建国記念の日に改めて考えてみました
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2月11日は建国記念の日でした。
建国記念の日は、「日本書紀」の記述をもとに、神武天皇の即位日「紀元節」として明治政府が制定。戦後に廃止されましたが、昭和41年の法改正で復活しました。
法律では「建国をしのび、国を愛する心を養う日」と定められています。
日本国の長い歴史に思いを馳せ、先人の苦労をしのんで感謝する、本来そういう日だと思うんですが、未だにこの日に反対してる人たちもいるんですよね。ほとんどが護憲派だと思いますが。
例えば、日本共産党は「神武天皇が実在しない人物であることは歴史学の常識です。二月十一日を『建国記念の日』とする科学的な根拠はありません」と主張しています(日本共産党の公式サイトより)。
「科学的な根拠」と来ましたか……(^_^;
あと、そこからこじつけて、日本が戦前の軍国主義に戻ってしまうとか、そういう理由もよく言ってますよね。それはどんな科学的な根拠があって言ってるの?とツッコミたくなりますが。
社民党の前身である日本社会党は、実は、「建国記念の日」を2月11日にすることに賛成したんですよね。
もちろん最初は反対してたんですが(そのため「建国記念日」制定に関する法案は9回の提出と廃案をくり返した)、最終的に「の」を入れて「建国記念の日」とすることで妥協したという。
が、社民党になってからは、共産党と同様のことを言ってますよね(一例)。
そこで気になるのは、じゃあ彼らは、建国記念の日(建国記念日)を何月何日にすべきだと考えてるんでしょうか?
あるいは、そういう記念日自体、必要ないという考えなんでしょうか?
いや、建国記念日というのは、独立国であればどこでも普通に決めてあるものですし、さすがに必要ないなんてことまでは考えてないでしょうが……。
ちなみにWikipediaで世界の建国記念日(独立記念日)を調べてみると、植民地だった国は「○○国から独立した日」というパターン。
国のトップが変わったり政治体制が変わったりしたのをきっかけに、「革命を達成した日」「誰それが独立を宣言した日」というパターンも多いですね。
日本の場合は歴史が古く、そもそも建国が何年何月何日だったなんてはっきりしませんし、「物語」(神話)を拠り所にせざるを得ないですよね(もちろん、それが悪いとは私は全く思いません)。
それに、日本は国のトップが変わったりってこともないですよね。政治体制がどんなに変わっても、トップは天皇であり続けましたから。
他国の植民地になって、そこから解放されたって歴史もないし。
あえて言えば、敗戦で一時占領下に置かれてはいましたが、そこから解放された日は「独立記念日」ではあっても「建国記念日」ではないですよね。
それに、どこの国でも、どこの民族でも、歴史的事実(反対派が言う「科学的根拠」)とはまた違う、ある種脚色された建国ないしは独立の理念、いわば理想に彩られた「物語」を、大なり小なり持っているものではないでしょうか。
それによって他国にはない国柄を表したり、あるいは国民の結束を促したりして、実際、国や国民にとってプラスに働いている面は大きいと思います。
ただ、この「国民の結束を促す」というのが、共産党や社民党にとっては気に入らない部分だったりもするんでしょうけどね。
話を戻して、彼らはじゃあ建国記念日を何月何日にしろというのでしょう?
護憲だから、憲法記念日を建国記念日にしろとか、そういう主張?
いや、彼らはいわゆる「地球市民」で、そもそも「国」という概念をぶっ壊したいわけだから、やっぱ建国記念日なんか必要ないってこと?
