カンボジアの紙幣に描かれた日本「ビーバップ!ハイヒール」より

■3月30日放送 ABC(朝日放送)「ビーバップ!ハイヒール」
 〜紙幣を見れば世界が分かる!〜

120329-00bebap.jpg 木曜深夜11時台の放送にもかかわらず、2桁の視聴率をとる関西の人気番組です。

 この日のテーマは、紙幣に込められた知られざる物語を読み解き、世界の国々の素顔に迫るというもの。

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 カンボジア紙幣に描かれた、日本にまつわる感動の実話も取り上げられました。
 その部分のみですが、放送内容をまとめてみました。
 
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桜よ日本よ被災地よ

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 そろそろ桜の季節ですね(^o^)

 今日はちょっと趣向を変えて、桜にまつわる言葉・歌・エピソードなどを、桜の画像とともにお届けします。
 過去に拙ブログで紹介したものもかなり混じってますが、ご了承を(^^ゞ

 ※桜の画像は、言及がない限りはフリー素材からの転載です。
 
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語り継ぎたい3・11体験談、そして被災地へのエール

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[アメリカ海洋大気圏局が公開した震災前後の日本の夜間照明。震災被害の大きさを表す一つの資料です。詳細はこちらを

 今日は、主に産経新聞に掲載された読者の手紙「私の3・11」から、引用させていただきます。

 あの日のことを忘れないために、また後世に語り継ぐために……。
 折に触れ、読み返したくなる珠玉の体験談、被災地へのエールです。

 ※画像はイメージで、本文とは直接関係はありません。

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【東日本大震災-11】外国人から見た日本と日本人(33)

※このシリーズの一覧を作ってあります。
 【一覧】外国人から見た日本と日本人

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 「外国人から見た日本と日本人」。第33弾です。
 3/15付:【東日本大震災-1】外国人から見た日本と日本人(22)
 3/22付:【東日本大震災-2】外国人から見た日本と日本人(23)
 3/28付:【東日本大震災-3】外国人から見た日本と日本人(24)
 4/16付:【東日本大震災-4】外国人から見た日本と日本人(25)
 4/25付:【東日本大震災-5】外国人から見た日本と日本人(26)
 6/6付:【東日本大震災-6】外国人から見た日本と日本人(27)
 7/11付:【東日本大震災-7】外国人から見た日本と日本人(28)
 8/6付:【東日本大震災-8】外国人から見た日本と日本人(29)
 10/18付:【東日本大震災-9】外国人から見た日本と日本人(31)
 12/1/7付:【東日本大震災-10】外国人から見た日本と日本人(32)
 に引き続き、震災編パート11となります。
 
 
ルーシー・ウォーカー=イギリス人。映画監督。東日本大震災の被災地にカメラを向けた「津波そして桜」が2012年、アカデミー賞のドキュメンタリー短編賞にノミネートされた。
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TBSのインタビューより(リンク切れ)

 被災地で被災者が私たちに食べ物を差し入れようとしたんです。
 私たちは「いいえ!いいえ!あなたは被災者で、こちらは訪問者だから、私たちが差し上げます」と言いました。
 でも、その人たちはもてなしの気持ちが強くて、私たちにくれようとするんです。
 あの状況の中、あの日本人の資質はとてもすばらしいと思いました。

※映画『津波そして桜』予告編(YouTube)
 http://www.youtube.com/watch?v=PGFvFn0Tj5s

シンディ・ローパーさん、宮城・石巻市の小学校を訪問 子どもたちに桜の苗木を贈呈(FNN=仙台放送2012/03/05 18:21)(リンク切れ)
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 アメリカのスター、シンディ・ローパーさん(58)が、宮城県の小学校を訪問。桜の苗木を小学校に贈り、子どもたちに元気を贈った。

