「たかじん委員会」沖縄集団自決問題

「竹島プロジェクト」進行中。
詳細は「さくら日和」さんもしくは拙ブログ1/24付を。


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■2/15放送「たかじんのそこまで言って委員会」

1945検証“沖縄集団自決”と軍▽アナタを…狙う詐欺炎上(秘)防衛▽海賊と敵(当日のテレビ欄より)

090215-05guest.jpeg サヨクの論客がスタジオに…
 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

 沖縄集団自決問題の討論の部分を起こします。
 但し今回は完全起こしでなく、大ざっぱな内容紹介と私のツッコミという形にさせてもらいました。すみません。だって長すぎるんだもん(T^T)

◇司会
 やしきたかじん
 辛坊治郎 (読売テレビ解説委員)
◇パネラー
 三宅久之、田嶋陽子、筆坂秀世、田母神俊雄、
 桂ざこば、勝谷誠彦、宮崎哲弥、山口もえ
◇ゲスト
 高嶋伸欣(琉球大学名誉教授)
 小牧 薫(大江・岩波沖縄戦裁判支援連絡会事務局長)
 惠隆之介(ジャーナリスト)

 ゲスト3人(高嶋伸欣氏、小牧薫氏、惠隆之介氏)が登場するまでは各人の発言はかなりしょりましたが、それ以降はできるだけ拾うようにしました。

 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 大ざっぱな内容紹介ここから______________________
 
 最初のVTRの内容は、この画像でだいたいお分かりいただけるかと。クリックすると新規画面で拡大されます。左から右、上から下に見て下さいね。

090215-00vtr.jpeg

 「たかじんのそこまで言って委員会」公式HP>調査室ではこのようにコンパクトになってますが――

沖縄戦で米軍に追い詰められた市民が集団で自決した際、日本軍による命令や強制があったか否かをめぐり論争の続く「沖縄集団自決問題」。軍命令説の起源になっているのは昭和25年出版の「鉄の暴風」で、守備隊長が自決を命じたと記述。大江健三郎氏の「沖縄ノート」でも引用されています。しかし曽野綾子氏の著書などで「自決の制止」があったという島民の証言が相次ぎ、専門家の中でも「軍命令」はなかったとの考えが定説になりました。教科書の記述は「日本軍の関与によって集団自決に追い込まれた人もいる」などとなっています・・・。
そこで皆さんにお伺いします。
あなたなら「沖縄集団自決問題」を教科書にどのように明記しますか?

 番組で放送されたVTRは上記の内容プラス、

座間味島の集団自決の生存者の女性(宮城初枝氏)が「軍命令による自決なら遺族年金を受け取れると島の長老に説得され偽証をした」と話したことを娘の宮城晴美氏が平成13年に著書「母の遺したもの」の中で明らかにした。

●「沖縄ノート」で極悪人とされた梅澤元少佐と赤松元大尉の遺族が汚名をそそぐために大江氏と岩波書店を相手取り、謝罪と出版差し止めを求める訴訟を起こした。

原告側が証拠としていた「母の遺したもの」の著者・宮城晴美氏が、教科書検定に抗議する沖縄県民大会を受け、「軍の命令・強制はあった」とする改訂版を平成20年1月に出版した。

●平成20年10月、大阪高裁は原告側の控訴を棄却(原告側は上告)。判決によると、集団自決について「日本軍が深く関わっていることは否定できない」としながら、梅澤元大佐らが命令を下したかについては「証拠上、断定できない」とし、記述の真実性の証明はないとした。結局、最高裁に委ねるだけの「玉虫色判決」。

●これは歴史教科書での記述もまた然りで、いろいろな立場の人が部分的に満足し、部分的に不満を持つ誰も納得しない結果になっていると指摘する声も。

●もはや歴史的事実の検証というより、イデオロギー闘争になっているのでは?

