「アンカー」欧州経済危機で民主主義崩壊!?『荊の希望』先駆けは日本

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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

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■10/5放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

激変目前足場を固めるプーチンと焦るオバマ〜世界の真相を青山がズバリ!

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 今日のキーワードは『2012、民主主義が崩れる』と『荊(いばら)の希望』。
 ヨーロッパの金融危機はヨーロッパ型民主主義の崩壊につながる恐れが。ではアメリカは?そして日本がとるべき道は?

 なお、番組とは全く関係ありませんが、山崎行太郎さんの青山さん批判に関して最後に書きました。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
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 (欧米の経済危機についてのニュースのあと)

山本浩之
「ま、EUもアメリカも大変な状況になっていて、そうした世界の流れっていうのがあるわけですよね。で、このあとの“ニュースDEズバリ”のコーナーも、今日はこれがテーマだと…」

青山繁晴
「そうです。あの、もちろん日本国自身が、福島原子力災害もなお深刻な状況、決して、なくなったんじゃなくて続いていますし、そして、東北の復興もまだ緒についていないのが現実です。ただ、同時に、あの、この欧米諸国の危機というものは、決して他人事でないどころか、私たちの根幹に関わるっていうお話を、今日、あえて致したいんです。これはいわば、その、早めに備えましょうっていう、目的もあるんですけど、今日のキーワードはこれです(フリップ出す)」

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山本浩之
『2012、民主主義が崩れる』

青山繁晴
「はい。あまりにも強い言葉ですから、実はこれ書きながら、も、まだ、その、逡巡、迷いがなくはなかったんですけどね。2012年、つまり、もう来年まであと3ヶ月しかない、3ヶ月切ってるわけですね。あの、最近の風が冷たいので、その、冬を感じながら、秋を越して冬を感じながら来年のことを気にされてる方も、もういらっしゃると思います。特に大阪のように中小企業多い方にとっては、来年一体うちの会社はどうなるんだと、私の仕事どうなる、と思われてる方多いと思うんですけど、その来年に、経済の問題、だけじゃなくて、今見ていただいたヨーロッパやアメリカの経済の不調というものが、実は日本にとっても一番大切な民主主義ってものを突き崩す、その動きに、来年になっていくんではないかと。そのことを、予め知っておきましょうと。だから今日も厳しい内容に、ならざるを得ませんけれど、予め皆さんと一緒に来年のことを考える、今日はコーナーに致したいと思います」

山本浩之
「分かりました。では、コマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「まあ今世界中で沸き起こっている様々な問題、これが、民主主義をも突き崩すだろうと。そしてそれは2012年と言いますから、もうすぐそこまで見えてるわけですよね。具体的にどういうことなのか。さっそくお願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。今、ヤマヒロさんが言われた通り、民主主義が、突き崩されかねないから、民主国家である日本は、それを予め知りたいという意味でもあるんですが。皆さんこの2012年がとても不思議な年だと、いうことは、これまで『アンカー』で何度か取り上げたから、ご記憶の方もいらっしゃると思うんですね。はい、とても不思議な年です。はい、出して下さい」

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村西利恵
「2012年に、台湾、ロシア、フランス、中国、アメリカ、韓国で指導者選びが行われます」

青山繁晴
「ええ。これまあ僕はずっと惑星直列と、勝手に呼んでるんですけれども。まあ惑星直列ぐらい不思議な一致だと、ほんとに思うんですよ」

村西利恵
「これだけ重なるとね」

青山繁晴
「はい。で、ま、このへん全部主要国ですよね(一同同意)。あの、例えばアメリカをはじめとして、国連の常任理事国が4ヶ国入ってるわけですからね。つまりイギリス以外は全部入ってるわけですよね。で、こういうことは、実はもう、予め分かってるわけですよね。予め分かってるってことはどこの国も、そしたらこういう大変化に備えて、先に手を打ちたいんですが、まず民主主義はそれなかなかできないんですよ。例えば今のアメリカで言うと、11月の大統領選挙あるから、分かってるからって言って、先に手を打つって言ったって、競争が激しくなるだけなんですよね。で、これに対して予め手を打てる国は、素早く打ってきたんですね。はい、それはどこかというとこれです」
 
