「アンカー」橋下vs青山(2)大阪都構想と空港問題
■4/7放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”(2)
お待たせしました。「アンカー」橋下vs青山(1)外国人参政権(付:平沼・与謝野新党)の続きです。
橋下知事登場から、討論のメインテーマ「大阪都構想」「空港問題」、そして番組終了時のやりとりの起こしです。大阪府民あるいは近畿圏に在住の方は、特に目を通されることをお勧めします。
コーナー本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。なお、今回は複数の人が同時に話す場面が多いので、聞き取れなかった箇所もあります。
画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
内容紹介ここから____________________________
山本浩之
「その“ニュースDEズバリ”、今日は特別企画です」
青山繁晴
「はい。えー、今日あの、僕、さっきからちらちら言ってしまったんですけれどもね、あの、非常に注目されるお方、大阪の橋下徹知事を実はお招きしてます。で、あの、橋下徹さんここに来ていただいて、ひとつやっぱり一番重要なことはですね、あの、橋下さんの登場によって、その発信される言葉、それが全国区になりましたよね。あの、単に大阪ローカルの話じゃなくて、その、日本の政治そのものに対する訴えかけがあって、そこが一番大事だと思うので、今日の最初のキーワードはこれです(フリップ出す)」

山本浩之
「えー、『政治にロマンはあるか』」
青山繁晴
「はい。あの、さっきのあの、『たちあがれ日本』って新党の話も通じてですね、あの、今、有権者の方は参院選も控えて、政治にロマンがほんとはほしいなあと、ほんとにあるんだろうかと。で、これほんとは橋下さんお見えになるんで政治にロマンはあると書きたいところなんですが、しかし橋下さんはその、ものを作るためにはまず壊すというお考えもあると僕は思ってるんですが、それによって敵も多いと。だから(ロマンが)あるかと、しましたので(笑)」
山本浩之
「聞いてみなきゃ分かんないですよね、このあたりはね(笑)」
青山繁晴
「はい。だからあの、橋下政治、それを今日はとことん、えー、聞いてみたいと思います」
山本浩之
「ではコマーシャルのあと、青山さんが橋下知事に迫ります」

(橋下知事スタジオに入場。青山氏と挨拶、握手)
(いったんCM)

山本浩之
「さ、大阪府の橋下徹知事をスタジオにお招きしまして、ま、青山さんが知事の本音に迫るという企画なんですけれども、いや、もうね、本当はここで水曜日のこのコーナーの印象とか、最初は雑談から入ろうと思ったんですが、冒頭だいぶ時間を使っちゃいましたんで(スタジオ爆笑)、もうさっそくね、あの、ま、政治にロマンはあるのかっていうそういったあたりは、あの、具体的にそのテーマに沿ってお話を伺う中で、青山さんに語っていただきたいと思いますけども。まずはですね、今、大きく動いているこの話題から行きたいと思います」
…………………………VTR開始…………………………
橋下徹 大阪府知事
「今の大阪市と大阪府っていうのはもう〈VTR中略〉大欠陥の都市の在り方になってると思います」
「府市再編、ONE大阪、〈VTR中略〉大阪都にすると」

大阪府の橋下知事が今、強烈に打ち出しているのが、大阪府と大阪市をひとつにするという再編構想。

橋下知事
「僕のほんとにこれ、一番もう最後の、まあ〈VTR中略〉人生最大の大勝負ぐらいの大テーマなので」

知事が人生最大の大勝負と言うこの構想の実現に向け、先週22人もの大阪府議が、新会派「大阪維新の会」を旗揚げ。
事実上の橋下新党がついに動き出した。
二重行政の無駄をなくすためとはいえ、大阪市を市ごと解体してしまおうというこの構想に、もちろん市側は猛反発。

平松邦夫 大阪市長
「知事が何をおっしゃってるのか全く分からない。〈VTR中略〉じゃあ、そこで出来上がってくる国の形がどういうものかをもっと具体的に明示されないと、あのー、早くコメンテーターからは卒業していただいて…」
知事の話には中身がないと一蹴する大阪市の平松市長と、一歩も引かぬ橋下知事。
橋下知事
「福は内〜、鬼は外〜」(節分イベント)

橋下知事
「今年の鬼?平松市長」

「気を付けよう、暗い夜道と、徹ちゃん」
(※ちなみにこの時隣りには橋下知事がいました)

橋下知事は、おととい夜(4/5夜)、対立しているはずの大阪市議9人と、市内の温泉施設で密会。
橋下新党への合流を呼びかけ、市議会の切り崩しにも動き出していることが分かった。
果たして、ONE大阪構想は実現するのか。
そして、そこに待っている将来は本当にバラ色なのか。

橋下知事
「僕は府知事ですけども、大阪市内のことは平松市長がやってるんで、指揮官2人の状態でやってるんで、だから何も進まない」
今日は橋下知事にズバリ伺います。
…………………………VTR終了…………………………