 ――このように、一般的に報道されていない宮城晴美氏の「転向」なども紹介され、わりと詳細なVTRになっていたと思います。


 VTRの最後の質問、【あなたなら「沖縄集団自決問題」を教科書にどのように明記しますか?】に対するパネラーの回答は以下の通り。

三宅久之
「民間人の中にも自決した者もあった」
田嶋陽子
「『軍官民共生共死の一体化』が日本軍の方針だった」
筆坂秀世
「沖縄の地上戦では集団自決に追い込まれる人々が少なくなかった」
田母神俊雄
「米軍の行動の話を聞いて米軍を恐れ自ら命を絶つ人達もいた」
桂ざこば
「分からない」
勝谷誠彦
「注記で署名入りの証言を載せる」
宮崎哲弥
「専門家の皆さんのお話を聞いてから…」
山口もえ
「自国の良き所も悪き所も教えるべきです」


090215-01zakoba.jpeg

 VTRが終わって、最初の発言者は桂ざこば師匠。
 「『分からない』と書いたが、日本人は昔から辱めを受ける前に舌を噛むとか切腹するとか、そういうのが外人に比べたらうんとある。だから自ら自決していったと思う」

 それに田嶋さんがいきなり「それを軍が利用したんだよ」と噛みつきまして、ざこば師匠が「何で分かるの?」と聞くと、「そういうことになってるの」。早くも田嶋節が炸裂!(^_^;
 
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「アンカー」オバマ苦しい船出&ヒラリー日本に無茶な要求?

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■2/11放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

オバマの予想外に苦しい船出…ヒラリー来日の本当の目的は?青山がズバリ

090211-14obama.jpeg オバマ大統領、就任わずか3週間でもうピンチ?
 そしてヒラリーは日本に何を要求する?

 他に、番組のトップで、韓国政府が北朝鮮に拉致された田口 八重子さんの家族と金賢姫元死刑囚の面会を調整している——というニュースが伝えられましたので、これについての青山さんの見解を箇条書きで最後につけました。

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________
 
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「アンカー」北の対オバマ新戦略 心理トリックを見破れ

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■2/4放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

神出鬼没金正男氏の裏に何が…北朝鮮の“対オバマ”新戦略を青山がズバリ

090204-18frip.jpeg 青山さん、今日は声がガラガラで辛そうでした。番組冒頭の説明によれば、講演のやりすぎで喉が出血した上に感染してしまったとのこと。どうかお大事に。

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________

山本浩之
「今日の“ニュースDEズバリ”のコーナーなんですけれども、今日はどのようなお話をいただけるんでしょうか」

青山繁晴
「はい。オバマさんの課題、景気回復その他もあるんだけど、ブッシュ時代と違う外交をどうやるのかという、ま、世界注目してますね。その中でさっそくやりだしたなという国があって、もう視聴者の方お気づきだと思いますけど、北朝鮮がまたテポドンクラスの大型ミサイルの発射準備してると。これはまあ間違いないですね。で、北朝鮮がそうやってミサイル撃つぞ撃つぞっていうような、こう強面で右手をこう出してきたらですね、必ず左手でいわばその柔軟作戦というかね、必ず硬軟合わせてやるわけですよ。で、これを全部合わせて考えると、今、僕らに必要なことっていうのはこれだと思ってます(フリップ出す)」
 
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「アンカー」毒餃子と鳥インフル 中共の情報操作に負けるな!

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■1/28放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

毒物混入ギョーザ事件から1年中国で新たな被害も?その真相を青山ズバリ

080128-21wasure.jpeg 中共の情報操作に負けるな!
 日本は今こそ攻勢をかける時!

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。

 コーナーに入る前に「ソマリア沖に海自派遣決定、防衛相が準備指示」のニュースが伝えられましたので、それについての青山さんの見解を、最後に箇条書きで付けました。


 内容紹介ここから____________________________

山本浩之
「さ、この後は青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーです。今日はどのような話題を?」

