「アンカー」小沢代表辞任の本音は?西松事件その後捜査は?
■5/13放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
電撃辞任会見での笑顔に隠された小沢代表の本音とはいったい?
起こしに入る前に少々前置きを——
先週の「アンカー」起こしには普段にも増してたくさんのご意見をいただきました。ご批判、ご声援、いずれのお声にも感謝しております。
青山さんの主張に対する個々人の見解の相違については私はあまり気にしていないのですが、このテキストが反青山(≒反日)に利用されるという危惧を持たれている方は私が想像している以上に多いようです。
どうも昨年秋あたりから急増しているように見えるのですが、その頃に何か特別なことでもあったんでしょうか。とにかく3/28付拙エントリーで紹介したようなご意見が本当に増えているのです。
以前から申し述べているように、私は大枠では青山さんの考え方に共感するものですし、何よりその日本を真剣に憂う熱い姿勢に心惹かれています。でないと、こんな面倒なことを毎週続けるわけがありません。そのことだけは分かっていただきたいと思います。
で、ここ数日間、私もいろいろ考えましたが、このままテキスト化を続けるか否か、まだ結論は出ていません。結論が出るまではとりあえず続けようと思います。
青山さんの貴重なご意見を世間に広く伝えられるというメリットと、その青山さんのご意見が曲解されて逆にご本人を貶めるようなことに利用されてしまうデメリット。
どうしたものかと、本当に私はいま悩んでいます。
たとえば「アンカー」起こしエントリーのみコメントを無効にすることも考えたのですが、1コ前のエントリーのように「アンカー」と無関係の他のエントリーに書き込まれてしまっては、ほとんど意味がありません。
最終的には「ぼやきくっくり」の全エントリーにコメントできないようにするしかありませんが、それは私の本意ではありません。何よりテロに屈するみたいで嫌です(ワガママですみません)。
——あと、動画は見ずにこのテキストだけをご覧になっている方が意外と多いことにも気づきました。そういった皆さん方に誤解を招かないよう、今後はなおいっそう忠実に起こしていこうと思います。
例えば青山さんが取材された相手の言葉(台詞)に関して、これまでは『 』で括った方が読みやすいかと思ってそうしてきましたが、今後は『 』は付けないことにします。どこまでが青山さんの言葉でどこからが取材相手の言葉かというのが、また見解が分かれることに気づいたからです。
と同時に、間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどはこれまで通り支障のない範囲でカットしています。
画像はいつも通り、Youtubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
コーナー直前に民主党の代表選挙関連のニュースが伝えられましたので、それについてのやりとりから起こします。
内容紹介ここから____________________________
■民主党の代表選挙は16日土曜日に実施、岡田克也副代表と鳩山由紀夫幹事長の一騎打ちに。
■12日の両院議員総会では代表選日程をめぐり異論続出。結局、執行部の原案通りで了承される形に。
■両院議員総会の前に開かれた幹部会では、小沢代表が、代表選の先延ばしを主張した長妻昭、福山哲郎、安住淳、野田佳彦各議員を「四人組」と名指しして強い口調で批判。
以上のニュースを伝えた後——
山本浩之
「代表の座を退いた人の、ま、意のままに次の代表選も仕切られようとしてるんですね」
青山繁晴
「いや、ま、その通りでね。あの、むしろ常識で考えると、その、今度の土日をはじめですよ、さあ民主党が新しい代表を選ぶんですっていうことを国民にアピールしてね、ちょうど自民党が総裁選で演出するようにね。で、フレッシュ民主党をアピールするせっかくの機会なのに、わざわざそれを封じ込んでっていうのはですね、その、小沢さんの戦略として岡田さん、鳩山さん以外の候補者を立てないということですね。ところが、これ民主党の側で、あえてその、まともに考えたら事態ははっきりしてて、まず岡田さんが代表で選挙戦ったらですよ、消費税を上げるって立場の人ですから、麻生政権の本音と変わんないじゃないですか。だから争点はぼやけちゃいますね」
山本浩之
「そうですね」
青山繁晴
「で、鳩山さんが代表で戦ったら、もうその小沢さんに関連する弁明をずっとしなきゃいけない」
山本浩之
「はい」
青山繁晴
「傀儡政権じゃないってことずっと言わなきゃいけない。弁明選挙になっちゃう。で、お二人じゃなくて、たとえば長妻さんが出たらですよ、これいきなり次の総選挙の争点に年金が浮上するわけですよね」
山本浩之
「はいはい」
青山繁晴
「で、政府自民党は、いや政府与党は、未だに年金についてちゃんとしたことできてないじゃないですか。みんな忘れてないですよ、年金問題は」
山本浩之
「ええ、ええ」
青山繁晴
「だからその、当然民主党の側から見たら、長妻さんが出たらその選挙の様相が一変するのに、それをわざわざ封じ込めるのに、あの、みんながその、一喝されたとかね、大きな声出されただけで従うっていうのはね、それは政党としてね…」
山本浩之
「そうですね、古い体質を引きずってるなーというのも半分あるんですけども、もう半分で、言われた方もそのままか?と。今ここで存在感を出していかなきゃいけないんじゃないかっていう、もう今出さないとだめですよ、はっきり言って」
青山繁晴
「あのね、豪腕小沢の復活と言ってるけど、それおかしくてね、豪腕小沢と言われた頃は自民党幹事長でね、後ろに竹下派っていうドーンっていう大勢力がいて、金も握ってたから豪腕だったんでしょ。今、小沢グループは1グループに過ぎなくて、ただ単にその役員会だけで大きな声出したりですね、威嚇したりするだけじゃないですか」
山本浩之
「ええ、ええ」
青山繁晴
「それは豪腕とは言わないですよ、普通の社会で、普通の一般社会で」
山本浩之
「確かにそれに屈してちゃだめですよね、政治家として」
青山繁晴
「そんなの屈するような政治家で、中国とかロシアとか北朝鮮と相手できるんですか、ってことになりかねないっていうことですね」
山本浩之
「その通りですね。で、今日この後の青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーも、この小沢さんの一連の動きについて詳しく解説をしていただけると」
青山繁晴
「はい。あのー、皆さんご承知の通り、小沢さんがある意味突然辞意を表明してですね、で、小沢さんご自身が記者会見などを通じて、政治責任を取って辞めるんじゃないと言われてるから」
山本浩之
「うん、そうです」
青山繁晴
「そうすると、あの、普通の有権者の感覚から言って、じゃあ何で辞めるの?というのが一番の疑問だと思うんですよ。で、今日のキーワードはあえてこうさせていただきました(フリップ出す)」
小沢代表辞任の真相公判控え今も残る西松事件の闇…青山ズバリ
電撃辞任会見での笑顔に隠された小沢代表の本音とはいったい?