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「アンカー」小沢氏元秘書有罪判決の"真犯人"&日米首脳会談の真相

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■9/28放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

小沢氏元秘書有罪判決で揺れる野田政権&日米首脳会談の真相…青山ズバリ

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 前半は、小沢一郎氏の元秘書3人の有罪判決が持つ意味について。
 後半は、日米首脳会談でオバマ大統領が述べた本当の言葉から見えてきた野田首相の嘘。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
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 (小沢一郎氏の元秘書・石川知裕議員の議員辞職勧告決議案を野党4党が提出、小沢氏の献金問題をめぐる国会質疑などのニュースのあと)

山本浩之
「あの、すぐに“ニュースDEズバリ”のコーナーに行きたいんですけど、先ほど青山さんがご指摘あった『木で鼻をくくる』答弁という、野田総理の、さっそくここでも出てますね。政治家の、出処進退は、えー、その、政治家本人が判断するべきだって、言ってますけど、それは、政治家っていうのが、人格や、いわゆる識見、こういったものが、あの、きちんとした人物であるっていう大前提の場合にそれは適用されるんであって、この期に及んでまた同じような、こう言われても、いやあ、納得できない、その、はね、ほとんどだと思いますけど」

青山繁晴
「だから常に一般論はああやっておっしゃるんですが、あの、あの部分だけ、後半はね、司法への影響も考えてくれっておっしゃったでしょ。あの部分はね、しっかりまた国会軽視なんですよ。というのは、その、10月6日から小沢さんの初公判あるんだから、国会でそんな呼んだりしないでねってことを言ってるんですよ」

山本浩之
「おかしいですね」

青山繁晴
「あなたどういう立場ですかと。あの、国会が一番下なんですかっていうね」

山本浩之
「三権分立でしょっていうね。国会は国会で粛々とやればいいわけですよね」

青山繁晴
「あの、野田さんを含めて、あの、民主党政権のひとつの大きな問題は、民主主義の基本的な価値に、関心が薄いってことがあるっていうのは『アンカー』で何度も申しましたが、3人目の総理の野田さんに一番それが強く表れてるようにも思いますね

山本浩之
「なるほど。そこで、このテーマについては今日の“ニュースDEズバリ”のコーナーで、詳しく解説をしていただきます」

青山繁晴
「はい。その、石川議員に対する辞職勧告云々も、それから小沢さんを証人喚問する云々も全部、その、おとといに、その、小沢さんの秘書であった石川秘書らに、石川元秘書らに、現衆議院議員に、ら、3人に、有罪判決が下ったということなわけですよね。で、おとといにこの有罪判決が出た時に、その、メディアも、それこそ国会議員もみんな驚いた。どうしてかというと、あの裁判で、裁判長は、検察が調べ上げた供述調書、例えば、石川さんが、その、小沢さんに報告しましたといったような、その、供述調書、これは、無理な取り調べだったとして、全部、ま、捨てたわけですよね」

山本浩之
「そうです」

青山繁晴
「却下した、つまり、捨てちゃった、ゴミ箱へ入れちゃったと。だから、無罪だろうと予測があったのに、有罪になったから、大変メディアも国会議員も驚いたってことになってるんですが、これは僕は話が逆さまだと思います。本当は、その、供述調書を全部捨ててしまったことと、この有罪判決が出たことがまさしくがっちり噛み合ってることなんですね。で、その意味では、まああの、日本の裁判の歴史も変えるような判決であると同時に、実はもうひとつ重要なポイントがあって、あの判決は、意外なことをやってるんです。それはこれです(フリップ出す)」
 
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「アンカー」青山氏にもサイバー攻撃&日本の原発テロ対策の現状は?

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■9/21放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

サイバー攻撃が発覚〜防衛・原子力情報が狙われた?テロ対策から見た原発の現状を青山ズバリ!

