「アンカー」テロ国家指定解除で拉致問題は?(付:中国毒インゲン)

■10/15放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

テロ国家指定解除で日本政府はどう動く?拉致問題の行方は…青山がズバリ

081015-26nihon.jpeg アメリカが北朝鮮へのテロ支援国家指定を解除。アメリカ側の本音は?そして日本は、私たち国民はどうすべきか?
 金正日重病説の続報もあります。

 コーナー前に、家族会が河村官房長官に北朝鮮への経済制裁の強化を申し入れたというニュースが伝えられましたので、そこから起こしました。
 あと、トップニュースとして中国製毒インゲン問題が伝えられたんですが、これについての青山さんの見解を最後に紹介しました。

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
 今回は原寸大画像ですので、クリックしていただいてもこれ以上大きくは表示されません。あしからず<(_ _)>


 内容紹介ここから____________________________

山本浩之
「アメリカが北朝鮮のテロ支援国家指定解除したことを受けて、北朝鮮による拉致問題、これがどうなっていくのか、大変心配なこのニュースです」

村西利恵
「麻生総理は昨日、拉致解決がなければ北朝鮮へのエネルギー支援はしないと明言。そんな中、拉致被害者家族は河村官房長官に面会し、北朝鮮への経済制裁強化などを要望しました」

 …………………………VTR開始…………………………

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 沈痛な面持ちで官邸に入る拉致被害者家族会のメンバー。
 家族会は今日、平沼赳夫元経済産業大臣ら議員連盟とともに官邸を訪れ、河村官房長官に北朝鮮への経済制裁の強化を申し入れました。

飯塚繁雄 家族会代表
「効果のある態度、あるいは制裁を含めて対応していただきたいなというふうに…」

【今月12日】
麻生太郎首相
「(核問題が)動かない状況のまま置いとくより、きちんとやった方がいいと…」

 アメリカが北朝鮮のテロ支援国家指定を解除したことに理解を示していた麻生総理大臣でしたが、昨日(14日)の国会では――

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麻生首相
「『エネルギー支援を下さい』等々いろんなことが向こうから要求で出てきますから、その要求に関して私どもは拉致の問題の進展がない限り、この種の話に応ずることはないと」

 ――と明言。
 アメリカ政府に理解を示したのは、『6カ国協議を存続させるため』と答弁しました。

 一方、ワシントンで行われた日本・アメリカ・韓国の外務次官級会合に出席した佐々江アジア外務審議官も、日本の立場を説明。

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佐々江賢一郎 外務審議官
「我が方の立場というのはですね、現状でこの(拉致問題の)進展のない状況ではですね、(エネルギー支援は)難しいということをですね、ま、お話をしたということです」

 アメリカと韓国の代表は拉致問題を重視すると応じたということで、10日以内に6カ国協議の代表者会合が開かれる見通しです。
 拉致問題優先の態度を貫く日本に対し、北朝鮮がどのような姿勢で臨むのかが注目されます。

 奇しくも今日、蓮池さんたち拉致被害者が帰国してちょうど6年。福田総理が突然辞任して止まったままの拉致問題再調査は動き出すのでしょうか。
 家族会の飯塚代表は、会見でこう訴えました。

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飯塚繁雄 家族会代表
「相当な強い態度で(北朝鮮に)要求をしていかないと。『お願いします、返してください』じゃなくて『返せ』というような意気込みでですね、それに伴う対応含めて、これからもやっていただきたいと思いますけども…」

 …………………………VTR終了…………………………

山本浩之
「まあこの問題に関しては、今回アメリカが指定を解除したという驚きよりも、むしろそれを受けて日本政府が何にも動かないっていう驚きの方が、室井さん、僕は強いんですけれど」

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室井佑月
「うーん。だいたい、何か、そう言えば秋口に、拉致被害者の再調査をするっていうふうになったけど、その話はどうなったのかとか、いろいろ不思議なことがありますよね。あれはそのまま全然進展がないでしょう?それに何て言うのかな、これから寒くなってくると、結局その北朝鮮の貧しい人たちの映像とかがガンガン入ってきたりとかして、やっぱり日本だけがその援助しないって言っても、人道的にとかって話になってきて、援助は断れなくなってくるんじゃないかなって思うんですよね、拉致をうやむやにしたまま」

山本浩之
「これは青山さん、今、室井さんが、再調査についてはどうなったのかっていう疑問がありますけれども」

青山繁晴
「あの、さっきのね、毒餃子、インゲンの話と事柄も違うし、相手の国も違うのに、何かとても似てますよね。要するに合意したり約束したりしたことが全然実行されてないのに、しかし日本はそれを呆然と見てる。毒餃子事件もそうですが、この再調査についても、その後、北朝鮮側におそらく金正日さんが倒れたりした事情があるにしても、福田内閣の時にあれほどはっきり再調査をやると決めて、室井さん言った通り、この秋には、もうとっくに秋ですけど、結果出てるはずがね、動いてない」

室井佑月
「でも、あの、金正日さんが倒れたとかっていうのも向こう側の問題でしょう?日本としてはどういう動きをしてたんですか?この間」

青山繁晴
何もしてない、はっきり言うと」

室井佑月
「何もしてない…」

青山繁晴
「あのね、今、室井さんが言ったことはやっぱり大事なことに触れてて、向こうが倒れたらしばらく様子見ましょうね、じゃなくて、それは日本にとって本来はチャンスになることなんですよ。向こうが動揺してるってことはね」

