「アンカー」北朝鮮問題で米中はどう動く?

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■6/10放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

金総書記後継者と粛清の真相は・記者拘束でアメリカはどう動く?青山ズバリ

090610-19frip.jpeg 核実験、ミサイル、後継者問題、米国人記者拘束など、近頃何かと騒がしい北朝鮮。中国、アメリカは今後どう出るのか?

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________

北朝鮮核実験 国連安保理制裁決議案の詰めの協議も最終合意に至らず(FNN6/10)
外務省・斎木大洋州局長、オバマ政権のアジア政策担当者と対北朝鮮政策について会談(FNN6/10)
北朝鮮・金正日総書記の健康、再び悪化 先週から体調崩しピョンヤンの病院で治療か(FNN6/10)

 ……など、北朝鮮関連のニュースを伝えた後……

山本浩之
「この北朝鮮の問題についてはこの後のコーナーで、まあたっぷりとお話しをお伺いするんですけれども、あの、明日にも採択されようとしている国連安保理決議についてなんですが、やはり焦点は北朝鮮船籍の検査っていいますか、貨物検査、これがどういう形で行われるようになるのかっていうこところだと思うんです、ひとつはね」

青山繁晴
「ええ。その通りなんですが、あの、もうあえて端的に言うとですね、やっぱり今回も国連決議は頼みにならないってことですよ。その、今ヤマヒロさんがおっしゃった貨物検査、すなわち臨検をまあとにかく一応は盛り込んだ決議採択になるでしょうが、でもそれはそれぞれの領海内で頑張ってやって下さいねっていう、おそらくそういうトーンに落ち着くと思うんですよ。中国・ロシアのその姿勢を見てるとね。で、すなわち公海上でやらないわけですよね。で、公海上でやる時はその、船を持ってる国の許可を得て下さいと。それ、北朝鮮だったら北朝鮮の許可を得なきゃいけない」

山本浩之
「許可得なきゃいけませんね」

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青山繁晴
「ま、できるわけないってことになるわけですよ。ということは、やっぱり2006年10月の核実験のあとの国連決議1718と同じように、何かかっこいい決議が出たけれども大して変わらないってことになる。もうそれが判ってるから、本当はあの、さっきの斎木さんね、日本の外務省の斎木さんの話も、要するに日米で金融制裁を別途やりますというの言ってるのと同じじゃないですか。だからもうやっぱり国連は頼みにならないよって、これは斎木さん、けっこうあれ本音で言っちゃってると思うんですよね。で、金融制裁については本当は、アメリカのガイトナー財務長官がすでに中国との協議をもう終えてるって話がありますから、そこにまあ日本が乗っかって、中国の暗黙の了解のもと金融制裁をやると。で、皆さん思い出していただくと、北朝鮮に対する制裁で唯一、金融制裁だけがその、例のマカオのバンコデルタアジアっていうの思い出しますよね。思い出していただけると思うんですけど、唯一効果があったから、やっぱりそっちに行くわけですよね。まあこれは実は国連ていうシステムにとっても、けっこうな打撃だと思いますよ。結局役に立たないなあと。はい」

山本浩之
「(笑)これ、だけどその、制裁決議いつになるのかっていうと、こう待ってるわけですけれども、今の話、まあ前から青山さん、それ指摘されてましたけれども。ただ、そうなってくると、このところ色々と個別に北朝鮮をめぐる、まあきな臭い動きってのはあって、ちょっと今までの北朝鮮を取り巻く動きとは、明らかにこう空気も何もかもこう変わってきたんじゃないかなと思ってる方は多いと思うんですけれども」