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 三菱重工やIHIだけでなく、青山繁晴さん及び独立総合研究所にもサイバー攻撃(メール攻撃)が。しかもその差出人名は何と…!
 また、公表はされていませんが、すでに原発テロに遭った国が存在するそうです。

 後半は、日本の原発テロ対策についてですが、残念ながら今後もあまり期待は持てそうにありません。
 ちなみに、青山さんは現在、原子力に関する公職を3つ持たれているそうですが、その具体的な中身について私は初めて知りました(^^ゞ

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山本浩之
「で、このあとは、青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーにまいります。今日はどのようなお話をされますか」

青山繁晴
「はい。あの、国内ではその、台風に苦しみ、それからその、復興増税どうするかっていうまさしく国内の世論が行われてる中で、今、野田さんを含め、かなりの主要閣僚が国際社会に出てるわけですよね。で、特に、世界の注目の福島原子力災害について、その、細野さんがまず、もう年内にも冷温停止になるんだと言って、野田さんもそれを、改めて国際社会にアピールしてるわけですけれども、実は国際社会の関心はそこにはないんですよ

山本浩之
「はあー」

青山繁晴
「というのは、その、ま、そもそもの本来の冷温停止っていうのは、その、燃料棒がちゃんとしての停止ですから。もう、溶けちゃった上で、温度が下がるっていうこと、ま、それ温度が下がっていってること自体も諸国は知ってるし、もうそれは分かってることなんです。それから、日本国内ではやっぱり国民の最大関心事は放射性物質の漏洩、それがまだ止まらないってことで、もちろんそれは僕も含めて重大な関心を持ち続けなきゃいけないけれども、国際社会ではそこにも実は、国内で言われるほどの関心はありません。実際に僕は海外出てみてそれを痛感しましたが。それどうしてかというと、チェルノブイリで出た時の放射性物質の質、特に質と全然違うってことは国際社会は分かってるから。実は、福島原子力災害について、大きな国際社会の関心はもちろんあるんですけど、それは、国内ではほとんど語られてないことに、実はあるんです。それは、これです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『原発テロ』」

青山繁晴
「はい。これがすなわち今日の最初のキーワードでもあるんですが。福島原子力災害が引き起こしたことというのは、私たち日本国民の健康不安、そういうことにとどまらず、実は、原発のテロを起きやすくしてしまったと。世界中の原発で、テロの危険が高まってる。それが本当の世界の関心事なんです。で、これは当然、私たちの日本の原発についても当てはまることですから、今このことが、メディアに出てこないこのことがどうなってるかっていうことを、この機会に皆さんと一緒に、具体的に考えたいと思います」

山本浩之
「はい。えー、では、コマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)
 
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「アンカー」福島原発の“今”&近隣諸国に媚びる野田首相の所信表明

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■9/14放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

福島原発事故の“今”を検証〜野田新政権による原子力政策を青山ズバリ!

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 前半は、福島第一原発の現状及び、菅内閣と何も変わらない(であろう)野田内閣の原発政策の問題点について。
 後半は、外交・安保について。野田内閣が近隣諸国に対しどう対処するのかを、野田首相の所信表明演説から読み解きます。

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(衆議院本会議で野田首相の所信表明演説に対する代表質問が始まり自民党の谷垣総裁が質問に立ち、野田首相の鉢呂前経産相辞任をめぐる任命責任など追及…など政治ニュースのあと)

山本浩之
「さ、そして、その、色んな問題に直面する野田新政権について、今日このあと、“ニュースDEズバリ”でお話をいただくということですけど」

青山繁晴
「はい。あの、野田政権の、もうひとつの重要な課題っていうのは当然、福島原子力災害の克服ですよね。で、その、福島原子力災害が今どうなってるのかっていうのについて、その、国民の方々は、ずいぶん情報が少なくなったと、分かりにくくなったと思われてると思うんですよ。つまり、ちょっと落ち着いてくると、この国は報道がされなくなっちゃうんですよね。悪い時はワンワン出るけど、ちょっと、一部でも良くなると報道がドカンと減ってしまうと。で、でもその中で、新政権ができたんですから、今どうなり、これからどうなるかってことを、当然ご関心強いと思いますし、当然僕ら、一緒に考えなきゃいけないことですから、今日はそれを考えるんですが、最初のキーワードはこれです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『内閣非交替』」