山本浩之
「当然そうですよね」

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青山繁晴
「ところがその、戦後の日本外交っていうのは、相手がテロ国家であったり、日本国民を誘拐してる国でもですね、その国に何かあったらしばらく様子見ましょうと、相手の動きを待ちましょうっていう外交なんです。だから全部、相手が中国でも北朝鮮でも同じになっちゃうわけです」

山本浩之
「うーん。こちらから何かを働きかけるとか…」

青山繁晴
「ほとんどないですね」

山本浩之
「ただ、まあ今回の場合は9月1日に政権投げ出した前の首相がいて、その後政治空白ができましたよね。ただ、そのあと総裁選を自民党はやりましたけれど、その中でもこの拉致に関する問題っていうのは、5人候補いましたけれども、それを大きな声で、北朝鮮、これを問題、再調査に関してはどうするのかって、それを見極めて、私が総裁になったらこうするっていうふうに語った人っていませんでしたよね」

青山繁晴
「いなかったんですよ。現総理の麻生さんも含めて、そもそも総裁選の争点になってない。で、それは日本の政治の貧困、外交の貧困なんだけれど、やっぱりその、僕らの側もさっきの室井さんのような声をね、もっと日常的に挙げることが大事ですよ。時々思い出すんじゃなくて。『ところであの再調査どうなった』じゃなくてですね。その、ずーっと言わなきゃいけない。それが本来の民主主義なんで、僕らの問題でもあると思いますよ」

山本浩之
「はい。そこで青山さんの今日の“ニュースDEズバリ”のコーナー、引き続きこの拉致問題に関するお話だと聞いてます」

青山繁晴
「はい。今も話に出ましたけれども、アメリカが北朝鮮をテロ国家に指定してたのをとうとう解除してしまったと。で、これは今の話でもあったように、日本のもちろんピンチなんですけど、そのピンチっていうのは、あるいはリスクというのは必ずチャンスに変わるので、どうやってチャンスに変えようかということを今日、みんなが、僕らがどうするかっていうことで考えたいんですが、キーワードはまずですね、これを用意したんです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『脱』」

青山繁晴
「はい。それもちょっと変な書き方だなと思われたと思うんですけど、これ実はこないだ亡くなった緒方拳さん、俳優の緒方さん、緒方さんって本当は書家でも有名だったんですけど、この緒方さんの書の展示会で、僕この緒方さんが書いた『脱』っていう字にものすごい感動したんです。もうずいぶん前ですよ、7〜8年前ですかね。で、こんなんじゃなくて、もっとこう力が抜けたような『脱』、そういう柔らかい『脱』、今までの自分たちの在り方から抜けていくことはとても大事だと思ってて、そして今回に限っては、その『脱』の中でもやっぱりこれだと思ってます(フリップ出す)」

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山本浩之
「『脱アメリカ』」

青山繁晴
「これが拉致問題の解決とどう結びつくのかというのを、このあと具体的にお話ししたいと思います」

山本浩之
「えー、岐路に立たされたこの拉致問題ですけれども、リスクの裏にあるチャンスについて、コマーシャルのあと青山さんの解説です」

(いったんCM)

 …………………………VTR開始…………………………

 アメリカ発の金融危機による世界恐慌への不安がいっそう広がっていった今月の初め、そのニュースの裏で、北朝鮮問題にも大きな展開があった。

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【ソウル 今月3日】
ヒル国務次官補
「(北朝鮮とは)長時間にわたり詳細な話ができた。実りのある話し合いだった」

 核計画の検証方法を協議するため平壌を訪問したヒル国務次官補。
 詳細は語らず、ライス国務長官に報告するとだけ語った。

 そして日本時間の12日未明――。

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国務省 マコーマック報道官
「米国務省はけさ北朝鮮へのテロ支援国家指定を解除した」

 ついに解除されたテロ支援国家指定。
 北朝鮮はこれを受け、核施設の無能力化を再開した。

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【参院予算委員会 きのう】
麻生首相
テロ支援国家指定解除に対しては我々は不満、ということははっきり申し上げてきております

 日本政府は、北朝鮮に対するアメリカの対応に振り回されていた。

 指定解除が発表されるわずか30分前、浜松市のホテルのバーにいた麻生総理にのもとに、ブッシュ大統領から電話があり、突然テロ支援国家指定解除の知らせを聞かされたという。

 さらにそのおよそ2時間前、G7に出席した中川昭一金融担当大臣はブッシュ大統領の傍らに立ち、憮然とした表情を浮かべていた。

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中川昭一 財務・金融担当相
「大統領を追っかけまして、『私は実は拉致問題の責任者をずっとやっていたんです』と、『テロ指定解除の話もあるんだけれども』と申し上げたら、ちょうどそこにライス国務長官が通られて、で、(ブッシュ大統領は)このことはライスによく話をしてくれということになって、で、ライスさんと10分ほどですね、話をしてきました」

 しかし、この時ライス長官からテロ支援指定解除の言葉はなかったという――。

 大きなカードを失う日本は、どのような戦略をとるべきなのか。
 拉致問題の行方をズバリ解説します。

 …………………………VTR終了…………………………

山本浩之
「まあこのアメリカによるテロ支援国家指定解除というのは、大変大きなニュースです。しかし青山さんは、日本にとってこのリスクの裏にあるチャンス、これをまあ活かすためにどんな方法があるのか、さっそく、そういうふうに述べられましたのでその解説からお願いしたいというふうに思います。お願いします」

