クロウト政治とシロウト政治 18年前の参院選「CREA」92年9月号
お彼岸(3月)に実家に帰った時のこと。
何か面白い本なかったっけ?と物置を探していたら、自分が昔よく買っていた雑誌を親がちゃんと捨てずにとっておいてくれてまして、その中に「CREA(クレア)」という女性月刊誌の古い号が2冊ありました。
自宅に持ち帰ってから、忙しさもあってずっと放置していたのですが、GW期間中に時間ができたので当時を思い返しながら読んでましたら、これがすごく面白い!(^o^) 2010年と比較して…という意味において。
今日はその持ち帰った「CREA」から、1992年9月号の記事を紹介します。
[NEWSY CREA ニュースが大好き!] と題されたコラム群から、特に興味深かったこちらのコラムです。
コラム起こしここから____________________________
【CREA Hall of Shame 恥辱の殿堂】
シラケも通り越した至上サイテーの参院選 文・平野純
……………………………………………………………………………………………
永田町の盲腸とされる参議院。それでも議員バッジが欲しいのか、高邁な理想に燃えているのか、今回もまた忘れられかけているタレント達が、リニューアルでもするつもりで、大挙して立候補した。サンタンたる選挙に花を添えたオヤジたちよ、ご苦労さんでした。
……………………………………………………………………………………………
「シラケ選挙」という言葉が誕生して早くも二十年以上。選挙のつまらなさは昔と変わらないけれど、議員を目指すタレント候補の「質」と環境だけは様変わりした。そんな印象とともに終わった参議院選挙だった。
日本新党の小池ユリ子、スポーツ平和党のエモヤンこと江本孟紀、連合無所属の森田健作、風の会の横山やすし、モーター新党のマイク真木と初出馬タレントの顔ぶれは賑やかだったが、フタをあけてみれば、下馬評の高かった小池、江本、森田の三人をのぞきそろって討ち死にという予想通りの結果になった。
タレント候補の「質」と書いたが、昔のそれと今回の候補者とでIQ指数に違いがあるわけではもちろんない。アンチ・プロ政治のシロウトっぽさが売り物なのも同じ。違うのは売り時をつかむセンスの問題だろう。実際、李香蘭の山口淑子が参議院外務委員長になり、横山ノックや西川きよしが庶民のクロウト政治への「風穴」願望を満足させた今、タレント候補のシロウトぶりは新鮮でも何でもない。
大体、クロウト政治がいけないというが、「やるっきゃない」のおたかサンが野党第一党の委員長職を張り、マドンナ議員が大量進出した昨日の今日である。クロウト政治が実在するのかも疑問で、「永田町政治を打ち破らにゃあかん」と力みかえる横山ヤッさんについ、ソ連崩壊後の「反共の闘士」のイメージをだぶらせてしまったのはぼくだけだろうか。
初当選時の横山ノックや、立川談志のような「ビッグな」タレントが今回の出馬の顔ぶれに少なかったのも、寂しかった。横山やすしは、勝手に大物だと思っているだけだし、太平シローは、例の「失踪」騒ぎも事前運動だったのではという疑いだけを残した印象。もう一人のマイク真木だが、♪もう一度バラを咲かせたい〜などと、心底思っているにせよ、死んでもギターで弾き語りなどすべきではなかった。ただでさえ子供の七光りの印象なのに、見ていて気が滅入るほどのみじめさだった。
それにしても、参議院なんて要るのだろうかという思いにふつふつと襲われたのは、今度の選挙に限った話ではない。この徒労感はニッポンの民主主義に害毒を与える気がする。いっそ憲法改正して廃止しちゃえばと思うけど、ムリでしょうね、多分。
廃止がムリなら全部タレントで埋めつくしちゃえばいい。そもそもタレントなんて、いれば楽しいけどいなくても困らない余り物が身上。参議院にはほどよく釣り合いがとれている。その意味じゃ、過去の選挙でコロムビアトップ、ノック、きよしといった漫才師を続々当選させたのも、正解だったのかも。とすると今回落ちたタレントは、その無用の長物にすら値しないと烙印を押された人々ということになるが…。
____________________________コラム起こしここまで
懐かしい名前がいっぱい出てきましたね〜(^_^;
あ、ちなみに「小池ユリ子」は誤植ではないです。小池さんは政治家になってから本名の「百合子」を使われるようになりましたので。
この頃の参院選って、ミニ政党がたくさんあったんですよね。
現在ミニ政党があまりないのはなぜかというと、法律で供託金が引き上げられたり、無料広告が事実上廃止されたり(「得票率が1%を切った場合は実費負担」の制限がついた)と、ミニ政党への負担が重くなったためだそうです。
ミニ政党が比例区で議席を獲得したのは1995年参議院選挙の第二院クラブが最後だとか。
(Wikipedia>ミニ政党>参議院議員選挙におけるミニ政党を参照)
しかし、タレント候補の顔ぶれを見ますと、昔も今も「何でこの人が?」と突っ込みたくなる人が多いですよね。世間から忘れられつつあって「もう一花咲かせたい」という野望が見え隠れする人が一定数いるのも、昔と変わらないですよね。
昔と変わったことと言えば、票集めのためにタレントを利用する既存の政党が続出していることでしょうか。それも政権与党とか野党第一党とかがですよ。1992年当時はそんなことなかったですもんね。