青山繁晴
「これ、あの、これ(非)がなくて、交替したはずですよね、今」

山本浩之
「ええ、そうですね」

青山繁晴
「内閣交替したはずですが、ところが原子力災害について言うと、実は内閣替わってないんじゃないかと。替わってないと、いうのを具体的に、いつも通り皆さんと一緒に検証したいと思います」

山本浩之
「分かりました。では、コマーシャルを挟んで青山さんの解説です」

(いったんCM)
 
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「アンカー」外交・安保で奇妙な組閣…信念を捨てた野田首相の真の狙い

この度の台風12号で被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。特に和歌山県は私の第二の故郷(両親ともに和歌山県出身)なので、大変心を痛めています。一日も早い復旧・復興をお祈りしております。

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■9/7放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

野田首相の人事から見える日本の将来!普天間・拉致事件を青山ズバリ

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 今週もすごい内容でした。
 マルチ商法推進かつ拉致問題に冷たい山岡国家公安委員長兼拉致担当大臣。“素人文民統制”の一川防衛大臣。しかも閣僚17名中なんと10名が外国人地方参政権推進派。その他諸々……。
 こんな滅茶苦茶な人事をした野田総理の本当の狙いとは!?
 
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(臨時国会日程で与野党攻防、野田首相が中露韓首脳と電話会談、などのニュースのあと)

山本浩之
「そして、このあと、“ニュースDEズバリ”のコーナーでも引き続き、この野田新政権に関する、お話だと」

青山繁晴
「はい。あの、9月2日に新政権発足しましてまだ1週間経ってない。で、ま、支持率高めに出てるんですけれども、それは、やっぱり鳩山・菅内閣がいずれもひどすぎたから、国民としては、ま、藁にもすがる思いで期待をつなぐということがあると思うんですよ」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「でも一方で、この内閣いちおう支持するって例えば世論調査で答えた方でも、具体的な人事の中身見ると、やっぱり首を捻ってる方が多いと思うんですよね」

山本浩之
「ちょっと意図が分からないんですよねー」

青山繁晴
「はい。で、その首を捻るような人事こそ、その、真意を探れば、この内閣は本当は何をしようとしてるのかってことが、見えてくると思うんですね。で、今日はそのお話を、中心に皆さんと一緒に考えたいんですけれども、今日の最初のキーワードは、すいません、あえて、これです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『このままでは、絶望内閣』」

青山繁晴
「はい。ま、このままではというところに、ま、ちょっとこの変な、あの、ラインも入れたんですけど、ま、これがなくてですね、もうすでに絶望内閣って言うだけでは、もうあまりにもやっぱり、国民の一人として、あの、胸ふさがりますから。もうこのまま、ほっとくと、本当に絶望内閣になってしまう。あの、ドジョウがどうしたなんて、くだらない話をしてる場合じゃない。あの、ドジョウって言葉にも実は重大なごまかしがあるってことも含めて、このあと、一緒に考えたいと思います」

山本浩之
「分かりました。ではコマーシャルをはさんで、青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「さ、野田内閣の顔ぶれ、正直、不思議に思う大臣起用などもいくつかあるんですよね。えー、キーワードは、『このままでは、絶望内閣』でした。さっそく解説お願いします」

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青山繁晴
「はい。皆さんまあ、この最初の画面見ていただくと、新内閣の正体と、これもあえて書いたんですけれども、ま、隠された正体があると、言わざるを得ない。あの、東でも西でも、災害に被災者が苦しんでる中で、新内閣の正体の話しなきゃいけないっていうのは、正直今日は僕、とても辛い気持ちなんですけど、でもこういった時こそ、その、力を奮って、この内閣の悪い点を私たちが正していって、被災者のためにもならなきゃいけないと思ってます。さてその、具体的な顔ぶれをちょっと、まず出していただけますか」

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村西利恵
「はい。17人の閣僚です」
 
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「アンカー」野田新首相は自分を貫けるか?朝鮮学校無償化撤回が試金石

生きているのになぜ助けられない!9/4緊急国民集会ご案内
 9月4日(日)午後2時〜4時半 司会:櫻井よしこ
 参加費:無料(先着順 事前申込み不要)
 ところ:星陵会館 東京都千代田区永田町2-16-2(地図こちら

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■8/31放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

野田首相選出でどうなる?日本山積する菅政権の負の遺産を青山がズバリ!

