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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■8/21放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
正念場へ、消費増税とTPP交渉、安倍首相の秘めた覚悟とは…青山がズバリ!

前半のキーワードは『TPPと消費増税の正体』。アメリカの財界人は実はTPPにほとんど関心がないそうです。それはなぜか? また、日米同盟強化のためTPPで妥協することの危険性を、中韓の「最終目標」と絡めて解説。
後半のキーワードは『安倍総理VS財務省』。財務省は悪い悪いとよく報道されますが、実態は報道よりも「もっと悪い」と青山さん。何がどう悪いのかを具体例を挙げて解説。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
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内容紹介ここから____________________________
※安倍首相、中東など4カ国を訪問へ 東京五輪招致もアピールか
甘利TPP担当相、TPP閣僚会合出席のためブルネイへ出発
など政治の報道のあと
山本浩之
「さあ夏休みを終えて、TPPでは意気込みを、それから秋には決断しなければならない消費税増税、この2つの大きな課題が直面する安倍総理なんですけれども、このあと、青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーにさっそく行きたいと思います。はい」
青山繁晴
「うーん、あの、この1週間ぐらい、アメリカのニューヨークに出張してたんですけれども、一昨日の深夜に、帰ってきまして、それで、昨日の早朝、この安倍さんの、一番信頼して、しかも全体の政策を見てる、なおかつ、情報機関の、首脳陣の一人、その人に会いまして、で、普段だと対中外交とか対韓外交、それから僕アメリカから帰ってきたんで、対米外交も、あの、話題になるんですけど、主に話したのは、そのまさしくTPPと、消費増税の問題なんです。で、あの、今回ニューヨークに出張しましたのは、8月15日という敗戦の日にあえて、戦争に勝った側にいて、えー、世界の全体を見たいっていうのもありました。それから国家安全保障会議の、設立に向けての議論もしました。でももう一つはですね、その、TPPと消費増税について同盟国のアメリカ、特にTPPの主な交渉相手のアメリカがどう考えてるのかを、知りたかったんですね。で、そういう場合ふつうワシントンD.C.に行くんですけど、ワシントンD.C.は政治首都で、ま、あの、アポイントメントを取ると、大体この人と会うとこういう話出るねってもう分かるんですね」
山本浩之
「ああ、なるほど」
青山繁晴
「で、ニューヨークは経済首都。アメリカはこうはっきり分けてて、で、経済首都に行くと、もう要するに実利の塊ですから、みんな。余計な政治色ないんで」
山本浩之
「そうでしょうね」
青山繁晴
「ええ。どんな話が出るか分かんない」
山本浩之
「なるほど」
青山繁晴
「それから非常にニュートラルな意見も出る。それから、外交で言うと、国連本部がありますから、その、中小国の意見も含めて、いろいろ幅広に聞けるんですが、ニューヨークに行って、僕なりに、TPPと消費増税についていろいろ、驚くこと、もありました。自分の認識を、もう一度考えなきゃいけないなあと思うこともあって、もう一回言いますが、昨日の早朝に、安倍総理に、
安倍総理の側に、こういう提案をしますってことを言いまして、で、もう安倍さんに伝わりました。で、今日は、その中身を申し上げられる範囲で、皆さんにまず、あの、お伝えしたいんですけど、従って今日のキーワードは、これです(フリップ出す)」

山本浩之
「『TPPと消費増税の正体』」
青山繁晴
「はい。で、これは、その、TPP、ま、消費増税、いずれもこの『アンカー』を通じて、僕個人の意見としては、本来反対ですっていうことを言ってきました。で、いずれも交渉段階になったり実行段階になってしまったりして、その、私だけ反対って言ってるんじゃなくて、自分がいい子になってるんじゃなくて、じゃあその交渉の中で、増税の中で何をすべきかってことを考えざるを得ない。ところが、やっぱりその前にですね、その、違う現場に行ってみたら、その正体、たとえば消費税は本来どういうものなのかと、いうことを、改めて考えるべきだということを、認識しましたので、そのことを具体的に、現場からの証言として今日も皆さんと一緒に考えたいと思います」
山本浩之
「分かりました。それではコマーシャルを挟みまして、青山さんの解説です」
(いったんCM)