青山繁晴
「はい。今年がですね、金融危機をいかに乗り切るかと、経済の危機を乗り切るための年だっていうのはみんなが意識してるわけですけど、ところが仕事上、日本のいろんな役所の人と話してると、もう1つ重大な今年は危機があって、国民みんなの命に関わる危機、健康と命に関わる危機。で、それについてですね、最近皆さんもきっと知ってる人多いと思うんですけど、今年に入って中国でもう5人も鳥インフルエンザの感染で亡くなった人が出たと。中国は基本的に日本と考え方違って、情報は全部出しましょうって国じゃないから、必ずいわば網をかぶせて出すわけですよね。コントロールして出す。それがいきなり5人もババッと出てきたら、これ大丈夫なのかとみんな思われてると思うし、それからさらに毒ギョーザ事件もちょうど満1周年になるんだけれども、何も解決してないのに急に中国からいろんな情報が出だした。で、それやこれや考えるとですね、今日のキーワード、最初はこれだと思うんです(フリップ出す)」

080128-01frip.jpeg

山本浩之
『情報操作に負けるな』と」

青山繁晴
「はい。操作された情報に左右されると、今年は私たちの家族や友だちの命が守れない。自分の命も守れないって年になりかねない。そこを踏み込んでお話ししたいと思います」

山本浩之
「ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)
 
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「ムーブ!」派遣村と生活保護と雇用対策 勝谷VS須田

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■1/20放送「ムーブ!」須田金融道(番外編)

果てなき雇用危機にも見えない国の支援策(当日のテレビ欄より)

090120-21hakenmurafrip.jpeg 「派遣切り」から浮上した疑念――はたして国の雇用対策は機能しているのか?
 勝谷誠彦さんと須田慎一郎さんが大激論!?

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________
 
 …………………………VTR開始…………………………

 社会問題となっている派遣切り。先週『ムーブ!』でこんな一幕も――。

(1月13日放送分より)

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勝谷誠彦
「集団で行けば(生活保護)を受け取ってもらえるのか。東京に行けば受け取ってもらえるのかということですよ」

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須田慎一郎
「これについては反論がある。こんな所にハローワークを増設したってですね、あまり意味がない」

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 そこで、先週の“勝谷誠彦のニュースバカ一代”から今日の“須田金融道”へ、またいで大激論。

 国の雇用対策はしっかり機能しているのか。その実態を緊急取材。そこから見えてきたものは――。

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 ネタを求めて東へ西へ。冥府魔道を走り抜く。これが男の金融道。派遣切りで浮上した雇用対策の欠陥。

 …………………………VTR終了…………………………
 
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「アンカー」オバマ新大統領就任でアメリカ・日本経済は?

■1/21放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

オバマ新大統領注目の就任式!アメリカ・日本経済はどうなる?青山ズバリ

090121-11kiki.jpeg 今年こそ脱・経済オンチ!……いや、やっぱり無理かも。数字見てるだけで頭痛くなるから、私の場合(T^T)

 本題に入る前に、オバマ新大統領の就任式のニュースが伝えられましたので、それについての青山さんの見解を箇条書きで付けました。

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________
 
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「ムーブ!」掟破りの富国強兵!?中国軍の真の狙いとは?

■1/13放送「ムーブ!」チャイナ電視台

ソマリアへ艦隊派遣&悲願の空母も建造…中国軍の狙いと脅威論(当日のテレビ欄より)

090113-05okite.jpeg 拙ブログの読者様でしたら中国の考えてることはだいたい想像が付くんでしょうが、とりあえず今回の「ムーブ!」はそのへん分かりやすくまとめてくれてたと思います。

 でもスタジオにはやっぱり上村さんか富坂さんにいてほしい……(T^T)

 前回に続き、新企画「本日のブログその他巡回」を最後に付けましたが、もうタイトル「細切れぼやき」に戻しちゃった方がいいかも……(^^ゞ

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、聞き取れなかった箇所(○○で入力)、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________
 
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「ムーブ!」ソマリア沖自衛隊派遣の深層

■1/7放送「ムーブ!」二木啓孝の“真相の深層”

日本の船をどう守る…ソマリア沖派遣の是非問う(当日のテレビ欄より)

090107-17osoi.jpeg あの二木啓孝氏が、ソマリア沖への自衛隊派遣に賛成?!
 何かいつもと様子が違うなーと思ったのも束の間、徐々に通常運転に戻って行き、最後にはとんでもないオチが……。

