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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■2/2放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
エジプト百万人デモで情勢緊張ムバラク政権崩壊なら日本にも大きな影響…今後の動き青山ズバリ
エジプト情勢が緊迫しています。今後の展開によっては中東の国境の引き直しや、世界史の大きな転換にもつながりかねないというお話です。
コーナー前に、今日のテーマであるエジプトのデモについてのニュース報道&青山さんの解説がありましたので、まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。
本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
今週も動画が見つからなかったので、デジカメでテレビ画面を撮影しました。画像が粗いですがご容赦下さい。
内容紹介ここから____________________________
…………青山さんの解説(
あくまで要旨)…………
( )内は山本浩之キャスターの発言です
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エジプト反政府デモ 市民らは大統領辞任までデモを続けるとして、今後も予断許さず(FNN2/2)
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エジプト反政府デモ ムバラク大統領、9月に予定の大統領選に出馬しないことを明言(FNN2/2)
(アメリカの後ろ盾を失ったムバラク大統領が、今年9月の次期大統領選に出馬しないと明言しただけでは、混乱は収まる気配はないですね)
そうです。9月の大統領選挙には6戦目になるんですが、出ないと言ったのは、不出馬宣言とか退陣表明じゃなくて、
逆にあと半年以上やらせてくれということなので、もつわけない。やっぱり独裁者の末路ってこういうものかな、未だに自分の状況が見えてないんだな、と感じますね。
実は中東はほとんどの国が独裁者。
このまま中東に独裁を倒せというのが広がっていくと、今世紀最大の世界の危機につながる可能性が十分あります。その時に私たち日本がよく考えておかないといけないのは、突然のようにオイルショックがまた起きる。つまりサウジアラビアとか大きな産油国がこれに巻き込まれていくと、
昨日まで無事に来てた油が突然来ないってこともあり得るし、灯油の値段が突然上がるってことも、備えとしては頭の中に置かなきゃいけないと思います。だから、とてもじゃないけど他人事じゃないですね。
(見通しはどうでしょう?退陣は早いと見るべきでしょうか?)
早ければ一両日だと思います。デモ隊の側は2月4日までに退陣しないと大統領官邸に押しかけると言ってて、軍がデモの側に実質的についてますから、もう警察もカイロにいなくなってますから防げるわけがないので、早ければ一両日のうちにすぐ辞めるということになるんですが、その後がいないんですよ。
(ムバラク後、ということですよね)
それをすぐに新しい体制にする人も組織もない。普通は軍が主導権を持って軍の臨時政府ということになるんでしょうが、
その仕掛けを今、裏でアメリカ、イスラエルが絡んでやってるというのが現実の姿ですね。
…………以下、“ニュースDEズバリ”
全文起こし…………
山本浩之
「ま、そこで、この大変大きな影響を及ぼすエジプト情勢について、今日の青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーでも、この問題を取り上げていただきます」
青山繁晴
「はい。で、皆さんご存知のとおり、今回そのエジプトから始まったんじゃなくて、あの、同じアフリカ大陸のイスラム国のチュニジアから、この独裁が倒れるっていうのが始まってるんですけれども、ま、これ広く言うと、アラビア全体のことですね。で、そうするとあの、僕はもう、真っ先にこの人のことが頭に浮かびます」
青山繁晴
「えー、T・E・ローレンス、トーマス・エドワード・ローレンス。で、これはあの、皆さんご存知の、ここに書いてありますけど、映画『アラビアのロレンス』のモデルっていうことなんですね。あの、ローレンスはもちろん、あの、実在の人物で、今、音楽流れてきましたが、この音楽聴くと僕はちょっとこうあの、座ってられないんですよ(笑)。すいません、こういうの始まって以来ですが、つまり、こういう(立ち上がってポーズ取る)」