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「アンカー」小沢氏代表選出馬?エゴエゴ政局&円高で政府・日銀無策

■8/25放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

小沢氏が最後の賭け!代表選の出馬は?鳩山前首相の野望とは…青山ズバリ

100825-16ozahato2.jpg 進むも地獄、退くも地獄の小沢さん。と思いきや、地獄を見なくてもすむ第三の道が用意されていた!?

 コーナー前に、進む円高・株安、また、民主党代表選をめぐる動きついてニュース報道&青山さんの解説がありましたので、まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 コーナー本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
 ※私の使っているMacOS9でついにYouTube視聴ができなくなりました。
  裏技使ってキャプチャしたので画像が粗いですが、ご容赦を<(_ _)>


 内容紹介ここから____________________________


 …………青山さんの解説(あくまで要旨)…………
    (  )内は山本浩之キャスターの発言です
 
菅首相と日銀・白川総裁が電話会談 為替動向含む現在の経済情勢などについて意見交換(FNN8/23)
東証平均株価、約1年4カ月ぶり9,000円割り込む 野田財務相「極めて注意深く見守りたい」(FNN8/24)
菅首相、野田財務相や仙谷官房長官と会談 マーケットの動向を注意深く見守るよう指示(FNN8/25)

(経済無策に関してはいろんなところから批判の声が日増しに強くなってまいりました。そしてこの円高が急激に進んできて、欧米では一時1ドル83円58銭という状況をみて、これ政府と日銀というのは、具体的にはどういう手を打つべきなんでしょうか)

 かなりの数の経済評論家が、実は政府も日銀も打つ手はほとんどないんだとおっしゃってるんですけどね。それ逆に言うと、打つ手が少ないのは事実だが、やるべきことは実は極めてはっきりしてる。まず政府でいうと直接マーケットに介入するしかない。それはアメリカ、EUが支持しようがしまいが、っていうか支持してくれないが、それと関係なく単独で介入する以外にはありません。

 日銀については実は3つぐらい手段あることはあるが、その中で僕は日銀が一番嫌がってる政策金利を、今は0.1%ぐらいだがそれをゼロにするということしかないと思ってます。金利がゼロになると日銀としてはやれることなくなるから、存在価値を否定されるようなもので、それが一番嫌なんですけれども、その嫌なことをあえて日銀がやるというのが決意を示すことになるので。

 従って政府も日銀ももうやることはそれぞれはっきりしてるので、やるかやらないかだけのことなんですよ。難しい話じゃないんですね、本当は。

(大変明快なお答えで、やれることは限られていると。じゃあどうしてそれを政府も日銀もやらないのか?)

 その理由も実は非常にはっきりしてると思う。まず政府について、どうして為替マーケットに介入しないのか。たとえば98年4月、1日で2兆6000億円のお金をつぎ込んで介入したこともある。それで何とか円を正常な範囲内で動かそうと努力していったのに、何でしないのかというと、今回はアメリカもEUも一緒にやってくれないから。というか、まず第一にとにかくアメリカが反対してるのが怖いということ。いつまでもアメリカにびびってるのが第一。

 第二は、アメリカやEUが同じ方向で介入してくれなかったら効果ないんじゃないかと。1兆も2兆も使って効果なかったらどうしようかということでも、ある意味腰が引けてる。3つめは経験不足で、政権交代してからそろそろ1年近くなるが、この間、本格的な経済政策ってやってこなかった。衆院選で約束した農家の個別補償とか、子供手当とか、高校教育の無償化とかをやってきて、本格的な、マクロもミクロも合わせて経済政策やってこなかった。はじめて直面したのでやり方を知らない。

 だけど3つめのことについて言うと、今の民主党政権は無策だって言うだけで僕はすまないと思ってるのは、今のねじれ国会をいわば活用する最大のチャンスがたった今訪れていて、今朝の新聞で、自民党にとったら政府与党が棚ぼたみたいに失敗ばかりしてくれるので、自民党としてはチャンスだみたいな記事があったが、そういう記事自体が古い発想。そうじゃなくて、今まだ盆明けだから国会は9月ですねと言ってるんじゃなく、すぐに臨時国会開いて、いつも論戦だけのお互いに非難し合うような予算委員会じゃなくて、今まで自民党政権はずっと長いこと経験してきた、さっきの1日で2兆6000億使ったのも自民党政権だから、その時どうだったのかも含めて、当然これは自民党が国難に際して知恵を貸すべきであって、民主党の方も知恵を下さいと言うべきであって、まともな意味の政策連合とか危機に対処するってことはできるわけですよ。

 今言った3つともアメリカに対してびびってるってことも、実は、じゃあ自民党時代びびってなかったのかというと、あの時はアメリカが協力してくれたということであって。これは実はやっぱり日本の根幹の病がここに来て噴き出てるってことだと思います。

