「ぶったま!」中川会見問題 財務省とメディアの責任を問う
■2/21放送 関西テレビ「ぶったま!」
青山さん、財務省に対してもメディアに対しても「嘘つけ!」を連発。
私はこの問題は詳しくないんですが、ネットの声がある程度は代弁されているんじゃないでしょうか。ただ、関西ローカルなのが惜しい?
細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像は一部を除き、Youtubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
内容紹介ここから____________________________
青山解説中川会見の闇(当日のテレビ欄より)
青山さん、財務省に対してもメディアに対しても「嘘つけ!」を連発。
私はこの問題は詳しくないんですが、ネットの声がある程度は代弁されているんじゃないでしょうか。ただ、関西ローカルなのが惜しい?
細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像は一部を除き、Youtubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
内容紹介ここから____________________________
(問題のあらましを伝えたVTR終了後)
魚住りえ
「このローマのG7の中川大臣の会見でもうろうとした、ね、会見だったんですけれども、辞任…」
山本健治(元府会議員)
「こんなん笑えないね。情けないですよ、ほんまに」
魚住りえ
「このニュースには、ま、ある事実が隠されているということですね?」
青山繁晴
「はい。皆さん今日もよろしくお願いします」
一同
「よろしくお願いします」
青山繁晴
「あの、まあ今ぼろくそに叩かれてる中川さんで、この番組っていうか、このコーナーでも庇うつもりは全くありません。中川昭一さんは元々自民党の中でも保守派、すなわち国益を大事にする人でしたから。それが自らこうやって間違いなく国益を損ねたのはもう逃れようのない事実ですから、そこを外すつもりはありませんけれども、しかし、追及されるべき責任の中で、追及されてない財務官僚もいれば、それから報道されなきゃいけないのに報道されてないこともあるという話を、あえて今日はいたしたいと思ってます」
魚住りえ
「実は会見の裏には3つの闇といいますか、ポイントが潜んでいると考えられておりまして、こちらです」
青山繁晴
「はい。いちおう3つにまとめてみたんですけどね。ま、最低限でもこれだけ、さっき魚住さんがみんなが知るべき大切なことがあると言いましたよね。知っておいた方がいいことがあると。それを3つにまとめると、まず、もうずっとテレビも新聞も中川はひどい奴だっていうことで徹底的に叩いてますけど、え?最初から本当のことちゃんと言ってましたか?そして今も本当のこと言ってますか?というのを、僕は元記者です、20年、共同通信の記者をしましたが、その経験に基づいて踏み込んでお話ししたいと思います。それからもう1つ、財務省だけが本当は焼け太りっていうか全く得をしてないか?と。で、その財務省が仮に得をしてたら国民にどんな影響があるのかということをお話ししたい。それから最後のもう1つはですね、これは中川さんがどんな会合に出てたかも何か吹っ飛んでしまってるでしょ。だけど本当はこれローマで開かれた、G7というのはグループ・オブ・セブン、先進7カ国、日本やアメリカのように進んだ国のグループで集まって、その国の財務大臣とそれから中央銀行の総裁が集まって、今みんなが苦しんでる世界同時不況どうしましょうという、ものすごく大事な、ふだんから大事ですけど、今年は特に大事な会議やりましたと。で、その時に中川さんが確かに醜態晒したのはひどいけれども、肝心の成果はどうだったの?記者会見はあくまで最後の会見であって、会議の中身はどうだったんですか?それ、皆さんあまり伝わってないでしょ?」
一同
「うん」
青山繁晴
「何でかというと、メディアが言わないからじゃないですか。誰もローマに行けないんだから。だからその…」
くまきりあさ美
「(中川さんが)寝てるイメージしかない」
青山繁晴
「はい、そのとおり。でも会議では寝てたわけじゃないから、中川さんはですね。だからこの3つのことをそれぞれ詳しく踏み込んでいきたいと思います」
魚住りえ
「まず翌日の2月16日の産経新聞の2面なんですけれども、実際どのように報じられていたかという」
青山繁晴
「はい、まずメディアの問題からやりますけれどね、これ問題の記者会見があったその翌日、これは産経新聞だけなんですけどね。これ実は他の新聞も出したかったんですが、スタッフの方々によると、他の新聞は許可をくれなかったということで」
一同
「えー」
青山繁晴
「許可してくれたのは産経新聞だけってことなんですが、この産経新聞もこれ2面ですよね。1面じゃないのに、これ要するに記事の段数でいうと3段しかなくて、見出し1段ですから。写真は比較的大きいけども、でもこれちっちゃな記事です。そしてね、他の新聞、できればもっと出したかったっていうのは、たとえば朝日新聞はね、第二社会面ですよ」
魚住りえ
「社会面…」
青山繁晴
「社会面もその、新聞開いて、最後に開いてこっち(左側)が第一社会面で、こっち側(右側)が第二社会面で、こっち(右側)みんなあんまり見ないでしょ。この第二社会面のこのへん(右端)に、こんなちっちゃく載ってたんですよ。ね。それから読売新聞などは写真がなかったですよ、もうろう会見の時の肝心の。最初はこんな扱いだった。で、これどうして最初はこんな扱いかおかしいと思ったから、いや、あとで大きくなったのがおかしいと思ったから、僕は記者時代の仲間、記者時代の仲間ってみんなけっこう編集幹部、朝日も読売も毎日もみんな幹部になってるわけですよ。彼らに電話したらですね、また判で押したような同じようなね、弁解が返ってきて、『いや、青ちゃんも思ったかもしれないけど、これはね、まさか酒に酔ってると思わないで、ひょっとしたら脳梗塞か何かね、病気が出たんじゃないかと思って扱い小さくした』と言ったから、もう電話で『嘘つくな!』と。『冗談だろう』と。現役の財務大臣がね、G7の会合に出て脳梗塞になったらもっと大ニュースじゃないかと。1面トップですよ。そうじゃなくて本当はこれ扱いに困ってですよ、どうしようかっていうのをみんな、こうやって横を見てたんですよ、本当は」
桂きん枝
「本来であれば砂かぶして隠しとこかみたいな…」
青山繁晴
「いや、はっきり言うと財務省も怖いしね、それから中川さんも次の総理かもしれないしね、扱いどうしようかなと、まあとりあえず様子見るかというのでやってた。はっきり言うと、ちょっとこんな言葉は感情的かもしれないけどね、卑怯な扱いだったわけです。自分で責任とって1面トップに、トップが最初から持っていったらいいけど、ほんとは様子を見てて、テレビがガンガンやり出して、しかも外国でもやられてね、そこまで大きくなって、じゃあ1面トップに持っていこうってやったのが本当はメディアの在り方だった」
太平サブロー
「ポリシーがないなあ」
山本健治
「一緒に行っててね、酒くさいとか、いっぺんに分かるじゃないですか」
青山繁晴
「それももう1つあってですね、まあ限られた時間で限られたことしかお話しできないけども、ヤマケンさんが言われたんで1つ言うとね、この時(会見の時)この前にいたのはね、経済部の記者ですよ。それで当然、僕は経済部と政治部を記者時代に過ごしましたから、経済記者もやってますから、何でこの時に聞かなかったの?って、これはね、現役の記者に電話して聞いたんですよ。そしたらね、『いや、青山さん、我々、経済部ですから。社会部だったらね、大臣酔っぱらってんじゃないかって聞くかもしれないけど、経済部だったら中身聞きますから』って言ったんで」
山本健治
「何を言うとんねん」
青山繁晴
「僕はまたはっきり電話で怒ってですね、『お前、嘘つくなよ』と。だって中身聞いた時に中川さんの説明はおかしかったでしょ。聞いて間違ってましたからね。0.25って言ったでしょ。0.1%なんですよ、日本の金利は。だから『大臣、中身が違うじゃないですか、おかしいじゃないですか』と、そこで聞かなきゃいけないのに、その時は判で押したような、紙に書いたような質問だけ聞いててですよ、あとで『実はああでした』ってね、横見ながら言うっていうのは、メディアはモラル高くなきゃいけないんですよ。何でかと言うと、正義面をするんだから。正義を掲げる人はまず自らがきれいでないといけない。それなのに横を向いてね、そんな卑怯な振る舞いをするっていうのは、僕、メディアの資格はないと思います。私、今、記者を辞めたから言ってるんじゃなくてね、ほんとにそこがむしろ恥ずかしいと。中川さんも恥ずかしいけど、この記者諸君も、それからメディアの幹部も僕は恥ずかしいと思いますね。だからそのことが1つあるのと、それから次にね、財務官僚の問題を見るために、中川さんのその日程をちょっとね」
魚住りえ
「はい。実際ローマの日程はどうだったのかということですね」
青山繁晴
「はい。まずね、もう1回言いますけど、中川昭一さんの責任は重たいですよ。まず自分が、たとえば風邪をひいてて、これほんとです、風邪をひいててね、薬を飲まなきゃいけない云々かんぬんがあって、その薬を飲む時に、しかも自分は前から酒のこと言われてるんだから、機内でとりあえず飲む、これは完全に中川さんの問題です。ね。しかしね、さっきローマ着いた時の絵も出てたけど、まあまあまともだったでしょ。でも僕はちょっとあの時からおかしいかなと思ったですけどね、でもアメリカ財務省に電話して聞きましたけど、この日米財務会談ね、ガイトナーさんとやった時はちゃんとしてましたと。でね、そのあとですよ。そのあと、これ公式の夕食会ですね。公式の夕食会だから最後までちゃんといて、その夕食会の後にもちゃんとその各国の方々とね、特にアメリカのガイトナーさんのような注目の人と話しなきゃいけないのが、ま、事実上途中で抜けてですよ、その一部記者と、それから一部財務官僚などとの懇談会と書いてあるけど、要するに飯の食い直しに行っちゃってるわけですよ」
一同
「ああー」
青山繁晴
