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「ムーブ!」民衆爆発寸前?究極の選択迫られる中共(細切れぼやきも)

■9/9(火)放送「ムーブ!」チャイナ電視台

不満爆発させる民衆抑圧する政府…五輪後中国最悪のシナリオ(当日のテレビ欄より)

080909-06tomi.jpeg 今回の解説は富坂聰(とみさか・さとし)さん。番組初登場です。

 中国関係でわりと有名な方ですよね。私は毒ギョーザ事件のあたりから、お顔をよくテレビで拝見するようになりました。
 今も2カ月に1回ぐらいの頻度で中国に行かれており、それぞれ1週間から10日ほど滞在されるそうです。

 8/26放送分(起こしはこちら)と内容的に少しだぶってる部分もありますが、ただこの日は勝谷誠彦さん、須田慎一郎さん、伊藤惇夫さんというメンツでいわゆる専門家はいませんでしたし、専門家の意見として紹介されたのも財部誠一さんの楽観論だったりしたので、今回の富坂さんの解説と読み比べてみるのも一興かもしれません。

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。今回は原寸大画像ですので、これ以上大きくは表示されません。あしからず。


 内容紹介ここから____________________________
 
 …………………………VTR開始…………………………

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北京五輪閉幕式 実況アナ
「地球上の目がこの北京に集まった、2008年の8月でした」

 北京オリンピックという夢から覚めた中国。
 地下に眠っていたマグマも同時に目覚めようとしている。

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 オリンピック開幕以前から、中国経済はすでに末期状態。

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 その経済をかろうじて支えてきたにもかかわらず、オリンピック期間中、北京から締め出された出稼ぎ労働者が、またしても政府に裏切られようとしているというのだ。

 「経済成長」か「庶民の暮らし」か――。

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 今日は、上村幸治が「現場を一番踏んでいるジャーナリスト」と評する男、富坂聰が語ります。

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 宴のあとに漂う暗雲。
 中国に突きつけられた究極の選択とは――。

 …………………………VTR終了…………………………

堀江政生
「富坂さんは中国のインサイドリポートをずっと続けてらっしゃるということですが、解説していただきます」

関根友実
「2カ月に1度、中国に行かれてるとね、先ほど(番組オープニングにて)おっしゃってましたが」

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 【テロップ】富坂聰=ジャーナリスト。北京大学留学の後、雑誌・テレビ等さまざまなメディアで中国のインサイドレポートを続ける。

堀江政生
「夢から覚めた中国は今、究極の選択を迫られている状態だと。我慢してきたものが噴出しちゃうんじゃないかということですね」

富坂聰
「はい」

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関根友実
「はい。これは産経新聞の今月6日の号なんですが、『オリンピック終え不満再噴出』と出ています。今月4日、中国の浙江省で暴動が起きました。そのきっかけなんですが、14歳のある少年が仕事中に衣料品工場でけがをしたことでした。そのけがに対し、抗議ということで出稼ぎ労働者が参加して、大規模な暴動が起きました。1万人の群衆対500人以上の警察がぶつかり合ったんです。けがをした人が20人、そして10人が逮捕されました」

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関根友実
「他にも、今月4日です。中国の湖南省で、利息や資金を返さない不動産会社に出資者らが抗議をし、50人以上が負傷しました。今月5日、華南省で起きた暴動なんですが、高校生ら数千人が県政府庁舎を取り囲むということで、警察官とぶつかり合って20人けがをしたということなんです」

堀江政生
「もう富坂さん、これぐらい、こう何かこう、ポンと火を着けたらドンと爆発するぐらいの勢いですか」

富坂聰
「そうですね。もうとにかくその、まず不満というガスがたまってますんで。で、ここに対してですね、まぁあの警察とか取り締まる側に対する、その怒りがありますんで、警察が現場に行けばもっと火に油を注いじゃうと。だからもうあっという間にですね、数千人、数万人の規模になるというのが、まぁ一つの特徴なんですね」