(与野党の壁を乗り越えて、一緒に臨時国会開いて、決めていかなきゃいけないと。政治のあるべき姿なんですが、なかなかそういうふうにいかないのは、目前に迫った民主党代表選。こちらの方にみんな必死になって奔走してるからなんでしょうね)

 そうです。民主党は民主党の中で足の引っ張り合い、そして国会全体でいうと与野党全体で足の引っ張り合いをするのが日本政治になってるわけですよ。しかし政治は本来は仲間内とか、すぐ横の国会議員と喧嘩するんじゃなくて、大きなアメリカとか、そういうところとがっぷり四つに組むのが政治じゃないですか。

民主党代表選 小沢前幹事長、鳩山前首相と会談 出馬について一両日中に判断へ(FNN8/25)
民主・小沢前幹事長、自身が主宰する政治塾で講演 代表選出馬には言及せず(FNN8/25)
民主党代表選 菅首相と鳩山前首相が会談 山岡副代表らは小沢氏に出馬要請へ(FNN8/25)

(山岡副代表のあの言葉(山岡氏曰く「何とあっても連立体制を組むことが第一。レッドカードを突き付けた相手は、とりあえず代わっていただきたいというのが本音でいらっしゃるわけですから。その代表としては誰がいいのかと」)は、レッドカードということは、公明党との民公連携とかそういう話になってくるわけですね

 全くそうですよね。山岡さん自身が本音って言葉を使われてましたが、ご自身の本音、それから小沢グループの本音が出たというところで。こないだの参院選で公明党の山口代表はレッドカードを菅さんに対して突き付けてたわけだから、菅さんがいる限りは民公連携できない。逆に長いこと公明党、創価学会側とつき合ってきた小沢さんが総理になってたら民公連携できるでしょうと。そうするとこの「アンカー」でも解説した通り、ねじれ国会は一発で解消するでしょうと。そうすると今の悩みは何もなくなって、解散総選挙も遠のくじゃないかということを、もろに言われてましたね。

(言われてましたね。ちょっとびっくりしましたけど)

 いかに追い詰められているかということですね。山岡さん含めた小沢グループは。

(小沢さんご自身の本心は?代表選に出るのか?)

 で、僕、今ヤマヒロさん、ええ、そうですと言ったのはですね、民公連携をやりたいっていうのが小沢さんの本心なので。同時に今ヤマヒロさん聞かれたのは、代表選に出たいのか出たくないのか、もっとはっきり言うと総理になりたいのかなりたくないのかっていうことでもありますよね。本心は僕は出たいって気持ちはもう満々にあると思います。が、小沢さんの現在の本当の状況は進むも地獄、退くも地獄。

 代表選挙に出たとしますね。勝って総理大臣になったとする。じゃあそれで万歳かというととんでもない。もう検察はあきらめたはずの政治とカネの問題が国会で徹底的にやられる。検察庁というのはあくまで法律の範囲内でしかできないが、国会は国政調査権を持ってて、別に刑法や刑事訴訟法に縛られずにやれる。で、検察は要は、時効にかからなかった小沢さんの容疑というのは、政治資金収支報告書にちゃんと書いたかというだけのことだから、たとえば土地を買ったという4億円のお金はどこから出たのかということは、あくまで本論じゃなくて動機の追及だけだったから、検察は結局それはやりきれなかった。ところがそれ国会だと徹底追及できる。

 それで小沢さんは4億円どうやって作ったかというのは4回ぐらい話が変わってる。最初は皆様の献金と言っていたのが、そのうち金融機関から融資を受けたになり、そのうちこつこつ貯金してたって話になったり。4回も変わった話をもう一回国会でできるわけがない。5回めの説明したらよけいアウト。そうすると総理になったら地獄。代表選に出馬して負けたら即死状態。政治的に死んでしまう。じゃあ出なかったらどうなるか。菅さんに戦わずして負けたのかになって、これ今、地獄のような状況に小沢さん立ってるわけですね。

(代表選に出なくても地獄見ないですむ方法はまだ残されてますか?)

 残されてます。それを今、水面下でやってて、それがほとんど報道されてないのが現状。従って…。

 …………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………
 
山本浩之
「もうコーナーへ行きますか。そうですね。実は今日の青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーも、この民主党代表選の行方についてお話をいただけるというふうに伺っています」

青山繁晴
「はい。あの、実はしばらく政局の話をしないで来ました。えー、それはひとつには、さっき小沢さんは下世話な政局って言ってましたけどね、あの、もう何と言いますかね、野望がどうしたこうしたって話、ちょっと疲れたということもあるけれども、一番の理由っていうのは、当事者本人がどっちに行くか全然分からなかったってことです。で、これがようやく定まってきたので、今日は満を持して政局のお話をいたしたいと思うんですけけれども、今日のキーワードはこれです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『エゴエゴ政局』」

