【東日本大震災-6】外国人から見た日本と日本人(27)
※このシリーズの一覧を作ってあります。
【一覧】外国人から見た日本と日本人
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「外国人から見た日本と日本人」。第27弾です。
3/15付:【東日本大震災】外国人から見た日本と日本人(22)
3/22付:【東日本大震災-2】外国人から見た日本と日本人(23)
3/28付:【東日本大震災-3】外国人から見た日本と日本人(24)
4/16付:【東日本大震災-4】外国人から見た日本と日本人(25)
4/25付:【東日本大震災-5】外国人から見た日本と日本人(26)
に引き続き、震災編パート6となります。
だいぶ前にまとめてあったんですが、ここのところ政局に気を取られて、UPが大幅に遅れてしまいました<(_ _)>
■発信箱:忘れない=福本容子(論説室)(毎日4/8 2:23)(リンク切れ)
■日本に恩返し…インドネシアの元留学生が支援活動(読売4/21 18:17)
■地震多いパプア「日本へ恩返し」 被災地へ義援金(朝日5/16 14:43)
■タイ政府、日本へ発電施設移送(産経3/29 18:38)
■台湾の匿名企業が、原発作業にあたる50名宛てに1億5000万円を寄付していた(ロケットニュース24 4/17)
【一覧】外国人から見た日本と日本人
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「外国人から見た日本と日本人」。第27弾です。
3/15付:【東日本大震災】外国人から見た日本と日本人(22)
3/22付:【東日本大震災-2】外国人から見た日本と日本人(23)
3/28付:【東日本大震災-3】外国人から見た日本と日本人(24)
4/16付:【東日本大震災-4】外国人から見た日本と日本人(25)
4/25付:【東日本大震災-5】外国人から見た日本と日本人(26)
に引き続き、震災編パート6となります。
だいぶ前にまとめてあったんですが、ここのところ政局に気を取られて、UPが大幅に遅れてしまいました<(_ _)>
■発信箱:忘れない=福本容子(論説室)(毎日4/8 2:23)(リンク切れ)
「ニッポンは今どうなってますか?」
地震の後、アハメド・カリールさん(49)の携帯は、本国からの電話で鳴りっぱなしだった。本国とはインド洋の島国モルディブ。カリールさんはその駐日大使だ。
男性の声、女性の声、子どもの声。知らない人ばかり。とにかく心配していることだけ伝えると、名前も言わず1分足らずで切れる。「国際電話で長く話すお金がないんですね」(大使)。それでも1週間、毎日2回かけてくる女性の声もあった。
モルディブでも地震直後に、テレビやラジオを通じた被災者支援キャンペーンが始まった。大使の電話番号が画面で紹介され、それを見て直接電話をしてきたらしい。
キャンペーンでは大統領もスポーツ選手も歌手も、協力を呼びかけ続けた。36時間で700万ルフィヤの義援金が集まった。人口31万人の国民の多くは貧しく、約4600万円の義援金は「記録的」。お金が出せない人はツナの缶詰を持ってきた。
ツナ缶は国内の業者が引き取り、塩水ではなくオイル漬け、缶切りなしで開けられるプルトップの日本特別仕様に替えられた。69万個。国民1人あたり2個以上だ。
2万人が参加した首都での追悼行進。国家元首が亡くなった時でも1日限りの半旗掲揚が閣議決定で3日間に。「前代未聞のことばかりです」。支援は今も届き続ける。
合言葉は「日本に恩返しを」。
こちらはほとんど知らなかったけれど、モルディブの人たちは日本にとても感謝しているという。小中学校や、04年のインド洋大津波から首都を守った防波堤などが日本のお金(政府開発援助)で造られたこと、国を支えるマグロ・カツオ漁や水産加工業が日本の技術と資本で発展した歴史……。
忘れずにいてくれたのがうれしい。今度は日本が深く心に刻む。
■日本に恩返し…インドネシアの元留学生が支援活動(読売4/21 18:17)
インドネシアで、日本留学経験を持つ人たちが、東日本大震災の被災者を支援しようと精力的に活動している。