起こしに入る前に少々前置きを——
先週の「アンカー」起こしには普段にも増してたくさんのご意見をいただきました。ご批判、ご声援、いずれのお声にも感謝しております。
青山さんの主張に対する個々人の見解の相違については私はあまり気にしていないのですが、このテキストが反青山(≒反日)に利用されるという危惧を持たれている方は私が想像している以上に多いようです。
どうも昨年秋あたりから急増しているように見えるのですが、その頃に何か特別なことでもあったんでしょうか。とにかく3/28付拙エントリーで紹介したようなご意見が本当に増えているのです。
以前から申し述べているように、私は大枠では青山さんの考え方に共感するものですし、何よりその日本を真剣に憂う熱い姿勢に心惹かれています。でないと、こんな面倒なことを毎週続けるわけがありません。そのことだけは分かっていただきたいと思います。
で、ここ数日間、私もいろいろ考えましたが、このままテキスト化を続けるか否か、まだ結論は出ていません。結論が出るまではとりあえず続けようと思います。
青山さんの貴重なご意見を世間に広く伝えられるというメリットと、その青山さんのご意見が曲解されて逆にご本人を貶めるようなことに利用されてしまうデメリット。
どうしたものかと、本当に私はいま悩んでいます。
たとえば「アンカー」起こしエントリーのみコメントを無効にすることも考えたのですが、1コ前のエントリーのように「アンカー」と無関係の他のエントリーに書き込まれてしまっては、ほとんど意味がありません。
最終的には「ぼやきくっくり」の全エントリーにコメントできないようにするしかありませんが、それは私の本意ではありません。何よりテロに屈するみたいで嫌です(ワガママですみません)。
——あと、動画は見ずにこのテキストだけをご覧になっている方が意外と多いことにも気づきました。そういった皆さん方に誤解を招かないよう、今後はなおいっそう忠実に起こしていこうと思います。
例えば青山さんが取材された相手の言葉(台詞)に関して、これまでは『 』で括った方が読みやすいかと思ってそうしてきましたが、今後は『 』は付けないことにします。どこまでが青山さんの言葉でどこからが取材相手の言葉かというのが、また見解が分かれることに気づいたからです。
と同時に、間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどはこれまで通り支障のない範囲でカットしています。
画像はいつも通り、Youtubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
コーナー直前に民主党の代表選挙関連のニュースが伝えられましたので、それについてのやりとりから起こします。
内容紹介ここから____________________________
■民主党の代表選挙は16日土曜日に実施、岡田克也副代表と鳩山由紀夫幹事長の一騎打ちに。
■12日の両院議員総会では代表選日程をめぐり異論続出。結局、執行部の原案通りで了承される形に。
■両院議員総会の前に開かれた幹部会では、小沢代表が、代表選の先延ばしを主張した長妻昭、福山哲郎、安住淳、野田佳彦各議員を「四人組」と名指しして強い口調で批判。
以上のニュースを伝えた後——
山本浩之
「代表の座を退いた人の、ま、意のままに次の代表選も仕切られようとしてるんですね」
青山繁晴
「いや、ま、その通りでね。あの、むしろ常識で考えると、その、今度の土日をはじめですよ、さあ民主党が新しい代表を選ぶんですっていうことを国民にアピールしてね、ちょうど自民党が総裁選で演出するようにね。で、フレッシュ民主党をアピールするせっかくの機会なのに、わざわざそれを封じ込んでっていうのはですね、その、小沢さんの戦略として岡田さん、鳩山さん以外の候補者を立てないということですね。ところが、これ民主党の側で、あえてその、まともに考えたら事態ははっきりしてて、まず岡田さんが代表で選挙戦ったらですよ、消費税を上げるって立場の人ですから、麻生政権の本音と変わんないじゃないですか。だから争点はぼやけちゃいますね」
山本浩之
「そうですね」
青山繁晴
「で、鳩山さんが代表で戦ったら、もうその小沢さんに関連する弁明をずっとしなきゃいけない」
山本浩之
「はい」
青山繁晴
「傀儡政権じゃないってことずっと言わなきゃいけない。弁明選挙になっちゃう。で、お二人じゃなくて、たとえば長妻さんが出たらですよ、これいきなり次の総選挙の争点に年金が浮上するわけですよね」
山本浩之
「はいはい」
青山繁晴
「で、政府自民党は、いや政府与党は、未だに年金についてちゃんとしたことできてないじゃないですか。みんな忘れてないですよ、年金問題は」
山本浩之
「ええ、ええ」
青山繁晴
「だからその、当然民主党の側から見たら、長妻さんが出たらその選挙の様相が一変するのに、それをわざわざ封じ込めるのに、あの、みんながその、一喝されたとかね、大きな声出されただけで従うっていうのはね、それは政党としてね…」
山本浩之
「そうですね、古い体質を引きずってるなーというのも半分あるんですけども、もう半分で、言われた方もそのままか?と。今ここで存在感を出していかなきゃいけないんじゃないかっていう、もう今出さないとだめですよ、はっきり言って」
青山繁晴
「あのね、豪腕小沢の復活と言ってるけど、それおかしくてね、豪腕小沢と言われた頃は自民党幹事長でね、後ろに竹下派っていうドーンっていう大勢力がいて、金も握ってたから豪腕だったんでしょ。今、小沢グループは1グループに過ぎなくて、ただ単にその役員会だけで大きな声出したりですね、威嚇したりするだけじゃないですか」
山本浩之
「ええ、ええ」
青山繁晴
「それは豪腕とは言わないですよ、普通の社会で、普通の一般社会で」
山本浩之
「確かにそれに屈してちゃだめですよね、政治家として」
青山繁晴
「そんなの屈するような政治家で、中国とかロシアとか北朝鮮と相手できるんですか、ってことになりかねないっていうことですね」
山本浩之
「その通りですね。で、今日この後の青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーも、この小沢さんの一連の動きについて詳しく解説をしていただけると」
青山繁晴
「はい。あのー、皆さんご承知の通り、小沢さんがある意味突然辞意を表明してですね、で、小沢さんご自身が記者会見などを通じて、政治責任を取って辞めるんじゃないと言われてるから」
山本浩之
「うん、そうです」
青山繁晴
「そうすると、あの、普通の有権者の感覚から言って、じゃあ何で辞めるの?というのが一番の疑問だと思うんですよ。で、今日のキーワードはあえてこうさせていただきました(フリップ出す)」
山本浩之
「『すべては○○のため』」
青山繁晴
「はい、すみません、あの普段こういうこと絶対しないんですけど、今日はあえてね、ここ空白にしたんですよ。ヤマヒロさん、これ漢字二文字なんですけど、何だと思いますか」
山本浩之
「いきなり言われても分かんないですね。っていうか、ってことは、コマーシャルの後も見ろっていうことですよね(笑)。いや、何でしょうねー。これはちょっとすぐには分かんないですね」
青山繁晴
「あの、これたとえば小沢さんは、全ては選挙のためというニュアンスでおっしゃってるわけですけど、このね、この全てっていうのはその、たとえば選挙のためっていうのは嘘だって話じゃなくてね、その選挙のためももちろんある、その、いろんなことある、それは人間常にそうだし、今回の辞任は特にそうでしょうが、最終的にはですね、ここに集中したい、最終的にはそれが第一なんだって意味の○○が別にありますねと。その話をこの後、皆さんと一緒に考えたいということです」
山本浩之
「○○の中には何の文字が入るんでしょうか。コマーシャルの後、青山さんの解説です」
(いったんCM)
…………………………VTR開始…………………………
【おととい(5月11日)】
小沢一郎
「民主党代表の職を辞することを、決意いたしました」
おととい会見場に現れた小沢代表はなぜか笑顔だった。
およそ2カ月前、公設第一秘書の大久保被告が逮捕された直後は——
【3月4日】
小沢一郎
「このような逮捕を含めた強制捜査を受けるいわれは、ない」
と自らの潔白を強く訴えた。
しかし、西松建設のダミー政治団体からの不透明な金の流れが徐々に明らかになっていく。そして公設秘書が起訴されると——
【3月24日】
小沢一郎
「本当に(涙)、この目的(政権交代)をみんなと一緒に力を合わせて、今後も頑張っていきたい」
次の選挙で政権獲得を目指すことを誓ったが、与党そして民主党内からも説明責任を果たしていないとの声が止まなかった。
そして、おととい——
女性の声
「小沢さん、やめないでください〜」
小沢一郎
「ありがとう」
会見中、笑顔を見せていたが、西松事件について小沢代表の口から何も語られることはなかった。
果たして、電撃辞任会見での笑顔に隠された小沢代表の本音とはいったい?