青山繁晴
「はい。最近、エコって言葉は流行ってますけど、そうじゃなくて、エゴエゴ政局。もう当事者みんなが自分のエゴイズムで動いてる、もうエゴエゴの政局だということをお話ししたいんですが、今日はですね、そこから始まって、日本の政治ってほんとは一体何なのかという、その一番ほんとの根っこのところこそ、皆さんと一緒に考えたいと思います」

山本浩之
「はい。ではコマーシャルを挟んで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「ま、一国の総理を決めることになる民主党の代表選挙なんですけれども、青山さんはそこから、今日のこのコーナーでは、この日本政治の根本を考えたいということで、最初お出しになったキーワードは『エゴエゴ政局』でした。ではさっそく解説をお願いします」

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青山繁晴
「はい。まずこれ、民主党の代表選挙は、一騎打ち『か』になってて、一騎打ち『へ』じゃないんですね。すなわち、やっぱり小沢さんだいぶ出にくい状況にはなってます。なってますが、でもそれは小沢さんが乾坤一擲(けんこんいってき)の勝負に出ると決めたら、一騎打ちになりますから、今のところ『か』になってると。で、ちなみに小沢さん出なかったら、無投票になるはずですけどそうなったら、まあダメもとで出る人があるかもしれませんね。で、その上で、ヤマヒロさんが今おっしゃった通り、この民主党代表選挙の行方、すなわち次の総理が誰なのかってことは皆さん、強い関心あると思いますが、それでも、もっと、結局日本の政治って一体何でこうなのっていうその根本を知りたいなって有権者、視聴者の方は多いと思うんですよね。それを今日考えていきたいんですけれども。あの、このコーナーは先週も先々週も、その、安全保障について、あるいは安全保障と絡んでエネルギーについて日本に危機が迫ってるってお話をしたんですけれども、あの、今日のこれまでのニュースも出ましたけども、今、日本経済に、ま、大きな危機が迫ってるってことですね。そのことについて、おととい重要なことがありました。はい、出して下さい」

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村西利恵
「おととい、菅総理は日銀の白川総裁と15分間の電話会談を行いました」

青山繁晴
「はい。これあの、さっきのニュースにもありましたけど、まずこの、電話会談ってつまり、これ電話はこれ、ないはずだったんですよ」

村西利恵
「うん、直接会うはずだったと」

青山繁晴
「はい。で、それも、ま、あの、日銀総裁と総理大臣ていうのは、たとえば鳩山さんも、9ヶ月の間に3回も会ってますけれどね、しかしその、場面によってはいわば歴史的な会談になることもあるんですよ。というのは、もともと日本銀行は世界の中央銀行と同じように、特に先進国、日本のような先進国では、必ず独立してなきゃいけないんですね。だから日銀が何をするかについて、いちいち総理にお伺い立てることはありませんから、だから会談するってことは実に重要なことで、そして今までの日本経済と違って、アメリカもEUも日本の仲間になってくれない。そういう状況の中で日銀と総理が会うっていうことは、もう当然、世界の注目、それからマーケットの注目も集めたんですが、会うこと自体をやめて、実は菅さんの方からお電話にしちゃったということなんですよね。それも15分で終わったんですけれども、それどうしてそうなったかは、まだ全部ははっきり分からないけれども、要は実は背景にこれがあったからだと。はい」

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村西利恵
「政府から何の表明もなかった」

青山繁晴
「はい。これはですね、あの、総理の方からまず日銀総裁に会いたいって話をした。これは間違いありません。つまり日銀の方はなるべく会いたくないんですよ。つまり会うと、独立性を損なってると見られるから、そうすると世界から後進国に見られちゃいますから、日本は、経済においてですよ。だからなるべく会いたくない、それでも総理は、あの、会いたいと。会いたいと言ってきたら普通、政府としてはこうしますと、それに歩調を合わせて、日銀もたとえばさっき言った通り、ゼロ金利やってくれませんかってこと表明があるはずですよね。これ、で、なかった、その通りなかったんですが、なかったの前に、予め言うことがないということになって、総理がつまり決断しなかったから、会っちゃって、なかったら余計ショックだろうと、いう入れ知恵を、僕の聞いてる限りでは、財務官僚からもあってですよ、財務省とは言わないですよ、でも菅さんが頼りにしてる財務官僚からは、総理、こういう時は電話にしとくのがいいんですよっていう話、囁きがあったと僕は聞いてます

