1日遅れのUPとなりました。お待たせしました<(_ _)>
なお、1コ前のお知らせエントリーにメッセージを下さった皆様、ありがとうございました。
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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■7/6放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
“ポスト菅”政権は何を目指すべきなのか青山繁晴が緊急提案!
5/4放送分で、青山繁晴さんが4月22日に敢行した福島原発構内の取材について、その後政権から圧力がかかったという話がありましたが、皆さん覚えておられますか?
実は
この時圧力をかけてきた「内閣府の副大臣」というのは、松本龍氏の辞任に伴い新しく復興担当大臣に就任した
平野達男氏だったことを、青山さんが明かしました。
なお、7/6時点で産経以外のどこの大手新聞もテレビも報じていなかった、
菅首相と鳩山前首相が拉致事件容疑者の親族が所属する団体の関連団体に献金していた問題についても、取り上げてくれました。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※また画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。
※7/8 13:35 聞き取れなかった箇所を修正。
内容紹介ここから____________________________
山本浩之
「もう、あの、この期に至っては本当にもう菅総理、あの、国全体のことを考えて、一日も早く、あの、総辞職されるのが一番の道かと思うんですけれども、その、求心力、政権の求心力がいっそう低下している、菅政権について、今日のこのあとの“ニュースDEズバリ”のコーナーで、詳しく解説を、していただくことになっています」
青山繁晴
「はい。で、今日のコーナーはまずキーワードから見ていただきます。これです(フリップ出す)」

山本浩之
「『新政権への要求』」
青山繁晴
「はい。もう、菅政権がどうこうって言ってももう、どうしようもないんですよ。あの、もう、国会審議すらまともにできない政権、復興を担当する大臣すらまともに選べない政権なんですから、そうじゃなくて、もういずれ新政権にはなります。で、その時に、その、有権者であり、あるいは被災地の方々であり、何を求めていくのか、これ、野党からの要求って意味じゃなくて、僕たちが、何を新政権に要求するかっていうことを、もうすでにまとめておいて、今から政治全体にぶつけるべきだと思うんですね。で、そのことを中心に今日やりますが、その前提として、じゃあ菅政権って一体今まで、ほんとは何をやってきたのか。復興担当大臣の辞任の真相も含めてですね、あの、皆さんと一緒に具体的に見てまいりたいと思います」
山本浩之
「えー、ではコーマーシャルをはさんで、青山さんの解説です」
(いったんCM)
山本浩之
「復興担当大臣の辞任騒動もありまして、国民、それから被災者、怒り心頭だとは思いますけれども、えー、今日の青山さんのコーナーの最初のキーワードは、『新政権への要求』というものですね。えー、その中身について、さっそくお願いしたいと思います」

青山繁晴
「はい。ここに、ま、失敗人事って言葉、皆さん、書いてありますけど、それ先週に、菅さんがやったニセ内閣改造が失敗人事ですということを申しました。ま、そのとおり失敗にはなったんですけれども。まさか復興大臣が9日間で辞めるとは、あの、僕も思いませんでしたが(苦笑)」
村西利恵
「そうですね」
青山繁晴
「ま、そこからまずやっぱり見ていきたいと思いますね。はい、出していただけますか」

村西利恵
「辞任に追い込まれた原因は、被災地の知事に対しての言動でした。今月3日、松本氏は岩手県庁で、『あれが欲しい、これが欲しいはダメだぞ。知恵を出せということだ。知恵出したところは助けますけど、知恵出さないやつは助けない』などと発言しました」
青山繁晴
「はい。これ、えー、松本龍っていう政治家について、その、先週、その、菅さんが選んだ理由としてですね、その、復興がもし動き出したら、実現し出したら、菅さんは、その、手柄を自分で独占したいから、どっちかと言うと地味な人を、この担当大臣にしたと申したんですね。まるでそれに逆らうかのように、あの、こう、ちょっと想像できないほどの強い言葉を出してきて、それが辞任につながったわけですけれども。僕はこの松本さんという政治家と全く付き合いないんですけれども、周辺の人に、あの、よく聞いてみますとね、やっぱりその、自分は結局、このなんていうか使われるだけで、手柄は菅さんが取っちゃうだろうと。で、菅さん、菅さんに対しても、だんだんその疑いを深めていて、手柄は自分、汗は人という総理大臣の下で、こんなのできるかっていう、やっぱり不満があった、ようです。で、それもその背景になってるんですけども、しかし、それだけじゃなくて、本当はその、
この松本さんていう個人の性格や、個人の考えだけじゃなくて、実は菅政権の根本的な体質に、実はこの発言、もう全くつながってるところがあるんですということを、まず考えたいんですね。で、この松本龍発言を、僕、最初に伝え聞いた時に、真っ先に思い出したのは、この方のお話です。はい」

村西利恵
「以前このコーナーでもお伝えしましたが、福島県飯舘村の菅野村長は、福山官房副長官から突然『計画的避難』を宣言されたとき、
『被災者の心をくみ取ろうとしない“心がない”政治だと感じた』と話しておられました」
青山繁晴
「はい、これは飯舘村で、僕は菅野村長とお話しした時に、菅野さんがこのように、この政権には心がないんですよと、いうことをおっしゃったんですね。で、これあの、心がない政治っていうと、何となくこう、情緒的な感情的な話のように聞こえるかもしれませんが、いや、そうじゃなくて、菅野さんがこうおっしゃったのは非常に具体的な理由があったんですね。というのは、この福山哲郎官房副長官から、えー、4月の10日に突然福島市内に呼び出された。それもこの村に要するに来るんじゃなくて、こっそり福島市内に来てくれと呼び出されて、何事ならんと行ってみたら、明日4月11日から、お宅の村を計画的避難区域にしますと、言われたんでその、村長は当然、その計画っていうのは、どこに避難するのか、それから仕事失うんだからその雇用どうするのか、子どもたちの学校どうすんだ、そういう計画のことを言ってると思ったら、福山哲郎官房副長官、ね、要するに松本龍さんだけじゃなくて、福山哲郎官房副長官、いわばこの政権を支えてる一人ですよね、それから若きエースの一人でもある、この人が言ったのは、いや、そうじゃなくて、5月末までに、避難するようにっていうのが計画なんですと、言われた。で、それを菅野さんは心がないと、その、表現したんですが、これって、その、
はっきり言うと、非常に社会主義に似てるわけですよね」