青山がズバリ解説します。
…………………………VTR終了…………………………
山本浩之
「ま、笑顔の辞任会見っていうのは滅多にありませんけれども、その裏に隠された本当の辞任理由について、さっそく解説お願いしたいと思います。よろしくお願いします」
青山繁晴
「はい。今日も例によって時間はないんですけどね。あの、本当はこう、今日こそじっくり語りたいことがいくつかあるんですよね。で、まずその、この辞任の記者会見ご覧になってね、普通その、視聴者、有権者、国民の方がやっぱり疑問に思われた最大のことはね、やっぱり西松建設事件があって、この辞任になったであろうと誰もが思うのに、その記者会見で、その事件についての説明が小沢さんから全然出なかったと(一同同意)。ほとんどなかったと。それから記者のほうも、その事件についてきちんと質問する人が誰もいなかったと」
山本浩之
「いなかったですね」
青山繁晴
「僕は記者出身者の一人として非常に暗然たる暗い気持ちにもなりました。で、それを逆に言うとですね、その、誰もが分かる背景なのに、それの説明が小沢さんからなかったっていうことは、実はそれが一番重大なことだということですね。で、そうやってニュースを見ていただいた上でもう一つあるのはですね、その、たとえば小沢一郎っていうその、非常にその、ほんとに大きな政治家、神話までできる、ね、そのようなその大きな存在の人のニュースを見ていただく時に、あの、あえて申しますけど、ニュースの見方っていうかね、ちょっと僭越な言い方ですけど、その、ニュースの活かし方で言うとね、この小沢一郎さんをめぐって今何が一番大事で、それはどんな段階に来てるのかということをですね、ちょっと整理していただくだけで、すっごく分かりやすくなると思うんですね。で、何が一番重大かっていうのは、もちろん公設第一秘書の大久保さんが逮捕された事件が一番重大、誰でも分かりますね。それが辞任にもつながった。そしてその事件は今どういう段階かというと、最初に疑惑があって、それがいきなり逮捕になって、その、立件されて、つまり起訴されてここまで来てるわけですから、次の小沢さんの関心事は、そうするとこれしかないわけです。はい」
村西利恵
「先ほどの○○の答えは、全ては裁判のためと」
岡安譲
「ほぅー」
青山繁晴
「はい。これからその裁判が始まる、ね。で、西松建設事件は捜査自体まだ終わってません。たとえば自民党への捜査もまだ続いていると思われます。その話は後でしますけれども。小沢さんにとっては、とにかく目の前の課題としてこの裁判てことが出てきます。そして、ちょっとそれを具体的に見ていただけますか。ちょっと出して下さい」
村西利恵
「来月には西松事件の裁判が始まります」
青山繁晴
「はい。で、これは、あー、その企業の側の元社長の国沢被告がですね、6月19日に公判決定しました。じゃあその大久保公設第一秘書の、この大久保被告の裁判いつになるのか、これは決まってません。というのは、あの、まだ拘留中なんですね。その、つまりもうほとんど可能性ないと思われますけど、再逮捕の可能性まで含めてまだあるし、弁護側もまだ保釈申請すらしてないので、裁判決まってませんが、しかしこの最初の裁判が決まったっていうことは、普通でいうと遅くとも6月後半、いや6月末、えー、いやいや、早ければ6月末、遅くとも7月中にはやっぱり裁判があるだろうってことになるわけですね」
山本浩之
「はい」
青山繁晴
「で、そうするとですよ、皆さんここで、あ、こういう段階だと分かっていただけると、あ、そうかと思われる話があると思うんですよ。それは何かというと、小沢さんの辞意表明がどうして5月11日だったのか。2日後に麻生総理との党首討論が予定されてたと」
岡安譲
「ふんふん…」
青山繁晴
「え?何であの強気の小沢さんがね、最近はそりゃ涙こぼしたりしながらもですよ、もと豪腕の小沢さんが何でそんな敵前逃亡のようなことするのかなと、みんな疑問に思われたと思うんですが、この流れを頭に入れていただくと理解できると思うんです。というのは党首討論やればですよ、必ずその、僕が麻生さんだったら、この、村西さんが小沢さんだとしたら、事件のことを聞きますよね」
村西利恵
「そうですね」
青山繁晴
「で、そこで小沢さんが今までとおんなじ、いや、一点の曇りもないとか、検察は国策捜査だって説明だけで終わったらですよ、この麻生さんのほうが自然に勝利を手にしちゃうことになりかねない。ところがそれを破るために小沢さんの側が」
村西利恵
「反論しないと(いけない)」
青山繁晴
「ええ。反論して詳しく説明したらですよ、裁判を前にして検察側に手の内を見せることになるわけですね」
山本浩之
「はあー」
青山繁晴
「小沢さんはどうやって裁判勝とうとしてるか。だからその、そのことがあるから、党首討論だけはどうしても受けることができなかったんですよ」
村西・山本
「なるほど」
青山繁晴
「それでギリギリまで粘ったけれども、もう党首討論をキャンセルするギリギリのタイミングで辞めざるをえなかったっていうのが本当のことであろうと。もちろん推測も入ってますけれども、周辺を取材するとそういうことが浮かび上がってきます。そしてそれを考えた上で、その、記者会見というのは何度も申してますけれども、この、表で言ってる話だけどそこに本音が隠されてて、これもニュースの見方としてですね、大変その、有権者にとって貴重な材料になります。今回もちょっと記者会見見てみましょう」
村西利恵
「はい。会見の中で急に語気を強めた場面でした。記者の質問に対して、なぜ離党、議員辞職しないといけないんですか?と」
青山繁晴
「はい。これはあの、日本テレビの女性記者が、あー、離党とか議員辞職は考えないんですかと言った時に、すごく怒ってですね」
村西利恵
「ね、怖かったです」
青山繁晴
「もうほんとにあの、本来の小沢いっちゃんに戻って」
山本浩之
「社名まで確認してましたよね」
青山繁晴
「会社どこだ、というようなことまで聞かれたんですが、それがその小沢さんの本音につながってて、本音はこういうことであろうと。はい」
村西利恵
「辞職すると裁判で不利。どういうことですか?」
青山繁晴
「はい。まずね、その、議員辞職の前に離党するとですよ、要するにこれから総選挙があって、民主党が政権取った場合も、小沢さんその政権に関与できなくなるわけですよね。しかし、もしその、このまま党にいてですよ、しかも隠然たる影響力保持したら、民主党が政権取った時に、すでに検察の人事まで触るぞって小沢さんは、ま、圧力かけてるわけですから。そうすると裁判にも影響あるだろうってことは当然、想像されますね。だから離党したくない。それから議員でいればですよ、たとえば国会議員に対する直接捜査っていうのは、たとえば少なくとも国会開会中は基本的に国会が認めないとできなかったり、いろんなガードが実はかかってるわけですね。ほんとはそれはさっきの議員パスのような(注:鴻池議員が私用で使ったとされるJRの無料パス。後述します)特権じゃなくてですよ、その、国会議員が正しいこと言ってる時に権力が介入しないように、ほんとは高い志で…」
山本浩之
「本来の目的はそれですもんね」
青山繁晴
「…だけども、しかし現実として今はその、汚職捜査からも議員を守ることになってるわけですよ。そうすると小沢さんとしては、実はちゃんとしっかり冷静に見てるところがあって、自分の勝負所は裁判であり、同時に捜査がこれ以上進捗しないように、その、自分の側にですよ、自民党の側には進捗しても。それを塞がなきゃ、自分の側に進捗することを、進むことを防がなきゃいけないっていう本音がちゃんとここに出てて、ということは、小沢さんの今の最大関心事は、もちろん選挙もある、政権交代もある、それから小沢さんの理念もある、議院内閣制の定着もある、しかし本当の、本当の意味でのその勘所っていうのは裁判だっていうことがこれで分かるわけですね。それからもう一つ、記者会見見ていただけますか」
村西利恵
「総選挙に勝つためには党内の結束・団結が絶対不可欠の条件。党内が乱れていたのでは総選挙に勝つことができない、と」
青山繁晴
「はい。つまり党内が乱れてるって言ってるわけですね(一同同意)。で、その小沢さんの本音はおそらく、こうであろうと」
村西利恵
「笑顔で足を引っ張ったヤツがいる(一同笑)」
青山繁晴
「はい。この笑顔でっていうところ、あえて申しますが注目していただきたいんですよ。これね、さっきの四人組と言われた福山さんとかね、それから」
山本浩之
「長妻さんとか」
青山繁晴
「ね、それからたとえば四人組じゃないのかな、前原さんとかね、その、はっきりと怖い顔で小沢さんを追及した人のことをほんとは言ってないんですよ」
岡安譲
「あ、違うんだ」
青山繁晴
「その、自分の味方というふりをして自分に笑顔で近寄ってくるのに、本当は決定的に足を引っ張ってるヤツがいる、そいつは許せねえってことを小沢さんは言ってて、それどなたかというと、この方です」
村西利恵
「渡部恒三 民主党最高顧問」
一同
「ああー」
青山繁晴
「はい、これね、これあの…」
山本浩之
「盟友じゃないんですか?盟友じゃないの?」
青山繁晴
