【アンケート】「臓器移植法改正4案 どれに賛成?」結果と全コメント
アンケート「臓器移植法改正4案、あなたはA案からD案のうちどれに賛成ですか?」に投票して下さった皆様、ありがとうございました。
本日は投票結果の発表および皆様からいただいた全コメントを一挙掲載いたします。
以下、投票時に皆様からいただいた全コメントを、選択肢ごとに先着順で掲載します。
本日は投票結果の発表および皆様からいただいた全コメントを一挙掲載いたします。
Q:臓器移植法改正4案、あなたはA案からD案のうちどれに賛成ですか?
(表は毎日新聞より)
[投票期間]
2009/6/20 〜 2009/6/26
[投票数]
367票
[投票結果]
A案……(163票/44.4%)
B案……(9票/2.5%)
C案……(27票/7.4%)
D案……(130票/35.4%)
わからない……(23票/6.3%)
その他……(15票/4.1%)
投票結果はFC2のページでもご覧いただけます。
【注記1】FC2の投票結果ページでは投票期間が2009/06/19〜2009/06/27と表示されていますが、これは仕様の問題なので無視して下さい。
【注記2】FC2の投票結果ページではC案=26票(7.1%)、D案=131票(35.7%)となっていますが、投票された方から「D案に投票しましたが、C案の間違いです」という申し出があったため、こちらでは修正した数字を表記しました。
以下、投票時に皆様からいただいた全コメントを、選択肢ごとに先着順で掲載します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■A案
1.脳死を人の死とする変更に
2.海外での臓器売買や、臓器売買目的の殺人が行われ、それらの臓器が日本人に移植されている現状を鑑みれば、A案が妥当。
3.以前から、何かあったら臓器提供出来るよう、意思表示カードは必携してます!
4.他の案だと、臓器提供に同意してくれた遺族の方が、患者本人の死を決定することになってしまい、遺族に精神的負担を強いることになってしまいます。死の基準は、一律の方が良いと思います。
5.移植を待っている人を国内で解決することが最重要かと思います。
6.臓器移植による治療を否定しないならA案しかないでしょう
7.保守派です。以前は脳死状態でもそれを支えるご家族に共感しD案支持だったのですが最近A案支持になりました。理由は脳死が死への道程で生へ戻れない地点にあること、そのコストは納税者全員が負担すること等です。
8.本人の意思が尊重される手段(ドナーカードの普及)を前提にA案が望ましい
9.脳死した人を持つ家族にはきついとは思うが、適合臓器があれば助かる子供の《生存の可能性をあげるにはやむを得ない。一番よいのはES細胞などの研究が進んで必要な臓器を製造できる日が来るまでは。
10.脳死を死と受け入れられない親は拒否すればいいじゃん
11.提供可能年齢に制限をつけるB案/C案は論外。D案は死の定義が現行法と同じく中途半端でNG。15歳未満の拒否権は考える余地あり。
12.WHO方針、国際基準を考えれば日本も決断の時が来たということ。あとは脳死=原則人の死の定義を医療現場での病院側都合による医療行為打ち切り説得、その為の脳死状態患者家族の意思誘導に利用されんよう注視すべき
13.AかDだよね。B,Cは個人的には×案です。
14.脳死状態の我が子と共に暮らしている親御さんにとっては脳死を人の死とされてしまうことは非常にショックでありましょう。しかし脳死認定即臓器提供ではなく提供は家族が判断できるわけで、ベターな案だと思う。
15.海外に頼りっきりと言うのもそろそろ終わりにしませんとね。それに国内ならばスピード・家族の負担も格段に減りますし。
16.助かる命が優先。反対論者の感情に配慮して親の意志で決められる。そもそも、その不幸?な子は生きていたいと願うのだろうか?神のみぞ知る。
17.助けられる命があるのなら、助けて欲しい。大変な難しい問題だが政治家はそろそろ判断すべきだ。修正すべきは柔軟に対応して。
18.A案がダメならば、海外での臓器移植も禁止すべきだ。
19.移植法としてはD案がいいのですが、今回の死の定義が今後の患者(脳死の)家族の負担低減になるのではと考えました。そういう子を持つ親としては割り切れないとは思うのですが。
20.これ以上、引き伸ばすことのほうが罪深くはないか?
21.身体の一部分だけでも生きているなら、それは完全な死ではない。我が子が小さいときに脳死と判定され、死に至るとしたら・・・この子が生きた証として新たな命を渡したい。
22.A案は「脳死は一律に人の死」ではないから。その患者と家族によって「どのようにでも解釈してよい」というのがA案。反対派の方は原案を見てないか、マスコミに騙されてるだけです。ほかの選択肢はあり得ません。
23.移植するために、巨額の費用をかけて外国へ行く必要がなくなるので、これが一番だと思います。
24.国が脳死を人の死と定めているので、家族が死を決断する負担がないA案を支持します。臓器提供に関しては、どうせ火葬したら骨しか残らないのですから、本人や家族の意思確認そのものが無くても良いと思います。
25.5年ごとに改正する、のがよい。ほとんど宗教であり、結論は出ない。「私はこの判断方法で判定してください」とするのがいいのかも。
26.日頃軽蔑している河野、加藤、岡田、菅などと同意見なのは初めて。
27.但し、脳死後に蘇生している例もあるので、判断を慎重にすることが条件。
28.BおよびC案は臓器移植を進展する気がない。D案は条件を付けているが何故年齢に差をつけるのか意味がはっきりしない。A案が臓器移植を進めるにはもっとも現実的である。
29.脳死を家族が認めれば脳死とする
30.死の定義はできれば現行法と同じがいいけど、国内移植の門を広げるためにはやむなし
31.海外へ行って臓器移植を行うというのは、不健全な状態だと思う。15歳以下の子供には両親の同意が必要なわけで現在脳死状態に近いと思われるお子さんを育てているご家族は、そのままで問題ないのでは。
32.闘病期間や年齢によって当人も家族も心境が変わりますから、人によってどれがいいかというのは変わってきますね。
33.父親の脳のCTスキャンの経過観察から、脳死は紛れもなく死と規定してよいと確信する。
34.医療従事者からみたら脳死も人の死
35.臓器提供したい人が提供できるようにしておく必要があると思うので。
36.ブタ臓器やサイバー化(人工臓器、機械化)と言った手段がないため、他に救命措置がない
37.脳死=人の死という項目だけは反対だが、あまり複雑な法案は賛成しかねます。よって最もシンプルなA案を支持します。ただし、最初の言いましたが、脳死=人の死と決めるところは改定してもらいたいです。
38.現状、脳死のお子様をお持ちの方には悪いが、それが本人の意思かどうかわからない。もしかしたら「生かされている」状態なのではないかという疑問があるから
39.国内の小児移植を行えるA案に。「人工臓器開発までの時限立法とする」改定案を付帯して欲しいですが。
40.脳死=死。死んだあとの遺体の処置は、生前の希望がなければ遺族に任されてよいのでは。また、脳死=死と考えられない人はそもそも脳死判定を受けなくて済むようにもなっていますしね。
41.国内で手当てできるようにすべきだ。
42.いろいろ迷った末に、トリアージ的な考えに基づいてこうなりました。
43.本人が同意していれば家族の同意もいらないかなぁ。遺族にしてみれば亡骸が切り刻まれるのは辛いだろうけれど。。。
44.ただし、臓器の提供先にはドナーの意向を反映させることを禁止する。臓器売買に繋がるため。