 シンディさんは「桜の木を見て、毎年、『また頑張ろう』という気持ちになってもらおうと、持ってきました」と話した。

 シンディ・ローパーさんが、宮城・石巻市の市立大街道小学校を訪問し、桜の苗木をプレゼントした。
 シンディさんはまた、子どもたちに歌をプレゼントした。

 2011年、ツアーの来日中に震災に遭ったシンディさんは、これまで募金活動を行うなど、被災地への支援を続けてきた。
 木を育てることが復興のシンボルになればと、被災地の子どもたちに桜の木を選んだという。

 子どもたちから「どうもありがとう」と声が上がると、シンディさんは「どういたしまして」と日本語で答えていた。
 子どもたちは、「歌がすごくよかったです」、「すごく美人で、印象に残った」、「もとの石巻に戻って、桜をみんなで見られるように、育てていきたいです」と話した。

 2011年、震災に遭遇したあとも、あえて日本に残ってツアーを敢行したシンディさん。
 今回も、ツアーの日程の合間のオフを返上して、石巻市を訪れた。

 子どもたち1人ひとりと、丁寧にサインをしたり、握手をしたりと、温かい交流になったもよう。

「被災地を忘れないで」シンディ・ローパーさん、支援を呼び掛け(産経2012.3.12 23:18)
 東日本大震災から1年に合わせて日本ツアーを行っている米歌手、シンディ・ローパーさん(58)が12日、都内で記者会見し、「福島県をはじめ被災地のことを忘れないで」と訴えた。

 会見で、ローパーさんは「被災者はみんな前進しようとしている。もう一度(被災した)まちが動き出すため、被災地で生産されたものを積極的に買い、支援してほしいと呼び掛けた。

 ローパーさんは震災当日の昨年3月11日に来日し、「音楽で力を与えたい」と日本公演を敢行。1年後となる今月、再来日した。
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震災1年で陛下のお言葉…これからも被災地に心を寄せていきましょう

 東日本大震災の発生から1年が経ちました。
 亡くなった方は1万5854人、行方が分からない方は3155人(10日現在)。
 避難生活を余儀なくされている方は未だに34万人以上いらっしゃいます。
 福島第一原発では今も危険と隣り合わせの収束活動が続けられています。

 進まないがれき処理、除染対策、雇用対策……。
 被災地では問題がまだまだ山積しています。
 地震がもたらした被害の大きさに改めて驚くと同時に、政府の対応の遅さにもどかしさを感じずにはおれません。

 この1週間ほど、テレビでは震災関連の特番をたくさん放送しており、私もいくつか観ましたが、もう何を観ても胸が締め付けられる思いで、最後までまともに観ることができなかった番組もありました。

 どうか、少しでも前に進みますように。
 どうか、一日でも早く被災地に心からの笑顔が戻ってきますように。

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 3月11日は、被災地を中心に全国各地で追悼の催しが行われました。
 東京では政府主催の1周年追悼式において、天皇陛下がお言葉を述べられました。
 
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子供たちに教えたい柴五郎

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 戦後、国民から忘れられてしまったり、教科書から消されてしまった日本の偉人はたくさんいますよね。
 この人もその一人ではないでしょうか。

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 [画像はWikipedia>柴五郎より]

 柴五郎。
 万延元年5月3日(1860年)6月21日〜昭和20年(1945年)12月13日。
 欧米で広く知られる最初の日本人となったと言われています。
 
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日本の精神を守った渡辺謙さん 産経「彼らの心が折れない理由」より

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 昨秋あたりからでしょうか、産経新聞の日曜版に、【彼らの心が折れない理由】と題された記事が毎週掲載されています。
 ノンフィクション作家の小松成美さんによる、インタビューというか、ルポルタージュの記事です。

 数週間に渡って一人の人を紹介しています。
 これまで取り上げられた人は、ミュージシャンのYOSHIKIさん、横綱の白鵬関、作詞家の秋元康さん、棋士の谷川浩司さんなど多岐に渡っています。

