【緊急】なぜ今、外国人地方参政権?【抗議・要請先付】

★★★外国人地方参政権法案についての抗議・要請先は★★★
★★★このエントリーの最後を★★★


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 皆様すでにご存知の通り、11月6日、民主党の山岡賢次国会対策委員長が、永住外国人に地方選挙権を付与する法案を議員立法で今国会に提出し、成立を目指す考えを明らかにしました。

 遅かれ早かれ来るとは思ってましたが、このタイミングで来るか!?
 
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放送されなかった5日の衆議院予算委員会より稲田議員と下村議員

091105-01inada.jpg 11月5日の衆議院予算委員会から、自民党の稲田朋美さんと与党側とのやりとりを起こします。

 不思議なことに、この日だけNHKで中継がなかったんですよね。

 なお、完全起こしではありません。大ざっぱな内容を紹介したものと捉えて下さい。
 正確な発言は衆議院TVで。あるいは後日、こちらのデータベースに会議録のテキストがUPされると思うのでそちらでご確認下さい。

 同じ日の自民党の下村博文さんと与党側のやりとりも本当は起こしたかったんですが、さすがに力尽きたので(^^ゞ、ギュギュッと圧縮してまとめたものを最後に付けました。


 大ざっぱな内容紹介ここから_________________________
 
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衆議院予算委員会より町村元官房長官と加藤元幹事長

 衆院予算委員会の質疑、午後からの町村信孝さんと加藤紘一さん(この人嫌いだけど今日はあえて敬称つけます)のとこだけ見ましたが、質問をよく練り上げてるなという感じがしました。

 もっとも、2ちゃんねらーさんに言わせれば、大島理森さんが一番すごかったという話もありますが。
 
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岡田外相が天皇陛下のお言葉について意見

 出遅れてしまいましたが、岡田克也外相が天皇陛下のお言葉について意見した問題について。

 これは10月23日午前の閣議後の閣僚懇談会で、岡田外相が国会開会式での天皇陛下のお言葉について「陛下の思いが少しは入った言葉がいただけるような工夫を考えてほしい」と述べ、宮内庁にお言葉の見直しの検討を求めたというものです。
 天皇陛下のお言葉をめぐり閣僚が意見をするのは異例とのことです(産経10/23 12:38)。
 
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鳩山政権発足から1カ月

 鳩山政権発足から1カ月が過ぎましたが、発足当初から連日ツッコミどころ満載ですね(^_^;
 もっともメディアは多くが民主党寄りなので、普通の国民(テレビや新聞だけで情報仕入れてる人)から見たら、そうでもなかったんでしょうけど。

 ただ、この件に関しては普通の国民も(゚Д゚)ハァ?となったに違いありません。

10年度予算:過去最高95兆380億円 概算要求(毎日10/16)
公約優先、増額相次ぐ 概算要求(読売10/16)

 概算要求が95兆円超って何それ?!(麻生政権予算は88.5兆円)

 しかも概算要求の中には、要求額とは別枠で金額を明示していない「事項要求」が数多く盛り込まれていることから、予算額がさらに膨らむ懸念も出ています。
 16日のNHKの報道によれば、厚生労働省、総務省、環境省、文部科学省が「事項要求」を出しているとのこと。

 この「事項要求」が上乗せされることで、95兆380億円からさらに2兆円以上増える可能性もあるそうで、元経産官僚で現慶應義塾大学教授の岸博幸氏によれば、このような「事項要求」の乱発は過去に例がないとのことでした(「報ステ」10/16)。

 もはや議論は「財源どう確保するの?」ってレベルを超えて、「国の借金増やしてでもマニフェストを実行するのか、それとも借金を抑えるためにマニフェストは一部反故にするのか」ってレベルに入ってますよね。

 まだ国会も開かれてないのに、何かもうグダグダっていうか……。
 しかも肝心のハッティ(鳩山由紀夫首相)の態度が煮え切らないこともあって、これまで鳩山政権を持ち上げてきたメディアも、さすがに「大丈夫?」って感じの報道を少しずつではあるものの始めているようです。

 総選挙期間中に自民党がくり広げた民主党批判を「ネガキャンだ」とこき下ろしていた人たちも、事ここに至れば、それなりにまっとうな批判だったと認めざるをえなくなりつつあるのでは?