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 代表選の演説から見えた野田新首相のしたたかさ。
 「輿石幹事長」は意外な人事ではなく、それ以外の選択肢はなかった。
 「『A級戦犯』は戦争犯罪人ではない。法的に名誉は回復されている」という認識を示してきた野田さんは自分の信念を貫けるか。
 その試金石となるのが、菅さんが残していった「朝鮮学校授業料無償化手続き再開」の撤回。

 前日のエントリーで「何で輿石さんが幹事長やねん!」「何で菅さん最後の最後に朝鮮学校無償化手続き再開やねん!」と憤った私ですが、この2つの件を青山さんに取り上げていただいて嬉しかったです。

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(党役員人事決定のニュース報道&スタジオで新内閣の閣僚人事予想などのあと)

山本浩之
「さあ、えー、この野田次期総理について、このあと、青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーで、詳しく解説をしていただきます」

青山繁晴
「はい。えー、今回の、新しい総理大臣選びっていうのは、視聴者・国民の皆さんは、あの、2回びっくりされたと思うんですよ。えー、僕もそうです、実は。あの、1つ目のびっくりっていうのは、その、野田さんていう、いわば地味な人が大逆転勝利を飾って、若い54歳で総理になるってこと自体びっくり。そして、じゃあフレッシュな内閣ができるのかと、僕も含めて、皆さんもきっと期待されたと思うんですが、いきなり幹事長が、75歳の日教組の大御所の方がなると。これで2度びっくりなんですよね。で、そのびっくりというのを、ま、僕もびっくりしたと申しましたが、実はそのあとじっくり情報収集していくと、実はこれはびっくりではないんです

山本浩之
「ほぅー」

青山繁晴
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山本浩之
「『実はズルい』」

青山繁晴
「はい。これズバリ、すみません、申し訳ない、あの、発足まだしてないのに、あの、なるべく明るいこと言いたいんですけどね。ズルいっていうのは別に、政治の世界では決して、えー、悪口ではないですけど。野田さん実直一本で売ってますが、いやいやいや、今回の経緯をじっくり調べると、とんでもない、実はすごくズルい、したたかなところがありますっていう話をしますが、それは単に、その、人格の問題を申すんじゃなくて、今後の私たちの祖国がどこへ向かうのかと、政権がどこへ向かうのかってこととつながりますから、今日はそれを検証したいと、皆さんと一緒に考えたいと思います」

山本浩之
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「アンカー」民主党に浸透する半島からの勢力!誰が新首相でも地獄!

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■8/24放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

金正日総書記のロシア訪問から見える真実〜民主党代表選にも影響が!その真相を青山がズバリ!

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 テレビ欄は上記のようになってましたが、実際の内容は若干違ってました。

 まず前半は民主党代表選。8月23日の前原さんの出馬表明の数時間後、青山さんが前原さんと電話でやりとりをしました。そこから見えてきた代表選の行方について。

 後半は「半島の魔の手」。菅首相らによる極佐団体への献金問題に続く新たな問題、そう、「市民の党」から民主党の複数の若手議員に公設秘書が送り込まれていた問題について。
 これって産経新聞のスクープですよね。
 テレビの地上波で詳しく取り上げられたのはもしかして初めて?