45.海外に移植に行くくらいなら時刻でやるべき。
46.国のような力をもっているものが決めてあげたほうが良いのではと。
47.選択肢が増えることを歓迎すべき
48.脳死=死 という考えは日本人になじまないという意見をよく聞くが因習と人の命とどちらが大事?宗教上の理由から輸血を拒否し我が子を死なせた親がいたがそれに通ずるものがある。
49.問題は有るにせよ、どこかで線引きする事は必要になるでしょう
50.凝縮して言えば「所詮私たちは時代の波に呑まれていくしかない」つまり結局欧米化、しかし変化の後には必ず答えが見えてきます、「やっぱり日本人はこうあるべきなんだ」私はいずれ辿り着くと信じています。
■B案
1.脳死を人の死として受け入れていません。人工呼吸器をつけていたとしても心臓が動いていたら体は生きています。だから心臓移植も成立する。
2.心臓死が人の死です。移植なんて考えられません。
■C案
1.難しい問題ですね。もっと議論が必要だと思います。それと日本人の死の考え方に脳死は合いません。通夜というのは黄泉がえりを祈るものですから。
2.直面した人にしか本来の発言権は無いかもしれないが、選ぶならばC案
3.臓器移植には反対です。再生医療で対応すべき。
4.但し、提供可能年齢は「制限無し」
5.提供する側に配慮が足りない。受け取る側の命だけが尊いのでは無いと思う。
6.もっと議論が必要だ
7.自分の家族にもドナーカードを持たないよう徹底しております。何故、通夜という儀式があるかを思い出して下さい。
8.心臓停止と脳死、何を持って人の死とするかの厳密化が必須と思います。臓器売買や合法的殺人となる危険性を検討してほしい。
9.助かる為に人の死を望むというのにどうしても抵抗があります。なんかお金持ちとか特権ある人の為になんか殺されそうで怖い。
10.遺体に対する尊厳を守るのは日本人として当然。他人に臓器を提供して構わない人は臓器移植カードのようなものでなく、きちんとした証書を作成しておくべきだ。
■D案
1.脳死を人の一般的な死と規定してしまうことにはやはり躊躇を覚える。
2.AとDで迷いましたが、脳死を一律に法的な死亡としないDにしました。
3.臓器売買ビジネスを盛んにさせないためです
4.移植を待つ日本人の救済と臓器売買犯罪防止のため。ただ脳死判定には慎重を要するので間を取って。
5.移植を待っている方にすれば、A案でも良いと思うが、D案のほうがより内容も好ましく思える
6.助かる命があるとしても、家族の命をつかってもらいたくないし、まだ、心臓は動いているから、本人の意志でない限りは、受け入れられないです。
7.某隣国のように、子供の臓器を売ったりする親が出てこないことを祈るだけです。いつもこの様な問題が出るたびに思うのですが、日本の宗教家たちは一体何やってんですかね?
8.年齢制限撤廃には反対です。たとえ脳死判定されたとしても、未成年(特に乳幼児)は脳波が復活する事例が国内でも多数報告されています。
9.死の定義には議論の余地を残しておいて、現段階では年齢制限を解除をする。卑怯と思うが、いきなりよりは受け入れられるだろうから
10.心臓死を死と認定定義する。
11.脳死という一器官の死が人の完全な死だとは思えないから。もっとも仮に生物学的に完全な死の状態であってもそれが必ずしも絶対的な死であるとも限らない訳ですが…。
12.人の死の事なので
13.A案では、脳死の判定など疑問がある。A案にするならもっと議論しなければいけない。
14.脳死判定の明確な基準の確率を希望しています。この問題は、脳死が人の死として確定できるかどうかが、全ての前提だと考えています。
15.4案の中から選ぶなら、Dです。4つの中では、一番バランスが取れていると思いますので。
16.海外での移植=金にモノを言わせてその国の順番待ちに割り込むと言う様な頭の悪いイメージがどうしても消せず日本国民の命は国民の中で救うべきだとは思います。只A案は感情的(上手く表現が、、)になんか嫌です。
17.一番妥当かなと思う。
18.ADで迷いましたが、「遺族」にとって脳死は人の死と納得できる世論にはまだ行き着いてない。いずれそうなるべきだろうと思うが。
19.人の死を法律で定義すること自体に賛成できません。脳死による臓器移植を待つということは早く誰かに死んでくれと言っているようなものです。そこには死の美学がありません。
20.やっぱりA案は反対ですね。B案とC案じゃ今までとあまり変わりませんし、そうなるとD案が無難だと思います。
21.2児の父である医師です。臓器移植が他人の死が前提になっている以上、無制限に条件を拡げるわけにはいかないと思います。例え自分の子供が待つ側になろうとも。※私自身はドナーカードを携帯してます。
22.A案には絶対反対。A案の本当の目的は死の定義を一律脳死とし,最終的には反対の意思表示がなければ臓器摘出をデフォルトにすることにあったのでは。
23.でも結局死んだあとのことって家族次第かなーとは思いますが。
24.脳死を人の死と決めるには介護をしている方たちにはやるせないと思います
25.脳死を死とするには多数決は不適当
26.臓器が欲しいと言う人の為だけに、脳死を人の死と決めつける事に抵抗がある。本人が同意していると言うことと家族の同意を前提にして人の死として欲しい。
27.麻生さんもD案支持と聞き、ネットでも改めて麻生さんの人柄評価されてますね
28.保険証などに意思表示欄を設けては。
■わからない
1.国会で結論を急ぎ過ぎだと思う。国民もとまどっているのでは
2.社会貢献とはいえ、実際に自分や自分の身内が脳死となるとまず臓器提供に同意出来ないと思います。
3.臓器移植をしたこともされたこともないので
4.対象となる重病患者や脳死患者の、どちらに近い立場に立つか、体験・経験の度合いにより違うので、永遠にそりあわない。生まれたら長寿を全うするのが当然の時代と思い込みすぎているような気もします。
■その他
1.移植そのものに反対です。人の臓器を当てにするのは日本人のモラルの低下です、病気になったのは誰の所為でもなく、人を当てにするのは、恥ずかしい限りと思います。
2.臓器移植に反対
3.脳死は人の死。臓器移植は法律で禁止。
4.脳死を人の死とするならば、治療する努力を怠ると思う。 15歳未満の子に判断させるのは無理。 色々思惑があり、 意見を言えないこともあると思う。
5.正しい議論を尽くして決めるべき。
6.D案の「本人が拒否しなければ」というのが曲者です。生前の本人の意志確認をなくして臓器提供は有り得ない。臓器は工業部品ではない。年齢制限撤廃に異論はないです。
7.臓器提供に本人の意思は必須。
8.全部駄目・・・
9.臓器移植そのものに強い違和感を覚えます。助かる人がいるのは分かりますが、他者の臓器まで使用することは、むしろ法律で禁止するべきだと考えます。人はもっと死の可能性を残すべき。
10.現行法
11.皆さんのコメントを読んでいるうちにますます分からなくなってきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
投票フォームにいただいたコメントは以上です。
投票をいただいた皆様には改めて御礼申し上げます。
他に、今回のアンケート告知をさせていただいた6/20付エントリーのコメント欄にも、それぞれのお立場から有益なご意見を多数いただいています。ぜひ合わせてご覧下さい。
以下、私なりにまとめを。
投票総数367票。
前回(08年10月)同じ1週間という期間で行ったアンケート「日本は核武装すべきですか?」にいただいた投票総数(2132票・誤差含む)に比べると、かなり低い数字ですね。