 たとえば話題になった【自民党ネットCM】プロポーズ篇、これなんか当時は必ずしも評判が芳しくはなかったけども、現在まさにこの通りになってませんか。

091018hat.jpg

ハッティ似の男性「ボクの方がキミを幸せにできる。ボクに交代してみないか?バラ色の人生が待っているよ。出産や子育ての費用も教育費も、老後の生活費も介護の費用も、ボクに任せれば全部OKさ!高速道路も乗り放題だよ!」

女性「お金は大丈夫?」

ハッティ似の男性「細かいことは結婚してから考えるよ!」

女性「えぇぇぇ???」

ナレーション「根拠のない自信に人生を預けられますか?」

 仮にマニフェストを実行するために赤字国債を増発するとなれば、もう本末転倒ですよね。ハッティ自身が赤字国債増発なんてとんでもないと言って選挙戦を戦ったんですから。
 (ちなみにマニフェストでは赤字国債発行に関しては触れていないようです。いちおう言質取られないようにはしてあった?)


 ただ、マスコミも全般的にまだまだ鳩山政権には優しくて、「頑張って下さい」って声の方が大きいのが現実。 

 10月14日のテレ朝「報道ステーション」では、古舘伊知郎キャスターが「(民主党政権は)透明性があって予算作成の経過がよく分かっていいですね!」と本筋から視聴者の目をそらすような発言。

 10月15日の毎日放送「ちちんぷいぷい」では、寺脇研氏(元文部官僚でゆとり教育推進者)が「民主党は『コンクリートから人へ』という方針だから、ダムを中止して子ども手当出すのなら赤字になってもOK」という趣旨のことを言い、びっくりしてしまいました。

 他によく聞く声は「初めてのことだから」とか(お前は村山富市か!)、「スタートしてまだ1カ月だから」とか。甘いなぁ。

 しつこいようですが、そもそもハッティ本人が「赤字国債増発したら日本はもたない」「ムダ削減と予算の組み替えで財源は確保できる」と断言してたんですよ。
 こういう発言も全部なかったことにしちゃうんでしょうか、民主党支持の人は。応援するにしても、せめて「たった1カ月で簡単にあきらめるなよ」とか言えんか?

 これがもし自公政権だったらどうなってたか?簡単に想像できますね。
 マスコミは即座に「ブレた!ブレた!」の大合唱でぼろくそ叩いたでしょうし、「責任取って内閣総辞職しろ」とか「解散しろ」とかの声が出ても不思議ではありません。
 でも、全然そんなふうにはなってない。
 やはり報道というのは、意図的な誘導によって世論をいかようにも操作できるんだなぁと改めて思う。


 私の知る限り、「赤字国債発行」という話が最初に表に出たのは10月5日。
 時事通信の赤字国債発行へ=税収減不可避、10年度予算編成−政府方針という記事でした。
 
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中川昭一さん突然の訃報

Shoichi_Nakagawa.jpg 私は日曜は午後1時頃まで寝てることが多いんです。今日もそうでした。だからニュースは見てませんでした。

 このブログ、お気楽くっくり読者様用掲示板の3カ所に同時多発的に書き込みをいただきまして(掲示板の方は現在削除されているようです)、それで初めて知ったのです。

 驚きました。絶句しました。
 
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青山繁晴さんの講演に行ってきました

090920-02kouen.jpg 9月20日、青山繁晴さんの講演に行ってきました。

第三回 大阪護國神社英霊慰霊顕彰勉強会 「日本の希望が目覚める−わたしたちの忘れていた記憶を手がかりに−」

 青山さんが出演されている水曜「アンカー」のテキスト起こしを始めてもうだいぶ経ちますが、講演に行かせてもらったのは初めてです。
 
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くっくり式 民主党執行部名簿及びその他資料

目 次
くっくり式 鳩山内閣閣僚名簿(上)
 総理、副総理・国家戦略担当、総務、法務、外務、財務、文部科学、厚生労働、農林水産
くっくり式 鳩山内閣閣僚名簿(下)
 経済産業、国土交通・沖縄及び北方対策・防災担当、環境、防衛、官房長官、国家公安委員長・拉致問題担当、郵政改革・金融担当、消費者・食品安全・少子化・男女共同参画担当、行政刷新会議担当
くっくり式 民主党執行部名簿 及びその他資料(このページ)
 代表、幹事長、政調会長、国会対策委員長、参院議員会長


