尖閣ビデオ流出の波紋

 尖閣衝突ビデオのYouTube公開というか流出は、当然ながらいろんなところで波紋を引き起こすこととなりました。

 私が今回のことで一番責任を感じてほしいと思うのは菅さんと仙谷さんなんですが、二人とも何か他人事みたいな態度に見えます(今に始まったことじゃないけど)。

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 特に仙谷さんは、自民党の丸山和也議員の「将来、日本は中国の属国になってしまう」という指摘に対して、「属国化は今に始まったことじゃない」なんて平気で返しちゃう人なので、もはや周りが何を言っても処置なしなんでしょうなぁ(T^T)
 
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尖閣ビデオ流出キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

101105-senkaku4.jpg 11月5日に日付が変わった頃、尖閣衝突ビデオがYouTubeに流出しているとネットで大騒ぎに。
 しかも本物である可能性が高いようです。

 (前記事のコメント欄で情報下さったM様、ありがとうございます)

 11月5日午前3時現在、こちらから視聴することができます。

http://www.youtube.com/user/sengoku38#p/a/u/2/q3JYT0G94-E

 もし上記URLから観ることができなくなってたとしても、一度流出してしまった以上、どこかで拡散されてるでしょう。探してみて下さい。
 
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ニコ動に小沢さんが出演したそうですが

※11/3放送「アンカー」テキスト起こしは1コ前にUPしています。
※「アンカー」に対する投稿は掲示板にお願いします。

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101004niko04-77547.jpg 今回は小沢さんの批判ではありません。
 ネット、というか、ニコニコ動画についてです。

 11/3放送の「報道ステーション」で、解説者の一色氏が「小沢さんはネットで人気ある」って言ってたけど、他のマスコミ人もよく言ってるけど、何より小沢さん自身もそう言ってるけど、ま、しょせんこんなもん?

 ※読みやすいように、一部改行を編集しています。
 ※以下の画像は全てクリックで新規拡大表示されます。
 
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「アンカー」菅政権Wパンチ!中露が領土問題連携で外交危機

【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

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■11/3放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

菅政権にダブルパンチ!ロシア中国が領土問題で連携外交危機を青山ズバリ

101103-12mae.jpg 日中首脳会談で中国ドタキャンの真相は?メドベージェフ大統領の国後島訪問を阻止できなかった理由は?中露がここまで日本に強硬に出る本当の理由とは?

 警視庁内部資料流出問題についての青山さんの解説(要旨)も最後に付けました。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はテレビ画面からデジカメで撮影しました。粗いですがご容赦下さい。


 内容紹介ここから____________________________

ロシア大統領北方領土訪問 河野駐ロシア大使、一時帰国のため成田空港に到着(FNN11/3)
ロシア大統領北方領土訪問 一時帰国した河野駐ロ大使、前原外相と菅首相に情勢報告(FNN11/3)
メドベージェフ大統領国後島訪問 ロシア外相「大統領は歯舞・色丹も訪れる計画」(FNN11/3)

(以上、ストレートニュースを伝えたあと)

山本浩之
「ま、このあとのですね、青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーでは、このロシアとの領土問題を含めた日本の外交課題、今日はこれについてお話を頂けるっていうことなんですが」

青山繁晴
「ま、今ヤマヒロさんがね、あの、外交課題っておっしゃたんですけど、こう、そういうこう、いわば綺麗な言葉だけで済まないようなね、ことが最近ずっと起きてるでしょう?」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「このメドベージェフ大統領が、国後に足を踏み入れたってのは、これもう明らかに不当な、はっきり言えば、不法入国と言わざるを得ないような…」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「…ことですし、それから尖閣についても、中国は、まあはっきり言うと、これもはっきり言うと、偽装した漁船も含めてですね、あの、領海にどんどん侵犯してくるってことは全然変わってないわけですよね、基本的に。だからあの、テレビご覧になってる方々も、あるいは私たちもですね、どうしてこうも集中的に日本外交がその、踏みつけにされるのかと

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「あの、本当の背景は何なんだと。何でこんなに重なって来るのかっていうのは、あの、皆さんお知りになりたいと思うんですね。で、今日は、あの、そこを、一番根っこのところまで踏み込んでやりたいんですが、最初のキーワードはこれです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『罠』」

青山繁晴
「はい。えー、日本国そのもの、あるいは僕たち国民も含めて、罠にはめられていってるんではないかということを、いつもどおり、具体的に、皆さんと一緒に考えたいと思います」

山本浩之
「分かりました。えー、ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)
 
山本浩之
「まあこの数日間の間にですね、中国、それからロシアにまあ好きなようにやられて、それに対して日本の政府の対応も含めて、一体どうなってるんだろうとお思いの方、大勢いらっしゃると思うんですよね。青山さんの1つめのキーワードは、『罠』。罠にはめられているという。さっそくその解説をお願いしたいと思います」

101103-02title.jpg

青山繁晴
「はい。皆さんまず、これ見ていただけますか。で、ここに、前代未聞とありますね。前代未聞とあって、下に、愚弄される日本外交、とあるんですが、これ、日本外交が愚弄される、国際社会の中で、えー、愚弄されるような状態にあるっていうのは、実は前代未聞じゃないんです。敗戦後ずーっとほんとは続いてきたんです。どうしてかというと、軍事力の裏打ちのない外交っていうのは、基本的に国際社会では相手にされないんですよ

一同
「うん」

青山繁晴
「この現実をほんとは僕らはまず、根っこから知る必要があって、平和憲法のもとに基づく外交だから尊敬されるっていうのは、日本の学校で教えてるけれども、世界のどこ行ってもそんな現実はないんですよ。従って、前代未聞ってのは、こっち(右側の赤い文字列)にかかってるんです、本当は。例えば、中国が、大国の中国が同じ大国の日本に対し首脳会談をその場でドタキャンすると。菅総理を待ちぼうけ食らわせると。それから、ロシア大統領が、ロシア自身があそこは領土問題があるとはっきり認めているのに、そこに、日本の拒否を踏み越えて、勝手に上陸するというのが前代未聞なんですね。で、まずこの中国の前代未聞からまず見ていきましょう」
 
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中共の見え透いた前原潰し&私信その2

 日中首脳会談が中国側にドタキャンされたことは前エントリー:日中首脳会談拒否は前原潰しか?でお伝えしましたが、その翌日になって突然、日中首脳「懇談」がありました。

 10月4日(日本時間5日)のアジア欧州会議(ASEM)の時はロビーのソファーで25分間、今回は立ち話で10分間。
 で、今回もまた「偶然」を装ってのものでした。

 前の日あそこまで非礼なことをされたのに、そこまでして非公式の「懇談」を演出する必要があったのでしょうか?

 でも、ま、これで日本国内の前原批判はほぼ収束しそうですね。
 政界の反応については週明け以降を見てみないとまだ分かりませんが、少なくとも日本のメディアは一部を除き収束しつつあるようです。

 むしろ、中国メディア(≒中国政府)が「前原を更迭しろ」なんてあからさまに言い出してて、ちょっと驚きました。
 
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