青山繁晴
「はい。まずですね、このアメリカが北朝鮮をテロをやってる国、あるいはテロを支援してる国、20年ぐらい指定してきたけども、それを外すというのは、皆さん思い出して下さい、本当は6月に、このブッシュ大統領がアメリカの議会に通告しましたね。で、本来であればその45日後にもう解除ができるっていうことだから、もっと早く、だから8月中に解除するかもしれないということだった。ところが北朝鮮の態度が非常に不誠実だったから、アメリカが実際にはこれ、踏み切らずに来た。で、実はそのことに日本の外務省、あるいは首相官邸、今の麻生政権も含めて、はっきり言うと油断してしまって、これおそらく大統領選挙ギリギリ、11月4日ですけど、そこまでぐらいギリギリ引き延ばして、もし解除があるとしてもですね、そこまで行くだろうっていうことで、ま、安心してたわけですよ」

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青山繁晴
「で、ところが、その日本の甘い予想を裏切って、アメリカはむしろ早く、この10月上旬という段階で踏み切ったんですね。で、どうして踏み切ったのか。実は麻生さんや、あるいは日本の外務省はまだ腑に落ちてないところがあって、たとえば外務省幹部と電話で話するとそうなんですが、しかしそれは本当は違ってて、アメリカのいわばこの交渉の担当者の動き見たら、これはわかるわけです。で、それは誰でもわかりますけれど、ヒルさんですね。で、ヒルさんが何をしたか。はい、ちょっと出して下さい」
 
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「たかじん委員会」教育問題と日教組

■10/12放送「たかじんのそこまで言って委員会」

081012-01studio.jpeg 元・国立市教育長で現在は日本教育再生機構副理事長を務めている石井昌浩さんをゲストに迎え、教育問題についての討論がありました。

 国立第二小学校事件、GHQ、日教組、戦前の価値観の否定……。日本の教育の闇は深い!?

◇司会
 やしきたかじん、辛坊治郎(読売テレビ解説委員)
◇パネラー
 三宅久之、鴻池祥肇、田嶋陽子、花田紀凱
 勝谷誠彦、福山哲郎、宮崎哲弥、山口もえ
◇ゲスト
 石井昌浩(元・国立市教育長)

 石井さんがスタジオに登場されるところから起こしました。
 それより前、VTR終了時(討論に入る前)の恒例パネラーへの質問&回答も、いちおう紹介しておきます。

 細かい相づちや言い直しなどは省略。聞きとれなかったり、複数の方が同時に喋っている箇所が多いため拾えない発言もいくつかありましたが、それ以外はほぼ完璧です(聞きとれない場所は○○で表示)。

 画像はテレビ画面をデジカメで撮影しました。粗くて見にくいですがお許し下さい。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。


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「アンカー」首相動静で読み解く麻生首相の本心(新テロ法 民主変心)

■10/8放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

麻生総理の隠された本心がついに明らかに青山ズバリ

081008-08asounissi.jpeg 新聞の「首相動静」から読みとる麻生さんの本心。
 先週出てきた「自民の独自世論調査結果では、総選挙は自民が単独過半数を取る」の話の続きもあります。

 最後に、「新テロ法案、民主が早期採決応じる方針」というニュースについて、私の雑感を付けました。

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。


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(東証続落など金融危機についてのニュースが伝えられた後)

山本浩之
「さ、この後、青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナー、今日はどんなお話でしょうか」

青山繁晴
「うん、あの、今言いました通りね、これだけ経済・金融の問題厳しくなると、もう解散総選挙じゃないって雰囲気もあるんですが、しかしそれにしてもその、最近のその政治をめぐる報道って、解散がいつなのか、その話ばっかりでですね、けっこうその、視聴者の方や国民の方はうんざりもしてらっしゃると思うんですよ。で、このコーナーの志、みんなで持ってる志というのは、そういうメディアを上手に国民の側が活用、利用しましょうと、メディアの悪いところも見抜きましょうということなんですね。で、今日はそれに関わるお話をしたいんですけれども、その解散総選挙に関して言うと、で、麻生さんの本心は結局何なのかと、みんな知りたいところだと思うんですが、それを知るために今日はこういうキーワードを用意しました(フリップ出す)」

081008-01frip.jpeg山本浩之
「『ブリキのパンツ』」

青山繁晴
「ごめんなさい、だけど、無理に面白いこと言おうとしてんじゃなくて、これは実は政界の隠語なんです。で、あの、これ決して悪い意味じゃないんです。パンツって下品で申し訳ないけど、悪い意味じゃなくて、これはいわばその麻生政権の、えっと思うぐらい個性的な特徴が出てることなんで、上手く使えばこの国にプラスになるんで、そのお話をしたいと思います」

山本浩之
「はい。コマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

 …………………………VTR開始…………………………

081008-02hosei.jpeg 今週、深刻化する金融恐慌への不安が世界中に嵐となって吹き荒れる中、日本の国会では、1兆8000億円規模の景気対策のための補正予算案の審議が始まった。