堀江政生
「庶民の一番の不満は今、何なんですか」

富坂聰
「これはですね、まぁ暮らしていけなくなってると、すでにもう。ほんとにその暮らしが苦しいと。その一方でものすごい、こう金持ちがたくさん出てきていると。そういうことですね。でもそれも…」

関根友実
「若者たちも感じる、高校生とか…」

富坂聰
「そうですね。あの、仕事のない人、いっぱいいますから。若い人で。だからそういう人たちが感じてる不満、不安ですね、不安、不満、そういうのがもうムズムズと渦巻いている感じですね」

堀江政生
「いわゆる一番懸念されている、経済ということなんでしょう」

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関根友実
「はい。『五輪後の中国経済』といったような見出しをよく見たんですけれども、オリンピック後、急速に景気が後退するのではないかという悲観論と、上海万博のための事業がスタートするからそれまでは大丈夫、2010年頃までは大丈夫だろうという楽観論が交錯していると言います」

堀江政生
「これに対して富坂さんは、『いや、中国経済は五輪前から、すでに大手術が必要なぐらいの末期状態だった』。かなり政府ももがいていたようだと言うんですか?」

富坂聰
「そうですね。これ、まああの、日本でほんとに言われるのは『五輪まで』とか、『五輪後はだめになる』とか、『上海万博まで』って言われるんですけれども、全部関係ないですね

堀江政生
「関係ない」

富坂聰
「まぁ株価もですね、北京オリンピックの前からズドンと落ちてました。で、これたぶん問題の発端はですね、あの、昨年の4月ぐらいから物価がぐっと上がった。で、中国の特徴っていうのはですね、ものすごい経済成長をして、ものすごい金持ちを生んでですね、もう見上げるほどの生活をしてる人がたくさんいるのに、ま、自分たちの基本的な生活が保てたと。その、物価が上がらなかったっていうのが、もう奇跡だったんですよ

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堀江政生
「ああー、それが物価が上がってしまった。ああー」

富坂聰
「それがですね、食料とか油とか肉とかですね、ほんとに毎日使うものがグーッと上がってきたのが、これが去年の4月なんです。ここで初めてみんなの悲鳴が上がったんですね

関根友実
「なるほど」

富坂聰
「だから中国はですね、去年、総量規制やですね、ま、利上げなどをして、とにかくいろんなありとあらゆる手を使って、この物価を押さえ込もうと、もうありとあらゆることをやったんです。ところが効かなかった。未だに上がり続けて、ま、今ちょっと落ちてますけども、PPIっていう工業出荷時の物価まで上がってると。そういう意味でですね、叩いても叩いてもそれが直らないということですごく焦ってるんですね」

堀江政生
「いちおう、トップクラスがいろいろ回ってはいると」

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関根友実
「はい、そうなんです。すでに手遅れだったという動きを象徴するようなものがオリンピック前に起きています。オリンピック前の7月なんですけれども、中国の温家宝首相など政府のトップクラスが江蘇省であるとか上海であるとか広東省など、相次いで視察に回っていました。これはなぜなのかと言いますと、深刻な輸出不振が発生していたからなんです。今年度の上半期だけで6万7000の中小企業が倒産し、2000人が解雇されました。さらに中国、輸出産業、引っ張ってきました、紡績企業の3分の2が倒産寸前の状態になっていると言うんです」

堀江政生
「これ、あの、さっき出て、何とかしようとしてて、こうやっていろいろ叩いてみたけれども、結局だめだったというのは何でなんですか?」

富坂聰
「これはですね、いろいろあるんですけども、ま、外的な要因が大きいですね。原油が上がったりとかですね、それからあと、アメリカが要するに物を買える力がなくなってきたと。だから輸出がだめだというのが、いろいろあるんですけども、ただその中でですね、物価は落ちなかったけれども、その物価を下げるために撒いた薬がですね、副作用起こしちゃった

