【東日本大震災-6】外国人から見た日本と日本人(27)

※このシリーズの一覧を作ってあります。
 【一覧】外国人から見た日本と日本人

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 「外国人から見た日本と日本人」。第27弾です。
 3/15付:【東日本大震災】外国人から見た日本と日本人(22)
 3/22付:【東日本大震災-2】外国人から見た日本と日本人(23)
 3/28付:【東日本大震災-3】外国人から見た日本と日本人(24)
 4/16付:【東日本大震災-4】外国人から見た日本と日本人(25)
 4/25付:【東日本大震災-5】外国人から見た日本と日本人(26)
 に引き続き、震災編パート6となります。

 だいぶ前にまとめてあったんですが、ここのところ政局に気を取られて、UPが大幅に遅れてしまいました<(_ _)>


発信箱:忘れない=福本容子(論説室)(毎日4/8 2:23)(リンク切れ)
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 「ニッポンは今どうなってますか?」

 地震の後、アハメド・カリールさん(49)の携帯は、本国からの電話で鳴りっぱなしだった。本国とはインド洋の島国モルディブ。カリールさんはその駐日大使だ。

 男性の声、女性の声、子どもの声。知らない人ばかり。とにかく心配していることだけ伝えると、名前も言わず1分足らずで切れる。「国際電話で長く話すお金がないんですね」(大使)。それでも1週間、毎日2回かけてくる女性の声もあった。

 モルディブでも地震直後に、テレビやラジオを通じた被災者支援キャンペーンが始まった。大使の電話番号が画面で紹介され、それを見て直接電話をしてきたらしい。

 キャンペーンでは大統領もスポーツ選手も歌手も、協力を呼びかけ続けた。36時間で700万ルフィヤの義援金が集まった。人口31万人の国民の多くは貧しく、約4600万円の義援金は「記録的」。お金が出せない人はツナの缶詰を持ってきた。

 ツナ缶は国内の業者が引き取り、塩水ではなくオイル漬け、缶切りなしで開けられるプルトップの日本特別仕様に替えられた。69万個。国民1人あたり2個以上だ。

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 2万人が参加した首都での追悼行進。国家元首が亡くなった時でも1日限りの半旗掲揚が閣議決定で3日間に。「前代未聞のことばかりです」。支援は今も届き続ける。

 合言葉は「日本に恩返しを」。

 こちらはほとんど知らなかったけれど、モルディブの人たちは日本にとても感謝しているという。小中学校や、04年のインド洋大津波から首都を守った防波堤などが日本のお金(政府開発援助)で造られたこと、国を支えるマグロ・カツオ漁や水産加工業が日本の技術と資本で発展した歴史……。

 忘れずにいてくれたのがうれしい。今度は日本が深く心に刻む。

日本に恩返し…インドネシアの元留学生が支援活動(読売4/21 18:17)
 インドネシアで、日本留学経験を持つ人たちが、東日本大震災の被災者を支援しようと精力的に活動している。

 中心になっているのは、約1500人が加入する「プルサダ(元日本留学生協会)」。会員らは大震災の発生後、「お世話になった日本にどう恩返ししようか」と話し合い、4月上旬にはチャリティーコンサートを開いた。コンサートには、ジャズサックス奏者の渡辺貞夫さんが出演を買って出て、日本でも流行したインドネシアの名曲「ブンガワン・ソロ」などを演奏。渡辺さんは「日本への愛着と連帯意識の強さを感じた」と感謝の言葉を述べていた。

 プルサダのラフマット・ゴーベル会長は「日本はパートナーというより家族。困難に直面した日本のために行動するのは当たり前」と話し、今後は被災地の子どもたちへの支援も行いたいとしている。(ジャカルタ 林英彰)

地震多いパプア「日本へ恩返し」 被災地へ義援金(朝日5/16 14:43)
 東日本大震災の被災地を支援しようと、地震や津波が多い南太平洋の島国パプアニューギニアの高校生や教員らが義援金を集めた。「いつも助けてくれる日本へ恩返し」とTシャツの売り上げや街頭募金など計約350万円を被災地に贈る。

 首都ポートモレスビーの国立高校の生徒や、日本で教育研修を受けた政府関係者らが、現地の日本人会とともに集めた。

 英語と現地語、日本語で「がんばれ日本」と書いたTシャツ約1600枚を学校やスーパーの店頭などで販売。高校で集めた寄付約70万円と合わせ計約350万円が集まった。

 大震災の津波の映像は、地元テレビでも報道された。パプアで教育支援を続けてきた伊藤明徳さん(45)は「『Tシャツは買えないから』とポケットからありったけの硬貨を寄付してくれた男の子もいた」と話した。

