「アンカー」前原国交大臣インタビュー

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■10/21放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

独占直撃前原大臣に青山が聞く・波紋呼ぶ発言は作戦?JAL問題の本音は?

091021-04mae.jpg 青山さんが前原誠司国交大臣に単独インタビュー。
 北方領土、外国人地方参政権についても質問してくれました。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。

 コーナーの前に、日本郵政社長人事、ゲーツ国防長官来日(普天間移設など在日米軍再編問題)について青山さんの解説がありました。この部分は要旨のみ記載、続いてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。


 内容紹介ここから____________________________

亀井金融・郵政改革担当相、日本郵政新社長に元大蔵事務次官・斎藤次郎氏の起用を発表(FNN10/21)
日本郵政・西川社長辞意 鳩山首相「必然じゃないでしょうか」(FNN10/21)
来日中の米・ゲーツ国防長官、鳩山首相らと会談 米軍基地再編の合意通りの実施求める(FNN10/21)

 …………上記ニュース報道のあと青山さんの解説(あくまで要旨)…………

●日本郵政社長人事について
 驚いたと同時にここまで露骨なことやるかなと。亀井さんは自分だけで決めたと明言してるがズバリ小沢人事。細川総理が夜中に国民福祉税やると記者会見したが(青山さんも記者としてそこにいた)、記者団に問いつめられて税率7%の根拠を言えなくなった時に横に無言で座っていたのが小沢さんと斎藤さん。この時の経緯で斎藤さんは自民党にいじめられて天下りで良い所に行けなかった。小沢さんにとったら西川さんを事実上切って斎藤さんを据えるというのは、10数年続いてきた怨念の歴史を清算する人事。
 一番心配なのは、民主党政権の脱官僚依存という志がある。特に天下り追放。これには2つやり方ある。まず天下りを全面的にやめてそれを突破口にしてだんだん適材適所というところに戻していくやり方。もう1つは、天下りは良くないが適材適所も必要だから良い人は上げましょうというやり方。国民が民主党に期待しているのは前者(天下りを全面的にやめること)なのに(日銀総裁人事の時に民主党が同意しなかったのもまさにそこだとヤマヒロさん突っ込み)、亀井さんは後者のやり方。それから亀井さんは根回しなしで鳩山さんにだけは最終段階で報告したと言ってるが、その時鳩山さんはどういう判断で受け入れたのか?国民に説明が必要。

●ゲーツ国防長官来日
 (普天間移設問題、北澤防相は「あまり時間をかけるのは建設的でない」、鳩山首相は「時間をかけて最終的な方針を決める」。矛盾しているが?とヤマヒロさん)ゲーツ国防長官の来日ではっきりしたのは、昨日(10/20)会った岡田外相、今日(10/21)会った北澤防相はもう先延ばしにできない現実が分かったこと。ところが鳩山さん一人がまだまだ時間はあると言ってる。
 鳩山さんの言う「時間」とは来年1月の名護市長選、11月の沖縄県知事選。今の名護市長も沖縄県知事も移転賛成派だが、来年のどちらかの選挙で反対派が当選したらアメリカをぐっとまた押し戻せるんじゃないか、だから時間あるし時間ほしいというのが鳩山さんの主張で、少なくともゲーツさんに名護市長選のことは言った。
 が、僕がアメリカ側に取材すると、日本とか鳩山政権全体に怒ってるのでなく鳩山さんに怒ってる。アンフェアでずるいんじゃないかという言い方をされた。国際社会の常識から見たら、民意で選ばれた市長、県知事、当時の民意で作られた日本政府で案を作って、そこに米政府が合意して今の移転案ができたのに、あとの選挙で変わるかもしれないからこの約束は実行しないで待ってくれと言う鳩山さんはおかしいんじゃないかと。ゲーツさんは11月のオバマ大統領来日までに決めてくれということだけを言いに来た。郵政の人事も基地も、鳩山さんの判断力や決断力が深刻な意味で問われている。

 …………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………
 
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「アンカー」小沢メール事件 小沢権力集中で日本は独裁国家に

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■10/14放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

小沢氏と衆院議長が“対立”?党内に生じる不協和音とは…青山氏がズバリ

091007-01frip.jpg 民主党政権になったら日本は小沢一郎の独裁体制になる。ずっと前から半ば分かっていたことですが、まさかハッティがここまで「お飾り総理」だったとは。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。

 コーナーの前に、普天間基地移転問題と鳩山総理の対応について青山さんの解説がありました。この部分は要旨のみ記載、続いてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。


 内容紹介ここから____________________________

普天間飛行場:仲井真知事、早期の国方針要求 普天間移設(毎日新聞10/14)

 …………上記ニュース報道のあと青山さんの解説(あくまで要旨)…………

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 山本浩之「仲井真知事としては苛立ちが隠せないようですね」