「ね。そこで酒飲んだ。で、ここにね、まず問題が1つあって、同行記者団の中でも4人だけ同行してて、うち2人が女性記者なわけですね。それで僕の知り合いの財務官僚でね、『いや、前から中川さんは女性記者だけ選んでね、呼ぶことがあったんですよ』と言ったから、それが事実かどうか僕は結局確認できなかったけど、でもその財務官僚にも言ったのはね、あとから言うなよと。君たちは最初に大臣に対してね、『特定の記者だけ選ばないで下さい』と何で言わないの?こけてから言うなと。ね。しかもこの時にですよ、はっきり実名で申しますが、玉木林太郎っていうね、財務省の国際局長がこれ一緒に行ってるわけです。一緒に行ってるんじゃなくて、本当はですよ、正確に言うとね、玉木林太郎さんて国際局長がね、仕切ったんですよ」
一同
「ああー」
青山繁晴
「ね。本当は、その記者も大臣の方から呼びかけたんじゃなくて、玉木国際局長からですよ、その記者に声をかけて、ちょっと大臣がね、懇談して下さいますから、行きましょうと」
太平サブロー
「それは何ですか、お姉ちゃんおる方が盛り上がるやろみたいな、僕らのノリみたいなのに近いことですかね」
青山繁晴
「はっきり言うと近いと思いますね。でね、もっと踏み込んで言いますからね、これ予め言っときますが、財務省ね、もし文句あるんだったら僕に直接言って下さいよ。玉木さんもね、文句あるんだったら、どうぞ僕にこのあと直接言ってきて下さい。それで話戻しますが、玉木国際局長って言われてもね、一般の方は国際局長ってどの程度偉いか分からないですよ。これね、玉木さんは特にエリートで、もちろん東大法学部を出てね。それでこの玉木国際局長、やがて次の財務官になる人です。ね。今現在も。財務官てどういう仕事かって、これ国民にあまり知られてないかもしれないけど、円を仕切るんです。円やドルやポンドやユーロとのせめぎ合いを仕切る。だからミスター円と。ね。たとえば最近テレビ出てる人だったら榊原さんとかね。ミスター円と。その仕事に就く人で、だから極めて重要人物なわけですよ。だからほんとは玉木さん自身も、こんなことをね、大臣におべっか使ってる場合じゃなくて…」
魚住りえ
「接待してる…」
青山繁晴
「接待してるけど、あなた自分でね、ちゃんと他の国の人々と会いなさいよというのがあるのに、それやってないというのがまずあるでしょ。あってですよ、これ(13日夜の懇親会)実は夜中までやってるわけです。少なくとも日付変わっちゃった午前0時半ぐらいまでやってたことは間違いないわけですね」
魚住りえ
「(14日の)朝早くから本会議あるのに」
青山繁晴
「朝早くから本会議あって、で、この本会議の時も多少あったみたいだけど、でもまあまともにやられて、これは白川日銀総裁も本会議ではちゃんとしてらっしゃいましたと、ね。ま、白川さんも気を使って言ってるのかもしれないけど、でもここまではちゃんとできたんですよ。で、ほんとに問題がひどくなったのはこのあとでね、この本会議で、実はあとで言いますけど、日本は大きな成果を出した。成果を出したそのあと昼食会があって、で、この時(G7昼食会)にワインが出たとかそれだけ問題になってるけども、ほんとの問題ってこのあとなんです。この昼食会も途中で中座して、そのホテルの中で別な昼食会をやってですよ、そこでまさしくワインを飲んでるわけです。で、この時も玉木国際局長が仕切ってですよ、で、この時は記者が1人だけ、読売新聞の女性記者が1人だけ、ここに行ってるわけです。で、さらに少なくなってね、4人の記者が1人の記者になってる。同行記者団て20人も30人もいるんですよ。ね。で、それを追及された玉木さんが何て言ったかというとね、『いや、読売新聞記者が取材と称して近づいてきたから、もう時間もないから入れてあげた』。嘘つくな!と」
一同
「(笑)」
青山繁晴
「僕は記者時代に嫌と言うほど国際会議に同行して、大臣に同行して、財務省や外務省やそういう人たちと付き合ってきましたが、『記者が近づいてきたから入れてあげます』、嘘つけ!そんなことは絶対ありません」
魚住りえ
「そんなことぐらいでね、入れるんだったら楽ですよ」
青山繁晴
「そのとおり。だいたい近づけないですよ。SPとかいっぱい守ってて。だから魚住りえちゃんがその女性記者とすると、予め話しておいてですよ、何時何分頃に…」
魚住りえ
「アポとらないと…」
青山繁晴
「レストランに来て下さいっていうことあったわけです。だからずーっと仕切っててですよ、それから、さらにね、このあと、今、問題にされてるのが、この記者会見のあとにね、バチカンの観光に行ってたと。ね。これがまあだめ押しになってね、問題になってて、しかも中川さんからですね、これ希望が出たんだっていうことを新聞に何度も書いてありますね。で、今日(2月21日)の朝日新聞などには、中川さんが展示物をペタペタ触ったんだと。だからアラームが鳴ったってことまで出てますが、もう1回言いますが、中川さんも悪いですよ。中川さんも悪いですが、これも玉木さんが一緒に行っててですよ」
くまきりあさ美
「これも!?」
青山繁晴
「この記者会見見たあとに、玉木さんは観光に同行してるんですよ。そして私たちが税金で養ってるところの駐イタリア大使も同行してるんですよ。ね。その特命全権大使、日本の代表である大使もこれに同行しててですね。そして皆さんね、このことを考えていただくためにね、ちょっと1個、実例を申します。これは中東のある国です。ね。これ本当は国名言いたいですが、武士の情けでまあ置いときます。中東のある国、エネルギーをたくさん出す国で日本とも関係深い国で、そこで国際会議が開かれました。これ実は関テレの『アンカー』でも放送しました(拙エントリー07/3/23付及び07/3/29付を参照)。僕はそこにこれは取材で行ってるんじゃなくて、もう記者辞めたあと、今現在ですから。だからこれ今現在の話なんですよ。だから僕はカタール…(つい国名を言ってしまう)」
一同
「(笑)」
青山繁晴
「ちょっと忘れて下さい(笑)。思わず本当のこと言いましたけどね。その国の政府から、日本の参加者として正式招待を受けて、そこに参加する時にその国の政府から、日本の重要な政治家を連れてきてくれませんかと言われたんで、日本の元外務大臣と元防衛庁長官の2人を連れて、連れてっていう言い方はよくないですね、ご一緒に行ったんですよ。行ったらですね、その会議やってる真っ最中、ね、その中東の会議やってる真っ最中に、メインゲストのクリントン元大統領が来ることになってですよ、急きょ決まって。さあクリントンが来ますと。ね。そういう日程決まった、その日程の時にですよ、僕は当然その2人の政治家に、僕が後押ししますから、元外務大臣として元防衛庁長官として、クリントンさん影響力があるから話して下さいねとやろうとしたら、そこに割って入ったのがね、皆さん、はっきり言いますけど、外務省の官僚とその国にいる日本代表の大使が割って入って。ね。いや、ちょっと待って下さいって、ほんとにこうやって分けて入ってきたんですよ。分けて入ってきてね、『いやいや、このね、元外務大臣と元防衛庁長官を観光に連れていくので。もともとご要望もあったんです』と。で、観光って僕は聞いて、観光ってこの国何もないけど、何もないんですよ、砂漠と海しかないから、どこ行くの?と。クリントン元大統領が来るのに砂漠の観光するのか?って聞いたら、『いや、軍事博物館って大事な所に』。もうびっくりしてですね、こっちははっきり言って安全保障・軍事の専門家ですよ。ね。この国の軍事博物館ってね、もともと部族国家だったんだから、どつき合いの道具とかね、古い古い戦いの道具しかなくてね、わざわざ日本の重要な政治家が見なきゃいけないハイテク兵器なんか何も置いてないのに、何でそんなことするんですか?と言ったら、そしたら大使が僕のここ(服を)引っ張ってですね、『青山さん、これ私たちの大事な仕事って分かってるでしょ?』と言ったから、僕もうほんとに頭に来てですね、大事な仕事って何ですか?あなたの保身だけでしょ?と。ね。えらい人を接待しないとあとで何言われるか分からないから、とにかく会議がどうのこうのじゃなくて、これ接待するのが仕事だと。そんなこと国民に言えるんですか?と言ったけども、それでもそのまま出て行っちゃったんです」
一同
「はあーー」
青山繁晴
「でも僕あきらめないで、電話や何やしてて、そしてクリントン元大統領やってきた、世界各国の人がそこに近寄っていく、日本の政治家いない、何たることだと思ったら、政治家は自分で判断して戻ってきて、結局あいさつは一言しかできなかったけども。しかしこれ実態を言ってるのはね、このバチカン観光もそりゃ中川さんも事前に希望したんでしょう、きっと。それから本人が断らないのもよくないけれどもだ、しかしその大使とか、それからもう1回言いますけど、玉木財務省国際局長がこうやって、はっきり言うとこれら(ホテルの昼食会など)と同じように、接待で行ってるじゃないですか。何で中川さんのことだけ出るの?」
一同
「ああ、ああ」
青山繁晴
「ね。中川さんのことは出てるんだから、他の人もちゃんと出さなきゃいけない。そして問題の玉木さんについては何で実名出したかというとですね、これがあるからです」
魚住りえ
「国会での答弁なんですけれども」
青山繁晴
「はい、これ玉木さん、玉木林太郎さんですけどね、ちなみに言っときますけどね、これ実は背景がもう1個あってですね、実は中川昭一さんと麻布中学、麻布高校の同級生」
一同
「ほうーー」
青山繁晴
「しかも東大法学部も同じなんですよ。卒業年次はズレましたけどね。だから中川昭一さんほんとはこの玉木さんだから完全に安心してて、財務省はそれも分かってこの人を送り出してるわけですよ。接待役として」
一同
「ああー、はいはい」
青山繁晴
「で、その人がですよ、もう1回言いますけど、何で僕はあえて実名を出したかというと、国会の場で嘘を言ってるからですよ、公然と。まずですね、これ帰ってきた直後のね、2月17日の参議院の財政金融委員会、ね、これ理事会って書いてあるでしょ。これ理事会って国民に見えないんですよ。国会議員の中の幹部だけが要するに進め方を話し合う所だから、国民に見えないけど、そこで呼ばれて、玉木林太郎さん民主党に呼ばれてね、『どうなってんだ』と。『あなた一緒に同行してて何で止めなかったの』と聞かれたら、その時に『いや、私は打ち合わせにはいたけど、酒飲んだかどうか見てません』って答えた。ところがですよ、それを怪しんだ民主党の若手の議員たちが手分けして、この打ち合わせに一緒にいた他の人に聞いてみたらですよ、複数の人間が『いや、その玉木さんが中川大臣にお酒をついでました』と」
