「アンカー」日本の農業をダメにする役人と戸別所得補償制度

■10/13放送「アンカー」 未来はあるのか?ニッポン農業 緊急生激論

農家をダメにする?所得補償の落とし穴…

101015-05shucho1.jpg 水曜日の「アンカー」です。
 普段は青山繁晴さんが出演されているのですが、1コ前のエントリーで書いたように、この日はお休み。
 代わりにやっていたのが、日本の農業を考える企画でした。

 この企画がなかなか良い内容で、読者様から「起こしてほしい」というリクエストもいただきましたので、起こすことにしました。

 戦う農業経営者・岡本重明さんがスタジオに生出演。
 岡本さんは農業生産法人・有限会社新鮮組を経営されており、「農協との『30年戦争』」という著書も出されています。

 但し、今回は完全起こしではありません。
 岡本さんの発言の部分はほぼ完全に再現していますが、他の出演者の発言は要約をしています。
 画像は例によってデジカメでテレビ画面を撮影しました。粗くてすみません。


 内容紹介ここから____________________________
 
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「アンカー」青山さんお休み 人気エントリーBest10

 本日10月13日(水)の「アンカー」、青山繁晴さんは所用でお休みでした。VTR出演もありませんでした。
 経緯については、青山さんがご自身のブログで語られていますので、以下をご覧になって下さい。

今日と明日について (すこし手直ししました) 2010年10月12日 11時37分32秒

 最後の段落だけ引用させていただきます。

たとえば関西テレビは、ぼくのお休みの理由と何の関係もありません。番組をたまにお休みすると、たくさんのEメールが関テレに来ることになりますが、なるべく関テレの志と意気を励ますような、あたたかなEメールでありますことを、ぼくの個人的な祈りとして、この地味な個人ブログの場に、書きとめたいと思います。

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 青山さんが「アンカー」を完全にお休みされたのは、私の知る限りでは2度目です。1度目は今年の7月21日でした。
 その時は、いつものように起こしを楽しみに拙ブログを訪問された方をがっかりさせるのも何なので、このような企画をやりました。

10/7/22付:「アンカー」青山さんお休み 過去の発言総集編
 
 今回も何か企画を、と必死に考えて、ようやく思いついたのがこれです。
 
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「アンカー」小沢氏墓穴で強制起訴&FD改竄犯人隠避で司法の危機

【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

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■10/6放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

尖閣事件船長釈放の驚きの真相・官邸と検察の間で一体何が?水面下の緊迫の攻防を青山がズバリ!

101006-17katte.jpg FD改竄事件の前田検事の上司2人が犯人隠避容疑で逮捕されましたが、この動きは大林検事総長と側近だけで進められており、尖閣中国船船長釈放と全く同じ構図になっているそうです。最高検は組織防衛のためにどんどんおかしくなっていっていると青山さんは警鐘を鳴らします。
 10月2日の尖閣デモが報道されなかった件についても少し触れてくれました。

 コーナー前に、6日に行われた国会代表質問、日本時間5日に行われた日中首脳会談(懇談)のニュース報道&青山さんの解説がありましたので、まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 コーナー本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 いつもの進行役の村西利恵キャスターは今週はお休みで、代わりに杉本なつみキャスターが担当です。

 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
 ※私の使っているMacOS9でついにYouTube視聴ができなくなりました。
  裏技使ってキャプチャしたので画像が粗いですが、ご容赦を<(_ _)>


 内容紹介ここから____________________________

 …………青山さんの解説(あくまで要旨)…………
    (  )内は山本浩之キャスターの発言です

国会代表質問 野党から、中国漁船衝突事件への対応などについて厳しい質問相次ぐ(FNN10/6)

(まず今日の代表質問をお聞きになってどのような感想を?)

 菅総理は自民党の谷垣総裁の質問には、まあ一種平然と答弁されてたのに、自民の若手女性議員の稲田さんから聞かれたら、皆さん同じこと思われたんじゃないでしょうか、しどろもどろでしたよね。

(でしたね)

 それも日本の企業(フジタ)の社員の、場合によっては命にも関わるような答弁について、しどろもどろというのは、ちょっとショックを受けました。あと、今、代表質問で大きなテーマになったことのひとつが、ASEMの席でしたという会談。まず菅さんは自然に話ができたとおっしゃってるけど、普通の国民はそんな不自然な話はないんじゃないかと、どなたも思うと思いますよ。

(そういう国際会議、何度も取材されてると思いますが、どうなんですか)

 こんなの、たまたま会いましたってことは、僕の責任において言いますが、100%あり得ない。ましてやこんなトラブルを抱えた日本と中国のような大きな国が、廊下でたまたま同じ方向歩いてて自然に話するなんて、それも2分の挨拶ならまだ分からなくもないが、25分間というのは、一般の会話だと短いけど、首脳同士の会話だと通訳挟んでも長いから、そんな妙ちきりんな説明すること自体が国民に対して失礼だと思うんですけどね。

(日本語と英語を話せる通訳、菅さんが連れてなかったって、まさかこれも偶然を装う演出だということですか)

 偶然でもなければ演出でもなく、僕も外務省側に少し聞いてますが、要はこれって政治主導の間違ったやり方。政治主導っていうのは、例えば官僚もきれいに使いこなして、通訳をつけるとか会談場所を確保するとか、そういう事務的なことは官僚にやらせて、でも大事な決断は全責任をもって政治家が決めるのが政治主導じゃないですか。
 ところが今回の場合は外務省を蚊帳の外に置いといて、細野さんが密使という形で中国に行って、戴秉国(タイヘイコク)さんという中国の外交上の、しかも共産党の責任者と話をして渡りをつけて、仙谷さんが戴秉国さんとこっそり電話をして、この会談やろうってことになったんですよ。
 で、その間、外務省が関与させられてないから、通訳をつける人がいなかったわけですよ。外務省を完全に外すというなら、通訳の手当まで政治家がやるのかって、そんなことできるわけないじゃないですか、そんな膨大な仕事を。

(そうですね、ええ)

 だから政権交代して1年以上、政治主導というのが理念としては分かるが、やり方としては、例えば僕たちは膨大な税金を支払って役人を養ってるわけですが、これじゃ何のために中央省庁の役人を僕らが養ってるかも分からなくなってる。
 もうひとつ非常に重大な問題があって、日中首脳会談やったってことになってるんですが、そこで菅さんは、いや、尖閣諸島は固有の領土だと言ったんだからと胸を張っておられますが、これって尖閣諸島をまるで領土問題のごとく話し合ったっていうふうになるんですよ、国際社会では。

(ああ、領土問題は存在しないと言っていたにも関わらず)