 青山繁晴「仲井真知事の発言の真意は、もう期限が切られている、それに政府は気がつかないのかという意味だと思う。期限が切られてるというのは2つ重なっていて、普天間基地の移設先予定になっている名護で、市長選挙が来年行われる。今の市長は移転受け入れに賛成だが、来年1月の選挙では反対の市長が誕生するかもしれない。だからそれまでに必ず決着してもらわないと、よけいまた揉めますよということが1点。それから11月にオバマ大統領が初来日する。普通で考えたら、その前に決めなきゃならない。それなのにどっちに行くのかわからない。鳩山さんの発言も、いったん県内移転やむなしみたいな発言したかと思うと、すぐ覆す。どうなのか。責任もって早く決めてくれという怒りの表明だと思う」

 山本浩之「鳩山さんの過去の発言、それから民主党が掲げたマニフェスト、ひょっとしてこの問題に関しては修正されるのかなと思われることも発言したり、すぐに翌日にそれもまた否定するような発言をしたり、いったい総理大臣、どこに腰が定まっているのかと、みんな思っていると思う」
 
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「アンカー」米中の日本はずし?&インド洋給油&故人献金

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■10/7放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

膨張する隣人、中国“米中関係”が世界の基軸に?青山がズバリ

091007-18hato.jpg コーナーの冒頭で、先日急逝された中川昭一さんへの思いを青山さんが話されました。
 コーナー本編は、中朝首脳会談の背後に米中の「日本はずし」?、インド洋給油問題で閣内大もめ、鳩山総理の故人献金問題など盛り沢山です。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。

 あとコーナーの前に、補正予算見直しの問題と前原国交大臣の発言について青山さんの解説がありました。この部分は要旨のみ記載、続いてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。


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補正予算見直し 政府、目標の3兆円へさらなる上積み目指し各省庁に再検討を要請(FNN10/7)
阪和道:和歌山県知事が4車線化を陳情 前原国交相に(毎日新聞10/7)

 …………以上ニュース報道のあと青山さんの解説(あくまで要旨)…………

 山本浩之「公共工事がなくなると地方の雇用・経済にマイナスの影響も出る。こうした不安や不満を政府はどう解消するのか?注目の前原国土交通大臣は…」

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 「今のマクロ経済を大変心配しており(中略)いかに日本の経済を伸ばすか、潜在力を高めていくかという取り組みは不可欠だろう」

 村西利恵「また『成長戦略会議』立ち上げの準備を明らかにしました。これは観光客の誘致や、航空の規制をなくして自由競争を促したり、港の整備などについて話し合い、方向性を打ち出すもの。国交省によると現在、有識者の人選を始めているが、まだ立ち上げ時期は決まっていません」

 山本浩之「言っていることは間違ってないが、これをなぜ先にやらなかったのか?逆じゃないかと」

 青山繁晴「この水曜『アンカー』でも前に指摘した通り、やっぱり順番が間違ったまま来てて、この前原さんの発言をあえてポジティブに考えたら、前原さんがもう我慢しきれなくなって、そもそも成長戦略を立てていかないと、削るだけでは日本経済は逆に駄目になるんじゃないかという懸念があるから、遅いけれどもとにかく今からやりましょうという解釈はできる。但し、不可思議な点がいくつもあって、成長戦略会議って、今までの自民党政権だったら当然、経済産業大臣を中心にしてやることだが、民主党政権では当然、国家戦略室の菅さんが中心になってやること。観光とかが入っていて、それは国交大臣の所管だが、全体の日本のマクロ経済、特に新しい成長をどうやって作るかというのは、国交大臣がリーダーシップとってやることではない。本当は内閣全体でその取り組みができてない現実があるから、前原さんがいわば仕掛けたと思う

 山本浩之「削減が3兆円に届かない。マニフェストの財源はどうするのかって話は選挙前からさんざんあって、それにはきちんと答えてこなかった。いざスタートして、2兆円削った、2兆5000億、もう一声ってやってる。有権者に対してそういう説明で果たして良いのか?」

 青山繁晴「鳩山さんはのんきな総理で、今8合目、あと一息と言ってたが、政権が作った目標に一息という意味。なぜ3兆円なのかというと、マニフェストで約束した子ども手当などでまずは3兆円いるからひねり出したいと。しかし、仮にひねり出して、さあ子ども手当を出しましたとなっても、じゃあそれが今まで鳩山さんが言っていた内需拡大にすぐにつながって、日本の成長を促すかというと、誰も確信持てない。だからさっきの前原さんの言葉も、子ども手当出すだけで成長するとは言えないから、全体の計画をもう一回立てなきゃいけないと言ってるわけです。これも本当は総理自身が危機意識を持たないといけない。総理個人だけじゃなくて、政権全体としてそういう問題意識がない。先ほど(のストレートニュースの中で)和歌山の人の反応にあった通り、道路は混んでいたり空いていたりするが、知事としては和歌山の高速道路は全国レベルで見たら遅れてる。他の所はもうできてるからいいかもしれないが、残った和歌山が犠牲になって、その結果出てくるのが子ども手当では、話がつながらないんじゃないかというのがある
 
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「アンカー」鳩山政権の経済対策は四方八方美人で国債大増発?

