天皇陛下が退院後初公務で消防殉職者等慰霊祭に&女性宮家創設問題

【画像は時事通信社より、29日午前、東京都港区の日本消防会館で開催された「東日本大震災消防殉職者等全国慰霊祭」に出席された天皇、皇后両陛下。天皇陛下は東大病院を退院後初のご公務で、行事へのご出席は3日の文化勲章親授式以来】



「両陛下のご訪問は、被災者にとって何よりの薬。行政が(村民が避難生活を送った)4年5カ月かけて一生懸命がんばっても、両陛下の一言にはかなわない」。12年に島が噴火して被災した東京都三宅村の平野祐康村長は、ご訪問が被災地に与える「効果」を、最大限の言葉で表現する。
帰島後の復興視察も含め、両陛下は公式に6回、三宅島民がいる避難所などを訪問された。村によると、非公式にも数回あり、皇后さまが御料牧場のアイスクリームを届けられたこともあった。
13年8月、両陛下が静岡・下田に避難している三宅村の漁業者を慰問された際には、小さい子供が皇后さまに「おばあちゃん、うちにも遊びにきてね」と話しかけた。皇后さまは翌朝、その子が住んでいるアパートの玄関先にいらっしゃったという。「子供の約束まで果たしてくださった。それほどまで、被災者の気持ちをくんでくださっている」と平野村長。
一方、阪神大震災のご訪問の際、避難所にいた男性は「励ましよりもお金がほしい」と避難所で大声で話していた別の被災男性が、陛下から声をかけられると、せきを切ったように大声で泣き出した光景が忘れられないと話す。
ほかの被災地の町の幹部も「政治家は体育館の壇上から『がんばれ』と一言いって帰るだけ。両陛下のなさりようは全然違う」。
■両陛下、都内の避難所をご訪問 すべてのグループに声をおかけに(産経3/31 1:16)
【写真=10日午前11時39分、宮殿・松の間「天皇皇后両陛下御結婚満50年祝賀行事」で麻生首相らのお祝いを受け、にこやかな表情で退出される天皇皇后両陛下(代表撮影)。退出される際、出席者からお祝いの拍手が沸き起こる場面も】
「SAPIO」を1年ぶりぐらいに買いました。
画像は2005年6月28日、慰霊のためにサイパンをご訪問された際、バンザイクリフにて黙礼をされる天皇皇后両陛下。
拙ブログではこれまで何度か皇室関連の話題を取り上げてきましたが、その大半は皇位継承問題に関するもので、皇室報道のあり方という視点で書いたことはほとんどなかったように思います。