これは決して皆様の関心が薄いということではなく、問題が複雑で、「こうだ」とスパッと簡単に答が出るものではないからだろうと、私は推察しています。
この問題で大きな論点になっているのは、「脳死」の扱いというか、何をもって「人の死」とするかという点でしょう。
これについては、やはりその人の死生観や宗教観、置かれている環境等で大きく変わってくるようです。
臓器移植そのものの是非について、問題提起された方々がおられたことも見逃せません。
それと、これはもっと根本的な問題というか、今回のアンケートの前提にも関わってくる重要なことなんですが、以下のような指摘をいただきました。
◆A案支持にいただいたコメントNo.22
A案は「脳死は一律に人の死」ではないから。その患者と家族によって「どのようにでも解釈してよい」というのがA案。反対派の方は原案を見てないか、マスコミに騙されてるだけです。ほかの選択肢はあり得ません。
◆A案支持にいただいたコメントNo.40
脳死=死。死んだあとの遺体の処置は、生前の希望がなければ遺族に任されてよいのでは。また、脳死=死と考えられない人はそもそも脳死判定を受けなくて済むようにもなっていますしね。
◆6/20付エントリーのコメント欄にいただいたvseprさんのコメント
さて、私は臓器移植の一番の問題とは、倫理等よりも、マスコミの報道の仕方であると感じています。
例えば、「脳死状態」の子供を持つ親が、「この子はまだ生きています」等と主張する番組をよくマスコミは報道しますが、「いや、ドナーにならないのなら脳死にはなれないだろ」と突っ込める人はどれくらいいるでしょうか。
現行法だろうが改正案だろうが、脳死とはドナーになる人に限定的に適応される特殊な死の定義であることが明示されていますから、ドナーにならないのであれば、必然的に脳死にはなりえません。
そういう人たちは、いわゆる植物状態であるだけであって、脳死ではないのです。
マスコミはどうしてこういう正確な言葉遣いをしないのでしょうか。
私は、A案とは「脳死=一律に人の死」と決めてしまうものだと思い込んでいたので、これらを拝読して大変驚きました。
で、A案の原案をネットで探してみたんですが、見つからない〜(T^T)
その代わりと言っては何ですが、江田けんじ議員の公式サイトに参考になりそうな資料を見つけましたので、引用しておきます。
素人の私には細かいことはよく分かりませんが、A案が「脳死=一律に人の死」としているわけではないことだけは理解できました。
(よく知りもせずに安易にアンケートを設置してしまったことを、正直なところ少々後悔しています(T^T))
このことがもっとしっかり報道されていれば、世論の反応も、そして今回の投票結果もまた違ったものになっていたかもしれません。
その臓器移植法案ですが、6月26日に参院で審議入りしました。
対案は現行法の骨格を維持したうえで、「子どもの脳死臨調」を設置して1年かけ子供の臓器移植の課題を検討するとしているそうです。
かなり紛糾しそうですが、今後の推移を見守ってきたいと思います。
さて、今後もまた皆様に聞いてみたい!ってことが出てきましたら、アンケートを実施させていただくこともあるかもしれません。
その時はまた、何卒ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
※拙ブログ関連エントリー
・06/10/8付:【アンケート】「生まれ変わっても日本人になりたい?」結果と全コメント
・06/10/22付:【アンケート】「皇位継承についてあなたの考えは?」結果と全コメント
・06/11/5付:【アンケート】「安倍内閣を支持しますか?」結果と全コメント
・08/10/28付:【アンケート】「日本は核武装すべきですか?」結果と全コメント(1)
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■「お気楽くっくり」更新済
何となく気持ちいい。ただそれだけ。
関係ないけどマイケル・ジャクソンが亡くなったというニュースにはびっくりしました。ただ、個人的にはファラ・フォーセットの方が私は思い入れがあるんですけども。
ご両人のご逝去を悼み、謹んで哀悼の意を表します。
・・・・・・・・・・・お知らせ・・・・・・・・・・・
■台湾統治巡る番組「偏向」 8389人、NHKを提訴(朝日6/25)
■提訴:「NHKスペシャル」内容めぐり8389人 偏向と(毎日6/26)
■「台湾統治で偏向報道」視聴者8千人がNHK提訴(読売6/26)
■【NHK提訴】JAPANデビュー どこが問題になっているのか(産経6/25)
ここまで来ると、さすがに大手紙も無視できなくなったようですね。産経に比べれば扱いはうんと小さいですが。
ちなみに産経6/26付朝刊紙面(大阪版)では1面2項目めの扱いで、2面にも詳報が載ってました。
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■A案
1.脳死を人の死とする変更に
2.海外での臓器売買や、臓器売買目的の殺人が行われ、それらの臓器が日本人に移植されている現状を鑑みれば、A案が妥当。
3.以前から、何かあったら臓器提供出来るよう、意思表示カードは必携してます!
4.他の案だと、臓器提供に同意してくれた遺族の方が、患者本人の死を決定することになってしまい、遺族に精神的負担を強いることになってしまいます。死の基準は、一律の方が良いと思います。
5.移植を待っている人を国内で解決することが最重要かと思います。
6.臓器移植による治療を否定しないならA案しかないでしょう
7.保守派です。以前は脳死状態でもそれを支えるご家族に共感しD案支持だったのですが最近A案支持になりました。理由は脳死が死への道程で生へ戻れない地点にあること、そのコストは納税者全員が負担すること等です。
8.本人の意思が尊重される手段(ドナーカードの普及)を前提にA案が望ましい
9.脳死した人を持つ家族にはきついとは思うが、適合臓器があれば助かる子供の《生存の可能性をあげるにはやむを得ない。一番よいのはES細胞などの研究が進んで必要な臓器を製造できる日が来るまでは。
10.脳死を死と受け入れられない親は拒否すればいいじゃん
11.提供可能年齢に制限をつけるB案/C案は論外。D案は死の定義が現行法と同じく中途半端でNG。15歳未満の拒否権は考える余地あり。
12.WHO方針、国際基準を考えれば日本も決断の時が来たということ。あとは脳死=原則人の死の定義を医療現場での病院側都合による医療行為打ち切り説得、その為の脳死状態患者家族の意思誘導に利用されんよう注視すべき
13.AかDだよね。B,Cは個人的には×案です。
14.脳死状態の我が子と共に暮らしている親御さんにとっては脳死を人の死とされてしまうことは非常にショックでありましょう。しかし脳死認定即臓器提供ではなく提供は家族が判断できるわけで、ベターな案だと思う。
15.海外に頼りっきりと言うのもそろそろ終わりにしませんとね。それに国内ならばスピード・家族の負担も格段に減りますし。
16.助かる命が優先。反対論者の感情に配慮して親の意志で決められる。そもそも、その不幸?な子は生きていたいと願うのだろうか?神のみぞ知る。
17.助けられる命があるのなら、助けて欲しい。大変な難しい問題だが政治家はそろそろ判断すべきだ。修正すべきは柔軟に対応して。
18.A案がダメならば、海外での臓器移植も禁止すべきだ。
19.移植法としてはD案がいいのですが、今回の死の定義が今後の患者(脳死の)家族の負担低減になるのではと考えました。そういう子を持つ親としては割り切れないとは思うのですが。
20.これ以上、引き伸ばすことのほうが罪深くはないか?