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■9/30放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

鳩山政権直撃する“経済危機”対応策は?青山ズバリ

090930-12honsin.jpg 気になる鳩山政権の経済政策について。

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 (亀井金融担当相が主張している中小企業のモラトリアム法案に関して閣内がゴタゴタしている問題について取り上げたあと)

山本浩之
「このあとの“ニュースDEズバリ”のコーナーでも、今日は引き続き経済問題について、えー、お話をいただけると」

青山繁晴
「はい。あの、まさしく今のお話ともつながってる話なんですけれども、ま、鳩山政権、最初、国連総会での派手な演説、25%削減て派手な演説から始まってですよ、で、ま、総理はご機嫌で日本に帰ってこられて、で、今、予算の組み替えっていう、いわば一番苦しい作業がこれで始まったわけですよね。で、従ってその、国民の関心も、それでまあ外交でいろいろ華があったりしてけっこうかもしれないけれども、経済はどうなるんだと」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「景気どうなるんだと。特に年末に向けてどうなるかというのがご心配だと思うんですよ。で、そこに亀井発言とか、あるいは藤井財務大臣まで円高についてちょっと不思議な発言したり、一体どうなってんだと。で、それを今日、最初のキーワード、もうあえてこう言わざるをえないなと思うんです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『四方八方美人』(笑)」

青山繁晴
「はい。これ、だから普通はあの…」

山本浩之
「八方美人っていうのはよく聞きますけど」

青山繁晴
「八方美人って日本語あるんですけど、それどころじゃない、四方八方に対して、いや、もう究極のばらまきみたいなことが今起きつつあって、しかしそれにいわば閣内でね、抵抗してる人もいるんです」

山本浩之
「ああー、そうですか」

青山繁晴
「激しく抵抗してる人もいて、それが今の何かぐちゃぐちゃになってるような状況の本当の姿なんで、本当は閣内で何が起きてるのか、だから経済はどっちに行くのか、そのことを今日はご一緒に考えたいと思います」

山本浩之
「はい。えー、ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

 …………………………VTR開始…………………………

 ようやく本格的に動き始めた民主党政権。
 しかし今週早々、国内の金融市場は大荒れとなった。

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 おととい円相場は一時1ドル88円台前半まで急騰。

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 その余波で株価が急落し、日経平均株価は一時1万円を割り込んだ。

 その原因のひとつとも言えるのは、財務大臣の発言だった。
 
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「アンカー」優先順位がおかしい鳩山政権&動き出してる外国人参政権

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■9/23放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

鳩山オバマが初会談基地再編は?青山解説

090923-12sanseiken.jpg テレビ欄の内容と実際の内容、また全然違ってます。
 最初のキーワードは「やり直すなら今のうち」。これは鳩山政権だけでなく私たち有権者にも投げかけられている言葉です。

 “ニュースDEズバリ”コーナーの前に八ッ場ダム建設中止問題、鳩山首相の国連演説について青山さんの解説がありました。その部分は要旨を箇条書き、続いてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
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八ッ場ダム建設中止問題 現場を視察した前原国交相が会見「伺ってよかった」(FNN9/23)
鳩山首相、中国・胡錦涛国家主席との会談で「東アジア共同体」の創設を提案(FNN9/23)

 …………以上のニュース報道のあと青山さんの解説(要旨)…………

●八ッ場ダム建設中止問題について

 はっきりしてるのは政治的にミスを犯した。住民の言うとおり順番が逆。背景には政治的油断が。マニフェストの中に八ッ場ダム中止も盛り込まれてて、308議席をもらったんだから選挙後にそれを明言して当然だという油断、きつく言えば驕りがあってそう言ってしまった。ところがマニフェストは政治家の側は守らなきゃいけないが、有権者側は投票したからといってマニフェストに全部従わなきゃならないってこと全くないので、そこのところをよくわかってなかった。民主党政権側のミスなんだから、端的に言うといったん白紙撤回するしかない。

 ダムの点検・見直し自体はやりますと。が、八ッ場に関しては、住民にとって正しい手続きひっくり返してるから、お詫びだけじゃすまない。いったん撤回して話し合いを重ねて、もうすでに四千数百億使って住民の移転まで終わってる工事を何でひっくり返すのかを、あらいざらいテーブルに出すしかない。そうしないと、これ当初思われたよりはるかに重大な政治問題になってて、政権の根幹に関わりかねない。

 根幹という意味は、八ッ場でこういう失敗やると、これから前原さんは143のダムを全部点検するはずで、中には無駄なダムも現実ある。ところが無駄なダムをやり直さないということの言い訳にされてしまうから、ここでは謙虚にいったん白紙撤回すべき。

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●鳩山首相が温室効果ガス25%削減を国連の場で表明したことについて