081008-03minshu.jpeg 船出したばかりの麻生政権に論戦を挑む民主党は、代表経験者3人を次々に投入。

菅直人 代表代行
「野党の皆さん(の財源は)どうですか、私の方(与党)はまだ決まってません、こんな話が通用するんですかね(拍手)。総理、これは政治的な判断で、総理、これで通用しますか。総理です、総理」

岡田克也 副代表
「しっかり選挙をやって、そして自信がおありならですね、基盤を固めて、そしてそういった根本的な金融、経済対策も含めてですね、おやりになったらいいと思うんですが、いかがですか」

麻生太郎 首相
「『はい解散』というのを国民が望んでいるのかといえば、私はそれよりはまずは景気対策だろうというお気持ちの方が強いと」

081008-04terotoku.jpeg また、麻生総理はインド洋での給油活動を延長する新テロ特措法改正案の審議を通じて、国際貢献を総選挙の争点にする意向も示した。

 補正予算案は予算委員会を通過し、間もなく衆議院本会議で可決される見込みだ。

081008-05tatakai.jpeg そして戦いの場は野党が多数を占める参議院へ移り、麻生総理と民主党の駆け引きは激しさを増しそうだ。

 今後の政局の行方は?麻生総理の隠された戦略とは?
 青山がズバリ解説します。

 …………………………VTR終了…………………………

山本浩之
「政局の行方は本当に今、気になるところです。そんな中、麻生政権の性格、『ブリキのパンツ』というふうに……(室井に)知ってました?」

室井佑月
「知らないけど、貞操を守るとかに通じるんじゃない?」

山本浩之
「おおー、パンツだけにね。固いパンツですよ」

室井佑月
「違うかしら?(笑)」

山本浩之
「ま、2人で言っててもしょうがないので、さっそくそれでは青山さんの解説をお願いしたいと思います」
 
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「ムーブ!」金正日51日ぶり報道 核・拉致問題の今後は?

■10/6(月)放送「ムーブ!」KOREAナウ

51日ぶり金総書記(当日のテレビ欄より)

081006-03megumi.jpeg 金正日の病状は?ヒル氏の訪朝で核問題は?麻生さんは拉致問題にどう取り組む?などなど、気になる北朝鮮情勢を重村智計さんが解説。

 細かい相づちや間投詞、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
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「ムーブ!」中国宇宙戦略 裏シナリオ(おまけ:宇宙遊泳ヤラセ疑惑)

■9/30(火)放送「ムーブ!」チャイナ電視台

船外活動成功…米ロと肩並べた中国宇宙計画 次の一手(当日のテレビ欄より)

080930-19nidan.jpeg ここのところ日本の内政がゴタゴタしてて国内政治のエントリーが続きましたが、今回は久々に中国の話題です。神舟(しんしゅう)7号、個人的にはけっこう気になってたんですよね(^^ゞ

 政治評論家の有馬晴海さんが、最近「ムーブ!」の準レギュラーになられたみたいです。拙ブログの「ムーブ!」起こしでは今回が初登場です。

 細かい相づちや間投詞、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
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「アンカー」自民世論調査で意外な選挙結果 閣僚女性問題で麻生ピンチ?

■10/1放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

麻生新政権が抱える“内憂外患”その裏側青山ズバリ

081001-06kahansuu.jpeg コーナーに入る前に、国会の衆議院本会議、代表質問初日のニュースが伝えられました。それについてのスタジオのやりとりから起こします。
 コーナーでは、総選挙の結果について青山さんが超意外なことを言われまして、スタジオ騒然。

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。各画像をクリックすると新規画面で拡大します(最初の大きな画像除く)。

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<ニュースの内容はカット。下の記事などをご参照下さい>
小沢氏、あえて首相を無視=選挙意識、自・民幹事長は火花−代表質問(時事10/1)
衆院代表質問の詳報(1) 民主・小沢一郎氏ほか(共同10/1)
衆院代表質問の詳報(2) 自民・細田博之氏ほか(共同10/1)

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山本浩之
「さ、今日の(代表質問の)やりとりをご覧になって、室井さんはどんな印象をお持ちになりましたか」

室井佑月
「国の運営とかというよりも、もう自民党も民主党も総選挙のことしか考えてないっていうことだけはわかるわけ。だからさっさとすればいいのにって思っちゃう」

山本浩之
「ああー。その時期についても、もういろんな何かこう思惑からか、揺れ動いてるんですけれども。ねえ、青山さん」

081001-01ao.jpeg青山繁晴
「うん、それは麻生さんがね、『最後に私が決めさせてもらう』と言ったのは、小沢さんに向けて言っただけじゃなくて、自民党内にも向けて言ってるわけですよ。その、自民党の選対委員長であれ誰であれ、勝手に言うなってことを実は言ってるんで。あの、麻生さんは今いろんな選択肢の中で考えてる途中ですからね。で、あの、今日ね、やっぱり注目の1つっていうかね、最大の話題の1つは、麻生さんがかつてないことをやったわけですよね。その、所信表明演説が野党第一党に対する質問になったと。で、小沢さんはそれを受けるのか受けないのかって、みんな注目してた。だけど本当は小沢さんは麻生さんの所信表明演説の直後に『俺は乗らねえ』と、『あんなの受けてやるか』と言ってたですよ、周りに。で、そういうの僕は秘かに期待したわけですよ。受けて立ったらね、室井さんが言った通り、選挙前のこう諍いになるけど、でもガチンコ勝負でやっぱり有権者の関心も高まるじゃないですか。そういうプラス面もあるから心のどっかで期待したけど、全然肩すかしで」