中心になっているのは、約1500人が加入する「プルサダ(元日本留学生協会)」。会員らは大震災の発生後、「お世話になった日本にどう恩返ししようか」と話し合い、4月上旬にはチャリティーコンサートを開いた。コンサートには、ジャズサックス奏者の渡辺貞夫さんが出演を買って出て、日本でも流行したインドネシアの名曲「ブンガワン・ソロ」などを演奏。渡辺さんは「日本への愛着と連帯意識の強さを感じた」と感謝の言葉を述べていた。
プルサダのラフマット・ゴーベル会長は「日本はパートナーというより家族。困難に直面した日本のために行動するのは当たり前」と話し、今後は被災地の子どもたちへの支援も行いたいとしている。(ジャカルタ 林英彰)
■地震多いパプア「日本へ恩返し」 被災地へ義援金(朝日5/16 14:43)
東日本大震災の被災地を支援しようと、地震や津波が多い南太平洋の島国パプアニューギニアの高校生や教員らが義援金を集めた。「いつも助けてくれる日本へ恩返し」とTシャツの売り上げや街頭募金など計約350万円を被災地に贈る。
首都ポートモレスビーの国立高校の生徒や、日本で教育研修を受けた政府関係者らが、現地の日本人会とともに集めた。
英語と現地語、日本語で「がんばれ日本」と書いたTシャツ約1600枚を学校やスーパーの店頭などで販売。高校で集めた寄付約70万円と合わせ計約350万円が集まった。
大震災の津波の映像は、地元テレビでも報道された。パプアで教育支援を続けてきた伊藤明徳さん(45)は「『Tシャツは買えないから』とポケットからありったけの硬貨を寄付してくれた男の子もいた」と話した。
パプアでは1998年には津波で2千人以上が犠牲になった。(鈴木彩子)
■タイ政府、日本へ発電施設移送(産経3/29 18:38)
東日本大震災に伴う福島第1原発事故を受け、タイのエネルギー省と電力公社(EGAT)は29日、東京など首都圏での深刻な電力不足に対処するため、ガスタービン発電機2基と付帯設備一式を東京電力に5年間貸与すると発表した。発電施設を丸ごと移設する形で、2基で約24万4000世帯への電力供給が可能という。
日本への搬送や施設の組立、点検などを請け負う三菱重工によると、ガスタービン発電機だけで1基約450トンで、これほど大がかりな設備を海外から移設するのは異例という。
三菱重工の技術者らが29日から作業を開始し、4月末に搬出、5月中旬ごろ日本に到着する予定。設備は東京周辺に設置する見込みで、夏の電力需要の増加に対応できるよう、8月ごろまでの稼働を目指す。
※続報です。
・東日本大震災:タイが無償貸与、ガスタービン発電施設が川崎港に到着 /神奈川(毎日5/21)
■台湾の匿名企業が、原発作業にあたる50名宛てに1億5000万円を寄付していた(ロケットニュース24 4/17)
福島第一原発で懸命の復旧作業が続いています。依然予断を許さない状態が続いているですが、震災発生直後に現場で作業に当たっていた作業員50名の存在は、海外でも注目されました。当時「最後の砦の50人」と言われながらも、その名が明かされず、米紙ニューヨーク・タイムズなどの外信では、勇敢と称えられていました。
その彼らと家族宛てに、台湾のとある企業が、1億5000万円を寄付をしていたのです。
この事実は、3月19日付けの台湾版ヤフー「Yahoo!奇摩」で報じられていたものです。それによると、この日、テレビでチャイティ番組が行われており、番組の司会者の沈春華さんは、番組開始早々に次のように伝えました。
「今、秘密の募金をお知らせします。この匿名の善意は、人に知られないように、自分の名前を公開しないように求めていますから、誰かは言えませんが、匿名での募金です」
として、
「彼は、自分の生命の危険を顧みず、発電所の中に入った50人の勇士のために、この寄付を勇士の家族に寄贈しました。この寄付によって、彼らが自らを守ることができるように、5000万元(1億5000万円)を寄贈しました」。
寄付先についての説明は掲載されていないのですが、50人のもとに届けられることを願います。
寄稿:Pouch
参照元:Yahoo!奇摩(中文)
http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/110319/8/2ob34.html