 もうひとつ、6カ国協議をめぐっての北朝鮮やアメリカの動きについても。

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青山繁晴「ニュースの見方」田母神さんとの広島講演で語ったこと

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 今週水曜日(8月17日)の「アンカー」青山繁晴さんコーナーは1コ前のエントリーで紹介した通り、渡辺謙さんとの対談(正確には司会のヤマヒロさんを交えての鼎談)でした。
 実は同じ水曜日、青山さんはRKB「中西一清スタミナラジオ」にコーナーを持たれているのですが、そこには当然ながら渡辺さんはおられず、よって青山さんも「アンカー」とは全く違うテーマで話をされました。

 拙ブログは普段は「スタミナラジオ」を起こすことはないのですが、今回、非常に重要な指摘・提案をされていましたので、今日は特に起こしたいと思います。

 いつもの「アンカー」起こしと同様、間投詞などもできるだけ再現&細かい相づちは支障のない限りカットしています。
 また、ラジオ放送なので本来画像はありません。文中の画像はこちらで関連のものを貼り付けました。

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「アンカー」渡辺謙が生出演“日本人の誇り”と『硫黄島からの手紙』秘話

【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

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■8/17放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

渡辺謙が生出演!“日本人”を世界で演じ続ける男の哲学とは?青山ズバリ

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 俳優の渡辺謙さんが生出演。
 青山繁晴さん・ヤマヒロさんとの鼎談(ていだん)です。

 前半は渡辺さんの最新作「シャンハイ」や、2006年公開「硫黄島からの手紙」など映画の話。
 後半は渡辺さんが東日本大震災の被災者を訪問された時の話や「kizuna311」という応援メッセージプロジェクトの話。

 いつもの“ニュースDEズバリ”とは全く違う感じですが、青山さんによる映画「シャンハイ」の“間違い”指摘や、渡辺さんが栗林中将への想いを語ったところなどはなかなか興味深かったので、ぜひご覧になって下さい。

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山本浩之
「さ、そして、今日このあとは、“ニュースDEズバリ”のコーナーに進みたいと思います。今日は、スペシャルバージョンですよね」

青山繁晴
「はい。大スペシャルで。何がスペシャルかというと、もうこれを見ていただくと、一目瞭然(渡辺謙の写真フリップ出す)」

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山本浩之
「いやー、久しぶりですよ、この『アンカー』のスタジオに起こしいただくのも」

青山繁晴
「はい。また、この、写真がめちゃめちゃかっこいいんですが、実は、ま、皆さんご存知の通り渡辺謙さんなんですけども、えー、僕、あの、初対面なんです、今日。ところがさっき、僕、感心したんですが、このハリウッドの大スターが、世界的大スターが、わざわざ報道部に挨拶にお見えになりまして」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「僕も名刺交換いたしましたが」

山本浩之
「みんな浮き足立っちゃうんですよね…(笑)」

青山繁晴
「ええ、でもほんとに謙虚な方で、その、謙虚な大スターの渡辺謙さんを迎えて、今日は何をテーマにするかというと、今日のキーワードは、これです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『日本人の誇り』」

青山繁晴
「はい。えー、文字通り、例えば硫黄島を舞台にした映画などを通じて、渡辺謙さんは、世界の中で日本人が誇りを持って生きるには、どうやって生きるのかということを、映画を通じて問いかけておられる方だと僕は思います。えー、今日は、全然、打ち合わせなしで」

山本浩之
「なしですね(笑)」

青山繁晴
「名刺交換はしたけど、中身の話、何にも打ち合わせしなかったですよね」

山本浩之
「ええ。あの、渡辺謙さんにもたっぷり喋っていただきたいので、あんまり喋りすぎないようにお願いしますね(一同笑)」

青山繁晴
「はい、そうですか(笑)、はい分かりました。じゃああの、口にチャックを、半分、半分閉めながら、このあとヤマヒロさんを交えて、あの、鼎談(ていだん)で、生でお送りしたいと思います」

山本浩之
「では、俳優・渡辺謙さんを招いての、“ニュースDEズバリ”スペシャル、コマーシャルのあとです」

(渡辺謙スタジオ入り。一同拍手。いったんCM)

山本浩之
「さ、今日の青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーは、俳優・渡辺謙さんをゲストにお招きしての、スペシャルバージョンでお届けしたいと思います。どうぞよろしくお願いします(一同挨拶)。2006年、映画『硫黄島からの手紙』の時に、この『アンカー』にご出演いただいてるんですが…、ありがとうございました。青山さんとは初めて…」

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渡辺謙
「ええ、先ほど。初めまして。…先ほど御挨拶をさせていただきまして…」

