「アンカー」前原大臣処分の深層と小沢幹事長の焦り

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■3/3放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

加速する親小沢派VS反小沢派のせめぎあい…選挙控え政局は?青山ズバリ!

100303-13souka1.jpg 前半の前原大臣のところは、何か頭の体操みたいな感じで面白かったです(^^ゞ

 コーナー前に、北教組の事件を中心に政治とカネの問題について青山さんの解説がありました。まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 コーナー本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________

2010年度予算参院審議 3閣僚が委員会に遅刻、野党が激しく抗議 冒頭から波乱の展開(FNN3/3)

 他に、参議院予算委員会での西田議員や義家議員らの質問、北教組の事件などなど政局のニュースを報道。

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※教組の裏金問題を受け、小沢幹事長は3月2日、政治資金規正法改正のため与野党の協議機関を設けることを明らかに。しかし小沢氏は「組合員だって政治活動を国民の一人としてできるのは当たり前」と、労組のあり方については問題ないとの認識を明らかにした。

 …………青山さんの解説(あくまで要旨)…………
    (  )内は山本浩之キャスターの発言です

(北教組の違法献金問題は大変大きな問題だと思うが?)

 この事件自体、今まで噂ではあったものを初めて白日の下に晒すという意味でも、非常に大きな事件。ただやっぱり氷山の一角という話になるが、氷山の下の方が今後どうなるかもやっぱり僕ら注目しなきゃいけない。

 というのは、僕もサラリーマンだったが、こういう方多いと思うが、会社に入ると自動的に労働組合に入ると。で、給料から組合費を引かれると。しかしその集められたお金で、組合の上の方、特に専従の方のような上の方でどういうことやってるかというのは、普通のサラリーマンはそんなに知らない。

 で、教職員組合に限らず、いろんな組織で、民主党の支持母体になってる組合の中にも、実は古くから話や噂がある所はたくさんある。そこに全部捜査が及ぶのは無理なので、大事なことはやっぱり自浄努力。
 僕がそうだったように、末端の何も知らない組合員の方々も、もう一度こういう自分たちの組合費がどういうふうに使われてるのか。

 で、明らかに組合員丸抱えの議員がいて、それを労組出身の議員と言ってるが、労働組合と言いながらそうやって2つに分かれてる。組合費取られるだけの普通のかつての僕のような組合員と、それからお金を使って議員を押し出して行くような所と。

 だから(VTRで)小沢さんの言った政治活動というのは、むしろそっちの方のちょっとプロみたいな話になってる。そこが分かれてあるのが当たり前みたいに、実は僕らのような普通のサラリーマンは思ってきたわけだが、それがそうじゃないんじゃないかってことが初めて出てきた事件でもある。
 だからもちろん教職員組合という特別な問題はあるが、それプラスもうちょっと広げて国民の問題として考えた方がいいと思う。

(先ほど自浄努力とおっしゃいましたよね。今回、小林議員のことでこれだけ逮捕者が出て、本人は進退については言及してないが、せめて、今まで知らなかったと言うのであれば、今までどういう実態があったかを自分で調べて、その上ではっきりしたことが分かれば、もう潔く辞めることになるかもしれないし、そういったことも全く触れないで、ただ進退には触れないっていうのは、国会議員としてもおかしい)

 おかしい。操り人形みたいに自分の意志がないように見える。それともうひとつ、これはあまりにもこの政権にとって良くないなと思うのは、もうミエミエなことがあって、要するに今、議員辞職したら、4月に補選やらなきゃいけないと。そうすると、今の状況だときっと補選で負けるだろうから、これ3月16日以降に辞職したら、補選は夏の参議院選と一緒になる。それを狙ってるというのがあまりにもバレバレ。

 そういうことも含めて、政権交代したはずが結局同じなんだなということで、有権者、国民に失望を与える政治はこれ以上やってほしくない。
 
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「TVタックル」外国人地方参政権と強制連行の真偽

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■3/1放送「たけしのTVタックル」

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「是か非か外国人参政権日韓併合と強制連行の真偽&在日差別の現実国境(秘)危機&選挙利用」

●出演者
参政権に反対の立場:
 三宅久之氏(政治評論家)、長島昭久議員(防衛大臣政務官・民主党)、高市早苗議員(自民党)、山際澄夫氏(ジャーナリスト)
参政権に賛成の立場:
 小川敏夫議員(民主党)、穀田恵二議員(共産党)、金慶珠氏(東海大学准教授)、張景子氏(東アジア評論家)

 時間ないので、おおまかな内容紹介。完全起こしではありません。
 VTRはほぼ完全ですが、スタジオの討論は、本筋に関係ない発言や大勢が一斉に発言してて聞き取れない部分、その他、かなり省略してます。

 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
 ビデオ見たい方、すぐに削除されると思うので早く見て下さい。「参政権」で検索。
 

 内容紹介ここから____________________________

 …………………………VTR開始…………………………

 今、日本国内では国論を二分する大問題が、中国・韓国を中心に起きている。
 永住外国人地方参政権問題である。

 ここ数年急増し続ける永住資格を持つ中国人、14万5000人
 参政権問題の火付け役である永住資格を持つ在日韓国人・朝鮮人、47万人。

 去年10月、鳩山総理は韓流ドラマ好きで知られる幸夫人を伴い訪韓。
 総理就任後、初の訪問国であった。

鳩山総理
「私どもは韓国の皆様方や韓国の文化が大好きでございます。ほとんどの日本の国民は同じ気持ちを有しているのではないかと」

 日韓併合から100年の今年、両国間の問題を解決しようという並々ならぬ決意らしい。

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鳩山総理
「その問題のひとつにいわゆる在日の韓国の皆様方の、地方参政権の問題もその中に入っている」

 12月には小沢幹事長も韓国へ。

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 小沢さんは参政権問題について、議員立法ではなく、党議拘束のかかる政府案として今回の国会で成立させる見通しと語った。

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 しかし当初、民主党の政策集には、外国人参政権の実現を急ぐと明記していたものの、党内には反対論も多く、去年の衆院選のマニフェストからは外した経緯がある。

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 ところが一方では、在日韓国人の組織である民団の新年会の挨拶で、赤松農水大臣は「衆院選での民主党支援に心から感謝を申し上げる」と述べた上で、「外国人地方参政権法案の成立は民団への公約だ」と明言した。

【1月22日 衆院予算委員会】

自民党議員 小池百合子
「公約っていうのは何なんですか?永住外国人への地方参政権の法案の成立は民団への公約だとおっしゃったと、報道されております」

農水大臣 赤松広隆
「私は意識としては、私自身の政治家としての信念であり約束であると、個人としてですね、そういう思いであったことは事実だと思います」

自民党議員 小池百合子
「亀井大臣どうされます?お答え下さい」

金融・郵政改革担当大臣 亀井静香
「(法案が)提出をされておりませんので、仮定の問題について答えるわけにはまいりません、が、私の所属しております国民新党は、付与することについては反対でありますし、私としても反対であります