堀江政生
「あらま」

富坂聰
「それがですね、これなんです。これは要するに資金繰りのあれをグッと止めましたんで、だからその、いわゆるファイナンスができなくなっちゃった。企業がバタバタバタッと潰れちゃった。だから要するに一番大事な物は退治できなかったけども、逆にその副作用で、中小企業が資金繰りに困ってバタバタッと倒産して、失業が出てしまったというのが今の状態。だから…」

関根友実
「経済政策を間違えちゃったから、こんなことが…」

富坂聰
「そう、だから7月で言えばですね、いろんな問題が起きて、もうまさにオリンピック直前で、もう北京にいていろいろやらなきゃいけないのに、この2人だけじゃないですよ、あの、山東省もいろいろな場所でですね、もう首相クラスまで含めて、バーッと全国に散って、それで倒産企業の実態を持ち帰って、これはまずいという結論を出してますね

堀江政生
「これはまずいと言いながらも、それを隠した上で、オリンピックをしたと。こういう格好になってますね」

富坂聰
「そうですね」

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関根友実
「そのオリンピックなんですが、何と中国は総額約2800億元、日本円で4兆4500億円の投資をしました。このオリンピックへの投資はもちろん史上最大規模で、経済大国をアピールしたんですが、しかしながら富坂さんは、これが『北京オリンピック開催で中国は自らを巨大な矛盾の渦に放り込んでしまった』と、ま、嘆いていらっしゃるということなんですね」

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関根友実
「どういうことかと言いますと、ま、中国が見栄を張ったことで、自分の首を絞めてしまったというんです。たとえば鳥の巣、大きなスタジアムを建設したり、道路の整備がありました。これらの工事に駆り出されたのは100万人以上の出稼ぎ労働者でした。命を懸けて建設し、スタジアムが完成した瞬間、この出稼ぎ労働者たちは北京市内から強制退去させられてしまったんです。つまり世界にお披露目したオリンピックは…」

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関根友実
貧困層を排除して、オリンピックを成功させましたという、繕ったアピールをしてしまったということが、1つ目の矛盾であると」

堀江政生
「で、実際これはですね、富坂さんはですね、『“出稼ぎ労働者抜きで経済発展できる”というバーチャルな顔をしばらく世界に示さなければならなくなってしまった』と。しかし現実的にこれは無理があるわけですよね」

富坂聰
「そうですね。ま、だから中国の一番売りっていうのは安くてですね、その、どこまでも買い叩かれる労働者がもう無尽蔵にいたということとか、あとはもうあの、環境基準をですね、厳しく言われないで垂れ流れるというような、もうコストカットも自由自在にできるというところだったんですね。その2つをですね、ガッと隠してお披露目をした。で、これはですね、一流国家ですよと、超一流国家の仲間入りですよということをやったが故にですね、これからは1つのその見せた顔が公約になってくるんですね

堀江政生
「あ、そうかそうか」

富坂聰
「そういう意味で、要するに自分を縛っちゃったわけですね」

堀江政生
「そこで縛ってしまった」

富坂聰
「ええ。そうするとまあ、ある程度のその水準を保たなきゃいけないというのを、こう自らに課したわけですから、これからはやっぱりその労働者の、そのたとえば福利厚生であるとか、あと環境基準であるとか、そういうのはまあ、ある程度整えていかなきゃ」

堀江政生
「そこにまた矛盾が生まれてくると言われています」

富坂聰
「そうですね」

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関根友実
「その縛りの1つですね、今年1月、『労働契約法』が施行されました。この法律なんですが、初年で労働契約を結び、最低賃金を明記せねばならないと記されてあります。さらに解雇する時の条件なども規定されているということです。この法律の目的なんですが、労働者の福利厚生を考えることで、一流国家であると世界にアピールしたかったということなんですね」