青山繁晴
「おっしゃる通り」

山本浩之
「そんな中で今日はこのあと“ニュースDEズバリ”のコーナー、やはりこの問題について」

青山繁晴
「はい、はい。で、あの、今のヤマヒロさんのお話に関連して申せばですね、あの、64年前、1945年に第二次世界大戦が終わって、そこで戦後の枠組みできたわけですよね。国連もできたし、えー、まあそれから、しばらく経ってから北朝鮮や韓国もできたわけですよね。そういうものが、こう音を立ててその、変わっていく、ないしは崩れていくってことなんですよ。だから国連が悪いって話してるんじゃなくて、たとえば北朝鮮のその、たとえばその近未来の崩壊も含めて、その、そういうことと、国連がもう使えなくなってきたと。やっぱり全部が制度疲労を起こしてるんだということなんですよね」

山本浩之
「なるほど」

青山繁晴
「で、今のことに関連して申せば、その、ヤマヒロさんがおっしゃった通り、もうこの1週間、10日ぐらい北朝鮮の話があふれかえって、細かいところまでいっぱい出てきてるんですが、こういう時にこそ私たちはこの姿勢が大事じゃないかなと思うんです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『突き放せ』と…」

青山繁晴
「はい。これ突き放すっていうのは何を突き放すかっていうかというと、要するに情報を突き放せってことなんですよ。もう、ガーッとこう、あの、この、この番組もテレビ番組ですけどね、こうあの、視聴者の方々に、こう国民の方々に、こうやっていっぱい情報来てるわけでしょ。それを全部まともに聞いてたら、もう何が何だか判らなくなって、大きな流れが見えなくなります。さっきお話ししたように。それもういったんドンと突き放してみたらですね、案外、ああ、結局、結局っていうか要するにこういうことなんだと。で、私たちはこういう歴史の変わり目に今生きてて、それを僕たちで作れるんだという意識に変わるんじゃないかなと。その話を今日はいたしたいと思います」

山本浩之
「では、コマーシャルを挟んで青山さんの解説です」

(いったんCM)
 
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「アンカー」第3の首相候補とは?

■6/3放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

どうなる麻生首相の解散戦略…“第3”の人物が首相の可能性?青山ズバリ

090603-11vs.jpeg 総選挙は8月30日が有力。次の首相候補としてマスコミでは麻生vs鳩山ばかりがクローズアップされていますが、永田町ではすでに「第三の男」の存在が……?

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________

日本郵政・西川社長人事問題 鳩山総務相「わたしは信念を曲げることはしない」(FNN6/3)
日本郵政・西川社長人事問題 鳩山総務相「何でわたしが辞任する必要があるのか」(FNN6/3)

 ……など、日本郵政の社長人事問題のニュースを伝えた後……

山本浩之
「で、今日この後の“ニュースDEズバリ”のコーナーも、引き続き政治に関するお話しをしていただけるということですね」

青山繁晴
「はい。ま、その、政治に関しては、まあ一番大事なことは、今の話も大事なんですけれどもね、やっぱり今の衆議院議員、代議士の方々、全員9月10日でもう任期が切れると。それが今日から数えたら、実にあと99日しかないと」

山本浩之
「ああ、そうですか、はい」

青山繁晴
「ということで、ま、いずれにしろ遠くないうちに解散総選挙が行われるんですけれども、この解散総選挙、解散して総選挙が行われたら、その総選挙の結果が出て最初の国会開かれる時に、必ず麻生内閣は総辞職しなきゃいけません。すなわち、そのあとに首班指名選挙、つまり新たに選ばれた衆議院議員と、それから今いらっしゃる参議院議員で首班指名選挙をやるんですが、これは普通に考えたら、今、総理としてこれから選挙に臨むであろう麻生さんと、それから野党第一党の民主党の鳩山由紀夫さん、どっちかが総理になるはずですよね」

山本浩之
「そうですね、ええ」

青山繁晴
「はい。それがどうも今、まあ永田町、政界の深い部分で言われてるのは、実はこの話なんですね」

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山本浩之
「『第3の首相候補』」

青山繁晴
「はい。ま、だから簡単に言うと、実は総選挙終わってみたら、麻生さんも鳩山由紀夫さんも両方とも総理になれないんじゃないかと。実は第3の人がいて、その人が実はもううごめいてるんじゃないかと