 各人の外交・安全保障政策を中心に、自分用のメモも兼ねてまとめてみました。ネットであまり情報のない人は極端に短くなっています。外交・安保面であまり発信していない人も同様。
 内閣発足後早くUPしたくて急いでまとめたのと、あと、鳩山さんや菅さんなど「有名人」はツッコミどころが多すぎるため、このまとめでは抜け落ちている点もあったりすると思いますが、どうかご容赦を。
 (「この人の場合、これはどうしても外せないでしょ!」というものがあれば、コメント欄にお願いします)

 なお、項目の「*」はWikipediaがソースです。


<<<民主党役員名簿>>>


【代表 鳩山由紀夫】
 →くっくり式 鳩山内閣閣僚名簿(上)の内閣総理大臣の項を参照。
 
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くっくり式 鳩山内閣閣僚名簿(下)

目 次
くっくり式 鳩山内閣閣僚名簿(上)
 総理、副総理・国家戦略担当、総務、法務、外務、財務、文部科学、厚生労働、農林水産
くっくり式 鳩山内閣閣僚名簿(下)(このページ)
 経済産業、国土交通・沖縄及び北方対策・防災担当、環境、防衛、官房長官、国家公安委員長・拉致問題担当、郵政問題・金融担当、消費者・食品安全・少子化・男女共同参画担当、行政刷新会議担当
くっくり式 民主党執行部名簿 及びその他資料
 代表、幹事長、政調会長、国会対策委員長、参院議員会長


 各人の外交・安全保障政策を中心に、自分用のメモも兼ねてまとめてみました。ネットであまり情報のない人は極端に短くなっています。外交・安保面であまり発信していない人も同様。
 内閣発足後早くUPしたくて急いでまとめたのと、あと、鳩山さんや菅さんなど「有名人」はツッコミどころが多すぎるため、このまとめでは抜け落ちている点もあったりすると思いますが、どうかご容赦を。
 (「この人の場合、これはどうしても外せないでしょ!」というものがあれば、コメント欄にお願いします)

 なお、項目の「*」はWikipediaがソースです。


<<<鳩山内閣閣僚名簿(下)>>>


【農林水産大臣 赤松広隆】
 公式サイト Wikipedia

※外交・安保面の政策や主張
 ・2009年衆議院総選挙前に行われたアンケートによれば、憲法9条改正には「反対」、集団的自衛権の行使を禁じた政府の憲法解釈については「見直す必要はない」、核武装については「将来にわたって検討すべきでない」、日本外交のあり方については「これまでよりアジアに比重を移すべき」、対北朝鮮政策については「対話をより進めるべき」と回答している。
 * 2006年10月に民団中央本部および「定住外国人の地方参政権を実現させる日・韓・在日ネットワーク」が国会議員に実施したアンケートにおいて、「外国人地方参政権が日本で実現しない理由は何だと思いますか?」との質問に対し、「自民党内の保守ナショナリスト達が強く反対しているため(安倍晋三も含めて)」と回答した。

※主な所属議員連盟・関係する団体等
 * 在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟
 * 北京オリンピックを支援する議員の会(副幹事長)

※不祥事
 * 2006年4月、赤松氏が代表を務める民主党愛知県第5区総支部が、2002年〜2005年までの間、外国企業や外国企業と疑われる企業計6社から寄付を受けていたと判明した。寄付をした6社の名前や国名について、赤松氏は人権上の問題があるとして明らかにしなかった。なお赤松氏は「社長や役員の名前が日本人名で、企業名も日本の名前だったため外国企業とわからなかった」と、一部報道で釈明した。赤松氏は以前から、一部で北朝鮮系の金融機関と取引のある企業(パチンコ業)との関係を指摘されており、北朝鮮系からではないか、と伝えられた。