コラム冒頭に、「議員を目指すタレント候補の『質』が様変わりした」とありますが、その点でも2010年はさらに様変わりした(低下した)と言えるかも。
だって、1992年のタレント候補もそれなりにひどかったけど、今年の顔ぶれはさらにひどくなってませんか?(T^T)
特に、ヤワラちゃんこと谷亮子さんの出馬にはがっかりしました。
最初に聞いた時、てっきり柔道は引退するんだなと思ったら、あーた、現役続行って。
国会議員と柔道と主婦業、こんなん全部こなすの無理でしょ。どれか手抜くならともかく、そんないい加減な子じゃないでしょ。
同じ兼業主婦として言わせてもらえば、いくら何でもこの三足の草鞋はあり得ませんわ。
「夫の谷佳知選手が協力すると言っている以上、外野がとやかく言う問題ではない」という意見もネットで見ましたが、いや、それは違うでしょ。
私たちは外野じゃありません。「国会議員・谷亮子」のお給料が税金から出る以上は。
と同時に、民主党、わりゃーええ加減にせいよ!と。
5月10日のヤワラちゃん&小沢幹事長の会見を見ながら、頭の中にこういう「求人広告」みたいなのが浮かびました。
もちろん民主党だけじゃないんですけどね。有名人を出馬させて集票しようと考えてる政党は(産経5/11。画像も)。
最新の情報では、ほかに国民新党が江本孟紀氏に、自民党があべ静江氏に出馬を打診しているようです。
もっとも、芸能人やスポーツ選手であっても議員に転身後は真剣に国のために働いてくれている人もいますから(橋本聖子さんや馳浩さんのように)、一概に駄目とは言えないかもしれませんが、少なくとも上記立候補予定者の中で私が期待できると思う人は一人もいません。
しかも不幸なことに、1992年の参院選ではタレント候補を私たちは「落とす」こともできましたが(ミニ政党ゆえに)、今度の参院選ではそれも難しいですよね。比例代表で出る人は特に。
話はコラムに戻って\(^^\) (/^^)/
中盤に「クロウト政治がいけないというが……クロウト政治が実在するのかも疑問」とありますが、このあたりも1992年よりさらに悪化している気がします。特に今の民主党政権の体たらくを見ていると。
民主党は、いわば「クロウト政治がいけない」と思った(思い込んだ?)有権者の心を捉え、昨年、政権交代を成し遂げたんですよね。
が、今の民主党政権を見ますと、利権は自民党時代のものが民主党に移っただけ(てか、自民党時代より利益誘導が露骨になってませんか?)、公務員改革も抜本的には踏み込めず(労組が支援団体だから当たり前)、国民は「政権交代したのに何も変わってない」「自民党時代とどこが違うんだ?」と怒りや失望感に包まれています。
いや、むしろ自民党時代よりも多くの点で悪化しているのでは?
事もあろうに政権与党の代表(総理大臣)と幹事長というツートップが、「政治とカネ」の問題を抱えたまま居直っている。
幹事長の小沢氏に権力が集中していることで様々な問題が派生している。
にも関わらず、民主党の議員は誰も小沢氏を正面切って批判できない。たまに物申す人が出てきても潰される。ポスト鳩山たちは「次」を見据えて口をつぐむ。
かくして「小沢氏は幹事長を辞任すべき」という国民の声は無視され続ける。世論よりも党内力学が優先される。
小沢氏は今後、衆院政治倫理審査会に出席して説明をするらしいですが、果たして公開されるのか。たとえ公開されたとしても、そこで真実が明らかになると期待している国民はほとんどいないでしょう。
こんな「クロウト政治」を国民はもちろん望んでいなかったはずです。
が、この政権は逆に「シロウト政治」の色合いも非常に濃いんですよね。
普天間基地移設問題の迷走で国防はズタズタ。
経済政策もボロボロで、たとえば子ども手当(そもそもこれが経済政策なのか福祉政策なのかすら判然としない)のような「財源どうすんの?」「子どもに将来ツケが回るだけでは?」とシロウトでも不備が分かるバラマキ政策を見切り発車。
他にも高速道路新料金や郵政改革など様々な問題で迷走。
「政治主導」「脱官僚依存」がかえって政治を機能不全に陥らせている例は数知れず(民主党の言う「脱官僚依存」って「官僚排除」なの?)。
まさに「シロウト政治」丸出しで、国民はそこにも怒りや失望を感じているわけですよね。
昨年の総選挙で民主党に投票した人の多くはおそらく、「クロウト政治」の良いところは踏襲しつつ、クリーンで国民に分かりやすい「シロウト政治」を展開してくれるはず、と期待をしたことでしょう。
が、フタを開けてみれば、真逆で、「クロウト政治」の悪いところと「シロウト政治」の悪いところをミックスした、最悪の政権になってしまっている!……というのが現状ではないですか。
民主党の元最高顧問・渡部恒三氏ですら、先月こんなことを言っています。
「(鳩山政権の)誕生から7カ月。あのとき大したもんだと思い出すことより、しなければよかったと思うことばかり」(時事4/14)
5月12日の「アンカー」(起こしこちら)で青山さんが解説していたように、まさに「統治能力を失っている」状態ですよ(T^T)
最近も民主党はまたしょうもないこと…三宅雪子議員の転倒ごときで大騒ぎしてるでしょ。