くまきりあさ美
「えー、ひどーい」
魚住りえ
「そりゃ接待ですからね。つぐでしょうね」
青山繁晴
「ついでるのが見てないのかと。ね。これ嘘じゃないかって言うと、実は、今、民主党に出入り禁止になってるんですよ。ね。野党の民主党に。で、その玉木さんが予算委員会、これテレビで映りました。だから予算委員会の写真ですよ、これね(パネルの玉木氏の写真示して)。そのみんなが見てる予算委員会では急にころっと変わってですよ、『実はワインは中川さん自身が注文したんで』、要するに私は関係ないみたいなこと言ってるから、あなた『見てない』と言ったじゃないかと。見てない人が何で中川さんが注文したって分かるんだと、ね」
魚住りえ
「二転三転してますね」
青山繁晴
「これはっきり言うと、嘘をついてすむんですか?という問題があるでしょ。そしてですよ、財務省はほんとはこの責任を、これ僕は事務次官の問題までね、あると思います。しかしそれなのに責任を問われてるんじゃなくて、逆にこうなってるわけですね」
青山繁晴
「中川さんが辞めたために、そのあと出てきたのは与謝野経済財政担当大臣ですね。で、さっきVTRにもありましたね、そしてここにね、『大丈夫?3つの大臣を兼務』してと書いてあって、その報道ぶりはね、もうこればっかりなんですよ。ね。ここに書いてあることも含めてね。財務大臣と金融担当大臣と経済財政担当大臣を3つ兼ねて、そんなに仕事できるんですか?健康も大丈夫ですか?それももちろんね、問題の1つですが、もっと大きな問題をちゃんと知らしめなきゃいけないんです、メディアもね。というのはね、ヤマケンさんなんかもううなづいてらっしゃる、よくご存知のとおり、これ本当は全部、3つ合わせたら、3つ合わせたら何ですか?サブローさん」
太平サブロー
「前の大蔵省」
青山繁晴
「そのとおり。旧大蔵省なんですよ。旧大蔵省が自分たちが予算を決めるからってことで偉そうになって、傲慢になって、ノーパンしゃぶしゃぶまで行って接待を受けたでしょ?その事件、国民皆さん覚えてますよ、ちゃんと。それがあんまりひどいから分けたんですよね。金融部門をまず分けて、それから予算を握ってるからって偉そうな顔ばっかりするのよくないから、予算と関係ないところで、これ(経済財政担当大臣)内閣府って地味な役所に置いてですよ、予算を握ってないけども、公平な立場から国の経済財政はこうあるべきだっていうポストを作りますということで、作って分けたんでしょ?ところが今回の問題ではっきり、さっき言いましたとおり、財務省幹部だって責任があるのに、中川さんが辞めたあと、与謝野さんになって、これ全部1人でやってるってことは、旧大蔵省が国民の知らないところで復活したということだし、しかもこの与謝野さんていう人は、その旧大蔵省、今の財務省とものすごく仲がいい。だいたい昔から消費税上げろ、上げろ、上げろ、上げろとね。とにかくその財務省の喜ぶことを、はっきり言うとおっしゃってきたのが与謝野さんで、本人の信念に基づいていても、財務省の味方であるのは事実だから、何のことはない、財務省だけがこれ一人勝ちしてるわけじゃないですか。ね。そしてもう1つ、この(コーナーの)前半で大事なことはこれですね」
青山繁晴
「もう1つ、この最後のところですね」
魚住りえ
「肝心のG7の成果というのが…」
青山繁晴
「実はこれが国民にとっては僕はいちばん大事だと思うんですが、本当はこういうことでした」
青山繁晴
「はい。ここにありますね。このG7には、さっき言った7カ国の財務大臣と中央銀行の総裁だけじゃなくて、世界のお金の、要するに、今、開発がうまくいってない国にちゃんと融資をして、世界経済を立て直しましょうという役割があるのがIMF、国際通貨基金。ね。これ学校時代みんな覚えたと思います。これの今の事実上の、ま、トップクラスのストロスカーンさんって人がですね、記者会見でこう言ったんですよ。今回のG7でいちばん大きな具体的な成果というのは、実は日本がIMFに、ね、自ら血を流して増資してくれたことだと。ね。そしてこの日本による貢献と融資というのは、これは今までの人類の歴史で最大のものだと」
一同
「(口々に)おおー、すごい…」
魚住りえ
「これ以上べた褒めはないじゃないですかね」
青山繁晴
「これはね、聞きようによっては皮肉な褒め方じゃないかと僕に電話してきた政治家もいるんです。いや、これは違います。ストロスカーンてもともとそういうタイプじゃないのと、これほんとはね、ストロスカーンの言いたいのは、これ中国に対して嫌味を言ってるわけですよ。ね。中国は巨大なその、たとえば景気対策を立てたり、それから何やかんや発言は発言は勇ましいけど、実際はIMFや何かの貢献は全然しない。自分たちはまだ発展途上国だと。都合のいい時だけ。宇宙ロケット、人を乗せたロケットまで立ち上げながら日本のODAはまだ受け取ってたりね」
太平サブロー
「(笑)」
青山繁晴
「そういうのがあるのに比べて、日本はすごい貢献をしてるじゃないかってこと、ほんとは言ってるわけですよ。で、そうすると、これがほんとはいちばん大事なニュースであって。ところが皆さん、たとえば新聞にはどう書いてあるかというと、G7の本当は中国だったと。ね。中国はまだ7に入ってないから来なかったけど、ほんとは中国に向いて会議をしてたようなもので、中国こそ主役でしたって、中国を褒めてあるわけ。ちょっと待ってよ、と。この当事者(ストロスカーン)がですよ、日本を褒めてるのに、何で日本でその話がなくて、どうしてお隣の中国を褒めて、自分とこの財務大臣の叩きばっかりになるんですか。いったいこの国は今どうなってんだ、というのを、本当はね、テレビを見てる国民の皆さんも、今回は何かおかしいなと思ってたでしょ?」
太平サブロー
「はい」
青山繁晴
「そこがすごく大事なところで、こうやって具体的に見ていくと、実は皆さんが心の中で思ってた疑問っていうのは本当は正しいわけです。で、そのことをお話しした上でですね、さあ今後どうなるかと」
魚住りえ
「非常に麻生内閣も厳しくなってきましたよね」
青山繁晴
「うん、そうです。今後どうなるか考えると、実はその財務省の巨大な力をバックにした与謝野さんが非常に有力になってきました。で、ここ(パネル)にもう出ましたけれども、やがてこのままいくとですね、与謝野さんが麻生さんにとってかわって、いわば選挙やるための内閣をやって、その時には実は小沢さんと結びついたことが行われるんじゃないかっていうのが、実は前からこのコーナーでは何度もお話ししましたけど、実はこの中川さんのハプニングによって、ほんとの問題になりつつあるんです。そして、いいですか、そしてコマーシャルのあとにそのお話を詳しくしますが、忘れないように、あともう少しさっきのことで申しておくとね、今までの話を聞いて、これは財務省の陰謀だとかね、誰かがはめて、中川さんに余計な物を持たせたんじゃないかと思う人もきっといるでしょう。その疑問も僕はよく理解しますが、むしろそんな陰謀論に逃げない方がいい。何でかと言うと、はっきり言うとね、財務官僚にそんな度胸はありませんよ。そんなことをできるような度胸はない。もっと姑息な、周りの様子を見ながら、メディアと同じで横を見ながら、それまでは中川さん、中川さんと言ってたのが、ね、それまでは中川さん、酒を飲みたいと言ったら、大臣に苦言を呈するんじゃなくて、嫌われて『お前あっち行け』と言われるのが嫌で、いや、どうぞどうぞと、ワインをつぎますって言ってたのが、世の中の動きが変わったら急に『いや、私は見てなかった』とか…」
太平サブロー
「何か我々、手を下すことできないんですか?何かをこう…」
青山繁晴
「いや、その話はあとにしたいんですが、肝心なことはその時にね、いや、これ陰謀だったと言ったらですね、そんなの財務省も否定しやすいじゃないですか。『そんなことあるわけない、いくら何でも変な物飲ませませんよ』となっちゃうから、そうじゃなくて、真っ直ぐに見ましょうと、真っ直ぐに分かってる事実だけ見ましょうと。ね。今日、僕は怒って言いましたが、はっきり言うと、決して感情に流されてるわけじゃない。全部当事者に電話で取材したから、これを言ってるんであって。その上で今、サブローさんが言われた国民の側からできることないかってことについても、このあと話したいと思います」
魚沼りえ
「CMのあと、詳しく解説していただきます」
山本健治
「さっきのね、IMFの問題についてはね、正しい評価をね、やっぱりしっかり受け止めないけませんよ」
青山繁晴
「そのとおりです。はい」
(いったんCM)
____________________________内容紹介ここまで
コーナー後半(と言っても5分程度)は省略させていただきますが、青山さんのまとめると、だいたいこんな感じでした。
●自民党の一部が考えていること——
総選挙で自民党は必ず負ける。選挙で負けても権力にちゃんといられるためには、勝った奴と組むしかない。小沢さんの側と組むしかない。小沢さんと仲のいい人を予め自民党のトップにしておくしかない。麻生さんではうまくいかない。与謝野さんに事前にクビをすげ替えておけば、選挙で負けた後に話ができる。大連立が甦るんじゃないか。というわけで、ポスト麻生に小池百合子さんとか名前出てるけど、与謝野さんが先頭を走ってる。自民党の絶対多数がそう考えてるわけではないが。
●小泉元首相が「定額給付金の再可決は欠席」と発言した問題——
報道ぶりでは麻生さんがますます追い込まれてるとなっているが、本当は違う。初めて麻生さんのプラスになった。小泉さんが郵政民営化の批判だけやってれば麻生さんにとって大打撃だったが、そうじゃなくて小泉さんは定額給付金を言った。小泉さんはすでに定額給付金を盛り込んだ補正予算に賛成したのに、再議決の時に反対するってどういうことですか。小泉さんは間違った。反麻生側のカードはこれで1枚減った。麻生さんは初めて反転攻勢のきっかけをつかんだ。
——話を戻して中川昭一さんの件ですが、普通は「辞めるまで叩く」ってパターンが、今回に限っては辞めてもなお叩いてるメディアが目立ちますね。
特に朝日や毎日。彼らから見て保守派の中川さんは天敵だから、「このチャンスに息の根を絶つまでやるぞ」ってことなんでしょうか?