※その他
 * 衆議院議員で日本社会党の国会対策委員長や副委員長を歴任した赤松勇氏の長男。
 * 1996年9月、社民党を離党し旧民主党結成に参画。2000年9月には鳩山由紀夫代表の下で国会対策委員長に就任。2005年9月、前原誠司新代表の下で副代表に就任。2006年9月、小沢一郎代表の下で副代表、政権戦略委員長を歴任し、2007年8月、党選挙対策委員長に就任。
 * 道路特定財源を資金源とする道路運送経営研究会(道路特定財源の一般財源化に反対している)から献金を受けている。
 ・赤松氏の入閣が決まったのは「小沢氏が推薦したからだ」と小沢氏周辺が証言している[産経09/9/16]。

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【経済産業大臣 直嶋正行(参議院)】
 公式サイト Wikipedia

※外交・安保面の政策や主張
 ・2001年10月に実施されたアンケートによれば、アメリカ同時多発テロ事件に関する日本の対応について「アメリカの軍事行動を日本国が支援することに賛成ですか?」という問いに「自衛隊派遣も含め、どちらかといえば賛成」と回答、集団的自衛権の行使をめぐる憲法上の位置づけについては「現行憲法上は許されるし、憲法を改正して明確にすべき」と回答していた[「ポリ吉ブログ」アンケート]。
 ・拉致問題については2006年の時点で、「拉致問題=人権問題という観点で同じ価値観を持つEUをはじめとした民主主義国家の力も借りながら国連でこの問題に取り組んでいく努力をすべき」「日本は朝鮮に対し独自の措置をとってているが、中身を見ると、『圧力』一辺倒で、『対話』のチャネルが閉ざされているように思います。6ヶ国協議も1年以上開かれておらず、日本も『圧力』だけでなく、『対話』が出来る環境づくりに努力していかなければならない」と述べていた[公式サイト>私の視点2006年10月]。

※その他
 * トヨタ自動車に入社後、1980年に全トヨタ労連専従となる。1982年には全トヨタ労連組織局長を経て、1991年に自動車総連(全日本自動車産業労働組合総連合会)副会長に選出される。1992年に自動車総連推薦で民社党から参議院選挙に比例区で立候補し、当選する。
 * 1994年、新進党に参加する。新進党解党後、1998年1月、旧民社党議員によって結成された新党友愛に参加する。同年4月新党友愛は民主党に合同し、直嶋も同党に参加する。
 ・西松建設の不正政治献金事件が発覚した時、釈明に追われた小沢一郎代表(当時)は企業・団体献金を全廃するよう、政治資金規正法の改正を目指す意向を表明したが、これに対し、陰で打ち消しに奔走したのが長嶋政調会長(当時)である。2009年6月1日に行われた経団連との会合で、経団連側から「企業・団体献金に依存せずに政治活動を行うことが現実的なのか」と質されると、長嶋氏は「企業・団体献金は全て悪いから禁止せよと考えているわけではない」「禁止までの3年間については、引き続きご支援をたまわりたい」と答え、節操のないところを見せつけた[「正論」09年9月号【鳩山“友愛”体制を支える民主党七幹部の裏の顔】國會新聞社編集次長 宇田川敬介]。
 
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くっくり式 鳩山内閣閣僚名簿(上)

目 次
くっくり式 鳩山内閣閣僚名簿(上)(このページ)
 総理、副総理・国家戦略担当、総務、法務、外務、財務、文部科学、厚生労働
くっくり式 鳩山内閣閣僚名簿(下)
 農林水産、経済産業、国土交通・沖縄及び北方対策・防災担当、環境、防衛、官房長官、国家公安委員長・拉致問題担当、郵政改革・金融担当、消費者・食品安全・少子化・男女共同参画担当、行政刷新会議担当
くっくり式 民主党執行部名簿及びその他資料
 代表、幹事長、政調会長、国会対策委員長、参院議員会長


 各人の外交・安全保障政策を中心に、自分用のメモも兼ねてまとめてみました。ネットであまり情報のない人は極端に短くなっています。外交・安保面であまり発信していない人も同様。
 内閣発足後早くUPしたくて急いでまとめたのと、あと、鳩山さんや菅さんなど「有名人」はツッコミどころが多すぎるため、このまとめでは抜け落ちている点もあったりすると思いますが、どうかご容赦を。
 (「この人の場合、これはどうしても外せないでしょ!」というものがあれば、コメント欄にお願いします)