 だから誰が得したかというと、明らかに中国側が8・2、9・1ぐらいで得をしてるわけですね。それを考えるとよけいに、こういうまさしく不自然な形で、わざわざどうしてこんな急いでやらなきゃいけないのか。まだフジタの社員は1人が釈放されてないんですから。3人釈放されてるからいいのか。日本は民主主義ですから、死滅しかかってるけど、命の重さに区別はないので、みんなが主権者だから。まだ1人が残ってるのに、明らかに中国に有利になると分かってて、このような不自然な首脳会談行うっていうのは、やっぱり民主党の中からも異論反論がたくさん出るのは当然のことで、ま、与党の中でも遠慮しないで声が出てくることに、ある意味希望をつなげたいですよね。


 …………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………
 
山本浩之
「そして今日の代表質問では、ま、これも当然ですけれども、小沢元代表の政治とカネの問題も取り上げられましたけれども、この問題については、このあとの青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーで解説をしていただけると」

青山繁晴
「はい。そうなんです。で、あの、実は今日のコーナーではですね、その、尖閣のその後も然り、えー、今日その、中国監視船が突然、姿消したのなぜなのかってことも含めて、ほんとはやりたかったし、それから日銀のゼロ金利っていう、僕は思いきった決断だと思いますけどね、あの、そのことについてもやろうかなと思ったんですが、実は皆さん、僕、来週、所用で来られないんで、その、おととい月曜日に、その、小沢さんに対して、国民から強制起訴ということがあった、このショッキングな出来事をやらないわけにいかないんで、今日はそれをやりたいんです。えー、その上で、今日のキーワードはこれです」

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山本浩之
『検察も小沢さんもみずから墓穴』

青山繁晴
「はい。小沢さんだけが追い込まれたんじゃなくて、その、検察は、大阪地検特捜部の大不祥事も含めて、それもその、過去、例えば前田検事っていう人が証拠を改竄しただけじゃなくて、現在進行形で、検察も墓穴掘ってるというのを、ま、このコーナーの理念のひとつとして、真っ直ぐ真ん中から、フェアに、具体的に皆さんと一緒に考えたいと思います」

山本浩之
「分かりました。えー、ではコマーシャルを挟んで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「えー、民主党の小沢元代表が強制起訴されることになりまして、裁判の行方、政局への影響、大変気になることが多いと思います。さっそく解説お願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。えー、まずおととい月曜日に出たばっかりの、検察審査会の議決っていうか、その、公表されたのが2日前の、その、中身について、ちょっとふり返りましょう。はい、出して下さい」

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杉本なつみ
「こちらです。小沢氏は『起訴すべきである』という議決が公表されました」

青山繁晴
「はい。で、えー、これはですね、この石川知裕被告、小沢さんのかつて秘書で、そして衆議院議員になった人ですけどね。その人が、取り調べの段階で、その、虚偽のことを政治資金収支報告書に書くということを、小沢さんに報告したり、相談したりして、了承を得たという意味の供述があったと、いうふうになってるわけですね。で、それについてこの、市民で、国民で作る検察審査会は、小沢さんのことを尊敬してるんだから、わざわざ罪に陥れようとした、嘘のような供述をするはずがない、だからこれはほんとでしょうと。ということは、小沢さんの共謀というのがその、あった可能性があるから、少なくとも起訴をして、ちゃんと裁判で黒白はっきりさせるべきだと、いう結論になったわけですね。で、これは皆さんご存知の通り、もう月曜日から洪水のように報道されてるんですが、実は、報道されてない事実がいくつもあるんです。で、僕も、夕べ7時半ぐらいから、先ほど3時前ぐらいまで、ずっと取材してて、ちょっとあの、青山の様子がおかしいと思う人いるかもしれないけど、まああまりのことにこうショックを受けることが多いんですよね。ま、ありのままにやりたいと思います。まずこれです、はい」

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杉本なつみ
「知られざる真実その1として、審査補助員の弁護士がいなくなったと

青山繁晴
「ええ。これはですね、実は今、僕、ショック受けてんじゃなくて、もう実は7月ぐらいから、これについてはあの、憤慨してたんですけどね。あの、さっきの東京第五検察審査会っていうのは、4月の27日に、最初に、小沢さんに起訴相当って議決をしましたよね。で、そのあと、その、そんなに時間が空くはずなかったんですよ。皆さんあれから半年空いてるわけですよね。半年まで行かないけど、ま、5カ月以上空いてるわけですね。えー、……、あ、5カ月近くも空いてたわけですね。9月14日の議決ですから。で、それどうしてかというとですよ、その、実はその、最初の議決をした時にも、これ当然法律で決まってまして、えー、検察審査会法っていうそのための法律があってですね、審査補助員、つまりその、一般の国民、市民が審査するんだから、アドバイスする人を付けなさいねと、それは弁護士さんですよと。それは法律に書いてあるんですよ。で、当然1回目その弁護士さんがいて、アドバイスを受けて起訴相当になったら、そのあと、この弁護士さん本人が言ってくれないので、これあくまでもそういう、説がある、ま、ほんとはもうちょっと強いんですけどね、と言わざるを得ないけども、この弁護士さんに脅迫とか嫌がらせとかですね、その、たくさんあったと。で、それが、小沢さん本人の意思に基づくとは僕もさすがに思いませんけれど、少なくとも、証言を集めると、その、小沢さんを支持する立場の人からたくさんあって、で、一時、雲隠れみたいになってですね、で、辞めたんですよ。で、その、さっき言いました通り、その脅迫、嫌がらせあったってのはご本人に確認できないから、あくまでそういう説があるとしか言えません、この公共の電波では。だけども、もう俺は嫌だということで、この、審査補助員を辞めちゃったことは事実なんです。その事実と、さらにそのあと、なり手がいないんですよ。そんな目に遭ったのを、周りの弁護士見てるから、なり手がいなくなっちゃったわけですよね。ところが、その結果どうなったかというと、実はこれなんです」
 
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「アンカー」尖閣事件船長釈放の真相と中国の誤算

【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

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■9/29放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

尖閣事件船長釈放の驚きの真相・官邸と検察の間で一体何が?水面下の緊迫の攻防を青山がズバリ!

100929-13frip.jpg 検察の間では、大林検事総長を除き、「船長釈放は許せない」という声が渦巻いているそうです。
 もちろん船長釈放を主導したのは官邸で、「ニューヨークにいる間に解決してくれ」と菅首相から伝えられた仙谷官房長官は、柳田法務大臣を呼び、「このままでは指揮権を発動せざるを得なくなる可能性もあるが、それでいいのか?」。
 また、28日あたりから中国が急に「軟化」した理由とは?

