々の第1位でした。
(安倍さんの他にエントリーされていたのは小泉進次郎さん・石原慎太郎さん・橋下徹さん・小沢一郎さん・細野豪志さん・石破茂さんの面々でした)
金さんが言った「戦う勇気を持っている人」というのは、小川さんもまさにこの本の中で述べています。
むしろもっと激しい表現で、血みどろの戦いにいささかもひるまず、信じがたい突破力で猪突猛進した「戦うリーダー」であると。
あの小泉純一郎元首相や橋下徹大阪市長ですら、小川さんから見れば、「自己の限界を超える強烈な戦いを挑んだ政治家ではない。血みどろになってでも成果を勝ち取ろうとした政治家ではない。彼らは政治家としてあまりにスマートだ」という評価です。
【2006年(平成18年)9月29日、国会で所信表明演説を行う安倍晋三首相】
小川さんは、安倍首相の所信表明(第165回国会・平成18年9月29日)の「本当の歴史的意義」を解説しています。
例えば、官邸機能の強化の表明については、「霞ヶ関全体との戦いが予想されるため、必要と知りながら、歴代首相中、挑戦した者は一人もいない」。
また、教育再生については、「戦後教育の中で金科玉条とされてきた『個性』や『自由』ではなく、『志』を教育の目的として打ち出した。更に、教育基本法改正は、歴代首相が日教組やマスコミを恐れて半世紀以上も放置してきた大宿題である」。
従来、歴代首相の所信表明は、各省庁から上がってきた政策課題を総花的に羅列することをベースに、原則一項目だけを、その内閣の目玉として首相自らのメッセージにしてきました。
それを、自らの理念から押し広めて統一的・包括的な政権構想を語ったのは、実は安倍さんが初めてだったそうです。
安倍さんは所信表明で自らの国家像をこう述べました。
1つ目は、文化、伝統、自然、歴史を大切にする国であります。
2つ目は、自由な社会を基本とし、規律を知る、凛とした国であります。
3つ目は、未来へ向かって成長するエネルギーを持ち続ける国であります。
4つ目は、世界に信頼され、尊敬され、愛される、リーダーシップのある国であります。
実は、首相が所信表明で自らの国家像を明確に語ること自体、最大の「戦後レジームからの脱却」であったと、小川さんは言うのです。
その理由は、こうです。
【戦後の日本では、自国そのものがタブー視されてきた。
『アメリカ』対『大日本帝国』の戦いだった大東亜戦争が、GHQによって、『軍部』対『軍部に騙されて戦争に駆りだされた国民』という構図にすりかえられ、各種の洗脳工作を仕掛けられて以来、戦後日本人の頭には、日本人にとって最大の敵は自国の政府だという面倒な図式が、強く刷り込まれ、今日に至っている。
人権については無限に語られてきたが、国家について肯定的に論じるだけで、市民の敵、民主主義の敵、極右、軍国主義者だとレッテルを貼られる極端な風潮が、日本を支配し続けた。
国家のリーダーである首相が国家像を語るという、当然のことさえ、ウルトラ右翼視される。
そうした状況下、戦後歴代首相の誰一人として、所信表明で、国家像を提出した首相はいなかったのだ。
(p.47-48)】
そんな安倍さんを、「戦後レジーム」勢力の代表格である朝日新聞が見逃すわけもなかったのです。
朝日新聞の安倍政権に関する偏向報道は数え切れないほどありましたし、明らかなウソ報道もありました。
それらを小川さんは実例を挙げたり、あるいは数字で示しながら、検証しています。
例えば、教育基本法改正について、各紙世論調査では総じて高い国民的支持を得ていました。
焦点の一つとなった「愛国心規定」についてもそうで、朝日新聞の調査ですら「賛成」が56%を占めていたのです。
にも関わらず、朝日新聞は我田引水の報道を続けました。
教育基本法改正反対運動の記事は70件も掲載する一方で、賛成派の動きを伝えた記事はたったの3件でした。
しかし、朝日や日教組の「努力」もむなしく、教育基本法改正法は成立します。
ここで成果を上げられなかった反安倍勢力は、その後、政策を叩くのではなく、スキャンダル叩きに方向を転じることになりました。