衆院内閣委員会で転んだ翌日の13日に、民主党の男性議員が国会の本会議の壇上で「暴力行為があった!」と声高に叫んでましたが、もうね、アホかと。小学校の終わりの会か?!これは。
5/14放送「朝ズバ!」見てたら、みのもんた氏も三宅議員と民主党をボロカスに言ってました。
「貴重な国会の審議の場で、情けない。三宅議員はお医者様に行ってもらって、きちんと医学的にやってみたらどうですか。そうやってちゃんと報告してもらった方が自民党も民主党もはっきりするでしょ。自分で転んだんじゃないのかって言う人もいるぐらいでしょ」
民主党をさんざん擁護してきた毎日新聞の与良氏も「情けない。こんなことが話題になるのは情けない」。
(詳細は「テレビにだまされないぞぉ」さんを参照)
「いやいや、去年政権交代したばかりだし、民主党もまだ勝手が分からないんですよ。もうちょっと様子を見ましょうよ」という声もまだあるのかもしれませんが、果たして民主党が今後大化けするか?となると、かなり難しいんじゃないですか。
民主党から小沢的なものを一掃する(それには小沢氏の政界引退しかない)、労働組合と関係を断つ、「勘違い政治主導」から脱却する、最低限これらを実行しない限りは……。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちなみに、この「CREA」92年9月号の [NEWSY CREA ニュースが大好き!] で取り上げられている他のコラムは、
・合同結婚式で話題騒然、統一協会の過去・現在・未来
・捕鯨禁止は環境問題?それとも、政治?
・「トカレフ」拳銃で警察の仲間割れで、日本もハードボイルドになった!?
・NTTの遠距離通話値下げって、どういうこと?
・株価低迷で銀行がつぶれる、ってホント?
・アメリカで愛用者爆発の禁煙パッチで心臓発作!?
・環境破壊が進む旧ソ連のタケノコ生活
などです。
また機会があれば、拙ブログで紹介していこうと思います。
「CREA」については、90年代の初め頃から数年間、毎月購読していた記憶があるのですが、残念ながらこの92年9月号ともう1冊を除き、全部ある時点で私が自ら処分をしてしまったようです(92年9月号は私の大好きな少女マンガが特集されてたので保存しておいたものと思われ(^^ゞ)。
小沢一郎氏が自民党幹事長になった直後のインタビュー記事が載った号もあったんですが、それをとっておけばなぁ。今読めばおそらく噴飯物だったでしょう。ちょっと残念です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■「お気楽くっくり」更新済
「始末」せなあかん!
★このブログが面白かったらクリックして下さい→
★ご面倒でなければこちらも→
アニメ「めぐみ」配信中。
英語・中国語・韓国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
takeshima dokdo dokto tokdo tokto
________________________________________________
★トラックバックを下さる方へ
お手数ですがこちらに一度目を通されてから宜しくお願いします。
★コメント(投稿)を下さる方へ
初めてコメント下さる方は、お手数ですがこちらに一度目を通されてから宜しくお願いします。
シラケも通り越した至上サイテーの参院選 文・平野純
……………………………………………………………………………………………
永田町の盲腸とされる参議院。それでも議員バッジが欲しいのか、高邁な理想に燃えているのか、今回もまた忘れられかけているタレント達が、リニューアルでもするつもりで、大挙して立候補した。サンタンたる選挙に花を添えたオヤジたちよ、ご苦労さんでした。
……………………………………………………………………………………………
「シラケ選挙」という言葉が誕生して早くも二十年以上。選挙のつまらなさは昔と変わらないけれど、議員を目指すタレント候補の「質」と環境だけは様変わりした。そんな印象とともに終わった参議院選挙だった。
日本新党の小池ユリ子、スポーツ平和党のエモヤンこと江本孟紀、連合無所属の森田健作、風の会の横山やすし、モーター新党のマイク真木と初出馬タレントの顔ぶれは賑やかだったが、フタをあけてみれば、下馬評の高かった小池、江本、森田の三人をのぞきそろって討ち死にという予想通りの結果になった。
タレント候補の「質」と書いたが、昔のそれと今回の候補者とでIQ指数に違いがあるわけではもちろんない。アンチ・プロ政治のシロウトっぽさが売り物なのも同じ。違うのは売り時をつかむセンスの問題だろう。実際、李香蘭の山口淑子が参議院外務委員長になり、横山ノックや西川きよしが庶民のクロウト政治への「風穴」願望を満足させた今、タレント候補のシロウトぶりは新鮮でも何でもない。
大体、クロウト政治がいけないというが、「やるっきゃない」のおたかサンが野党第一党の委員長職を張り、マドンナ議員が大量進出した昨日の今日である。クロウト政治が実在するのかも疑問で、「永田町政治を打ち破らにゃあかん」と力みかえる横山ヤッさんについ、ソ連崩壊後の「反共の闘士」のイメージをだぶらせてしまったのはぼくだけだろうか。