周りに共産党や社民党的な考えの人(反天皇だったり「国」を否定したりしてる人)が一人もいないので、このあたり全く分かりません。もちろんネットもいちおうざっくり調べてみましたが、分かりませんでした。
ご存知の方、いらっしゃいます?(^^ゞ
祝日つながりで言うと、2月11日付の産経朝刊に目を疑う報道が載ってました。
民主党が「休暇分散化」構想をまとめ、与野党で協議の上今国会中に祝日法改正案を議員立法として提出を目指すということですが、何と、中国の建国記念日「国慶節」(10月1日)に配慮し、10月第1週に連休を設けない方針だというのです(産経2/10)。
(阿比留瑠比記者の論説も是非ご覧下さい)
これについて、産経は「日本の休日が中国の行事に左右されるのは本末転倒だといえる。祝日の『意義』までも骨抜きにされる危険性もある」と論評。
民主党内でも「中国を宗主国にしているようだ」「祝日の意味がなくなる」など批判が少なくないそうですが、批判が出て当然ですよ、こんなもん。
日本経済を上向かせるための政策はもちろん必要です。
でも、だからってそこまでやるか?!他にもっとやるべきことあるやろ!本気で「中華人民共和国 日本自治区」にする気!?
ほんまこの政権は、やるべきことはやらんくせに、やらんでええことばっかりやりますよね(-.-#)
てか、民主党政権誕生以来、「本当にここは日本なの?」と首を傾げる出来事が、一体どれほどあったことでしょう!
最後にもうひとつ。
天皇陛下のご病状が大変気になっていたのですが、精密検査の結果を知って、今、少しほっとしています。
経過をご存知ない方のために説明すると、まず、9日に宮内庁が、天皇陛下が一定以上の運動をされた場合に、心臓に流れる血液の量が減る「心虚血」の状態になられると発表しました。
10日、陛下は通常通りのご公務をこなされました。
そして11日、陛下は精密検査を受けられました。
検査の結果は、宮内庁の会見によれば、心臓の筋肉に栄養を送る冠動脈全体に「ある程度の動脈硬化」が認められるものの、激しい運動を控えれば、これまで通りの日常生活を送られることに支障はないとのことです。
陛下は当面、動脈硬化の治療のため薬物を服用されるとのことです(産経2/11)。
検査前日の10日は通常通りのご公務をこなされてますし、騒ぐほどのことでもないのかな?とも思ったのですが、やっぱりどうしても心配で、結果を知るまでニュースを一生懸命チェックしてました。
そんな私に、皇室に全く興味のない夫は「そんなんいちいち心配してたらキリないで。もうええ歳なんやし、身体のどっかが悪なっても仕方ないやろ」なんて言ってましたが(夫よ、敬語を使えとまでは言わないけど、もうちょっと言い方あるでしょ)、心配して何が悪い!
誤解を恐れずに言わせてもらえば、天皇陛下は大きなお父さん、日本国民みんなのお父さんだと、私は常々思ってますから。
そうそう、こないだデジカメの画像を整理してたら、今年のお正月に私が産経紙面から撮影した「天皇、皇后両陛下のご動静」が出てきました。
元日からこれだけの行事をこなされてるのか、と改めて驚いたので、思わず撮ってしまったという。
この機会に掲載しておきます。
首相の動静は各紙載ってますが、両陛下のご動静が載ってるのって産経だけですかね?
紙面だけではなくネット版にも載ってます。ご覧になったことのない方はこの機会に是非。
※拙ブログ関連エントリー
・10/2/13付:【紀元節】外国人から見た日本と日本人(17)
天皇や神道に関するものを集めてみました。四大節(四方拝=1月1日、紀元節=2月11日、天長節=4月29日、明治節=11月3日)に歌われた歌の歌詞も紹介。
・09/1/6付:「たけしの“教科書に載らない”日本人の謎」良かったです
天皇陛下が元日、朝4時からたった一人で執り行っていらっしゃる正月の祭祀「四方拝」を完全再現。ビートたけし氏の伊勢神宮レポートも。
※拙ブログ関連カテゴリー
・皇 室
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社民党の前身である日本社会党は、実は、「建国記念の日」を2月11日にすることに賛成したんですよね。
もちろん最初は反対してたんですが(そのため「建国記念日」制定に関する法案は9回の提出と廃案をくり返した)、最終的に「の」を入れて「建国記念の日」とすることで妥協したという。
が、社民党になってからは、共産党と同様のことを言ってますよね(一例)。
そこで気になるのは、じゃあ彼らは、建国記念の日(建国記念日)を何月何日にすべきだと考えてるんでしょうか?
