「アンカー」優先順位がおかしい鳩山政権&動き出してる外国人参政権
この記事へのコメントは現在受け付けておりません。
読者様向け掲示板にて宜しくお願い致します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■9/23放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
テレビ欄の内容と実際の内容、また全然違ってます。
最初のキーワードは「やり直すなら今のうち」。これは鳩山政権だけでなく私たち有権者にも投げかけられている言葉です。
“ニュースDEズバリ”コーナーの前に八ッ場ダム建設中止問題、鳩山首相の国連演説について青山さんの解説がありました。その部分は要旨を箇条書き、続いてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
内容紹介ここから____________________________
■八ッ場ダム建設中止問題 現場を視察した前原国交相が会見「伺ってよかった」(FNN9/23)
■鳩山首相、中国・胡錦涛国家主席との会談で「東アジア共同体」の創設を提案(FNN9/23)
…………以上のニュース報道のあと青山さんの解説(要旨)…………
●八ッ場ダム建設中止問題について
はっきりしてるのは政治的にミスを犯した。住民の言うとおり順番が逆。背景には政治的油断が。マニフェストの中に八ッ場ダム中止も盛り込まれてて、308議席をもらったんだから選挙後にそれを明言して当然だという油断、きつく言えば驕りがあってそう言ってしまった。ところがマニフェストは政治家の側は守らなきゃいけないが、有権者側は投票したからといってマニフェストに全部従わなきゃならないってこと全くないので、そこのところをよくわかってなかった。民主党政権側のミスなんだから、端的に言うといったん白紙撤回するしかない。
ダムの点検・見直し自体はやりますと。が、八ッ場に関しては、住民にとって正しい手続きひっくり返してるから、お詫びだけじゃすまない。いったん撤回して話し合いを重ねて、もうすでに四千数百億使って住民の移転まで終わってる工事を何でひっくり返すのかを、あらいざらいテーブルに出すしかない。そうしないと、これ当初思われたよりはるかに重大な政治問題になってて、政権の根幹に関わりかねない。
根幹という意味は、八ッ場でこういう失敗やると、これから前原さんは143のダムを全部点検するはずで、中には無駄なダムも現実ある。ところが無駄なダムをやり直さないということの言い訳にされてしまうから、ここでは謙虚にいったん白紙撤回すべき。

●鳩山首相が温室効果ガス25%削減を国連の場で表明したことについて
本音を言うと、えらいことになったなと。もちろん野心的な目標で、達成できれば日本の国際的地位は明らかに上がるが、達成できないとなった時のショックを考えれば、鳩山さん個人の問題あるいは鳩山政権の今後という問題じゃなくて、日本や日本国民の国際社会の中での信用に関わってくる。
25%削減、無理すればおそらくできる。たとえば国内15%、90年比の削減にして、あとの10%は海外でやっていただいたやつを買うと。排出権取引を使って買うと(真水の部分が15%で残り10%は買う)。逆に言うと国外の排出権取引も値段がどんどんつり上がっていってるから、日本の財政事情も考える。私たちの生活や日本の企業の努力で15%程度はやっぱりやらなきゃいけない。それが10数年前の元気があった日本経済ならともかく、今のようにデフレスパイラルの状況が起きてる中で、15%削減を国内でやるのは、普通でいうとデフレの背中を押してることになる。その激烈な痛みを国際社会で宣言したわりには、鳩山さんはちょっとのんきかなと。拍手があって嬉しかったねと言われると。やらなきゃいけないのは僕たちですから。
(鳩山首相は他国の協力を前提としていると言っているが拘束力はあるのか?通用するのか?)拘束力は全くない。通用するかというのは正直、今の日本の立場からいうと通用しない。現に鳩山さんは演説の中で、注意深く、25%って日本だけではできませんよと、アメリカや中国など主な排出力が協力してくれないと、あるいは新しい枠組み、今年12月にデンマークで作ることになってるが、それに入ってくれないとできませんよと言ってる。鳩山さんが一種のんきなのは、それを前提に言ってるんだから、日本だけで頑張ると言ったわけじゃないということなんでしょう。
読者様向け掲示板にて宜しくお願い致します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■9/23放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
鳩山オバマが初会談基地再編は?青山解説