 本音を言うと、えらいことになったなと。もちろん野心的な目標で、達成できれば日本の国際的地位は明らかに上がるが、達成できないとなった時のショックを考えれば、鳩山さん個人の問題あるいは鳩山政権の今後という問題じゃなくて、日本や日本国民の国際社会の中での信用に関わってくる。

 25%削減、無理すればおそらくできる。たとえば国内15%、90年比の削減にして、あとの10%は海外でやっていただいたやつを買うと。排出権取引を使って買うと(真水の部分が15%で残り10%は買う)。逆に言うと国外の排出権取引も値段がどんどんつり上がっていってるから、日本の財政事情も考える。私たちの生活や日本の企業の努力で15%程度はやっぱりやらなきゃいけない。それが10数年前の元気があった日本経済ならともかく、今のようにデフレスパイラルの状況が起きてる中で、15%削減を国内でやるのは、普通でいうとデフレの背中を押してることになる。その激烈な痛みを国際社会で宣言したわりには、鳩山さんはちょっとのんきかなと。拍手があって嬉しかったねと言われると。やらなきゃいけないのは僕たちですから。

 (鳩山首相は他国の協力を前提としていると言っているが拘束力はあるのか?通用するのか?)拘束力は全くない。通用するかというのは正直、今の日本の立場からいうと通用しない。現に鳩山さんは演説の中で、注意深く、25%って日本だけではできませんよと、アメリカや中国など主な排出力が協力してくれないと、あるいは新しい枠組み、今年12月にデンマークで作ることになってるが、それに入ってくれないとできませんよと言ってる。鳩山さんが一種のんきなのは、それを前提に言ってるんだから、日本だけで頑張ると言ったわけじゃないということなんでしょう。
 
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「アンカー」鳩山内閣の特徴&日米間3つの難題と抜け道

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■9/16放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

鳩山政権きょう午後に誕生へ…速報あの人の入閣は?新政権に何を期待する▽閣僚人事の裏側は?政権のアキレスけんは外交か…どうなる日米首脳会談?青山ズバリ

090916-18kao.jpg 今日は特番ということで1時間前倒しで始まりました。突然のことだったので見逃した方も多いんじゃないでしょうか。普段「アンカー」をやってる時間帯は東京からの特番放送という段取りに急遽決まったらしくて、テレビ欄も対応できてませんでした。(青山さんのブログには13時半頃にその報告が)。

 “ニュースDEズバリ”コーナーの前に鳩山内閣の顔ぶれについて青山さんの解説がありました。その部分は要旨を箇条書き、続いてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
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民主・鳩山代表、衆参両院本会議で第93代首相に指名へ 衆院議長に横路前副議長を選出(FNN9/16)
民主・鳩山 由紀夫代表、第93代首相に選出(FNN9/16)
平野博文官房長官、首相官邸で鳩山内閣の閣僚名簿を発表(FNN9/16)

 …………以上のニュース報道のあと青山さんの解説(要旨)…………

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●(鳩山内閣の特徴について)具体的な人間の顔を見て判断するのが正しいと思う。そうすると全体からにじみ出てくるのは、ここにいない人の顔。このあたり(鳩山総理の上あたり)から小沢さんの顔が見えてると言わざるをえない。労働組合の出身者が目立つ。官房長官の平野さんは電機の労働組合。直嶋さんは自動車の労働組合で経済産業大臣というのはびっくりな話。文部科学大臣の川端さんも東レの労組、繊維の大きな労組出身。労組出身にどうして小沢さんの気配を感じるかというと、小沢さんはあとから民主党に合流した人。それまで民主党はどちらかというと元自民党組の勢力が強かったのが、小沢さんが来てから労組出身者、左派に近い人を、今言った人はあまり左派じゃないが、労組をベースにして小沢さんは力を拡大してきた。労組は組織力あるし、カンパという名目でキャッシュを集められる。人とカネを小沢さんは利用してきた気配がある。人選は鳩山さんがやってると思うが、14日に小沢さんに最後了解を得た。10分間という短さがよけいに影響力を感じる。鳩山内閣だけど小沢内閣の気配が濃厚に漂ってる布陣。

●(参議院から入閣多い。来年の参院選を見据えた布陣?)参議院議員会長の輿石さん、この人も小沢さんに近いが、2人入れてくれと言ったのが3人入ってる4人では?千葉さん、福島さん、直嶋さん、北澤さん「民主党」から3人の意なのでこれで合ってます)。参院選に勝てば小沢さんの力はますます強くなるから、3人入ってるのは明らかに参院選への配慮で、これも小沢シフト。