山本浩之
「はい。さっそくONE大阪、大阪都構想ということで、ま、目の前にこういう地図を用意させていただきました。これ間違ってたらおっしゃっていただきたいんですけどもね。東京は、ま、23区ですよね。ま、そういった区をですね、大阪府と大阪市を再編して、その周辺の自治体も併せて、あの、区を20作ろうということで、これでよろしいんでしょうかね、形としては」
橋下徹
「あの、基本的なプランはそうですね、はい」
山本浩之
「で、これによって、まずは二重行政の解消を図ろうというのが、目的のひとつであるってことですよね」

橋下徹
「はい。あの、ま、まずは大阪市なんですけどもね、皆さんあの、大阪府の中に大阪市があるというふうに思われてるかも分かりませんが、これあの、行政上は政令市と言ってですね、ま、都道府県と同じなんですよ。だからこの狭いエリアに都道府県が2つあってですね、これはもう東京には絶対ないことなんですけども、もう常に何でも施設は大阪府立と大阪市立、全部2つずつですよ。もうその象徴が、りんくうゲートタワービル、あれは大阪府が造って、WTCビルは大阪市が造った。東京都ではあり得ないです。図書館、体育館、プールから、もう何から何まで全部2つ、2つですよ。もうこれはね、あの、早く大きな話をする自治体と住民サービスに特化する自治体、この整理がもうどうしても大阪には必要なんですよね」
山本浩之
「で、ひとつひとつの区の、まあ単位で言うと、30万人ぐらいの人口を見ていると」
橋下徹
「これはまだあの、確定ではないですけども、あの、行政学的に、ま、行政学的というか地方財政学的にですね、これはあの、30万というものが一番効率がいいと、ま、学者さんが言われてる規模であって、あの、これには何も固執はしていません。ただ今日あの、別の番組で(「ミヤネ屋」と思われ)山田杉並区長が言われていましたけども、もう50万なんていう規模、杉並は53万なんですが、もうこれギリギリだと。あの、基礎的自治体、いわゆる…」
山本浩之
「もうそれ以上大きくなっちゃダメだと」
橋下徹
「できない。もう住民からのその、手紙に全部目を通せれるのが、もう基礎自治体のね、その、市町村の規模の限界だと。僕は正直、府民からのメールたくさん来ますけど、見れてません。ひとつひとつ。で、僕は早く平松市長に気付いてもらいたいんです。260万でね、市長一人で260万を率いるなんて、こんな首長、みんなそんなことできないって、みんな言ってます。だから平松市長はそこをまだね、全然ご認識されていない。だからこれは役所を守るために平松市長がいろいろ言われていて、はっきり言って市町村はもう30万40万が限界ですよ」
緊急激論橋下知事VS青山繁晴・新党、空港、北朝鮮でズバリ!生で迫ります

橋下知事登場から、討論のメインテーマ「大阪都構想」「空港問題」、そして番組終了時のやりとりの起こしです。大阪府民あるいは近畿圏に在住の方は、特に目を通されることをお勧めします。
コーナー本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。なお、今回は複数の人が同時に話す場面が多いので、聞き取れなかった箇所もあります。
画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
内容紹介ここから____________________________
山本浩之
「その“ニュースDEズバリ”、今日は特別企画です」
青山繁晴
「はい。えー、今日あの、僕、さっきからちらちら言ってしまったんですけれどもね、あの、非常に注目されるお方、大阪の橋下徹知事を実はお招きしてます。で、あの、橋下徹さんここに来ていただいて、ひとつやっぱり一番重要なことはですね、あの、橋下さんの登場によって、その発信される言葉、それが全国区になりましたよね。あの、単に大阪ローカルの話じゃなくて、その、日本の政治そのものに対する訴えかけがあって、そこが一番大事だと思うので、今日の最初のキーワードはこれです(フリップ出す)」

山本浩之
「えー、『政治にロマンはあるか』」
青山繁晴
「はい。あの、さっきのあの、『たちあがれ日本』って新党の話も通じてですね、あの、今、有権者の方は参院選も控えて、政治にロマンがほんとはほしいなあと、ほんとにあるんだろうかと。で、これほんとは橋下さんお見えになるんで政治にロマンはあると書きたいところなんですが、しかし橋下さんはその、ものを作るためにはまず壊すというお考えもあると僕は思ってるんですが、それによって敵も多いと。だから(ロマンが)あるかと、しましたので(笑)」
山本浩之
「聞いてみなきゃ分かんないですよね、このあたりはね(笑)」
青山繁晴
「はい。だからあの、橋下政治、それを今日はとことん、えー、聞いてみたいと思います」
山本浩之
「ではコマーシャルのあと、青山さんが橋下知事に迫ります」

(橋下知事スタジオに入場。青山氏と挨拶、握手)
(いったんCM)