とりわけ朝日は「NHK番組改変捏造報道」の時、逆に返り討ちにあってしまってますし、怨みは根深そうですよね(-.-#)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
・こちらからどうぞ。
※参考リンク
・ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay
(青山繁晴さんのブログ)
青山さんに直接コメントが送れます。
2/23付記事は今回の「ぶったま!」について書かれています。
「財務省とマスメディア、つまりは日本の表社会でいちばん実権力を持っているかたがたに向かって、『嘘つくな』と公然批判しましたから、圧力や排除は当然、来ます」「すべてを踏まえて申せば、圧力や排除を知りつつ、ありのままの行動をこれからも続けるだけです」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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「このローマのG7の中川大臣の会見でもうろうとした、ね、会見だったんですけれども、辞任…」
山本健治(元府会議員)
「こんなん笑えないね。情けないですよ、ほんまに」
魚住りえ
「このニュースには、ま、ある事実が隠されているということですね?」
青山繁晴
「はい。皆さん今日もよろしくお願いします」
一同
「よろしくお願いします」
青山繁晴
「あの、まあ今ぼろくそに叩かれてる中川さんで、この番組っていうか、このコーナーでも庇うつもりは全くありません。中川昭一さんは元々自民党の中でも保守派、すなわち国益を大事にする人でしたから。それが自らこうやって間違いなく国益を損ねたのはもう逃れようのない事実ですから、そこを外すつもりはありませんけれども、しかし、追及されるべき責任の中で、追及されてない財務官僚もいれば、それから報道されなきゃいけないのに報道されてないこともあるという話を、あえて今日はいたしたいと思ってます」
魚住りえ
「実は会見の裏には3つの闇といいますか、ポイントが潜んでいると考えられておりまして、こちらです」
青山繁晴
「はい。いちおう3つにまとめてみたんですけどね。ま、最低限でもこれだけ、さっき魚住さんがみんなが知るべき大切なことがあると言いましたよね。知っておいた方がいいことがあると。それを3つにまとめると、まず、もうずっとテレビも新聞も中川はひどい奴だっていうことで徹底的に叩いてますけど、え?最初から本当のことちゃんと言ってましたか?そして今も本当のこと言ってますか?というのを、僕は元記者です、20年、共同通信の記者をしましたが、その経験に基づいて踏み込んでお話ししたいと思います。それからもう1つ、財務省だけが本当は焼け太りっていうか全く得をしてないか?と。で、その財務省が仮に得をしてたら国民にどんな影響があるのかということをお話ししたい。それから最後のもう1つはですね、これは中川さんがどんな会合に出てたかも何か吹っ飛んでしまってるでしょ。だけど本当はこれローマで開かれた、G7というのはグループ・オブ・セブン、先進7カ国、日本やアメリカのように進んだ国のグループで集まって、その国の財務大臣とそれから中央銀行の総裁が集まって、今みんなが苦しんでる世界同時不況どうしましょうという、ものすごく大事な、ふだんから大事ですけど、今年は特に大事な会議やりましたと。で、その時に中川さんが確かに醜態晒したのはひどいけれども、肝心の成果はどうだったの?記者会見はあくまで最後の会見であって、会議の中身はどうだったんですか?それ、皆さんあまり伝わってないでしょ?」
一同
「うん」
青山繁晴
「何でかというと、メディアが言わないからじゃないですか。誰もローマに行けないんだから。だからその…」
くまきりあさ美
「(中川さんが)寝てるイメージしかない」
青山繁晴
「はい、そのとおり。でも会議では寝てたわけじゃないから、中川さんはですね。だからこの3つのことをそれぞれ詳しく踏み込んでいきたいと思います」
魚住りえ
「まず翌日の2月16日の産経新聞の2面なんですけれども、実際どのように報じられていたかという」
青山繁晴
「はい、まずメディアの問題からやりますけれどね、これ問題の記者会見があったその翌日、これは産経新聞だけなんですけどね。これ実は他の新聞も出したかったんですが、スタッフの方々によると、他の新聞は許可をくれなかったということで」
一同
「えー」
青山繁晴
「許可してくれたのは産経新聞だけってことなんですが、この産経新聞もこれ2面ですよね。1面じゃないのに、これ要するに記事の段数でいうと3段しかなくて、見出し1段ですから。写真は比較的大きいけども、でもこれちっちゃな記事です。そしてね、他の新聞、できればもっと出したかったっていうのは、たとえば朝日新聞はね、第二社会面ですよ」
魚住りえ
「社会面…」
青山繁晴
「社会面もその、新聞開いて、最後に開いてこっち(左側)が第一社会面で、こっち側(右側)が第二社会面で、こっち(右側)みんなあんまり見ないでしょ。この第二社会面のこのへん(右端)に、こんなちっちゃく載ってたんですよ。ね。それから読売新聞などは写真がなかったですよ、もうろう会見の時の肝心の。最初はこんな扱いだった。で、これどうして最初はこんな扱いかおかしいと思ったから、いや、あとで大きくなったのがおかしいと思ったから、僕は記者時代の仲間、記者時代の仲間ってみんなけっこう編集幹部、朝日も読売も毎日もみんな幹部になってるわけですよ。彼らに電話したらですね、また判で押したような同じようなね、弁解が返ってきて、『いや、青ちゃんも思ったかもしれないけど、これはね、まさか酒に酔ってると思わないで、ひょっとしたら脳梗塞か何かね、病気が出たんじゃないかと思って扱い小さくした』と言ったから、もう電話で『嘘つくな!』と。『冗談だろう』と。現役の財務大臣がね、G7の会合に出て脳梗塞になったらもっと大ニュースじゃないかと。1面トップですよ。そうじゃなくて本当はこれ扱いに困ってですよ、どうしようかっていうのをみんな、こうやって横を見てたんですよ、本当は」
桂きん枝
「本来であれば砂かぶして隠しとこかみたいな…」
青山繁晴
「いや、はっきり言うと財務省も怖いしね、それから中川さんも次の総理かもしれないしね、扱いどうしようかなと、まあとりあえず様子見るかというのでやってた。はっきり言うと、ちょっとこんな言葉は感情的かもしれないけどね、卑怯な扱いだったわけです。自分で責任とって1面トップに、トップが最初から持っていったらいいけど、ほんとは様子を見てて、テレビがガンガンやり出して、しかも外国でもやられてね、そこまで大きくなって、じゃあ1面トップに持っていこうってやったのが本当はメディアの在り方だった」
太平サブロー
「ポリシーがないなあ」
山本健治
「一緒に行っててね、酒くさいとか、いっぺんに分かるじゃないですか」
青山繁晴
「それももう1つあってですね、まあ限られた時間で限られたことしかお話しできないけども、ヤマケンさんが言われたんで1つ言うとね、この時(会見の時)この前にいたのはね、経済部の記者ですよ。それで当然、僕は経済部と政治部を記者時代に過ごしましたから、経済記者もやってますから、何でこの時に聞かなかったの?って、これはね、現役の記者に電話して聞いたんですよ。そしたらね、『いや、青山さん、我々、経済部ですから。社会部だったらね、大臣酔っぱらってんじゃないかって聞くかもしれないけど、経済部だったら中身聞きますから』って言ったんで」
山本健治
「何を言うとんねん」
青山繁晴
「僕はまたはっきり電話で怒ってですね、『お前、嘘つくなよ』と。だって中身聞いた時に中川さんの説明はおかしかったでしょ。聞いて間違ってましたからね。0.25って言ったでしょ。0.1%なんですよ、日本の金利は。だから『大臣、中身が違うじゃないですか、おかしいじゃないですか』と、そこで聞かなきゃいけないのに、その時は判で押したような、紙に書いたような質問だけ聞いててですよ、あとで『実はああでした』ってね、横見ながら言うっていうのは、メディアはモラル高くなきゃいけないんですよ。何でかと言うと、正義面をするんだから。正義を掲げる人はまず自らがきれいでないといけない。それなのに横を向いてね、そんな卑怯な振る舞いをするっていうのは、僕、メディアの資格はないと思います。私、今、記者を辞めたから言ってるんじゃなくてね、ほんとにそこがむしろ恥ずかしいと。中川さんも恥ずかしいけど、この記者諸君も、それからメディアの幹部も僕は恥ずかしいと思いますね。だからそのことが1つあるのと、それから次にね、財務官僚の問題を見るために、中川さんのその日程をちょっとね」
魚住りえ
「はい。実際ローマの日程はどうだったのかということですね」
青山繁晴
