【東日本大震災-5】外国人から見た日本と日本人(26)
※このシリーズの一覧を作ってあります。
【一覧】外国人から見た日本と日本人
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「外国人から見た日本と日本人」。第26弾です。
3/15付:【東日本大震災】外国人から見た日本と日本人(22)
3/22付:【東日本大震災-2】外国人から見た日本と日本人(23)
3/28付:【東日本大震災-3】外国人から見た日本と日本人(24)
4/16付:【東日本大震災-4】外国人から見た日本と日本人(25)
に引き続き、震災編パート5となります。

■海外の反応 - 福島第1原発の50人『Fukushima Fifty』-(とりいそぎ。4/1)
【一覧】外国人から見た日本と日本人
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「外国人から見た日本と日本人」。第26弾です。
3/15付:【東日本大震災】外国人から見た日本と日本人(22)
3/22付:【東日本大震災-2】外国人から見た日本と日本人(23)
3/28付:【東日本大震災-3】外国人から見た日本と日本人(24)
4/16付:【東日本大震災-4】外国人から見た日本と日本人(25)
に引き続き、震災編パート5となります。

■海外の反応 - 福島第1原発の50人『Fukushima Fifty』-(とりいそぎ。4/1)
原発関係をというリクエストをいただいたので、本日は『Fukushima 50(フクシマ・フィフティ)』を。
GONOB.COM - THE FUKUSHIMA 50
コメントはこの動画についたものと、こちらから。
評価の高いコメント
<引用者注:コメントは抜粋。全文は「とりいそぎ。」さんの元記事を>
■Fukushima Fifty、日本のヒーローたちだ。(+24)
■日本には本物のヒーローがいる。ハリウッド映画のバカバカしいヒーローとはちがうぞ。(+8)
■この50人の英雄たちと日本の人々の幸運を祈る。
■実際には、50人以上いる。150〜180人だ。汚染されたゾーンは、放射能レベルが人体に即効で危険を及ぼすレベルになってる。だから、一度に15分以上は作業できないんだ。50人ずつのシフトで作業してるんだよ。
■日本のTwitterが紹介されてた。「お父さんが原発に行った。お母さんがあんなに泣くのを初めて聞いた。原発の人たちは頑張ってる。みんなを守るために自らを犠牲にして。お願い、お父さん、生きて戻ってきて」。読んだ人が「スーパーマンですら、福島の50人の人たちみたいな、あんな勇気がほしいって思うだろう」って書いてたよ。彼らのために祈ろう。
■↑日本のために、あなたのお父さんのために、あなたとあなたのお母さんのために僕は祈る。どうか泣かないでください。神があなたに恵みを与えてくださいますように。
■コントロールルームの技術者が同僚に、「僕は死んでも構わない」って言ったって。こんな現実が目の前になかったら、アクション映画の台詞みたいだって思ったろうな…。宇宙人の侵略とか人類に終焉をもたらす隕石が近づいてくる危機から世界を守る映画の主人公みたいなさ……。
■原発作業員、消防隊員、兵士。彼らは、自ら進んで大変な仕事をしている人たち。侍の武士道の規範を象徴してるよ。勇気、名誉、忠義…7つの美徳の体現者。失敗したら確実に死と向き合わなきゃいけないっていう、この破滅的状況の中で闘ってるんだ。
■国家が完膚なきまでのカオスに落ち込まないための日本社会の美徳、礼儀についてはいろんなところで書かれてるよね。でも、僕たちは今、さらに高貴な道義心と自己犠牲を目撃してる。『Fukushima Fifty』。原子炉のメルトダウンを防ぐために闘っている彼らに、世界が心を動かされてる。
■日本のヒーローじゃない。人類すべてのヒーローだよ。敬意を表する。キリスト教の人もイスラム教の人も、みんなで祈ろう。この真の英雄たちが生きて戻ってこれるように。万が一、たとえ傷つくことがあっても、その傷が軽いものであるように。
■神よ、この世界に恵みを与えてください。あなたは、ともに働き、助け合おうとしているこの世界の人々を愛しているはず。この原発の人々を守って。日本を助けようとしている彼らと日本を守ってください。
■日本を核の危機から守ろうと奮闘している勇気ある技術者たちが、家族に送った心が破れるようなメッセージ。「自分たちはこれが自滅的使命であることをわかっている」って。
昨日、国営放送で家族たちのインタビューが流されたんだ。ある勇敢な作業者は、この死刑宣告のような運命を静かに受け入れるとメッセージを書き送ってたよ。
■作業員の娘さんのメールだね。「父はまだ原発で働いてます。原発では食料が尽きてきていて、状況は大変に厳しいと思います。父は、自分は死刑宣告を受けたに等しい己の運命を受け入れたって言っています…」。
■勇気ある人々だ。私たちは彼らのことは何も知らないけれど、彼らを忘れることはないだろう。世界を救ってくれてるんだね、ありがとう。
■日本は、侍国家だってことを証明したね。騎士の国だ!!!! 日本よ、生き残れ!インドネシアはいつだってキミを支援してる!!