一同
「はぁー」

青山繁晴
「いろんな場面でうごめているんじゃないかなっていう話をですね、ちょっと、事実に基づきながら、このあと一緒に考えたいと思います」

山本浩之
「はい。では、コマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「衆議院議員の任期満了まで100日を切って、えー、総選挙が行われる、そうすると、そのあと私たち国民は自民党に託すのか、あるいは新しい政権に託すのか。もし自民党だったら今、麻生総理大臣、そしてもし民主党だったら鳩山由紀夫代表という、頭があるんですけども、先ほどの青山さんのキーワードは『第3の首相候補』と。第3の総理大臣の候補がいるっていうのが、永田町のどうやら見方ということですよね。詳しくお願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。あのー、第3の首相候補が誰かっていうのを、ま、最後には当然、今日考えていくんですけれども、その前に、当然総選挙があるわけですから、その総選挙の日取りがもうそろそろはっきりしてきたんじゃないでしょうかということで、まず、こっからお話始めたいと思うんで。はい」
 
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「アンカー」北核実験の裏側&日本は核武装議論を!

 5月30日、東京・名古屋・大阪で反NHKデモが行われます。
 詳しくは1コ前のエントリーをご覧下さい。


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■5/27放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

焦る北朝鮮…核実験の裏側を青山がズバリ

090527-11giron.jpeg 個人的には「命ある限り核武装には反対」の青山さんですが、そこらのサヨクと違って「議論することすら反対」ではないのです。むしろ積極派。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
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北朝鮮核実験 ピョンヤンでは祝賀ムード広がる 街には成功たたえる横断幕(FNN5/27)
北朝鮮核実験 安保理常任理事国と日本・韓国の大使級会合 新制裁案採択に向け調整(FNN5/27)

 ……など、北朝鮮核実験関連のニュースを伝えた後……

山本浩之
「ま、中国やロシアの動きにも注目が集まる中、国連安保理決議、青山さんはどういったところに注目されてますか」

青山繁晴
「はい。あのですね、一番大事なところはですね、あの、北朝鮮が第1回目の核実験やったってのは2006年の10月ですね。で、その時に国連は1718っていう、その、制裁決議を出しました。で、その中身っていうのは、その、実際にやればけっこう意味のあるものなんですよ。この…」

村西利恵
「実際にやれば」

青山繁晴
「うん、ミサイルや核兵器を作ることに関連するような物資は一切輸出するなとか、それから核兵器の開発に関係してるような、あー、人間の金融資産は凍結しろとか、それ全部、その、国連加盟国が実行してくれたらほんとは意味があったわけですけど、ほんとはあれから、ま、3年、2年半ぐらい経ってですね、ほんとにやってるのはこの日本だけなんですよ」

山本浩之
「そうですねぇ」

青山繁晴
「時々アメリカとかフランスがその、やるかやらないの素振り見せるけども、ほんとに実行してるのは何と国連加盟国の中で日本だけ。だから今回も仮にその、中国・ロシアが歩み寄ってきてですよ、厳しい、あの、制裁を科すとか何かやっても、それに強制力が伴わなかったら結局同じことなんですよ」

一同
「ああー」

青山繁晴
「で、国連決議っていうのは、その、やっぱり日本はこの、日本国民とか日本の政治家もその、国連に過度に期待するところがあるけれども、国連は決して世界政府じゃないので、法的な拘束力は確かにあるんだけど、強制力とか罰則はないわけですよ。で、罰則は無理にしてもですね、今度ばかりは、何か決めるわけですから、何か決めたら、それを実行しない加盟国にはそれなりの報いが来ますよという、その、いわば制裁の制裁のようなですね、ことまで日本は国連外交で、これやらなきゃいけないです。強い、あの、中身にしましょうって言ってるだけだと、同じことのくり返しなんですよ。決めるだけになっちゃうわけですよ」