●(小沢さんと仲良くない藤井さんが入っている)藤井さんはずっと小沢さんを庇い続けた人だが、西松事件の時に代表辞任するべきだと1回言っただけで小沢さんに憎まれてる。それが影響したのか藤井さんはいったん引退した。復帰をお願いしたのは鳩山さん。もう予算のシーリングは終わってて、予算作業が本来進んでる時に政権を取って、予算編成組み直していったら、必ず予算編成が遅れる。景気に決定的な悪影響を与えかねない。時間に追われながらの予算の組み替えという、史上一度もやったことがないことを誰ができる?藤井さんしかいない。鳩山さんは拝み倒して藤井さんを呼んだ。そういう経緯をいっさい言わずに藤井さんは我慢している。藤井さんとは考え方が違うので好きというわけではないが、今回は本当に国のために我慢されてると思う。

●(菅さんは国家戦略担当、予算を束ねる所という報道もあるが、財務省とはどう向き合う?)これは藤井さんは我慢ですまなくて、菅さんが予算の全部わかってるとは言い切れないから、菅さんが上から言ってきた場合には当然ぶつかる。もう対立の根がここに1個ある。少なくとも間もなく出てくる。だって予算編成どんどんやらなきゃいけないから。もう1つ気になるのは、亀井さんを郵政問題の担当にしたことはさておき、金融担当もくっついてる。金融担当は予算に直接関係ないとは言いながら、でも経済に関係あるということで、藤井さんと菅さんのぶつかりに亀井さんが首を突っ込んでくる可能性は十分ある。国民新党はこのままでは存在感薄れるから、亀井さんは金融の方から照らして予算のことも話を入れてくる。たとえば中小企業の手当のために別の予算を考えろとか。中小企業のために借金をしばらく返さなくていいという提案もすでにしてる。それの実行なかなか難しいから、予算の手当をやってこいと、それで中小企業に恩恵を与えろと。自分の言葉をカバーするためにもおそらく言ってくる。そうすると政権の中軸のラインで対立がおそらく出てくるだろう上に、本来、郵政問題担当は総務省。総務大臣の原口さんがやらなきゃいけないのに、亀井さんがやるとなったら、原口さんは処世術に長けてるからすぐにはぶつからないだろうが、根本的にはやはりぶつかる。そうするとこの内閣というのは、パッとみて意外とあまりフレッシュじゃないもともと定評のある方、ベテランを起用した内閣だが、それだけに対立したら、お互いに自分の価値観がはっきりしてるだけに譲れないという気配がある。

●女性2人のうち法務大臣の千葉景子さん、あまりにはっきりしててびっくりした。外国人地方参政権推進派。この人を法務大臣に持ってきたのは、内閣としてその意志を明確にしたということだと思う。小沢さんはすでに1年以内にやりたいと言ってるから、ここにも小沢さんの影が差している。
 
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「アンカー」小沢支配政権!?&民主党にすり寄る公明党

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■9/9放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

幹事長に小沢氏で二重構造に…子ども手当に黄信号?政権の未来を青山解説

090909-16nisi.jpg 小沢さんの幹事長就任で、「権力の二重構造」どころかもっと大変なことに!?

 コーナー前に鳩山新政権と自民党関連のニュース及び青山さんの解説がありました。そこの解説は要旨を箇条書き、続いてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
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主・社民・国民新党、連立政権樹立で合意 合意文書では民主党も歩み寄る形(FNN9/9)
 安全保障問題をめぐってもめていた合意文書については、「沖縄県民の負担軽減の観点から、日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても、見直しの方向で臨む」と書き加えることで決着。
自民党で党再生のための方策を協議する「党再生会議」初会合(FNN9/9)