120204-01nabeken.jpg 1月15日付は俳優の渡辺謙さん、その2回目でした。

 渡辺謙さん主演の映画『はやぶさ 遥かなる帰還』の公開を間近に控え、それのタイアップという側面もあるのでしょう。

 が、実際には、『はやぶさ 遥かなる帰還』の話題以外にも、渡辺さんのこれまでの俳優人生における様々なエピソードが出てきます。

 この日は、映画『ラストサムライ』の撮影秘話が紹介されていました。

 これがちょっと良い話で、そのうちブログで紹介しようと思ってたんですが、気づけばかなり日数が経ってしまいました(T^T)
 今さら感もありますが、いちおう紹介させて下さい(^^ゞ
 
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【東日本大震災-10】外国人から見た日本と日本人(32)

※このシリーズの一覧を作ってあります。
 【一覧】外国人から見た日本と日本人

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 「外国人から見た日本と日本人」。第32弾です。
 3/15付:【東日本大震災-1】外国人から見た日本と日本人(22)
 3/22付:【東日本大震災-2】外国人から見た日本と日本人(23)
 3/28付:【東日本大震災-3】外国人から見た日本と日本人(24)
 4/16付:【東日本大震災-4】外国人から見た日本と日本人(25)
 4/25付:【東日本大震災-5】外国人から見た日本と日本人(26)
 6/6付:【東日本大震災-6】外国人から見た日本と日本人(27)
 7/11付:【東日本大震災-7】外国人から見た日本と日本人(28)
 8/6付:【東日本大震災-8】外国人から見た日本と日本人(29)
 10/18付:【東日本大震災-9】外国人から見た日本と日本人(31)
 に引き続き、震災編パート10となります。
 
 
ドナルド・キーン=1922年(大正11年)生まれ。アメリカ人。日本に帰化申請中。日本文学研究者、文芸評論家。日本文化を欧米へ紹介して数多くの業績を残してきた。東日本大震災を契機に、コロンビア大学を退職した後、日本国籍を取得し日本に永住する意思を表明した。
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2012年1月1日付新聞各紙掲載 新潮社広告「2012年賀正」
【日本人よ、勇気をもちましょう】


 かつて川端康成さんがノーベル文学賞を受賞したとき、多くの日本人が、こう言いました。「日本文学が称賛してもらえるのは嬉しいが、川端作品は、あまりに日本的なのではないか」。

 日本的過ぎて、西洋人には「本当は分からないのではないか」という意味です。分からないけれど、「お情け」で、日本文学を評価してくれているのではないかというニュアンスが含まれていました。

 長年、そう、もう七十年にもわたって日本文学と文化を研究してきて、私がいまだに感じるのは、この日本人の、「日本的なもの」に対する自信のなさです。違うのです。「日本的」だからいいのです。

 昨年、地震と津波に襲われた東北の様子をニューヨークで見て、私は、「ああ、あの『おくのほそ道』の東北は、どうなってしまうのだろう」と衝撃を受けました。あまりにもひどすぎる原発の災禍が、それに追い打ちをかけています。

 しかし、こうした災難からも、日本人はきっと立ち直っていくはずだと、私はやがて考えるようになりました。それは、「日本的な勁(つよ)さ」というものを、心にしみて知っているからです。昭和二十年の冬、私は東京にいました。あの時の東京は、見渡すと、焼け残った蔵と煙突があるだけでした。予言者がいたら、決して「日本は良くなる」とは言わなかったでしょう。しかし、日本人は奇跡を起こしました。東北にも同じ奇跡が起こるのではないかと私は思っています。なぜなら、日本人は勁いからです。

 私は今年で九十歳になります。「卒寿」です。震災を機に日本人になることを決意し、昨年、帰化の申請をしました。晴れて国籍がいただけたら、私も日本人の一員として、日本の心、日本の文化を守り育てていくことに微力を尽くします。新しい作品の執筆に向けて、毎日、勉強を続けています。