■この原発危機が起こる前は、作業員は800人いたんだ。4号機の爆発の後、50人に減って、今は300〜500人に戻ってる。原発を動かしている東電の人たちもいれば、東電工業のようなグループ会社からきてる人たちもいる。消防隊員も交代制だ。放水をした最初の隊は、東京ハイパーレスキューのチーム。川崎や横浜の隊も駆けつけて懸命に頑張ってる。
■50人じゃないよ。180(eighteen hundreds)人か800(eighty hundreds)のどっちか。日本の人たちの中には、原発に喜んで行こうって人がきっとたくさんいるだろうって思う。文化的なプレッシャーがあるんだよ。日本人は、武士道に似た規範に従って、意義のある人生を送ろうとする。日本人は、あらゆることに厳格な規律をもつっていう、独特の特別な文化をもってるから。
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■勇敢で無私の心をもつ福島第1原発の作業員の皆さんへ。私の最大の賛辞と敬意を送る。この自己犠牲こそ、世界のヒーローたる理由。皆さんの、止むことのない努力を尊敬してる。
■人生とはかくも辛いものなのか。日本はそれを世界に見せた。僕みたいなフィリピン人は、この果敢な福島の50人に畏敬の念を抱くよ。主よ、放射能の暗い部屋にいる私たちの仲間を守ってください。そうして、彼らをまつ家族のもとに無事に帰してやってください。
■人間の勇気と覚悟をもってして超えられない災厄はない。日本は必ず復活する。
■本当に素晴らしいと思う。共通の目的をもって、独特な1つの大きな家族として日本人は闘ってる。なのに、悲しいことに、一方では多くの国家がチームになってリビアを爆撃だ。
■私たちは同じ言葉は話せないかもしれない。同じ文化も、もっていないかもしれない。けれど、このページにコメント書いている人たちすべてに共通していることがある。自己を犠牲にしながら、他者のために果敢に戦う福島の50人への尊敬だ。皆さんのために、私たちは祈っています。
■バルセロナから、僕のすべてのリスペクトを福島の英雄たちへ。うまくいくって信じてる。ありがとう。
■ヒーローって言葉は昨今、ずいぶん敷居が下がってしまっていたけれど、この人たちこそがまさにヒーローってものだよ。みんなのために自らを犠牲にしてるんだから。素晴らしい。
■彼らの行動を表現するのに、勇気なんて言葉じゃ足りない。献身以上のなにか。命を捧げてるんだ。24時間の間に3つも災厄が重なった。十分すぎるよ…。それなのに、あなたがたは、この危機から脱出するただ1つの道を貫こうとしてる。それを世界に見せてくれる。あなたがたの愛する人はもちろん、私たちを助けてくれようとしているあなたがたに感謝します。
■この危機的状況をなんとかするために、退職した従業員たちも呼び戻されてるって。これほどの人間性に溢れた行動が他にあるのか!
■家族を顧みず、愛する人を顧みず、自らの命や安全すら顧みない。全人類にとって、これこそが英雄だろう。
■(日本のかたから)今朝、ホーチミンでベトナム人のスタッフたちとミーティングがあった。『Fukushima Fifty』の話になったよ。日本と世界のために行動してる50人の人たちに深く感動してた。敬意を表するために、募金活動をはじめるんだって言ってた。オレは泣きそうになったよ…。
■ヒーロー?そんな言葉じゃ済まないよ!あなたたちこそが真の戦士。私たち人類みんなが感謝する。地球だって、あなたたちに感謝していると思うね。
■福島で起こったすべて。これは途方もない悲劇だけれども、この悲しい出来事で日本という国とその人々の大変に魅力的な特徴を理解できた。これは、日本のソフトパワーを後押しすることになるかもしれない。日本に心を寄せる気持ちが人々の中に生まれたし、災害に備えてるがゆえに、危機の中でも崩れることのない、マナーの良い社会を世界に見せつけた。冷静で秩序だった人々の反応もね。よくやったよ、日本の人々は。まさに世界のヒーロー。