「ああ、それでね、ヤマヒロさん、そう言われた通りね、これはね、テレビを始めとするメディアの責任大きいと思いますよ。ずーっとね、盟友だ盟友だとやってきてですよ、で、しかももう一つ言うとですね、渡部恒三さんて小沢さんと同じ竹下派で、七奉行と言われてですね、その、ベスト7のうちの一人だったけど、ほんとは大臣いろいろやったけども、あんまりその、ご自分では得心されてなかった。もっと自分は東北のケネディっていって大きな仕事ができると思ったのに、なかなか上手くいかない思いがあった。それが突然高齢になってから花開いた。それは民主党その、偽メール事件で揉めて、前原代表がもうどうにも動けなくなった時にですね、その渡部恒三さんが国対委員長になって、衆議院の副議長をやってから国対委員長になった、極めて珍しい例ですが、それが国民にウケてウケて、渡部恒三さん喜んで喜んで、平成の黄門だと言って印籠まで出して、それをテレビがどんどんどんどん放送して、スターになったわけですよ」
村西利恵
「そうでした」
青山繁晴
「ところがその前原代表が辞めて小沢さんがその後を継いで、そしてその後、無投票で再選された時にズバッと(渡部を)切っちゃったわけですよ、ね」
村西利恵
「はあー」
青山繁晴
「あの、高木義明さんって地味な人に国対委員長替わったじゃないですか」
山本浩之
「はあ、はあ」
青山繁晴
「すると最高顧問に祭り上げられたわけですよ。そうするとこれはメディアの責任もあるとさっき言った通り、平成の黄門、黄門って言うから渡部恒三さんも喜んでたのが、もうこれ恨みがすごく残ってしまって、そしてその、ずっと囲碁を、今も誘ってたわけですよ」
山本浩之
「やってたんでしょ。だって一緒に」
青山繁晴
「ね。で、あの、小沢さんに言わせると、その、国会の廊下で会ったら未だにね、囲碁、囲碁しないか、あの…」
村西利恵
「その誘いしか受けたことありませんって…」
青山繁晴
「ね。小沢さんしか言わないのに。ところが陰では辞めろ、辞めろ、辞めろということばっかり言ってると」
山本浩之
「ああー」
青山繁晴
「だから笑顔で足を引っ張ってる。ここの恨み、これはオレは許せないというね、これはね、その、人間小沢の屈折にも関係あると思うんですよ。やっぱりその最初、東京の高校に転勤、転校させられた時に言葉で苦しんだりね、その、だから説明が下手なんですよ、未だに。ある意味実直な人でもあって、こうやって笑顔で人を裏切る人っていうのは、小沢さんやっぱり許せないところがあって、それが小沢さん最後の我慢をブチッと切ったというところはあると思うんですよね」
山本浩之
「はあー、そうですか」
青山繁晴
「しかしブチッと切ったけど、さっき話しました通り、裁判であったり選挙であったり、そのへんはじーっと冷静に見てるところがあり、一番見てるのは裁判と、もう一つは党内での影響力を保持することであって、だから今の代表選挙の実態はこうだと思います。はい」
村西利恵
「本音は、岡田さんでもかまわない」
山本浩之
「えー!」
青山繁晴
「はい。今その、えー、親小沢の鳩山さんとね、その、反小沢の岡田が激突ってやってるけど、岡田さんは非小沢なんですよ。反小沢は前原さんその他の方々であってね」
一同
「はあ、はあ」
青山繁晴
「岡田さんてのはもともと竹下派の出身で、竹下派のその、新人議員の時から大ホープでした。そして小沢さんが竹下さんと結局喧嘩をして、竹下派を割って羽田さんなんかと出て行った時に、一緒について出たんですよ。そして新進党を一緒に作った。その後ね、一時期やや分かれた場面もあった。それから民主党に一緒になってから消費税をめぐって意見が違ったりしてるけれども、しかし小沢さんて人はさっき言った通りの性格ですから、同じ釜の飯を食ったヤツはどっかでやっぱり話ができると思ってるわけですよ」
岡安譲
「なるほど」
青山繁晴
「それで例えば恒三さんなんかと違って岡田さんはその、顔と、いや表情とやることが違ったりはしない人だから」
一同
「うーん」
青山繁晴
「だからあえて言うと、実は岡田さんが代表になった時に、全部反小沢になるんじゃなくて、小沢さんの一定の影響力はちゃんと評価してくれると思ってるわけで、それでその鳩山さんと岡田さんがぶつかるだけだったら、鳩山さんになってもいいし、岡田さんでもかまわないっていうのが、これが冷徹な小沢戦略であって、だからその、土日に回すことをしないんですよ。これがもしさっきのような長妻さんが出てきたら、長妻さんは反小沢も非小沢もクソもなくなって関係ないと」
一同
「うん」
青山繁晴
「関係ない存在になって、とにかく自分の好きな年金でバーンと勝負して、おそらく勝ってしまう。そうするとドーッと世代交代がして」
山本浩之
「もう影響力全くなくなっちゃう」
青山繁晴
「ええ。もう小沢さんだけじゃなくて、ザーッと変わるわけですよ」
山本浩之
「ただね、岡田さんがもしなった場合に、岡田さんってやっぱり性格的には頑固だって通ってるじゃないですか。その時点で小沢さんの影響力を抑え込むってことはないんですか」
青山繁晴
「いや、もちろんありますが、100.0(ひゃくてんぜろ)パーセント抑え込むことはしないだろうと」
山本浩之
「ああー」
青山繁晴
「つまり岡田さんていうのは年齢も僕とほぼ同じ55才でね、その、ベテランと若手の間に立ってる存在だから、やっぱり党内融和っての必ず大事にするはずです」
山本浩之
「ええ、ええ」
青山繁晴
「で、岡田さんは派閥も持ってないし、小沢さんの影響力は必ず使うだろうという読みをしてるから、だからそこはやっぱりその、さすがかつて豪腕と言われただけであってですね、その、常にベストのことだけ探るんじゃなくて、ベターをずっと小沢さんは探していってるから、だから岡田さんでも鳩山さんでもいい、でもそこで止めなきゃいけないっていう戦略が、この今の小沢さんにあると思うんですね」
山本浩之
「はい」
青山繁晴
「そしてですよ、この話した以上はですね、その、さっき最初のほうにお話しした西松事件はその後一体どうなってるのか、特に東京地検特捜部は一体何をやってるのかという話を、皆さんにこれははっきりしなきゃいけない。そのために実は東京地検特捜部そのものにこないだ、先日行ってまいりました。で、その結果を皆さんにこの後お話しするんですけれども、そのためのキーワードとしては、これです(フリップ出す)」
村西利恵
「ここでズバリキーワードは『検察の窮余の策』。つまり検察も追い詰められてる?」
青山繁晴
「そうです。あの、窮余ってふつう窮余の一策って言いますけどね、人間がもう追い詰められて崖っぷちに行って、もう余りがなくなった時にですよ、最後の一策を打つと。それが今、検察が考えてることです」
村西利恵
「いったいどんな策なんでしょうか。この後、解説していただきます」
(いったんCM)
山本浩之
「さ、西松事件は今後どんな展開を見せるのか。2つめのキーワードは『検察の窮余の策』でした。続きをお願いします」
青山繁晴
「はい。窮余の一策と、窮余の策と僕が言った以上は、検察は明らかに困ってるという意味ですね」
一同
「はい」
青山繁晴
「で、この『アンカー』でもその、検察の、同じ検察の首脳陣の中から、まだ捜査終わってないけども、今までの捜査は検事の人間力が足りないという批判が出たりって話をしましたね。で、ま、そこまで僕も紹介するんだったら、その東京地検特捜部に直接行ってお話を聞きたいって申し入れをしまして、で、東京地検特捜部、えー、正確に言うと東京地方検察庁特別捜査部、そこが受け入れてくれることになりました。で、お会いした方は、あー、特捜の首脳陣の一人です。特捜部の中の首脳陣の一人。で、お話の中に、ここはオフレコですと、その上でお話ししますと言われた話もかなりありました。それは僕は拷問されても言うことはできませんが、東京地検特捜部に行ったこと自体は黙っててくれとは言われませんでしたから、だからその行ったこと自体はこれ、視聴者、国民の方にそのままお話ししてます。で、ま、余計なこと一つ言うとですね、あの、僕も長いこと法務・検察取材してますが、事件をやってる最中に特捜部に行ったことってないです」
一同
「ああー」
青山繁晴
「で、行きましたらね、変な話ですけど、あの、要するに僕が来ること知ってるのは一部の人ですから、こう部屋を通っていく時に特捜検事がいろいろいるじゃないですか。その見る目がね、その、あれ?任意でこいつ呼ばれたのか?と。つまり僕が…(笑。一同も笑)任意で事情聴取されるのかっていうね、顔で見るわけですよ」
村西利恵
「なるほど」
青山繁晴
「で、僕はそもそも東京地検にけっこう頭に来て行ってますから、僕もにらみ返してですね、けっこう険悪な雰囲気になって…」
山本浩之
「いきなり(笑)」
青山繁晴
「ああ、しかしこの逮捕される前の人間って、こういう雰囲気なのかなと」
山本浩之
「はあー(笑)」
青山繁晴
「それで、ま、その人の部屋に行ってね、何か今そういうことがあって、僕は逮捕されに来たような気がしますよって言ったら、その人がニコリともしなかったんで(一同笑)、けっこうおっかない雰囲気から始まったんですが」
一同
「はあー」
青山繁晴
「最初僕がその東京地検側を、その、あえて申せば追及したのはですね、やっぱりその大久保被告の事件について、政治資金規制法だけで、えー、起訴されて、その後再逮捕がない、つまり明らかに東北地方を中心にした公共事業の問題があって、そこに談合とかいろいろおかしなことがあるんじゃないかってことの解明を国民は待ってるのに、その政治資金収支報告書の記載がおかしいということだけで捜査が終わるなら、これはその、大きな問題だと言いましたら、まずその最初の弁明はこうだったんです」