 勁健(けいけん)なるみなさん、物事を再開する勇気をもち、自分や社会のありかたを良い方向に変えることを恐れず、勁く歩を運び続けようではありませんか。

英政府が日本人運転手3人に勲位 在日大使館で震災対応(共同通信2011/12/31)
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※画像は東京都千代田区にあるイギリス大使館(2010年10月)

 【ロンドン共同】英国政府は31日、恒例の新年叙勲名簿を発表、東日本大震災への対応で大きな役割を果たしたとして、在日英国大使館の日本人運転手の男性3人に大英帝国第五級勲位(MBE)を授与することを決めた。

 3人は小形恒夫さん(60)=既に退職=、鈴木勇さん(42)、柳谷順さん(52)。被災地に住む英国人への対応のため、大使館職員とともに現地に入り、困難な状況下で長時間勤務。献身的な姿勢で担当職員をサポートし、被災した英国人の支援に尽力したことが評価された。

 デービッド・ウォレン駐日大使(59)も、迅速に対応したとしてナイト爵位が与えられる。
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【東日本大震災-9】外国人から見た日本と日本人(31)

※TPPについて議論されたい方は、申し訳ありませんがここではなく以下にてお願いします。アクセス数が最近急増しています(但し書き込めるのは記事がUPされた9月26日から1ヶ月間です)。なお私自身はTPPに賛成でも反対でもありません。
 9/26付:中野剛志氏「交渉参加したら終わってしまう 国を売られる瀬戸際TPP」


※このシリーズの一覧を作ってあります。
 【一覧】外国人から見た日本と日本人

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 「外国人から見た日本と日本人」。第31弾です。
 3/15付:【東日本大震災-1】外国人から見た日本と日本人(22)
 3/22付:【東日本大震災-2】外国人から見た日本と日本人(23)
 3/28付:【東日本大震災-3】外国人から見た日本と日本人(24)
 4/16付:【東日本大震災-4】外国人から見た日本と日本人(25)
 4/25付:【東日本大震災-5】外国人から見た日本と日本人(26)
 6/6付:【東日本大震災-6】外国人から見た日本と日本人(27)
 7/11付:【東日本大震災-7】外国人から見た日本と日本人(28)
 8/6付:【東日本大震災-8】外国人から見た日本と日本人(29)
 に引き続き、震災編パート9となります。
 
 
ドイツ『日本人が今求めているのは無能な政府ではなく天皇陛下だ』 ドイツの反応(Trans Vienna -ドイツ語翻訳- 5/19)
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ttp://www.spiegel.de/panorama/gesellschaft/0,1518,753072,00.html
ttp://forum.spiegel.de/showthread.php?t=32226
ttp://politikpla.net/forum/freie-diskussionen/83806-der-japanische-kaiser.html

日本国 天皇陛下 国難に直面した日本を支える最後の希望
Japans letzte Hoffnung in Krisenzeiten


 「国民と共に」という言葉は日本国の天皇陛下の信条である。東日本大震災のような災害が続く最中、日本人は天皇陛下を心の拠り所としているのだ。天皇陛下は被災した人々の避難所に駆けつけ、時には被災者の為に自らの別荘すらも提供している。

 だが、近年になると島国で暮らす人々の集団意識の中では、昔よりも天皇陛下の存在感が薄れてきていた。日本の新聞では中身のないゴシップが並び、最近では「雅子殿下精神的苦痛、皇太子殿下が他の宮様と論争」といった見出しが紙面を飾った。

 日本では政府と東京電力の無策によって福島の原子炉が制御不能状態に陥り、東京を含め日本人達は福島から風に乗って飛来する放射性物質による被爆に怯える事となった。そうした中で、日本人は自らの精神的支柱として天皇陛下にすがる様になったのである。

