1100人参加のデモが報道されない不思議

 日本の台湾統治をテーマにしたNHKスペシャル「シリーズJAPANデビュー/アジアの“一等国”」の歴史歪曲問題。

 5月30日(土)、東京・名古屋・大阪で一斉にNHKへの抗議デモが行われました。
 参加された皆様、お疲れ様でした<(_ _)>

 東京のデモには1100人もの方が参加されたそうです。

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 YouTubeにその模様がUPされています。
 
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「NHK台湾番組に事実は1つもない」5・30デモのご案内

wiil0907.jpg 「WiLL」7月号(最新号)に、台湾出身の評論家・黄文雄さんによるNHKスペシャル「JAPANデビュー『アジアの“一等国”』」の批判論文が掲載されています。
 題して【NHK台湾番組に事実は一つもない】。

 一部引用させていただきます。
 
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NHKの大罪!意見広告が新聞に掲載されました

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「たかじん非常事態宣言」今さらですが“ムーブ!”終了の理由

「竹島プロジェクト」進行中。
詳細は「さくら日和」さんもしくは拙ブログ1/24付を。


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■08/12/22放送 よみうりテレビ「たかじんTV非常事態宣言」最終回

081222-02takahijou.jpeg UPするタイミングを逸してお蔵入りしかかってました(^^ゞ

 前の週、12月15日放送分の最後の方で、やしきたかじんがキレてたんですが、それが番組終了の原因なんでしょうか?
 
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今に通ずる昭和の論文

 10年ぐらい前でしょうか、「映像タイムトラベル」という番組がありました。朝日放送で深夜にやってたので、もしかしたら関西ローカルかもしれません。
 日本の(基本的に)古き良き時代の映像をいろいろ流してくれましてね。まだ自分が生まれてなかったり、物心ついてない時代の映像であっても、なぜか妙に懐かしい気分にさせてくれた番組でした。

 それを彷彿とさせるような連載が現在、産経新聞で行われています。スタートしたのは今年の5月頃でしたかね。
 産経新聞のコラム「正論」が35周年ってことで、初期の頃のさまざまな識者の論文を再掲してるんです。名付けて【昭和正論座】。
 この平成の時代に読んでも全く色褪せていないというか、十分に唸らせてくれる、そういう論文がたくさんあります。

 論文は全てWEB版に掲載されているわけではなく、未掲載のものも多いようです(産経WEB「昭和正論座」での検索結果はこちら)。
 今日はWEB未掲載分から、1つだけ紹介したいと思います。
 
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不二家報道の検証委見解を「朝ズバッ!」はどう伝えたか

 「朝ズバッ!」の不二家報道について、第三者機関「放送倫理・番組向上機構(BPO)」の新組織「放送倫理検証委員会」の見解が出ました。

 ま、第三者機関と言ってもNHKと民放が設立したものですから、そこに馴れ合いはないのか、どこまで公正に検証したのか、そのあたり大いに疑問ですが。

 産経の報道から概要を見てみましょう。
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NHKの日の丸・君が代隠し

6月下旬から、別人を装い多数のHNを使ってコメントされる方が出没しています。皆様方におかれましては、「このコメントは何か変だな」と思ったら相手をせず、スルーして下さい。


 NHKの“日の丸・君が代隠し”は今に始まったことじゃないですが、今月号(07年8月号)の「正論」、中村粲氏の連載「NHKウォッチング」第122回に興味深い記事が載ってましたので、ちょこっと紹介。
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TBSの捏造・不祥事の歴史

 拙ブログで以前「朝日新聞の捏造・放火の歴史」というのをまとめたことがあります。
 捏造といえば新聞業界ではダントツで朝日新聞の印象が強いのですが、テレビ業界ではどうか?

 最近、関西テレビ「発掘あるある大事典2」の捏造が大きな問題となりましたが、数の多さ、インパクト、政治に与える影響、そういったもので比較すると、関西テレビよりもTBSの方がなんぼか悪質ではないか?と私には思えてなりません。

 そこで今日は「TBSの捏造・不祥事の歴史」をまとめてみました。
 (一部の画像はクリックにより新規画面で拡大されます)


