「たかじん委員会」メディア批判(「ムーブ!」胡錦濤関西入りも)

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■5/11放送「たかじんのそこまで言って委員会」
 あなたは「マスコミは日本を悪くしている」と思いますか?

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 パネラーは、屋山太郎さん、国定浩一さん、 花田紀凱さん、桂ざこばさん、南美希子さん、 勝谷誠彦さん、宮崎哲弥さん、山本太郎さん。
 屋山太郎さんと山本太郎さんは番組初登場です。

 実はこの日のメインテーマは、ゲストにチャイニーズドラゴン新聞編集主幹の孔健さんを迎えての日中問題だったのですが、個人的にこっちのテーマの方が面白かったので。
 つーか、メインの方は超長くて、起こすのが面倒というのもあったりして(^^ゞ
 (「主婦からみた政治・経済・文化」さんが概要を紹介して下さってます)

 細かい相づちや間投詞、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はネットで拾ったビデオから、キャプチャさせていただきました。いつもと違って、これ以上画像は大きく表示されません。あしからず<(_ _)>

 ○○は聞きとれなかった箇所。●●は番組サイドが音を消した箇所。
 緑色の文字はナレーションです。


 内容紹介ここから____________________________
 
 …………………………VTR開始…………………………

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 本日は様々なメディアで活躍する方々がおそろいですが、今、日本のメディアの問題点は何だと思いますか。

(街頭インタビュー)

24歳 百貨店店員 女性 
偏見とか傾いた意見だけ、こう取り上げられたりとかするところですかね

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26歳 会社員 男性
「煽ってるような報道の仕方ってあるじゃないですか。そういうのはあまり良くないかなっていうのは思いますよね」

24歳 塾講師 女性
「何かニュースで、何か硫化水素の自殺とか、あと何か女の子がちょっと乱暴された事件とかがあって、それをいっぱい報道して、同じように模倣犯じゃないけど、『あ、ほんなら俺もしていいんや』みたいな感じで」

27歳 会社員 男性
「まあ雑誌とかはやっぱり、世の中の流れ的に悪いこと書いた方が売れるんで」

37歳 主婦
「何か見出しでこう買わして、何か中身見たら全然違うやん!というのが多い気が(スタジオの勝谷他「それは週刊誌、そうだよ」)」

19歳 学生A 女性
「どのチャンネル見ても一緒とか嫌や」
19歳 学生B 女性
「いいニュースがないですね」
19歳 学生A 女性
「それは世間やん」

60代 夫婦 女性
問題はありのままを伝えてるかどうか。上手に作り直してるのか。そこはどうか思うな」
60代 夫婦 男性
「ちょっとオーバーにね、視聴率上げようと思ってオーバーにする場合あるわね」

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 今の日本には、世論がメディアに迎合しているという意見と、世論がメディアに扇動されているという、正反対の意見があるようです。

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 メディアは言論・表現の自由が認められる一方で、公正性、正確性、公平性が求められます。これは情報の受け手が正確に判断するための大原則とされていますが、果たしてそうなっているのでしょうか。

 
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胡錦濤訪日中のあれこれ(拉致問題も)

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 5月8日午前、北京五輪の聖火を携えた中国の登山隊が世界最高峰チョモランマ(英名エベレスト)の登頂に成功、チベット人の女性隊員の手で、頂上に聖火が掲げられました(読売5/8)。

 チベット人にとって聖地であるチョモランマを中国は政治利用し、「チベットは中国の領土」と国際社会にアピールした。これは世界共通の認識でしょう。

 同日放送「報道ステーション」によると、中国国営放送は中国人による偉業達成だとして、世界に向けて6時間も生放送したそうです。実況アナウンサーは感涙していました。
 さらに中国メディアはチベットの歴史をたどるニュースを世界に向けて放送。パンチェン・ラマ(中国政府が認定した偽者)まで登場させたそうです。
 
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「アンカー」胡錦濤訪日 真の狙いとは?

■5/7放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

080507-14hata2.jpeg 日中首脳会談の解説と、訪日した胡錦濤の真の狙いとは?
 東トルキスタンについても。

 話の流れ上、“ニュースDEズバリ”直前のニュースコーナーから起こしています。

 細かい相づちやツッコミ、間投詞、言い直しなどはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はテレビ画面をデジカメで撮影しました。粗くて見にくいですがお許し下さい。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。


 内容紹介ここから____________________________

(日中首脳会談関連ニュースVTR省略)

080507-01mondai.jpeg岡安譲
「今回の首脳会談の主なテーマをここで整理しておきます。チベット問題、ギョーザ事件、それから北京オリンピック、東シナ海『ガス田』開発と、国民の多くが注目するこれらの4つのテーマを中心に会談が行われたようですが、それぞれの懸案を両首脳はどう見ているんでしょうか。共同会見の内容から見ていきます」