 最後に別枠で新企画(とか言ってるけど続かない可能性大)「本日のブログその他巡回」を付けました。以前よく付けてた「細切れぼやき」とさほど変わりませんが(^^ゞ

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________
 
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「アンカー」オバマ新政権と中東情勢裏側&日本の政局

■1/14放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

オバマ新政権は苦難の船出か?“緊迫”する中東情勢裏側を青山がズバリ

090114-12kuubaku.jpeg 中東情勢って日本ではいまいち馴染みが薄いし、分かりにくかったりもするんですが、今回の青山さんの解説は最近問題になっているイスラエルのガザ空爆、その根っこの部分がよく理解できます。

 本題に入る直前に、オバマ次期大統領から次期国務長官に指名されたヒラリー・クリントン上院議員に対する指名承認公聴会についての報道があったので、その部分も起こしました。

 これとは別個に、最後に最近の政局についての青山さんの見解も箇条書きで付けました。

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________
 
 …………………………VTR開始…………………………

ヒラリー・クリントン上院議員
「アメリカは緊急の課題を一国では解決できない。世界もアメリカ抜きでは解決できない」

 国際協調主義を強くアピール。単独行動主義からの転換を打ち出しました。
 軍事力などのハードパワーに頼らず、文化や経済などあらゆる手段を使ったスマートパワーでの外交が必要だとしました。

 一方、アジア外交については明確な決意を示しました。

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ヒラリー・クリントン上院議員
「日米同盟はアメリカのアジア外交における礎だ」
「ゴールは北朝鮮の非核化」
「6カ国協議は中国政府、韓国・日本と緊密な連携をとって、北朝鮮への行動転換を促しやすい形で圧力を加えられる手段だ」

 指名が承認されれば、今月20日にもクリントン新国務長官が誕生します。

 オバマ新政権の外交が、拉致問題など日本の課題にどのような解決策を見出していくのか、その行方も注目されます。

 …………………………VTR終了…………………………

山本浩之
「さ、このヒラリーさん、オバマ政権となって、室井さんはどういうふうにご覧になってました?」

室井佑月
「やっぱり何かヒラリーさんが発言力持つってなるとね、やっぱり私、旦那が大統領だった時のことを思い出しちゃうわけ。そうすると私が思い出す映像ってさ、日本車をさ、アメリカの労働者たちがみんなで潰すとかさ」

山本浩之
「やってましたね、昔」

室井佑月
「そういう映像思い出しちゃうし、あと、ほらヒラリーさんって民主党の選挙の時に、中国から少し資金を受けてたって話もあるじゃない。何か、どうなるの?って思っちゃう、日本の立場は」

山本浩之
「このあたりは青山さんにぜひ聞きたいんですけど」

青山繁晴
「はい。あのね、まず皆さん同じ印象持ったと思うんですが、久しぶりにヒラリーさんテレビで見たと。すごい老け込んでやつれてね、お見かけだけじゃなくて、たとえばBBC、CNNはフルで流してましたけど、話しぶりにもお元気があまりないんですよね」

村西利恵
「どうしちゃったんですか?」

青山繁晴
「いや、たぶん水面下でのせめぎ合いがすごいんだと思いますよ、実際は」

山本浩之
「どんなせめぎ合い?」

青山繁晴
「今、室井さんが言った、そのクリントン夫妻の中国からの献金疑惑とかね、そういうの、実際の会議の裏ではずいぶん追及されてるから、この公聴会では絶対に中国寄りって姿勢を見せないように、すっごい気を遣ってましたよね。だから本来のこう、言葉が鋭いのもなりを潜めてて、もう日本にリップサービス…」