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自民党議員 小池百合子
「お隣の松原仁先生も、先ほどから深くうなずいておられるようなところでございます(松原議員、苦笑)」

 物言えぬ民主党。
 去年、党内の反対でマニフェストから外されたこの法案だが、今、民主党の反対派の先生たちにそのパワーはあるのか。

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 永住外国人参政権、友愛国家ニッポンのかたちを問う。

 …………………………VTR終了…………………………

 (まずは、たけしがオウム真理教の住民登録問題を切り出す)

テロップ
 【1990年、熊本県阿蘇郡波野村が地域住民の反対により、教団信者の転居届を不受理とし、住民と認めなかった。熊本地裁の不受理は違法との判決を受け、1994年、「波野村が9億円を払い、教団が村を出る」ことで和解。住民らは「有権者500人程度で100票とれば村議になれ、このままでは村が乗っ取られる」と訴えていた】

穀田恵二
「やっぱりああいう荒唐無稽で、しかも住民に被害を与えるやり方がいいのかという、住民運動が起こる。そういう意味でも住民自治というのは、やっぱりそういうところに力があるのは日本の良さ」

金慶珠
「オウム真理教の話と今日のテーマは違う。一種の妄想みたいなもので、参政権与えたら住民票を対馬に移すとか、オウムと一緒に見る、あるいは、あいつら危険だという在日や永住外国人に対する偏見以外の何ものでもない」

長島昭久
「いや、たけしさんが提起した問題は、移転の自由があるから、制限する法律はない」

阿川佐和子
「同じ民主党でも二手(小川は賛成、長島は反対)に分かれている」

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金慶珠
「地方の市長選挙、議員選挙、もうひとつは住民投票、たとえば市町村合併みたいな、それに対する投票権を与えると」

高市早苗
「他にも、教育委員を解職請求する権利とか、ご自身が公的な地位につく権利、そういったものも出てくる」

長島昭久
「金さんに質問したい。私は慎重派だが、さっき説明があったように、地方の選挙権だけだからいいじゃないかっていう議論なんですね。何で被選挙権与えないんですか、なぜ国政はだめなんですか。どうしてそこに線が引けるのか。非常に偽善的な議論だと思う。最初は選挙権から始まって、私、民団の人と話したら、いや、いずれは国政をお願いしたいと言ってた。それが人権を獲得してきた人類の歴史からいったら自然でしょ。だから国籍を獲得しているかしていないかで線を引かざるを得ないんですよ
 
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「アンカー」普天間問題 キャンプ・シュワブ陸上案の深層

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■2/24放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

普天間問題の深層と政権危機…青山ズバリ

100224-19frip.jpg 今日の主役は長島防衛政務官と国民新党の下地政調会長。
 キャンプ・シュワブ陸上案は「自民と同じ」結果を生みかねないと青山さん。何が「自民と同じ」なのか?

 番組終盤のニュースを短く伝えるコーナーで、国会及び政局(自民党が審議拒否を続けてることなど)について取り上げられましたが、そこのスタジオのやりとりも完全起こしをしておきました。

 コーナー本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________

山本浩之
「さ、えー、このあとは青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーにまいりたいと思います。今日はどのようなお話を」

青山繁晴
「はい。あの、この1週間は実はもう、もちろんオリンピックも盛り上がってるし、それから今のトヨタの問題(注:アメリカ議会の公聴会があった)も、あの、ほんとに世界の問題になってるんですけどね。もう一つ、あの、皆さんご承知だと思いますけど、この1週間の大きな動きってのは、普天間に関する動きだったですね。で、あの、先週のこの番組でですね、あの、国民新党が出してきたキャンプ・シュワブの地上案と、今まであの、普通の国民の方、あんまり耳慣れない案が急に出てきて、これは実は国民新党じゃなくて、ほんとは民主党の中で練られた案なんだということを申しました。で、この1週間はそのキャンプ・シュワブの陸上案の話をこうめぐって報道があふれたんですが、全体的に報道はとにかくその、大臣が好きなことを、あの、色んな大臣が好きなことを言ってて、その、閣内が乱れてるって話ばっかりだったんですよ。しかしそれはね、あの、このテレビ番組であえてはっきり申しますが、もうそうやって発言が色々違ってたら、乱れてる、閣内は不一致だって、もうはっきり言うとワンパターンで、判を押したように同じようなこと報道してるんですが、実態は違います。で、その実態が違うことを正した上で、その、何がほんとの解決なのかを今日皆さんと一緒に考えたいんですが、今日の最初のキーワードはこれです(フリップ出す)」

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山本浩之
「はぁ、『きれい事はやめよう』と」

青山繁晴
「はい。これはまさしくその、この1週間の特にメディアの報道ぶり、1週間だけじゃなくて、沖縄問題についてメディアの報道ぶりがワンパターンだけじゃなくて、ほんとはきれい事しか言ってないと。だから、沖縄県民の本当の悩みが私たち、あの、普通の、普通のじゃない、ごめんなさい、本土の国民に伝わらないところがあるというのを、皆さん、一緒に考えたいんです」

山本浩之
「では、詳しい話はコマーシャルを挟んでお願いしたいと思います」

(いったんCM)

 …………………………VTR開始…………………………

 沖縄の普天間基地移設問題が先週から慌ただしさを増している。

 金曜日、自衛隊機で沖縄を訪れた平野官房長官は、翌日(20日)沖縄県の仲井真知事と会談。
 そこで飛び出したのは…。

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沖縄県 仲井真弘多知事
「私も県外移設がベストだと…」

平野博文 官房長官
「常にベストを求めていきますが、やっぱり、えー、ベターになるかもしれません」

 県内移設もあり得るととれる平野官房長官の発言。
 そのベターな案とは何なのか。

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国民新党 亀井静香代表
「名護市の米軍のキャンプの中にある場所ですね、えー、そこへというのも一つのこれは選択肢ではないだろうかという…」

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 それは国民新党が提示した普天間基地を、辺野古沿岸ではなく、アメリカ軍、キャンプ・シュワブの中に移設するという陸上案。
 一躍、有力候補として浮上したが、県外・国外移設を掲げる社民党はすぐさま反対の声を挙げている。

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社民党 福島瑞穂党首
「なぜここで陸上案が出てきたのかと、私はそう思います」

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 さらに沖縄県議会は今日、普天間基地の国外・県外移設を求める意見書を全会一致で可決。
 ベターな案でまとめようにも、依然ハードルは高い。

 鳩山内閣は期限となる5月末までに、沖縄もアメリカも納得する結論が見出せるのか?