 コーナー本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。

 画像はテレビ画面からデジカメで撮影しました。
 ※実は今週はYouTubeに動画を見つけることができましたが。が、当方が使用しているMacOS9では基本的にYouTubeは視聴できないため裏技を使って見るしかなく、それも画面が大変小さく表示され、従ってキャプチャ画像も大変粗くなり細かな文字が判読できないため、あえてデジカメ画像をUPさせていただきました。ご了承下さい。


 内容紹介ここから____________________________
 
尖閣諸島漁船衝突事件 中国外務省報道官、日本との関係改善を模索する姿勢示す(FNN9/28)
中国レアアース輸出手続き停止問題 通関手続きの一部が再開か(FNN9/29)
中国レアアース輸出手続き停止問題 大畠経産相、補正予算で備蓄要求する考え(FNN9/29)
中国漁船衝突事件受け、国家主権について考える超党派議員連盟発足のための準備会合へ(FNN9/29)

山本浩之
「ま、ここへ来て、態度に、姿勢に、変化が出てきた中国なんですけれども、これについては青山さん、どういうふうにご覧になりますか」

青山繁晴
「これは、日本が船長釈放したから、軟化してきたっていうふうに、受け止めてはいけないと思ってます。これはあの、アメリカはですね、あの、日米安保条約第5条、つまり、日本の統治下にある地域に、危機があったら、もし日本の要請があったらアメリカ軍も動きますよっていう、ま、趣旨なんですけど、尖閣諸島はそれに含まれますということ言いましたね。で、それプラス、でも、日本は早期に解決しなさいよと、してくれよということを、ま、言ったんですね。これ実は中国に対しても言ってるんですよ。ええ。だから、日本が船長釈放したから中国は態度を軟化させてきたように見えるんじゃなくて、その、アメリカにそろそろいい顔しないと、今の現状では、アメリカ軍が本気になったら中国は全く対抗できませんし、それから中国は、ま、だんだん世界の孤児になりつつあって、その、中国も要するに世界経済の中で生きてるだけですから、一人では生きられないから、日本に対してじゃなくて、その、アメリカと世界全体に対して、軟化させ始めたんだと、船長釈放のおかげじゃないという現実を僕らしっかり見る必要があると思いますね」

山本浩之
「なるほど。えー、緊張する日中関係なんですけれども、もちろん今日の青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーでは、詳しくこの問題について解説をしていただきたいというふうに思います」

青山繁晴
「はい。ま、あの、今日は、最初、実はちょっと僕、胸がえぐられる思いなんですけれども、あの、わずか1週間前なんで、あの、このスタジオにいるスタッフも、それから視聴者の方もちろん、ご記憶の通り、僕は先週のこのコーナーで、もしもこの船長を起訴できないようなことがあったら、日本の民主主義は死に瀕しますと、いうことをあえて申したわけですけど、ま、正直その時、まさかこういう処分保留のまま釈放ってことは僕も想像もしなかったんです。で、その、わずかあとの先週金曜日に、えー、船長の釈放ってことが起きてしまいまして、わずかそれから、まだ1週間経ってないわけですけど、何かこう、この国、あるいは世の中が変わってしまったような感じするぐらい、その、大きな衝撃だったですよね。で、こういう時にこそやっぱり僕ら大事なのは、主権者として大事なのは、その事実を、フェアな事実をあくまで踏まえるってことなんで、今日はその、事実は何だったかっていうことを、一番その、軸にしたいんです。で、その上で今日のキーワードはこれです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『中国の誤算』」

青山繁晴
「はい。これずっと、もうとにかく日本は負けたんだと、中国にやられてしまったという、この世の中の雰囲気になってるし、中国自身も勝った勝ったと今まで言ってるんですが、いや、それだけですか、実は中国も大きな誤算を犯していますよというお話も、えー、一緒にやりたいと思います」

山本浩之
「はい。えー、ではコマーシャルを挟んで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「尖閣諸島沖で発生した中国漁船の衝突事件。船長釈放に至るまで、一体何があったのか。まずはそこからお願いしたいと思います。よろしくお願いします」

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青山繁晴
「はい。ここにまあ、日本で犯罪を犯したままの、この船長がVサイン出してる写真があって、皆さんカーッと来るでしょうけど、カーッと来るよりも、やっぱりほんとは何があったのかを、僕らはこの国の主人公として、主権者として、ほんとに知ることが今、一番大事だと思います。その上で、一番最初に皆さんに知っていただきたい、報道されざる事実をまず申しますと、実は検察の中で、この船長の釈放に賛成の人っていうのは、僕が知る限りは、僕が知る限りは、一人しかいないんですよ

村西利恵
「一人?」

青山繁晴
「全検察の中で。ま、もちろん僕は全検事に会ったわけじゃありませんよ。あるいは副検事も含めて会ったわけじゃないけど、少なくとも首脳陣、幹部と言われる中で、賛成という人は一人しかいない。それ誰かというと、岡安ちゃん、誰ですか?」

岡安譲
「えー?!それは長官ですか?」

青山繁晴
「はい。久しぶりに来ましたが、えー、検察には長官て人はいなくて、でも言いたいことは分かる。トップ、つまり、検事総長ですね。大林宏さんて検事総長、は、えー、この決断を下したから賛成なんですけれども、実はそのすぐ下から、ずーっと下に、若手検事に至るまでですね、これ許せないっていう声が、検察の中に実は渦巻いてるわけですよ。表に出てきてませんけれども」

村西利恵
「出てきてませんね」

青山繁晴
「はい。従って、その僕の取材の手がかり、きっかけの一つは、その、検察の中の、良心にかけて、本当のことを明らかにしたいっていう人々です。一人ではありません。で、さらにどれだけだとあの、一方通行になりますから、実は現職閣僚も含めて、僕なりの確認作業をいたしました。それを踏まえて、えー、しっかり見ていただきたいと思うんですが、まず今までの事実経過を見ましょう」

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村西利恵
「船長の拘置の延長が決定した19日から、釈放が決まった24日までの動きです」

青山繁晴
「はい。これ皆さん、これあえてこの前(19日より前)が抜いてありますよね。つまりご記憶の通り、9月の8日にこの船長を逮捕いたしました。で、それがどうして抜けてるかというとですよ、つまり、9月8日からこの最初の拘置期限が切れるまでの(19日までの)、この間と、それからあとが、全然、世界が違ってしまったということなんですよね。で、実は、この、日本が、えー、日本ていうか日本の、司法が、拘置延長を決めるまでは、明らかに中国は、もうこの拘置延長なくて釈放されると思ってたわけです。で、それは、この船長のところに、実は毎日、えー、中国の大使館員と領事館員がやってきて、えー、いろんな相談をしてたと。例えば、その、弁護士もお断りする、それから全面否認をするってことをやってたわけですね。だからあの、日本人が、ま、捕まってる4人の日本人の方々が、やっと領事と2回目に会えるっていうのは、そういう意味からも極めてバランスを失しているわけですけれども。話戻しますとね、その、日本はその様子を見てて、要するにあくまで否認をしてですよ、この船長が、そして弁護士もつけないんだったら、まず略式起訴ってのはできないんですよ。略式起訴って基本的には本人が容疑を認めた上で略式になるわけですからね。すると、起訴か不起訴しかないわけですけど、その不起訴っていうことは、あの、ここにちょっとだけ写真載ってますけど、前原外務大臣が言ってる通り、ビデオ観れば一目瞭然で、意図的にぶつけてきたわけですから、不起訴はないという判断に至って、すなわちこの時点では何のために拘置延長したかというと、えー、皆さん、出してくれますか、はい」
 
