「アンカー」小沢氏『起訴相当』で民主党激震
■4/28放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
マスコミはほとんど論点にしていませんが、検察審議会が「起訴相当」を突き付けた相手、それはまず第一に検察。
コーナー前に、その「起訴相当」のニュース全般が取り上げられ、青山さんの解説がありました。
まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。
コーナー本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
※私の使っているMacOS9でついにYouTube視聴ができなくなりました。
裏技使ってキャプチャしたので画像が粗いですが、ご容赦を<(_ _)>
内容紹介ここから____________________________
…………青山さんの解説(あくまで要旨)…………
( )内は山本浩之キャスターの発言です
■民主・小沢幹事長に「起訴相当」 小沢幹事長「意外な結果で驚いている」(FNN4/28)
■鳩山首相、「起訴相当」議決受けた小沢幹事長の続投容認する意向明らかに(FNN4/28)
(11人の審査員全員一致の「起訴相当」の議決。そして今日、(番組が)街の声をいろいろ伺っても、20人中19人がそれを支持したということが出ています。市民感覚では小沢氏を起訴すべしと示したわけですが、この議決内容については?)
全くクジで選ばれただけの、立場、考え方、世代が違う11人の審査員全員が一致して起訴すべきというのは僕も驚いた。11分の8以上(の賛意で)そうなるが、8か9かなと思ってたのが、これすごい違い。あえて言うと、テレビ番組を通じていろんな評論家やいろんな人がいろいろ言ったが、国民の方は非常にまっとうな、真っ直ぐ1本の健全な常識を守っていたということだと思う。そのまま素直に受け止めるべき。
(秘書がやったという言い逃れはもうできないんだいうことを示したわけですが)
同じように秘書がやったと言ってる鳩山さんと小沢さんとでどうしてこんなに大きな違いが出るのか、国民の方がちょっと知りたいところでもあるんじゃないかと思うが、僕が取材した限りでは、永遠に公表されないことがおそらく1つあって、鳩山総理の事件について、説明役はあくまで検事がやる、つまり調べてきたのは検事だから。で、アドバイザーの弁護士が入る。たとえば東京検察審査会だったら、東京弁護士会が選んだ、これ基準はないが、東京弁護士会で選ぶ弁護士がアドバイザーに入る。でも事件の証拠やそういうのは検事が説明するが、鳩山さんの件については、僕が聞いてる限りでは、憲法75条に、要は総理大臣は訴追できないんだと。僕はこれ検察の憲法解釈間違ってると思う。具体的に言うと、75条には国務大臣を訴追する時には総理大臣の許可がいると書いてある。だから総理大臣はそんなことしないという前提に読める。でも後半に、これがために訴追の権利は、これは侵されないっていう意味のこと書いてあるから、僕は、検察は鳩山さんに、ご自分に逮捕する許可を我々に出してくれるか問うべきだったと思うが、検察は最高首脳陣の判断としてこれをしなかった。で、検察審査会の一般市民の方々に、憲法によれば総理大臣は実は裁判にかけられないんですということを言ったので、それで、じゃあ無理なんですねと。でもおかしいじゃないですかと。全部「秘書が秘書が」で通るのか。それからお母様から毎月1500万円もらってて、秘書だけ知ってて本人は知らないってありますか?と。だから異例の意見が書かれた。で、小沢さんについてはその縛りはないから、証拠をまともに見たら、これだけ証拠が揃っててどうして起訴しないんですかという、健全な結論になったというのが僕は真相だと考えてます。