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鳩山首相(衆院予算委員会(おととい22日))
「努力すれば必ず解は見つかる。(VTR中略)この問題を5月末までに必ず決着をさせる」

 …………………………VTR終了…………………………
 
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「アンカー」拉致問題で小沢密使&小林議員と北教組違法資金事件

「竹島の日」に祝電を!/2月22日(月)午後1時30分から/松江市殿町158 島根県民会館中ホール/竹島・北方領土返還要求運動島根県民会議/送り方=局番なしの「115」又はネットでも簡単。NTT西日本 D-MailNTT東日本 D-Mail
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■2/17放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

参院選前に拉致問題動くのか?青山ズバリ

100217-16map.jpg 政府方針3要件のうち政権交代後「実行犯の引き渡し」が削除されたのはなぜ?小沢氏が密使を送って交渉をしている場所とは?

 コーナー前に、政権交代後初めて行われた党首討論と普天間移設問題について青山さんの解説がありました。まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 それと、番組終盤のニュースを短く伝えるコーナーで、民主党の小林千代美衆院議員陣営が北教組から違法な選挙費用を受け取ったとされる事件について取り上げられ、青山さんのコメントがありましたので、それの要旨も最後に紹介しておきます。

 コーナー本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________
 
党首討論 鳩山首相、「政治とカネ」では防戦一方もマニフェスト違反の指摘には徹底抗戦(FNN2/17)

 …………青山さんの解説(あくまで要旨)…………
    (  )内は山本浩之キャスターの発言です

(党首討論で鳩山総理の答弁を聞いていて納得できない、理解できないという方が大勢いらっしゃるのでは?この政治とカネの問題についていかがでしょうか?)

 そもそも政権交代からもう5ヶ月経つのに、党首討論が今までどうして開けなかったかというと、まさしく新政権が、小沢さんも含めて政治とカネの問題がずっとあったから、そのことを追及されるのが嫌で延びてきた面がある。ところがとうとう党首討論を開いてみれば、何と確定申告の時期にぶつかった。今真っ最中だが3月15日まで続く。その時のこの党首討論で、総理が事実上脱税を認めてることに加えて、たとえばあなたは確定申告自分でやったことありますか?と公明党代表に聞かれて、いや、人にやってもらって自分で確認したんだという答弁をすると。

 そういうこと合わせると、鳩山さんはやっぱりもともとそんな権力にしがみつく人じゃなかったはずだから、総理を辞すべきだと思う。この1ヶ月の確定申告の時期っていうのは、国民がきちんと納税するというものすごく大事な時期。国民にもモラル必要であるから、当然、国民の代表である国会議員とそのトップの総理大臣は特に税金に関しては完璧なモラルがなきゃいけないのに、党首討論でこんな話を確定申告の時期にやってるって、こんなブラックジョークはない。鳩山さんの人生のためにも、何度も「アンカー」で言ったが、脱税した最高指導者がそのまま留まる民主国家っていうのはないので、身を処すべきだろうと改めて今日思った。

(基地問題でも連立政権の中で不協和音を見せているが?)

 実は隠されたことがあって、さっきVTRで正確にやっていたが、国民新党の側からいわば現実案が出たと。2つあって、1つは名護市のすでに海兵隊のキャンプシュワブっていう基地があるが、その沖合いに造るのが駄目なら中に造りましょうという案。もう1つは嘉手納に統合しましょうと。2つ出してきた。これ国民新党の案になっているが、ほんとは違う。もともとの原案は民主党の中の、しかも外務防衛政務三役の中の2人まで実はこの案を考えてきた。今も考えてる。そのうちの1人は僕に電話で何度もこれで行きたいってこと言われて、いや、僕はできるわけがないと言った。どうしてかというと、名護の陸上に造るって、名護の新市長が賛成するわけはない。ここは社民党の言ってる通りで、要するに基地の拡張、拡大だから受け入れるはずがない。こうなってしまってからの沖縄県民の方は。

(実際に市長も受け入れないと明言されていた)

 それから嘉手納の統合も、嘉手納の町長が受け入れるはずがない。どうしてこれテーブルに載せなかったかというと、社民党から反対されてこの案が潰れちゃ困ると民主党側も思ってるから。ということは、今、5月末に向けて実際にテーブルの下でこれが現実的かなと検討されてるのが、このまさしく名護の陸上案と嘉手納統合案。だから平野官房長官は最近の記者会見で、急に、沖縄の振興策を改めて考えるために、たとえば企業の経営者を入れたような新しい会議を作る、まで言ってるわけです。これ最終的には沖縄県民はじめとする民意の判断だが、ほんとは水面下の流れが県内での問題処理に傾いてると。で、そのことはもうこの段階で国民に、沖縄県民にもはっきり分かるべきだと思う。せっかく政権交代したんだから、かつての自民党政権のようにテーブルの下で何でも手を握り合うってことをやめて、やっぱり表に出して堂々とやるべき。

(何のために検討委員会があるんだろうと。今日2月17日という日は、それを提示してさあ話し合いましょうという日。もともとそれはセッティングされてたと。5月末には結論出すというのはアメリカに対しても国内に対しても公約。時間的な作業も大丈夫なのかなと思ったら、そうじゃなくて、この検討委員会で話すっていうよりはむしろ水面下でそういう話ができてるんだってことなんですね?)

 だからはっきり言うと、外務防衛、官邸、国民新党が手を握りつつあって、社民党だけがそこから外されてるということ。これはでも政治としてはよくあることだが、外されて社民党がどうなるかという問題よりも、結局沖縄県内に戻るんだという方向が出てるってことはフェアに沖縄県民に示されるべきだと思う。あと3ヶ月しかないわけだから、県民の判断材料をお渡しするべきだと思う。

 …………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………
 
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「アンカー」マルサの小沢氏情報を官邸が入手!?&訪米要請の真相

「竹島プロジェクト2010」進行中。詳細は「さくら日和」さんもしくは拙ブログ1/23付を(共に画像配布中)。
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■2/10放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

不起訴で一転石川被告を擁護へ・小沢氏強気復活で政局どうなる?青山ズバリ

100210-10yama.jpg 不起訴になって以降の小沢さんはやたら強気に見えますが、しかし鳩山総理との力関係には変化が起きているようです(って本来、総理の方が強いはずなんですが)。
 また、キャンベル国務次官補から小沢さんに訪米要請っていうのも実はウラがあるようです。

 コーナー前に、2月9日の石川知裕被告の地元での記者会見について青山さんの解説がありました。まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________
 
民主・石川知裕議員、離党も議員辞職もしない考え明らかに 与党内から離党求める声も(FNN2/10)
 (会見で紙を読み上げた石川被告、「離党も辞職も考えていない」という部分は黒く塗りつぶされ、読まずに飛ばした。塗りつぶされた横には手書きで「自分で決める」)
「陸山会」土地取引事件で起訴された石川知裕衆院議員、近く民主党離党の公算強まる(FNN2/10)
新行政刷新相に起用の枝野幸男元政調会長「しっかりと頑張ってやらせていただく」(FNN2/10)

 …………青山さんの解説(あくまで要旨)…………
    (  )内は山本浩之キャスターの発言です
 
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「アンカー」小沢氏不起訴の真相 検察の戦いは第3章へ

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■2/3放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

特捜部の結論は?ついに秘書ら明日拘置期限…小沢氏命運を青山がズバリ!