一同
「うーん」

青山繁晴
「小沢さんはやっぱりどっちかっていうと表舞台が苦手な人だから、今日も紙の棒読みだったじゃないですか

山本浩之
「ええ、ええ、棒読みでしたねー」

青山繁晴
「だからちょっとやっぱり残念な気がしたんだけど、その、棒読みだったおかげで、今度はその、大人しい細田さんが突然ね、紙を全然読まずに、前半というか3分の2ぐらい読まないでやってて、あと紙、ふぁーっと早口で読んでたでしょ。で、そこで言ってたのは、民主党の若手議員たちも知らないような小沢さんのいわば古い話、古傷をえぐってですね、やってたわけですよ。それが鳩山由紀夫さんがその、いわば上手に受けてね、『興奮してた』と。与野党すでに逆転してね、頭に血が上って興奮してんのか、みたいなこと言ってですね、今日は何か幹事長同士が面白くて」

山本浩之
「面白かったですよね。あのへんのやりとりはね」

青山繁晴
「肝心のそのトップ同士がいまいちだったなあという気がしました」

山本浩之
「細田さんってあんなにこう、パフォーマンスのできる人だっていうのは思わなかった」

室井佑月
「地味なのにね(笑)」

山本浩之
「一見地味でしょ(笑)ええ」

室井佑月
「いや、でももう早くやってほしいよ総選挙。だって1週間か2週間違ってたからって何だって言うの?変わんないよ、そんなみんなの意識とか」

081001-02studio.jpeg山本浩之
「でもまあ、だけど笹川総務会長は、こんな時に解散なんかやると国民が怒るって言ってますけど」

室井佑月
「えー、何で?一番なんか、あたしたち無視されてる気がしちゃうわけ、やっぱり」

山本浩之
「つまり有権者不在になってると」

室井佑月
「そうだよ。選挙じゃないと参加できないんだもの」

山本浩之
「ま、それしかできないですよね。なるほど。さあ、そして今日の青山さんのこの後のコーナーですけれども、このコーナーでも引き続き政局に絡んだお話をしていただけるということですか」

青山繁晴
「はい。いずれにしろ解散総選挙は近い。どんなに遅くなっても、すごく遅くなっても年明けぐらいまでですからね。で、じゃあ総選挙の結果どうなるのかっていうのが、今、最大の注目点なんですけど、実はその総選挙近いと、あるいは選挙期間中になったらどこも世論調査やったりするじゃないですか。ところが、まあ僕もがいた共同通信も含めて世論調査はとても大事なんだけど、本当はこの日本には、メディアがやる世論調査よりもはるかに実績のある、つまりずっと当ててる、最終結果をずっと当ててる世論調査っていうのがあって、それ、まあ別にほめて言ってるんじゃなくて、客観的に言って自由民主党本部のやる世論調査なんですよ。それは政治家がやるんじゃない…」

山本浩之
「それは正確なもんなんですか」
 
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「アンカー」選挙日程誤報の真相&北の情勢と絡む日本の総選挙

■9/24放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

麻生内閣誕生へ…組閣最新情報▽“総選挙は俺が…”組閣に秘められた思惑青山ズバリ

080925-18asoozawa.jpeg 「朝日新聞は古賀さんに利用されて誤報を打った(朝日だけじゃないが)」「河村官房長官は外国人地方参政権推進派」「小沢さんは超親中派で親北派」――。
 青山さん、今回はいつにも増して思い切った発言を連発(^_^;

 コーナーに入る前に、組閣のニュース(時間的にもうほとんど全部固まってました)が扱われました。そこでの青山さんのコメントから起こします。
 (起こしの後に、組閣について私の雑感も付けました)

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。


 内容紹介ここから____________________________

 (組閣について、室井佑月さんが「総裁選の時からもう選ばれるとわかってる人がいたので、あまり驚きがない。また初入閣の人たちは名前を知らない人が多いし、ほんとに総選挙は近いんだろうか?」といった発言をした後――)

青山繁晴
「僕も正直、え?麻生さん、こんな組閣をするのかっていう、ちょっとまあ、ややショックなぐらい」

山本浩之
「あ、そういった意味での驚きがあったっていうことですね」

080925-01ao.jpeg青山繁晴
「ええ。で、まあはっきりしてるっていうか、やっぱり考えざるをえないのは、安倍内閣の失敗原因の1つはやっぱりお友だち内閣だったし、それこそ星野ジャパンもお友だち組閣、失敗した。それがまたやるのか?っていうのがね、意外なんですよ。意外なんで、あえて麻生総理の意図を考えると、1つは今、室井さんが言ったね、サプライズっていう、小泉さん以来の風潮に逆らってみせるというのがあるのかなということが1つと、それからもっとはっきりしてるのは、今日、組閣名簿を官房長官にやらせないでご自分がおやりになる。初めてだと思いますけど、それでわかるように、要は総理になった気分じゃなくて、大統領のお気持ちでいるんだろうなと」

