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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■1/12放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
小沢派vs執行部…両院議員総会▽北朝鮮が前原発言を評価!対話路線転換の北の思惑を青山ズバリ

北朝鮮をめぐってアジア再編の動きが。その焦点となるのは実は中国ではなく韓国。いつまでも内紛してる場合じゃないぞ、民主党!(-.-#)
また、前原外相が「日朝交渉再開」を目指す考えを明らかにしましたが、その深層についても。
コーナー前に、民主党両院議員総会についてニュース報道&青山さんの解説がありましたので、まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はテレビをデジカメで撮影しました。粗くて申し訳ありません。
(実はこの記事UPする直前にYouTubeに動画を発見したんですが、動画DLや画像処理作業に今日はもうこれ以上時間を取れません……。ご容赦下さい)
内容紹介ここから____________________________
…………青山さんの解説(
あくまで要旨)…………
( )内は山本浩之キャスターの発言です
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内閣改造 菅首相、焦点の仙谷官房長官を交代させる意向固める(FNN1/12)
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民主党両院議員総会で菅首相や執行部への批判相次ぐ 菅首相「一緒に頑張りましょう」(FNN1/12)
(1時間30分に渡って行われた両院議員総会。もう少し多く厳しい意見が出てくるのかなと思ったが、後半、若干紛糾する場面もあったが、フルオープンという形で行われたが、どうご覧になりましたか)
オープンはいいんですが、新年始まってまだ間がないのに心冷える光景そのものじゃないですか。まず菅総理は、本来は前原外相、蓮舫さんぐらいを残すような総入れ替えをいったん決めていたが、それが実はできなくなったと。声を掛けた現職閣僚にみんな「交代したくない」と断られて、結局押し切れないで、そしてどうしていいか分からない状態に一時期なった。改造をやめようという話も出たりした。そのまま今日の両院議員総会に突っ込んだ形になったから、
年頭の記者会見で事実上、内閣改造をやるとはっきり言っておきながら、今日の総会でそれを言えないという、信じがたい状態になってるわけですよ。
(VTRでは党内外の抵抗という表現があったが、むしろもう菅総理本人が舵取りをできず、この期に及んでまだ中身や日程について詰めることさえできない?)
そうなんですね。だから党内事情あるだろうが、ひとつは菅さんの個性もあると言わざるを得ないですね。だって憲法上、内閣総理大臣は自らの意思で国務大臣のクビを切れる。全部切ればいいんですよ。改造の前にいったん全部切りますとやって、改造に踏み切ればいいのを、それをあっちに意見聞き、こっちに意見聞き、やってるままここに突っ込んでしまった。だから
横粂さんという一年生議員に「総理、しっかりして下さい」と言われるというのは、一民主党の問題じゃなく、日本は世界の大国で大きな責任担ってるのに、本当に恥さらしですよ。フルオープンというのは評価したいが、こんな恥さらしていいのかとやっぱり思うし、それから幹事長もたかがあの程度のヤジで立ち往生して、そして心なしかそのあと声が震えてたりして、
あの時は揉めてもいいから、幹事長は「静かにしなさい!」と言えばいいんですよ。
(はい。私、両院議員総会というのは、そういうものだと思ってるんですけどね)
そうです。またそのあとに、
政界に詳しいはずの渡部恒三さんが「良かった、良かった、自民党時代にこれなかった」と、そりゃないでしょう、いくら何でも。自民党時代の政治が良かったとは僕、終始一貫言ってませんが、それでも天下に恥をさらすようなこんな議員総会なんてあるわけないですよ、今まで。それはほんとに心冷える光景で、テレビ見てる有権者も辛いと思う。やっぱり政権党である民主党にほんとに反省を促したいという他ないですよね。
…………以下、“ニュースDEズバリ”
全文起こし…………
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前原外相、6カ国とは別に日朝交渉を 「拉致再調査」などの条件は白紙(産経1/11)
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米中国防相会談 1年近く中断していた米中間の軍事交流を再開(FNN1/10)
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ゲーツ国防長官訪中に照準? 中国産ステルス戦闘機試験飛行(産経1/11)
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中国ステルス戦闘機が初試験飛行、胡主席は知らされず(AFPBB1/12)
山本浩之
「このニュースにつきましては、このあとの青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーで、詳しく解説をしていただくことになっておりますけど」
青山繁晴
「はい。あの、2011年になってですね、日本国内では、さっき皆さんご覧になったようないわば内部の争いが繰り返されてるんですが、一方この、国際社会ではもういきなり動きが激しくてですね、で、その中にさっきの前原発言もあって、有権者・国民の方はこれどういう意味なのかと。拉致問題も何も進んでないし、北朝鮮が核を放棄するって話も全然ないんだけど、急に対話をするってどういうことなんだと。あの、去年、北朝鮮は韓国の島に大砲を撃ち込んで、人を殺したばっかりじゃないかと。で、前原発言の意味もよく分かんないし、何でアメリカの国防長官が中国にいわば頭を下げて行ったようにも見える。それ一体どういうことなんだと。いろんな動きは起きてるんだけども、バラバラに、例の如く報道されるので、どういう意味なのかが分からないって方がけっこういらっしゃるんじゃないかと思うんです。
実はこれ、全部ひとつにつながっていて、それも非常に重大なことにつながってて、私たちに直接関係あることです。それはキーワードで申せば、これです(フリップ出す)」

山本浩之
「
『アジア再編』」
青山繁晴
「はい。えー、政界再編じゃなくて、いわばそんな話どころじゃなくて、アジアそのものが再編されるっていう動きが、実は始まっているということなんですね。えー、それを今日は、あるいは今日も、皆さんと一緒にひとつひとつ具体的に検証していきたいと思います」
山本浩之
「はい。えー、ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」
(いったんCM)