山本浩之
「なるほど」

青山繁晴
「そこにほとんどのエネルギー使っちゃうことになるから。そこが僕ポイントだと思います」

山本浩之
「そこで今日の青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーも、ま、当然この問題についてのお話だというふうに思うんですけれども」

青山繁晴
「そうですね。あの、まだ3日前の月曜日に北朝鮮が核実験やったばっかりですが、この3日間というものは、まあほんとにあの、視聴者の方の実感でもあると思うんですけど、洪水のような報道がなされてですね。で、報道が多いのは当然なんですが、一番気になるのはその全ての報道に通じて、その、北朝鮮はこうやってまた核実験やったけど、こちらは打つ手がないんだと。もうこっちは困るばっかりだっていうニュアンスがこう、あふれてるように思うんですが、さあ果たしてそうかなあ、ほんとはこうじゃないですかと、今日いっしょに考えたいんです(フリップ出す)」
 
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「アンカー」新型インフルエンザの疑問に答えます

■5/20放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

感染確認遅れた新型インフル…政府の不手際?第2波の脅威は?青山ズバリ

090520-02gimon.jpeg ちなみに、東京都で初の感染者が確認されたという速報が入る数時間前の放送です。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________

(新型インフルエンザの最新ニュースを伝えた後)

山本浩之
「今日この後、水曜日ですから“ニュースDEズバリ”のコーナーを用意してるんですけれども、引き続き、青山さんには新型インフルエンザの話題だということですけれども」

青山繁晴
「はい。で、まああの、このコーナーも150何回もやってるんですけど、今日は今ヤマヒロさんが言われた通り、この、関西で感染が拡大したところの新型インフルエンザの問題なんですが、これある意味で、この視聴者の方が全員直接当事者というのは、まああの、ある意味では初めてですね」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「その、拉致問題とかたくさんやって、その、同じ国民として同じ当事者ですけれども、しかしダイレクトにこの関西地方が当事者っていうのは初めてのことです。で、その上で、その、僕も神戸生まれですから、今は東京に住んでいますけれども、その、ここでどうしたらいいのかってことを一緒に考えたいんですが、その時に、あの、僕のところにも大変問い合わせが来ます。それから番組にもいろいろ来てるようですね。その、当事者である皆さんの疑問に直接答える今日はコーナーにしたいと思います。で、今日のキーワードはこれです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『自分と地域を信じよう』と」
 
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「TVタックル」外国人参政権と在日韓国人の本国参政権

■5/11放送「TVタックル」

在日外国人が総決起!!地方参政権は必要か?使い捨て!?(秘)移民計画犯罪天国vs入国管理は(当日のテレビ欄より)

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 これって、小沢一郎氏が代表辞意表明した日に放送されたんですよね。
 予定通り放送されるのか?あるいは特別番組と差し替えられるのか?と心配しましたが、結局そのまま放送されました(^_^;

 この日の討論は、不法入国・不法滞在(カルデロン一家や在留カード)、外国人労働者たちの処遇、日本のずさんな入国管理(中韓にやさしく途上国に厳しい)など多岐に渡ったのですが、今回は外国人地方参政権の箇所のみ起こしました。

 「アンカー」同様に今回もできるだけ忠実に起こそうとしたら、やたら時間がかかってしまいました(^^ゞ
 間投詞(「えー」「あの」など)もできるだけ再現しています。但し、細かい相づちなどはこれまで通り支障のない範囲でカットしています。また、複数の方が同時に喋っている場面がやたら多くて拾えない発言もたくさんありましたが、ご容赦を。

 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
 (今日現在まだYouTubeに残っています。「たっこー」で検索)

【出演者】
 三宅久之(政治評論家)
 河野太郎(自民党衆議院議員)
 大口善徳(公明党衆議院議員)
 渡辺周(民主党衆議院議員)
 王曙光(拓殖大学教授)
 アンジェロ・イシ(武蔵大学准教授・日系ブラジル人)
 金慶珠(東海大学准教授)
 勝谷誠彦(コラムニスト)
 ビートたけし
 阿川佐和子
 江口ともみ


 内容紹介ここから____________________________

江口ともみ
「永住権を持つ外国人に地方選挙の参政権を認めようという外国人参政権。賛成・反対の意見は大きく分かれています」

 …………………………VTR開始…………………………

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 現在、永住資格のある外国人はおよそ87万人。

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 そんな永住外国人に地方参政権を与えようという法案が、これまで何度も国会に提出されてきた。
 
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「アンカー」小沢代表辞任の本音は?西松事件その後捜査は?