100203-14touki2.jpg 先週、青山さんから検察側の発言として「小沢さんの立件は苦しい。共犯の立証には大久保容疑者の供述が不可欠だが、それがない」と解説がありましたが、その通りになってしまったってことですかね(T^T)

 コーナー前に「小沢幹事長不起訴へ」のニュースと青山さんの解説がありました。今回はその解説の部分から続けてコーナー本編まで、完全起こしでお送りいたします。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________
 
山本浩之
「まぁあの、昨日の深夜になって、えー、小沢幹事長どうやら不起訴の方向だという、ま、速報が流れまして、ご本人はこの、刑事責任を追及されれば、その時点で責任はまぁ取るということを、記者会見でも、えー、それに近いことをおっしゃってましたけれども、これ不起訴になった場合ですね、えー、まぁこのあとの青山さんのコーナーでも、この事件については詳しくお伝えいただくんですけれども、これ、ま、さっき石破さんも(ニュースVTRの中で)おっしゃってましたけど、政治的責任というのは当然問われるわけで、このあたりどうなんでしょう、幹事長職に留まるのか、そういったところも含めていかがでしょうか」

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青山繁晴
「あの、まず当面はおそらく辞めないと思いますね。というのはさっきヤマヒロさんが言われた直近の記者会見で、もしも自分が刑事責任に問われたら責任は重いと言ったんで、えー、側近であろうが誰だろうが、違う代議士が起訴されても、つまり石川さんが起訴されても自分は政治責任を問われる筋合いはないと、いう意味のことをもう先回しにおっしゃってるわけですからね。当面は幹事長辞めないでしょう。しかしその、小沢さんあくまで7月11日に予定されている参議院選挙が視野に入ってるわけですから、あの、今後の世論調査、この不起訴を受けて、あの、そのあとに行われるであろう世論調査でですね、今までのように、幹事長辞めなさいっていう世論が7割8割もそのまま続くことになれば、そのままずーっとそれ行って参議院選挙に突入して、参議院選挙、そのお陰で負けたら、その、事件でやられるのと変わりないぐらいの打撃を小沢さん受けますからね。だから世論調査の動向を見て、これは参院選にまずいなと思ったら、そこであの、幹事長退いて、で、その場合は影響力を十分残して退いて、その、自分の影響力は十分使える幹事長を立ててくるでしょう、フレッシュな。たとえば」

山本浩之
「ええ、誰でしょう?」

青山繁晴
細野豪志さんとか、今の副幹事長の。38歳、当選4回ですね。で、この人を前面に出して、もう細野さんはっきり言って、僕が昔知ってた細野さんと違って、今はもう小沢さんにはっきり言うととても近い、口の悪い人に言わせりゃベッタリってことになってますからね。だからその細野さんのフレッシュなイメージを出して、裏で小沢さんが参院選を動かす、党内動かすという構図を今のところ頭の中あると思うんですけど、これはもうあくまで世論調査次第で、つまり世論の動向次第ですね」

山本浩之
「なるほど。えー、まぁさっそくまぁ、この青山さんの“ニュースDEズバリ”、えー、このあとのコーナーに僕は行きたいと思うんですよ。なぜかというと、今回のその不起訴という流れっていうのがね、どういうふうにしてできてきたのかっていうですね、そういったあたりも含めて、あの、解説を今日はいただけるということですので」

青山繁晴
「はい。あの、まずその、今日のコーナー始まるにあたって確認したいのはですね、その、今回、小沢さんが不起訴になりそうな事件っていうのは、あくまでその、政治資金規正法違反、つまり政治資金収支報告書というものに嘘の記載があったんじゃないかという事件についてはそうなんですよね。で、しかしその、皆さんよくご承知の通り、今、小沢さんの周りで問題になってるのは、その、収支報告書にどう書かれてたってことにとどまらず、たとえば政党助成金がどこに消えたのかとか、あるいは政党助成金も含めて、それからゼネコンからのお金も含めて、ひょっとして、その、政治団体なのに不動産を買ったりしてたんじゃないかということが、こう、たくさん問題になってるわけですよね」

山本浩之
「いやー、もうあまりにも不明朗な額ですからね、これは」

青山繁晴
「はい。で、もちろん小沢さんに言わせれば、それはしかし、あの、立証されたわけじゃないってことになるんですが、このあたりを、その、今その、検察の内部でどう考えてるかっていうのを知るために、実はこの、今日朝から、えー、早朝から、特捜部とそれから検察の首脳陣、それぞれに、まぁあの、携帯で電話をしまして、話を聞きました。で、その合わせた結論、ひとことのキーワードで言うと、これです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『第3章』」

青山繁晴
「はい。えー、第3章、つまり第1章っていうのが去年3月の西松事件ですね。で、西松事件を思い出していただくと、あの時も大久保秘書が、ま、摘発されて、小沢さんは事情を聞かれることすらなかったわけですね。で、今回小沢さんは不起訴になりそうですけども、今回の第2章ではついに小沢さんに直接手が伸びて、参考人とはいえ事情を聞かれたわけですね。そしてその検察、上層部も現場も合わせて、実はまだ第3章がありますと。で、検察も国民の批判を当然すでに受けつつあるわけですけれども。結果これですかという批判を受けつつある。僕もその点、検察はだらしないと思ってますけど、検察の側は、いや、第3章がこれからあるんだと言ってるんで、それが本物かどうかってことを、皆さんと一緒にこのあと考えたいと思います」

山本浩之
「はい。えー、ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)
 
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「アンカー」逮捕許諾請求を警戒する小沢氏&普天間問題の今後

「竹島プロジェクト2010」進行中。詳細は「さくら日和」さんもしくは拙ブログ1/23付を(共に画像配布中)。
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■1/27放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

秘密裏に現職閣僚が開いた会合・基地&土地購入で何を話した?青山がズバリ

100127-09taiho.jpg ネットのテレビ欄は上記のようになってましたが、新聞紙上に掲載された内容はこうでした。【特捜部に切り札は?小沢氏資金捜査の行方と普天間の運命…青山がズバリ!】。新聞の方が実際の放送内容に近かったです。

 コーナー前に、平野官房長官の「名護市長選挙の結果を斟酌しなければならない理由はない」発言の波紋、政治とカネの問題をめぐる国会論争での公明党の思惑について青山さんの解説がありました。まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________
 
普天間基地移設問題 平野官房長官、法的措置による決着の可能性に言及(FNN1/27)
普天間基地移設問題 平野官房長官「地元の理解を得るのは必須だ」と釈明(FNN1/27)
普天間移設問題 鳩山首相、「地元の頭ごなしに決定するつもりない」と強調(FNN1/27)
陸山会土地購入事件 水谷建設元幹部「現金入り紙袋をテーブルの下でこっそり渡した」(FNN1/27)
参院予算委 「政治とカネ」の問題で大荒れ 自民党は新戦略で鳩山内閣を「攻撃」(FNN1/27)