一同
「へえー、なるほど…」

青山繁晴
「それで電話にして、それで15分と言っても、でも、総理大臣と日銀総裁ですよ、15分で十分話できるじゃないですか。さっきのニュース解説でも、1分ぐらいでやってるわけですからね、何すべきかっていうのを。ところがその間、日銀と政府が緊密にこれからコミュニケーションしましょうねっていう話しかなかったというから、みんなびっくりしたわけですよ。それで実は僕の後輩記者も含めて、えー、首相官邸で行われた記者会見、仙谷官房長官の定例会見に、僕の後輩記者も出てたわけですけど、その記者会見の時にみんな、えっ電話だったのというね、雰囲気がその、あふれたそうで、いやあの、ちょっと待って下さい、その、電話でも、その、政府として、為替の単独介入、これは要するに、円を売ってドルを買いますと、日本のお金でそうやりますということを言ったんですかと言ったら、仙谷官房長官が、そんな話は全くなかったと、言われたと」

村西利恵
「確かにあれ、がっくり来ましたよね」

青山繁晴
「ええ、これはね、仙谷さん、申し訳ないけどやっぱり誤解しててね、こういう危機になる前は、総理大臣が軽々に為替のこと言っちゃいけない、それはそうなんですよ。しかしこうなった時は逆にバンと言わなきゃいけないのに、そこに頭が切り替わってないんですよね。で、仙谷さんの会見については、実は民主党の議員からも、僕との電話の会話で、あれがもうけっこうトドメになったよねと、いうふうに言ってました。で、その上でですね、今のその円高がどうして起きてるかっていうのは、やっぱり僕らここで、こう考えるべきだと思うんですね。はい、ちょっと出していただけますか」

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村西利恵
「イギリス政府系の戦略アナリストによると、『欧州やアメリカは、自国の通貨を安くして中国にモノを買ってもらおうとしている』」

青山繁晴
「はい。これあの、この人、ま、実際には髪ないんですけれども(一同笑、ヤマヒロ苦笑)、えー、この人は、あの…。いやいやいや、僕はあの、事実を淡々と述べてるんで(笑)」

村西利恵
「いつものパターンですね」

山本浩之
「シルエットだからそれは分かりやすいですけどね、髪のあるなしは…」

青山繁晴
「だから細身のシルエットはまさしく、あの、すごいダンディな……」

山本浩之
「だからそんなこと、僕にとっては、どうだっていいんですよ(笑)」

青山繁晴
「あの、ダンディなイギリスの紳士で、僕も長いつきあいで信頼してる人で、たぶん『アンカー』で3〜4回この人の話、引用したと思うんですが、実はあの、メールと電話でやりとりしてるんですが、今回僕の方から聞きましてね、あの、要は今の円高っていうのは、アメリカが自分の通貨のドルを安くしようとしてて、で、ヨーロッパもユーロを安くしようとしてて、で、その反動で円が上がってるってことですが、あの、それはもちろん意図的にやってるというふうにヨーロッパもアメリカも言ってないんだけど、この人イギリスの政府系ですから、ヨーロッパの政府系と言ってもいいわけですね、だから彼に、意図的に安くして、その結果、中国にモノを売りやすくする、つまり中国にモノを売るとき値段を安くする、それが狙いですよねって聞いたら、その通りと、あの、そのように、ま、原文は英語ですけども、彼はそうやって繰り返したわけですね。ということは皆さん、今、日本は大変これで、本当に深刻な事態に行きつつあるんですが、実は世界の中で、それでヨーロッパ、アメリカも、あの、それでOKってわけじゃなくて、ヨーロッパもアメリカも苦しいことに変わりない。その中で、一人だけもう万々歳だよねっていう所があって、それはこれなんですね」

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村西利恵
得をしているのは中国

青山繁晴
「はい。えー、ということはですよ、これ皆さん、あの、ユーロ、ドル、そして私たちの円、みんな自由な通貨ですよね。その、あの、政府が介入したりすることはあるけども、介入もお金を使ってマーケットの中でやると、いう意味でルールがはっきりしてるんですが、この人民元だけはそのルールから外れてるんですよね。実際は中国にも中央銀行もちろんありますけど、中国共産党の指導の下、この人民元もコントロールしてて、ま、ボックス圏て言いますけど、この一定の範囲内では、その、人民元は上げたりするけども、これ以上は絶対行かせない。ね。あの、自由でないと。つまりこれは経済における独裁主義なんですよ。それが唯一得をしてる状況っていうのは、だから日本は円をどうにかしなきゃいけないっていうのは、日本経済だけのことだけじゃなくて、これ世界のルールをおかしくするんですよ。あの、二度の悲惨な世界大戦を経て、経済は自由でなきゃいけないということが、いわば平和の礎でもあるんで。いや、自由な経済じゃなくて、その、独裁して管理する方が有利ってなってくると、その、新しい戦争にリスクも含めて、その、おかしなことになりますよって状況なんです。だから日本経済が困りますよねっていう話だけじゃない。その、アジアと世界全体の問題なんですよね。その中で、日本国の総理が何をしてるかというと、皆さんご承知の通り、これですね」