■5/13放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

小沢代表辞任の真相公判控え今も残る西松事件の闇…青山ズバリ

090513-18okada.jpeg 電撃辞任会見での笑顔に隠された小沢代表の本音とはいったい?

 起こしに入る前に少々前置きを——
 先週の「アンカー」起こしには普段にも増してたくさんのご意見をいただきました。ご批判、ご声援、いずれのお声にも感謝しております。

 青山さんの主張に対する個々人の見解の相違については私はあまり気にしていないのですが、このテキストが反青山(≒反日)に利用されるという危惧を持たれている方は私が想像している以上に多いようです。
 どうも昨年秋あたりから急増しているように見えるのですが、その頃に何か特別なことでもあったんでしょうか。とにかく3/28付拙エントリーで紹介したようなご意見が本当に増えているのです。

 以前から申し述べているように、私は大枠では青山さんの考え方に共感するものですし、何よりその日本を真剣に憂う熱い姿勢に心惹かれています。でないと、こんな面倒なことを毎週続けるわけがありません。そのことだけは分かっていただきたいと思います。

 で、ここ数日間、私もいろいろ考えましたが、このままテキスト化を続けるか否か、まだ結論は出ていません。結論が出るまではとりあえず続けようと思います。

 青山さんの貴重なご意見を世間に広く伝えられるというメリットと、その青山さんのご意見が曲解されて逆にご本人を貶めるようなことに利用されてしまうデメリット。
 どうしたものかと、本当に私はいま悩んでいます。

 たとえば「アンカー」起こしエントリーのみコメントを無効にすることも考えたのですが、1コ前のエントリーのように「アンカー」と無関係の他のエントリーに書き込まれてしまっては、ほとんど意味がありません。
 最終的には「ぼやきくっくり」の全エントリーにコメントできないようにするしかありませんが、それは私の本意ではありません。何よりテロに屈するみたいで嫌です(ワガママですみません)。

 ——あと、動画は見ずにこのテキストだけをご覧になっている方が意外と多いことにも気づきました。そういった皆さん方に誤解を招かないよう、今後はなおいっそう忠実に起こしていこうと思います。

 例えば青山さんが取材された相手の言葉(台詞)に関して、これまでは『 』で括った方が読みやすいかと思ってそうしてきましたが、今後は『 』は付けないことにします。どこまでが青山さんの言葉でどこからが取材相手の言葉かというのが、また見解が分かれることに気づいたからです。
 と同時に、間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどはこれまで通り支障のない範囲でカットしています。

 画像はいつも通り、Youtubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
 コーナー直前に民主党の代表選挙関連のニュースが伝えられましたので、それについてのやりとりから起こします。


 内容紹介ここから____________________________

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■民主党の代表選挙は16日土曜日に実施、岡田克也副代表と鳩山由紀夫幹事長の一騎打ちに。
■12日の両院議員総会では代表選日程をめぐり異論続出。結局、執行部の原案通りで了承される形に。
■両院議員総会の前に開かれた幹部会では、小沢代表が、代表選の先延ばしを主張した長妻昭、福山哲郎、安住淳、野田佳彦各議員を「四人組」と名指しして強い口調で批判。