小さな不祥事を大事件のように拡散するメディア、キャリア官僚によるリーク、日教組を始めとする組織力を結集しての安倍潰しです。
すさまじいバッシングに晒される中、それでも安倍さんは戦い続けました。
その具体的な中身については、ぜひ本書をお買い求めの上、お読みになって下さい。
当時は全く表に出てこなかったことも、関係者の証言などによって明らかにされています。
一つだけ挙げると、実は安倍さんは、首相を辞任した2007年の靖国神社の秋の例大祭(10月)に首相として参拝することをすでに決めており、官邸は靖国神社側と首相参拝の手順に関して、折衝を重ねていたそうです(辞任は9月12日)。
「あくまで結果論だが」と前置きしながら、靖国神社参拝を果たせなかったことは重大な過誤であったと、小川さんは指摘しています。
首相として靖国神社参拝を果たせなかったことについては、ガッカリした保守派の方も多かったと思います。河野談話の見直しがされなかったこともそうですね。
しかし、皆様ご存知のとおり、安倍さんはこのたびの自民党総裁選の公開討論会などを通じて、「首相在任中に参拝できなかったのは痛恨の極みだ」と靖国参拝に強い意向を示していますし、河野談話についても、アメリカで慰安婦の記念碑が建てられて、河野談話がその根拠とされていることを指摘し、新たな談話の必要性を強調しています。
(ちなみに河野談話については、2007年に安倍内閣として「政府が発見した資料の中にはいわゆる強制連行を直接示すような記述は見当たらなかった」とする答弁書を閣議決定していますが、意外と知られていないようです)
巷では未だに安倍さんの健康不安説が取り沙汰されているようですが、安倍さんを襲った難病・潰瘍性大腸炎が、その後、画期的な新薬が日本で承認されたことによってめざましく改善されたことは、拙ブログの読者様であればご承知でしょう。
日本は今、内外に多くの課題を抱えています。
特に、尖閣諸島や竹島の問題、また小泉訪朝から10年を迎え停滞する拉致問題に代表されるように、主権・外交・安全保障は待ったなしの状況です。
この国難に立ち向かえるのは安倍さんしかいないと、私は確信しています。
しかしながら、もし本当に安倍さんが再び日本のトップに立つ日が来たとして、私たちは「今までどおりの私たち」で良いのでしょうか?
答えは「否」です。
小川さんは最後の章で、こう述べています。
私がこの本で最も心を震わせた箇所です。
【もし、安倍が、自分の語りかけた未完の物語を本当に語り直す決意をした時、もう一度、あの命懸けの激しい政治闘争の「濁流」に飛び込む覚悟を決めた時、心ある日本人の誰が傍観していられるだろう。
各々、自分の何か大切なものを差し出しもせずに、安倍に向かって、あの激烈な戦いを再び戦えなどと注文することができようか。
〈中略〉次の安倍政権は、安倍の戦いではなく、心ある全日本人の戦いでなければならぬ。
各々が、安倍の戦いの障害をそれぞれの立場で取り除き、前回、安倍とそのチームだけでは完遂できなかった「戦後レジームからの脱却」を実現せねばならぬ。
(p.209-210)】
自民党総裁選は今のところ安倍さんには不利な状況のようですが、どうか国会議員や党員の方々が日本の真の国益と真摯に向き合い、賢明な選択をされることを祈っています。
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・12/9/8付:民主・自民の代表選や大阪維新国政進出など最近の政局について
・12/9/13付:「アンカー」W党首選へ!細野不出馬の真相は?新政権(実質、自民党新総裁)に求めていくことは?
※拙ブログ関連エントリー(朝日新聞カテゴリより厳選)
・06/9/10付:朝日新聞、安倍批判から自民党批判にシフト?
・06/9/27付:朝日の「アジア外交が心配」は少なくとも来夏まで続くわけで(笑)
・06/10/12付:朝日の「安倍ジレンマ」はまだまだ続く?