村西利恵
「冒頭陳述で公共工事の問題も明らかにする」
青山繁晴
「はい。今日いろいろ、あの、前提を言っとかなきゃいけないんですが、これカギカッコで括ってないっていうことは皆さん意識して下さい。あのー、言葉は丸めてあります。直接引用の言葉ではありません。だからあくまでも僕が受け取った印象です。これね、話し言葉で放送してるとほんとに難しくて、どこまでが僕の解釈なのか、どこまでが直接引用なのか、けっこう特に時間がない日は誤解されるんですけどね。あのー、過去にもあったから今日はあえて申しますが、これは僕の印象です。印象ですがね、印象としては非常に強い印象で、要するに、あのー、ま、公判になった時にですね、えー、最初に、最初のほうに冒頭陳述ってのがあります。それは、その、なぜこの事件をやったのか、なぜこの人を逮捕して起訴したのか、そのバックグラウンドを話す、ね。で、その、いわゆる冒陳て言ってんですけどね、冒陳って言ってんですが」
村西利恵
「略して」
青山繁晴
「そこでその、青山さんが今、その大きな声を出してですね、あの、いろいろ言われた公共工事の問題もしっかり明らかにしますから、そこでその事件の深い闇をえぐり出しますから、という意味のことをね、趣旨のことを言われたんで、僕はまたこのへん(頭を示して)から湯気が出てですね、それは裁判の本来の趣旨と違うと。本当の冒頭陳述っていうのは、その、ちゃんと証拠があって、立件できた事件の背景を言うんであってですよ、それはかなり拡大解釈でね、政治資金収支報告書に嘘が載ることの背景にこういうことがあったというのは、かなりの拡大解釈になってる。ほんとは公共工事そのものをやるべきであってね、まるで冒陳がその、言い訳のような、逃げ道の説明になるんだったら、それは裁判自体も歪めると言いました。あくまでもこうやって冒頭陳述で指摘してるような事実があるなら、事件として立件すべきじゃないかと」
山本浩之
「そうしてほしいですね」
青山繁晴
「と言いましたら、その検察側の次の弁明はこうだったんです。はい、出して下さい」
村西利恵
「あっせん利得処罰法は、本当は国会議員を逮捕できなくするための隠れ蓑」
青山繁晴
「はい。これ相当強い言葉です、ね。司法から立法への挑戦にも見えるかもしれませんが、もう一回言いますが、僕のあくまで印象ですが、これも非常に強い印象でした。というのはね、要するに贈収賄罪ってあるじゃないですか、賄賂の罪。それでなかなか政治家捕まらない。その、ロッキード事件で田中角栄さんがやられてから、よけいにあの、政治家が巧妙になって、なかなか事件にできないって現実があるから、2001年にこの議員立法で、国会議員の側がこのあっせん利得処罰法ってのを新たに作ったんですよね。というのは、その、贈収賄だと、この議員が職務権限持ってなきゃいけないとか、それから不正なあの、ことをやろうとしたとかいうふうに、いろいろあるわけですよね。しかしこの場合は、その、議員が職務権限を直接持ってなくても、それから正当な交渉であっても、とにかく口を利いて、その上でお金や物をもらったら処罰されますよという法律だから」
山本浩之
「口利きって言われるやつですよね」
青山繁晴
「ええ。だからきれいになったように見えて、本当はこれの、これのためにむしろ国会議員逮捕できませんって言うんですよ。どうしてかというとですね、どこの国会議員が直接お金や物を受け取ったりしますかと。どこの秘書が直接受け取ったりしますかと。例えば政党の支部だったり資金管理団体に入れちゃうんですよと。そうすると、この利得が証明できないから、この事件ができなくなる。むしろ…」
村西利恵
「それだけで証明できないんですか」
青山繁晴
「むしろ隠れ蓑であってと言われるから、僕は検事に、あなたが言ってるのは要は、泥棒が刑法を作るような仕組みだったらだめだよってこと言ってるんですかって言ったら、その通りと言われたんですが、じゃあ、でもここもね、三権分流なんですから、その法律は立法府だけが作らなきゃいけない。これは絶対変えることできないから、むしろこれを、この放送見た議員の方はもうあえて踏みこんでこれを改正して、じゃあ検察にまともにやってみろというね、法律にしていただきたいという問題提起として僕は今申しました。それからもう一つ、次に大きな残ることはですね、一体その、自民党側の捜査はどうなったのかと。これはそのー、適当に言ってんじゃない、もちろん。西松建設が自民党の側にも、その元首相や現職閣僚や大物にいっぱい献金したことが記録に出てるわけですから、その捜査は一体どうなったんですかと聞きましたら、答えはこうだったんです。はい」
村西利恵
「自民党議員に関してメディアに報じられた疑惑はダミーだった!?」
一同
「えー」
青山繁晴
「はい。これは閣僚の実の弟さんや、あるいは公設第一秘書、すでに東京地検特捜部が任意で呼んだと。ね。さっきの僕みたいな感じですけど。いや、僕は呼ばれてないんですよ、本当は。自分で行ったんですが(一同笑)。そのー、それを、これはね、僕はある意味情けないと思ったんだけど、やっぱりメディアも重要な参考にしますと。新聞報道も参考にして、せっかく呼んだら、実はそれはダミーで事実関係が全然違ってたと」
村西利恵
「家賃を払ってもらっていた問題などですよね?」
青山繁晴
「云々かんぬんのことは実は違ってましたと。残念ながらそれは事実じゃないから事件にできませんと。但し、但しそこで時間取られたけども他の問題については今後もずっと捜査していきますと言われたから、僕は解散総選挙はおそらく夏頃にずれると、まだ時間があると、その認識もあるんですかと。それは答えはなかったけども、こういう感じで、まだまだ続きますということだったんですよ。で、これは結果はまだ見なきゃいけません。見なきゃいけませんけれども、しかし大事なことはですね、これから公判が始まる、で、その時に小沢さんの記者会見も含めて、この検察の問題も含めて、その、私たちの正義を守るための法のシステムやあるいは検察官の資質、このメディアに頼るような検察官が特捜の首脳陣でいいのかと」
山本浩之
「いや、だけどメディアって、ま、東京の新聞とかテレビっていうのは、東京地検からですね、あの、リークされて、その情報を流してるんじゃないかっていうふうにね」
青山繁晴
「いや、だからはっきり言うと、持ちつ持たれつになってしまってるわけでしょ。だからそのさっきの渡部恒三さんの話も含めてですけれども、私たち、あの、発信する側もね、当然このことの責任を負わなきゃいけないんですよ」
山本浩之
「そうですね」
青山繁晴
「だから検察、検察がだらしないっていうのはね、検察内部から批判する、が、出るようにもうはっきりしてんだけど、だらしない検察にしちゃいけないというのが僕たちの役割だというのを、もう一度腹に入れたいんです」
山本浩之
「そうですね、おっしゃる通りです。えー、西松事件の行方、そして政界の行方、今後も目が離せません。以上“ニュースDEズバリ”でした」
____________________________内容紹介ここまで
今日の青山さんのお話の中の、「話し言葉で放送してるとほんとに難しくて、どこまでが僕の解釈なのか、どこまでが直接引用なのか、けっこう特に時間がない日は誤解される」という一節には、大げさでなく本当にドキッとしました。
青山さんは拙ブログの存在をご存知なのですが(前に青山さんのブログでご紹介いただいたことがあります)、まさか青山さん、先週の「アンカー」コメント欄をご覧になって心を痛められたとか、そういうことは……ないですよね?(T^T)
もしそうであれば、後押しをするつもりが逆にご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳なく思います<(_ _)>
ところで——
「自民党議員に関してメディアに報じられた疑惑はダミーだった」というの、これって二階のことですよね。捜査の手はもうこの人には及ばないんですかね。だとしたら残念です。
ま、検察によれば「他の問題(自民党側のその他の大物)については今後もずっと捜査していきます」ってことですので、その行方を見守ることにしましょう。
あと、話は違いますが、鴻池さんには呆れ果てました。何やってんでしょう、この大事な時期に!(-.-#)
今回その部分の起こしは省略しましたが、青山さんも大変ご立腹でした。概ね以下のようなことを言われてました。
「女性問題ももちろん問題だが、私的な旅行にJRの無料パスを使ってたのは違法。現職の官房副長官が違法行為をしたというのは、辞めてすむことではない。事実関係を確かめて、違法な使用があったら、その責任を取らなきゃいけない。麻生総理の任命責任も、単に女性スキャンダルにとどまらずに、違法行為のとこまで任命責任が生じる」
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴のときたまエッセイ
青山さんのブログです。ご本人に直接コメントが送れます。
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NHKスペシャル「アジアの“一等国”」偏向報道問題
詳細は以下のサイトを。デモ・集会の情報もあります。
・台湾は日本の生命線!