堀江政生
「これが2つ目の矛盾となったということなんでしょう。こちらです」

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関根友実
「はい。実は中国はこれまで低賃金で安定した労働力、人口が多いですから本当に安定した労働力を提供できた。さらに環境問題が、先ほど富坂さんがおっしゃったように野放しにされていたということで、欧米諸国や日本にとって、中国ほど素晴らしい生産拠点はないとされていました。さらに、中国にとってもメリットがありました。日本や欧米の下請けで、お金がいいから潤っていたこともありますし、中国人労働者のいい働き口になっていたということで、両者がいいバランスをまぁ、とっていたということなんですね」

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堀江政生
「まぁこのままで上手く行くわけではなくて、ここから先のことが当然生まれてくるわけですよね。たとえばこれ、中国の労働者にとって、これ賃金UPというのはもう絶対条件になりますよね。UPしてほしい。ところがそうなってくると海外の企業が、いや、それ労働力高いんだったら勘弁してくれって言って逃げてしまう。で、結果、中国の失業率がまた上がってしまうということになるんではないか。一方、この海外企業なんですけれども、こう低賃金のまま何とか抑えていきたいというふうには思っている。ところがそうなってくると、あっちこっちで暴動が起こる、国内成長も困難になってくる。このジレンマが両方あるんだということですね」

富坂聰
「そうですね。結局これはあの、そのチャイナプラスワンと言って、もう明確に今年の初めから日本企業の中にも起きてるんですね。これまで要するに両足を中国に乗せてたんですけど、チャイナプラスワンと、もう1つ別の拠点を作りたいという動きがもう確実に出てきている。で、労働者の賃金とか福利厚生の問題もですね、これは実はただの見栄だけじゃなくて、中国ではですね、こういう人たちを、企業が使い捨てにした労働者っていうのは、やっぱり国ですから最後は自分たち面倒見なきゃいけないと。で、今たとえば広東省なんかはですね、腕にケガしたり、切断したりとかですね、そういう事故っていうのは3万から4万件起きてるんですね」

関根友実
「労働災害ですね」

富坂聰
「毎年ですよ。そういうケガをした労働者って何のアレもないんですよ」

堀江政生
「補償がない」

富坂聰
「だからそういう人たちは、じゃあ結局、最後はこれ国家が面倒見なきゃいけない。それはやっぱりその、ある程度負担して下さいよっていう時代に入ってくるんですよ。だからそういう意味でも、その要するに、これは避けられない。つまりどっちを選ぶのかという、非常に選択の難しい時代に入ったということですね

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堀江政生
「そこで富坂さんが大先生だというふうに、師と仰いでいらっしゃる上村幸治さんは、この究極の2つの選択、どうしたらいいのかということを訊いてみました。上村さんはですね、『農民工、ま、出稼ぎ労働者、大好きな私は、他人事のように思えません。でも農村部で暴れていても、これ世界には伝わらない。上海や広州で暴れて、もっともっと給料をもらいましょう。もちろん、警察に撃たれたりするかもしれないので、事前に海外メディアに声をかけて下さいということなんです。えー、これあの、もっともっといい待遇で働く権利を当然、勝谷さん、持ってるわけですよね」

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勝谷誠彦
「それはそうなんですけれども、結局、究極を突き詰めると、これは資本主義なのか共産主義なのか、何をやりたいのかということに尽きるわけですよ。そうなってくると、今度は労働者のために、ほんとは労働者のための国家だったわけですから。ところがお金持ちのための国家になってしまってる。しかし、これからは労使双方の主張をすり合わせていくためには、組合も作らなきゃいけない。それから、今もう資本主義の真似事やってるわけですよね。ですから株だってですね、もうほとんどインサイダー取引みたいなもので、上がってるわけですから、そうすると日本やアメリカ、これだけ苦労している、あの、けっこう資本主義の手練れの我々でもこれだけ苦労している中で、中国がそれをね、どういうふうに資本主義帝国にするかっていうのは、大変な問題ですよね