・06/10/14付:朝日新聞の捏造・放火の歴史
・07/2/27付:朝日新聞 若宮啓文論説主幹インタビュー
・10/8/31付:戦争賛美から米崇拝へ『朝日の変節』のルーツ「SAPIO」01.11.14号
・12/5/4付:「反日」のはずもない?ご冗談でしょう朝日さん!
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Comments
いつもこっそり拝見しているsachiと申します。
安倍首相だった当時、私は政治に、自国に無関心でした。
でも、余りにも安倍さんがメディアで叩かれまくっていて、ふと「なぜこの人、こんなに叩かれてるんだろう?そんなに悪いことしよったんか!」と思い調べたのがきっかけで目を覚ましたのです。ある意味、朝日をはじめとするクズメディアに感謝ですね。
また、尖閣や竹島の問題が出るまでは憲法改正の話が影に隠れていましたが、この総裁選では憲法改正が多く叫ばれているので、期待しています。
演説が始まる前に、「安倍さんはどの面下げて出たんだろうね」という人もいましたが、周りの人からは「なんか、今日は安倍ファンが多いみたい」という会話を聞き、実際に演説中で一番拍手や声援が多かったのは彼だと思います。彼に期待している人間も多いということを、改めて知ることができたように思います。
今回、総裁、そして首相になることができなかったとしても、なんらかの役職に着く可能性は十分にあると思いますし、安倍さんの可能性は大きくなっていくのではないかと思います。
ただ、
安倍さんに続く人がいないのが気になる。
安倍さんがいかに努力してもそれが一代で終わっては、元も子も有りませんから。
今般の自民総裁選にしても、自民の中にも戦後レジームの利益傍受者が多いですからね、
安倍さんが不利なのも宜なるかなですが、今回は党員の方々の影響力が大きいそうなので、彼ら彼女達の見識に期待するばかりですね。
今度は、その時の苦い経験を糧にして、安倍さんには是非乗り越えて欲しいと思いますし、国民一人一人もメディアに乗せられずに、安易に叩くのを止めるべきだ、と思います。
ただ、同じように気付いてくれる人がどのくらいいるのかなぁ、と心配でもあります。
今回再起をかけておられるようですが、安倍氏を支える政治家がどのくらいの力量なのかのほうがむしろ問われているのではないかとも思います。
麻生元首相支持者としては、安倍氏の尻拭いをしたのは福田氏と麻生氏なのだという現実を安倍氏支持者には忘れてほしくないなあ…と願っております。
安倍氏本人もまた、15日の報道発言等で「私は挫折を経験した」と述べています。
しかし、安倍晋三が経験したことは単なる挫折などというものではなく、
「人間がどれだけ卑劣な嫌がらせに耐えることが出来るか?」ということだった。
「安倍は弱虫だ」と言う人は、鳩山や菅が、
安倍と同レベルのプレッシャーの中にいたとでも思っているのでしょう。
特に安倍に対して卑劣な攻撃を続けていたのが、朝日でした。
くっくりさんが、わざわざ省略しておられるものを書くのは無粋だと思いますが、
忘れられないことを書かせてください。
2005年1月、朝日新聞は朝刊で、
「慰安婦問題を扱ったNHKの番組で、NHK幹部が故・中川昭一議員と
安倍官房副長官(当時)に呼び出され放送中止を求められた結果、内容を改変した」
と報じました。 安倍はこれに対して「呼び出していない。朝日は捏造体質」
と痛烈な批判をしました。
2007年3月には、テレビ朝日系「サンデープロジェクト」で朝日編集委員が
日興コーディアル証券の上場維持に関し、安倍の秘書が関与したかのような
発言をしました。
そして4月に週刊朝日が、長崎市長射殺事件犯の暴力団と、
安倍の秘書との接点があり、関与が疑われるというような記事を書きました。
当時首相だった安倍氏は、さすがにこれには猛抗議してこう言いました。
「週刊朝日の広告を見て愕然とした。 全くのでっち上げで捏造だ。