「はい。まずね、もう1回言いますけど、中川昭一さんの責任は重たいですよ。まず自分が、たとえば風邪をひいてて、これほんとです、風邪をひいててね、薬を飲まなきゃいけない云々かんぬんがあって、その薬を飲む時に、しかも自分は前から酒のこと言われてるんだから、機内でとりあえず飲む、これは完全に中川さんの問題です。ね。しかしね、さっきローマ着いた時の絵も出てたけど、まあまあまともだったでしょ。でも僕はちょっとあの時からおかしいかなと思ったですけどね、でもアメリカ財務省に電話して聞きましたけど、この日米財務会談ね、ガイトナーさんとやった時はちゃんとしてましたと。でね、そのあとですよ。そのあと、これ公式の夕食会ですね。公式の夕食会だから最後までちゃんといて、その夕食会の後にもちゃんとその各国の方々とね、特にアメリカのガイトナーさんのような注目の人と話しなきゃいけないのが、ま、事実上途中で抜けてですよ、その一部記者と、それから一部財務官僚などとの懇談会と書いてあるけど、要するに飯の食い直しに行っちゃってるわけですよ」
一同
「ああー」
青山繁晴
「ね。そこで酒飲んだ。で、ここにね、まず問題が1つあって、同行記者団の中でも4人だけ同行してて、うち2人が女性記者なわけですね。それで僕の知り合いの財務官僚でね、『いや、前から中川さんは女性記者だけ選んでね、呼ぶことがあったんですよ』と言ったから、それが事実かどうか僕は結局確認できなかったけど、でもその財務官僚にも言ったのはね、あとから言うなよと。君たちは最初に大臣に対してね、『特定の記者だけ選ばないで下さい』と何で言わないの?こけてから言うなと。ね。しかもこの時にですよ、はっきり実名で申しますが、玉木林太郎っていうね、財務省の国際局長がこれ一緒に行ってるわけです。一緒に行ってるんじゃなくて、本当はですよ、正確に言うとね、玉木林太郎さんて国際局長がね、仕切ったんですよ」
一同
「ああー」
青山繁晴
「ね。本当は、その記者も大臣の方から呼びかけたんじゃなくて、玉木国際局長からですよ、その記者に声をかけて、ちょっと大臣がね、懇談して下さいますから、行きましょうと」
太平サブロー
「それは何ですか、お姉ちゃんおる方が盛り上がるやろみたいな、僕らのノリみたいなのに近いことですかね」
青山繁晴
「はっきり言うと近いと思いますね。でね、もっと踏み込んで言いますからね、これ予め言っときますが、財務省ね、もし文句あるんだったら僕に直接言って下さいよ。玉木さんもね、文句あるんだったら、どうぞ僕にこのあと直接言ってきて下さい。それで話戻しますが、玉木国際局長って言われてもね、一般の方は国際局長ってどの程度偉いか分からないですよ。これね、玉木さんは特にエリートで、もちろん東大法学部を出てね。それでこの玉木国際局長、やがて次の財務官になる人です。ね。今現在も。財務官てどういう仕事かって、これ国民にあまり知られてないかもしれないけど、円を仕切るんです。円やドルやポンドやユーロとのせめぎ合いを仕切る。だからミスター円と。ね。たとえば最近テレビ出てる人だったら榊原さんとかね。ミスター円と。その仕事に就く人で、だから極めて重要人物なわけですよ。だからほんとは玉木さん自身も、こんなことをね、大臣におべっか使ってる場合じゃなくて…」
魚住りえ
「接待してる…」
青山繁晴
「接待してるけど、あなた自分でね、ちゃんと他の国の人々と会いなさいよというのがあるのに、それやってないというのがまずあるでしょ。あってですよ、これ(13日夜の懇親会)実は夜中までやってるわけです。少なくとも日付変わっちゃった午前0時半ぐらいまでやってたことは間違いないわけですね」
魚住りえ
「(14日の)朝早くから本会議あるのに」
青山繁晴
「朝早くから本会議あって、で、この本会議の時も多少あったみたいだけど、でもまあまともにやられて、これは白川日銀総裁も本会議ではちゃんとしてらっしゃいましたと、ね。ま、白川さんも気を使って言ってるのかもしれないけど、でもここまではちゃんとできたんですよ。で、ほんとに問題がひどくなったのはこのあとでね、この本会議で、実はあとで言いますけど、日本は大きな成果を出した。成果を出したそのあと昼食会があって、で、この時(G7昼食会)にワインが出たとかそれだけ問題になってるけども、ほんとの問題ってこのあとなんです。この昼食会も途中で中座して、そのホテルの中で別な昼食会をやってですよ、そこでまさしくワインを飲んでるわけです。で、この時も玉木国際局長が仕切ってですよ、で、この時は記者が1人だけ、読売新聞の女性記者が1人だけ、ここに行ってるわけです。で、さらに少なくなってね、4人の記者が1人の記者になってる。同行記者団て20人も30人もいるんですよ。ね。で、それを追及された玉木さんが何て言ったかというとね、『いや、読売新聞記者が取材と称して近づいてきたから、もう時間もないから入れてあげた』。嘘つくな!と」
一同
「(笑)」
青山繁晴
「僕は記者時代に嫌と言うほど国際会議に同行して、大臣に同行して、財務省や外務省やそういう人たちと付き合ってきましたが、『記者が近づいてきたから入れてあげます』、嘘つけ!そんなことは絶対ありません」
魚住りえ
「そんなことぐらいでね、入れるんだったら楽ですよ」
青山繁晴
「そのとおり。だいたい近づけないですよ。SPとかいっぱい守ってて。だから魚住りえちゃんがその女性記者とすると、予め話しておいてですよ、何時何分頃に…」
魚住りえ
「アポとらないと…」
青山繁晴
「レストランに来て下さいっていうことあったわけです。だからずーっと仕切っててですよ、それから、さらにね、このあと、今、問題にされてるのが、この記者会見のあとにね、バチカンの観光に行ってたと。ね。これがまあだめ押しになってね、問題になってて、しかも中川さんからですね、これ希望が出たんだっていうことを新聞に何度も書いてありますね。で、今日(2月21日)の朝日新聞などには、中川さんが展示物をペタペタ触ったんだと。だからアラームが鳴ったってことまで出てますが、もう1回言いますが、中川さんも悪いですよ。中川さんも悪いですが、これも玉木さんが一緒に行っててですよ」
くまきりあさ美
「これも!?」
青山繁晴
「この記者会見見たあとに、玉木さんは観光に同行してるんですよ。そして私たちが税金で養ってるところの駐イタリア大使も同行してるんですよ。ね。その特命全権大使、日本の代表である大使もこれに同行しててですね。そして皆さんね、このことを考えていただくためにね、ちょっと1個、実例を申します。これは中東のある国です。ね。これ本当は国名言いたいですが、武士の情けでまあ置いときます。中東のある国、エネルギーをたくさん出す国で日本とも関係深い国で、そこで国際会議が開かれました。これ実は関テレの『アンカー』でも放送しました(拙エントリー07/3/23付及び07/3/29付を参照)。僕はそこにこれは取材で行ってるんじゃなくて、もう記者辞めたあと、今現在ですから。だからこれ今現在の話なんですよ。だから僕はカタール…(つい国名を言ってしまう)」
一同
「(笑)」
青山繁晴
「ちょっと忘れて下さい(笑)。思わず本当のこと言いましたけどね。その国の政府から、日本の参加者として正式招待を受けて、そこに参加する時にその国の政府から、日本の重要な政治家を連れてきてくれませんかと言われたんで、日本の元外務大臣と元防衛庁長官の2人を連れて、連れてっていう言い方はよくないですね、ご一緒に行ったんですよ。行ったらですね、その会議やってる真っ最中、ね、その中東の会議やってる真っ最中に、メインゲストのクリントン元大統領が来ることになってですよ、急きょ決まって。さあクリントンが来ますと。ね。そういう日程決まった、その日程の時にですよ、僕は当然その2人の政治家に、僕が後押ししますから、元外務大臣として元防衛庁長官として、クリントンさん影響力があるから話して下さいねとやろうとしたら、そこに割って入ったのがね、皆さん、はっきり言いますけど、外務省の官僚とその国にいる日本代表の大使が割って入って。ね。いや、ちょっと待って下さいって、ほんとにこうやって分けて入ってきたんですよ。分けて入ってきてね、『いやいや、このね、元外務大臣と元防衛庁長官を観光に連れていくので。もともとご要望もあったんです』と。で、観光って僕は聞いて、観光ってこの国何もないけど、何もないんですよ、砂漠と海しかないから、どこ行くの?と。クリントン元大統領が来るのに砂漠の観光するのか?って聞いたら、『いや、軍事博物館って大事な所に』。もうびっくりしてですね、こっちははっきり言って安全保障・軍事の専門家ですよ。ね。この国の軍事博物館ってね、もともと部族国家だったんだから、どつき合いの道具とかね、古い古い戦いの道具しかなくてね、わざわざ日本の重要な政治家が見なきゃいけないハイテク兵器なんか何も置いてないのに、何でそんなことするんですか?と言ったら、そしたら大使が僕のここ(服を)引っ張ってですね、『青山さん、これ私たちの大事な仕事って分かってるでしょ?』と言ったから、僕もうほんとに頭に来てですね、大事な仕事って何ですか?あなたの保身だけでしょ?と。ね。えらい人を接待しないとあとで何言われるか分からないから、とにかく会議がどうのこうのじゃなくて、これ接待するのが仕事だと。そんなこと国民に言えるんですか?と言ったけども、それでもそのまま出て行っちゃったんです」