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「アンカー」尖閣中国漁船衝突事件 日本vs中国 統治システムの戦い

 「アンカー」起こしの前にお知らせがあります。

 拙エントリー9/20付:中国政府の感謝状に「沖縄県八重山郡尖閣諸島」にて、1919年、尖閣諸島の魚釣島に漂着座礁した中国漁船の乗組員を救助した島民に対し、中国の在長崎領事の馮冕が送った感謝状を、日本語訳(大意)とともに紹介しました。

100920senkaku.jpg

 これを「腰抜け外務省」さんが英訳、コメント欄に投稿して下さいました。
 以下にコピーしておきますので、皆様、もし宜しかったらご活用下さい。

Grateful letter

Winter Year 8th of Republic of China,

31 Chinese fishermen from Fujian state faced storm and wrecked, drifted and cast ashore Uotsuri island, Senkaku archipelago, Yaeyama County, Okinawa prefecture, Imperial Japan.

Mr. Sonban Tamayose who was official of Ishigaki village, Yaeyama County, Imperial Japan, kindly took care of Chinese fishermen and could let them back to their father land. It was real sign of humanity.

We hereby present Grateful letter and show our deepest appreciation to him.

Resident Consular of Republic of China in Nagasaki Japan

May 20th, Year 8th of Republic of China

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■9/22放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

尖閣漁船衝突事件で中国が報復措置…新戦略“三戦”作戦とは?青山ズバリ

100922-14frip.jpg 青山さん曰く「日本が中国に屈したら、日本の民主主義は死にます」。
 今回の事件は日中間だけの問題ではありません。アジアの将来にもつながっています。
 よその番組では絶対に聞けない青山さんの論説、今週は特に必見です。

 コーナー本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 今週もYouTubeに動画を見つけられなかったため、画像はテレビ画面からデジカメで撮影しました。粗いですがご容赦下さい。

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「アンカー」党内野党を抱えた菅政権&尖閣沖中国船衝突事件の深層

■9/15放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

菅氏再選、小沢氏の次の一手は!民主代表選最中に発生尖閣沖漁船衝突事件の対応は…青山がズバリ

100914-18mondai.jpg 再選されても菅さんは前途多難、小沢派との絡みもあって内向きにならざるを得ない状況。一方、自民党の若手議員は小沢派と極秘接触。
 後半は尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件。報道されない実態と海上保安官の苦悩。

 コーナー直前、菅さん再選を受けて今後の政治日程について青山さんの解説がありましたので、まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 コーナー本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 YouTubeに動画を見つけられなかったため、画像はテレビ画面からデジカメで撮影しました。粗いですがご容赦下さい。


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 …………青山さんの解説(あくまで要旨)…………
 
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 景気の問題から何から深刻なんですけど、これ政治日程を見ただけでも、ちょっとのけぞるような難しさなんですね。
 
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「アンカー」北後継問題と民主代表選外国人投票問題(尖閣中国船も)

■9/8放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

北朝鮮の後継体制はどうなる?金一族の支配続くか?党代表者会の行方は?政治危機を青山ズバリ

100908-17gai.jpg 北朝鮮の後継者問題と日本の民主党代表選。いずれも世界は注目しています。
 先週少し触れてくれた民主党代表選に在日外国人が投票できる問題について、今日は後半部分でじっくり解説してくれました。

 コーナー前に、尖閣諸島で中国漁船が巡視船に接触した問題についてニュース報道&青山さんの解説がありましたので、まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。
 さらに番組最後の方で、鈴木宗男議員上告棄却で実刑確定へ…についても青山さんの解説がありましたので、ここの部分も要旨を最後に付けました。

 コーナー本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 YouTubeに動画を見つけられなかったため、画像はテレビ画面からデジカメで撮影しました。粗いですがご容赦下さい。


 内容紹介ここから____________________________

 …………青山さんのニュース解説(あくまで要旨)…………
      (  )内は山本浩之キャスターの発言です
 
沖縄・尖閣諸島中国漁船巡視船接触問題 海上保安庁、逮捕の漁船船長の身柄を移送(FNN9/8)
尖閣諸島中国漁船接触問題 仙谷官房長官「わが国の法令に基づいて厳正に対処」(FNN9/8)
尖閣諸島沖で海保巡視船と中国漁船が接触 中国外務省「この海域は以前から中国領土」(FNN9/7)
尖閣諸島中国漁船接触問題 反日団体のメンバーら、北京の日本大使館前で抗議活動(FNN9/8)

(ま、あれだけのことをしているわけですから逮捕は当然。今回、日本政府の対応も含めて青山さんはどういうふうに?)

 まず今のVTRの中で中国外務省の女性の副報道局長は、尖閣諸島あたりのことを古くから中国の領土とおっしゃったが、はっきり言うと噴飯物。世界が笑いかねないぐらい間違った主張。客観的な事実として、まず1952年にサンフランシスコ講和条約が結ばれて日本が独立を回復した時に、尖閣諸島や沖縄諸島を含む南西諸島は日本のものであるけれども、当面はアメリカが施政権を持つというのが条約に書いてあった。そのあと20年かかって沖縄は日本に返ってきたが、問題はその1952年の条約の条文の中に、尖閣諸島は日本のものという趣旨が書き込まれている。その時は今の中華人民共和国が成立してすでに3年経ってたから、古くから領土と言うならそこで当然声を挙げるべきなのに一言の声もなかった。最初に声が挙がったのは、1969年になって尖閣諸島の海の下に天然ガスや資源があるってことが分かってから突然、古くから自分の領土だと言い出したわけですから、これはもう日中が争ってるんじゃなくて、国際社会から見て、どの立場で見ても日本の領土であって、中国と、台湾なんかも領有権主張してますが、こういう中国含む一部の国だけがあとからこういうことを言い始めたってことなんですよ。

(国際的なその認識の中では日本の領土なんだというものだが、こういうことが起こる度に、中国側から官民歩調を合わせて抗議行動をとる。これ今後に向けて日本政府はやはりこの問題だけじゃなく、○○していくとしたら、どういうふうなやり方が?)