堀江政生
「あの、市場としてはね、13億人いるわけですから、海外の企業だってメリットというか、ここに行ったらその、物が売れるっていう」

関根友実
「商品マーケットとしてね、大きいですよね」

堀江政生
「そうすると、それ買ってくれなきゃいけないわけだから、ある程度の賃金は保証してやらな、しゃーないんちゃいます?これ」

富坂聰
「うん、そのいわゆる、その今、中国が慌てて言い出してるのは、まさにおっしゃったですね、その内需、内需、今アメリカがもう買ってくれなくなった物を、内需で何とか賄いたいということなんですけども、これあの、本来考えてたそのテイクオフまでの滑走路があったんですね。だけど、それをだいぶこう短く、自分でしちゃったり、それとか…」

堀江政生
「見栄張ったりとか、いろいろやってることで、自分たちで首を絞めた」

富坂聰
「あとは、その、外的要因ですね。そういうのでもう滑走路が短くなっちゃったので、あまりにもその加速がついてないまま、今、飛び立とうとしてると。だからこれはちょっと」

関根友実
「ああー、急場しのぎでやっちゃったから」

富坂聰
「そうなんですね。だからかなりその、ま、これからその、いろいろ継ぎ接ぎをしていかなきゃいけないだろうなと」

勝谷誠彦
「あのー、これ、だからモデルとしては日本の高度経済成長期のこと、いつも皆さん頭にあると思うんですよ。あの金の卵の人たちが出てきて。だけど決定的に違うのは、あの時、日本は日本の企業が日本人を使ってテイクオフに成功したんです。ところがこれ、外国の企業がやって来てテイクオフさせようとすると、その人たちが引き揚げてしまった時というのは、非常に大きな空洞が残ってしまう。だからこれは人類がまだ直面したことのない実験なんですよ

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須田慎一郎
「だから中国経済がね、きちんと成長してるかどうかっていうのは、先ほどもちょっとあったように、これまで紡績工業が、つまり繊維工業がね、要するに中国経済引っ張ってきたと。要するに、もっとですね、経済を高度化させるためには、要するに高付加価値の物を作ることができるかどうか。そうすれば給料は上がるんですよ。それができるかどうかというところにかかってるんじゃないのかな、と思いますよね。で、ただ、それまでの発展っていうのは外国、先ほど勝谷さん言われるようにね、海外頼みだったから、海外は要するにもう作れなくなった、中国でそういったものはメリットがなかったら、ここから出て行っちゃいますよ。要するに、やっぱり自国で産業育成するような施策を打っていかなければいけませんよね」

堀江政生
「経済に限らず、その、民族問題とかも富坂さんにたくさん聞きたいこと、まだまだありますので、またよろしくお願いします」

富坂聰
「よろしくお願いします」

 ____________________________内容紹介ここまで


 上村幸治さんのコメントの「警察に撃たれたりするかもしれないので、事前に海外メディアに声をかけて下さい」ってとこ、めちゃウケました(≧∇≦)
 上村さん、早くスタジオに帰ってきてくださ〜い(T^T)

 でも富坂聰さんもなかなか良いですね。民族問題についての見解もぜひ聞いてみたいと思いました。再登場が楽しみです。



・・・・・・・・・・・細切れぼやき・・・・・・・・・・・


【大阪府教委に盗聴器】民放テレビ局の取材中に発覚(産経9/12 13:51)

 朝日放送のローカルニュース番組「NEWSゆう」取材陣が盗聴専門スタッフと取材中に、偶然、大阪府教委から盗聴器を発見したそうです。高等学校課の「生徒指導グループ」の4人の指導主事の机の中央部のコンセントに内蔵されていたと。

 橋下知事はこれを受けて「僕じゃないですよ」(産経9/12 14:03)。
 少し前に府教委の批判もしてましたし(それも報道陣の前で。朝日8/26)、また、国際児童文学館で職員の働きぶりなどをチェックするため隠し撮りをしていたことを明らかにした(朝日9/6)直後ってこともあり、あまりにタイムリーなので驚きました。