一同
「はあーー」
青山繁晴
「でも僕あきらめないで、電話や何やしてて、そしてクリントン元大統領やってきた、世界各国の人がそこに近寄っていく、日本の政治家いない、何たることだと思ったら、政治家は自分で判断して戻ってきて、結局あいさつは一言しかできなかったけども。しかしこれ実態を言ってるのはね、このバチカン観光もそりゃ中川さんも事前に希望したんでしょう、きっと。それから本人が断らないのもよくないけれどもだ、しかしその大使とか、それからもう1回言いますけど、玉木財務省国際局長がこうやって、はっきり言うとこれら(ホテルの昼食会など)と同じように、接待で行ってるじゃないですか。何で中川さんのことだけ出るの?」
一同
「ああ、ああ」
青山繁晴
「ね。中川さんのことは出てるんだから、他の人もちゃんと出さなきゃいけない。そして問題の玉木さんについては何で実名出したかというとですね、これがあるからです」
魚住りえ
「国会での答弁なんですけれども」
青山繁晴
「はい、これ玉木さん、玉木林太郎さんですけどね、ちなみに言っときますけどね、これ実は背景がもう1個あってですね、実は中川昭一さんと麻布中学、麻布高校の同級生」
一同
「ほうーー」
青山繁晴
「しかも東大法学部も同じなんですよ。卒業年次はズレましたけどね。だから中川昭一さんほんとはこの玉木さんだから完全に安心してて、財務省はそれも分かってこの人を送り出してるわけですよ。接待役として」
一同
「ああー、はいはい」
青山繁晴
「で、その人がですよ、もう1回言いますけど、何で僕はあえて実名を出したかというと、国会の場で嘘を言ってるからですよ、公然と。まずですね、これ帰ってきた直後のね、2月17日の参議院の財政金融委員会、ね、これ理事会って書いてあるでしょ。これ理事会って国民に見えないんですよ。国会議員の中の幹部だけが要するに進め方を話し合う所だから、国民に見えないけど、そこで呼ばれて、玉木林太郎さん民主党に呼ばれてね、『どうなってんだ』と。『あなた一緒に同行してて何で止めなかったの』と聞かれたら、その時に『いや、私は打ち合わせにはいたけど、酒飲んだかどうか見てません』って答えた。ところがですよ、それを怪しんだ民主党の若手の議員たちが手分けして、この打ち合わせに一緒にいた他の人に聞いてみたらですよ、複数の人間が『いや、その玉木さんが中川大臣にお酒をついでました』と」
くまきりあさ美
「えー、ひどーい」
魚住りえ
「そりゃ接待ですからね。つぐでしょうね」
青山繁晴
「ついでるのが見てないのかと。ね。これ嘘じゃないかって言うと、実は、今、民主党に出入り禁止になってるんですよ。ね。野党の民主党に。で、その玉木さんが予算委員会、これテレビで映りました。だから予算委員会の写真ですよ、これね(パネルの玉木氏の写真示して)。そのみんなが見てる予算委員会では急にころっと変わってですよ、『実はワインは中川さん自身が注文したんで』、要するに私は関係ないみたいなこと言ってるから、あなた『見てない』と言ったじゃないかと。見てない人が何で中川さんが注文したって分かるんだと、ね」
魚住りえ
「二転三転してますね」
青山繁晴
「これはっきり言うと、嘘をついてすむんですか?という問題があるでしょ。そしてですよ、財務省はほんとはこの責任を、これ僕は事務次官の問題までね、あると思います。しかしそれなのに責任を問われてるんじゃなくて、逆にこうなってるわけですね」
青山繁晴
「中川さんが辞めたために、そのあと出てきたのは与謝野経済財政担当大臣ですね。で、さっきVTRにもありましたね、そしてここにね、『大丈夫?3つの大臣を兼務』してと書いてあって、その報道ぶりはね、もうこればっかりなんですよ。ね。ここに書いてあることも含めてね。財務大臣と金融担当大臣と経済財政担当大臣を3つ兼ねて、そんなに仕事できるんですか?健康も大丈夫ですか?それももちろんね、問題の1つですが、もっと大きな問題をちゃんと知らしめなきゃいけないんです、メディアもね。というのはね、ヤマケンさんなんかもううなづいてらっしゃる、よくご存知のとおり、これ本当は全部、3つ合わせたら、3つ合わせたら何ですか?サブローさん」
太平サブロー
「前の大蔵省」
青山繁晴
「そのとおり。旧大蔵省なんですよ。旧大蔵省が自分たちが予算を決めるからってことで偉そうになって、傲慢になって、ノーパンしゃぶしゃぶまで行って接待を受けたでしょ?その事件、国民皆さん覚えてますよ、ちゃんと。それがあんまりひどいから分けたんですよね。金融部門をまず分けて、それから予算を握ってるからって偉そうな顔ばっかりするのよくないから、予算と関係ないところで、これ(経済財政担当大臣)内閣府って地味な役所に置いてですよ、予算を握ってないけども、公平な立場から国の経済財政はこうあるべきだっていうポストを作りますということで、作って分けたんでしょ?ところが今回の問題ではっきり、さっき言いましたとおり、財務省幹部だって責任があるのに、中川さんが辞めたあと、与謝野さんになって、これ全部1人でやってるってことは、旧大蔵省が国民の知らないところで復活したということだし、しかもこの与謝野さんていう人は、その旧大蔵省、今の財務省とものすごく仲がいい。だいたい昔から消費税上げろ、上げろ、上げろ、上げろとね。とにかくその財務省の喜ぶことを、はっきり言うとおっしゃってきたのが与謝野さんで、本人の信念に基づいていても、財務省の味方であるのは事実だから、何のことはない、財務省だけがこれ一人勝ちしてるわけじゃないですか。ね。そしてもう1つ、この(コーナーの)前半で大事なことはこれですね」
青山繁晴
「もう1つ、この最後のところですね」
魚住りえ
「肝心のG7の成果というのが…」
青山繁晴
「実はこれが国民にとっては僕はいちばん大事だと思うんですが、本当はこういうことでした」
青山繁晴
「はい。ここにありますね。このG7には、さっき言った7カ国の財務大臣と中央銀行の総裁だけじゃなくて、世界のお金の、要するに、今、開発がうまくいってない国にちゃんと融資をして、世界経済を立て直しましょうという役割があるのがIMF、国際通貨基金。ね。これ学校時代みんな覚えたと思います。これの今の事実上の、ま、トップクラスのストロスカーンさんって人がですね、記者会見でこう言ったんですよ。今回のG7でいちばん大きな具体的な成果というのは、実は日本がIMFに、ね、自ら血を流して増資してくれたことだと。ね。そしてこの日本による貢献と融資というのは、これは今までの人類の歴史で最大のものだと」
一同
「(口々に)おおー、すごい…」
魚住りえ
「これ以上べた褒めはないじゃないですかね」
青山繁晴
「これはね、聞きようによっては皮肉な褒め方じゃないかと僕に電話してきた政治家もいるんです。いや、これは違います。ストロスカーンてもともとそういうタイプじゃないのと、これほんとはね、ストロスカーンの言いたいのは、これ中国に対して嫌味を言ってるわけですよ。ね。中国は巨大なその、たとえば景気対策を立てたり、それから何やかんや発言は発言は勇ましいけど、実際はIMFや何かの貢献は全然しない。自分たちはまだ発展途上国だと。都合のいい時だけ。宇宙ロケット、人を乗せたロケットまで立ち上げながら日本のODAはまだ受け取ってたりね」
太平サブロー
「(笑)」
青山繁晴
「そういうのがあるのに比べて、日本はすごい貢献をしてるじゃないかってこと、ほんとは言ってるわけですよ。で、そうすると、これがほんとはいちばん大事なニュースであって。ところが皆さん、たとえば新聞にはどう書いてあるかというと、G7の本当は中国だったと。ね。中国はまだ7に入ってないから来なかったけど、ほんとは中国に向いて会議をしてたようなもので、中国こそ主役でしたって、中国を褒めてあるわけ。ちょっと待ってよ、と。この当事者(ストロスカーン)がですよ、日本を褒めてるのに、何で日本でその話がなくて、どうしてお隣の中国を褒めて、自分とこの財務大臣の叩きばっかりになるんですか。いったいこの国は今どうなってんだ、というのを、本当はね、テレビを見てる国民の皆さんも、今回は何かおかしいなと思ってたでしょ?」
太平サブロー
「はい」
青山繁晴
「そこがすごく大事なところで、こうやって具体的に見ていくと、実は皆さんが心の中で思ってた疑問っていうのは本当は正しいわけです。で、そのことをお話しした上でですね、さあ今後どうなるかと」
魚住りえ
「非常に麻生内閣も厳しくなってきましたよね」
青山繁晴