 まず今の中国の外務省の会見だけじゃなく、大使館前の抗議行動とか見て、日本国民の側にも感情的な高ぶりがあると思うが、中国政府はもっとしたたかで、いずれ、できたら中国は領土問題に格上げしたい。今、領土問題にすらなってない。で、格上げして、たとえば仮に国際司法裁判所とか国連海洋法条約裁判所で争うことがあるとしたら、こういう時にこう積み上げをしておきたいんですよ。中国はこういう時にはこう主張したと。そのためにやってるので、感情に流されて中国政府はやってるわけじゃない。中国共産党はもっとしたたかだから。だから日本政府で大事なことは、ネットの書き込みその他ははっきり言うと無視していいが、あるいは抗議行動も、ま、そのまま見とけばいいが、中国政府のやること言うことにはひとつひとつ、全てに渡って克明に反撃しないといけない。

(ガス田の共同開発にしても、交渉自体は話が始まっていると。だから今後、外交問題も含めて非常に複雑になってくると思う。きちんとしていかなきゃいけないということですね)

 ガス田も、本当は天然ガスだけじゃなくて、新しい資源のメタンハイドレートもこの尖閣諸島周辺に埋蔵されてるってことは中国は分かってて、それも見据えてやってるわけだから、ガス田交渉だけにとらわれるのではなく、全体を私たちは良く見るべき。

民主党代表選 菅首相、再選された場合の小沢前幹事長の処遇について言及避ける(FNN9/8)
民主党代表選 原口総務相、小沢前幹事長支持を明らかに(FNN9/8)

(代表選の動きについてコメントを頂く前に、青山さんからひとつ発言があります)

 先週の僕のコメントについて、申し訳ない、訂正をひとつしたいんですけれども。消費税が代表選のいわば焦点のひとつになってまして、菅さんが、小沢さんはかつて細川内閣の時に国民福祉税を持ち出して、実質、消費税の値上げを言ったじゃないかという指摘をした時に、僕から、あの時消費税を2%上げて7%にしようとしたと申しましたが、あの時まだ消費税は3%の時代でしたから、正確には4%上げて7%に、当時の小沢さんが細川さんと一緒にしようとしたというのが正しいことです。すみません。お詫びして訂正します(礼)。

(代表選をめぐる動きですが、菅内閣の閣僚として初めて小沢さん支持を明確に原口総務大臣が表明しましたが)

 原口さんは前から小沢さんに近いっていう立場をだんだん鮮明にされてたが、今日の会見で、菅首相は一生懸命頑張ってるけども、このスピードでは円高対策に間に合わないってことをはっきり言われて、その上でわざわざ会見で小沢さんを支持したということは、現首相に代わってほしいと言ってるわけですね。これは原口さんは辞表を出さなきゃいけないと思います。それは法の精神から言っても、自らを任命した首相に代わってくれということは、このまま閣僚を続けるわけにはいかないということだと思う。新聞報道で、閣僚は辞任しないって数文字だけ書いてあったが、そうじゃなくて、なぜ辞任しないのかってことをきちんと報道すべき。

(代表選の行方については、激しい戦いで票も読めないところもあるが)

 僕の古巣の共同通信の調査も含めて、各紙ともギリギリ競り合ってる段階で、しかもまだ6日ある。ただ小沢さんが当初描いてた戦略と、今の途中の経過が違ってるのは確かで、小沢さんご本人も含めて周りも、小沢さんががんがんテレビに出て街頭演説もやったら、政治とカネ問題はあっても支持は高まると。つまり菅さんよりもやっぱり物の言い方がはっきりしてるから。菅さん、何をやりたいのかよく分からないが、小沢さんはやりたいこと、とにかくバラマキと言われようともそれが内需拡大だと言ってる。でも、そう言ってもしかし支持が全然高まってこないと。それは国会の外、世論の支持が高まってこないのは誤算は誤算。でも同時に国会議員の票のウエイトが大きいから、6日間、先はまだはっきり分かりません。

 …………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………

北朝鮮の中国との国境に近い町で、労働党代表者会に関係するとみられる動きを確認(FNN9/8)

山本浩之
「さ、この北朝鮮をめぐる動向については、このあとの“ニュースDEズバリ”のコーナーで、今日は詳しく伝えてもらえるということですけれども」

青山繁晴
「はい。あの、今のVTRでも、北朝鮮の普通の人々の、普通の国民の、もう本当に困難な生活ぶりが出てましたけれども、そしてその北朝鮮が、日本国民をたくさん誘拐していったままになってるわけですけれどもね。で、そういうことはありながらも、実は、1989年にベルリンの壁が崩壊して、冷戦が音を立てて崩れていって、世界の国境線もずいぶんこう変わったわけですよね。その中でその、私たちの日本を含む北東アジアだけがずーっと冷戦時代のまま、いわば変わらずに来たんですね。北朝鮮も韓国も中国も台湾も日本もそのままずーっと続いてきたんですが、それがいわばこう、ナイアガラの滝に近づいていく時に、湖って案外すごく静かで、平らなんですよね。それがもう滝になったら突然ものすごい勢いで落ちていって、もう巻き込まれたら誰も元に戻れないと。そのナイアガラの滝が近づいていくような雰囲気を世界がこう感じていて、で、その中で起こってることがたとえば北朝鮮の指導者の交代じゃないか。それから日本でも実はあの、非常に混乱した状態で次の首相選びが行われていると、いうのが実は世界の関心事になってるんですね。えー、その意味で今日の最初のキーワードはこれです(フリップ出す)」
 
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「アンカー」民主党代表選小沢出馬ゴタゴタの真相と小沢勝利の秘策

■9/1放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

小沢氏が立候補へ…民主代表選菅首相との直接会談は物別れで“全面対決”裏側を青山がズバリ!

100901-17bun.jpg 民主党代表選は結局、菅さんと小沢さんの一騎打ちに。小沢さんの出馬に至るまでの紆余曲折の真相とは。また、代表選勝利を目指す小沢さんの秘策とは。
 民主党の党員・サポーターに国籍要件がなく在日外国人もOKである問題についても触れてくれました。

 コーナー前に、民主党代表選の共同会見についてニュース報道&青山さんの解説がありましたので、まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 コーナー本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
 ※私の使っているMacOS9でついにYouTube視聴ができなくなりました。
  裏技使ってキャプチャしたので画像が粗いですが、ご容赦を<(_ _)>


 内容紹介ここから____________________________

 …………青山さんの解説(あくまで要旨)…………
    (  )内は山本浩之キャスターの発言です
 
民主党代表選挙共同会見 小沢前幹事長「自ら国民との約束を果たしていきたい」(FNN9/1)
民主党代表選挙共同会見 菅首相「1に雇用、2に雇用、3に雇用」(FNN9/1)
民主党代表選挙共同会見 「脱小沢」や「代表選の最大の争点」について質問(FNN9/1)

(4時過ぎから始まったお2人の共同会見、VTR全てをご覧いただけたわけではないですが、青山さん、今のVTRから何か印象に残る言葉、引っかかった言葉はありますか?)

