■3/24放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
人民元にグーグル・マグロ交渉まで…“膨張”中国と日本外交を青山ズバリ
クロマグロの取引禁止をめぐる審議で反対派が勝った背景には中国の動きがありましたが、中国はなぜ最後の段階で動いたのか?また人民元切り上げをめぐる米中の攻防は5月にヤマ場が!?日本は内向きになってる場合じゃない!
コーナー前に、普天間基地移設問題について青山さんの解説がありました。まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。
コーナー本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
内容紹介ここから____________________________
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普天間基地移設問題 鳩山首相「3月いっぱいには政府案をまとめる」(FNN3/24)
…………青山さんの解説(
あくまで要旨)…………
( )内は山本浩之キャスターの発言です
(これまで様々な案が浮上しては地元からは突き上げに遭い、アメリカからも突き放される鳩山政権ですが、政府案とりまとめまで残り1週間、何か妙案は出てきてるんでしょうか?)
妙案っていうか、昨日(3/23)の総理と関係閣僚の話し合いでも出た中心の案は、これまで「アンカー」で指摘した通りのキャンプ・シュワブ陸上案と、ホワイトビーチ埋め立てて滑走路、つまり沖縄県内、それに一部の訓練、あるいは飛行機などをできたら県外の徳之島に移したいということを軸にやってるのは間違いない。
ところが一つまた関係閣僚たちにとっても不安が今、出てるのは、
総理が何か違うことを考えてるんじゃないかと。その証拠に総理は直近の国会審議で奇怪なことを言われてましたよね。つまり普天間の移設が終わっても、普天間はそのままあると。
有事になっても普天間がそのまま使われるようにしておくんだという趣旨のことおっしゃってたじゃないですか。
僕も大変びっくりしたし、知友の沖縄の人もびっくりしてる。どういうことなのか僕なりに調べてみたら、
また例によって聞きかじりのことをどうもヒントになさってるようで、軍事評論家の方から、要は普天間の危険性って、今、飛んでるヘリや航空機さえなければいい、ジープやトラックが入るぐらいなら危険とは言えないから、とにかく
飛行機とヘリさえどこかへどければ危険性の除去はできるんだと聞いて、20日頃ですね、これは名案だとどうも思われたようで、つまり普天間移設でも使えるということでアメリカは喜んでくれるし、危険性なくなるから沖縄県民も最後は納得してくれるんじゃないかと。これに少し、さっきのキャンプ・シュワブ陸上案、徳之島云々をセットにすれば行けるんじゃないかということを思われてるようで。移設じゃないんですよ、これは。
だからあと1週間しかないが、総理としてはこれが最後の名案だと思われてるフシもあって、それで昨日の閣僚と総理の話し合いも結局、これははっきりした話じゃないが、
普通だったら総理に最後は任せましょうということになるんですが、それができなかったというのは、どうもこれが背景になっていると。
(今の話も、小手先でかわそうとしてる。思い返せば今年2月の予算委員会で自民党の石破政調会長が「選挙前に最低でも県外っておっしゃったのは何かアテがあったんですか?」という非常にシンプルな問いに対して、総理はしどろもどろになった。つまり言葉悪いが、
カラ証文ぶら下げて選挙に臨んだことがはっきり現れてしまった。それのずっと積み重ねでここまで来てしまったなと)
だから、さっき民主党の沖縄県連が官邸に詰めかけたが、それに対して総理は総選挙の時に思わず、最低でも県外と言ったことは間違いでしたと、やっぱり言わなきゃいけないと思う。言ったら地位が危うくなると、危うくなったら脱税の件も蒸し返されると、そういう判断があるんでしょう。政治家だから色んな判断ありますが、しかし間違ったことは間違ったと言わなければ、物事どうにもならない。
…………以下、“ニュースDEズバリ”
全文起こし…………