(今後の流れについてはこのあと青山さんのコーナーで詳しく解説していただくが、昨日の起訴相当というものを受けて、小沢幹事長の会見、私には強弁としか映らなかったが、そして今日また鳩山総理がこのまま頑張ってと言ってる。これって、今までは国会議員あるいは政府首脳、こういった人たちの言動には敬意を払って私は見てましたし。ただ、ひとつにはですね、政治資金規正法っていうのは政治家にとって非常に重い罰則。にも関わらず、秘書が有罪になれば自動的に当選が無効になるという連座制というの、はっきりとしてこなかったというのが、こういう曖昧なやり方というか、それで貫き通すことにもなってしまうし、ここをもう、この際すぐにでも適用するために私たちが変えていかないといけない)
国会議員だけに立法を任せると、よく言われるのは、泥棒に刑法作らせるのと同じだと。だから泥棒が刑法作ってぐるぐる回ってるんじゃなくて、ほんとは根っこで国民が支えてるわけだから、私たちの意見を直接、国会でどんな法律作るかに反映させなきゃいけないと。昔だったらデモかけるしかなかったけど、今だったら電子メールもあれば、発言する機会は多いから、やっぱり皆さんの思ってる素朴な疑問や怒りをダイレクトにぶつけるのがいいと思う。各党、HPも開いてますしね。
…………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………
山本浩之
「で、今後の流れについてですけれども、これはもう“ニュースDEズバリ”のコーナーで詳しく解説していただきます。よろしくお願いします」
青山繁晴
「はい。まああの、今日は当然あの、この話以外の話したら、何か逃げてんのかということになるくらいなんで(笑)、あの、ま、実はあの、今日、僕も一睡もしないで来てるんですが、あの、夕べから今朝にかけて寝なかった政治家って案外多いと思うんですよね。で、その中で一番睡眠とれなかったのは、やっぱり小沢さんかなと思うんですよ。で、そして、その、今ね、この、ま、ゴールデンウィーク直前の今なんですが、その、ゴールデンウィークっていう期間に向けて、その、いろんな人が、今まで10年20年いわばこう何とか、あの、くぐり抜けてきたり、ごまかしてきたり、曖昧にしてきたり、何とかあの、やってこれた人たちがこれを迫られると思います(フリップ出す)」
山本浩之
「『究極の選択』」
青山繁晴
「はい。で、これズバリ、一番究極の選択を迫られるのは小沢一郎さん、その人であって、もう10年20年、日本の政治をいろんな意味で、あの、いわば、あの、一番あの、ま、かき回してきたって人もいるし、引っ張ってきたって人もいるし、その重い存在だった小沢さんにとって、究極の選択の時がついにやってきたなと。で、それもちろん小沢さん個人の問題じゃなくて、私たちの政治の問題、政治の課題として、一緒に今日も考えたいと思います」
山本浩之
「はい。ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」
(いったんCM)
小沢氏に“起訴相当”の波紋!▽小鳩体制に激震走る緊迫政局を青山ズバリ
マスコミはほとんど論点にしていませんが、検察審議会が「起訴相当」を突き付けた相手、それはまず第一に検察。
コーナー前に、その「起訴相当」のニュース全般が取り上げられ、青山さんの解説がありました。
まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。
コーナー本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
※私の使っているMacOS9でついにYouTube視聴ができなくなりました。
裏技使ってキャプチャしたので画像が粗いですが、ご容赦を<(_ _)>
内容紹介ここから____________________________
…………青山さんの解説(あくまで要旨)…………
( )内は山本浩之キャスターの発言です
■民主・小沢幹事長に「起訴相当」 小沢幹事長「意外な結果で驚いている」(FNN4/28)
■鳩山首相、「起訴相当」議決受けた小沢幹事長の続投容認する意向明らかに(FNN4/28)
(11人の審査員全員一致の「起訴相当」の議決。そして今日、(番組が)街の声をいろいろ伺っても、20人中19人がそれを支持したということが出ています。市民感覚では小沢氏を起訴すべしと示したわけですが、この議決内容については?)