<<<<<TBSの捏造・不祥事の歴史>>>>>

【07/4/3:2007.2.25「華麗なる一族」でサブリミナル?…の項を新たに追加】
【07/4/6:2007.4.2- 収録中の事故を隠していたことが発覚…の項に追記】
【07/4/6:2007.2.11&4.1 同一人物が複数の街頭インタビューに登場…の項に追記】
【07/4/6:1968.3 成田事件…の項を新たに追加】
【07/4/18:2007.3.28- 不二家不祥事で事実と異なる…の項に追記】
【07/4/19:2007.4.2- 収録中の事故を隠していたことが発覚…の項に追記】
【07/4/26:2007.3.28- 不二家不祥事で事実と異なる…の項に追記】
【07/6/6:2007.6.3- 「ハニカミ王子」盗聴問題…の項を新たに追加】
【07/6/8:2007.3.28- 不二家不祥事で事実と異なる…の項に追記】
【07/8/6:2007.3.28- 不二家不祥事で事実と異なる…の項に追記】
【07/8/7:2007.3.28- 不二家不祥事で事実と異なる…の項に追記】
【07/8/18:2007.3.28- 不二家不祥事で事実と異なる…の項に追記】
【07/9/6:2007.3.28- 不二家不祥事で事実と異なる…の項に追記】




●1968.3 成田事件

 成田闘争を取材していたTBS報道部のマイクロバスが、プラカードを持った反対同盟の婦人数名を便乗させ、警察の検問にかかって止められた事件。
 政府・自民党がTBSを激しく非難。TBSは担当記者、報道局幹部への処分をおこなった。
 元「ニュース23」デスクで現在TBS報道局長の金平茂紀氏は1997年にこう語っている。
 「メディアによっては(1996年のビデオ問題は)『TBS事件』と略称されたけれども、去年以前は、『TBS事件』といえば即『TBS成田事件』を指していた。68年3月、成田空港反対同盟の婦人行動隊のおばちゃん達と『プラカード』をTBSの取材用マイクロバスで運び、『報道の公正と中立を踏み外した』として袋叩きにあった『事件』だ
 なおネットの一部では、この事件によって報道番組「ニュースコープ」のキャスターだった田英夫氏(後に社会党から出馬、参議院議員となる)が解任されたと記述されているようだが、田英夫氏の解任とこの事件とは無関係である。
 田氏が解任に至ったのは、ベトナム戦争現地取材「ハノイ・田英夫の証言」(1967年10月放送)がきっかけである。
 放映日の8日後、TBS今道社長ら幹部は自民党本部に呼ばれ番組批判を受けた。なぜ田氏のような偏向した人物を北ベトナムに送り込んだのか(アメリカは南ベトナムを支援していた)と詰問された今道社長は、ニュース源に記者を送ってなにが悪いかという意味の反論をしたという。
 田氏解任の件では抵抗した今道社長も、その後起こった成田事件により関係者の大処分に踏み切らざるをえなくなった。

注)この事件に関してはネット上にさほど資料がなく、ここで参考にしたサイトは全てTBS側、あるいは「左」側から語られたものであることを付記しておく。

すべてを疑え!! MAMO's Site>放送事件史「田中角栄」≪後編≫
TBS>新・調査情報 passingtime 1997/11-12 no.008(TBSの金平茂紀氏のページ)
幻視>06/12/7付:喪失されたパトス
 
 

●1995.5 サブリミナル問題

 オウム真理教事件報道が過熱する最中、1995年5月に放送された「報道特集」のオウム関連特集の中で、教団代表の麻原彰晃の顔などが無関係な場面で何度も挿入された。
 TBSはサブリミナル手法を番組テーマを際立たせる手法として用いたと説明したが、非難が集中。旧郵政省が厳重注意を行い、TBSは「視聴者が感知できない映像使用はアンフェアであった」と謝罪した。
 「否定的なものを肯定的に変える効果がある」とされるサブリミナルは、この3年後、民放連の放送基準で「公正とはいえず、放送に適さない」として禁止された。

サブリミナル効果(Wikipedia)
 
 
 
●1996.10.19- 坂本弁護士一家殺害事件のビデオ問題

 1995年10月19日、日本テレビの報道により、1989年11月4日に発生したオウム真理教被害者弁護団の坂本堤弁護士一家殺害事件に、TBSの情報番組スタッフが関与したことが発覚。
 殺害の9日前、坂本弁護士インタビュー未放送ビデオをオウムの幹部である早川、上祐、青山に視聴させ、これが殺害の引き金となった。
 ところが、TBS側は当初「ビデオを見せた事実はなかった」と事実を隠蔽していた。
 3月11日に「オウム真理教幹部にビデオを見せた事実は確認できず」とする社内調査結果を発表し、その後、19日の衆議院法務委員会での大川常務(当時)の参考人招致でも重ねて全面否定していた。
 しかし、23日にオウム真理教の早川被告のメモの全容が判明、それを受け、25日、磯崎社長が緊急記者会見を行い、「ビデオを見せた」と認め、関係者の処分を発表した。
 その後、検証特番の放映、ワイドショーの打ち切り、深夜番組の5日間停止、報道番組の時間短縮などの自粛措置をとった。