一同
「はあー」

山本浩之
「つまり自分に近いメンバーを集めたという形になりますか」

青山繁晴
「そうです。あの、もっとはっきり言うとね、お友だちじゃなくてね、イエスマンばっかりですよ」

室井佑月
「ちょっとそれは怖いことだと思っちゃうな、あたしは」

青山繁晴
「うん。それで議院内閣制の国で、その大統領の気分でいるっていうのはね、あの、普通はあんまり上手く行かないんじゃないかって、それは心配しますよ。やっぱり内閣できたばっかりだから、もういい加減まともになってほしいじゃないですか。潰れる内閣ばっかりじゃなくて」

山本浩之
「たとえば小泉さんの逆を行く、サプライズじゃなくてっていうことがありましたけれども、それならば適材適所ってことがあります。えー、この分野に長けた人を実務型の人で集めたっていうんだったらまだわかるんですけども、そうじゃないわけですもんね」

080925-02kakuryou.jpeg青山繁晴
「ええ。それはね、今おっしゃったのは非常に大事なポイントでね、具体的な名前あえて申し上げると、たとえば外務大臣に、ここ(パネル)に出てますけど、中曽根弘文さん起用しましたね。それで、中曽根康弘元総理の息子さん、僕は中曽根総理の総理番でしたから、若い頃からよく存じてますが、人柄最高なんですよ。お父さん、よく言えば個性強い、悪く言うとアクが強いじゃないですか。ね。俺が俺がって人です。(弘文氏は)全然それがない。すごい人柄のいい人だけど、外交に関する識見って、僕1回も聞いたことがない。文教族で元文部大臣でね、しかも参議院でしょ。で、北朝鮮が崩れるかもしれない、それから中国もオリンピック終わってどうなるかも知れない、アメリカとの関係揺らいでる中で、なぜこの人が外務大臣なのかっていうのは、僕はわからない」

室井佑月
「えー。あれは?官房長官って意外とこうメディアに出たりするのに、河村さんっていう人、どうして持ってきたの?」

青山繁晴
「うーん。それもね、河村さん、自分でも『私が地味だから麻生さんの引き立て役になりやすい』って、ご自分でおっしゃってるけど、河村さんはね、1つ気になるのはね、そりゃいろんな考え方あると思いますが、もうはっきりしてるのは、その外国人の方の、日本に永住されてる外国人の方に、地方の参政権を与えるべきだと。これはっきり言われてるわけですよ。で、官房長官は内閣のスポークスマンですから、少なくとも麻生内閣は、やっぱり公明党がこの考え方に近いですからね、公明党といっしょにやっていくためには、それやるのか?と。これが誤解なのか、誤解でないのか。これは総理ご自身が説明する必要がまず生じますよね」

山本浩之
「ああー、なるほど。あの、それと中山恭子さんですね、拉致問題担当大臣でしたけど、今回はこの、無任所大臣の中に拉致問題担当という文字が外れました

青山繁晴
「ええ。あの、まあ麻生さんサイドにこの件は電話をして聞いたんですけれど、あの、旦那さん(中山成彬氏)が大臣に入るから、もう難しいと。僕それ自体もよくわかんないんですけど」

一同
「えー」

青山繁晴
「その私的なことでね、私的なことと公的なこと、これ麻生さん本人の言葉じゃないですけど、ま、側近はそう言ってるわけですよ。それが1つ不思議なんですが、まあ今日はね、補佐官人事までは発表されない、おそらく明日かなと思いますから、中山さん、もう一度補佐官に戻すのかなと思いますが、ただ国民の目線で行くとね、やっぱりせっかく拉致問題担当大臣を置いたんだから続けてほしいっていうのが、普通はそう思いますからね。そこも総理ご自身の説明が必要になる部分ですね」

山本浩之
「そうですねー。で、今日はこの後、青山さんのコーナーでも、この麻生新総理に関するお話を聞かせていただけるということなんですけど」

青山繁晴
「はい。で、まあとにもかくにもこうやって新内閣できたら、今度この麻生さんが、じゃあいつ衆院解散に踏み切るのか、総選挙どうなるのかというのが、もちろん国民の関心事である、だけじゃなくて、日本の運命を左右するんですけど、先週の『アンカー』で、日本のメディアが次々と10月3日解散、10月26日総選挙の投開票になるんだっていうことを、どんどん決め打ちしていったけど、それ違いますと申しました。麻生さんはリーマンショックも心配してて、補正予算をまず上げようと、少なくとも努力はしてから解散するんで遅れますと申しましたら、皆さん、あの、先週見て下さった方はね、翌日の朝日新聞の1面トップに、こうじゃないかじゃなくて、もう決め打ちでね、いや、10月26日投票なんだと、10月3日解散…」

山本浩之
「言い切りましたよねー」

青山繁晴
「で、一覧表まで書いてあって、クエスチョンマークも一切ないという報道があって、びっくりされたと思うんですが、もうお気づきと思いますが、それは誤報です。10月3日解散、10月26日投票って、それはよっぽど世の中ひっくり返ればアレですけども、もうほとんどないです。それは後でももう1回説明しますが、今日まずお話ししたいキーワードはこれなんです(フリップ出す)」

080925-03frip1.jpeg山本浩之
「大新聞が利用された『暗闘』」

青山繁晴
「はい。今、申したのは、朝日新聞の例ですけども、朝日だけじゃなくて他の新聞も10月3日解散、10月26日投票っていうのを決め打ちしたんですが、それ本当は利用されてるんですね。で、これはその、新聞だけの問題じゃなくて、麻生政権、できたばっかりの政権の中でどんな暗闘があるのかっていうのは、国民にとっても大事なので、今日お話ししたいと思います」