 パプアでは1998年には津波で2千人以上が犠牲になった。(鈴木彩子)

タイ政府、日本へ発電施設移送(産経3/29 18:38)
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 東日本大震災に伴う福島第1原発事故を受け、タイのエネルギー省と電力公社(EGAT)は29日、東京など首都圏での深刻な電力不足に対処するため、ガスタービン発電機2基と付帯設備一式を東京電力に5年間貸与すると発表した。発電施設を丸ごと移設する形で、2基で約24万4000世帯への電力供給が可能という。

 日本への搬送や施設の組立、点検などを請け負う三菱重工によると、ガスタービン発電機だけで1基約450トンで、これほど大がかりな設備を海外から移設するのは異例という。

 三菱重工の技術者らが29日から作業を開始し、4月末に搬出、5月中旬ごろ日本に到着する予定。設備は東京周辺に設置する見込みで、夏の電力需要の増加に対応できるよう、8月ごろまでの稼働を目指す。

※続報です。
東日本大震災:タイが無償貸与、ガスタービン発電施設が川崎港に到着 /神奈川(毎日5/21)

台湾の匿名企業が、原発作業にあたる50名宛てに1億5000万円を寄付していた(ロケットニュース24 4/17)
福島第一原発で懸命の復旧作業が続いています。依然予断を許さない状態が続いているですが、震災発生直後に現場で作業に当たっていた作業員50名の存在は、海外でも注目されました。当時「最後の砦の50人」と言われながらも、その名が明かされず、米紙ニューヨーク・タイムズなどの外信では、勇敢と称えられていました。

その彼らと家族宛てに、台湾のとある企業が、1億5000万円を寄付をしていたのです。

この事実は、3月19日付けの台湾版ヤフー「Yahoo!奇摩」で報じられていたものです。それによると、この日、テレビでチャイティ番組が行われており、番組の司会者の沈春華さんは、番組開始早々に次のように伝えました。

「今、秘密の募金をお知らせします。この匿名の善意は、人に知られないように、自分の名前を公開しないように求めていますから、誰かは言えませんが、匿名での募金です」

として、

「彼は、自分の生命の危険を顧みず、発電所の中に入った50人の勇士のために、この寄付を勇士の家族に寄贈しました。この寄付によって、彼らが自らを守ることができるように、5000万元(1億5000万円)を寄贈しました」。

寄付先についての説明は掲載されていないのですが、50人のもとに届けられることを願います。

寄稿:Pouch

参照元:Yahoo!奇摩(中文)
http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/110319/8/2ob34.html
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サギ菅に騙されたピエロ鳩山&国会ではサギ菅の在日献金問題追及

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 これもう茶番とかいう次元じゃないですよね。
 詐欺ですよ、詐欺。
 森田実さんは東京のメディアも協力した「集団詐欺事件」と表現してました(後述)。
 政治は汚い世界だし、メディアも偏向してる、それは重々承知です。
 でも、ここまでやるんですか!?と。

 「めど」って何でしょうか?…と、私は1コ前の記事で書きましたが、その「めど」の定義は未だ確定せず。
 てか、菅さん自身も決めてないみたいだし。「言葉通り一定のめどだ」(2日夜の会見)ですって。

 これって魔法の言葉ですよね。
 「復興のめどが立ってないから」「原発収束のめどが立ってないから」で、いくらでも先延ばし可能という。

 ♪魔法の言葉で、楽しい延命、ポポポポーーン!♪(^o^)

 「イラ菅」「逃げ菅」「ダメ菅」「バ菅」「ア菅」etc...に続いて、またあだ名が増えましたね。
 「ウソ菅」「サギ菅」
 
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【速報】内閣不信任案否決…何?この茶番

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 内閣不信任決議案が大差で否決されました。
 反対293票・賛成152票。

 首相をどうしても辞めたくない菅さんと、民主党をどうしても壊したくない鳩山さんとの談合により、玉虫色の「辞任の約束」で決着ってことでOK?
 
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「アンカー」心が無い菅政権&内閣不信任案の行方は?