 …………以上のニュース報道のあと青山さんの解説(要旨)…………

民主・社民・国民新が連立政権樹立で合意
 まず合意に達したという中身を視聴者はご覧になって「あれ?」と思われたと思う。合意内容は民主党のマニフェストの内容ほとんどそのまま。日米地位協定の改定は提起しますというのは、アメリカ側に言ってみますということ。それから米軍再編や在日米軍基地のあり方、これは沖縄の普天間基地を言っているが、社民党は普天間基地という名前を入れろと要求していたはずが、入れずに見直しの方向で臨むと。これ民主党のマニフェストでしょ。だから今まで何を話していたのか?と。
 それからさっきぶら下がり取材で「社民党の要求が受け入れられたか?」と記者団の方も呑気に訊いて、それに「そうです」と社民党が答えていたが、どこがどうなのか。普通に考えたら、表の合意と違って密約があるのかということになりかねない。そこが一点疑問。
 それから民主党の側からしたら、マニフェストのこの部分自体が、もう政権取る見通しが何となく立ってたからもう現実路線だった。本当は日米地位協定も「アメリカ側に言ってみたけどやっぱりアメリカの反対で駄目でした」という含みだし、含みというのは言い過ぎかもしれないが、とにかく提起するまでが我々の責任で、その後はどうなるかわかりませんという話だし、それから普天間基地を明言しないということも含めて現実路線だった。これで合意したとしても、合意したが、日米首脳会談その他で、じゃあたとえば普天間基地を、今のところ日米政府間で合意したものは名護に移転で決めてしまってる。僕は普天間も名護も何度も行ったが、沖縄では県内の移転自体に反対の声も強くて、名護の海岸にはテント張られてて反対派が詰めてる。彼らはすでに民主党政権に不信を持ってて、選挙までは期待していたが、選挙後不信を持ってて、結局名護に来てしまうんじゃないかと思ってる状況。
 (山本浩之「選挙前は最低でも県外と鳩山さんは言っていたが」)選挙後連立協議の中で、民主党はそういう話しないから不信感を持ってるところが、民主党のマニフェスト通りの現実路線の合意になったということは、これははっきり言うと時限爆弾です。アメリカが突然、政府間合意を没にして普天間を県外かグアムかどこかに持っていきましょうとなる見通しはゼロ。どうしてかというと、日米間だけに関わらず政府間合意というのは、どちらかの国が政権交代しても安保に関する合意はそのまま生きるというのが国際社会の常識。そうでないと危なくて合意できない。だからアメリカはそういうことを楯にしてるので、日本だけそのルール破れるか?ということになる。
 地位協定の方も、同じ敗戦国のたとえばドイツも米軍がいるが、米軍の扱いは日本よりもドイツにとって不利な協定になっている。だから地位協定の改定もひょっとしたら名目的な回答あるかもしれないが、中身に踏み込んで実際に沖縄県民の怒りや不満をなだめるような改定内容になる見通しはほとんどない。日本でそれやるとドイツや他の国も動くから。全世界の米軍に影響するから。
 そうすると今は民主党のマニフェスト路線でごまかしたけども、やがてこれが時限爆弾になりかねないという意味では、連立協議が整ってこれから連立政権だなというワッと沸くような期待感は正直この面では持ちにくい。
 (山本浩之「この後日米首脳会談控えているが」)アメリカは民主党のマニフェスト通りだったら、「改定を言われたけどできません」と答えればいいと。それで終わりとなって、社民党や沖縄の人々がもつのか?
 
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「アンカー」早くも問題山積 鳩山新政権は危機に対応できるか?

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■9/2放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

対北外交拉致・新型インフル…危機に“鳩山政権”は対応できる?青山解説

090902-13frip.jpg 鳩山新政権、早くもピンチ!?……テレビ欄にあった「対北外交拉致」は取り上げられませんでした。きっと時間がなかったんだろうと思います。

 コーナー前に「新政権発足へ」関連のニュース及び青山さんの解説がありました。そこの解説は要旨を箇条書き、続いてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 なお、進行役の村西利恵さんは夏休みにつきピンチヒッターは杉本なつみさんです。
 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________
 
民主・岡田幹事長、政権移行に向け河村官房長官に協力を要請(FNN9/2)
16日に特別国会召集 首相指名選挙での麻生首相への投票について身内から反発の声も(FNN9/2)
新型インフルエンザ NY・ブルームバーグ市長、市内全小学生にワクチン無料接種の方針(FNN9/2)

 …………以上のニュース報道のあと青山さんの解説(要旨)…………

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自民党総裁選について
 16日の首班指名までに総裁選は十分できる。今さら地方の声を聞きたいから後にしたいって、それこそ地方から見たらわけがわからないのでは。いろんな意見はあるだろうが。
 やっぱり重大なのは憲法に首班指名選挙が明記されていて、16日に行われる。平沢勝栄さんは、どうせ総理になれないんだからと言ったが、そんな簡単な問題じゃなくて、憲法に定められて首班指名投票する国会議員が白紙投票したり、すでに辞める麻生さんの名前を書いたり、そんなことを卑しくも54年間政権を担ってきた政党が言うなんて、そんなこと言ってたらそれこそ自民党は終わり。
 当然16日までにやるべきで、総理になれなくても今度は自民党がネクスト首相を打ち立てる側。その人の名前を一致団結して書くことで自民党の再生はあるわけだから。地方の声を聞いても16日までに十分できる。

民主党と国民新党・社民党との連立協議に向けた動きについて
 協議がまだ始まって一両日しか経ってないが、思った以上に深刻。民主党にとって一番ショックが大きいのは社民党の姿勢が非常に強硬で、たとえば連立組む条件として憲法審査会を凍結してくれと。
 憲法審査会は勝手に作ったものじゃなくて、2007年に国民投票法が国会で成立して、それに基づいて国会法を根拠にして作られたものだから、勝手に凍結なんかできない。それを凍結するとなると、308もの議席を持ってる大与党が7議席しかない社民党に引きずられることになる。違法状態であっても引きずられることになる。しかも民主党の中は護憲派・改憲派が入り乱れてる。これは思った以上に難しい道のり。
 スタートしても上手く行かないか、それとも、社民党も国民新党も言ってるのが、必ず与党間の連絡協議会を作ってくれと。当たり前のように思うが、大事なことは鳩山次期総理がそれは作らないといったん明言した。1回じゃなくて2回も3回も。つまり自民党みたいに与党と政府が分かれると議員内閣制でも分かれるの困るから、一体でやりたいと次期総理が言ってるのに、全然誰も気にしてない。社民党・国民新党のようなものすごく議席の小さな政党が大与党の次期総理の言うことを気にしてないというのは、奇怪な連立政権になりかねない。
 鳩山さんがもう一度言うべき。社民党と国民新党の側は次期総理の考えと違って協議会作ってくれと言ってるんだから、さあどうしますかってことをもうこの段階で言わなきゃいけない。それ言わないでふにゃふにゃしてること自体が発信力、決断力、統率力について今、世界の目が集まってるところで、その時にどういう発信ができるか、統率力が見せられるかが勝負なので、これは日本という国家にとって、せっかく政権交代したのにこの連立協議の様子っていうのは奇怪な話。ひょっとして裏で誰かが、小沢さんなりが社民党の説得に動くかもしれないが、もしあってもそれ自体おかしいと思う。