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村西利恵
「おとといから今日にかけて、菅総理がかなりの時間を費やしているのが新人議員との懇談会です」

青山繁晴
「はい。これ実はここからいろんなことが見えてくるんですけれども、ま、ここに写ってる新人議員の方も、特にね、みんな若い感じですけれど、実は大与党の民主党って、実に衆参合わせて150人ぐらいが1年生なんですよね。だからそれは、実はそれが一番大票田だから、この、同じ派閥抗争、党内抗争やるにあたっても、実は1年生議員を最大のターゲットにすると。それは今の民主党の現状でもあるんですよ。つまり経験者が少ないってことでもあるんですね。その上で、あえて言うと、当選1年生に過ぎない、ごめんなさいね、でもやっぱり経験不足な方々に対して、菅さんは、えーっというびっくりの発言を2つなさっていて、1つはこれです」

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村西利恵
「1つめは、新人議員の懇談会の中で、『3年後に衆参ダブル選挙をやればいい』と話したこと」

青山繁晴
「ええ。これ実は報道の前にですね、報道の直前に僕、電話で聞きまして、あの、電話の向こうの、ま、はっきり言うと、新人の衆院議員の人にね、えっ、こんなこと言わないでしょうと、僕言ったんですよ。聞いたらそう聞こえるかなって話でしょう、と聞いたら、いやいや青山さん、違いますよ、衆参ダブル選挙3年後ってはっきり言われましたよ、って言ったから」

村西利恵
「はっきりと」

青山繁晴
「僕、あの、あんまり言いたくないけど、携帯電話を持ったまま、固まったですよ、一瞬ね。で、これは、あの、もう他の報道でもたくさん出ていて、その、総理大臣は、いつ解散するか分からない、その刀をいつ抜くか分からないっていうのが総理大臣のほとんど唯一の武器と言ってもよくてですね、それをもう、いや、3年間抜かないよって言っちゃったら、これからどうやって戦うんだと。ねじれ国会どうやって乗り切るんだっていう話はそれ、あふれてますが、実は菅さんもそれは分かっていて、やらなきゃいけなかった。それどうしてかっていうとですよ、この菅さんの発言の前にこれがあったからです。はい、出して下さい」

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村西利恵
民主党の山岡副代表は、今週の日曜日に『総理が代わらないと間違いなく解散に追い込まれる』と話しました」

青山繁晴
「はい。これ実は来年3月のことを言っててですね、菅さんだと、さっきのニュースにもありましたね、公明党との連携もできないから、ねじれ国会は極端にねじれたままであって、来年3月に予算を上げなきゃいけない時に、予算本体は衆議院が優越ですから通りますけど、その予算を実際に使う時に、関連法案ていうのをたくさん上げなきゃいけないんですが、全部通らないから、それを上げてもらうためには、解散して、解散して今後総選挙やったら民主党はおそらく減るでしょうから、そこに追い込まれるよ、ということを、いわば脅しとして言ったわけですね。ということは、特に1年生議員に、去年の8月、代議士に就職できたんだろうと。国民からたくさんの歳費もいただいてですよ、新幹線もただで乗れて、飛行機も月4回までだったらただで乗れる身分、手に入れたんだろうと。ね。それが来年3月に終わったら困るんじゃないのっていうその脅しに、山岡さんはそういう真意でないかもしれないけれども、その脅しに聞こえるわけですよ。従って菅さんは、これを敵のエラーと見たんですよ。推測で言ってるんじゃありません。菅さんに近い人から複数から聞いてますが、敵失、敵失、敵がエラーした時に付け込むのが菅さん、上手なんだよと、だから菅さんの方は、いやいや、私が総理やってたら、3年間、身元保証しますよと」

村西利恵
「なるほど」

青山繁晴
「これ皆さんね、喜んで言ってるように思われると困るんですが、そうじゃなくて、僕は実際、胸の内はえぐられる気持ちで言ってるんですが、これ菅さんも、前国対委員長、いま副代表の山岡さんも、そして聞いてる1年生議員の方も、僕に電話してきてくれた人も含めてです、結局自分のエゴばっかりじゃないかというのを、受け取るのが、普通の常識じゃないですか。だからエゴエゴ政局と言わなきゃいけないんですが、この山岡さんが支える人は、小沢さんんですね。そしてその小沢さんはさっきのニュースの中で、その、いわば教育を憂えると、その、いわばこの、はっきり分かりやすく清らかに、清らかにとは言ってないけど、そういう感じを言われてましたが、みんなあ然として聞いたんじゃないかと思いますが、その、小沢さんをそのように言って、総理になったら自分はやりたいことがある、たとえば教育なんだよ、意外かもしれないけど教育だよと言って、自分は総理大臣になりたいってことを本当は、気持ちとして言われてたわけですよ。しかしその小沢さんは、じゃあ自分のエゴがなくて、総理大臣になりたいと思ってるのかというと、いや、違うということをはっきり言った人がいます。はい、これです」