初当選時の横山ノックや、立川談志のような「ビッグな」タレントが今回の出馬の顔ぶれに少なかったのも、寂しかった。横山やすしは、勝手に大物だと思っているだけだし、太平シローは、例の「失踪」騒ぎも事前運動だったのではという疑いだけを残した印象。もう一人のマイク真木だが、♪もう一度バラを咲かせたい〜などと、心底思っているにせよ、死んでもギターで弾き語りなどすべきではなかった。ただでさえ子供の七光りの印象なのに、見ていて気が滅入るほどのみじめさだった。
それにしても、参議院なんて要るのだろうかという思いにふつふつと襲われたのは、今度の選挙に限った話ではない。この徒労感はニッポンの民主主義に害毒を与える気がする。いっそ憲法改正して廃止しちゃえばと思うけど、ムリでしょうね、多分。
廃止がムリなら全部タレントで埋めつくしちゃえばいい。そもそもタレントなんて、いれば楽しいけどいなくても困らない余り物が身上。参議院にはほどよく釣り合いがとれている。その意味じゃ、過去の選挙でコロムビアトップ、ノック、きよしといった漫才師を続々当選させたのも、正解だったのかも。とすると今回落ちたタレントは、その無用の長物にすら値しないと烙印を押された人々ということになるが…。
____________________________コラム起こしここまで
懐かしい名前がいっぱい出てきましたね〜(^_^;
あ、ちなみに「小池ユリ子」は誤植ではないです。小池さんは政治家になってから本名の「百合子」を使われるようになりましたので。
この頃の参院選って、ミニ政党がたくさんあったんですよね。
現在ミニ政党があまりないのはなぜかというと、法律で供託金が引き上げられたり、無料広告が事実上廃止されたり(「得票率が1%を切った場合は実費負担」の制限がついた)と、ミニ政党への負担が重くなったためだそうです。
ミニ政党が比例区で議席を獲得したのは1995年参議院選挙の第二院クラブが最後だとか。
(Wikipedia>ミニ政党>参議院議員選挙におけるミニ政党を参照)
しかし、タレント候補の顔ぶれを見ますと、昔も今も「何でこの人が?」と突っ込みたくなる人が多いですよね。世間から忘れられつつあって「もう一花咲かせたい」という野望が見え隠れする人が一定数いるのも、昔と変わらないですよね。
昔と変わったことと言えば、票集めのためにタレントを利用する既存の政党が続出していることでしょうか。それも政権与党とか野党第一党とかがですよ。1992年当時はそんなことなかったですもんね。
コラム冒頭に、「議員を目指すタレント候補の『質』が様変わりした」とありますが、その点でも2010年はさらに様変わりした(低下した)と言えるかも。
だって、1992年のタレント候補もそれなりにひどかったけど、今年の顔ぶれはさらにひどくなってませんか?(T^T)
特に、ヤワラちゃんこと谷亮子さんの出馬にはがっかりしました。
最初に聞いた時、てっきり柔道は引退するんだなと思ったら、あーた、現役続行って。
国会議員と柔道と主婦業、こんなん全部こなすの無理でしょ。どれか手抜くならともかく、そんないい加減な子じゃないでしょ。
同じ兼業主婦として言わせてもらえば、いくら何でもこの三足の草鞋はあり得ませんわ。
「夫の谷佳知選手が協力すると言っている以上、外野がとやかく言う問題ではない」という意見もネットで見ましたが、いや、それは違うでしょ。
私たちは外野じゃありません。「国会議員・谷亮子」のお給料が税金から出る以上は。
と同時に、民主党、わりゃーええ加減にせいよ!と。
5月10日のヤワラちゃん&小沢幹事長の会見を見ながら、頭の中にこういう「求人広告」みたいなのが浮かびました。
【参院選立候補者募集!!】
金メダルを狙いながらバイト感覚で出来る簡単なお仕事です。
……民主党……
もちろん民主党だけじゃないんですけどね。有名人を出馬させて集票しようと考えてる政党は(産経5/11。画像も)。
最新の情報では、ほかに国民新党が江本孟紀氏に、自民党があべ静江氏に出馬を打診しているようです。
もっとも、芸能人やスポーツ選手であっても議員に転身後は真剣に国のために働いてくれている人もいますから(橋本聖子さんや馳浩さんのように)、一概に駄目とは言えないかもしれませんが、少なくとも上記立候補予定者の中で私が期待できると思う人は一人もいません。
しかも不幸なことに、1992年の参院選ではタレント候補を私たちは「落とす」こともできましたが(ミニ政党ゆえに)、今度の参院選ではそれも難しいですよね。比例代表で出る人は特に。
話はコラムに戻って\(^^\) (/^^)/
中盤に「クロウト政治がいけないというが……クロウト政治が実在するのかも疑問」とありますが、このあたりも1992年よりさらに悪化している気がします。特に今の民主党政権の体たらくを見ていると。
民主党は、いわば「クロウト政治がいけない」と思った(思い込んだ?)有権者の心を捉え、昨年、政権交代を成し遂げたんですよね。
が、今の民主党政権を見ますと、利権は自民党時代のものが民主党に移っただけ(てか、自民党時代より利益誘導が露骨になってませんか?)、公務員改革も抜本的には踏み込めず(労組が支援団体だから当たり前)、国民は「政権交代したのに何も変わってない」「自民党時代とどこが違うんだ?」と怒りや失望感に包まれています。
いや、むしろ自民党時代よりも多くの点で悪化しているのでは?