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新型インフルエンザについて
 オバマ政権は非常に強いメッセージを出した。全国民にワクチン受けましょうということ。小学生に対して無料化したのもその意味。これができる大きな背景は、アメリカは法律で副作用が出ても免責されると定められているから。日本はワクチンの割り当てにとどまらず、副作用の問題をどうするのか。今、日本では法律で免責事項がない。入れろとは言わないが、少なくとも今回はワクチン投与する際に、国民にお医者さんの側から1つ1つ説明する必要があって、それをできれば法律あるいは政令で担保するか、事実上の義務づけした方がいい。有料・無料どうするかも含めて。
 アメリカと日本、インフルで似た状態。すごく衛生状態いいのに、大変な感染者数になりそうだと。決断の勢いが全然違う。追い付けっていうんじゃなくて、日本の風土に合わせたやり方を早く決めないといけない。

 …………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………

山本浩之
「さ、この後は青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーに参ります。今日はどういう…」

青山繁晴
「はい。あの、今日はこの新型インフルの話も含めて、やっぱり新政権これからどうするかということがニュースの中心なんですね。で、僕のコーナーもそれに関連したお話に当然致したいと思うんですけれど、あの、選挙後の世論調査を見てもですね、その、有権者は新政権に非常に期待をしてるわけですね。で、それはその、単に民主党や鳩山さんに期待するだけじゃなくて、逆に言うと日本がいかに追い込まれているかということを、有権者が自分たちの仕事や生活でよく知ってるっていうことだと思うんですよ。で、その強い危機感に対して、この2、3日の動きを見るとですね、残念ながら今日の最初のキーワードは僕はこう言わざるをえないと思うんです」

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山本浩之
「『日本に民主主義はあるか』」

青山繁晴
「はい。これね、非常に強い言葉で、あの、ついさっきまで僕は実は迷いがあったんですけど、やっぱり今日はこれを皆さんに問いかけて一緒に考えるしかないと思ってるんです。というのは、日本に民主主義があるからこそやっと政権交代が実現したわけです。しかし政権交代は交代のための交代じゃなくて、政権交代をした後に何をどうするかが問題であってですね。それがさっきのこのニュースで皆さんご覧になった通り、その前の段階でごちゃごちゃになってるわけですね。それを考えると私たちは本当は、政権交代はこれからもしていって、続けていって、そうやって政治を良くしていくっていう民主主義はほんとにこの国にあるのかということを、根っこから、これがチャンスですから一緒に考えたいと思います」

山本浩之
「はい。ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「はい。確かに青山さんおっしゃるように、政権交代そのものは目的ではなかった、この先の日本社会がどうなっていくのかというところに、あの、私たち国民は期待しているわけですけれども、総選挙からまだ3日しか経っていないんですが、青山さんによるとすでにいろんなことが見えてきたということなんですよね。さっそくお願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。今あの、ヤマヒロさん言われた通り、いろんなことが見えてきてるんですが、やっぱり一番端的に表れてるのはこの方、次期総理の鳩山由紀夫さんの発言だと思いますね。さっそく出していただけますか」

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杉本なつみ
「はい。政権移行チームに関する鳩山さんの発言なんですが、主要ポストは他の官僚人事に先行して決めるのか?という記者の質問に対して、『首班指名後に一気に決めるのが閣僚人事ではないか』とおっしゃってます」
 
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「アンカー」北“弔問外交”の狙い&民主政権で日本沈没?