・NHKスペシャル 「アジアの“一等国”」偏向報道問題まとめWiki
・NHKを正す会 署名サイトもよろしく。
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Comments
2ちゃんでもそうですが、わざと曲ったカキコミをする人は多いですよ。ビデオじゃなくて青山さんの主張がちゃんとした形で残るのは、青山さんにとっても、読む人にとってもありがたいことでしょう。だから気にしないでください。そもそもテレビで一般に流してることを文字にしたらいけないなんて言うほうがおかしいです。
反青山に利用されるなんて言う奴のほうが実は反青山で書き起こしを阻止しようとしてたり。。。。それはないかww。
冒頭の党首討論の話ですが、これは民主党から5月1日に提案がありました。7日に13日と合意したわけです。7日は先週の木曜日でゴールデンウィーク明けです。青山さんが言うように、小沢代表が党首討論を避けたかったなら、この日取りで党首討論が決まるというのはおかしいのではないでしょうか。
与党は7日。。。党首討論を13日にセットすることで大筋合意した
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009050701000980.html
で、今では、青山さんのファンの一人となっています。情の深さなど感動してしまいます。こういう人が新聞社のデスクでいてくれればまともなジャーナリズムが機能するだろうにと思っています。
ふだんコメントを読むことはないのですが、ぼやきっくりさんが悩んでいるようなので、一言したく、書き込ませていただきました。
これからも楽しみにしています。
くっくりさんオットコマエー!全然わがままじゃないですよ。読者諸氏も反日勢力に屈するのは嫌だと思ってるはずです。ここで青山さんを誹謗中傷してる奴らは、青山さんの主張が世間に浸透するのを恐れてるんです。くっくりさんがテキスト作業をやめたら、そいつらの思うつぼです。
>反青山に利用されるなんて言う奴のほうが実は反青山で書き起こしを阻止しようとしてたり。。。。
しつこすぎる人を見た時はそれって逆効果だよ、くっくりさん追い込むだけだよ・・・とは軽く思うw
>青山さんが言うように、小沢代表が党首討論を避けたかったなら、この日取りで党首討論が決まるというのはおかしいのではないでしょうか。
プーチン来日、予算案通過、この辺りにぶつけてやれば麻生は断ってくるだろうという計算が民主党サイドにはあった、でも麻生断らずに小沢涙目って話を聞きましたが、ガセですかねw
人の言葉を曲解し、悪意で言い触らすなんて、どこででもあることです。そういう人は大声を出すので目立つだけです。
色々なブログのコメント欄を読んでいると巧妙な反日のコメントが忍び込んでいるのを感じます。
主婦に目覚められるとこまる人達がいるんじゃないですか?
くっくりさん、負けないで!!
はっきり言ってほしいですね
いつも膨大な書き起こしに大変感謝しています。
放送で直接青山さんの話を聞いても、あの時なんて話してたか?もう一度知りたいときなど、後で文字で振り返られることがよくあるので、本当にありがたく、助かっています。
又、放送の無い地域の方、外国に住む方からもこのブログはありがたいものだと考えます。
大変ですしお悩みの事もありますが、どうか続けていただきたく伏してお願いいたします。
関係ないことなのですが、ついこの前から拉致被害者家族の増元照明さんのブログに繋がらなくなりました。何かあったのでしょうか?
民主前原議員が先日米国で、拉致より核に重点をおくべき、というような発言をしご家族、救う会の方たちを激怒させました。
又テレ朝の朝生で田原総一朗が拉致被害者の2人の実名を挙げ「死亡している」と発言したことにも大きな怒りと苦悶の心痛を抱えられました。
そういう悲しい出来事がここに来て何か自棄的なことに繋がっているのではないかと気がかりで・・
外務省には創価学会員がたくさんおり、その母体の公明党は拉致被害者のご家族の話を全く聞かない、問い話もききます、又その田原氏の問題発言の情報源は外務省のナンバー2とか3の人からだ、と田原氏が言ったとか。救う会のメールニュースに書いてありました。
これはいったいどういうことなのでしょうか? ご存知の方がおられたら教えてください。
同じ日本国民がさらわれたまま一向に帰ってこれないと言うのにやはり何か利権がらみなのでしょうか?
近頃のテレビは見る気がしないことや、放送時間帯が合わなかったり、
配信された動画を見る時間さえも取れないときもあるので
くっくりさんの書きおこしには助かっております。
無理の無い範囲で続けていただけたらと思います。
昨年来、党首討論を拒否し続けていた小沢さんは、いくらなんでも、今になってもやらなかったら、民主党内から連休明けに小沢おろしが、本格的に動き出すのを察知し、おそれたのでしょうね。実際、13日に予算案採決強行したら、党首討論を拒否するかも...という民主党からの情報も出ていたし、いやで、いやで、やっぱり「や〜めた」ってとこが、現実なんでしょ。本当は辞めるにしても、まだ党首なんだから、政策論争で党首討論やったっていいんじゃないの?ま〜もともと、以前にやった討論みても、小沢さんは発言ベタで、完璧に自民党側に負けてましたからね。
いつも感心するとともに感謝致しております。
たかさんの、「冒頭の党首討論の話ですが、これは民主党から5月1日に提案がありました。7日に13日と合意したわけです。7日は先週の木曜日でゴールデンウィーク明けです。青山さんが言うように、小沢代表が党首討論を避けたかったなら、この日取りで党首討論が決まるというのはおかしいのではないでしょうか。」に対しての横レスですが、
元々13日の党首討論はやる気がなかった、つまり11日の辞任は7日の時点で決まっていた、と思います。
麻生さんも、そんなことは気づいていたと思います。
単なる何かの不具合だったのですね。 お騒がせしすみませんでした。
救う会のメールニュースが沢山追加されていて特に大集会でのご家族お一人お一人のお話に涙がでましたを訪問した議員(前原さん)などが日本は拉致に固執しすぎ・・云々のくだりには本当に人の命と人生を何と思っているのか 協力を要請している被害者家族たちの訪米を知っていながらそれを前によくも恥ずかしげも無く
他国でそういう発言が出来たものだと呆れ怒り悲しい限りです。
日本の議員がそういうことを触れ回っていたら協力をする意欲を米国も失うでしょう。
皆さんは一生懸命活動されておられることを我が身に置き換えたらどう思われますか?