TBSビデオ問題(Wikipedia)


 
●1996.5.10- サンディエゴ事件報道で被害者夫人を犯人扱い

 1996年5月8日、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ市で、アルツハイマー病の研究をしていたS教授父娘が、何者かによって射殺される事件が発生した。
 この事件に関し、5月10日放送の「ニュースの森」、5月19日の「関口宏のサンデーモーニング」が事実とは違う報道を行った。
 事件当時、フランスのニースに滞在していたS教授夫人が事件に関与していたのではないかという予断に基づいて、誤報や犯人視報道を繰り広げたのだった。
 1997年9月、S教授夫人はBRC(放送と人権等権利に関する委員会)に対して、TBSの事件報道により、名誉、プライバシー等が侵害されたとして「権利侵害」の救済を求める申立を行った。

BRC(放送と人権等権利に関する委員会)>委員会決定>第2号 サンディエゴ事件報道 TBS
 
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東京高裁「政治家の圧力なし」認定で朝日は?

 バウネットジャパンがNHKを訴えていた裁判で、昨日1/29に東京高裁の判決が出ました。

 各メディアの第一報を見ていて気づいたこと。
 毎日、読売、産経、日経、TBS、NHKは伝えたが、朝日新聞、ANN(テレ朝)、共同通信は伝えなかった事があります。その箇所を赤字で強調しておきました(緑字については後ほど言及)。
 ちょっと長くなるけど、各記事引用。時系列順です。

番組内容改変損賠訴訟でNHKに200万円の支払い命令(ANN1/29 14:58)
更新: 2007/01/29(14:58)
 NHKの放送内容が事前の説明と異なるとして、取材に協力した市民団体が損害賠償を求めた裁判で、東京高裁はNHKの責任を認め、200万円を支払うよう命じました。
 この問題は、6年前、NHKが放送した旧日本軍の性的暴力を取り上げた番組の内容が、一方的に変更されたというものです。東京高裁は、「NHKには、番組の内容が制作担当者の方針を離れ、国会議員らの意図を汲むなどして改変した責任がある」と認めました。そのうえで、取材協力をした「バウネット」に対する説明義務を怠ったなどとして、NHKに200万円の賠償金を支払うよう命じました。一審判決では、実際に番組を制作した孫請け会社にのみ責任を認めていました。

「NHKが番組改変」 200万円賠償命じる 東京高裁(朝日新聞1/29 16:05)
2007年01月29日16時05分
 NHKの番組が放送直前に改変されたとして、取材を受けた市民団体と共同代表がNHKなどを相手に総額4千万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が29日、東京高裁であった。南敏文裁判長は、「NHKは、番組制作担当者の制作方針を離れてまで、国会議員などの発言を必要以上に忖度(そんたく)し、あたりさわりのないように番組を改変した」と指摘。NHKは変更について市民団体側に説明する義務があったのにしなかったとして、NHKに200万円の賠償を命じた。うち100万円については下請け、孫請け制作会社にもNHKと連帯して賠償責任があるとした。
 一審・東京地裁判決は取材にあたった孫請け制作会社のみに賠償を命じていた。
 訴えていたのは「『戦争と女性への暴力』日本ネットワーク」(バウネットジャパン)。東京で00年12月に旧日本軍の性暴力を民間人が裁く「女性国際戦犯法廷」を共催した。NHK教育テレビで01年1月30日に放送された「ETV2001 問われる戦時性暴力」が「法廷」を取り上げた。
 南裁判長はまず、「取材者の言動などにより期待を抱くやむを得ない特段の理由がある場合、編集の自由は一定の制約を受け、取材対象者の番組内容に対する期待と信頼は法的保護に値する」と指摘。一審判決と同様の一般判断を示した。
 その上で、孫請け制作会社の「ドキュメンタリージャパン」(DJ)が取材申し入れの際に「番組提案票」を提示した点や、実際の放送内容についてNHKから説明がなかった点を検討。バウネット側が「法廷」をつぶさに追うドキュメンタリー番組になると期待してもやむを得ない特段の事情があったと認定した。
 さらに、「バウネットは、当初の説明とは相当かけ離れた内容になることになった点について説明を受けていれば番組から離脱したり善処を申し入れたりできたが、NHKなどが説明義務を果たさなかった結果、これらの手段をとることができなかった」と述べた。