 以上のニュースを伝えた後——

山本浩之
代表の座を退いた人の、ま、意のままに次の代表選も仕切られようとしてるんですね

青山繁晴
「いや、ま、その通りでね。あの、むしろ常識で考えると、その、今度の土日をはじめですよ、さあ民主党が新しい代表を選ぶんですっていうことを国民にアピールしてね、ちょうど自民党が総裁選で演出するようにね。で、フレッシュ民主党をアピールするせっかくの機会なのに、わざわざそれを封じ込んでっていうのはですね、その、小沢さんの戦略として岡田さん、鳩山さん以外の候補者を立てないということですね。ところが、これ民主党の側で、あえてその、まともに考えたら事態ははっきりしてて、まず岡田さんが代表で選挙戦ったらですよ、消費税を上げるって立場の人ですから、麻生政権の本音と変わんないじゃないですか。だから争点はぼやけちゃいますね

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「で、鳩山さんが代表で戦ったら、もうその小沢さんに関連する弁明をずっとしなきゃいけない

山本浩之
「はい」

青山繁晴
「傀儡政権じゃないってことずっと言わなきゃいけない。弁明選挙になっちゃう。で、お二人じゃなくて、たとえば長妻さんが出たらですよ、これいきなり次の総選挙の争点に年金が浮上するわけですよね」

山本浩之
「はいはい」

青山繁晴
「で、政府自民党は、いや政府与党は、未だに年金についてちゃんとしたことできてないじゃないですか。みんな忘れてないですよ、年金問題は」

山本浩之
「ええ、ええ」

青山繁晴
「だからその、当然民主党の側から見たら、長妻さんが出たらその選挙の様相が一変するのに、それをわざわざ封じ込めるのに、あの、みんながその、一喝されたとかね、大きな声出されただけで従うっていうのはね、それは政党としてね…

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山本浩之
「そうですね、古い体質を引きずってるなーというのも半分あるんですけども、もう半分で、言われた方もそのままか?と。今ここで存在感を出していかなきゃいけないんじゃないかっていう、もう今出さないとだめですよ、はっきり言って」

青山繁晴
「あのね、豪腕小沢の復活と言ってるけど、それおかしくてね、豪腕小沢と言われた頃は自民党幹事長でね、後ろに竹下派っていうドーンっていう大勢力がいて、金も握ってたから豪腕だったんでしょ。今、小沢グループは1グループに過ぎなくて、ただ単にその役員会だけで大きな声出したりですね、威嚇したりするだけじゃないですか」

山本浩之
「ええ、ええ」

青山繁晴
「それは豪腕とは言わないですよ、普通の社会で、普通の一般社会で」

山本浩之
「確かにそれに屈してちゃだめですよね、政治家として」

青山繁晴
そんなの屈するような政治家で、中国とかロシアとか北朝鮮と相手できるんですか、ってことになりかねないっていうことですね」

山本浩之
「その通りですね。で、今日この後の青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーも、この小沢さんの一連の動きについて詳しく解説をしていただけると」

青山繁晴
「はい。あのー、皆さんご承知の通り、小沢さんがある意味突然辞意を表明してですね、で、小沢さんご自身が記者会見などを通じて、政治責任を取って辞めるんじゃないと言われてるから」

山本浩之
「うん、そうです」

青山繁晴
「そうすると、あの、普通の有権者の感覚から言って、じゃあ何で辞めるの?というのが一番の疑問だと思うんですよ。で、今日のキーワードはあえてこうさせていただきました(フリップ出す)」
 
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「アンカー」北方領土はプーチン来日でどうなる?

■5/6放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

プーチン首相来日へ!どうなる北方領土問題ロシアのホンネは?青山ズバリ

090506-16chosen.jpeg 北方領土がテーマです。
 言われてみれば、私も地図のあの箇所がなぜ「白い」のか、学校でちゃんと教わった記憶はありません。
 ←朝鮮人にこう言われてしまう今の日本が正直情けない…。