訪米するなら是非協力を、の心ある一言があるならこそ・・援護射撃どころか味方に打たれているわけです。まさに同胞に裏切られているような状態です。
こんな悲しいことが日本の政治の現実かと思うと未熟すぎる外交能力が本当に腹立たしい。
ちゃんと出てきました!
なにかの不具合だけだったようです。お騒がせして申し訳ありませんでした。
自分は聴覚に障害があるので、TVも動画も見ることが(聞くことが)できません。ですからこちらのブログを毎回本当にありがたく読ませていただいております。
特に青山さんの放送分に関してはいつも楽しみにしておりまして、RSSが飛び込んでくるのを常に心待ちにしています。
厚かましいお願いとは重々承知しておりますが、出来れば今後も続けて頂きたいと思っいます。
青山さんのブログを最初から読み進めていくうちにペルー日本大使公邸人質事件の10年後の裁判開始に付いての記事を目にしましてその詳細を知りたいとこちらに訪問しました。 「アンカー」ペルー日本大使公邸人質事件の真実 を拝見しました。大変参考になりました。ありがとうございました。場所違いのコメントになりましたがご容赦ください。益々のご活躍をお祈りいたします。
いつも膨大な書き起こしに感謝しています。くっくりさんのブログにお邪魔してからもう数年が経ちますが、ほーーんとに色々な事がおきました!その中でこうして続けていらっしゃる事に心から尊敬と感謝をしています。
くっくりさんの文字お越し、日ごろ大変感謝しているものです。
私は中途失聴者で音声を聞くことができませんので、たかじんや青山さんの映像、国会中継などもくっくりさんが時折麻生首相の演説を文字お越ししてくださるので唯一情報を得ることができております。
いろいろと問題があるようですし、無理にとは申せませんが、勝手ながら文字お越しを続けていただきたくお願い申しあげます。
まともな報道番組がほぼ壊滅な関東圏の私にとっては貴重な記事であります。
今後も継続していただける事を厚くお願い申し上げます。
・・・それにしても検察も大変なんですなぁ。
で、確かにくっくり様や青山氏のご立腹も最もな鴻池氏に関してはこんな意見も在りました。
ソースは此方↓
http://knnjapan.exblog.jp/9724941/
>>
今度こそ鴻池祥肇内閣官房副長官が辞任してしまいました。問題は既婚女性と温泉に出向いたことでも、議員特権(JRパス)を利用して移動したことでもなく、これほどハッキリ写真に撮られるほどの議員のプライベートなスケジュールを誰がリークしたかです。
<<
というわけで、自民党内に「スパイ、或いは裏切り者」が未だに多数いる可能性も留意した方がよいのかもしれません。
関東圏在住で、「アンカー」が観られませんので大変助かっております。文字おこし本当に頭が下がります。Youtubeもいつ削除されるかわかりませんので、くっくりさんのサイトは大変貴重です。
さて、ここにいらっしゃる方の殆どは目を通さないと思われる「週間金曜日」なる雑誌ですが、天皇陛下の写真が表紙だったこともあり、ぺらぺらめくっておりました。すると、ネット右翼云々のページのところに、ココ(ぼやきくっくり)が紹介されてありました。依存症の独り言も紹介されてありました。ま、書いてあることは、社会への不満を排外主義ではらそうとするネット右翼云々でした。というか、レッテル張りの紋切り型の文章であるのは明白なので、読む必要もありませんでしたが・・・。
ま、何が言いたいかというと、このサイトは、いわゆるサヨクの方々に無視できないくらい大きな影響力を持つブログなのだということです。安倍元首相が言っていたように「北朝鮮にほめられたらダメ」ですから、サヨクに批判されるということは、むしろ光栄な事ということです。
ご無理をなさらない範囲で、このサイトを続けていただけたら大変ありがたいです。応援しています!
NHK前に移動して抗議活動を行いました。
「その9」は個人参加で来られた、在特会の某氏です。
※※5月16日のデモに協力します※※→nm7022250
メールマガジン「台湾の声」【http://www.emaga.com/bn/bn.cgi?3407】
NHK抗議OFF情報 【http://wiki.livedoor.jp/kyotres/d/OFF%be%f0%ca%f3】
2ch NHKスペシャルの偏向報道を許さないOFF 【http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/offmatrix/1241629272/l50】
NHKスペシャル「アジアの“一等国”」偏向報道問題まとめWiki 【http://wiki.livedoor.jp/kyotres/】
5月16日にNHKに対し抗議デモを行います
私はニコニコ動画にUPした方ではありませんが、少しでも構いませんので広めて頂けると幸いです
何と名誉な!(爆)
紋切り型の批判しか出来ないとは情けない(笑)。これからも皆でくっくりさんのブログを盛り上げましょう。
>>どうも昨年秋あたりから急増しているように見えるのですが、
>>その頃に何か特別なことでもあったんでしょうか。
特に昨年秋からというわけでもないとは思いますが、実は2chの青山さんのスレは
アンチ青山工作員によって荒らされています。
2ch以外で青山さんの話題で賑やかなくっくりさんのブログも狙われて当然で
しょうね。
私が見たところ青山さんは拉致問題では強硬な態度を取っている人でもあるし、
さらには朝鮮マンセーの某宗教団体絡みでの発言もあったりと、荒らしている
のは在日関連と某宗教団体関連の工作員の可能性も否定できません。あるいは
青山さんの人気を快く思わない同業のマスコミ関係者とかw
それともうひとつは現在2chは荒らしが多発してプロバイダー規制が行われており
いわゆる巻き込まれによって書き込めない人が多発しています。ひどい時には
1〜2ヶ月に及ぶことも。そのストレスのせいもあるかなと。
よってアンチ青山の発言が出てきたら無視することです。これは他の皆さんも
同様にアンチ青山は無視したほうがよろしいかと思います。
さて本題。
小沢がやった国賊的な行為。
それはプーチン来日に合わせて辞任会見をやったことである。
これでもって日本国民から北方領土問題への関心を逸らすことに成功した。
マスコミがやっていたであろう番組での北方領土問題を考えるテーマの特集
コーナーを潰してしまった。
さらにはやめるくせに次の民巣の代表は鳩山だと言わんばかりにプーチンとの
会談にも応じやがったw
小沢ってアメリカのポチだから、案外アメリカからの密命があって辞任したの
かもねw 北方領土問題が解決して一番困る国はアメリカだしね。
昔、一億総白痴化なんて言葉がありましたけど、これは現在も進行中なんですね。
世界的金融危機の最中にあって、なおかつ近隣諸国との領土問題、歴史問題と
緊張状態が続いている状況において、そういう状況を知ろうもしない国民、それを
伝えようともしない馬鹿マスコミ。
そういう中で、新たな民巣の代表がどうのこうの、麻生降しがまた始まるのか等、
こういう状況に立ち向かえる外交能力のある候補者を選ぼうという発想すらない
有権者は多いと思う。
この程度の関心を持たない鶏並みの頭を持つ国民には増税なんてしたってどうって
ことないですよw 増税したってすぐ忘れますからw
北方領土問題では裏でどのようなやり取りがあったかは知らないけど、なんか
面積半分3.5島返還論というのはある意味麻生さんの作戦かなとも思う。
というのは2島のみだというロシアに対して面積半分で3.5島ならいいよという
シグナルはロシアも乗ってきやすいのかな?
それで残り0.5島分は経済支援と引き換えに金銭的決着で4島まとめて帰って
くれば万々歳なのだろうか。
なんか南千島のみ帰ってくればいいみたいな雰囲気ですね。本当は千島全島が
希望だけど、今のロシアとの軍事的な状況からしてそれは無理。
でも前スレでも話した中国絡みで樺太まるごと割譲という話も嘘だとも思えない
し。
7月のサミットでメドちゃんとの会談で何か決まるのだろうか?