 …………青山さんの解説(あくまで要旨)…………
    (  )内は山本浩之キャスターの発言です

●名護市長選結果を受けての普天間移設問題での平野官房長官の発言

 平野官房長官の話を聞いていて一番痛切に思うのは、火を着けた人が火がドンドン大きくなってしまったら急に慌てたように見える。火とは沖縄県民の期待感。普天間や移設先として日米が合意していた辺野古、名護市あたりを歩いてみると、市長選で破れた側は推進派と呼ばれたが、大喜びで推進してたのではなく苦渋の選択。地域の振興も含めて、補助金ほしいってことも含めて苦しんで選んでいた。それが去年の政権交代があってから、県外・海外に出せるようなニュアンスのことを総理も官房長官もおっしゃったから。

(そう言って総選挙に勝ったわけですからね)

 そうです。それで選挙(名護市長選)が終わったら、地元の合意を斟酌する必要はないと。いったん言葉に出したものはあとで言葉言い換えたってダメなので、それは皆びっくりしたわけですよ。但し同時に言えるのは、平野さんが言いたかったことは実は本来は国際社会の常識。というのは、国の安全保障に関わる施設はそれぞれ地元で簡単に喜ばれるわけがない、世界のどこの国でも。地元の人たちと話し合いするが、最終的には国が地元だけじゃなくて国益全体、国際社会とのバランスを考えて決めますというのが世界の常識。ところが政権交代以降今まで一度もそれを言ってなくて、名護市長選で結果が出たら突然それを持ち出したからおかしなことになる。要は政権の腰が定まっていない。何が本当の今の政権の理念なのかということが、心棒がぐらぐらになっている。
 平野さんばかりに今は非難が集中しているが、平野さんとしてはいちおう政府与党で作った沖縄基地問題検討委員会の委員長になって、お金使って現地まで行ったから、いちおう泥を被るつもりで行った。ところがそれを受けた鳩山さんが、やっぱり地元の合意は必要と言いつつ「ゼロベース」と言う。「ゼロベース」ということは辺野古沖が残ってるんじゃないかとなるから、やっぱり一番責任ある、罪が重いのは鳩山総理。総理の中に2つ矛盾したものが入ってしまってる。すると平野さんもおそらく誰を信じて動いていいか分からないということにもなる。

(政権としてこの問題についてはどういう手順で話を進めて、発足後3カ月間、何もできなかった政権だが、いちおう12月からは話し合いを進めるんだと。で、その委員会を設けて、5月末というのは今日の予算委員会でも必ずやると鳩山総理はおっしゃったが、この市長選の結果を受けてきちんとどういう形でやるかというのは、いつまでも「ゼロベース」では誰をも納得させられない)

 納得させられないし、本当は鳩山総理は実は言い方を微妙に変えてるところがあって、本来は5月末までの解決、合意というのは、アメリカ含めて関係者がみんな合意するってことを合意だと言うんだという意味のことをおっしゃったじゃないか。そうするともう辺野古はないはずですね。だから「ゼロベース」じゃないんですね。その矛盾にご自分で気がつかれない人っていうのが総理でいいのかなと。脱税問題も含めて個人的意見だが、改めて痛感せざるをえない。

●政治とカネをめぐる国会論争〜公明党の思惑

(国会で公明党の山口代表から、最後の10分に満たない時間で鳩山総理の母親からの資金提供について追及があったが)

 山口さんの鳩山総理に対する追及は時間は長くなかったが、なかなか厳しかった。だから思わず鳩山総理がもう質問終わってるのに「ちょっと待って下さい、付け加えたい」と言って、「私が知らないと言ってるのは言い訳じゃない、弁解じゃない、知らなかったんだから知らないって言ってるんだ」と答弁してびっくりした。
 但し山口さんの質問にはもうひとつ別の意味がある。というのは、明日(1/28)何があるか。09年の第二次補正予算が明日の参議院本会議でおそらく成立する。それが与党だけじゃなく公明党も賛成して成立する。補正予算とはいえ予算は国政の根幹そのものだから、これ今まで「アンカー」で何度も指摘してきた「民公連携」が実は実質始まっている。しかもこれから3月の本予算の正否に向けて大きな政治的な盛り上がりが来るわけだから、その時に公明党としてはこの補正予算成立させたスタンスを、そのままとるのかどうかを民主党に問いたいということもある。だから小沢さんについてはもう山口さんは追及しなかった。鳩山さんには徹底的に厳しく行くというのは、鳩山さんをたとえば脱税問題その他で切って、新しい総理になったら公明党としては組みやすいという、つまり公明党のこの厳しい質問もあって、政治とカネの関係をきれいにした上で、公明党としては本予算でも組むんだという道筋を作る質問という意味が非常にあったように思う。

(そういうメッセージが隠されている?)

 国民にというよりは、永田町内部に向けてのレーザー発射みたいな感じだった。国会だから政治的は当たり前とはいえ、他のメディアももうちょっと、予算案に公明党が賛成していることをしっかり報じるべきではないかと思った。当たり前みたいに数行書いてるだけ。

 …………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………

山本浩之
「今日の青山さんのこのコーナーなんですけれども、どういうテーマで」

青山繁晴
「はい。まあ、あの、最近いわゆる内政問題にずっと触れざるをえない状況が続いてるんですけれども、あの、つい最近もその、鳩山政権のまさしく命運をもう直接左右することがこの週末に立て続けにありましたよね。えー、土曜日に民主党幹事長の小沢さんが任意とはいえ検察庁に事情聴取されて、で、日曜日には普天間問題で名護市長選挙があって反対派の市長が誕生したと。で、この2つを踏まえてですね、この土日を踏まえて、じゃあこれからどうなるのか。もうほんとにあの、僕自身も含めて皆さんの関心事だと思うんですけど、それを今日お話ししたいんですが、最初のキーワードはこれです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『断崖のふたり』」

青山繁晴
「はい。これあの、断崖絶壁の1週間から10日間ぐらいが続いて、そこに2人立ってると。で、この2人はまずはですね、小沢さんとそれから検事総長の樋渡さんだと思います。小沢さんと検事総長が今、断崖絶壁、どちらが転がり落ちるのか、下に落ちるかまだ分からない、その厳しいぎりぎりの状況をまずは皆さんと一緒に考えたいと思います」

山本浩之
「はい、ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

 …………………………VTR開始…………………………

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 先週土曜日、鳩山総理大臣が現れたのは栃木県。
 夏の参議院選挙をにらみ、週末の地方行脚をスタートさせた。

 栃木名産とちおとめをほおばり満面の笑みと思いきや、内心はそれどころではなかったに違いない。
 この週末、政権の命運を大きく左右する2つのヤマ場が控えていたのだから。

<1月23日(土)小沢幹事長を事情聴取>

 事情聴取の1週間前の民主党大会で、検察への敵意を剥き出しにした小沢幹事長。

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民主党 小沢幹事長
「(権力の行使の仕方について)全面的にきちんと対決してまいりたい」