山本浩之
「さ、大阪府の橋下徹知事をスタジオにお招きしまして、ま、青山さんが知事の本音に迫るという企画なんですけれども、いや、もうね、本当はここで水曜日のこのコーナーの印象とか、最初は雑談から入ろうと思ったんですが、冒頭だいぶ時間を使っちゃいましたんで(スタジオ爆笑)、もうさっそくね、あの、ま、政治にロマンはあるのかっていうそういったあたりは、あの、具体的にそのテーマに沿ってお話を伺う中で、青山さんに語っていただきたいと思いますけども。まずはですね、今、大きく動いているこの話題から行きたいと思います」
…………………………VTR開始…………………………
橋下徹 大阪府知事
「今の大阪市と大阪府っていうのはもう〈VTR中略〉大欠陥の都市の在り方になってると思います」
「府市再編、ONE大阪、〈VTR中略〉大阪都にすると」

大阪府の橋下知事が今、強烈に打ち出しているのが、大阪府と大阪市をひとつにするという再編構想。

橋下知事
「僕のほんとにこれ、一番もう最後の、まあ〈VTR中略〉人生最大の大勝負ぐらいの大テーマなので」

知事が人生最大の大勝負と言うこの構想の実現に向け、先週22人もの大阪府議が、新会派「大阪維新の会」を旗揚げ。
事実上の橋下新党がついに動き出した。
二重行政の無駄をなくすためとはいえ、大阪市を市ごと解体してしまおうというこの構想に、もちろん市側は猛反発。

平松邦夫 大阪市長
「知事が何をおっしゃってるのか全く分からない。〈VTR中略〉じゃあ、そこで出来上がってくる国の形がどういうものかをもっと具体的に明示されないと、あのー、早くコメンテーターからは卒業していただいて…」
知事の話には中身がないと一蹴する大阪市の平松市長と、一歩も引かぬ橋下知事。
橋下知事
「福は内〜、鬼は外〜」(節分イベント)

橋下知事
「今年の鬼?平松市長」

「気を付けよう、暗い夜道と、徹ちゃん」
(※ちなみにこの時隣りには橋下知事がいました)

橋下知事は、おととい夜(4/5夜)、対立しているはずの大阪市議9人と、市内の温泉施設で密会。
橋下新党への合流を呼びかけ、市議会の切り崩しにも動き出していることが分かった。
果たして、ONE大阪構想は実現するのか。
そして、そこに待っている将来は本当にバラ色なのか。

橋下知事
「僕は府知事ですけども、大阪市内のことは平松市長がやってるんで、指揮官2人の状態でやってるんで、だから何も進まない」
今日は橋下知事にズバリ伺います。
…………………………VTR終了…………………………

山本浩之
「はい。さっそくONE大阪、大阪都構想ということで、ま、目の前にこういう地図を用意させていただきました。これ間違ってたらおっしゃっていただきたいんですけどもね。東京は、ま、23区ですよね。ま、そういった区をですね、大阪府と大阪市を再編して、その周辺の自治体も併せて、あの、区を20作ろうということで、これでよろしいんでしょうかね、形としては」
橋下徹
「あの、基本的なプランはそうですね、はい」
山本浩之
「で、これによって、まずは二重行政の解消を図ろうというのが、目的のひとつであるってことですよね」

橋下徹
「はい。あの、ま、まずは大阪市なんですけどもね、皆さんあの、大阪府の中に大阪市があるというふうに思われてるかも分かりませんが、これあの、行政上は政令市と言ってですね、ま、都道府県と同じなんですよ。だからこの狭いエリアに都道府県が2つあってですね、これはもう東京には絶対ないことなんですけども、もう常に何でも施設は大阪府立と大阪市立、全部2つずつですよ。もうその象徴が、りんくうゲートタワービル、あれは大阪府が造って、WTCビルは大阪市が造った。東京都ではあり得ないです。図書館、体育館、プールから、もう何から何まで全部2つ、2つですよ。もうこれはね、あの、早く大きな話をする自治体と住民サービスに特化する自治体、この整理がもうどうしても大阪には必要なんですよね」
山本浩之
「で、ひとつひとつの区の、まあ単位で言うと、30万人ぐらいの人口を見ていると」
橋下徹
「これはまだあの、確定ではないですけども、あの、行政学的に、ま、行政学的というか地方財政学的にですね、これはあの、30万というものが一番効率がいいと、ま、学者さんが言われてる規模であって、あの、これには何も固執はしていません。ただ今日あの、別の番組で(「ミヤネ屋」と思われ)山田杉並区長が言われていましたけども、もう50万なんていう規模、杉並は53万なんですが、もうこれギリギリだと。あの、基礎的自治体、いわゆる…」
山本浩之
「もうそれ以上大きくなっちゃダメだと」
橋下徹
「できない。もう住民からのその、手紙に全部目を通せれるのが、もう基礎自治体のね、その、市町村の規模の限界だと。僕は正直、府民からのメールたくさん来ますけど、見れてません。ひとつひとつ。で、僕は早く平松市長に気付いてもらいたいんです。260万でね、市長一人で260万を率いるなんて、こんな首長、みんなそんなことできないって、みんな言ってます。だから平松市長はそこをまだね、全然ご認識されていない。だからこれは役所を守るために平松市長がいろいろ言われていて、はっきり言って市町村はもう30万40万が限界ですよ」
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