21.身体の一部分だけでも生きているなら、それは完全な死ではない。我が子が小さいときに脳死と判定され、死に至るとしたら・・・この子が生きた証として新たな命を渡したい。
22.A案は「脳死は一律に人の死」ではないから。その患者と家族によって「どのようにでも解釈してよい」というのがA案。反対派の方は原案を見てないか、マスコミに騙されてるだけです。ほかの選択肢はあり得ません。
23.移植するために、巨額の費用をかけて外国へ行く必要がなくなるので、これが一番だと思います。
24.国が脳死を人の死と定めているので、家族が死を決断する負担がないA案を支持します。臓器提供に関しては、どうせ火葬したら骨しか残らないのですから、本人や家族の意思確認そのものが無くても良いと思います。
25.5年ごとに改正する、のがよい。ほとんど宗教であり、結論は出ない。「私はこの判断方法で判定してください」とするのがいいのかも。
26.日頃軽蔑している河野、加藤、岡田、菅などと同意見なのは初めて。
27.但し、脳死後に蘇生している例もあるので、判断を慎重にすることが条件。
28.BおよびC案は臓器移植を進展する気がない。D案は条件を付けているが何故年齢に差をつけるのか意味がはっきりしない。A案が臓器移植を進めるにはもっとも現実的である。
29.脳死を家族が認めれば脳死とする
30.死の定義はできれば現行法と同じがいいけど、国内移植の門を広げるためにはやむなし
31.海外へ行って臓器移植を行うというのは、不健全な状態だと思う。15歳以下の子供には両親の同意が必要なわけで現在脳死状態に近いと思われるお子さんを育てているご家族は、そのままで問題ないのでは。
32.闘病期間や年齢によって当人も家族も心境が変わりますから、人によってどれがいいかというのは変わってきますね。
33.父親の脳のCTスキャンの経過観察から、脳死は紛れもなく死と規定してよいと確信する。
34.医療従事者からみたら脳死も人の死
35.臓器提供したい人が提供できるようにしておく必要があると思うので。
36.ブタ臓器やサイバー化(人工臓器、機械化)と言った手段がないため、他に救命措置がない
37.脳死=人の死という項目だけは反対だが、あまり複雑な法案は賛成しかねます。よって最もシンプルなA案を支持します。ただし、最初の言いましたが、脳死=人の死と決めるところは改定してもらいたいです。
38.現状、脳死のお子様をお持ちの方には悪いが、それが本人の意思かどうかわからない。もしかしたら「生かされている」状態なのではないかという疑問があるから
39.国内の小児移植を行えるA案に。「人工臓器開発までの時限立法とする」改定案を付帯して欲しいですが。
40.脳死=死。死んだあとの遺体の処置は、生前の希望がなければ遺族に任されてよいのでは。また、脳死=死と考えられない人はそもそも脳死判定を受けなくて済むようにもなっていますしね。
41.国内で手当てできるようにすべきだ。
42.いろいろ迷った末に、トリアージ的な考えに基づいてこうなりました。
43.本人が同意していれば家族の同意もいらないかなぁ。遺族にしてみれば亡骸が切り刻まれるのは辛いだろうけれど。。。
44.ただし、臓器の提供先にはドナーの意向を反映させることを禁止する。臓器売買に繋がるため。
45.海外に移植に行くくらいなら時刻でやるべき。
46.国のような力をもっているものが決めてあげたほうが良いのではと。
47.選択肢が増えることを歓迎すべき
48.脳死=死 という考えは日本人になじまないという意見をよく聞くが因習と人の命とどちらが大事?宗教上の理由から輸血を拒否し我が子を死なせた親がいたがそれに通ずるものがある。
49.問題は有るにせよ、どこかで線引きする事は必要になるでしょう
50.凝縮して言えば「所詮私たちは時代の波に呑まれていくしかない」つまり結局欧米化、しかし変化の後には必ず答えが見えてきます、「やっぱり日本人はこうあるべきなんだ」私はいずれ辿り着くと信じています。
■B案
1.脳死を人の死として受け入れていません。人工呼吸器をつけていたとしても心臓が動いていたら体は生きています。だから心臓移植も成立する。
2.心臓死が人の死です。移植なんて考えられません。
■C案
1.難しい問題ですね。もっと議論が必要だと思います。それと日本人の死の考え方に脳死は合いません。通夜というのは黄泉がえりを祈るものですから。
2.直面した人にしか本来の発言権は無いかもしれないが、選ぶならばC案
3.臓器移植には反対です。再生医療で対応すべき。
4.但し、提供可能年齢は「制限無し」
5.提供する側に配慮が足りない。受け取る側の命だけが尊いのでは無いと思う。
6.もっと議論が必要だ
7.自分の家族にもドナーカードを持たないよう徹底しております。何故、通夜という儀式があるかを思い出して下さい。
8.心臓停止と脳死、何を持って人の死とするかの厳密化が必須と思います。臓器売買や合法的殺人となる危険性を検討してほしい。
9.助かる為に人の死を望むというのにどうしても抵抗があります。なんかお金持ちとか特権ある人の為になんか殺されそうで怖い。
10.遺体に対する尊厳を守るのは日本人として当然。他人に臓器を提供して構わない人は臓器移植カードのようなものでなく、きちんとした証書を作成しておくべきだ。
■D案
1.脳死を人の一般的な死と規定してしまうことにはやはり躊躇を覚える。
2.AとDで迷いましたが、脳死を一律に法的な死亡としないDにしました。
3.臓器売買ビジネスを盛んにさせないためです
4.移植を待つ日本人の救済と臓器売買犯罪防止のため。ただ脳死判定には慎重を要するので間を取って。
5.移植を待っている方にすれば、A案でも良いと思うが、D案のほうがより内容も好ましく思える
6.助かる命があるとしても、家族の命をつかってもらいたくないし、まだ、心臓は動いているから、本人の意志でない限りは、受け入れられないです。
7.某隣国のように、子供の臓器を売ったりする親が出てこないことを祈るだけです。いつもこの様な問題が出るたびに思うのですが、日本の宗教家たちは一体何やってんですかね?