山本浩之
「えー、ではコマーシャルをはさんで、青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「さ、毎週、青山さんには政界の水面下の動きなどを解説してもらってるわけですけども、今週はどのような裏側が見えてくるのか、さっそくお願いしたいと思います」

080925-04title.jpeg青山繁晴
「はい。あの今週は、いわばコーナーの入口で、大新聞の誤報っていうことを申しました。で、それはその、新聞だけの問題じゃなくてですね、あの、こういうコーナーを見ていただいてる視聴者の方にとって、あるいは国民にとって、その新聞、あるいはこういう番組含めた、テレビも含めてですね、メディアをどういうふうに活用されるか。で、しかも総選挙が近づいてますから、そのメディアのいわば上手な活用の仕方っていう意味で、新聞の誤報っていうのはどうやって作られるかっていうことを、ま、僕、元記者ですから、僕の自省も含めて、反省も含めて、赤裸々にお話ししたいと思います。で、あれが誤報だったと、10月26日総選挙は誤報だということを理解していただくために、やっぱりまずその、ほんとの政治日程から見ていただきましょう」

080925-05nittei.jpeg村西利恵
「はい。まず今日、内閣が発足し、明日の朝、麻生さんはニューヨークへ発って、日本時間の26日に国連で演説を行います。日本に戻って、29日には所信表明演説、そして10月1日から3日間は各党の代表質問が予定されています」

青山繁晴
「はい。あの、ここに出てるように、この10月3日ね、要するに代表質問が終わったらもうそこでバーンと解散してしまうはずだというのが、誤報を生んだわけですね。で、3日に解散したら、そこから選挙の公示期間の12日間とかいろいろ考えたら、10月26日投票に自動的になるなって話なんですよ。ところがこれ代表質問だけだと、要するに補正予算は全然実際に審議できないわけですから。これあの、3日、金曜日なんですね。3日金曜日ですから、麻生さんがすでに実質決めてるのは、週明けて10月6日の月曜日から予算委員会を立ち上げます。だからもう3日解散っていうのは、もうないんですよ。だからすでに誤報になってるわけですね。誤報なら誤報でちゃんと新聞は後始末をすべきだと思います
 
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「ムーブ!」後継者は誰?3つの派閥が争う北朝鮮

■9/18放送「ムーブ!」KOREAナウ

北朝鮮問題最大の焦点…後継者は誰に?重村教授に聞く(当日のテレビ欄より)

080918-05suji.jpeg 北朝鮮では今、どんな勢力があるのか?誰が仕切ってるのか?そして金正日の後継者は誰?
 新聞記事の読み方についても解説。メディアリテラシーの勉強になります。

 細かい相づちや間投詞、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はテレビ画面をデジカメで撮影しました。粗くて見にくいですがお許し下さい。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。


 内容紹介ここから____________________________
 
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「アンカー」総選挙睨み自民・民主の駆け引き(付:金正日重病説)

■9/17放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

麻生総裁誕生ならば波乱必至?政界にうごめく思惑を青山ズバリ

080917-19frip2.jpeg リーマン・ブラザーズ破綻で麻生さん大ピンチ!?小沢さん国替えの真相は!?その他、新聞やテレビでは報道されない政局のディープな情報が満載。
 最後に、未だ謎に包まれた金正日重病説について、青山さんの見解を要約で付けました。

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。


 内容紹介ここから____________________________

山本浩之
「このあとは青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーにまいりますけれども、今日は青山さん、どういうお話を」

青山繁晴
「今、日本が全然動きがないことの1つの理由としてですね、首相が退陣表明して総裁選をやってるからだ、ということを言う人多いわけですけどね。それで僕は共同通信政治部の記者だった時代から、考えたらもう20何年、政局ずっと見てきたんですが、今回の政局ほど表に出てるのがこんなちょっとで、もう下がこんなに大きな政局っていうのは初めて見ます。だからこそ報道が、ちょっと残念ながら本当のことをこう、いわば突き刺してない。だからおそらく一般国民の方も、たとえばもう総選挙の時期が決まったように新聞に書いてあるけど、『え、ちょっと待って、何で分かるの?』と」

山本浩之
「確かに」

青山繁晴
「おかしいなと思われてる人、多いと思うんです。で、今日はその、いわば国民の普通に持ってる疑問に答える内容にしたいんですが、キーワードは…(フリップ出す)」

080917-01frip1.jpeg山本浩之
「『凄味いっぱいの場外戦』」

青山繁晴
「はい。これあの、今回ほんとはウラっていうか場外戦の部分が非常に大きくて、それもですね、小沢さんとか麻生さんのもう人間性をかけた凄味いっぱいのドラマを感じるんで、そのお話をいたしたいと思います」

山本浩之
「はい。ではコマーシャルをはさんで、青山さんの解説です」

(いったんCM)