「耐え難き・・・」は続く

 現在の日本の状況は、1945年8月における終戦間際の東京を彷彿とさせる。陸軍首脳部と海軍首脳部、そして陛下を補佐する文官達は、数週間の内に大日本帝国が降伏せざるを得ないと認識していたが、それを決断出来なかった。。首脳部の人間は誰しもが責任を取りたくないと考えており、しかも降伏を実行に移す力がなかったのだ。そうした中、降伏を決断し実行したのは実権を持っていないはずの昭和天皇だった。玉音放送によって、天皇は「耐え難きを耐え・・・」と国民に呼びかけたのだ。日本人が神と崇められる自国の君主の声を聞いたのはこの時が初めてだった。・・・そして放送後、国民や兵士は武器を置いたのである。

 現在、福島原発の陰に怯える日本人は再び国民を導いてくれる人物を求めている。無能なる政府の"妥協"とは違う人物だ。・・・木曜日、東京の石原慎太郎都知事はテレビの前で水道水を飲み、安全性をアピールした。だが、東京の市民達はこぞってミネラルウォーターを買いに走ったのである。

 そしてこの頃、国民は国難に直面した日本の最後の希望として天皇陛下を頼るようになったのだ。

 忠平敏弘(64歳)さんは息子の勇人(29歳)さんと共に皇居を訪れた。天皇陛下から国民に向けられた励ましのお言葉をテレビで見た敏弘さんは、特に最近は何も信頼出来ない状況だった為、とても感動したと語った。

「天皇陛下は常に我々国民と共にある」

 忠平さんはダイムラー傘下の三菱FUSOに勤めているが、現在部品が供給されていない為、仕事が出来ない状態だと語った。そして皇居に入ると、「天皇陛下は御歳を召されており、体も弱くなっておられる。だが、陛下は常に我々と共に居てくださる。」と語った。

 難しい言葉を使われていないにも関わらず、天皇陛下の言葉は国民を感動させた。ただ静かに共にあるという事を示したのだ。皇居では必要な時(公務等)以外電気を使わないようにされておられる。これは陛下が自らお考えになって行動したものだった。現在、皇室が夏に使用している別荘では、地震や津波で被災した人々がお風呂に入れるようになっている。また皇室の宮内庁病院では被災者の受け入れもなされているのだ。

 陛下は自ら出来る限りの事をしたのだ。・・・例え国民が陛下の為に何かをせずとも、陛下のお気持ちを汲むような事が無くてもである。今上天皇のお父上、昭和天皇は戦後アメリカによって神としての地位から降ろされ、1946年には民主的な憲法が制定され「国の象徴」となった。そして日本においては、言葉よりも行動が人々に共感されやすいのだ。

 しかしながら、一部の日本の国粋主義者達によって、こうした陛下のお言葉も利用されかねない。その為、陛下は日本神道の長として行動し、皇居の中で国の為、国民の為にただ祈るしかないのである。

「国民と共に」

 こうした事は古来から日本では普通であった。何世紀にも渡って、帝は京都という都で隠居の様な生活を送っていた。これが変化したのは1868年の明治維新によって東京が新しい首都となり、陛下を政治上の権力者として中央に立てた時だけである。そして国民は神聖なる君主と天皇を崇めたのである。

 震災後、日本のインターネット上では天皇陛下が放射能から逃げる為に東京から京都に移ったという噂が飛び交っていた。この時、京都御所ではセキュリティーが強化されており、陛下の動向はメディアで一切報道されていなかったのだ。

 天皇陛下が首都から御所を移されるのは先の大戦以来二回目となる。だが、宮内庁はインターネット上の噂を否定した。天皇はまだ東京にいらっしゃると語ったのだ。こうした状況の中、立憲君主制の国で皇族が逃げるなどと言うのは実際には想像し難い事だからだ。

 「Kokumin to tomo ni」・・・「gemeinsam mit dem Volk」、これは天皇陛下と皇后陛下の信条であり、お二方が即位して以来、ここまで日本国民が陛下を求めたことは今まで無かっただろう。