8.年齢制限撤廃には反対です。たとえ脳死判定されたとしても、未成年(特に乳幼児)は脳波が復活する事例が国内でも多数報告されています。
9.死の定義には議論の余地を残しておいて、現段階では年齢制限を解除をする。卑怯と思うが、いきなりよりは受け入れられるだろうから
10.心臓死を死と認定定義する。
11.脳死という一器官の死が人の完全な死だとは思えないから。もっとも仮に生物学的に完全な死の状態であってもそれが必ずしも絶対的な死であるとも限らない訳ですが…。
12.人の死の事なので
13.A案では、脳死の判定など疑問がある。A案にするならもっと議論しなければいけない。
14.脳死判定の明確な基準の確率を希望しています。この問題は、脳死が人の死として確定できるかどうかが、全ての前提だと考えています。
15.4案の中から選ぶなら、Dです。4つの中では、一番バランスが取れていると思いますので。
16.海外での移植=金にモノを言わせてその国の順番待ちに割り込むと言う様な頭の悪いイメージがどうしても消せず日本国民の命は国民の中で救うべきだとは思います。只A案は感情的(上手く表現が、、)になんか嫌です。
17.一番妥当かなと思う。
18.ADで迷いましたが、「遺族」にとって脳死は人の死と納得できる世論にはまだ行き着いてない。いずれそうなるべきだろうと思うが。
19.人の死を法律で定義すること自体に賛成できません。脳死による臓器移植を待つということは早く誰かに死んでくれと言っているようなものです。そこには死の美学がありません。
20.やっぱりA案は反対ですね。B案とC案じゃ今までとあまり変わりませんし、そうなるとD案が無難だと思います。
21.2児の父である医師です。臓器移植が他人の死が前提になっている以上、無制限に条件を拡げるわけにはいかないと思います。例え自分の子供が待つ側になろうとも。※私自身はドナーカードを携帯してます。
22.A案には絶対反対。A案の本当の目的は死の定義を一律脳死とし,最終的には反対の意思表示がなければ臓器摘出をデフォルトにすることにあったのでは。
23.でも結局死んだあとのことって家族次第かなーとは思いますが。
24.脳死を人の死と決めるには介護をしている方たちにはやるせないと思います
25.脳死を死とするには多数決は不適当
26.臓器が欲しいと言う人の為だけに、脳死を人の死と決めつける事に抵抗がある。本人が同意していると言うことと家族の同意を前提にして人の死として欲しい。
27.麻生さんもD案支持と聞き、ネットでも改めて麻生さんの人柄評価されてますね
28.保険証などに意思表示欄を設けては。
■わからない
1.国会で結論を急ぎ過ぎだと思う。国民もとまどっているのでは
2.社会貢献とはいえ、実際に自分や自分の身内が脳死となるとまず臓器提供に同意出来ないと思います。
3.臓器移植をしたこともされたこともないので
4.対象となる重病患者や脳死患者の、どちらに近い立場に立つか、体験・経験の度合いにより違うので、永遠にそりあわない。生まれたら長寿を全うするのが当然の時代と思い込みすぎているような気もします。
■その他
1.移植そのものに反対です。人の臓器を当てにするのは日本人のモラルの低下です、病気になったのは誰の所為でもなく、人を当てにするのは、恥ずかしい限りと思います。
2.臓器移植に反対
3.脳死は人の死。臓器移植は法律で禁止。
4.脳死を人の死とするならば、治療する努力を怠ると思う。 15歳未満の子に判断させるのは無理。 色々思惑があり、 意見を言えないこともあると思う。
5.正しい議論を尽くして決めるべき。
6.D案の「本人が拒否しなければ」というのが曲者です。生前の本人の意志確認をなくして臓器提供は有り得ない。臓器は工業部品ではない。年齢制限撤廃に異論はないです。
7.臓器提供に本人の意思は必須。
8.全部駄目・・・
9.臓器移植そのものに強い違和感を覚えます。助かる人がいるのは分かりますが、他者の臓器まで使用することは、むしろ法律で禁止するべきだと考えます。人はもっと死の可能性を残すべき。
10.現行法
11.皆さんのコメントを読んでいるうちにますます分からなくなってきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
投票フォームにいただいたコメントは以上です。
投票をいただいた皆様には改めて御礼申し上げます。
他に、今回のアンケート告知をさせていただいた6/20付エントリーのコメント欄にも、それぞれのお立場から有益なご意見を多数いただいています。ぜひ合わせてご覧下さい。
以下、私なりにまとめを。
投票総数367票。
前回(08年10月)同じ1週間という期間で行ったアンケート「日本は核武装すべきですか?」にいただいた投票総数(2132票・誤差含む)に比べると、かなり低い数字ですね。
これは決して皆様の関心が薄いということではなく、問題が複雑で、「こうだ」とスパッと簡単に答が出るものではないからだろうと、私は推察しています。
この問題で大きな論点になっているのは、「脳死」の扱いというか、何をもって「人の死」とするかという点でしょう。
これについては、やはりその人の死生観や宗教観、置かれている環境等で大きく変わってくるようです。
臓器移植そのものの是非について、問題提起された方々がおられたことも見逃せません。
それと、これはもっと根本的な問題というか、今回のアンケートの前提にも関わってくる重要なことなんですが、以下のような指摘をいただきました。
◆A案支持にいただいたコメントNo.22
A案は「脳死は一律に人の死」ではないから。その患者と家族によって「どのようにでも解釈してよい」というのがA案。反対派の方は原案を見てないか、マスコミに騙されてるだけです。ほかの選択肢はあり得ません。
◆A案支持にいただいたコメントNo.40
脳死=死。死んだあとの遺体の処置は、生前の希望がなければ遺族に任されてよいのでは。また、脳死=死と考えられない人はそもそも脳死判定を受けなくて済むようにもなっていますしね。
◆6/20付エントリーのコメント欄にいただいたvseprさんのコメント
さて、私は臓器移植の一番の問題とは、倫理等よりも、マスコミの報道の仕方であると感じています。
例えば、「脳死状態」の子供を持つ親が、「この子はまだ生きています」等と主張する番組をよくマスコミは報道しますが、「いや、ドナーにならないのなら脳死にはなれないだろ」と突っ込める人はどれくらいいるでしょうか。
現行法だろうが改正案だろうが、脳死とはドナーになる人に限定的に適応される特殊な死の定義であることが明示されていますから、ドナーにならないのであれば、必然的に脳死にはなりえません。
そういう人たちは、いわゆる植物状態であるだけであって、脳死ではないのです。
マスコミはどうしてこういう正確な言葉遣いをしないのでしょうか。
私は、A案とは「脳死=一律に人の死」と決めてしまうものだと思い込んでいたので、これらを拝読して大変驚きました。
で、A案の原案をネットで探してみたんですが、見つからない〜(T^T)
その代わりと言っては何ですが、江田けんじ議員の公式サイトに参考になりそうな資料を見つけましたので、引用しておきます。
最後に、「脳死を人の死」とするかどうか、A案提出者の中山太郎議員が本会議場で紹介した脳・循環器系の権威、国立循環器病センターの橋本信夫総長の書簡を要約して、皆さんの判断材料に供したい。
「脳死をめぐる議論が混乱しているのは、その意味するところが、時と場合と発言者によって異なっていることに原因がある。すなわち、脳死状態と、臨床的脳死と、法的脳死判定で診断された脳死の三者が、混同してあるいはすりかえられて脳死として議論されているのが現状である。
現在の臓器移植法あるいはAからD案のどれにおいても、臨床的脳死は法的に死ではない。したがって、治療が中断されたり死亡を宣告されたりするものでもない。臓器提供の対象でもない。脳死を人の死として認めない人たちの意思が無視されるわけではない。