 …………………………VTR開始…………………………

080917-02asou.jpeg 自民党総裁選の投票日まであと5日。
 麻生氏の優勢が伝えられ、今や消化試合とも言われる中、この男がついに動いた。

080917-03koizumi.jpeg 小泉元総理は昨日、小池氏を支持する議員が集まる『小池氏激励ランチ』に出席。

小泉純一郎 元首相
「応援してくれない人を敵と思っちゃいけない。いずれ味方になる人がたくさんいるから。ね。応援してる人もいずれ敵になるかもしれない(一同笑い)」

 解散総選挙やその後の政界再編を意識したともとれる意味深な発言。

080917-04ozawa.jpeg 一方、民主党からは小沢代表の『国替え』が飛び出した。

080917-05hato.jpeg民主党 鳩山由紀夫 幹事長(今月14日)
「岩手4区からは小沢代表は出馬しないと。(VTR中略)命をかけてるということを示す必要がある。そういう選挙区に限られると思います」

080917-06oota.jpeg 鳩山幹事長は小沢代表が公明党の太田代表の選挙区、東京12区から出馬する可能性も示唆。
 果たしてその意図は?

 解散総選挙を睨み、激しい駆け引きが始まった自民・民主の両党。
 そこで今日は、新聞でも報道されていない政界のディープな動きを、青山がズバリ解説します。

 …………………………VTR終了…………………………

080917-07studio.jpeg山本浩之
「はい。解散総選挙に向けての動きが激しくなってますけれども、室井さんはこのところのこの動きっていうのは、どういうふうにご覧になってます?」

室井佑月
「いや、もうあれでしょ。みんな選挙のことしか考えてないっていうのは分かるよね。あと、その、総裁選は自民党の人たちが考えてるほど全然盛り上がらなかったね。あんまりテレビもワイドショーとかでもやってないしね」

山本浩之
「でもまだ折り返したばかりなんですけど。まだ5日あるんですよ」

室井佑月
「えー、だってこれからもっと活発にやるとは思えないよ。ちっちゃい枠じゃないかな」

山本浩之
「思えないですよね。そんな中で今回は、もうその凄味いっぱいの場外戦がくり広げられてるんだと。で、まだそれが表にほとんど出てきてないというところで、青山さんのそのあたりの解説をお願いしたいというふうに思います。お願いします」

青山繁晴
「はい。あの、今、室井さんの言ったことは相当当たっててですね、一番最初、こう5人並んで出てきてね、まあ5つ大きな打ち上げ花火が上がったようなもので、最初は盛り上がったんだけども」

村西利恵
「この時ピークだったような感じがしますね(笑)」

080917-08title.jpeg青山繁晴
「そう、その通りでね。告示の時の記者会見がピークで、そのあとは誰が見ても、ちょうど(パネルの)真ん中に写ってますけど、この麻生さんが独走してるから、だんだんだんだん盛り下がってきてて、ヤマヒロさんが言った通り9月22日の投票までね、どうやって保たせるか。従ってこの状況で結論はこの麻生さんがもはや当確なんだけど、それで悩んでる人が実は…。これちょっと出してくれますか」

080917-09asou.jpeg村西利恵
「はい。それが他ならぬ麻生さん自身」

青山繁晴
「勝ちそうな、あるいはもう勝つと分かってる、つまり新しい首相になると分かってる当の勝利者が一番悩んでる。どうしてかというと、この人は、麻生さんは総理になったらいずれにしろ解散総選挙やらなきゃいけないので、その盛り下がったままの状態でたとえば冒頭解散、そんなことになったら、麻生さんが総理になった場合に、ご自身が追い込まれることになってしまうから、実は悩んでるわけですけど。昨日はでもそうは言いながら、総裁選の報道がいろいろテレビでありましたよね。それはこの人のお陰ですよね。はい、出してくれますか」

080917-10koizumi.jpeg村西利恵
「はい。小泉元総理が小池さん支持を表明しました」

青山繁晴
「今まで思い出していただくと、その前に小泉さんは小池さんをやっと支持すると言ったんだと言いながら、実は衛藤征士郎さんという人とね、ご飯を食べてて、小泉さん姿現さずに衛藤さんだけが勝手にメモを読み上げて、ほんとなのか嘘なのか分からない。姿消してたわけですよ。それが姿現したというのは、要するにこの人(小泉)が出たら必ずテレビが報道すると分かってるから、真ん中で盛り上げようとして出たんですね」

村西利恵
「なるほど」
 
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「ムーブ!」民衆爆発寸前?究極の選択迫られる中共(細切れぼやきも)

■9/9(火)放送「ムーブ!」チャイナ電視台

不満爆発させる民衆抑圧する政府…五輪後中国最悪のシナリオ(当日のテレビ欄より)

080909-06tomi.jpeg 今回の解説は富坂聰(とみさか・さとし)さん。番組初登場です。

 中国関係でわりと有名な方ですよね。私は毒ギョーザ事件のあたりから、お顔をよくテレビで拝見するようになりました。
 今も2カ月に1回ぐらいの頻度で中国に行かれており、それぞれ1週間から10日ほど滞在されるそうです。

 8/26放送分(起こしはこちら)と内容的に少しだぶってる部分もありますが、ただこの日は勝谷誠彦さん、須田慎一郎さん、伊藤惇夫さんというメンツでいわゆる専門家はいませんでしたし、専門家の意見として紹介されたのも財部誠一さんの楽観論だったりしたので、今回の富坂さんの解説と読み比べてみるのも一興かもしれません。

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。今回は原寸大画像ですので、これ以上大きくは表示されません。あしからず。


 内容紹介ここから____________________________
 
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