驚きとともに憤りを感じている。私や私の秘書に対する中傷でしかない記事だ。
いわば言論による"テロ"ではないかと思う。
この記事を書いた朝日の記者、
あるいは朝日新聞の関係者の皆さんは恥ずかしくないのか。
私や私の秘書がこの犯人や暴力団組織 と関係があるのなら、
私は直ちに首相も衆院議員も辞める考えだ。
関係を証明できないのであれば、潔く謝罪をして頂きたい」
当時の安倍氏の怒りが伝わってくる発言です。
この発言を受けて、証明出来ない朝日はすぐに謝罪広告を出しました。
しかしそれはあまりに小さく、安倍氏に
「隅にこっそりではなくきちんと書いて欲しい」とダメ出しされました。
そして驚くべきことに、朝日新聞はその翌日に、
「何としたことか。安倍首相、謝る相手が違わないか
慰安婦問題の激化、きっかけは安倍発言だ」
という、とんでもない社説を載せたのです。
あきらかに、安倍氏に対する負け惜しみと嫌がらせでした。
書いていても、当時の怒りがよみがえってきます。
朝日は、安倍氏のイメージを悪くするためなら、
噂・でっちあげレベルのことを何でもかんでも書き散らしたのです。
いま、中国の反日デモに対して「石原都知事があんなことをしなければ」という
発言をしている人がいます。
仮に安倍氏が総理になって、「靖国参拝」や「河野談話の見直し」をすれば、
もちろんまた中国、韓国が騒ぐでしょう。
だからそれは「挑発行為」であり、「すべきではない」?
もしもそんな理屈を受け入れていたら、日本は何ひとつ出来なくなるでしょう。
安倍氏はスーパーマンではありません。
もしも安倍氏がもう一度戦おうとするのなら、今度は以前以上の攻撃が、
朝日その他から、彼に浴びせられるのは確実です。
その時には、安倍氏一人では戦えません。沢山の味方が必要になるでしょう。
安倍さんの戦後レジームで結局誰が作ったかってアメリカなんですよね。そして戦後レジームからの脱却って結局アメリカから本当の意味で独立するという意味なんですよね。
近年のTPPや郵政民営化などで日本のマスコミがいかにアメリカのいう通りに書いているかが証明されましたが。
反日マスコミの後ろにアメリカが存在することは忘れてはいけないでしょう。
結局あの年金爆弾を破裂させたのもCIAなんじゃないんですか?社会保険庁の自爆とか言われているけど、官僚の中にももちろんCIAは入っているでしょう。
だれが総理になるか以前に、やはりスパイ防止法で日本でのCIAの活動を取り締まらないと!
そして、安倍さんは、デフレからの脱却、公務員制度改革、教育改革、憲法改正、そして中国、韓国との領土問題、国防等あらゆる事において、一番信頼できる政策とビジョンと実行力をもっておられると確信しております。ゆえに、心無い人々の妨害から全力で協力し合って守れる体制であり、戦える体制を作れたらと思います。つまらない事に足を救われないように、断固として信頼をもって一致団結し、日本を向上させていかねばなりません。
正しい知識をもって、語れる論客をしっかり揃えていってほしいと思います。
国民も大声に惑わされないように、今度こそしっかり応援して行ってほしいと思います。
国際的な情報収集、サイバーテロ、技術者の流出を防ぎ、技術者の生活を守る、外国人から土地や水資源を買い漁る事から国土を守る、外国人参政権等を断固阻止するといった分野もしっかりと力を入れてほしいです。
絶対、保守政権を守らなければならないと思います。
潰されてたまるか!
尖閣諸島をめぐる一連の問題で、日本はもっとフィリピンやベトナム、マレーシア、インドなどと仲良くしなくちゃと思うし、
その点、歴史と国家観に立脚して「自由と繁栄の弧」を提唱した
麻生さんが総裁選に出ないのが惜しまれます。
また、同時に、日本外交の根幹を狂わせた鳩山由紀夫の罪の大きさを、
もっと真剣に論じるべき時がきているように思います。
初めまして、私は「さくらもち」って申します。
私は、青山繁晴さんが大好きですから、くっくりさんのブログも大好きです!
いつも、楽しみに見ています!