法的脳死は、臨床的脳死診断がなされた後で、二回の法的脳死判定検査を行ってなされる厳密なものである。臓器移植を前提にした場合にのみ家族の同意を得て行われてきたものであり、したがって、臓器移植の対象とならない15歳未満の患者に対しては、法的脳死判定が行われたことはないはずである。
小児の脳死判定に慎重さが必要なことに異論はないが、法的脳死判定が行われたことはないという事実は、議論を進める上で極めて重要である。
臨床的脳死診断には無呼吸テストが不要であるが、法的脳死判定には無呼吸テストが必要であり、かつ、二回判定テストをする必要がある。臨床的脳死は、臨床現場において医師が神経学的所見などから脳死と判断する基準と変わらない。
しかし、現行法及びAからD案においても、この状態は人の死ではない。臓器移植に関する慎重論を考慮して、さらに法的脳死判定という手順を踏まなければ死とはされないということに、広く理解を求める必要がある。
脳死状態は、臨床現場で、患者の状態と今後の回復の可能性について説明のためのあいまいな表現として使われている。脳死に近いと思われる状態から、事実上臨床的脳死の条件を満たした状態まで、定義がなく、使う医師次第である。この脳死状態を脳死として議論を行うことにも混乱の原因がある。
この中には、当然ながら、脳死でない状態のものも含まれ、医師に脳死と言われたが意識を取り戻したなどというエピソードが出てくる原因と思われる。このようなエピソードを解釈する場合に、その場合の脳死はどのレベルで判断された脳死なのかを確認する必要がある。
以上、脳死という言葉の中に、一、明確な診断基準がなく、現状を主観的に説明する言葉として脳死状態を意味する場合と、二、脳死であるとするに十分な神経学的所見を有する臨床的脳死と、三、厳格な作業手順を経て判定される法的脳死が混在していることを述べ、どのレベルの脳死を意味するのかをその都度確認しないと議論はかみ合わないことを示した。
A案のように法的脳死をすべて人の死とする場合であっても、家族の同意がなければ判定作業そのものがなされないので法的に脳死の診断が下されることはないことは強調されるべきである。逆に、尊厳死を求める人たちにとって、脳死判定はその意思の具現化の手段でもある。したがって、脳死は人の死であるとすることによって、脳死を人の死と認める人たちにとっても、認めない人たちにとっても、リビングウイルを尊重できるシステムをつくることができると考える。」
(注)上記中「臓器移植の対象とならない十五歳未満の患者に対しては、法的脳死判定が行われたことはないはず」との記述には一部異論が呈されている。
素人の私には細かいことはよく分かりませんが、A案が「脳死=一律に人の死」としているわけではないことだけは理解できました。
(よく知りもせずに安易にアンケートを設置してしまったことを、正直なところ少々後悔しています(T^T))
このことがもっとしっかり報道されていれば、世論の反応も、そして今回の投票結果もまた違ったものになっていたかもしれません。
その臓器移植法案ですが、6月26日に参院で審議入りしました。
対案は現行法の骨格を維持したうえで、「子どもの脳死臨調」を設置して1年かけ子供の臓器移植の課題を検討するとしているそうです。
かなり紛糾しそうですが、今後の推移を見守ってきたいと思います。
さて、今後もまた皆様に聞いてみたい!ってことが出てきましたら、アンケートを実施させていただくこともあるかもしれません。
その時はまた、何卒ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
※拙ブログ関連エントリー
・06/10/8付:【アンケート】「生まれ変わっても日本人になりたい?」結果と全コメント
・06/10/22付:【アンケート】「皇位継承についてあなたの考えは?」結果と全コメント
・06/11/5付:【アンケート】「安倍内閣を支持しますか?」結果と全コメント
・08/10/28付:【アンケート】「日本は核武装すべきですか?」結果と全コメント(1)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■「お気楽くっくり」更新済
何となく気持ちいい。ただそれだけ。
関係ないけどマイケル・ジャクソンが亡くなったというニュースにはびっくりしました。ただ、個人的にはファラ・フォーセットの方が私は思い入れがあるんですけども。
ご両人のご逝去を悼み、謹んで哀悼の意を表します。
・・・・・・・・・・・お知らせ・・・・・・・・・・・
■台湾統治巡る番組「偏向」 8389人、NHKを提訴(朝日6/25)
■提訴:「NHKスペシャル」内容めぐり8389人 偏向と(毎日6/26)
■「台湾統治で偏向報道」視聴者8千人がNHK提訴(読売6/26)
■【NHK提訴】JAPANデビュー どこが問題になっているのか(産経6/25)
ここまで来ると、さすがに大手紙も無視できなくなったようですね。産経に比べれば扱いはうんと小さいですが。
ちなみに産経6/26付朝刊紙面(大阪版)では1面2項目めの扱いで、2面にも詳報が載ってました。
NHKスペシャル「アジアの“一等国”」偏向報道問題
国民の受信料で作られた反日洗脳番組に抗議を!
◆この問題の詳細は以下のサイトを。
・台湾は日本の生命線!
・NHKスペシャル 「アジアの“一等国”」偏向報道問題まとめWiki
◆抗議オフ予定
・NHK「JAPANデビュー」に抗議する国民大行動
in 東京・大阪 6月27日
・NHK「JAPANデビュー」に抗議する国民大行動
in 名古屋 6月28日
詳細はこちらのページを。
◆署名サイトもよろしく。
・NHKを正す会による署名サイト→提出先:NHK
・日本李登輝友の会による署名サイト→提出先:麻生総理
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Comments
ただ、まあ、私には死んでもいない人間を、法律的に死亡宣告するというのが臓器移植法案だという印象です。言い換えると、死んでしまうかもしれない臓器移植希望者がいるからといって、そのために誰かを死なせるように思えます。
他国ではもっと進んでるというのかもしれませんが、他国は他国です。中国などでは臓器目的で殺人をしてるんじゃないかと思えるほどで、そういうのが進んでるというんでしょうか。
臓器提供を待つ人にも人生や家族があり、提供する側にも家族があるわけです。提供する側の家族としては、その人を殺し、遺体を損壊するわけで、心理的にかなりの負担になると思います。私ならできません。
このことは無関心が一番罪です。
世界中から日本に対して批判されているのはこの理由だからですよ
国内の移植法の改正を批判する奴等は自分達が移植する時は良くて自分達が提供する側なら反対する。
脳死と植物状態は似ているようで違います。これを混同して考えているから反対が多いんです。
きちんとこの違いを広報すべきです。
自分の子供を助けたいからと死ぬ死ぬ詐欺をして海外に渡航する。
そしてその国の移植順番に割り込んで移植する。
そして必ず余る募金の行方は公表しないでとんづらする。
こんな事をしているからWHOから日本を狙い撃ちにする形で移植は自国で行えって勧告が出されるんだよ。
海外でも議論を尽くして移植環境を整えたんだよ。それにただ乗りしているから日本が批判されている。
移植法改正が反対なら海外に行って他国の方の臓器を買うのは辞めろって事だよ。
備考だけどよ、自分たちの子供に募金で臓器移植した後でその子供が死んだ時にその家族は自分の子供の臓器提供を断っているんだよ。
その理由が体の一部が欠けたら天国に行けないからって理由でだ。
そんなもんだよ。今の子供世代の親共の考えは。
ですので、「家族の同意が無い限りにおいて脳死判定は行われない」となっているのではないでしょうか。
出来ないと思う人は、脳死判定そのものを拒否すれば良いわけですし、出来ないと思う(言う)人が、出来ると言う人(勿論、涙を呑んで、と言う場合も多いでしょう)に対してあれこれ言うのは、越権行為と言うか筋違いな印象を受けるのですよ。
だから死亡判断についての国民的コンセンサスは必要だと思いました。つまり、死亡判断基準は、こうなっている。と、議論の深化と結論への到達は必要十分条件だと考えます。