山本浩之
「リップサービス?」

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青山繁晴
「リップサービスです、はっきり言うと。『日米同盟はアジアの礎』と言ってたけど、何も裏付けがないじゃないですか。感覚だけ言っててですよ、それで中国のその膨張する軍事力とか、たとえば大きくなってくる経済力どうするかって話はほとんど出てこなかったんで、まあそれだけアメリカの中に中国寄りの外務大臣、国務長官は困るんですよという勢力がちゃんとあるというね。それも分かるけど、やっぱりヒラリーさんは、そこまでやっぱり本心は中国寄りなんだということを逆にね」

一同
「えーー」

青山繁晴
「無理に天の邪鬼で見るんじゃなくてね、実際こういう外交安保の専門家の中では、そういう印象強いんですよね。やっぱりヒラリーさんと中国との関係っていうのは、公聴会ではっきり言えないぐらい深いものがあるんだなと。だから日本にとってはほんとに要注意です」

山本浩之
「なるほど。で、今日の青山さんのこのあとの“ニュースDEズバリ”のコーナーなんですが、引き続きオバマ政権に関する話題と」

青山繁晴
「そうですね。皆さんご承知の通り、もう来週、1月20日にはオバマさんの大統領就任式があるんですけど、その前にちょっと一言ね、それにつながる話をしたいんですけど。先週はこの『アンカー』お休みさせていただいてロンドンにいたんですけども、この時期のロンドンってけっこうたまたま行くこと多いんですが、もうびっくりしたのはですね、たとえば去年の1月なんかと比べて、もう円の力が極端に強くてですね。だいたい今、英国も不景気なんで、ふだんの1月のバーゲン、冬のバーゲンだいたいすごいんですけど、ふだんはだいたい4割から6割ぐらい安いのがね、もうあの7割5分とかね、必ず5割以上になってるわけですよ、値引きが。それもあの、イギリスの高級ブランドがずらりと、なんですね。それでたとえば、去年の1月の時はだいたい1ポンドが240円前後でしたけど、今年僕が行くと1ポンドがだいたい130円前後なわけですよ」

一同
「(驚き)」

090114-03ox1.jpeg

青山繁晴
「ええ。だから円が倍ぐらいの力になってて、しかもその不景気でバーゲンがすごいから、英国の一流品がだいたい4分の1ぐらいで買えるなあと。4分の1以上でですね。で、あの(写真出る)これ実はオックスフォード大学を訪問したんですけど、そのオックスフォードの町でもですね、強い円を使えるバーゲンがあまりにもあってですね。次の写真も出してもらうと…」

090114-04ox2.jpeg

青山繁晴
「思わずオックスフォードの教室からですね、町のバーゲンの方を携帯電話で撮ってしまったんですけど、よく分からないかもしれませんが、町並みですね。イルミネーションがいろいろあってですね。だから、たまたま僕はこの時期のロンドンに行くことが多いけれども、冬のバーゲンに重なって、この円というものがどんなに強くなったのかと、世界の中で」

山本浩之
「いや、この円高で日本の輸出企業はもう大変な思いだというニュースばっかり流してましたけど」

青山繁晴
「だから今、ヤマヒロさんが言われたところが肝心なところで、円高は日本の危機だとずっと言われてきたけど、これを僕らはむしろ逆にもう前向きの覚悟を決めて、強い円といっしょに日本をもう一回やり直すんだという覚悟を決めたいと思うんですね。で、それを問題提起したいと思うんですが、この1月20日にオバマさんが大統領になる。そのオバマさんも決して浮かれてなくて、すごい覚悟を決めてるところがあるんで、今回はこういうキーワードをまず用意してみました(フリップ出す)」
 
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「アンカー」鴻池・世耕・前原インタビュー

■1/7放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

どうなる政界再編?キーマンを青山がズバリ単独直撃

090107-01ao.jpeg 本年一発目の“ニュースDEズバリ”ですが、スタジオに青山さんはいなくて、代わりに松原聡さんが来られてました。

 青山さんのブログ1/6付によれば、青山さんは現在イギリスにおられるようです。お仕事とそれから家族旅行も兼ねて、86歳のお母様や御家族とともに。……このくだりはちょっと泣けます(T^T)

 ブログでは今週の「アンカー」についても言及されています。少し長くなりますが、その箇所を引用させていただきます。
 
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