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村西利恵
「小沢さんが代表選に出馬したい理由について、民主党の渡部恒三元衆議院副議長は、『総理になると検察は小沢氏を起訴できなくなる』と指摘しています」

青山繁晴
「はい。あの、渡部恒三さん、えー、自称、平成の黄門、えー、僕はこの『アンカー』でかなり厳しく恒三さんについて触れてきたと思うんですが、まあしかし、恒三さんは小沢さんを非常に古くから知ってて、それからやっぱり民主党の中で今、全体をご覧になってる立場の方ですね。その人がこう発言されたというのは非常に実はあの、意味が重いっていうか、その、小沢さんのほんとの腹の中をえぐってるところがあってですね。これどういう意味かというとですね、あの、実は鳩山内閣のところ、鳩山政権時代にね、皆さん思い出して下さい、鳩山さんがお母様から多額のお小遣いいただいてたと。それは鳩山家のいわばご自由だけれども、そのお金について贈与税その他の税金払ってたのか、払ってないんじゃないかと。それ、何で脱税でやられないのかってことありましたね。それで僕は東京地検特捜部に実際に行きまして、おかしいんじゃないかと言った時に、検察側が、いや、これだよと出してきたのがこれなんですね。はい、出して下さい」

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村西利恵
憲法75条には、『国務大臣は、その在任中、内閣総理大臣の同意がなければ、訴追されない。但し、これがため、訴追の権利は、害されない』とあります」

青山繁晴
「はい。これ訴追って司法当局に追及されることですけれども。この、大臣たるものは、総理のOKがないと訴追をされないってことは、これ検察の言い分ですよ、その時のね。総理大臣も大臣の一人なんだから、ご自分の訴追についても、ついて、同意するはずがないから、要は憲法は、総理大臣は訴追できないってこと言ってるんですよと。僕はこの辺(こめかみのあたり示して)がこうブチっと切れる感じがしてですね、あの、検察側に申したのは、ここを読んで下さいよと、『但し、これがため、訴追の権利は、害されない』って書いてあるんだから、少なくとも国民に、主権者に分かるように、総理大臣、あなたは脱税してるじゃないですか、と思いますよと、我々は、だから訴追したい、自分で自分の訴追を認めて下さいってことを迫ることはできるはずでしょ。やらなかったじゃないですか。だから検察は怠慢だと言いましたが、検察は聞く耳持たず、その件はそれで終わったんですよ。ということは、この国では総理大臣は、犯罪犯しても追及されないって、これ検察にもだから重大な責任があって、そうなってしまってるわけですよ。それを踏まえて、渡部恒三さんは、小沢さんの真意というのは、総理大臣になったらもう二度と(検察に)やられることはないということにあるんじゃないか、少なくともそうやって受け取られるのが民主主義の危機だってことを、恒三さんは言ってるわけですね。ということは、小沢さんも実は大きなエゴに、深いエゴに動かされてるんじゃないかってことですね。それからもう一つ、菅さんが、戻りましてね、菅さんが1年生に話した発言で、もう一つびっくりする発言がありました。それはこれです」

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村西利恵
「2つめは、同じく新人議員との懇談会の中で、『小沢さんがいてくれたから政権交代できた。大変な手腕だ。いずれ小沢さんのような人が必要になるときもあると話したものです」

青山繁晴
「はい。えー、これ、えー、皆さんびっくりされたでしょ(一同同意と笑)。ま、ここまではいいんですよ、実際に小沢さんいなかったらおそらく政権交代できなかったでしょ。しかし、このあとね、いずれ小沢さんのような人が必要になるときもあるとおっしゃってるのは、小沢さんを要職に起用するってことでしょ。6月に、菅さんは、しばらく静かにしてた方が小沢さんのためにも、民主党のためにも、そして国のためにもいいとおっしゃったんでしょ?(笑)6月の発言をいま覆すようなこと、みんなびっくりされたでしょ。そのことを踏まえて、この、このあと後半にお話をしたいんですが、後半に向けてのキーワードは実はこれです(フリップ出す)」

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村西利恵
「ここでズバリキーワードは『希望』。ですが、その前に、この菅総理発言に隠されたメッセージについて、詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「2つめのキーワードは『希望』でしたけれども、先ほどの菅総理のその発言の裏側に隠されているメッセージとは一体どういうものなんでしょうか。続きをお願いします」

青山繁晴
「まずですね、この、6月には菅さんは、小沢さんのおかげで政権交代できた、大変な手腕だ、けれども、しばらくは静かにしてるべきだと言われたんですね」

村西利恵
「そうでした」

青山繁晴
「それが突如として、小沢さんが必要なんだってことを言われたっていうのは、僕ら主権者、有権者にとってもびっくりですけれども、これ、たとえば閣内で前原さん、野田さん、岡田さんという方々、今、菅さんを支える人にとっても驚き、はっきり言うと裏切りですよね