最初のキーワードは「やり直すなら今のうち」。これは鳩山政権だけでなく私たち有権者にも投げかけられている言葉です。
“ニュースDEズバリ”コーナーの前に八ッ場ダム建設中止問題、鳩山首相の国連演説について青山さんの解説がありました。その部分は要旨を箇条書き、続いてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
内容紹介ここから____________________________
■八ッ場ダム建設中止問題 現場を視察した前原国交相が会見「伺ってよかった」(FNN9/23)
■鳩山首相、中国・胡錦涛国家主席との会談で「東アジア共同体」の創設を提案(FNN9/23)
…………以上のニュース報道のあと青山さんの解説(要旨)…………
●八ッ場ダム建設中止問題について
はっきりしてるのは政治的にミスを犯した。住民の言うとおり順番が逆。背景には政治的油断が。マニフェストの中に八ッ場ダム中止も盛り込まれてて、308議席をもらったんだから選挙後にそれを明言して当然だという油断、きつく言えば驕りがあってそう言ってしまった。ところがマニフェストは政治家の側は守らなきゃいけないが、有権者側は投票したからといってマニフェストに全部従わなきゃならないってこと全くないので、そこのところをよくわかってなかった。民主党政権側のミスなんだから、端的に言うといったん白紙撤回するしかない。
ダムの点検・見直し自体はやりますと。が、八ッ場に関しては、住民にとって正しい手続きひっくり返してるから、お詫びだけじゃすまない。いったん撤回して話し合いを重ねて、もうすでに四千数百億使って住民の移転まで終わってる工事を何でひっくり返すのかを、あらいざらいテーブルに出すしかない。そうしないと、これ当初思われたよりはるかに重大な政治問題になってて、政権の根幹に関わりかねない。
根幹という意味は、八ッ場でこういう失敗やると、これから前原さんは143のダムを全部点検するはずで、中には無駄なダムも現実ある。ところが無駄なダムをやり直さないということの言い訳にされてしまうから、ここでは謙虚にいったん白紙撤回すべき。

●鳩山首相が温室効果ガス25%削減を国連の場で表明したことについて
本音を言うと、えらいことになったなと。もちろん野心的な目標で、達成できれば日本の国際的地位は明らかに上がるが、達成できないとなった時のショックを考えれば、鳩山さん個人の問題あるいは鳩山政権の今後という問題じゃなくて、日本や日本国民の国際社会の中での信用に関わってくる。
25%削減、無理すればおそらくできる。たとえば国内15%、90年比の削減にして、あとの10%は海外でやっていただいたやつを買うと。排出権取引を使って買うと(真水の部分が15%で残り10%は買う)。逆に言うと国外の排出権取引も値段がどんどんつり上がっていってるから、日本の財政事情も考える。私たちの生活や日本の企業の努力で15%程度はやっぱりやらなきゃいけない。それが10数年前の元気があった日本経済ならともかく、今のようにデフレスパイラルの状況が起きてる中で、15%削減を国内でやるのは、普通でいうとデフレの背中を押してることになる。その激烈な痛みを国際社会で宣言したわりには、鳩山さんはちょっとのんきかなと。拍手があって嬉しかったねと言われると。やらなきゃいけないのは僕たちですから。
(鳩山首相は他国の協力を前提としていると言っているが拘束力はあるのか?通用するのか?)拘束力は全くない。通用するかというのは正直、今の日本の立場からいうと通用しない。現に鳩山さんは演説の中で、注意深く、25%って日本だけではできませんよと、アメリカや中国など主な排出力が協力してくれないと、あるいは新しい枠組み、今年12月にデンマークで作ることになってるが、それに入ってくれないとできませんよと言ってる。鳩山さんが一種のんきなのは、それを前提に言ってるんだから、日本だけで頑張ると言ったわけじゃないということなんでしょう。
TV番組内容紹介 | - | trackbacks (1)