逆説的に臓器ビジネスの法律を議論する気になれるだろうかと・・・そぐわないと思います。
渡米臓器移植費用1億6千万円と伺ったことがあるのですが、割り切れないし、個人が判断するにはあまりにも巨大な問題であり、法制による国内臓器移植への門戸開放が必要という部分には理解を示しますが、優先されるべきとはなんであるか、議論を重ねることは無駄では無いと思っています。
「長期脳死」という言葉は、日本医師会雑誌124巻11号(2000年12月1日号)での厚生省「小児における脳死判定基準に関する研究班」の報告で初めて使われた言葉だそうです。厚生省の研究班の専門家の人達が「長期脳死」という言葉を使い出したのです。
厳密には脳死判定をしていなくて脳死かどうかは分からないが、脳死判定をすればおそらく脳死と判定される、しかし脳死と思われる状態になってからも長く生きている子供たちがいるので、それを「長期脳死」と、専門の医者や研究者の人達が名付けて、論文などで使うようになったのです。
マスコミはそれにならっているだけです。
ですから、もしこの言葉の使い方が正確なものではなかったのだとしても、マスコミの言葉使いの責任とは言えないように思います。厚労省を初め、専門の研究者の人達が論文などでそういう言葉を使用しているのですから。
低体温療法で蘇生する場合もあるので議論を重ねるべきだ。
移植なしで治せるような医療技術ができてほしい。
法的脳死判定の妥当性は別にして、大分この問題の論点がクリアになりました。
つまり、従来の脳死判定の場合、15歳以上でも臓器提供に関する書面による意志表示がある(ドナーカードを持っている)場合を除いて臓器提供の対象にはならず、15歳未満はそもそも有効な意志表示ができないことから臓器提供の対象としていなかったものが、A案では、年齢を問わず、本人が臓器提供を拒否していない限り、「家族の同意のみ」で臓器提供の対象とすることができ、D案では、15歳以上は従来と変わらないものの、15歳未満は「家族の同意のみ」で臓器提供の対象とすることができる、という案なのですね。
そして、A案が脳死を一般的な人の死とするのは、臓器移植の問題というより、尊厳死の場合に法的問題を残さない(生命維持装置を外すことを殺人罪としない)ためだということが分かりました。
となると、いくつか問題が出てきますね。まず、本人(とくに15歳未満の場合)が臓器提供を拒否していることをどう証明するのか(逆ドナーカードでも作るのか?)ということと、患者の家族に対する臓器提供の働きかけが適正であるかどうかを監視するシステムが必要ではないか、ということなどです。
医療現場の実態はどうなっているのでしょうか。
海外での移植はオッケーで国内では駄目、と、「改正を批判している人達が、皆そういう考え方」と決めつけている部分がよくわからない。
移植に行く人達は、キャンペーンで募金を集めては勝手に海外に向かっていく。
それを批判する声が人道的な意味で表に出にくい、出ないわけだが、国内は駄目で海外ならオッケーと、誰もが考えているわけではないだろう。
さくらちゃん騒動の時のように、移植という方法そのものに(他人の金と命をあてにする)元から反対だった人の方が、今回の法案改正を批判している人たちの中には多い、と個人的には感じるんだが…。
国内でまかなえないからといって、海外で「お先に失礼」と金の力で割り込んで手術を受ける、ということには、日本人の考え方からして批判的な人の方が多いと。
手術を無事済ませたところで、帰国すれば日本の医療費を莫大に消費して生きていくわけだしね…。
↑の誰もが、は、そういう家族や支援者の人たちではなく、端から見ていて、という意味ですが。
個人的には臓器移植に賛成ですが、ドナーになる方とそのご家族への対応に問題がある事が多いようです(ドナーのお体の扱いに配慮が見られない(敬意が見られないというか何と表現して良いのか)、等々)。それとやっぱり脳死の定義でしょうね。ドナーになる意志をご本人が示されてもご家族が反対される事もあって、一概に判断できない場合が多いようですね。ただドナーの方に対する配慮は非常に大切だと思います。
だらだら書いてすみません。蛇足ですが、台湾報道では産経GJですね!
くっくり食堂、本日は通常営業中。よかった、よかった。
いろいろ、いろいろ、ありますが、これからもマイペースで、細く長く宜しくお願い致します。
海外もダメ、国内も厳しいという状況を放置することは先進国家としてはあってはならない。最後は政治の決断。議論が足りないのは今まで10年間この問題を放置してきたツケであり、それに外部要因(今回はWHO方針)が加わって時間的猶予もなくなってしまった。面倒な問題に対する決断を先送りし、外部要因によって決断を迫られ、急いで判断を下すという流れは、歴史を振り返ればこの国のお決まりのパターンでもある。
というあまりものさんのコメントを見て
臓器移植を受けた人は自動的に次のドナーとなると言う条件をつければいいのに。
親は子供が苦しんでいれば、子供に代わってやりたいと思うもの。だから、親が親自身の臓器を子供に提供することはわかるように思いますが、それ以外の他人の臓器をもらってでも自分の子供を活かしたいと思うのは今の自分では理解ができません。それぞれの人の死生観の違いなのでしょうが。。。
例えば『カミとヒトの解剖学』。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AB%E3%83%9F%E3%81%A8%E3%83%92%E3%83%88%E3%81%AE%E8%A7%A3%E5%89%96%E5%AD%A6-%E9%A4%8A%E8%80%81-%E5%AD%9F%E5%8F%B8/dp/4831871907
早い話、法的には「死亡時刻」というものがあるが、単なる「目安」に過ぎない。
人間の器官は、それぞれバラバラに死ぬんだから…。
(第二編、第一章「死ぬという瞬間はない」)
すると、滑稽な話(↓)プロがこういう状態になる。
> 解剖学者が脳死をあまり厳密に考え出すと、日常的に扱っている「死体」と称するものでは、ひょっとすると、脳が「生きているかも知れない」という恐怖に襲われる。(同書、p.64)
その理由が体の一部が欠けたら天国に行けないからって理由でだ。
これがあやかちゃんの話なら、両親が断ったわけではありませんよ。
http://blog.save-ayaka.com/?eid=355611
>神達彩花ちゃんは16日13時13分に両親の腕の中で永眠いたしました。
両親は「使えるものならばどこでも」と提供を申し出ましたが、
角膜は小さく、肌も無理とのことで、移植することは出来ませんでした。
ただ、こんな未確認情報でこんな話がありました。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/018716920080603001.htm#p_top
>○岡本(充)小委員 これは、私、人から聞いた話なので、これが本当に事実かどうか知らないんですが、米国の五%ルールができた経緯の一つに、日本人のあるお子様を連れて御家族で向こうで待機をしていた、残念ながら、提供者があらわれずに亡くなられた、亡くなられたときに、そのお子さんの親に対して米国人の医師が角膜をいただけませんかという話をしたときに拒絶をされた、それで、米国人の医師が、要するに、自分は下さいといって待っていて、亡くなられたときには自分は提供するのは嫌だという話をされたことに一つ心証を悪くしたという話を、これは伝聞ですけれども、聞いたことがあります。
多臓器移植をした山下みらいちゃんの父親は渡米前は「自分や娘の臓器を提供するつもりは無い」と言っていましたが、移植後はドナーカードを持つ事にしたそうです。(地元TV番組を見た人の投稿より)
だから、ここにもある中村有里さんの例で言うと、江田けんじ議員が書かれている理屈で言うと、これは「臨床的脳死」であって、「法的脳死判定で診断された脳死」ではないんだということになるんでしょうか?