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「たとえば前原さんについて言うと、菅さんが国家戦略室を廃止したりした時に、もうはっきり首相批判してたじゃないですか。しかしそれでも、前原さんは小沢的なるものをやめないと、そこから脱出しないと政権交代の意味がないっていうことは、もう前原さんのいわば、ごめんなさいね、あの、こういう言い方で、でも、虚仮(こけ)の一念のように、それを考えてるから、脱小沢で行くなら菅さんを支持しようと思ってたのに、こうなると、あの、裏切られたってことになるわけですよ。菅さんはそれも分かってて、その、あえてこう言った。それは普通に考えると、小沢さんに気を使ったってことになるんでしょうが、違います。そうじゃなくて、実は気を使った相手はこの人です

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村西利恵
「それは鳩山前総理」

一同
「ああー(驚き)」

青山繁晴
「はい。で、ま、鳩山さんも小沢さんもわずか3ヶ月くらい前に責任取って辞めたはずが、どうしてこう出てくるのかってことも皆さんびっくりされるでしょう」

山本浩之
「そうですね(笑)」

青山繁晴
「どうして菅さんがわざわざ気を使わなきゃいけないのかと思われるでしょうが、それはニュースというのは、いつも申してる通り、実はよく分かるヒントがあって、最新のニュースの一つがこれですよね。きのうの(8/24の)夜のことです。はい」

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村西利恵
「昨夜、小沢さんと鳩山さんが会談を行いました」

青山繁晴
「はい。そしてこの会談で何があったかっていうのは、これ普通に報道されてますね。はい、もう出して下さい」

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村西利恵
鳩山前総理が、自分は菅総理を支持すると話したと

青山繁晴
「はい。これ、まあ、ほとんどこれだけ報道されてるわけですけども、これだけ見たら、じゃあ小沢さんはもうダメじゃないかと。鳩山グループ、まあけっこう人数の多い鳩山グループが菅さんの側についたら終わりじゃないかと。だからその、菅さんはその鳩山さんに、気を使わなきゃいけないんだねという話にストンと落ちそうですが、もちろんその、菅さんが鳩山グループの票がほしいってことはありますよ。それからできたら、その、小沢さんを説得してほしいってこともある。実は僕言ったその後半の方が本当のポイントなんですよ。票よりも、つまりその、小沢さんが出た時の票とかそういうんじゃなくて、小沢さんを出なくするための、実は秘策があって、それがさっきコーナーの前のニュースでヤマヒロさんが聞かれた、じゃあその進むも地獄、退くも地獄の中で、一つだけ、手があるんですかと言われた、それがこれなんです」

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村西利恵
出馬せずに菅総理に恩を売って、幹事長になってはどうか(一同驚き)。つまり小沢さんが復活するということですか?」

青山繁晴
「はい。皆さん、まずここにカギカッコ、あえて外しました。えー、僕は実は双方の関係者から、こういう示唆が鳩山さんから明々白々にありましたよということを聞きましたが、でもこの言葉通りではないと思います。つまりまあ、あの、鳩山さんと小沢さんの間ですから、もう、あの、少し言えば分かるってこともあって、でも意図としてはこういうこと言われた。で、なってはどうかって、これはっきり言うと、幹事長に復活してはどうかってことですよね。で、これはしかしね、大した企み、あえて言いますけど大した企みですよ。というのは、幹事長というのは、要するに国会で追及受けても要するにその、壁一枚向こうの話なんですよ。たとえば小沢さんが総理大臣になったり、あるいは総理大臣にならない、つまり出馬しない、代表選に出馬しない、それをたとえば副総理にするとか。でもそれだったら、国会でもう当然引き出されてガンガンにやられるわけです」

岡安譲
「確かに」

青山繁晴
「しかし幹事長だったら、国会の追及は壁一枚向こうの話だし、それから実はやっぱり予算のこと考えたら、来年3月頃に解散総選挙になる可能性はやっぱりあるわけですよ。つまり選挙が近付いてくるとですよ、幹事長が仕切る。だから実はこれ幹事長だけとは限らずに、たとえば選挙担当副代表みたいなものを新たに作ってですよ、選挙の権限はみんな小沢さんに与えて云々かんぬん、つまり党でお金や人を動かせる立場にしてもらえばいいじゃないですか、そのためには出馬しないことが最大の恩を売れるんですよ、と、あの、恩を売れるんですよってことを実は鳩山さんはやってて、それを新聞が、あるいはあの、テレビ番組でも、鳩山さんが善意の仲介者、民主党が割れては困るから善意で仲介してると言ってますが、それだったら鳩山さんだけはエゴを離れてるように見えるけども、違います。鳩山さんがこうやって動く理由は実は大きなエゴがあって、それはこれです。出して下さい」

