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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■4/4放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
消費増税法案採決前の駆け引き小沢グループの戦略は真相を青山がズバリ!

国民新党の連立離脱『騒動』と、小沢グループの集団辞表『騒動』。
消費増税のゴタゴタをめぐって追い込まれているように見える野田首相ですが、実は真逆で、主導権を握っているのは野田首相の側!?
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。
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内容紹介ここから____________________________
※「消費税増税法案閣議決定に抗議し辞表提出の副大臣ら4人、持ち回り閣議で辞表受理決定」など政局のニュース報道のあと
山本浩之
「はい。さあ、えー、このあとは“ニュースDEズバリ”のコーナーなんですが、ズバリ今日は、政局のお話だと、いうふうに伺っております」
青山繁晴
「そうですね。その、政治が今、ニュースでご覧になっていただいた通り、もう、ごちゃごちゃぐちゃぐちゃで、登場人物はいっぱい出てくるけども、一体何が本筋なのか分からないってことはどうしてもあると思いますから、今日はそのお話を、します。で、すみません、その前に、ちょっと一点だけ、えー、先週のこのコーナーで、僕の滑舌(かつぜつ)が悪いために、すみません皆さん(一礼)、えー、視聴者にあの、誤解を与えた点があると、思いますんで、そのお話しておきたいんですが、先週のコーナーで、風力、風力発電のお話した時にですね、その、つまり、風力発電、あの、こうたくさん風車を建てていきますとね、で、しかもその風力発電を、主の電源、メイン電源の一つにする時には、こうたくさん風車を建てるんで、普通にこう吹いてた風が、実は弱くなるわけですね。で、それによって日本の、土壌、土の湿り気が、僕は『変わっていく』と、申したんですが、『乾いていく』に聞こえたという指摘が」
山本浩之
「『変わっていく』が、『乾いていく』。はい」
青山繁晴
「はい。あの、風が弱くなるんだったら、乾くはずはないので、あの、僕はまさかそう誤解されるとは思わなかったんですけれども、あの、あくまで僕の滑舌のせいです。これあの、『変わっていく』が正しいんです。ちょっとだけ付け加えますとね、これあの、いろいろ風力に批判があっても、じゃあ海に造ればいいっていう人もいるわけですけどね。海にたくさん造ったら、まさしく、その、風が弱くなって、本来の例えば、梅雨が終わったあとの、日本の土の良い湿り気、だから農作物に適してる、それが、文字通り変わっていくんです。あの、すぐに、その、じめじめじめじめ残るっていうふうになるんじゃなくて、自然ですから、何とか元を回復しようとして、例えば、その、動植物であったり、いろんな動きがあって、つまり変わっていって、挙げ句の果ては、梅雨が終わってもじめじめしてるような国になってしまいますってお話なんですね」
山本浩之
「なるほど」
青山繁晴
「はい。すみません。あの、あくまでも、もう一度申しますが僕の滑舌が、ヤマヒロさんや村西さんと違って悪いので、こうなりました。申し訳ございません(一礼)。えー、その上で、あの、今日のコーナーなんですけれども、あの、ご承知の通り僕は共同通信政治記者だった時代があるんですが、その時、あの、自分なりに心がけていたこと2つありまして、1つはその、政治家の言葉って、実は時代を超えて、あるいは国境を超えて分かりにくいとこあるんですよ」
山本浩之
「ありますねー」
青山繁晴
「ええ。というのは、やっぱり利害関係を調整するのが政治の役割の一つで、特に戦後の日本は、そういう政治に、そういう政治の色が濃くなり果てて、なってしまってるから、もう、その、いろんなところに向けて言ってるから何言ってるか分かんないから」
山本浩之
「分かんないですねー」
青山繁晴
「これ翻訳しなきゃいけない。その、翻訳するってことを、一つ心がけましたが、しかしその上にですね、もう一つ、日本政治の嫌な点は、空しい言葉が多いんですよ。で、もう、あの、きれい事ばっかり言われるから、聞いてるだけで政治が嫌になっちゃう、有権者の側が」
山本浩之
「確かにそうですね、ええ」
青山繁晴
「で、その中でも、かすかに真実がないかってことを、あの、探り当てようと思ってきたんですが、あの、今日は、その、僕もその、自分なりの原点に立ち返って、一つは翻訳することと、あの、空しい言葉、例えば、野田総理が最近よくおっしゃってるその、政治の信頼回復と。野田さんだけじゃなくて、もう自民党時代からもうやたら言ってます。これは例えば今、小沢さんが裁判続いてたりするように、政治とお金の問題、小沢さんだけじゃなくて、フェアに申して、いろんな政治家、ありましたね。で、そのことだけじゃなくてもう、お金の問題だけじゃなくて政治そのものが、みんな、嫌になっちゃってると。で、そこに信頼回復と言われると、それで力づけられるんじゃなくて、もっと嫌になるってことがあります。で、しかし、今日お話ししたいのは、その、政治の信頼回復というのは、本来はこうであるってお話したいんです(フリップ出す)」

山本浩之
「
『簡単にやれる!』」