 たくさんあるが、まず全体として実は感情むき出しの、激突共同会見みたいな。共同会見というよりは、共同衝突パフォーマンスみたいなね。

(最初だけ笑顔で握手したが、その後だんだんヒートアップしてましたからね)

 たとえば、菅さんがクリーンでオープンな政治ということを強調されて、自分の政治の原点、あるいは国会議員になったのはロッキード事件が原点だっていう意味のことをおっしゃって、これ完全に小沢さんへの当てつけですよね。しかもロッキード事件は田中派の事件ですから、それこそ小沢さんの政治活動の原点にも触れてる。それに対して小沢さんは、私は全てオープンにやってきたと。領収書は全部公開してるんだと言って、要は菅総理の言ってるのは言いがかりだと言ってるのと同じですね。

(VTRには出てなかったが、そのあと「何ら不正な行為はない」ということもはっきり口にされた)

 それから菅さんが消費税引き上げについて、かつて、大丈夫ですかと、財源あるのかと聞いたら、誰がとは言わないまま、政権取ったらカネなんて出てくるんだと言ったという人がいるって、それ小沢さんのことなのはミエミエで、しかも菅さん、その時に古い話を持ち出して、菅さんちょっと間違ったんですが、消費税5%を3%上げる云々のことがありましてね、と言われたが、あれ2%で、要するに細川政権の時に小沢さんがリーダーシップとって5%の消費税を7%、国民福祉税にしようとしたと、そういう古い話を持ち出して、消費税引き上げやろうとしたのはもともと小沢さん、あなたでしょと。しかも表に出てないけれども、政権取る時にももう一回それを聞いたら、いや、政権取ったらカネなんかいくらでも出てくると言ったじゃないかと。それを今、急に消費税引き上げはよくないって言うのは、それは嘘じゃないかってことを、ここまで感情出すかなというぐらいの。
 【9/2 13:20 追記】細川政権の時、消費税はまだ3%でした。それを国民福祉税で一気に4%上げて、7%にしようとしたのが、当時の小沢さんでした。この件については、来週の放送で青山さんご自身が訂正される予定です。

(仕掛けてるのが菅総理側からっていうのが今日は目立ったんですが)

 そうですね。さっきのVTRにもあったが、総理の公務が忙しいってことがやっぱり気にはなってるんでしょう。その間、着々と小沢さんが、あとでやればいいようなことを先にやる。樽床さんを呼んだり。それがやっぱり気になるから、多少、好戦でなきゃいけないって気持ちと、それから菅さんはVTRにもあったが、国民に選んでほしいと。議員票だけじゃないんだよと、世論で何とか私を再選させてくれということを強調してましたよね。それも小沢さんに対して、あなたはそうやって議員固めしてるけども、っていうふうに言ってるわけですね。

100901-01table.jpg

(ひとつずつ政策、3点ほど挙げてみました。やっぱり一番注目されるのは、マニフェストの扱いについてどいうふうにお2人が考えているかと)

 このぶつかり合いは実は深刻ですよね。もし小沢さんが総理になったら、そのマニフェストを去年8月の総選挙の時の約束通り全部やれということになる。時間はかけるってことはおっしゃってたが、それにしても、今、各閣僚はマニフェストの完全実行は難しいということで予算の見直しも実はやってるわけですから。大変な違いになる。それから菅さんが総理で続いた場合、マニフェストの見直し修正をするってことになる。そうすると小沢さんの側は引っ込みつかない。そうすると小沢さん、党分裂はないと言ってたが、このマニフェストの扱いだけでも十分与党が分裂してもおかしくない。

(たとえば普天間問題でも、菅さん今日は5月28日の日米合意があった時には、幹事長は小沢さんだったと。ま、自分もサインしたけれどもっていう、このあたりもまた挑発されてましたけどね。実際菅さんは普天間については日米合意に基づくと言ってます。それから小沢さんは、ちょっと意味深だったが、沖縄もアメリカも納得できる、ま、考えが腹の中にあると。また腹案というものが出てきた。今は言えませんけどってがことありましたが)

 普天間問題で腹案と聞いただけでみんなゲンナリすると思うんですけどね。腹の中にあると言ったので、腹案という言葉は使わなかったかもしれないが、意味は同じですよね。沖縄もアメリカも納得できるものがあるなら、みんなとっくにやってるんで。小沢さん、やっぱりちょっとこう違いを出そうという気持ちが強すぎるのかなという気がしますね。ちょっと心配されるのは、たとえば小沢さんがこれから2週間の間、これを強調していった場合に、また沖縄県民に、実は何かそういう奇跡のような案があるのかなとなったら、また色々こじれることはこじれるでしょうね。

(今日の会見聞いて沖縄の方はまた、えっというふうにまた思ってらっしゃるでしょうね)

 それはそうですよ。沖縄県民でなくても僕らもその案って何ですか、早く知りたいというのはありますね。

 …………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………

山本浩之
「ま、これまでの、その、今日告示でしたけれども、今日に至るまでの経緯そのものも、国民不在で私たちによく分からない部分が非常に大きいんです。それから、この2週間また、代表選に向けてのこれいろんな動きがあるでしょうし。えー、今日の青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーでは、えー、この問題について詳しく解説をしていただけるということですけれども」

青山繁晴
「はい。その通りなんですが、あの、皆さん先週、この代表選挙のことをこのコーナーで取り上げまして、あの、エゴエゴ選挙っていう言葉をあえて使いました。みんながエゴに走ってるんじゃないかっていうことを言いまして。で、それから1週間なんですけど、あの、ありのままに言うと、ちょっと僕この1週間落ち込んでましてですね、あの、今回の代表選挙ってこう若い人から上の方まで、いろんなことを、ま、あの、言ってくる方は案外多かったですよ。その過剰なまでの政治家の声を主に電話で聞きながら、あの、ま、1週間前に自分で言った言葉ですけど、その、エゴエゴ政治ってものがすごい胸に迫ってきて、内閣総理大臣から1年生議員に至るまで、この国の政治家はとにかく自分のことばっかりなんだなという、それも、いや、自分が大事って言ってくれるならまだいいんですけども、国を思ってっていうのが先に付くから、嘘でしょうというので。あの、ほんとにあの、ほんとに落ち込んだんですけれどね。で、さらにそれが影響して、日銀なんかもやっぱり保身に走るような円高対策しか出せなくて、効果上げてないと。でもその上でですね、やっぱりその、この国は民主主義で、僕らが主権者ですから、僕らが何とかしなきゃいけないと思うので、あの、今日は、その為にはまずやっぱり、事実関係をきちんと、皆さんと一緒に検証して把握したいと思うんですね。で、その上で今日のキーワードはこれです(フリップ出す)」