さて、朝日新聞の葬式のくだり、怒りで我を忘れそうになりました。何が社会の木鐸か、何が進歩的知識人か!
単なる、中国と左翼の提灯もちではないか!
今度また、安倍新総理に対して、不公平な対応をしたら、
「朝日の葬式は、ネットで出すぜ!」ってなもんです。
平成19.12.22.
花田編集長は今年の初めごろでしたか、チャンネル・桜、テレビの報道ワイドにゲストとして来たとき、水島社長を相手に、「昨年来の、『朝日』、の安部叩きは、完全に常軌を逸している」、と話しておりました。また、産経新聞、土曜日の、「週刊誌ウオッチング」、でも同様なことを書いていました。
先週の水曜日、(12.12.)、チャンネル・桜テレビに、「正論」、上島編集長と共にゲスト出演されたとき、「来年は、『朝日』、と中国を中心テーマに据える」、と話されていました。
来年の、「will」、の紙面が楽しみです。
WAC社の近刊書、山際澄夫・著
「これでも、《朝日新聞》をよみますか?」
が版を重ねた、と昨日の、「WILL」、の広告の隣に出ていたのは、朗報でした。
昨年十二月、この板に、
『チョーニチ!、越年でも、越々年』でも追求するぞ!!
と題して書き込んだものを再度書かせていただきます。
「築地」、が深く反省し、平身低頭して、日本国民に謝罪するまで、(ということは多分、私の生きている限り)、第九や紅白、同様、年末に繰り返し書き込むつもりです。(笑)
西村修平氏や村田春樹氏が、先日、「築地」、本社の前で演説したように、築地の捏造報道のタチの悪さは,赤福、なだ万、の比ではありません。
『チョーニチ!、越年でも、越々年』でも追求するぞ!!
今年、一月十二日、「朝日」、が行った、政治イデオロギー的に自分の気に食わぬ、(=またチョーニチの大好きな北朝鮮、中共にとっても、非常に気に入らぬ)、与党・自民党の幹部、安部晋三、中川昭一、両代議士を貶め、政治生命を失わすべく仕掛けた、捏造記事の酷さは、今まで散々捏造記事を書いてきた、「朝日」、でも極めつけとも言える酷いものでした。
四年も前のこと、NHKが制作した、従軍慰安婦関係の酷い偏向番組の内容に驚いたNHK幹部が、内容を是正するため、非左翼の秦郁彦教授のコメントを取ったりして手直しした事件に対し、今頃になって、「自民党の政治家が圧力をかけて、無理やりHKの自主性を奪うようなことを行った」、と一面にデカデカと書き立てました。
あまりに酷い偏向番組に対して、国民から選ばれた政治家が、意見を言うのは当然です。
日教組や左巻き教授ならいざ知らず、常識的一般国民は、日放労に、左翼偏向の著るしい、番組制作の白紙委任をした覚えは毛頭ありません。
しかし、そのようなことをしておきながら、訂正、謝罪は一切行わず、あたかも、「真っ黒な烏を純白の鷺」、で押し通そうと言うのですから、無茶苦茶です。左巻き人種は別として、常識的国民は呆れ返っています。
「朝日」、は10月1日の記事で、「『NHK報道』、委員会」、の見解とやらを元に、幕引きをしたつもりかも知れませんが、とんでもないというほかありません。
第三者機関?「『NHK報道』、委員会」、とかいうものが実に怪しい代物です。
この委員会は、安部、中川代議士、松尾総局長に会って話しを聞くことすらしていません。
挙句の果てに、
「公共放送のあり方に一石を投じたことは評価していい。それを浮き彫りにした朝日の努力を評価したい」・・・丹羽宇一郎・伊藤忠商事会長。(民主党が初めて民間から任用した在北京・日本大使)
「このケースは典型的な、『ー政治的圧力による番組変更』、の例といえる」・・・原寿雄・元共同