【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

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■6/1放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

党首討論内閣不信任案の行方は▽故郷を失う村民たちの思いは…“計画的避難区域”の村を青山が取材!広がる政府不信

110601-21soumu.jpg 青山さんが計画的避難区域となった飯舘村を取材。村長さんは菅政権の対応を「心が無い」と批判。
 後半は内閣不信任決議案の行方など政局について。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。また画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。


 内容紹介ここから____________________________

山本浩之
「そして、今日のこのあとの“ニュースDEズバリ”のコーナーなんですけれども、今日は、被災地、それから政局のお話というふうに伺っております」

青山繁晴
「はい。あの、被災の現場というのは、特に原子力災害についての現場、を中心にですね、この『アンカー』でも何度もお届けしました。で、今日も、被災地のうちのひとつの、福島県飯舘村という所、もうこの村、あの、僕も最初は馴染みなかったですけど、特に昨日今日の報道で皆さんお馴染みだと思うんですね。というのは、一番最後に避難しろと言われた地域で、えー、そして未だに、この6000村の人口の中で、あ、いや、ごめんなさい、6000人の村の人口の中で、まだ1400人ぐらいが、実は期限を過ぎても残ってらっしゃるってとこなんですが、あの、そこを一昨日、訪れてきました。ま、あの、大嵐だったんですけれども。で、訪れてよく分かったのは、この菅政権が、その被災地の人々に本当は、何をしてきたのかっていうことが、僕は胸をえぐられる気持ちで実は村長や、あるいは農家の方にお話を聞いてまいりました。今日のキーワードは、あえてこれです(フリップ出す)」

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山本浩之
『心が無い』

青山繁晴
「はい。これ実は、皆さん今から見ていただく、この、飯舘村のとても温厚な村長さんが、絞り出すようにおっしゃった言葉なんです。この政権には心が無いんじゃないかってことをおっしゃいました。それを今の内閣不信任案の動きとも合わせながら、つまり政局のことにも触れながら、皆さんと一緒に考えたいと思います」

山本浩之
「ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「えー、被災地、それから原発構内はじめとして、青山さんはこれまで現場の実情を、たびたび伝えてもらっております。今回は福島県飯舘村。心が無いとおっしゃった村長さん、その胸の内とは。さっそくお願いします」

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青山繁晴
「はい。あの、僕はまあ何十年現場主義を貫いてきたんで、当然、現場の証言が一番大事だと思うんですけど。ちょっとね、これ盛り沢山の絵なんですけどね、大事なとこいくつかあって」

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青山繁晴
「これすっごい台風で、今、傘が飛んでく寸前なんですが、実際このあと傘、傘飛んでいったんですが、この顔はですね、顔しかめてるけど、傘が心配なんじゃなくて、これガイガーカウンターを、この役場の前のコンクリートに当ててるんですよ」

山本浩之
「はあはあはあ」

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青山繁晴
「その数字に僕はぎょっとした。これ(モニター画像の中央上)役場なんですけれどね。そしてこれは(右上)この中で酪農農家を訪ねた。そしてこれ(右下)土壌なんですけど。ま、そういった真実を、今日お伝えしていきたいと思いますが。まずやっぱり飯舘村ってどんな所って、皆さんと一緒に見たいですね」

村西利恵
「飯舘村の位置を、地図でご覧下さい」

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青山繁晴
「はい。これ、えー、福島の浜通りって言って、もともとは非常に豪快な、太平洋に面した、こっち太平洋ですね、所なんですが。だいたいこのあたり(内陸部)に福島市、あるわけですよね、県庁所在地が。そして、問題の福島第一原発があって、あの、これもう皆さんお馴染みの絵になったと思いますけど、菅政権はずっとこの同心円でやってるわけですね。20km圏内は最初、避難区域と言って、今は警戒区域と言って、誰も入れなくなった。そして30km圏内は屋内にいて下さいってことを、ずっとあの、途中までやってたわけですよね。で、これ見ていただくと、飯舘村っていうのは、ここから外れてるわけですよ。で、えー、役場、村役場からこの福島第一原発ですと、40kmぐらいなんですね。だもんで、実はここに書いてありますが、この震災の当日以降、3月11日からしばらくの間、このあたりからですね、こういう指定された所から、どっと飯舘村に、人は避難していったんですよ。で、それを一生懸命、飯舘村が、その、お世話していたら、10日ぐらいしたら、突然、これ真夜中に、県から電話がかかってきたそうです、村長にですね。実は水が飲めないんだと、言われて、もう村長ほんとに仰天して、翌日の朝から、その、村の広報車を回して、水を飲まないで下さいっていう、回って、もう村民は、じゃあどうしたらいいんだと。その、朝ご飯の仕度とか」
 
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