100901-02frip.jpg

山本浩之
「『アジアが視ている』」

青山繁晴
「はい。えー、しかもただ見てるんじゃなくて、こうじっと目を凝らしてるって意味でこの字を使ったんですけれども。あの、この今のこの政治の動揺っていうのが、こう内向きの話なのは間違いないんですが、その、日本にとって内向きの話でも、実はこれアジアの運命がかかってるんです。で、それがどうしてなのかっていうのはこのコーナーの最後に改めてお話ししたいんですけれども。まずその、アジア全体が、私たちがこれからどうするかを視てると、いうことを、しっかり胸の中に置いた上で、その、事実関係の検証を始めたいと思います」

山本浩之
「はい。ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「さあこの民主党代表選挙、ガチンコ対決に至るまでにいろんな紆余曲折があったようですけども、ほんとは何があったのか。さっそく解説をお願いしたいと思います」

100901-03title.jpg

青山繁晴
「はい。今、ヤマヒロさんがほんとは何があったとおっしゃった通り、まず、ほんとは何があった?というのは、この、あふれるような洪水のような報道ありますけれど、よく分からないっていうのが、その、えー、国民の本音だと思います」

山本浩之
「んー、そうですね」

青山繁晴
「で、同時に、ま、あの、冒頭からはっきり申しますが、かなり間違った報道、嘘の報道、結果的に嘘になってる報道が実は多いと思います。で、まず、ほんとは何があったかを踏まえた上でないと、何が起きていくのかも分からないから、まず、この、本当は何がこの、1〜2週間の間、あるいはもうちょっと長い間にあったのかってことを見たいと思うんですが、あの、いつもこのコーナーで申してる通り、まずはこの、水面下に隠れた情報より先に、表に出たことの中から、実は酌み取れることっていうのはありますから、今回もまずはそれを一緒に見たい、皆さんと一緒に見たいと思います。はい、ちょっと出していただけますか。それはこれです」
 
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「アンカー」小沢氏代表選出馬?エゴエゴ政局&円高で政府・日銀無策

■8/25放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

小沢氏が最後の賭け!代表選の出馬は?鳩山前首相の野望とは…青山ズバリ

100825-16ozahato2.jpg 進むも地獄、退くも地獄の小沢さん。と思いきや、地獄を見なくてもすむ第三の道が用意されていた!?

 コーナー前に、進む円高・株安、また、民主党代表選をめぐる動きついてニュース報道&青山さんの解説がありましたので、まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 コーナー本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
 ※私の使っているMacOS9でついにYouTube視聴ができなくなりました。
  裏技使ってキャプチャしたので画像が粗いですが、ご容赦を<(_ _)>


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 …………青山さんの解説(あくまで要旨)…………
    (  )内は山本浩之キャスターの発言です
 
菅首相と日銀・白川総裁が電話会談 為替動向含む現在の経済情勢などについて意見交換(FNN8/23)
東証平均株価、約1年4カ月ぶり9,000円割り込む 野田財務相「極めて注意深く見守りたい」(FNN8/24)
菅首相、野田財務相や仙谷官房長官と会談 マーケットの動向を注意深く見守るよう指示(FNN8/25)

(経済無策に関してはいろんなところから批判の声が日増しに強くなってまいりました。そしてこの円高が急激に進んできて、欧米では一時1ドル83円58銭という状況をみて、これ政府と日銀というのは、具体的にはどういう手を打つべきなんでしょうか)

 かなりの数の経済評論家が、実は政府も日銀も打つ手はほとんどないんだとおっしゃってるんですけどね。それ逆に言うと、打つ手が少ないのは事実だが、やるべきことは実は極めてはっきりしてる。まず政府でいうと直接マーケットに介入するしかない。それはアメリカ、EUが支持しようがしまいが、っていうか支持してくれないが、それと関係なく単独で介入する以外にはありません。

 日銀については実は3つぐらい手段あることはあるが、その中で僕は日銀が一番嫌がってる政策金利を、今は0.1%ぐらいだがそれをゼロにするということしかないと思ってます。金利がゼロになると日銀としてはやれることなくなるから、存在価値を否定されるようなもので、それが一番嫌なんですけれども、その嫌なことをあえて日銀がやるというのが決意を示すことになるので。

 従って政府も日銀ももうやることはそれぞれはっきりしてるので、やるかやらないかだけのことなんですよ。難しい話じゃないんですね、本当は。

(大変明快なお答えで、やれることは限られていると。じゃあどうしてそれを政府も日銀もやらないのか?)

 その理由も実は非常にはっきりしてると思う。まず政府について、どうして為替マーケットに介入しないのか。たとえば98年4月、1日で2兆6000億円のお金をつぎ込んで介入したこともある。それで何とか円を正常な範囲内で動かそうと努力していったのに、何でしないのかというと、今回はアメリカもEUも一緒にやってくれないから。というか、まず第一にとにかくアメリカが反対してるのが怖いということ。いつまでもアメリカにびびってるのが第一。

 第二は、アメリカやEUが同じ方向で介入してくれなかったら効果ないんじゃないかと。1兆も2兆も使って効果なかったらどうしようかということでも、ある意味腰が引けてる。3つめは経験不足で、政権交代してからそろそろ1年近くなるが、この間、本格的な経済政策ってやってこなかった。衆院選で約束した農家の個別補償とか、子供手当とか、高校教育の無償化とかをやってきて、本格的な、マクロもミクロも合わせて経済政策やってこなかった。はじめて直面したのでやり方を知らない。

 だけど3つめのことについて言うと、今の民主党政権は無策だって言うだけで僕はすまないと思ってるのは、今のねじれ国会をいわば活用する最大のチャンスがたった今訪れていて、今朝の新聞で、自民党にとったら政府与党が棚ぼたみたいに失敗ばかりしてくれるので、自民党としてはチャンスだみたいな記事があったが、そういう記事自体が古い発想。そうじゃなくて、今まだ盆明けだから国会は9月ですねと言ってるんじゃなく、すぐに臨時国会開いて、いつも論戦だけのお互いに非難し合うような予算委員会じゃなくて、今まで自民党政権はずっと長いこと経験してきた、さっきの1日で2兆6000億使ったのも自民党政権だから、その時どうだったのかも含めて、当然これは自民党が国難に際して知恵を貸すべきであって、民主党の方も知恵を下さいと言うべきであって、まともな意味の政策連合とか危機に対処するってことはできるわけですよ。