「そもそも今回の記事の狙いは、公共放送と政治の距離、すなわち、放送番組への、『政治的不干渉』、『番組編集の自主性』、を定めた放送法の精神や憲法で保証された表現・報道の自由が危うくなっていないか、という問題提起があった」・・・本林徹・前日弁連会長。
「当初の取材結果からは、記者が、中川氏と松尾氏と、放送前日会ったと考えたことに相当性があり、初報の書き方に過失はないであろう」・・・長谷部恭男・東大大学院教授。
何のことはない、本田記者の行動と、「朝日」、のやったことを何としても正当化しようとする、最初に結論=朝日無罪、ありきの、「朝日」、ベッタリの言い分です。
こんなもので国民が納得すると思っているのか!、と怒りが湧きます。
私は今回の、「朝日」、対、NHKの事件の結末をつけるのは、実に簡単な事だと思っています。
『まず、何よりも、本田雅和記者、長井暁チーフプロデューサー、松尾総局長、安部、中川代議士が、国民全部が見られる公開の席、オープンな場で、ことの真偽に関して討論すること。
しかし、一体、全体、どうしたことか、本田雅和記者は事件以後一年経った今も、杳としてどこにいるのかわかりません。私は、彼が雑誌等に書いているものも、新聞・雑誌の記者が彼にインタビューしているものも、読んだことがありません。
「朝日新聞」、の権威で、朝でも、夜遅くでも、政治家の家のインターホンを鳴らしまくって強引に取材をした、という本田記者はどこに行ったのか、不思議です。
年が明けたら、是非とも討論を実現してもらいたい、と強く望みます。
今回の事件は、「朝日」、にも随分左翼側の応援団が出てきました。
如何にも、「問題すり替えの朝日」、を応援するグループらしく、東大の教員有志14人が呼びかけ人となって、今回の問題の本質は、「放送に対する政治介入による、学問の自由、思想・信条の自由を侵害する、検閲だ」、と声明を出しています。
昔の名前で出てきました、と、東大、『社会科学研究所』、の大沢真理教授、(男女共同参画法作成の中心人物)、も名を連ねています。日放労も、「長井氏を支援する」、と言っています。
当事者同士のオープンな討論を何より望みますが、この問題はここまで大きくなった以上、双方の支援者、弁護団、応援団も入れて、国民が見ている開かれた場所で、大いに議論してもらいたい、と考えます。と言っても双方あまり数が多くなると、収集がつきませんので、五、六名ぐらいずつ出たら良いと思います。
私が望む、両陣営の顔ぶれの一例を挙げさせていただきます。
「朝日側」:本田雅和記者、長井暁・プロデューサー、本多勝一、大沢真理・教授、日放労委員長、朝日新聞社長。
「NHK側」:安部、中川代議士、松尾総局長、西尾幹二名誉教授、高山正之教授、稲垣武氏、水島総・チャンネル・桜、社長。
「NHK側」、は西尾、高山、稲垣、のうち二人に替えて、私が、「世の中には優秀な人がいるものだ」、とつくづく感じている、インターネット掲示板、「朝叩き板」、や、「史の会板」、に優れた文章を発表される論客、KABUさん、や教科書改善運動で知り合い、その智謀に感心した、平田文昭氏が出ても面白いと考えます。
いつもご苦労様です。
私も安倍さん信奉者です。
ただひとつ、安倍さんにお願いがあるとしたら、日本語で国民に話してほしいこと。
保守の大切な層は横文字が理解できない高齢者です。
ちょっと横文字が多すぎて、私のような高齢者には理解しにくい部分があって気になりますね。
町村派がこれで統一されて安部さんには良い風になりそうですね。
ところで各自民総裁立候補者の支持者が表に出て来ていますが、
石原さんの支持者って本気なんですかときいてみたい。
被災地出身の小野寺さんなんか、本気で石原さんが自ら泥をかぶりに行く様な政治家だと思っているんですかね?