 なお、項目の「*」はWikipediaがソースです。


<<<鳩山内閣閣僚名簿(上)>>>


【内閣総理大臣 鳩山由紀夫】
 公式サイト Wikipedia

※外交・安保面の政策や主張
 ・2009年衆議院総選挙前に行われたアンケートによれば、憲法9条改正には「非該当(選択肢に当てはまらない)」、集団的自衛権の行使を禁じた政府の憲法解釈については「無回答」、核武装については「将来にわたって検討すべきでない」、日本外交のあり方について、アフガニスタン支援のための自衛隊派遣について、対北朝鮮政策については「非該当」と回答している(さすがに慎重になったものと思われ)。
 ・発言のブレが目立つ。
 <核武装議論>1999年10月「議題に乗せることすらしてはいけないという発想もいかがなものか」→2006年10月「議論も封印しなければならない」
 <ソマリア沖の海賊対策に海上自衛隊の艦艇活用>2008年10月「政権交代の暁に、積極的、前向きに検討する」→2009年1月「簡単に認めてはならない」「社民党や国民新党と極力歩調をそろえたい」
 <北方領土問題>2007年2月「四島一括返還では1000年たっても還らない」→2009年4月(谷内前外務次官が“三・五島論”を語ったとされたことについて)「四島返還への致命的な誤りを犯したのではないかと思う」
 <憲法改正>1999年民主党代表選「景気も大事だが、憲法論議を避けるべきではない」「自分自身への尊厳や自立する心を持った国をつくるため、前文や九条を見直していくべきだ」「政治家にとって一番の課題」→2005年2月発売の著書「その後、代表になってからも憲法改正の必要性を訴え続けたところ、野党第一党が憲法改正に前向きな主張をしていることが引き金となって、衆参両院に憲法調査会が設置されることとなった」→2009年5月「経済を立て直していくときに(中略)憲法の議論を大上段で構える余裕があるか、見極めないといけない」「今、首相になった時に即、憲法改正に手をつけられる状況ではない」
 詳しくは拙エントリー09/6/6付:鳩山由紀夫 変節まとめ(付:替え歌「傀儡ハッティ」)を参照。
 ・「非核三原則」でもブレた。2009年8月4日の記者会見では「非核三原則はある意味で法律を超えている国是のようなものだ。法制化すれば法律は変えられる危険性も持つ」と述べ、法制化には慎重姿勢を示していた。ところが、5日後の8月9日、長崎市内のホテルで被爆者団体代表者と懇談した際は、「唯一の被爆国として守っていくことが重要で、その一つに法制化という考え方もある。しっかり検討したい」と述べ、法制化を検討する考えを表明した[産経09/8/9]。
 ・外国人参政権付与に積極的。1996年頃は地方参政権どころか「私などはさらに一歩進めて、定住外国人に国政参政権を与えることをも真剣に考えてもよいのではないかと思っている」と述べていた[公式サイト>わがリベラル友愛革命←最近削除された。09/9/6時点の魚拓はこちら]。現在はそこまで考えているかどうかは不明だが、2009年4月17日の「ニコニコ動画」出演時の「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」という発言[FNN09/4/22(YouTube)こちらにテキストあり]から推測する限り、彼の「友愛」が外国人にも向けられていることは間違いないだろう。
 ・2009年8月11日、海外メディアとの記者会見に応じ、このように述べた。「村山談話は、私が(自社さ)政権にいたときにつくったもので、その思いは民主党が政権を取ったならば当然、尊重したい。自民党政権の中では、何か談話を踏襲するみたいなことを言いながら、どこまで本当に理解されていたのかという部分は若干の疑問を禁じ得ない。少なくとも私どもは、村山政権の思いを十分に受けた政権にしたい」「私自身は靖国神社を参拝するつもりはない。閣僚にも自粛するよう言いたい」[時事09/8/11及び「正論」09年10月号【第二の「村山談話」を阻止せよ】産経新聞政治部記者 阿比留瑠比]
 * 恒久平和調査局設置法案の成立を目指す「恒久平和のために真相究明法の成立を目指す議員連盟」の呼びかけ人である。同法案は4回提出され、3回とも廃案となっているが、鳩山氏は成立に強い意欲を示している。
 * 2007年4月、韓国で開催された「平和と共存のための北東アジア指導者会議」で、韓国の識者からの「6カ国協議では、拉致問題と北朝鮮の核開発問題を切り離してほしい」という要望に同意するが、拉致問題に関して日本人は理屈より感情が先んじている現実があるので、ナショナリズムを抑えるために韓国の協力が必要であるとスピーチした。