全くクジで選ばれただけの、立場、考え方、世代が違う11人の審査員全員が一致して起訴すべきというのは僕も驚いた。11分の8以上(の賛意で)そうなるが、8か9かなと思ってたのが、これすごい違い。あえて言うと、テレビ番組を通じていろんな評論家やいろんな人がいろいろ言ったが、国民の方は非常にまっとうな、真っ直ぐ1本の健全な常識を守っていたということだと思う。そのまま素直に受け止めるべき。
(秘書がやったという言い逃れはもうできないんだいうことを示したわけですが)
同じように秘書がやったと言ってる鳩山さんと小沢さんとでどうしてこんなに大きな違いが出るのか、国民の方がちょっと知りたいところでもあるんじゃないかと思うが、僕が取材した限りでは、永遠に公表されないことがおそらく1つあって、鳩山総理の事件について、説明役はあくまで検事がやる、つまり調べてきたのは検事だから。で、アドバイザーの弁護士が入る。たとえば東京検察審査会だったら、東京弁護士会が選んだ、これ基準はないが、東京弁護士会で選ぶ弁護士がアドバイザーに入る。でも事件の証拠やそういうのは検事が説明するが、鳩山さんの件については、僕が聞いてる限りでは、憲法75条に、要は総理大臣は訴追できないんだと。僕はこれ検察の憲法解釈間違ってると思う。具体的に言うと、75条には国務大臣を訴追する時には総理大臣の許可がいると書いてある。だから総理大臣はそんなことしないという前提に読める。でも後半に、これがために訴追の権利は、これは侵されないっていう意味のこと書いてあるから、僕は、検察は鳩山さんに、ご自分に逮捕する許可を我々に出してくれるか問うべきだったと思うが、検察は最高首脳陣の判断としてこれをしなかった。で、検察審査会の一般市民の方々に、憲法によれば総理大臣は実は裁判にかけられないんですということを言ったので、それで、じゃあ無理なんですねと。でもおかしいじゃないですかと。全部「秘書が秘書が」で通るのか。それからお母様から毎月1500万円もらってて、秘書だけ知ってて本人は知らないってありますか?と。だから異例の意見が書かれた。で、小沢さんについてはその縛りはないから、証拠をまともに見たら、これだけ証拠が揃っててどうして起訴しないんですかという、健全な結論になったというのが僕は真相だと考えてます。
(今後の流れについてはこのあと青山さんのコーナーで詳しく解説していただくが、昨日の起訴相当というものを受けて、小沢幹事長の会見、私には強弁としか映らなかったが、そして今日また鳩山総理がこのまま頑張ってと言ってる。これって、今までは国会議員あるいは政府首脳、こういった人たちの言動には敬意を払って私は見てましたし。ただ、ひとつにはですね、政治資金規正法っていうのは政治家にとって非常に重い罰則。にも関わらず、秘書が有罪になれば自動的に当選が無効になるという連座制というの、はっきりとしてこなかったというのが、こういう曖昧なやり方というか、それで貫き通すことにもなってしまうし、ここをもう、この際すぐにでも適用するために私たちが変えていかないといけない)
国会議員だけに立法を任せると、よく言われるのは、泥棒に刑法作らせるのと同じだと。だから泥棒が刑法作ってぐるぐる回ってるんじゃなくて、ほんとは根っこで国民が支えてるわけだから、私たちの意見を直接、国会でどんな法律作るかに反映させなきゃいけないと。昔だったらデモかけるしかなかったけど、今だったら電子メールもあれば、発言する機会は多いから、やっぱり皆さんの思ってる素朴な疑問や怒りをダイレクトにぶつけるのがいいと思う。各党、HPも開いてますしね。
…………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………
山本浩之
「で、今後の流れについてですけれども、これはもう“ニュースDEズバリ”のコーナーで詳しく解説していただきます。よろしくお願いします」
青山繁晴
「はい。まああの、今日は当然あの、この話以外の話したら、何か逃げてんのかということになるくらいなんで(笑)、あの、ま、実はあの、今日、僕も一睡もしないで来てるんですが、あの、夕べから今朝にかけて寝なかった政治家って案外多いと思うんですよね。で、その中で一番睡眠とれなかったのは、やっぱり小沢さんかなと思うんですよ。で、そして、その、今ね、この、ま、ゴールデンウィーク直前の今なんですが、その、ゴールデンウィークっていう期間に向けて、その、いろんな人が、今まで10年20年いわばこう何とか、あの、くぐり抜けてきたり、ごまかしてきたり、曖昧にしてきたり、何とかあの、やってこれた人たちがこれを迫られると思います(フリップ出す)」
山本浩之
「『究極の選択』」
青山繁晴
「はい。で、これズバリ、一番究極の選択を迫られるのは小沢一郎さん、その人であって、もう10年20年、日本の政治をいろんな意味で、あの、いわば、あの、一番あの、ま、かき回してきたって人もいるし、引っ張ってきたって人もいるし、その重い存在だった小沢さんにとって、究極の選択の時がついにやってきたなと。で、それもちろん小沢さん個人の問題じゃなくて、私たちの政治の問題、政治の課題として、一緒に今日も考えたいと思います」
山本浩之
「はい。ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」
(いったんCM)
TV番組内容紹介 | - | trackbacks (1)