 ・・・現在、大都会東京は未だに怯えている。そして最後の望みは天皇陛下なのだ。

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<以下、ドイツのネット住民のコメント>

1:Emil Ule
大統領(ヒトラー総統の事、逮捕されるからぼかしている)を失ってから、ドイツは国民の道徳を導く象徴的権威の重要性を忘れてしまった。多分、メルケル首相も日本と同じような状況になったら窮地に追い込まれるまで首相を続けると思う。

8:horstma
>>1
どの総統を失ったって・・・?日本のような状況の中で、メルケルが勤めを果たしていたのであれば俺は賞賛するよ。ドイツは日本みたいな宗教染みた個人崇拝が無くなって俺は喜ばしい事だと思うね。クジラを無差別殺戮しているような日本の何処に国民の道徳を導く象徴がいるっていうんだ?そして消防士を放射能に汚染された地域に強制的に派遣するような国のどこに道徳が?

14:Magentasalex
>>8
俺はいつも日本人ってのは寛容で従順な人々なんだなって印象を持っている。ドイツ人よりも全然辛抱強い。だってそうだろ。今まで日本でデモが起きたなんて聞いたことないし読んだこともない。(もちろん、外国の話だから報道されていないだけかもしれないけどな)。だけど、海外で報道されるほどの大きなデモは無かったと思う。

9:Nonvaio01
>>8
日本の場合、国民が消防士達に原発での作業を頼んでいる。それは強制ではないし、消防士達の心にあるのは命を懸けて国を助けるという名誉心だけだ。ドイツの場合、こんな事は起こらない。なぜなら、ドイツには名誉の為になんて言葉はもう存在しないからな。ドイツには利己主義しかない。日本人の場合、天皇に関してはかなり敏感だ。彼らは天皇を愛しているしタイ王国のように君主を尊敬している。
日本を他の国と同じように見たら駄目だ。日本では英国王室のような現代における君主制を利用した演説は行われない。日本の個人崇拝は、脈々と受け継がれてきた歴史、伝統に起因しているだけだ。

10:Loewe_78
>>9
ドイツだって消防士が命を懸けて人を助けるというのは名誉の為だと思うんだけどな。
ドイツだけじゃない。世界中そうだよ。名誉が〜なんて言葉を使うなんてナンセンスだ。

13:merkelmonster
>>10
君の言う事の方がナンセンスだね。俺は消防士の友達がいる。彼は例え呼吸が出来ない火の中だろうと救助に向かう。でも、メルトダウンしている原発に行けって言われたらどうする?って聞いたら、「家族を連れて車に乗って逃げる。家族の為に」だってさ。こう考えているの俺の友達だけじゃないんだぜ・・・。

<後略。続きはTrans Viennaさんの元記事をご覧下さい>

※王室のない国の方々には天皇陛下のことはなかなか理解しにくいでしょうね。てか、日本人でも理解してない人けっこう多い……?(T^T)
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日本人が知らない八田與一「ビーバップ!ハイヒール」より

okirakubanner.jpg「お気楽くっくり」更新済 「花王」の製品について書きました。昨今の不買運動や抗議デモ等とは別次元の話としてお読み下さい。

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■9月22日放送 ABC(朝日放送)「ビーバップ!ハイヒール」
 〜日本人が知らない!世界から愛される日本人〜

110923-00title.jpg 木曜深夜11時台の放送にもかかわらず、2桁の視聴率をとるという関西の人気番組です。

 世界(当事国)では有名なのに、日本ではほとんど知られていない日本人。

 この日の放送では、日本統治時代の台湾で農業水利事業に大きな貢献をした八田與一(はったよいち)が取り上げられました。

 拙ブログの読者様でご存知ない方はおそらくいらっしゃらないでしょうが、これを地上波で放送したことに大きな意義があると思います。

 八田與一及び台湾について取り上げた部分のみになりますが、放送内容をまとめてみました。

 画像は番組をデジカメで撮影したものと、ネットから拾ってきたものが混在していてちょっと見にくいですが、ご容赦下さい。
 
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