それで、マスコミが「臨床的脳死」と「法的脳死判定で診断された脳死」とを混同して使っているからおかしいんじゃないか?と思われたのかもしれませんが、そうではないのです。マスコミが混同して使っているというより、専門の医者の人達が混同して使っているんですよ。実際に医者があなたのお子さんは脳死ですとこのお母さんに宣告されたわけでしょう。その時に医者はただし脳死と言っても「臨床的脳死」であって「法的脳死判定で診断された脳死」ではないんだということは説明していないんだと思うんですね。だから、このお母さんからすれば、うちの子は医者から脳死だと言われている、それで今回の法律が改正されたら大変だと思うのは当然なんですね。それは脳死という言葉の使い方が厳密でないところから混乱が生じているんだとは言えるかもしれないんだけど、でもそれはマスコミの言葉使いが間違っているのではないのです。マスコミはこのお母さんのところに取材にいって、うちの子は脳死だと医者に言われました、でも何年も生きています、今度の法律が改正されては困りますと話して、それは事実だからそのまま報道しているわけですから。もし言葉の使い方が間違っているのだとすれば、マスコミの以前に医者の人達が間違って使っているということになるのでは? 医者の人達が「法的脳死判定で診断された脳死」ではない場合でも、「脳死」という言葉を使って論文を書いたり、あなたのお子さんは脳死ですと宣告したり
しているわけで、言葉使いを問題にするならマスコミではなく医者の人達の言葉使いを問題にしないといけないのでは? そういうことを言いたかったのです。
中学生のための慰安婦展(三鷹市) ↓下の方に意見が書き込めます。
http://www.city.mitaka.tokyo.jp/c_event/013/013579.html
「うちの子は脳死だと医者に言われました、でも何年も生きています、今度の法律が改正されては困ります」
ではなくて、
「うちの子は脳死だと医者に言われました、でも一年九か月生きました、法律が改正されては困ります」
です。
たとえ、取材の対象者がそう話したとしても、件の医師に取材するなど話の裏付けを取ってから報道すべきでは。そうすれば、女性が医師に厳密にはどのような意味の脳死を宣告されたかが分かるはずです。それをやらないのはマスコミの怠慢では?
脳死の人から麻酔をかけずに摘出すると、実際にそういう現象がおこります。故に、脳死者からの臓器摘出は麻酔をかけて行います。
「ラザロ兆候」でぐぐってみてください。
難しすぎる…。 一応D案にしたけど。
臓器移植。
…これって本当に正しいのだろうか?
移植すればすべてOKではない思う。
移植が失敗する可能性もあるし、拒絶反応もある。
臓器によっては生存率が5年で50%を切る…。
10年だと25%とか…。
(古い資料しか見あたらないので今はわからないが…。)
それに金持ちにしかできないと思うのだがこれ。
いや金額を考えると超金持ちくらいしかでき無くないか…?
頭に引っかかっているのが他人の死が前提になっている点もある。
報道の仕方が悪いのかもしれないけど、貰う側が出しゃばりすぎてないか…?
金額がかかるとはいえ…募金することは正しいのか…?
まとまってなくてすみません。
>…これって本当に正しいのだろうか?
個々人の移植そのものに対する考え方は自由として、
実際に臓器移植という医療行為を社会から排除するわけにはいかないし、もはやそこまで遡っての議論に意味は無いと思います。
>それに金持ちにしかできないと思うのだがこれ。
それは海外での移植に高額な費用を必要としていることからくる勘違いです。
国内での移植は保険適用などにより、
多くのケースは患者側自己負担をはるかに低く抑えられますし。
現在、脳死状態(外部的に脳の活動が確認できなくなった状態)からの回復が、何かの偶然、奇跡と言った、『医療技術の枠外』の要因に左右されているのに対し、「移植を行えば(完全に完治する事は無かろうとも)助けられる可能性がある」と言うのは、『医療技術の枠内』の問題であり、同列に語るのは問題が有るのではないでしょうか?
>>「移植を行えば(完全に完治する事は無かろうとも)助けられる可能性がある」と言うのは、『医療技術の枠内』の問題であり、同列に語るのは問題が有るのではないでしょうか?
移植を行っても助からない事もあるし、助けられると言っても、数年から十年ほど延命するだけとも言えます。数年後、臓器廃絶が起これば、また別のドナーから移植を受けることになります。
また、このA案では15歳未満の子供への移植が可能になったという認識の方が多いと思います。しかし、単にそれだけではない。
臓器移植を待っている人で10歳未満の子供というのは、実は数が少ない。臓器移植の必要がある人というのは、ほとんどが20代以上で中高年がほとんどである。
今までの法律だと、15歳以上のドナーによる臓器提供の道は開かれていましたが、本人に提供の意思がなければ臓器提供される事はありませんでした。
しかし、このA案では全ての年齢の人が本人に明確な否定の意思(提供しませんのカードの携帯等)がなければ、家族の同意だけでドナーになるわけです。
これはかなり恐い事だとは思いませんか?
供給されて万々歳なんでしょうか?
生体拒否反応からのリスクはどうんなんでしょう?
何でもかんでも手に入るって幸福じゃないような・・・スンマセン
でなければ、日本人は海外で軽蔑されるでしょう。
先ず前段。
かもしれませんが、だからと言って『(医療技術の範囲内で)助かる可能性がある』ものを、『医療技術の枠外の要因』に頼らなければ回復させられないものと同一視する事は出来ません。
次いで後段。
先ず、途中を端折ってはいけません。
家族が脳死判定の実施を受け入れ、判定の結果脳死と判断された状態で、家族が(脳死者を)ドナーとなる事を認めれば、ですね。
さて、本当に怖い事でしょうか。
臓器移植が数年十数年の延命だとしても、その間に新たな医療方法が見つかる“かもしれません”。
同時に、脳死状態であっても機械的な延命措置を続ける間に、回復させる医療技術が見出される“かもしれません”。
しかしながら、重要なのは『今現在』であると私は考えるのですよ。『今現在、医療措置で回復の見込みが有る方を優先すべき』、と言い換えても良いでしょう。
勿論、脳死状態である患者について、脳死判定の実施を家族が受け入れなければ、そもそもこの優先順位比べからは除外されるわけですが。
ただ国内の移植ルールを決めようとしているだけ。
なのに反対して、参議院では更に1年間議論しましょうよってなっている。
上にあるような本人の意思が無い時に家族の判断で移植の可否が出来るようにしたとしても、無理矢理取られる訳ではない。
A案の骨子はむしろ成人の移植の道を切り拓こうとしているだけ。
10年以上もこういったルール整備をしてこなかったから日本狙い撃ちの「移植は国内の需要でやれ」といった勧告が出るようになった。
無理矢理取られるのが怖いならそういった規則を法律に入れれば良いんです。
海外で日本人患者の移植費用を高額に設定しているのは日本人への非難が高まっているんだという認識を日本人全体が持って、さてどうするかを決めるべき時期なんですよ。
マスコミは今は鳩山(兄)の偽装献金・故人献金問題が広がらないようにするのに手一杯でこの様な重要な法律の事をあまり放送しない。
そりゃ焦るよな。この問題は小沢以上の危なさなんだから。