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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■1/16放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
緊張続く尖閣…中国軍は戦争の準備か?鳩山氏が訪中、その真意を青山ズバリ

中国の尖閣諸島への挑発はますますエスカレートしていますが、そこには中国なりの(身勝手な)根拠があります。それは国際連合憲章の「敵国条項」。
後半は、そんな今の日本の状況を見てすり寄ってくる2つの国の思惑について。
テレビ欄にあった「鳩山訪中」は触れられませんでした。ま、この人は日本国内に対してはもはや何の影響力もないし放置しても支障なしってことでしょうか?(^_^;
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。
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内容紹介ここから____________________________
※安倍首相が就任後初の外国訪問でベトナム・タイ・インドネシアへ
※安倍内閣主要閣僚もASEAN諸国訪問
※小野寺防衛相「島しょ防衛」訓練視察
以上のストレートニュースを伝えた後

山本浩之
「今日は、この安倍外交については青山さんのコーナーで詳しく解説していただくんですが、それにしましてもこの主要閣僚の、東南アジア歴訪、すごい数ですね」
青山繁晴
「これあの、主要閣僚とね、あの、一般的に報道されてますけど、本当は、総理大臣、副総理、外務大臣、要するに外交のトップの中のトップの3人が、もうほとんど政権発足からいわば一気に、その8カ国訪問して、しかもうち7カ国までいわば中国のこの喉輪を締め上げるような、その地政学的な位置にあって、で、中国の側は逆に、岸田外務大臣が、あの地味な岸田さんが珍しくはっきり言ってたように、こう力でこうやってこう、押さえつけようとしてると。そこをわざわざ回るんですね。あの、外交というのは、その、むにゃむにゃ、曖昧さも実は必要な場合もありますけれども、本来はこうやってはっきり分かるメッセージを出すことが、外交の根幹なんで、まぁ、
敗戦後珍しい外交が、現在行われているということは言えると思いますね。おそらく自由民主党の中の親中派の議員からまた異論が、出てくると思いますよ。実はもう、僕のところに電話がかかったりしてますけれどね」
山本浩之
「ああー」
青山繁晴
「しかしそれを承知で、まぁあえて、オーストラリアを含めた8カ国に、この総理、副総理、外務大臣、手分けして行くと。で、オーストラリアも本当は、アメリカの海兵隊が初めて、そこに展開している状況ですからね。まぁ中国にとっては非常に、びっくりするような展開になってるとは思いますね」
山本浩之
「なるほど。さ、この歴訪を踏まえた上でですね、それでは、この対中関係も含めた外交、これについて今日はコーナーをお願いしたいと思います」
青山繁晴
「はい。あの、今のニュースの後半のほうにもありましたけれども、日本の、我が国の沖縄県・尖閣諸島に対しての、中国の挑発ぶりが、もう、こう挑発と言わざるを得ないんですけれども、恐ろしくエスカレートしてるっていうのは、たぶんこの『アンカー』見て下さる方はたくさんご存知だと思うんですね。あの映像にあった、その、戦闘機が近づいてくる、前は国家海洋局っていうね、ところの、少なくとも直接的な軍じゃないところのプロペラ機が出ていたのが、ジェット戦闘機が、尖閣諸島ににじり寄って来ると。あるいは、人民解放軍全軍に対して、今年は戦争を準備しろと、いう、まぁ、すみません僕思わず笑っちゃうんですけれども(笑)、戦争準備、全軍に指示なんて、これ何か、時代錯誤も甚だしい話ですが」
山本浩之
「そうですね、ええ」
青山繁晴
「ところが、それに被せて中国国内で、その日本と戦争をやるってことを前提にした、シンポジウムの様子とかが、延々、その、中国国内メディアで流されてるわけですね。で、これを心配なさっている、視聴者、国民の方は実はとても多いと思います。その、本当に戦争になっちゃうんだろうかってことも含めてですね。で、今日はそのことを、まっすぐ真ん中から、客観的に眺めたいんですけれども、あるいは調べたいんですけれども、キーワードはこれです(フリップ出す)」

山本浩之
「
『中国は追い詰められている』」
青山繁晴
「はい。えー、ま、これ安倍外交の成果ってわけじゃありません。そうじゃなくて、その、
経済も軍事も、あるいは内政も、中国は非常に今、追い詰められた状態にあって、それに基づく挑発なので、日本はそこに冷静に対応しなきゃいけないんですけれども、しかし国際政治ですから、中国がこういう状況になったら、日本だけじゃなくて、周辺の、東南アジアじゃない国々も含めてですね、あるいは意外な国からの意外な日本への、働きかけも起きてるので、そのへんをしっかり今日は皆さんと確認したいと、思います」
山本浩之
「分かりました。それではコマーシャルを挟んで、青山さんの解説です」
(いったんCM)