事もあろうに政権与党の代表(総理大臣)と幹事長というツートップが、「政治とカネ」の問題を抱えたまま居直っている。
幹事長の小沢氏に権力が集中していることで様々な問題が派生している。
にも関わらず、民主党の議員は誰も小沢氏を正面切って批判できない。たまに物申す人が出てきても潰される。ポスト鳩山たちは「次」を見据えて口をつぐむ。
かくして「小沢氏は幹事長を辞任すべき」という国民の声は無視され続ける。世論よりも党内力学が優先される。
小沢氏は今後、衆院政治倫理審査会に出席して説明をするらしいですが、果たして公開されるのか。たとえ公開されたとしても、そこで真実が明らかになると期待している国民はほとんどいないでしょう。
こんな「クロウト政治」を国民はもちろん望んでいなかったはずです。
が、この政権は逆に「シロウト政治」の色合いも非常に濃いんですよね。
普天間基地移設問題の迷走で国防はズタズタ。
経済政策もボロボロで、たとえば子ども手当(そもそもこれが経済政策なのか福祉政策なのかすら判然としない)のような「財源どうすんの?」「子どもに将来ツケが回るだけでは?」とシロウトでも不備が分かるバラマキ政策を見切り発車。
他にも高速道路新料金や郵政改革など様々な問題で迷走。
「政治主導」「脱官僚依存」がかえって政治を機能不全に陥らせている例は数知れず(民主党の言う「脱官僚依存」って「官僚排除」なの?)。
まさに「シロウト政治」丸出しで、国民はそこにも怒りや失望を感じているわけですよね。
昨年の総選挙で民主党に投票した人の多くはおそらく、「クロウト政治」の良いところは踏襲しつつ、クリーンで国民に分かりやすい「シロウト政治」を展開してくれるはず、と期待をしたことでしょう。
が、フタを開けてみれば、真逆で、「クロウト政治」の悪いところと「シロウト政治」の悪いところをミックスした、最悪の政権になってしまっている!……というのが現状ではないですか。
民主党の元最高顧問・渡部恒三氏ですら、先月こんなことを言っています。
「(鳩山政権の)誕生から7カ月。あのとき大したもんだと思い出すことより、しなければよかったと思うことばかり」(時事4/14)
5月12日の「アンカー」(起こしこちら)で青山さんが解説していたように、まさに「統治能力を失っている」状態ですよ(T^T)
最近も民主党はまたしょうもないこと…三宅雪子議員の転倒ごときで大騒ぎしてるでしょ。
衆院内閣委員会で転んだ翌日の13日に、民主党の男性議員が国会の本会議の壇上で「暴力行為があった!」と声高に叫んでましたが、もうね、アホかと。小学校の終わりの会か?!これは。
5/14放送「朝ズバ!」見てたら、みのもんた氏も三宅議員と民主党をボロカスに言ってました。
「貴重な国会の審議の場で、情けない。三宅議員はお医者様に行ってもらって、きちんと医学的にやってみたらどうですか。そうやってちゃんと報告してもらった方が自民党も民主党もはっきりするでしょ。自分で転んだんじゃないのかって言う人もいるぐらいでしょ」
民主党をさんざん擁護してきた毎日新聞の与良氏も「情けない。こんなことが話題になるのは情けない」。
(詳細は「テレビにだまされないぞぉ」さんを参照)
「いやいや、去年政権交代したばかりだし、民主党もまだ勝手が分からないんですよ。もうちょっと様子を見ましょうよ」という声もまだあるのかもしれませんが、果たして民主党が今後大化けするか?となると、かなり難しいんじゃないですか。
民主党から小沢的なものを一掃する(それには小沢氏の政界引退しかない)、労働組合と関係を断つ、「勘違い政治主導」から脱却する、最低限これらを実行しない限りは……。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちなみに、この「CREA」92年9月号の [NEWSY CREA ニュースが大好き!] で取り上げられている他のコラムは、
・合同結婚式で話題騒然、統一協会の過去・現在・未来
・捕鯨禁止は環境問題?それとも、政治?
・「トカレフ」拳銃で警察の仲間割れで、日本もハードボイルドになった!?