「うん、そうです。今後どうなるか考えると、実はその財務省の巨大な力をバックにした与謝野さんが非常に有力になってきました。で、ここ(パネル)にもう出ましたけれども、やがてこのままいくとですね、与謝野さんが麻生さんにとってかわって、いわば選挙やるための内閣をやって、その時には実は小沢さんと結びついたことが行われるんじゃないかっていうのが、実は前からこのコーナーでは何度もお話ししましたけど、実はこの中川さんのハプニングによって、ほんとの問題になりつつあるんです。そして、いいですか、そしてコマーシャルのあとにそのお話を詳しくしますが、忘れないように、あともう少しさっきのことで申しておくとね、今までの話を聞いて、これは財務省の陰謀だとかね、誰かがはめて、中川さんに余計な物を持たせたんじゃないかと思う人もきっといるでしょう。その疑問も僕はよく理解しますが、むしろそんな陰謀論に逃げない方がいい。何でかと言うと、はっきり言うとね、財務官僚にそんな度胸はありませんよ。そんなことをできるような度胸はない。もっと姑息な、周りの様子を見ながら、メディアと同じで横を見ながら、それまでは中川さん、中川さんと言ってたのが、ね、それまでは中川さん、酒を飲みたいと言ったら、大臣に苦言を呈するんじゃなくて、嫌われて『お前あっち行け』と言われるのが嫌で、いや、どうぞどうぞと、ワインをつぎますって言ってたのが、世の中の動きが変わったら急に『いや、私は見てなかった』とか…」
太平サブロー
「何か我々、手を下すことできないんですか?何かをこう…」
青山繁晴
「いや、その話はあとにしたいんですが、肝心なことはその時にね、いや、これ陰謀だったと言ったらですね、そんなの財務省も否定しやすいじゃないですか。『そんなことあるわけない、いくら何でも変な物飲ませませんよ』となっちゃうから、そうじゃなくて、真っ直ぐに見ましょうと、真っ直ぐに分かってる事実だけ見ましょうと。ね。今日、僕は怒って言いましたが、はっきり言うと、決して感情に流されてるわけじゃない。全部当事者に電話で取材したから、これを言ってるんであって。その上で今、サブローさんが言われた国民の側からできることないかってことについても、このあと話したいと思います」
魚沼りえ
「CMのあと、詳しく解説していただきます」
山本健治
「さっきのね、IMFの問題についてはね、正しい評価をね、やっぱりしっかり受け止めないけませんよ」
青山繁晴
「そのとおりです。はい」
(いったんCM)
____________________________内容紹介ここまで
コーナー後半(と言っても5分程度)は省略させていただきますが、青山さんのまとめると、だいたいこんな感じでした。
●自民党の一部が考えていること——
総選挙で自民党は必ず負ける。選挙で負けても権力にちゃんといられるためには、勝った奴と組むしかない。小沢さんの側と組むしかない。小沢さんと仲のいい人を予め自民党のトップにしておくしかない。麻生さんではうまくいかない。与謝野さんに事前にクビをすげ替えておけば、選挙で負けた後に話ができる。大連立が甦るんじゃないか。というわけで、ポスト麻生に小池百合子さんとか名前出てるけど、与謝野さんが先頭を走ってる。自民党の絶対多数がそう考えてるわけではないが。
●小泉元首相が「定額給付金の再可決は欠席」と発言した問題——
報道ぶりでは麻生さんがますます追い込まれてるとなっているが、本当は違う。初めて麻生さんのプラスになった。小泉さんが郵政民営化の批判だけやってれば麻生さんにとって大打撃だったが、そうじゃなくて小泉さんは定額給付金を言った。小泉さんはすでに定額給付金を盛り込んだ補正予算に賛成したのに、再議決の時に反対するってどういうことですか。小泉さんは間違った。反麻生側のカードはこれで1枚減った。麻生さんは初めて反転攻勢のきっかけをつかんだ。
——話を戻して中川昭一さんの件ですが、普通は「辞めるまで叩く」ってパターンが、今回に限っては辞めてもなお叩いてるメディアが目立ちますね。
特に朝日や毎日。彼らから見て保守派の中川さんは天敵だから、「このチャンスに息の根を絶つまでやるぞ」ってことなんでしょうか?
とりわけ朝日は「NHK番組改変捏造報道」の時、逆に返り討ちにあってしまってますし、怨みは根深そうですよね(-.-#)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
・こちらからどうぞ。
※参考リンク
・ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay
(青山繁晴さんのブログ)
青山さんに直接コメントが送れます。
2/23付記事は今回の「ぶったま!」について書かれています。
「財務省とマスメディア、つまりは日本の表社会でいちばん実権力を持っているかたがたに向かって、『嘘つくな』と公然批判しましたから、圧力や排除は当然、来ます」「すべてを踏まえて申せば、圧力や排除を知りつつ、ありのままの行動をこれからも続けるだけです」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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Comments
もっと多くの人に、青山さんのコメントを見てもらいたいです。。
ネットでは既知の情報ばかりだけど、一般の電波に流れたのは非常にGJ。中川氏には俺も応援&注文メールを出した。中川をつぶさないために沢山の声が彼に届くといいなと思う。
この事件を契機に、中川さんには是非、10年後の総理大臣を目指して、優秀なスタッフを育成して周りを固めて頂きたいです。志が高く清廉潔白なだけでは、官僚、マスコミ、特ア3国、米国にやられてしまいます。
十勝の住民のみなさんには、これまで以上に中川さんを応援して頂きたいと思います。
タイムズ誌も「記者クラブ制度最悪!記者クラブも酩酊会見問題の一因」として日本のメディアを非難してましたが、スルーしまくり。メディアの馬鹿さ加減がもっとよく広まるといいのに。
鳩が大阪の講演で「民主に賛成の官僚以外クビ」と言ったそうですが、こういう発言を問題にせずにアシストしまくりのマスコミは許せません。鳩の祖父が「統帥権干犯」云々言ってクーデター騒ぎを起こした時、マスコミは煽りに煽って、結果軍部を暴走させた。孫の由紀夫は、マスコミの力を借りてクーデターを起こし、日本で朝鮮を暴走させようと言うわけです。
反対に、日本を信じて信じて、焼け野原になっても国民を食わせようと頑張った吉田茂は、マスコミや国民に叩かれまくった。でもそのおかげで今の日本の地位が確立したわけです。
こういう歴史から日本人は何を学んできたんでしょうか。本当に情けないです。
中川さんの業績は業績として認めましょう。フェアプレーで。
民主党に政権を任してもいいのではないかとの世論が
作られています。
本当に民主党に政権を任してもいいのでしょうか?
このままでは日本は中国・韓国に支配されるかもしれません。
外国人参政権、人権擁護法案、沖縄ビジョン
これらの危険な法案がつくられようとしています。
私達、日本国民がそれぞれ出来ることを一つずつ行っていきませんか?
親・兄弟・友人への口コミ、他の政治とは無関係なブログへの現状の
広報活動、ポスティング活動。
私達一人一人が動けば世界は変えられると考えます。
告知ビラ作成所
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/218.html
2ちゃんねる:日本前向新聞配達活動スレ
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/offmatrix/1234941495/l50
くっくりさん、書き起こしご苦労様です。
これは、テレビによる『いじめ』ですね!
恥ずかしいです。
ネットでは、ちょっとおかしいと思われる方が多いのですが、やはりテレビの影響は大きいです。
青山繁晴さん、ありがとう。
よく言ってくれました。
しかし、他の番組は未だに『いじめ』を続けています。
麻生・中川だけが悪い訳ではないのに、よくここまで平気な顔をして、叩くことができるものです。
泉さん、
全国ネットで活躍中のアノ人やアノ人
→爆笑。ホントにね。
この番組が取り上げなければ真相は既存の大メディアだけになっていたでしょう。ネットがなかったらと考えると恐ろしい。
与謝野さんも一枚かんでいたのでは?という声には疑問を持っていたのですが、その可能性もあるかもしれませんね。
これ、うちの家族も言ってますよ。ネット見ないのに。
あと、麻生さんですけど、批判の中ですごい頑張ってますよね・・・。小沢が総理になったらそれこそ民主のボロがおもてに出てきそうです。隠しても隠し切れないでしょうね。
北方領土の件、麻生さんがロシアと半分にするかも、とテレビでやってたそうですが、マスコミが勝手に言ってることなんですか?
そんなことしたら支持率本気で下がっちゃいませんか・・・?