 鳩山総理がイチゴをほおばっていた頃に行われた東京地検特捜部の事情聴取のあとは一転。

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【25日 定例会見】
小沢幹事長
「捜査が、あのー、公正さを欠くようなことをしているとは思っておりません」

 と、検察批判を封印。
 代表者の責任もあるとした上で、幹事長を続投する考えを示した。

<1月24日(日)沖縄・名護市長選 移設反対派が当選>

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名護市長に当選した稲嶺進氏
「責任の重さがですね、えー、痛感するというような、こういう思いですね、心境ですね」

 普天間基地の移設先とされた辺野古を抱える名護市の市長選挙では、反対派の稲嶺氏が当選。
 辺野古への移設は困難となり、移設先探しは文字通り「ゼロベース」からとなる。

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 政治とカネ、アメリカ軍基地の移設問題。
 来年度予算の審議を前に大きなヤマ場を迎えた鳩山政権。
 この先どうなっていくのか。青山がズバリ解説します。

 …………………………VTR終了…………………………
 
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「アンカー」小沢氏起訴不可避!?内通者も交えた検察との神経戦

外国人地方参政権 抗議・応援・要請先テンプレ
自民執行部に反対姿勢を表明するよう要請メールを!

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■1/20放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

最終戦争小沢氏vs検察!ついに動き出すか民主党内の非小沢派…青山ズバリ

100120-03frip.jpg 山本浩之キャスターは体調不良とのことで昨日(火曜)からお休み。代わりに岡安譲キャスターが仕切りました。
 青山さん曰く小沢幹事長の「起訴は不可避」、また最近彼の言動が大きく揺れたのは「検察の内通者」が原因。

 コーナー前に、民主党や閣僚が盛んに行っている検察批判について、青山さんの解説がありました。まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________
 
国会 参院本会議で自民・尾辻参院会長が鳩山首相の退陣求めるなど野党から厳しい追及(FNN1/20)
ほか、小沢幹事長の土地取引問題やそれに絡む閣僚の発言、民主党による「捜査情報の漏えい問題対策チーム」「石川代議士の逮捕を考える会」の発足などのニュースを伝えたあと

 …………青山さんの解説(あくまで要旨)…………
    (  )内は岡安譲キャスターの発言です

(検察の捜査に対する批判が民主党や閣僚の中で高まっていますが?)

 今の民主党は政権与党だから当然、法務・検察も政権の中、政府の一部ですから。そういう任にある閣僚や議員が、同じ組織の中の法務・検察を批判してると。これは日本でもかつてほとんどなかったし、国際社会ではもっとないわけです。
 たとえば自民党時代に田中角栄さんがロッキード事件で逮捕されて、角栄さんは直ちに自民党を離党して無所属になって、つまり政権与党から離れて、それで角栄さんも今の小沢さんと同じように私は潔白だと訴えて、ずっと裁判でも戦って、有罪判決を受けながらついに亡くなったのでそこで終わったわけですよね。ある意味、そこはきちんと守ってたとも言えるわけですね。
 つまり(角栄氏は)政権与党の中にいながら政権与党を動かして政権与党全体で法務・検察の批判、つまり司法の批判をするんじゃなくて、自分はちゃんと離党して、自分の信念として戦ったと。あの事件は途中で終わってるが、事件の悪質さなどは別にして、そういう意味では筋が通ってたわけですよね。それは自民党が筋を通したというよりは、田中角栄という人のいわばプライドをかけた筋の通し方でもあったのかもしれません。

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 それと比べてやはり今があまりにも安易な、つまり小沢さんが角栄さんと違ってむしろ政権与党にいる力を行使して、自分の戦いをやりたいという姿勢をとってると。それは小沢さんの考えですけれども、それに対して民主党の議員はどんな一年生議員でもそれぞれの小選挙区で有権者の票をいただいてきてる、その選挙区では唯一の存在なのに、もう、そういう筋の通し方もあるんじゃないかって議論すらほとんど行われないで、とにかく野党が権力批判するんじゃなくて、与党が自分の内部の司法をこき下ろすのは、はっきり言うと日本国をこき下ろしてるのと同じ。日本の司法システムがこんなに歪んでおかしいんだってことを外から批判するんじゃなくて、その責任を預かってる人たちが言うっていうことだから。
 たとえば外国から「日本の司法はほんとは歪んでるんですね、だって与党がそう言ってるじゃないか」と言われたら反論できない。日本を貶めてるということにつながりますから、これはやっぱり小沢さん個人の信念に基づく戦いと、与党のあり方はちゃんと仕分けしなきゃいけないですね。

 もう1つ、捜査情報のリークが云々という話を前面に押し出そうとしている民主党の議員もいらっしゃる。僕はここで提案したいんですが、その議員の方々は、じゃあメディアに研修に来て下さい。
 僕は共同通信の記者を20年間やってました。政治部が長かったが最初は事件記者として当然スタートして、検察官や刑事にずっと回ってる時代もあったわけです。その時に、特に事件やってる検事に「これどうなってるか教えて下さい」と言っても絶対教えてくれない。そうじゃなくて自分たちが泥の中はいずり回って、たとえば土建業者やいろんな関係者を全部回って自分で一生懸命集めていって、検事のとこに持っていって、会ってくれないが何とか通勤途上とかでつかまえて聞いて、そうした時にノーと言わなかったら筋があるから、もう一回回り直すわけです、自分で。そして最終的にまとめてイエスかノーかで迫るのが実は取材のあり方。

公式発表で出てるもの以外の部分をどうやってとるかが記者の仕事ですからね)

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 そうです。検察は本来公判で情報を出すわけですから。裁判を有利に進めるためにも事前には簡単に漏らさない。メディアが自分で調べるわけです。
 そして皆さん知っていただきたいんですが、裁判官の方々は実際にメディアの中に入って、取材がほんとはどういうものかというのを検証をやっておられる。だからぜひ国会議員もメディアの中に入って、そのかわり研修だからといって甘えるのは許しませんよ、自分で泥にまみれて取材してみろと僕は思いますよ。その上でやっぱり検察官が情報をリークするんだってこと分かったならばいいですが、(「捜査情報の漏えい問題対策チーム」や「石川代議士の逮捕を考える会」は)机上でこんなことやってる場合じゃなくて、自分で泥の中に入ってくればいい。

 …………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………

岡安譲
「さあそして、いきなり今日はあの、コーナーすぐに行きたいと思うんですが、このコーナーも小沢さんのお話をしていただけるということなんですが」

青山繁晴
「そうですね。あの、まぁたまたまなんですけれども、先週の水曜日に、岡安ちゃんも、それから村西さんも、それから今日体調不良でお休みのヤマヒロさんもね、あの、みんなでこう事前の打ち合わせするんです。この生放送が始まる前にですね。で、その時に僕があの、ひょっとしたら放送中に強制捜査始まるかもしれないということを申しましたら、本当にその…」