・NTTの遠距離通話値下げって、どういうこと?
・株価低迷で銀行がつぶれる、ってホント?
・アメリカで愛用者爆発の禁煙パッチで心臓発作!?
・環境破壊が進む旧ソ連のタケノコ生活
などです。
また機会があれば、拙ブログで紹介していこうと思います。
「CREA」については、90年代の初め頃から数年間、毎月購読していた記憶があるのですが、残念ながらこの92年9月号ともう1冊を除き、全部ある時点で私が自ら処分をしてしまったようです(92年9月号は私の大好きな少女マンガが特集されてたので保存しておいたものと思われ(^^ゞ)。
小沢一郎氏が自民党幹事長になった直後のインタビュー記事が載った号もあったんですが、それをとっておけばなぁ。今読めばおそらく噴飯物だったでしょう。ちょっと残念です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※国会法改正案が5月14日に衆院に提出されてしまいました(T^T)
重国籍もまた危険な状態だそうです。
詳細及び最新情報は以下のまとめサイトをどうぞ。
・国民が知らない反日の実態>国会法改正案の正体
・国会法改正案まとめwiki
■「お気楽くっくり」更新済
「始末」せなあかん!
★このブログが面白かったらクリックして下さい→
★ご面倒でなければこちらも→
アニメ「めぐみ」配信中。
英語・中国語・韓国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
takeshima dokdo dokto tokdo tokto
________________________________________________
★トラックバックを下さる方へ
お手数ですがこちらに一度目を通されてから宜しくお願いします。
★コメント(投稿)を下さる方へ
初めてコメント下さる方は、お手数ですがこちらに一度目を通されてから宜しくお願いします。
Comments
政治をなんだと思ってるんだ。
何が政治主導だ。
だいたい民主党のくされ議員どももシロウト丸出し。
こんな連中に日本を任せていると思うとゾッとする。
まるでチンパンジーに核ミサイルの発射ボタンを磨かせている気分だ。
もし、鳩山や小沢が医者だったら、命預けられますか?
俺は金積まれたってイヤだねっ。
ブログ名称:Funny Restaurant 犬とレストランとイタリア料理
こんにちは。各党から、スポーツ選手や、芸能人に出馬打診をしています。しかし、有権者の多くは、政権交代以降の民主党の混迷ぶりをみて、素人集団に政治は無理だということを思い知ったはずです。しかしながら、こうした素人を当選させているのは、とりもなおさず有権者であることも真実です。次の選挙からは、有権者がこういう素人には票を入れないということが日本の政治改革の第一歩となると思います。詳細は是非私のブログを御覧になってください。
民主党のタレント議員候補の方々は比例の上位にランクされると思われるので、既に当選が確定したようなものです。この人達への票のおかげで他の民主党候補も底上げされるでしょう。
どうやら亡国・売国の道へと進む最悪の結果が待ち受けているようです。
三足の草鞋だなんて以っての外。
しかし現実を見ると、間違いなく小沢一郎の資金提供、
小耳には挟んでいましたが、本当に関係があったんですね、
あれでは背中を押されます。
加えて言えば旦那は野球選手、これまたブレーキをかける者が居ない、
よく言われます、野球選手ほど恐妻持ちはいない。
ヤワラさん自身、北京五輪の結果を見ても分かるとおり、昨年までの長い冬を抜けようやく今年春を迎えたという一面をふまえて、
やはり参議院立候補は、新たな一歩
畳の上で勝ちっぱなしだった十年とは違う新たな12年間に向かって行くんでしょう。
しかし人はそれほど万能な生き物ではありません、現実は甘くないです、
両立するならロンドン五輪は勝つどころか出場すらできず、必ず失敗すると思います。
今回の一件は彼女を責めるだけでなく、周囲の者にも責任があります。
日本人全体が馬鹿な権力屋政治屋どもに踊らされないように自制するしかないのでしょうが、代替として選ぶに足る人がどこにも居ないというのが問題でしょう。
谷亮子氏に関しては、伝聞ですが、先のオリンピック予選においても谷氏に勝利した選手がなぜか選ばれず谷氏がオリンピックに出たと言う経緯があったと聞いていますが、その胡散臭さが今回改めて事実だったのかなと思わせられました。
それとは別ですが、金曜日のアンカーで森田氏が非常に日本において大切な事を話しておられましたが、こちらでは取り上げられないのでしょうか。
買い物弱者の切捨ての話題ですが。あれは自民民主かかわらずに抱えている、現政治と官僚の最大の問題点だと思いますが・・。
こんにちは、えいと@です。
タレントやスポーツ選手を起用すると票が集まるからでしょうが、
それにしても露骨すぎますね…。
しかも、谷亮子氏はオリンピックにも挑戦するとか…。
そんな片手間で政治を考えて欲しくないですね。
議員の給料は、国民の税金から支払われるってわかってないのでしょうか…!