番組改編訴訟、2審はNHKにも賠償命令(TBS1/29 17:21)
 NHKの従軍慰安婦に関する番組が政治家の圧力で内容が変更されたとして、市民団体が損害賠償を求めていた裁判で、東京高裁は「NHKの幹部が国会議員らの発言を必要以上に重く受け止め、番組の改編が行われた」として、NHK側にあわせて200万円の支払いを命じました。
 「勝訴」の旗を掲げる原告。NHKが6年前に放送した番組をめぐり、市民団体がNHKと制作会社2社に合わせて4000万円の損害賠償を求めていた裁判で判決が言い渡されました。
 問題になったのは、市民団体「戦争と女性への暴力日本ネットワーク」が主催した従軍慰安婦をめぐる民間の「女性国際戦犯法廷」についての番組です。
 天皇陛下の責任についても取り上げたこの法廷を扱った番組について、「当時の安倍官房副長官や中川昭一議員らの圧力で内容が変更された」と市民団体側が主張していたのです。
 番組を担当したチーフプロデューサーも内容の変更が政治家の圧力によるものと認める会見をしましたが、名指しされた2人の議員側は否定していました。
 29日の控訴審判決で東京高裁は、中川議員が放送前にNHKに働きかけをしたとは認められないとしました。
 「私にとっては全く事実無根に基づく報道によって、大変迷惑している被害者ということは、忘れることができない事実であり、いまだに戦っています」(中川昭一・政調会長)
 また安倍総理については「放送前日、番組内容を説明したNHK幹部に対し、従軍慰安婦について持論を展開したと認定。しかし、公正中立の立場で報道すべきだと指摘しただけで圧力だとは認定しませんでした。
 その上で、NHKの幹部が「番組内容が予算編成に影響を与えないようにするため、相手方の発言を必要以上に重く受け止め、当たり障りのないような内容にするよう指示、修正を繰り返させた」として、NHKと制作会社側に対し合わせて200万円を支払うよう命じました。
 これについてNHKは「判決は不当であり、極めて遺憾。直ちに上告の手続きを取る」とコメントしています。(29日17:21)
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筑紫哲也が都知事選出馬?過去の「妄言」紹介

 「筑紫哲也が東京都知事選出馬を検討都知事選出馬を検討」てな記事が出たのが1月23日。それから約1週間経ちましたが、当の筑紫はまだ出るとも出ないとも言ってないみたいですね。

 仮に出馬して万が一当選でもしたら、えらいことになるかもしれません。
 2ちゃんねるなど見てましても、

 「日の丸、君が代は学校から消える」
 「朝鮮総連関連施設の固定資産税は当然免除だな」
 「中国におもねって『沖ノ鳥島は岩』とか言い出しそう」
 「東京でテロや大地震が発生しても自衛隊は出さないな」
 「無防備都市宣言するんじゃねーの?」

 などといった懸念の声が噴出。確かに筑紫ならやりかねんな〜(T^T)
 とはいえテレビに毎日出て害悪を撒き散らし、視聴者への洗脳に余念がない現在の状況よりはなんぼかマシかもしれん!?

 筑紫なんてテレビで何を言っててもあまり影響力なさそうに見えて、「理想の上司」ランキングで上位に来てたなんて聞くと(読売新聞05年6月調査では男性で6位)、まだまだそれなりに影響力があるんじゃないか?って気もするし。そもそもNews23を報道番組だと未だに思い違いしている視聴者も多数いるわけでね。
 そう考えていくと当選も十分ありうるような気がするんです。他の候補者にもよりますけどね。


 ところで、皆さんはこういうムック本があるのをご存知でしょうか。

筑紫哲也「妄言」の研究〜「News23」、その印象操作&偏向報道の作られ方

 初版は2004年2月。
 当時私はこの本から気になった箇所をピックアップし、テキストにまとめてたんです。ネタが切れたらブログ(当時はHTML版)で紹介しようかなーと思って(^_^;。
 実際、阪神大震災絡みの箇所のみですが、紹介したことがあります。

 が、その後すっかりこのテキストの存在を忘れてしまいまして。
 それが今回、筑紫哲也が都知事選に出るかも?ってニュースを聞いて思い出したので、まとめ直しました。

 一度載せたことのある阪神大震災絡みの箇所も含め、筑紫の妄言、失言、その他取り混ぜてざざっと紹介させていただきます(文中敬称略)。


 内容紹介ここから____________________________
 
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