この話を目にしたら、ついコメントしたくなりました。
まさかこのサイトがマークされてるとは思いもしませんでした。
何がそんなに都合が悪いのでしょうかね〜
ちなみに私は、アメリカにてこのサイトで学ばせてもらってます。
非常に感謝しております。
このブログは、真摯に我が国の行く末を考えるためのインデックスとして高い価値があります。多少の誤差はあったとしても、議論になった時点で一次資料の動画等で検証すれば良い話です。議論もできぬ相手はスルーせよと孔子様もおっしゃってます。
いろいろお悩みでしょうがどうぞ続けてください。
杞憂でしょう。
私を含め、テレビのないところでも青山氏の主張・意見にふれることが出来、政治や日本の将来に対して思索を深めることができる者に対して、内容を歪めたり、青山氏を貶めたりする者とでは絶対数に極端な差があるでしょうし、そもそも既にネットやブログの世界では、信頼に足るべき「自浄作用」が働くでしょう。極端にマイナーかカルトなところでなければ。
くっくりさん、あなたの毎日の努力、こころを受け止め、理解し、応援しているサイレント・マジョリティは、あなたが想像する以上にたくさんいますよ。どうかこれからもお体に気をつけて、このすばらしいブログを続けてください。楽しみにしています。
いつも個別にレスを差し上げられず申し訳ありません<(_ _)>
温かいコメントを多数いただき、感謝の念に耐えません。大変、大変励まされました。リクエストがある限りは、今後も起こしを続けていこうと決意を新たにしました。
親日日本人さん、週刊金曜日の情報をありがとうございます。
私の近辺の本屋さんには置いていないので中身を確認することはできませんが、書かれてあることは大体想像がつきます(^_^;
おれんじさん、とりさん、週刊金曜日に名前が載ったことよりも、「依存症の独り言」さんのような素晴らしいブログさんと同列に扱われたことを誇りに思います(^^ゞ
ホッとしました。
関東の人間にはくっくりさんの起こす文字が命綱です。
よろしくお願いいたします。
いつもブログを拝読して「自分の国をいかにして良くしていくか」を私なりに考えています。
貴重な情報を活字にして下さるおかげで、社会人として限られた時間のなかでそれらを見ることがでします。
本当にありがとうございます。
感謝の気持ちでいっぱいです。
文字起こしは本当に大変な作業ですが(私も以前、仕事の関係でしていたことがあります)、このブログはとても「必要とされている」ブログだと思うのでお続け頂けたらと思います。
文字起こしはどれだけ丁寧に行ったとしても「話し言葉」のニュアンスを「書き言葉」として表現するのには限界がありますよね。口調、目線、問いかけ、表情…それらは本当に伝わりにくいものです。それさえも真摯に伝えようとして下さるくっくりさんには本当に脱帽致します。
今後もご無理のないペースで更新して頂けると嬉しいです。
3ヶ月程前に、仕事の関係で青山繁晴氏と一度だけお会いしたことがあります。テレビで拝見する時と同じように、熱いものを持った方でした。
青山氏やその他、国益を考えて行動している方たち(もちろん、くっくりさんも含めてです)の姿をこれからもこちらのブログから発信して頂きますよう宜しくお願い申し上げます。
党首討論は7日決まったのだから、元々やる気がなかったのですね。 鳩山由紀夫禅譲話、まさしくインサイダー取引があったということでしょう。
自分も関東在住なのでマスメディアの情報遮断に悩まされています。
なので青山氏の番組の文字起こしはいつも非常に助かっています。
例えば今回の記事の内容についてだけでも、
?「小沢氏が辞任し党首討論を避けた真意は裁判に向けた戦略を話せなかったから」
?「本心では鳩山岡田どちらでもよく、確実に影響力を維持しようとするのも検察を牽制するためである」
どちらも小沢氏が実際は『裁判の都合』のために民主党に篭城しようとしている実態を浮かび上がらせている大変重大な指摘です。
これらの見解は新聞テレビでは一説としてさえ触れられることはなく、自分も今はじめて知りました。
関東各局ではこれから"小沢"鳩山VS"若手"岡田の構図を喧伝していくところらしく、小沢氏のベター確保のための計算の話は出てきそうもないです。
麻生総理との党首討論にいたってはそもそも辞任のタイミングの関係ないことのようにして話題に出さないようにしたまま終息しており、極めて一面的な報道です。
また、青山氏の指摘に粘着して反発する人達がいらっしゃるそうですが、彼らが何故そうするのかと考えれば、
青山氏の指摘が市民権を得て拡散することを恐れて押さえ込もうとしているからでしょう。
番組からネットに拡散した各所でネガティブなレッテルを貼って回るのも、内容に反論できないため発言者を貶めることで真に受ける人を減らそうとしているのでしょうし。
だから彼らが最も嬉しいのは青山氏から発言の機会そのものを奪うこと、その次に嬉しいのは青山氏が発言しても拡散せず誰も知らないままになることだと思います。
よってネットで拡散しやすい文字起こしは存在自体がメリットみたいなもので、少なくともそれに釣り合うようなデメリットの実体は皆無です。
それに耳が不自由な人でも中身の濃い番組や動画の音声部分の内容が読めるというのは公共の福祉にも適っていると思います。
P.S.コメント欄はどこでもある程度見る人が限定されるものなので、常連の方がしっかりされているなら影響は気にされなくても問題ないかと。
テロの例えがありましたが、荒らしの心理はテロが注目され不安が拡がるほど喜ぶ犯人と同じなので、記事本文で触れてあげるのも控えめでいいと思います。
アメリカの大統領が、オバマさんに変わったからではないでしょうか。インテリジェンスから流される情報もそれなりに変化すると思われます。アメリカは民主党政権でクリントン・ファミリーの影響が強いですから中国・朝鮮・ロシア問題では特に変化が大きいと思われます。この様になりますと、工作員さんの行動も違って来るのではと考えるこの頃です。国際スパイ団も頑張って、いるのでしょう。
国際マスコミを見ていますと世界はアメリカ大統領を中心に動いているようです。特に経済危機が深刻なこの時期は特にそうです。
日本はちょっと違うのでしょう。
青山氏と言うより周辺環境が激変していると思われます。
青山氏>
「で、政府自民党は、いや政府与党は、未だに年金についてちゃんとしたことできてないじゃないですか。みんな忘れてないですよ、年金問題は」
僕は自民党が嫌いで擁護する義理はないんだが、年金に対してはどの党よりマトモにやっている。ま、知らないだけにしろ、ワザとにしろ、間違いは間違いとして指摘しておく。
ネタとして大衆受けするし、ツカミとしては持ってこいだが、年金不安を煽って政府を貶めるのは手段としても結果としても賛同できない。
何言ってるの?w
無駄金山ほど垂れ流しながら、消費税を上げてカバーすることしか考えてない
ちょっとくらい年金の仕組みを理解してから出直してこい。
社会保険庁>年金保険(国民年金・厚生年金)
http://www.sia.go.jp/seido/nenkin/index.htm
全国放送で見逃した番組も書かれて助かったことがありましたから。
2、無駄金、記録消失は年金制度そのものが原因ではない。
3、問題の大半は社保庁の職員による怠慢及び犯罪。
4、そして社保庁職員の組合「自治労」は民主党の支持母体。
5、与党の責任は管理責任。野党にも政府の一員として責任がある。
6、が、キチンと謝罪して対応をやってるのは自民。野党は責任転嫁。
7、年金問題は社会保険庁改革、公務員制度改革等で改善すべきもの。
8、が、ソレ等改革に反対しているのは野党。
9、5000万件の記録は、実はほとんど消えてない(未だ確認中在り)
10、年金不安を煽って未納が増えて困るのは、実は未納者の人達だけ。
11、現在の制度で、そもそも年金は破錠しない。
12、毎年約一兆円ずつ増える社会保障費の財源を確保するのは必然。
13、ソレを公約(消費税アップ)しているのは自民だけ。
14、かつ消費税を累進化する「消費税=社会保障税」構想。
ま、こんなもんでいいだろうか? 9、について参考までに↓
社会保険庁>年金記録問題への対応策の進捗状況
http://www.sia.go.jp/top/kaikaku/kiroku/070831shintyoku.htm