三宅雪子氏の転倒は、あきらかにわざとですね。
何度も動画を見ましたけど、あれで懲罰委員会にかめられたんじゃ甘利明氏がかわいそうすぎますよ。。。
ところで、くっくりさんのブログは読者も多いので、
このこと ↓ を日本の皆さまにお知らせしていただけたらありがたいです。
★【お願い】宮崎の口蹄疫に関するバスタオルのご寄付と転載のお願いです
一度、使用したタオルは処分する為、殺処分作業等に当たられた皆さんの使用するバスタオルが不足との事です。
これからも作業は続きますので、バスタオルが底をつくことも考えられます。
新品でも使い古しでも構わないとの事ですので、バスタオル等のご寄付お願い致します。
*誠に申し訳ありませんが、送料はご負担下さいますようお願い致します。
【お送りいただきたいもの】
○バスタオル、フェイスタオル、タオルなど、身体や顔が拭けるものであれば、新品でも使い古しでもOKです。
【期間】
○5月15日から当分の間
【宮崎市近郊の方】
下記のところに、直接、お持ちいただけると助かります。
○時間帯
午前10時〜正午ごろ、少し遅れても構いません。
○場 所
市民プラザ3階の市民活動センター内(宮崎市役所となり)
○方 法
上記の場所に私(大谷憲史)が待機していますので、そこでバスタオルを受け取り、そのままダンボール等に詰めます。
席を外している場合もございますので、センターの職員に私の名前をお伝えいただくか、携帯(080-5603-9244)にお電話をいただけると幸いです。
なお、私は市民活動センターの職員でなく、センターの利用団体に所属している者です。市民活動センターへの直接のお問合せはご遠慮ください。お問合せは、大谷までお願いします。
○お願い
強制ではありませんが、ご署名と作業員のみなさんへの簡単なメッセージをいただけるとうれしいです。
○その他
宮崎市近郊の方でも、郵送でも受付いたします。下記をご覧下さい。
【宮崎遠方及び県外の方】
体制が整うまで、私・大谷憲史の個人宅が送付先となります。
申し訳ございませんが、送料はご負担ください。
○送付先
〒880-0951
宮崎県宮崎市大塚町乱橋4545番地2 大谷憲史 宛
○連絡先
携帯 080-5603-9244
○お願い
ご送付される場合、強制ではございませんが、バスタオルをいただいた方のお名前と作業員のみなさんへの簡単なメッセージをいただけるとうれしいです。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
よろしくお願いします。
えいと@
「御輿は軽くてパーが良い」
小沢氏が担ぐ人物は皆、パーに見えてしまいます。
問題は、その担がれた人物に投票する有権者もまた、小沢氏に担がれたのと同じ事なのです。
せめて、ご自身の周囲の人たちが「小沢氏に担がれたパー」と同レベルに堕落しないよう、注意・教唆いたしましょう。
ちなみに、私の身辺では誰も小沢氏や担がれた人物を支持していません。
こんにちは。
何度もすみません。
↑の ★【お願い】宮崎の口蹄疫に関するバスタオルのご寄付のお願い
のURLを貼付けるのを忘れていました。
http://tokiy.jugem.jp/?eid=649
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
現場の方の悲痛な叫びです。
これ以上、口蹄疫を拡大させないように必死で取り組んでおられます。
家に眠っているタオル、酒屋さんなどからもらったタオル、
何でもいいそうです。
たくさんのタオルが必要なんだそうです。
皆さま、よろしくお願いいたします。
えいと@
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【重要】今後のご発送のお願い【拡散希望】
http://omnmiyazaki.blog109.fc2.com/blog-entry-1695.html
今回のバスタオルのご提供につきましては、かなりの反響をいただき、実際のところ驚いております。
また、週明け以降、どのくらいの量のタオルが届くのか、少し心配な点もございます。
そこで、皆さまに改めてお願いをいたします。
【ご発送のお願い】
来週水曜日(5月19日)到着分で、一度締め切り、届いたタオルの量を確認したいと思います。
タオルの数を確認し、対策本部とご相談の上で、2次募集を行いたいと思います。
ムッチー牧場さんのブログでは、JA尾鈴様もタオルを集めています。そちらへ送られても構いません。
週明けに送ろうと考えられていらっしゃった皆さま、一度、ご検討をお願いいたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ということですので、週明け以降に送る予定にされている方は、ムッチー牧場さんのブログ(5/15付)を参照していただいて、JA尾鈴様にお送りいただいた方がいいかもしれません。
http://green.ap.teacup.com/mutuo/
こんにちは、えいと@です。
くっくりさん、ありがとうございます。
私のブログでも訂正し、読者の皆さまに呼びかけました。
http://eight-americann.seesaa.net/article/150019689.html
本当に、今回の「口蹄疫」問題での赤松大臣をはじめ、
民主党政権の対応のいいかげんさ、統治能力のなさには腹立たしい思いです。
1日でもはやく、宮崎の畜産農家の方々の生活が元に戻ることを願ってやみません。。。
えいと@
皆様お疲れ様です。
★請願・抗議に追われておりますが、宮崎の皆様の苦労に比べれば、私も拡散頑張っております。
明日、タオル送らせて戴きます。
◆You Tube「三宅雪子の懲罰動機の件で民主党に電話。民主の対応」を見てください。コレが民主の本性です。◆
皆様もドンドン抗議・請願・・今なら大丈夫ですよ。電凸憂国子より。。頑張りましょう!