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村西利恵
「鳩山さんの狙いは、外務大臣として復活し、北方領土問題で汚名を返上したい

青山繁晴
「はい。この、まあ外務大臣ていう職にはっきりなるかどうか、つまり代表選挙のあとの新しい内閣でですね、えー、それは必ずしもはっきりはしてないけども、鳩山グループの中ではっきり、いや、あの、首相から外務大臣というのはけっこう実は、話としては前にもあったんですよ。たとえば、細川総理があの辞め方したあとに、海外で評判いいから外務大臣やってはどうかって話があって、それは、細川さんが断ったんですよ。ところが鳩山さんの側近に言わせると、鳩山さんについては断らないだろうと。どうしてかというと、とにかくあの惨めな9ヶ月の汚名を返上したいと。そのためには鳩山一族、お祖父様の鳩山一郎総理は日ソ国交回復をしてるわけで、息子さんは今、モスクワ大学にいらっしゃるわけで(一同笑)。鳩山由紀夫さんの息子さんは。そして実は明日からモスクワに行くんですよ。そして息子を訪ねるってことは表面上の理由になってますが、実は9月には、またそのロシアに行ってですよ、鳩山さん、今度はメドベージェフ大統領と会うんじゃないかとか、あるいはプーチン首相とも会うんじゃないかって話もあるぐらい、要は、その、北方領土を何とかしたいと。そうすると歴史に残ってですよ、自分の汚名が注がれると」

村西利恵
「でもね、…」

山本浩之
「知らないよそんなこと(笑)」

村西利恵
鳩山さんて、総理大臣を務めた人がそのまま影響力を行使したら、それが政治を混乱させるんだって言った、その本人ですよね

青山繁晴
「そうです。えー、だからその本人に(笑)僕ら苦情を言わなきゃいけないと思いますが、これその、たとえば北方領土を、その、ロシアの言い分に負けないで、日本の国益のためにやるっていうなら僕はエゴって言いませんけれど、汚名返上が先に立つと、どうしても相手に足下見られて、なぜロシアが歓迎するかというと、この人と交渉だったらやりやすいからですよ。このエゴがある人だったらやりやすい。歯舞、色丹の小さな島、二島で行けるんじゃないかと思うからロシアは相手にするわけで、そうすると皆さんね、あの、お三方の顔、あの、最後に出していただけますか」

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青山繁晴
「申し訳ないけども、この立派な人たちがみんなエゴエゴエゴで動いてるということなんですよ。しかし皆さん、今日は日本政治の根幹を考えると僕は申した通りですね、今、8月の今日は25日ですけど、10日前が旧盆ですよ、皆さんの地域をふり返っていただくと、盆踊りやられた時に、たくさんの政治家が盆踊りに参加したでしょう?盆踊りに来た政治家に投票するってことをやってきたのは僕ら自身ですよ。幼稚園の運動会、これから秋になったら運動会ですけど、幼稚園の運動会に来た政治家に投票するとやってきたのは僕ら自身で、そして選挙になるたびに必勝って書いて、自分だけは勝ちたいと、私だけは助けてくれって言った候補者に投票してきたわけじゃないですか。つまり、相手がエゴイストであればあるほど投票してきたでしょう?そして、本来の政治っていうのは自分だけは負けていい、自分だけは助からなくていい、そのかわりに、祖国と国民だけは勝ってほしいっていうのが本来の政治家のはずなので、実は自民党政権時代も含めてですよ、急にこの人たちがエゴエゴ政局になったわけじゃないっていうことを考える、これが良い機会だと思うから、皆さん、もう時間はないですけど(先ほどの2つめのフリップ出す)、もう一度『希望』の2文字を見てほしいんですが、こういう追い詰められた時ほど僕たちは、自分が、自分たちが主権者として何が出来るのかってことを考える、ほんとのチャンスだと思いますから、今日はあえて希望という言葉で締めくくりたいと思ったんです」

山本浩之
「はい。ありがとうございました。以上“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 小沢さん、講演で教育問題について語ってた時、こんなこと言ってましたよね。
 「真剣に、まじめに生きるということが教育・子育ての根本ではないかと思っております」
 ……あなたにだけは言われたくないです!(T^T)

 あと、鳩山さんもいい加減にしてほしいですわ。
 この人が出てきたらロクなことにならん!
 「鳩山さんて、総理大臣を務めた人がそのまま影響力を行使したら、それが政治を混乱させるんだって言った、その本人ですよね」って村西利恵さん、ナイスツッコミでした(≧∇≦)

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※拙ブログ関連エントリー
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんのブログです。ご本人に直接コメントが送れます。
誰にも手渡してはならない自由意志
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。


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