 今言った3つともアメリカに対してびびってるってことも、実は、じゃあ自民党時代びびってなかったのかというと、あの時はアメリカが協力してくれたということであって。これは実はやっぱり日本の根幹の病がここに来て噴き出てるってことだと思います。

(与野党の壁を乗り越えて、一緒に臨時国会開いて、決めていかなきゃいけないと。政治のあるべき姿なんですが、なかなかそういうふうにいかないのは、目前に迫った民主党代表選。こちらの方にみんな必死になって奔走してるからなんでしょうね)

 そうです。民主党は民主党の中で足の引っ張り合い、そして国会全体でいうと与野党全体で足の引っ張り合いをするのが日本政治になってるわけですよ。しかし政治は本来は仲間内とか、すぐ横の国会議員と喧嘩するんじゃなくて、大きなアメリカとか、そういうところとがっぷり四つに組むのが政治じゃないですか。

民主党代表選 小沢前幹事長、鳩山前首相と会談 出馬について一両日中に判断へ(FNN8/25)
民主・小沢前幹事長、自身が主宰する政治塾で講演 代表選出馬には言及せず(FNN8/25)
民主党代表選 菅首相と鳩山前首相が会談 山岡副代表らは小沢氏に出馬要請へ(FNN8/25)

(山岡副代表のあの言葉(山岡氏曰く「何とあっても連立体制を組むことが第一。レッドカードを突き付けた相手は、とりあえず代わっていただきたいというのが本音でいらっしゃるわけですから。その代表としては誰がいいのかと」)は、レッドカードということは、公明党との民公連携とかそういう話になってくるわけですね

 全くそうですよね。山岡さん自身が本音って言葉を使われてましたが、ご自身の本音、それから小沢グループの本音が出たというところで。こないだの参院選で公明党の山口代表はレッドカードを菅さんに対して突き付けてたわけだから、菅さんがいる限りは民公連携できない。逆に長いこと公明党、創価学会側とつき合ってきた小沢さんが総理になってたら民公連携できるでしょうと。そうするとこの「アンカー」でも解説した通り、ねじれ国会は一発で解消するでしょうと。そうすると今の悩みは何もなくなって、解散総選挙も遠のくじゃないかということを、もろに言われてましたね。

(言われてましたね。ちょっとびっくりしましたけど)

 いかに追い詰められているかということですね。山岡さん含めた小沢グループは。

(小沢さんご自身の本心は?代表選に出るのか?)

 で、僕、今ヤマヒロさん、ええ、そうですと言ったのはですね、民公連携をやりたいっていうのが小沢さんの本心なので。同時に今ヤマヒロさん聞かれたのは、代表選に出たいのか出たくないのか、もっとはっきり言うと総理になりたいのかなりたくないのかっていうことでもありますよね。本心は僕は出たいって気持ちはもう満々にあると思います。が、小沢さんの現在の本当の状況は進むも地獄、退くも地獄。

 代表選挙に出たとしますね。勝って総理大臣になったとする。じゃあそれで万歳かというととんでもない。もう検察はあきらめたはずの政治とカネの問題が国会で徹底的にやられる。検察庁というのはあくまで法律の範囲内でしかできないが、国会は国政調査権を持ってて、別に刑法や刑事訴訟法に縛られずにやれる。で、検察は要は、時効にかからなかった小沢さんの容疑というのは、政治資金収支報告書にちゃんと書いたかというだけのことだから、たとえば土地を買ったという4億円のお金はどこから出たのかということは、あくまで本論じゃなくて動機の追及だけだったから、検察は結局それはやりきれなかった。ところがそれ国会だと徹底追及できる。

 それで小沢さんは4億円どうやって作ったかというのは4回ぐらい話が変わってる。最初は皆様の献金と言っていたのが、そのうち金融機関から融資を受けたになり、そのうちこつこつ貯金してたって話になったり。4回も変わった話をもう一回国会でできるわけがない。5回めの説明したらよけいアウト。そうすると総理になったら地獄。代表選に出馬して負けたら即死状態。政治的に死んでしまう。じゃあ出なかったらどうなるか。菅さんに戦わずして負けたのかになって、これ今、地獄のような状況に小沢さん立ってるわけですね。

(代表選に出なくても地獄見ないですむ方法はまだ残されてますか?)

 残されてます。それを今、水面下でやってて、それがほとんど報道されてないのが現状。従って…。

 …………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………
 
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「アンカー」タンカー爆発&米国防総省「年次報告書」と58年分のツケ

■8/18放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

どうなる日米関係…日本見捨て“東南アジア重視”にシフトするオバマ政権真相は?青山がズバリ

100818-14rettou.jpg ホルムズ海峡のタンカー爆発事件の深層、米国防総省が発表した中国の軍事動向に関する「年次報告書」の解説など、今週も盛り沢山です。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
 ※私の使っているMacOS9でついにYouTube視聴ができなくなりました。
  裏技使ってキャプチャしたので画像が粗いですが、ご容赦を<(_ _)>


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(まずはVTRでストレートニュース)

ホルムズ海峡商船三井タンカー損傷事故 調査委員会第1回会合 前原国交相も出席(FNN8/18)

山本浩之
「このニュースにつきましては、先週の青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーでも触れられました。で、このあとの、今日の“ニュースDEズバリ”のコーナーでも詳しく解説をしていただけると、聞いております」

青山繁晴
「はい。あの、まずですね、皆さんあの、今のニュースご覧になってね、あの、おかしいなと、お感じになる方もいらっしゃると思うんですよ。というのは、これ7月28日に起きたことですね。もうそろそろ1ヶ月に近づいてて。えー、起きてから20日ぐらいの間は、要するにタンカーがへこんだだけ、で、インド人の乗組員の方が1人軽傷を負っただけ、だから大したことないっていうふうに、日本の国内報道は全般にそう流れていて」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「で、その中で『アンカー』は、まあヤマヒロさんおっしゃった通り、1週間前に、いや、重大なテロ事件の可能性が高いという趣旨の放送したんですけど、あの、一般的なメディアもですね、他のメディアも、昨日あたりから突然話が変わってきてですね、で、その理由っていうのはその、国交省がレーダーの解析結果を、こうまあ情報として出したからになってんですが、レーダーの情報解析は前からやってるわけですよ。で、突然にあの、いや、あの、実はテロらしいって話に一般報道も変わり、そして、今日この調査委員会が開かれたわけですけれども、その背景にあることをあえて一言で申せばこれです(フリップ出す)」

100818-01frip.jpg

山本浩之
「『顔色が変わった』」
 
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