岡安譲
「まさにそのタイミングでその通りになりましたね」

青山繁晴
「ええ。で、あの、ほんとに重なったわけれどもね。で、それから皆さんちょうど今日1週間経ったわけですよね。で、ほんとに怒濤のような1週間だったんですけども、その間の印象として、つまり一般的な報道では、小沢さんの姿勢はずっとこう頑張って突っ張ってるというイメージが報道で流されてると思うんですけど、それ違います。そうじゃなくて、その、小沢さんはすごく態度がこう、この1週間こうやって(体を左右に揺らす仕草)急変してるんですね」

岡安譲
「揺れ動いてるわけですね」

青山繁晴
「はい。その揺れ動いてる背景として今日のキーワードはこれです(フリップ出す)」

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岡安譲
「『起訴は不可避』」 

青山繁晴
「はい。この起訴というのは、もちろん小沢一郎さんご本人の起訴は実は基本的に不可避な情勢にあると。それだから小沢さんも揺れるし、そしてこれは検察の方にすればですよ、あるいは検察に対して物を申せばですよ、ここまでたとえば国会審議に影響も与えながら、小沢さん本人は起訴できませんでした、それはあの、検察にとって僕は終わりを意味すると思います」

岡安譲
「負けということですか」

青山繁晴
「はい。で、小沢さん、検察双方の今の本当の姿について、このキーワードをもとにしながら、このあとご一緒に考えたいと思います」

岡安譲
「はい。お知らせをはさんで、青山さんに小沢さんの心の内を語っていただきます」

(いったんCM)
 
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「アンカー」小沢幹事長の関係先を一斉捜索&青山氏VS平沢議員

外国人地方参政権 抗議・応援・要請先テンプレ
皆様から頂いたコメントもご覧下さい。有益な情報が多数あります。

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■1/13放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

小沢氏の聴取は?収支報告書と告発状にみる資金移動の動機…青山ズバリ!

100113-11oza.jpg 小沢幹事長の関係各所一斉に東京地検特捜部の強制捜査キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

 この大ニュース、番組が始まった頃にちょうど速報が入りまして、青山さんの解説がありました。まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 そのコーナーなんですが、実は先週の放送に関して青山さんと平沢勝栄議員とでバトルになってまして(お二方のサイトをご覧になってる方はよくご存知かと)、その件は前半で取り上げ、後半が小沢幹事長のお金の問題となっています。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________
 
「陸山会」土地購入問題 特捜部、陸山会や大手ゼネコン「鹿島建設」などを一斉捜索(FNN1/13 17:34)

 …………上記ニュース報道について青山さんの解説(あくまで要旨)…………
    (  )内は山本浩之キャスターの発言です

 今この瞬間に全く局面が変わったわけですね。今まではずっと任意の捜査で来たものが、ついに強制捜査が始まったということで。チキンレースが続いてきたのに対して、検察がひとつの答えを、最初の答えを出したということで、これはもう大変な事態です。
 当面の焦点は、本日、再び任意で事情を聞かれていたとみられる石川衆議院議員、この人を逮捕するのかどうかと。するならたぶん今日中にと、間もなくかもしれませんが、それが大きな分かれ目になるし焦点にもなりますね。それからその先、こうやって小沢さんの政治資金管理団体に強制捜査が入って、それから資金源だったんじゃないかと言われてるゼネコン側に入って、そして場合によっては側近の代議士を逮捕するとなると、小沢さんご本人に対してどういう捜査になるのかということが、もうほんとに息を呑むような展開になってるわけですね。

(本人は聴取の要請に対しては、今は応じられないと突っ張ってますが?)

 昨日の記者会見で、突然、検察批判を全部手控えたこと、それから任意の聴取に今まで応じてこなかったこと、いずれも小沢さんはこの強制捜査を事前に分かっていたんじゃないかと。検察の中にちゃんと情報源持ってますから。正確な日にちまで分かってたかどうかは別にして、いずれ強制捜査に踏み込んでくるんだってこと知った上で、いわば覚悟の会見にもなってるんじゃないかなという気がしないでもないですね。

(このまま応じない場合、検察サイドとしてはどういうふうな手を?)

 いくつか検察にとって選択肢というか道があって、1つは「そうですか、任意では話してくれないんですね、ごめんなさい」で終わっちゃう。

(それはあんまり考えられないですよね)

 いちおう法的にはもちろんあるわけですね。それから2つめは、今の捜査は本当は、市民団体の告発でも小沢さんが告発対象にはなってなくて、いわば小沢さんは関連の参考人の段階なんですよ。参考人としての任意で話を聞きたいっていうのが断られた場合、それを一気に被疑者として強制捜査するのかと。つまりちょっとジャンプがあるんですけれども、これをやるのが2つめの道。
 3つめの道としては、いわばこのまま小沢さんは参考人として、陸山会、それから石川代議士を含めた事件の参考人として、石川さんの処分がやがて決まって、起訴されて裁判になるとしたら、その裁判の前に小沢さんに参考人として強制的に事情を聞く。
この場合は検察が裁判所にそれを要請して裁判所が認めたら、いわば裁判所の立会のもと、この事情聴取が行われるってことになるんですね。
 いずれにしても、さっきヤマヒロさんが言われた通り、1つめの「そうですか、すみません、話聞けないんですね」で終わりそうにないから、政権にとっても私たちの国にとっても、大変な事態です。与党の幹事長ですから。

(可能性としてはやっぱり3つめ?)

 常識的に言ったらそうなのかもしれないんですが、夕べ、検察の当局者と電話で長話した時には、正直まだ決めていない、決めきれていないと。だからそういう意味ではお互いに様子見てるチキンレースというものがまだやっぱり続いてることは続いてるんですね。

 …………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………

山本浩之
「では、青山さんのコーナーにまいりたいと思います。“ニュースDEズバリ”、今日はどのようなお話を」

青山繁晴
「はい。あのー、今日はある意味、こういう小沢さんデーみたいなね、小沢デーみたいな日になりつつあるんですけど、あの、先週このコーナーでは、その、小沢さんが参院選を睨んでですよ、拉致問題でも動きを強めているってお話をいたしました。で、それについてあの、非常に大きな反響とか関心をいただきました。で、これはあの、最近テレビで拉致問題をあんまりやってないのに、日本国民は拉致問題全然忘れてないということだと思いますから、僕としては非常に心強く思ったんです。で、それと同時にですね、実は翌日にある政治家の方から抗議の電話をいただきました。で、えー、その抗議の内容を詳しく、正確に、フェアに今日のコーナー、前半の全部を使ってお話ししたいと思います。で、その上で、今日のキーワードはこれです(フリップ出す)」
 