 2ちゃんねるではさっそく「橋下知事が盗聴させたんじゃないのか」「いや、府教委の自作自演では?」などと無責任に盛り上がってるし。
 でもほんと、誰が何のためにやったんでしょ?気色悪いですね。

 ……とか言ってたら、夜になって4人の指導主事のうちの1人が「自分が仕掛けた」と白状。「特定の同僚4人の日常会話に興味があった」(朝日9/12 22:30)って、何じゃそりゃー!(-.-#)
 何と人騒がせな。開いた口が塞がりません。


「小泉元首相は小池氏支持」 自民総裁選で小池陣営幹部明かす(日経9/11)

 「このままじゃ麻生さんですんなり決まっちゃうなー。面白くないなー」ってことで、盛り上げるために言ったのがバレバレ!?(^_^;
 しかし昨年のこともありますし(一夜にして麻生派以外の全派閥が福田支持で談合)、麻生陣営は気が気じゃないかも。


事故米を12社に転売、レストラン主食の可能性も(読売9/13)

 日を追う事に被害がどんどん拡大してますね。えらいことです。
 私は焼酎が好き「かのか」とか本当によく飲んでただけに、ショックも大きいですわ。
 企業のモラルの低下、役所の管理の甘さ、ほんとに許せないことです。


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Comments

こういう番組は是非
東京でもやって欲しい

日本にはいまだに
中国が素晴らしい国だと勘違い
してる人がたくさんいる
明和高校名古屋大学河合希 | 2008/09/13 05:22 AM
こういう番組は是非
東京でもやって欲しい

日本にはいまだに
中国が素晴らしい国だと勘違い
してる人がたくさんいる

残念なことだ
明和高校名古屋大学河合希 | 2008/09/13 05:22 AM
テレビしか情報源のないヒトってのはいっぱい居ますからねェ。東京は難しいかもしれませんが、他の地域でもいいから放送してほしいです。
会社で他人の認識の甘さというか、あまりのお花畑ぶりにホトホト嫌気が差してるもので。
あんな甘さで中国からモノ仕入れてて大丈夫なのかな、うちの会社。
| 2008/09/13 11:56 AM
天安門事件の直前、ハイパーインフレが起こり、社会生活が混乱し、国民が立ち上がりました。
柔軟な指導者が国民に理解を示す事で一旦は丸く収まりかけたのですが、その後保守派が暴れ出して恐ろしい事件が起こりました。

かつて胡耀邦と趙紫陽が政治改革と経済改革を同時に、そして慎重に進めようとしていました。
やがては民主化すべきと考えていたようですし、開明的な政治家達の脳裏には「連邦制」という言葉もあったようです。

今回はどうなるんでしょうね。
一理 | 2008/09/13 03:06 PM
「事前に海外メディアに声をかけてください」・・・私も大ウケしました。

支那もついに嘗てのソビエトのように共産社会主義の持つ矛盾と其処から来る陥穽「改革・改善しない事による社会の歪みと崩壊」に嵌りましたな。

多少の世界的な混乱に泰然自若と対応できる新総理が日本に立てば良いのですが・・・。
unknown_protcol | 2008/09/14 02:42 AM
こんにちは!
くっくりさんは事故米について取り上げる予定はないでしょうか。
農薬での汚染米どころの話ではないのに、政府が現在隠蔽しています。
一部にカビ毒アフラトキシンに汚染された米が大量に流通しているはずです。カビではなく、毒で、肝細胞の癌発症ほぼ100%と言われている猛毒ですが、これについての情報が、報道ではほとんど出てこなくなってしまいました(害が少ないとされている焼酎の話がほとんど)。

詳しくはネットやWikiなどをご参照ください!そしてチラシ置忘れなどにご協力を。
高発ガン性アフラトキシンB1汚染米 転売問題 データまとめhttp://www20.atwiki.jp/aflatoxin/
エル | 2008/09/14 02:46 PM

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