あるいは、そういう記念日自体、必要ないという考えなんでしょうか?
いや、建国記念日というのは、独立国であればどこでも普通に決めてあるものですし、さすがに必要ないなんてことまでは考えてないでしょうが……。
ちなみにWikipediaで世界の建国記念日(独立記念日)を調べてみると、植民地だった国は「○○国から独立した日」というパターン。
国のトップが変わったり政治体制が変わったりしたのをきっかけに、「革命を達成した日」「誰それが独立を宣言した日」というパターンも多いですね。
日本の場合は歴史が古く、そもそも建国が何年何月何日だったなんてはっきりしませんし、「物語」(神話)を拠り所にせざるを得ないですよね(もちろん、それが悪いとは私は全く思いません)。
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他国の植民地になって、そこから解放されたって歴史もないし。
あえて言えば、敗戦で一時占領下に置かれてはいましたが、そこから解放された日は「独立記念日」ではあっても「建国記念日」ではないですよね。
それに、どこの国でも、どこの民族でも、歴史的事実(反対派が言う「科学的根拠」)とはまた違う、ある種脚色された建国ないしは独立の理念、いわば理想に彩られた「物語」を、大なり小なり持っているものではないでしょうか。
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ただ、この「国民の結束を促す」というのが、共産党や社民党にとっては気に入らない部分だったりもするんでしょうけどね。
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いや、彼らはいわゆる「地球市民」で、そもそも「国」という概念をぶっ壊したいわけだから、やっぱ建国記念日なんか必要ないってこと?
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Comments
建国記念日と言ってもピンとこない事が多いですね。
日本神道に対して信心深い人こそ奉祝しますが
大方の日本国民は「国民の休日」を過ごす事に
なると言う日で有ります'`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
この後に及んで建国記念日に反対する馬鹿カルト
も居ますが世間の嗤い物になるだけでしょう。
何なら石投げて海老蔵にしてやってもいいのですが
Ψ( `▽´ )Ψケケケ
本当にウザい連中ですし(^_^メ)
科学的な根拠の元で…となると、遣隋使でしょうかね?初めて他国に対して対等に国家として応対したという意味では。
段々と分かってきましたね.
NHKが政治権力の御用機関として御用放送を続けるのなら、一般市民から受信料を徴収するのは間違いである。
名実ともに政府御用放送機関として、その費用を全額政府が支出するべきだ。NHKの現状は、北朝鮮の国営放送・朝鮮中央放送とほぼ同列の存在である。
続きは
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/nhk-89bc.html
明治の中頃から後期あたりなのでしょうか。
10月に休日設けちゃいけないとかいう話、実際近く体育の日しかないですよね、
詳しいことはわかりませんが、もう媚び媚びちゃんだけは止めにしてもらいたいですね。
何気なく昨日の菅首相の11日の動静を見たら、終日官邸。
午前、午後共に訪問者さえいませんでした。
そんなものなのでしょうか?
民主党政権はご負担を増やすことはあっても、へらすこと
うっかり途中で送信してしまいました。前の投稿とくっつけてくださるとうれしいです。
民主党政権は陛下のご負担を増やすことはあっても、減らすことはないでしょうしね。
陛下のご祭祀を減らそうとしてるのがミエミエ。
『天皇陛下の祈り』こそが天皇の存在・権威の根源だとわかってやっているんです。
本当に許せません。
>あるいは、そういう記念日自体、必要ないという考えなんでしょうか?
引用元のすぐ下、以下の引用文にヒントがあるような気がします。
>(世界の建国記念日は)国のトップが変わったり政治体制が変わったりしたのをきっかけに、「革命を達成した日」「誰それが独立を宣言した日」というパターンも多いですね。
つまり、彼らは日本で共産主義革命を起こし、その日を建国記念日として制定したいのかも知れません。
もしくは、中国への売国記念日を制定する、という可能性も捨て切れませんね。
中国と取引のある仕事柄、春節や国慶節などは(取引先が休みなので)仕事になりません。
中国でも日本の大型連休は同様でしょう。
経済的な面で言えば、むしろ連休をぶつけるように配慮すべきだと思います。