 あと、今日は拉致問題に絡んで青山さんから気になる話があったので、それも最後に付けました。

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________

(麻生さんがドイツ・チェコ訪問から帰国したが、その前の訪中について青山さん、「事前折衝で予め中国側がまともな返事をしないと分かっている場合も、行かないといけないのか?日本の首脳はアメリカ、中国によく行くが、向こうが来るのは例外的。こちらから一生懸命行くばかりで、総理が海外に行くことの値打ちをあまり下げないようにしてほしい」という趣旨の話をした後…)

山本浩之
「この後の“ニュースDEズバリ”のコーナーも、今日は麻生総理の外交に関するお話だというふうに聞いてるんですけども」

青山繁晴
「はい。今、僕は日本から行く話をしたんですが、これ、間もなく来週の月曜日にこれは向こうから、けっこうおっかない人がやってくるんですよね」

山本浩之
「おっかない…(笑)。ま、たしかに…」

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青山繁晴
「おっかないと申したのは、皆さんちょっとこれ見て下さい(フリップ出す)。これプーチンさんなんですが、これアメリカの『TIME』っていうニュース雑誌にですね、2007年の12月に表紙に載った写真なんですけど」

山本浩之
「あんまり表情が豊かでないんでね、この人は。だからどうしてもおっかないように見えてしまうんですけど、実際おっかないんですかね?」

青山繁晴
「っていうか、この目、見て下さい」

山本浩之
「怖いですね、はっきり言って」

青山繁晴
「これね、あの、『Person of the Year』って、その年を代表する人間という意味で、これ出たんですけどね。で、この目をしてる人と麻生さん、これから向かい合うっていうの、これ大変なことですよ(一同笑)。で、来週月曜日から3日間プーチンさんが日本にいらっしゃるんですが、その会談が行われる前にですね、私たちは日本とロシアの間に今どんな問題があるのかを、国民の立場でやっぱり考えておく方がいいと思うんですよ。で、今日の最初のキーワードはこれです(フリップ出す)」
 
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「たかじん委員会」安倍さん出演 憲法SP(2)

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「たかじん委員会」安倍さん出演 憲法SP(1)の続きです。
 
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「たかじん委員会」安倍さん出演 憲法SP(1)

■5/3放送「たかじんのそこまで言って委員会」憲法スペシャル

30%説“安倍元首相”出演でスペシャル憲法(秘)改正9条を発表…大バトル

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 安倍さんが「たかじん委員会」にキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
 サヨク席が田嶋陽子さんでなく原和美さんでヨカッタ━━━━━━!!!!
 (だって田嶋さんは人の話聞かない上に、割り込んでばかりなんだもん)

 GWになーんも予定がない私。半分ヤケクソ気味で安倍さん出演部分を完全起こしです。但しVTRは全面カット。まとめ画像をつけましたので、だいたいの内容をお察し下さい。

 長いので、エントリーを2つに分けました<(_ _)>

 間投詞や細かい相づちや茶々はカット、複数の方が同時に喋っている箇所が多く拾えない発言もいくつかあったのと、あと聞き取れない箇所(○○○で入力)もいくつかありましたが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。

◇司会
 やしきたかじん
 辛坊治郎 (読売テレビ解説委員)
◇パネラー
 三宅久之、天木直人、桂ざこば、筆坂秀世、
 原 和美、勝谷誠彦、宮崎哲弥、山口もえ
◇ゲスト
 安倍晋三(元内閣総理大臣)
◇インタビュー取材
 中曽根康弘(元内閣総理大臣)


 内容紹介ここから____________________________
 
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「アンカー」世論調査のワナ 朝日新聞による誘導の典型例

■4/30放送「アンカー」ニュースの哲論

信じるか否か…世論調査のワナ宮崎流こんな見方も!

090430-14ayausa2.jpeg 木曜「アンカー」に出演中の宮崎哲弥さんのコーナー“ニュースの哲論”。
 初起こしです。

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像は前半がデジカメ、後半がYouTubeからのキャプチャ。混在している上にデジカメ画像はあまり鮮明ではありませんが、何卒ご容赦下さい<(_ _)>


 内容紹介ここから____________________________
 
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