なぜ国が本気で動かないのか?不思議でなりません。それとも日本の畜産を破壊したいのか???
—以下転載—
消毒剤が圧倒的に足りません。 消毒剤の事は昨日書きましたが、人手も圧倒的に足りません。
政府は“現場スタッフを国としても確保している”と発表してますが、一昨日までの現場スタッフ350人のほとんどは県のスタッフ。 九州農政局から3人の獣医師と20人のスタッフ、追加で30人の自衛隊。
農政局の獣医師はペーパー獣医師で現場しゃまともに牛に触ることも出来ない、追加で来た自衛隊は4日出たら2日休み実質2/3の労力。
昨日から宮崎による確保と九州各県の応援により倍の700人体勢に。
それでも殺処分対称の1割しか処分出来てません。
県も、保健所も、獣医師も、JAも、市町村も、休みなしで必死になって頑張ってます。
保健所の友人はGWどころか、発生からずっと休み無し、6〜21時の重労働。爪は割れ、消毒剤で手の皮膚が爛れ…、それでも必死になって戦ってます。旦那さんも新婚、子供が産まれて初めてのGWも休み無しで頑張ってくれてます。ホントに感謝しています。
それでも全然処分が追い付かないんです。 今、処分対称の10万頭のうち、20日間で処分が終わったのは1万頭にも届きません。今1日の処分頭数が千頭。毎日発症する頭数の方が圧倒的に多いんです。 感染した牛は毎日10億個、豚は5兆個のウイルスを撒き散らします。感染拡大が止まりません。
4月末に発症した友人の農場では、今のペースでは5月内に処分出来るかどうかと言った所です。 全て殺されてしまう。それでも弱れば排出するウイルスが増える。だから、殺されるのがわかってても、毎日餌をやり、ビタミンをやり、あらゆる手を尽くして少しでも牛を健康に保とうとしてます。
でも、農場全ての牛に広がり、弱い子牛から次々に弱り、死んでいきます。死んでも処理業者も出入りできないため、死体の上に大量の石灰を乗せても、腐敗し異臭を放ち始め、それでも親牛は自分の子を一生懸命舐め、石灰を落とそうとします。消毒剤の不足から、本来は牛に使わないような強い薬を大量に毎日浴びせられ、牛は毛が抜けぼろぼろになっていきます。そんな中で、自分の家族同然の牛を殺す事も出来ず、飼い続けなければならないんです。
また、保健所や獣医師が殺処分現場に集中せざるを得ず、発症が疑われる農場の検査も出来ず、テレビや報道では50件80000頭となっていますが、俺が把握してるだけで発症の疑いがあり検査待ちの所があと40農場あります。とにかく人手が足りないんです。
もう殺処分が追い付かないんです。首相が激甚災害に認定し、自衛隊を出さない限り、拡大は収まりません。
「その必要があるかどうかを関係閣僚と話し合い、必要とあれば検討する」とか言ってる場合じゃないんです!!
ワクチンと言う手も有りますが、現行の法律では使えず、しかも大臣は「参院選後の国会で立案立法を…」 とか言ってますが、 その頃には国内の牛・豚・山羊・羊・鹿・猪…等の偶蹄類はいなくなってるでしょう。
皆さんにお願いです。
とにかく、今、宮崎で大変な事が起こってると言うことを、多くの人に伝えて下さい。もう世論で政府を動かすしか方法がないんです。
資材機材も、人手も、予算も…
もう国に頼るしかないんです。
よろしくお願いします。
—転載終わり—
なんとか協力することはできないのでしょうか。
どうしてマスコミはこういう現実を報道しないのでしょうか。
タレント議員にはよく疑問を持ちます。
彼らの大半は自分のテリトリー主にスポーツやそれを通しての教育などを訴えますが他のことはなにか考えてるのか疑問です。
まさかー党の言いなりなら果たして議員としているのでしょうか?
谷選手も好感度が高い人なだけに落胆してる人も多いかとしかも二足の草鞋なので
現在軽量級の女子は若手が育ってきて谷選手の無敗ではなくなったのでやるとすればどちらか一方にするべきそちらの批判はこれからも出てくるでしょうね。
あとムッチー牧場さんのブログ拝見して現場のひどさとニュースの落差に驚きです。
廃業せざる終えない人が多数出てるとか。。
これって軽く人災なんじゃないですかね?
子育てと柔道と議員と。
どれも片手も仕事ではありません。
自分はタレントでもスポーツ選手でも政治に参加して構わないと思っていますが
少なくとも政治だけに全力出す覚悟を見せて欲しいのと
できればチームリーダーとか監督とか
人を使うとか交渉事の経験のある人をお願いしたいと思ってます。
まあ今の民主党は一年生議員は何も物が言えないヤジ要員に成り下がってますから
アルバイトでも勤まるのかもしれませんが。