青山繁晴
「ええ、先ほど、ほんとにあの、報道部にわざわざ挨拶に来ていただいて…」

山本浩之
「ええ。まず印象から伺いたいと思うんですけど、青山さんが渡辺さんをご覧になった」

青山繁晴
「うーん」

渡辺謙
「本人、前にするのは、何かあれですね(笑)」

青山繁晴
「あの、僕にとっては、栗林忠道中将と重なってしまうところもありますが、毅然とされてて、あの、お会いして、こう痛快な気分になりました」

渡辺謙
「ああ、ありがとうございます。まあ、あの…」

青山繁晴
「あと、たぶん謙虚な方なんじゃないのかなと、期待してたのが、その通りだったんで、すごく嬉しく思いました」

渡辺謙
「ありがとうございます」

山本浩之
「あの、渡辺さんは、青山さんのこと、これまでご存知でした?」

渡辺謙
「ええ、あの、非常に切り口が、あの、鋭い、あの、評論家…」

山本浩之
「そうなんです。毎週、ハラハラドキドキしてるんですけど…」

渡辺謙
「いや、もう今も、ちょっと、隅で聞いてて、ほんとに僕、何回うなづいたか分からないぐらい、はい」

青山繁晴
「ありがとうございます」

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山本浩之
「その、“ニュースDEズバリ”のコーナーでね…」

青山繁晴
「いや、ちょ、ちょっと言っていいですか?あの、今このコーナー始まる前に、渡辺謙さんから、その、関西で物言いやすくて東京のテレビ局言いにくいってことありますか?というの、実は聞かれまして、僕は全く関係ありませんってことを、お答えしましたけど、あの、そういうこう質問をされること自体、僕はあの、ある意味、ま、嬉しいと言うと変ですけれども、ああ、やっぱり、見るとこ見ておられるなと思いました。うん。場所によって言うこと変わる人っていうのは…」
 
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「アンカー」アメリカ支配終焉でリーダーなき世界&ポスト菅の構図

【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

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■8/10放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

歴史的な転換期を迎えた世界!円高・株安に秘められた真相を青山がズバリ

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 前半は、アメリカのドル支配が終わったあとのリーダーなき世界。日本にとってのチャンスとは?
 後半はポスト菅の構図。有力候補と言われる3人の「文藝春秋」掲載論文についても。

 なお、山本浩之キャスターは夏休みにつき、メイン司会は岡安譲キャスターです。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※また画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。



 内容紹介ここから____________________________
 
岡安譲
「さ、そしてこういった世界経済の動きについては、このあとの、“ニュースDEズバリ”のコーナーで、青山さんに詳しく解説していただけるということなんですが」

青山繁晴
「はい。あの、今、岡安さんが言ってくれた通りですね、今日はメインキャスターだから急に岡安さんと呼んで…」

岡安譲
「(笑)いつも『岡安ちゃん』なんですけど…(一同笑)」

青山繁晴
「普段は岡安ちゃんと呼んでるんですけどね(笑)。えー、だから本心は、岡安ちゃんなんですが、今、あの、岡安キャスターからその、世界経済の動きについて今日のコーナーってことを言われたんですけれども、ま、もちろん、その手がかりは世界経済の動きです。その、今、非常に本質的な危機が起きてますから。ただ今日コーナーでお話ししたいのは、その、経済だけのことに見えることがもっと本質的なことに直結してるからこそ、私たちは、今日このコーナーで一緒に考えるべきじゃないでしょうかということなんですね。えー、そして、だからこそ、今日のキーワードはこれです(フリップ出す)」

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岡安譲
「『世界の終わりと始まり』」

青山繁晴
「はい。これあの、さっき、本番5分前ぐらいに、ディレクター陣と、このキーワードで行きたいと言った時に、青山さん、この文言、大袈裟じゃないですかっていう意見もありましたが」

岡安譲
「ええ、その直前に、はい」

青山繁晴
「いや、大袈裟じゃないです。あの、同時株安って今までいっぱいありましたでしょ?」

岡安譲
「ありました」

青山繁晴
「何度もありましたね。その度に大変だ大変だと言ってきたんですが、今回は意味が違うんです。まさしく、今までの世界が終わり、同時に、新しい世界の始まりです。新しい世界が始まるってことは、当然痛み、さっき(ストレートニュースの解説で)言いましたその、企業の中の切り替えのような痛みを伴うけれども、そこには必ず、新しい芽生えがあるわけですから。そのことを、考えたいと思います。一緒に考えたいと思います」