マスゴミが安倍さんを徹底攻撃したのは、安部さんがシナや朝鮮にとっては一番具合の悪い首相だったということです。
ですから、マスゴミが徹底攻撃する安倍さんを置いて、自民党の総裁→首相にふさわし人はいません。
昨日の人権救済法案閣議決定、産経似こんな事が書いてありました。
【引用開始】
野田佳彦首相側近も「慎重な閣僚がいないから(閣議決定しても)いいじゃないか」と言明するように
【引用終わり】
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120919/plc12091911190018-n1.htm
何ですか、この卑怯なやりかた。
この法案・法律の本質が見えてきますね。卑怯者をのさばらせる法案を卑怯者が、いや卑怯者だからこそ、ごり押ししようとしている。
松原さんが仕事でいないとしても、例えば、森本敏防衛相も了解したんでしょうか?
森本さんは日本の為に、敢えて火中に栗を拾う民主政権に乗り込んだと思っていたのに失望させられます。
あと、この法案成立を望む人に聞きたい。
先の大戦中の特別高等警察、いわゆる「特高」を彼らはどう思っているのかと。
人権を踏みにじった特高を彷彿とさせる「三条委員会」に彼らは恐怖を感じないのかと。
一国内に2つの相互独立した公的捜査機関のある怖さを彼らはどう思っているんでしょうか。
以下の要領で安倍晋三大応援ツイッターでもを行います。
【自民党総裁選、安倍候補大応援ツイッターデモ!】(第2弾)9月21日(金)午後9−11時。私たちは「日本再起」を掲げて国難に挑む安倍晋三氏を断固支持します。あなたの熱いメッセージを。タグ→「 #安倍晋三 」をつけてつぶやいて。【大拡散を】http://abeshinzou.blogspot.jp/
山際澄夫
この本の作者である小川さんがカフェスタに出演しています。22分ごろからです。
http://www.youtube.com/watch?v=4jzE3YvLTEI&feature=player_embedded
最大のメディアを使って行ったNHKも同じ罪人です。
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P194〜
果し得ていない約束
逆に、当時、安倍の戦いの苛烈な孤独を理解する者も、少数だが存在したことに目を転じよう。
「安倍総理は高杉晋作に始まり、乃木希典に終わった」
安倍総理には「ありがとう」の言葉を贈りたい。在任僅か一年ではあったが、貴方は他の内閣なら二十年かかっても出来ない仕事をしてくれた。歴代首相の中で志と行動力では最高だったと信じて疑わない。「戦後レジームからの脱却」を言明し憲法改正を言い切ったときから、狂ったような倒閣運動が展開された。
(略)
国民の覚悟と気概の問題だったのである。総理、ゆっくり休養し、再起を図ってほしい。私は貴方を決して忘れない。
(花ウサギ 五十八歳『正論』平成十九年十一月号)
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年齢&文章から花うさぎさんがブログ開設(2008・8)前に投稿されたんじゃないかと思います。
花うさぎさんはブログ開設前は阿比留記者のところにも「花うさぎ」で投稿されていましたので…。
このお話、西村幸祐さんから直接、小川さんにお伝えして下さったそうです。
それから今日、安倍さんと花うさぎさんのお誕生日なんですよ。
昨日は麻生さん、一昨日は西田昌司さんのお誕生日だったそうです。
昨日の秋葉原の総裁選街頭演説会すごい人数でした。演説会の後、まさかの目の前を安倍さんが通ったので思いっきり手を伸ばしてお触り(^^しました。
ustre.am/OCu3
演説者がいなくなった後、聴衆からマスゴミへ罵声が飛んでましたw。
PS.安倍さん辞任時18歳、闘病中の現在も熱い「眼」で安倍さんを応援している「みおボード」美緒さんのエントリーをPDFにしました。よかった読んでみて下さい☆
http://blogchirasi2011.web.fc2.com/mioboard_abesan.pdf
安倍晋三自民党総裁選 街頭演説会in秋葉原(2012.9.20)
(1) http://www.youtube.com/watch?v=Lpg48cF74sE(麻生太郎応援演説)
(2) http://www.youtube.com/watch?v=EaRqxqn3Wrk(安倍晋三演説)
元気になるだけでなく、なんだか泣けてくる演説です。
それにひきかえ…
野田首相演説会in新宿西口(2012.9.19)
http://www.youtube.com/watch?v=ig6i1BVF06Q
この対比、マスコミじゃ絶対やってくれない。