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「アンカー」小沢と検察チキンレース&訪朝狙う民主政権

■1/6放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

電撃訪朝狙う民主政権&小沢氏資金捜査は?2010年のニッポンを青山ズバリ

100106-05dedokoro.jpg 東京地検特捜部が小沢幹事長に対し任意の事情聴取を正式に要請!小沢陣営「痛恨の大誤算」とは?
 参院選勝利に向け民主政権が訪朝を画策?その裏で暗躍するヤマタク?
 今年も1発目から盛り沢山です。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________
 
陸山会土地購入問題 特捜部、民主・小沢幹事長に任意の事情聴取に応じるよう要請(FNN1/6)

 …………上記ニュースを伝えたあと…………

山本浩之
「正式に要請ということで大きく動き出したわけですけれども、この小沢幹事長の件については、このあとの青山さんの今年1回目の“ニュースDEズバリ”のコーナーで取り上げていただきます」

青山繁晴
「はい。あの、今ヤマヒロさん言われた通り、今年1回目のコーナーなんですよね。で、今年は、また特に2000年代になってから、ま、2010年になっていよいよ10年代に入ってきたってことで節目の年でもありますから、その、1回目はむしろ大きな時代の動き、やりたかったんですよ。ところが今、皆さんご存知の通り、ま、小沢さんが一番力を持ってる政権の中でですね、その小沢さんが検察庁に直接事情を聞かれる情勢になってるというのは、これ避けて通れないので、あの、今日これをやります。で、まずキーワードはこれです(フリップ出す)」

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山本浩之
「はぁー。『もう逃げられない』と」

青山繁晴
「はい。これは去年3月の西松事件の時との比較で、あとでこの中身は詳しく申したいんですけれども、ただ最初に申しておきたいのはですね、さっきの藤井さんの実質的な抗議辞任と同じであってね(トップニュースで藤井財務大臣の進退問題を扱った。健康面の他に小沢幹事長との確執、ガソリン代暫定税率の件で小沢幹事長の言いなりになった鳩山総理に対する抗議の辞任でもあると青山さんは解説)、その、政権交代が行われてまだ4カ月めにすぎないのにですね、その、こういうキーワードでその、与党の幹事長の話をしなきゃいけないっていうのは、その、政権交代に期待をした民意っていうのをほんとに裏切ることにすでになってると思います。で、ただ、その、それで残念です、困りますねっていうだけじゃなくて、やっぱりこれからこの国どうすんのかということを、まさしく今年第1回としてそれもお話ししたいと思ってます」

山本浩之
「はい。ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「お伝えしておりますように、東京地検特捜部は先ほど小沢幹事長に対する事情聴取を正式に要請しました。この問題が民主党、そして小沢幹事長にどのような影響を及ぼすのか、さっそくお願いしたいと思います」

青山繁晴
「はい。えー、実はちょっと僕は今日緊張してます」

山本浩之
「は、珍しい」

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青山繁晴
「あの、滅多にないんですけど(笑)。あの、今年第1回ということもあるんですけどね、それもあるんですが、やっぱりこの最終戦争ね、あの、ま、言葉として適切かどうか分かりませんが、やっぱりこうちょっと身震いするような緊張感ある場面なんですよ、今、実は。で、小沢幹事長の力というのは衆議院308議席をバックにして、今ものすごい大きいわけですよ。日本の憲政史上でもそんなにないぐらいの力を持ってる。そこにわずか本来の特捜検事40人しかいない、東京地検特捜部ともう本当にガチンコの、まあ滅多にないぐらい、あの、凄まじい、今、戦いやってるわけですね。あの、そしてその戦いで、皆さん思い出していただくとですよ、ま、最近世の中、出来事多いから、あっという間に昔の話になっているように見えるけれども、ほんとはまだ去年の3月のことですね、まだ1年経ってない。えー、西松事件、西松建設事件で小沢さんの元公設第一秘書が逮捕されて、で、その時にこの『アンカー』であの、僕はその、捜査されるだけの理由があると、その、小沢さんにはカネの疑惑は深刻だということを何度も申しました。で、それに対して小沢さんの側は、いや、あれは国策捜査であって、その、検察が勝手にやってることなんだということを言われてですね。あの、僕ありのままの気持ちを申しますと、日本のマスメディアはどっちかというと、その、小沢さんの国策捜査の言い分の方にちょっと肩入れしてるような僕は気配を正直、ほんとはかなり強く感じました。で、その時にも実は僕はもう1つ胸の中にあったのは、いや、小沢さんのお金の問題というのは、この西松事件だけに終わることはないと、必ずまた噴き出てくるということも実は思ってたわけですけども、それが今、現実のものになってるわけです。その今、噴き出たものを皆さん、ちょっと見ていただきます」

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村西利恵
「今回の疑惑を整理しておくと、小沢幹事長の資金団体『陸山会』が、土地の購入資金などを収支報告書に記載していなかった疑いで、元秘書で会計事務の担当だった石川知裕衆議院議員などを、特捜はすでに任意で事情聴取しているものです」

青山繁晴
「はい。で、あの、皆さんまずね、あの、去年3月の西松事件と、これ違う事件だっていうことをまず頭に叩き込んでほしいんですね。あの、この国の政治に責任あるのは僕ら有権者ですから、有権者として違う事件が今、追及されてるってことを頭にまず置いていただいてですね。そしてまずこれ見ていただくと、その、小沢さんのお金、えー、政治資金を管理してるところは陸山会ってこう名前付いてんですね。で、この陸山会が土地を買いましたと。政治資金管理団体が。で、その土地を買ったお金をどうしたかっていうことを、この政治資金収支報告書に書いてないと、ね。で、これ実はまずですね、あの、去年の11月の半ばに市民団体からの告訴、告発で始まったんですよ。去年の11月ですよ。まだ2カ月も経ってないわけで、ものすごい早い展開なわけですね。ものすごい早い展開がなぜ起きてるかというとですよ、それは実はこの陸山会っていうところが不動産を購入したりしてるって、これ自体おかしいんじゃないかってことが実は前からずっと言われてたわけですよ。従ってその、検察の内部にはずいぶん資料があるわけですね。だからそういう意味で、これは単に形式的な犯罪の疑いじゃなくて、非常に深刻な問題。つまりたとえば僕たちの税金を使ってる政党助成金も含めてですよ、政治資金というものをその、不動産購入にあてること自体が、それ合法なのかっていう深刻な問題があるということが1つとですね、実はこの収支報告書に書いてないじゃないかってこと自体も、形だけとは言えない、皆さんさっきVTRにあった通り、小沢さんは、政治資金収支報告書で全部書いてるじゃないかと言われてたわけですから、これもしほんとに記載してなかったら、それだけで政治責任取らなきゃいけない話なわけですね。それからもう1つ、今回事情を任意とはいえ聞かれてる人が現職の衆院議員であるというのも、今までにないような重大な事件と言えるわけですね。で、しかしですよ、その、この事件でもっとその、今、目の前で重大なのはですね、小沢さんが大きな誤算があると、小沢さんの側に大きな誤算があるってことなんですが、えっ、こんなことがあるのかって誤算がある。それは何かというとこれです。出して下さい」
 
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