岡安譲
「世界経済をはじめにして、一体どんな動きが見えてくるのか。詳しくはコマーシャルのあとです」

(いったんCM)

岡安譲
「えー、このところニュースの話題の中心は経済問題です。で、今日の青山さんのコーナーも、入口は経済問題なんですが、そこから世界の本質が見えてくるというんですね。キーワードは『世界の終わりと始まり』。一体どんなお話なんでしょうか。青山さん、お願いします」

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青山繁晴
「はい。えっと、まずこれ見ていただくと、その、今まで、アメリカの発行する国債、債券というのは世界で一番、安全なものだと言われてきたんですが、だから今まで一度も格下げてなかったですけど、史上初めて、ま、格下げってことが、あの、起きました。で、これで、同時株安も起きたので、えー、G7と言ってますけども、ま、経済の先進国7カ国の、財務大臣とか、中央銀行の総裁が、ま、普段だって集まるんですけど、これあんまりにも急ぐっていうので、電話会談やったんですよね。で、その電話会談で、おととい(8月8日)、その共同声明ってのが出たわけですけど。そのおとといの共同声明っていうのは、正直、僕が読んでも、ま、今までと同じように、緊急に連携しなきゃいけませんね、頑張りましょうみたいな、抽象論ばっかりだったわけですが、それについて、当然日本の財務大臣、日本の財務大臣はその電話会議にもちろん出てますから、何を言うかが非常に、国の内外で注目されたんですが、野田さん、こういうふうにおっしゃったんですね。はい、出して下さい」

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村西利恵
「おとといの『G7緊急共同声明』を受けて、野田財務大臣は、『G7の声明に、為替に関しても入れるべきと話した』と述べました」

青山繁晴
「うーん、これいつも、この『アンカー』で申してるんですけど、ニュースというのは本当はオモテの発言から、実はずるっとウラが見える」

村西利恵
「このウラは…」

青山繁晴
「(写真示して)うん、野田さんのこの辺りから後ろが、ずるっと見えると。後ろにいる人のことじゃなくて(一同笑&ざわ)、もっと奥が見えると、いう感じするんですね。これね、まず、G7の声明に、今言いました共同声明に、為替に関しても入れるべきだと私は言ったんですよと、こうやってもう胸を張ってるわけですよ」

村西利恵
「自分の成果を強調している…」

青山繁晴
「成果を強調してるんですが、ということは、もともとは、為替に関しては話してないんだよねってことですよ

一同
「ああー」

青山繁晴
「でしょ?だから、その緊急電話会議やったけど、円高が大変だよね、円高じゃいけないよねって話は、出てませんということになるわけですよ」

岡安譲
「世界ではそれが話題にすらならないということですか」

青山繁晴
「ええ。円高でいいじゃんって話になってんじゃないかっていうのが実はここでもうほんとは分かるわけですね

一同
「ああー、そうですね」

青山繁晴
「残念ながら新聞、テレビでそういう報道は全然ないですけれども、本当は、普通の国民の方々が普通に見ていただけると実は分かるわけですね。ま、その野田さんが言ってる根拠ってのをまず見るとですね、共同声明の中にまずこういう言葉があります」

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村西利恵
「為替レートの過度の変動や、無秩序な動きは経済に悪影響」

青山繁晴
「うーん、これも、ま、原文の英語も含めて、確かにあとで突っ込んだような文章になってるわけですよね。えー、まあこれもあるよねってことをいちおう言いましょうっていう、ニュアンスですけれども、だから、その野田さんが、ま、胸を張ってるようにですね、この過度の変動、つまり円高、行き過ぎたドル安、ユーロ安、そして円高っていうのは、無秩序になってしまうから、経済に悪影響があるよねと。そうは書いてあるんだけど、だからどうする、はないわけですよ
 
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