北方領土の件は鳩山由紀夫・邦夫の祖父の鳩山一郎が
「サンフランシスコ平和条約で日本が放棄した北千島と南樺太についてどこに帰属するかもう一度会議を開こうぜ」
といえばよかったんだw。「北千島と南樺太は(日本から)独立させる」といえばソ連は震えたよw。
国連加盟問題やシベリア抑留問題があるとはいえ、それを抜いて、単独でソ連と交渉したのが50年以上長きにわたる南千島問題と日ロ平和条約未締結問題(つまり日ソ戦争が完全終了していない)を未解決にしているのだ。
モモタロさん>
北方領土の件ですが、毎度ながらのマスゴミの讒言かと思われます。
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-417.html
↑「ねずきちのひとりごと」様のこちらの記事で紹介されていた
外務省の記録でも北方四島分割という話は出ていませんので。
外務省の記録↓
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/s_aso/russia_09/gaiyo.html
ここ数ヶ月のマスゴミの活動は異常ですな。 それでは。
そもそも、どのような「陰謀」があろうと、国辱大臣・中川昭一が、酒だか、風邪薬を、酩酊するほど、飲まなきゃなかった話だということを、忘れるのはアホちゃいますか。
バカが群れて、ナニを言いだすんだか。あきれますわ。
・・通常は同行しない局長を同行させている。
玉木国際局長が麻布高校時代からの友人だからか。
また、日銀ロンドン勤務の麻布高校の同級生をわざわざ呼んで、
G7の昼食会後、中川氏と玉木局長と記者と共に飲食している。
一番話をしなければいけない財務官はその場から外されている。
民主党がこういうことを調べ始めて、
2月17日の午前中からわかりだしたので、その日の夜に中川氏は辞任した。
彼は始めは隠しおおせると思っていたので、辞任しないと突っ張っていた・・
タックルでは同席の世耕議員は無表情のまま、赤池議員は苦笑するのみで、
二人から反論はありませんでした。
結局、辞任の理由は会見の失態だけではなく、
その原因となった会食も責められる類のものだったからでしょう。
財務省が得をしたかは疑問です。
麻生内閣は、与謝野氏の政策であり財務省の悲願だった11年度消費税増税を
明言していることからも反財務省ではありませんし、財務省が中川氏を追い出す理由がわかりません。
それ以前にG7の内容の報道を控えてまで続けなければならないニュースとも思えませんよ。
まあマスコミにとっては、G7の内容よりも中川氏の失態の方が重要なのはわかる気もしますがね。
2009.2.19 12:42
麻生太郎首相は19日午前の衆院予算委員会で18日に行ったロシアのメドベージェフ大統領との首脳会談に関連し、「北方4島の帰属の問題が一番肝心だ。ロシア領か日本領か、その帰属の問題を解決しなければ、いろいろな作業を進めてもあまり意味はない」と述べ、4島の帰属を確定させる必要があるとの立場を主張したことを説明した。
また、大統領に対し「日露両国の信頼醸成がなければ話は前に進まない。次に会うまでに帰属問題のきちんとした答えを示してほしい」と次回の首脳会談までに回答を求めたことを明らかにした。
質問に立った新党大地の鈴木宗男代表が「4島の帰属が確定しない限り平和条約は締結しないということか」と確認したところ、首相は「言われた通りだ」と述べ、従来の政府方針に変更はないとの考えを強調した。
北方領土問題をめぐっては、首脳会談後に首相が記者団に「向こうが2島、こっちが4島では全く進展しない」と述べたことから、日本がこれまで主張してきた「4島返還」という原則を転換するものと受け取られかねないとの指摘が出ている。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090219/plc0902191242009-n1.htm
明言していることからも反財務省ではありませんし、財務省が中川氏を追い出す理由がわかりません。
消費税に関してはそうですね。中川さんは単純に見限られたんじゃないですか。
与謝野選挙管理内閣から総選挙になる流れが現実味を帯びてきた。麻生さんしだいですが。そうなった時のために中川さんを切って与謝野さんに乗り換えた。。。
連立を匂わせる囲碁対局シーンも暗示的ですね。嫌でも何か大きな流れを意識してしまいます。
中川氏は記者会見のためにローマに行ったのか?
肝心のG7の会議における我国の評価は?
国民は我国がG7においてどのように評価されているか知っているのか?マスコミはそれを伝えているのか?
また酩酊事件をマスコミが問題とするなら、その場にマスコミの人間が居たことをどのように説明するのか?またそれをマスコミは報じているのか?
また、酩酊により我国の財政にどのような直接的な影響があったのか?マーケットへの影響は?
各国の首脳、閣僚も酒による失言等はあるが、辞任にまで至ったケースはあるのか?
貴見をお聞かせ願いたい。
わたしの書き方がまずかったようです。
「財務省が中川氏を追い出す理由がわかりません」は
「財務省が中川氏を追い出す理由がありません」と書くべきでした。
青山氏は結局得をしたのは財務省だと言っていますが、
得するもなにも、元々麻生政権は財務省に逆らっていません。
総理が辞任して、誰かが選挙管理内閣を作ったとしても、
中川氏の辞任とは関係ないでしょう。
連立もありえないと思います。
朝から晩まで政治を知らない連中が政府の悪口を言うワイドショーだらけ、国民もワイドショーレベルでしか物事を判断できなくなっているのは日本くらいだろう。
私は「選挙管理内閣」って結構ポイントなのかなって思ったんですね。麻生さん次第なんですが。そして連立がありえないとは思っていないです。
民主党の提示する「ネクストキャビネット」の面々は、現閣僚と比べると余りに勉強不足だと思うんです。国会で政策論議も出来ない。中川正春さんにしてもそうです。小沢さんも判ってるんじゃないですか?彼は連立したがってると私は思います。したがってないかもしれないけど。
財務省に関していえば、もしストレートに麻生→小沢内閣となった場合、次の大臣は中川正春さんでしょ。御し易そうではあるけど、どうなんでしょうか?
中川昭一さんが辞任する事で、自民民主とすり合わせが出来る可能性が数パーセントは上がったのかなあと思います。
まあ常識的に考えて「酩酊状態」の上司を「世界のメディアが注目する場」で会見させる秘書官なんていないです。白川さんもいたのに。よっぽどのボンクラ秘書官か、あるいは何か思惑を抱えていたかのどちらかですよね。
中川財相の辞任問題について、私は「中川大臣泥酔会見」と決め付けて報道したマスコミを信じていません。今回の件は、中川財相がいかにも「国辱的行為」をしたかのように印象操作したマスコミのペテンに過ぎません。あの記者会見はG7が閉会した後に行われたものであり、「多少の粗相なら笑って許される」程度のものでした。その根拠は、以下の3点です。
?記者会見の場において、中川氏が意識朦朧となっても、誰も慌てなかった。
?失態が絶対に許されないような記者会見であれば、酩酊状態云々以前に昼食会等で酒を出した主催者側の責任が問われるべき。
?記者会見の後にバチカン博物館に観光に行ったのは、中川氏にさほどの罪の意識がなかったため。
深酒をした事実も証言が一切ないのに「ヘベレケ状態だった」とこじつけるよりは、「溜まった疲れがどっと出て、つい居眠りをしてしまった」と理解する方がはるかに自然です。確信犯的に読者・視聴者をミスリードするのがマスコミ(特に左翼マスゴミ)の常套手段ではありませんか。
中川氏が大臣職を辞任したのは、予算の成立をこれ以上遅らせないための政治的判断であり、「やはり酒を飲んでいたから辞任したのだ」という意見はやや的外れという気がします。「あの記者会見は確かに失態ではあったが、国辱的行為だと非難されて辞任するほどの出来事ではなかった」というのが私の意見です。今回の件について、「泥酔」「酩酊」という認識を改めていただければ幸いです。今後益々のご活躍を期待いたします。
中川さんは、元々好きな政治家ではないけど、G7の評価を正しくされないのは、問題です。
それに、成果をあげているのに、足を引っ張るような事態を作ってしまった官僚って、なんぼアホやねん!て思いました。
陰謀といわれてもしかたがないですね。
追記には、「今までの人類の歴史で最大のものだ」がIMFのHPにも掲載されていることが記されています。
http://organ.iza.ne.jp/blog/entry/919738
麻生政権に対する時事通信社による悪意ある情報操作 (G7でのIMF謝辞)
>ロイターの日本語版では、単に「他の加盟国も日本に続き」とされていますが、英語版をよく見るとそれだけではなく、IMFに対するより大きな影響力を持つことを考えている「China」が、早速の貢献を果たした日本とは違い、未だにそれをしていないことが指摘され問題と考えられていることが記述されています。
ロイター英語版より。
>European countries have agreed that they will provide new money but they are waiting to see how much China, which is seeking a greater voice at the IMF, is prepared to contribute from its huge surplus.
理性的、かつ理論的な議論をする意思も能力もないのであれば、コメント欄を荒らすのはやめにしたらどうか?
鶏だけに騒ぐしか能がないか?それとも鶏だけにChickenか?
バカ鶏のバカ騒ぎ、あきれて屁も出ませんわ〜〜〜
青山さんは右巻きじゃありませんよ。中道です。
しかし負け惜しみを一つ言わせてもらうとマスコミは村山首相のナポリサミットの時にはどういう報道姿勢だったのかと問いたい。
ウィキによると食あたりをおこして一部会議に出席しなかったりレセプションの中座もあり、当時の週刊誌ではゲロまで吐いたと書かれてたように記憶しています。
日本だけではなく、アメリカでもブッシュJr.の失語症?会見、サルコジの酔っ払い会見等重要な会見での失態などいくらでもあります。
今のマスコミと野党は学生運動のノリで総括やってるようにしか思えない。
青山さんが冒頭に述べられた、
> その財務省が仮に得をしてたら国民にどんな影響があるのかということをお話ししたい。
という部分を番組中にもっと明言していただきたかったなと感じました。
与謝野首相で大連立?
怪しい与謝野ラブコール
http://blogs.yahoo.co.jp/nipponko2007/29629090.html