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■8/26放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

政治空白“置き去り”ニッポン・北“弔問外交”の狙い・拉致問題は?青山解説

090826-04title.jpg 北朝鮮の動きがますます活発になっていますが、その狙いとは?
 あと、最後に私の方から「WiLL」最新号の大特集「民主政権で日本沈没!」よりちょこっと中身紹介。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________
 
韓国と北朝鮮、26日午後に金剛山で南北赤十字会談 離散家族面会など協議へ(FNN8/26)
米・ゴールドバーグ調整官、安保理の北朝鮮制裁決議は効果が表れているとの考え示す(FNN8/26)

 …………等々、南北関連ニュースが伝えられたあと…………

山本浩之
「はい。このあと青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーはズバリこの北朝鮮関連のお話だと」

青山繁晴
「そうですね。あのー、この北朝鮮の今の動きを見るにつけて、ま、あと4日でね、総選挙なんですけど、この40日間ほんとに長かったなあと。40日間、その、選挙以外はほとんど政治空白、もっとはっきり言うと政治が欠落してるような状況がずっと続いてて、で、その間世界はもちろん大きく動き、あるいは新型インフルのような新しい危機も深まり、特にその、北朝鮮を中心とした動きを見るとですね、こういう言葉が頭に浮かびます(フリップ出す)」

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山本浩之
「『直球 魔球 変化球』」

青山繁晴
「ええ。あの、別に高校野球の見過ぎでこう言ってるんじゃないんですね。あの、直球、変化球がもう自由自在にこの朝鮮半島で投げられてるって感じがする上に、まあ実は魔球と呼ばざるをえないような、ま、したたかな上にもしたたかなボールを北朝鮮が投げてきたんじゃないかという現実があってですね、これあの、新型インフルと同じで、総選挙終わって新しい内閣がいずれにしてもできる、そうするとすぐにこの魔球に対処しなきゃいけなくなる。今日その話をですね、あの、事前にみんなで一緒に見ておきたいと思います」

山本浩之
「はい。ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

 …………………………VTR開始…………………………

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 23日、韓国ソウルの国会前広場で金大中元大統領の告別式が行われた。告別式には国内外からおよそ2万4000人が参列し、アメリカのオルブライト元国務長官など世界各国から弔問団が訪れた。

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 葬儀に先立ち、金正日総書記のメッセージを携えて北朝鮮の弔問団が韓国を訪問。李明博大統領との会談を要求するなど、積極的な弔問外交を行った。

【23日】
李明博元大統領
「金総書記はこの前テレビで見たら健康なように見えましたが」

朝鮮労働党 金己男書記
「健康です」

 およそ30分間に及ぶ詳しい会談の内容は明らかにされていないが、金正日総書記からのメッセージの中身とは何だったのか。

 ミサイル発射や核実験と強硬路線を進んでいた北朝鮮が一転してアメリカ、韓国と対話の姿勢を示し始めた。

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 動き出したかに見える北朝鮮問題。今日はその真相にズバリ迫ります。

 …………………………VTR終了…………………………
 
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「アンカー」新政権を襲う重大な2つの試練 新型インフルと北朝鮮

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■8/19放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

日本は置き去りに…北朝鮮の狙いは?青山

090819-03title.jpg 当日のテレビ欄は上記のようになってたんですが、新型インフルエンザの「本格流行」が始まったらしいということで急きょ変更。
 前半は新型インフルエンザ、後半は北朝鮮。いずれも新政権が直面するであろう重大な試練です。

 コーナー前に新型インフルエンザ関連のニュース及び青山さんの解説がありました。そこの解説は箇条書き、続いてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________
 
新型インフルエンザに感染した名古屋市の81歳女性死亡 死亡は全国で3人目(FNN8/19)
新型インフルエンザ 舛添厚労相「本格的な流行がすでに始まったと考えていい」(FNN8/19)

 …………以下、青山さんの解説(要旨)…………

●国民に対しての情報が出ているようで実は少ない。今日の舛添会見はその意味では初めて情報量がたっぷりある話だった。が、配慮しながら発言してるからポイントに気付きにくい。ポイントをいくつか指摘すると、たとえば「真夏に流行ってるというのは自分も予想できなかった」と。自分も、というのは厚生労働省もその中の専門家らも予想しきれなかったということ。

●ウイルス学の先生方、アメリカのCDCも含め色々集めてみると、舛添さんの言ってる本当の意味は、今流行っている新型インフルエンザのウイルスがひょっとしたら突然変異を起こしていて、暑さや湿気に弱い従来の季節型インフルエンザのウイルスとはもう別物に変わってしまっていて、それが流行につながってるんじゃないかってことを示唆している。会見がけっこう丁寧なのでよく記録に基づいてもう一度チェックすると、専門家によく研究してほしいってことも言ってる。だから今までの季節型インフルエンザの常識を僕らは捨てなきゃいけないってことも物語っている。

●もう一つ、テレビを御覧になってる方の最大関心事は「流行っているのはわかった、じゃあどうすればいいのか」。普通に考えるとこれはワクチン投与が一番効果的、それに勝る物はない。舛添さんは会見の中で、5300万人分のワクチンを用意するつもりだったが、もともと国内メーカーにその生産能力はなかったと。残りは輸入する予定だったということになる。それがもう実質できない状態。世界的流行になっているので、日本人のためだけに、たとえば海外の貧しい国に行くはずだったワクチンを日本に持ってくるわけにいかないと。従って少ないワクチンで対処しなきゃいけないということを舛添さんは本当は言っていて、だから手洗い、うがい、自衛を一生懸命やって下さいということを強調した。
 
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