※外交・安保面以外での「ブレ」
 ・先の通常国会で廃案となった法案のひとつ「臨時祝日法案」(天皇陛下のご即位20年を記念し、国民こぞって祝うために今年11月12日を休日にするという内容。法案を推進してきた奉祝国会議員連盟には453人もの衆参両院議員が加盟し、民主党からも鳩山氏、小沢一郎氏がそれぞれ役員に名を連ねた)について、民主党議員時代(昨年8月離党)から法案作りに努めてきた改革クラブ代表、渡辺秀央は「鳩山君はブレにブレた」と総括する。「党内が一致できる一部の問題しか物事を進められない民主党の体質が典型的に表れた。皇室制度にどう向き合うかすら意思統一がされていないんだから」[産経09/8/5【続・民主党解剖】政権前夜(1)党内対立避け皇室論議封印]。
 ・2009年8月の総選挙前は首相主導の政権運営を目指し、財務相、官房長官など主要閣僚予定者が他党との連立協議などを行う「政権移行チーム」設置を唱っていたが、選挙後は一転、「閣僚人事は首相指名後に一気に決める」とし、見送る考えを表明した。小沢氏サイドへの配慮などが背景にあったとみられる[産経09/8/31【政権交代】(2)鳩山代表、友愛もブレ]。
 ・2009月9月16日の大臣就任会見から雑誌、ネットの記者は追い出された(雑誌は5人のみ許可が下りたが質問は禁じられた)。この件についてジャーナリストの上杉隆氏は以下のように批判している。「鳩山代表、小沢一郎代表代行自ら、『民主党が政権を取ったら、会見はオープンにする』と、3度も約束した。にもかかわらず、最初の会見から果たされていない。事実上の公約を破り、国民の知る権利を侵害する行為で、極めて残念です」「民主党政権は、会見開放という自分の足下の改革すらできないのであれば、霞が関全体の官僚打破なんて到底できるはずがない」 [日経ビジネス09/9/16>鳩山内閣早くも公約違反?隠れた官僚支配の温床壊せず]。この問題については、他に山口一臣氏(週刊朝日)池田信夫氏宮台真司氏などからも同様の指摘がなされている。
 
※皇室(皇室典範問題など)
 * 2005年11月18日の記者会見で「女性天皇は当然、あってしかるべきだし、歴史的にもあるが、女系天皇まで容認すれば、日本の歴史、伝統からみると大変大きな変化であり、慎重に議論することが重要だ」と発言している。

※主な所属議員連盟・関係する団体等
 * 恒久平和のために真相究明法の成立を目指す議員連盟(呼びかけ人)
 * 北京オリンピックを支援する議員の会(会長代理)
 * 日中友好議連(副会長)
 * 日韓議員連盟(顧問)
 * 在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟
 * 民主党日韓議員交流委員会委員長
 * チベット問題を考える議員連盟←意外?(^_^;
 * 同志社大学文化情報学部客員教授(2005年就任)
 * 特定非営利活動法人日本・ロシア協会(日ロ協会)会長

※不祥事
 ・架空個人献金記載問題→あまりにも有名なので割愛。Wikipediaその他を参照。ちなみに、この問題について鳩山氏が「資金管理団体収支報告書への架空個人献金記載を秘書の独断だった」と説明していることについて、衆院選直後に行われた世論調査によれば「納得できない」73%が「納得できる」15%を大きく上回っている[読売新聞社が09/8/31〜9/1に実施した緊急全国世論調査]。

※その他
 * 2002年11月に、鳩山氏らチベ議連がダライ・ラマ14世と会談した際、中国から抗議を受けた。
 
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