080507-02tibet.jpeg岡安譲
「まずチベット問題です。胡錦濤国家主席、『(ダライ・ラマ14世に対して)祖国分裂のオリンピック阻止の行動を制止するよう望む』と、まあこれまで通りの主張をくり返した。これに対して福田総理大臣は今月4日にダライ・ラマ側の特使と中国側の政府高官が中国の深センで会談したことに触れて、『胡主席の決断・対応を高く評価。今後も根気よく対話することを期待』とコメントして、中国側への配慮を見せたわけです

080507-03gyouza.jpeg岡安譲
「続いてギョーザ事件です。これに関しては両首脳とも『双方とも捜査を強化する』ことで一致したと、特に踏み込んだ内容ではありませんでした。こういう結果にとどまったわけです」

080507-04gorin.jpeg岡安譲
「そして北京オリンピック。これに関してはヨーロッパの首脳を中心に、開会式への出席をボイコットする動きがありますよね。これに対して福田総理大臣は『まだ先なんですよね…。事情が許せば前向きに検討したい』と明言を避けたわけです。ま、ここまでご覧になって室井さん、どう評価されます?」

080507-05muroi.jpeg室井佑月
「何かおばさん同士の会話みたい。ですよねーって言ってるだけじゃない、福田さんが(一同笑)」

080507-06gasuden.jpeg岡安譲
「ちょっと他人事のようにもね、聞こえますけれども。えー、まあちょっと軽いタッチで言ったわけですけれど。もう一つ私たち目が離せない将来の日中関係を象徴する出来事があります。それがこちら、東シナ海の『ガス田』開発に関する問題です。日中の国境問題にも大きく絡むこのテーマについて、胡錦濤国家主席は『問題解決の全景が見えてきた』と、進展があったことをほのめかしました。それに対し福田総理大臣も『大きな進展を確認した。問題解決のめどが立ったと明確に言える』と、これまで曖昧な発言が多かった福田総理大臣にしては珍しく、はっきりと問題が前向きに動いたことを示唆したわけです。この時には会見を見ていましても、胡錦濤主席の顔色をちょっと見ながら、少し笑ったかのようにも見えましたけれど、残念ながら具体的な内容を会見で明らかにしませんでしたが、青山さん、これはどういった進展があったと予想されますか?」

080507-07ao.jpeg青山繁晴
「あの、進展があったと言いながら、両首脳とも中身言ってませんから、断言はしにくいんですけれどもね、これは今回の首脳会談で進展したんじゃなくて、今までの事務方の動きで、福田さんや胡錦濤さんに言わせれば進展と言えるような部分があって、それをお互いに評価し合うということで一致したということに過ぎないですよ。大事なことはね、事務方のこれまでのすり合わせで、日本国民の意見じゃないですよ、だけども日本の官僚と中国の外交部の役人との間でね、実質合意してるのは2点なんですよ。1つは尖閣諸島の領土問題は実質棚上げだと。これガス田開発と言ってるけども、要はそのガス田というのは尖閣諸島という日本の領土の海の下にあるガス田のことですよね。でもその日本の海で中国はすでに日本のガスをストローで吸うようにチューチュー吸ってるってことが問題になってるわけですけど、尖閣諸島のその領有権については棚上げにするということが1つ。それからもう1つ、棚上げにした上で必ず共同開発すると。その2点は合意してるわけですよ実質、事務方でね。ところがその共同開発をですね、中国は沖縄のすぐ西でも中国にもやらせろと。つまり自分の物は自分の物、しかしあなたの懐には自分の手も入れさせてって話だから、さすがにこれを解決と言えないという話なわけですよ。で、それとたぶんちっとも変わってないと思います。で、大事なことはですね、胡錦濤さんが『解決の全景が見えた』と、それを言うのは当然で、中国は領土問題は棚上げでいいんですよ。どうしてかというと30年間このガス田の周りで試掘・採掘してきたのは中国だけだから、もしも共同開発を実行するならば尖閣諸島に必ず共同開発のための施設を作るはずで、試掘・採掘をやってきた中国の施設になることはもう間違いないから、だから中国の物になっちゃうわけですよ

080507-08studio.jpeg山本浩之
「これはあの、今まで水曜日の『アンカー』の“ニュースDEズバリ”っていうコーナーを毎週きちんと見ていただいてる方にとってはよくおわかり、すぐにおわかりいただける話だと思うんですけどね、今の話は。ちょっと1つ伺いたいんですけど、中国と日本の間というのはいろんな懸案事項があって、問題があって、で、中国はいろんな面でルールを破ってると多くの日本人は今、思ってるわけですよ。その上でルールを破ってる国がオリンピックをやっていいのかということにも絡んでですね、さあ胡錦濤主席が日本に来て、日中首脳会談が行われた。はっきり言うと、もちろん総理大臣も言ってほしいし、言えないんだったら、こうしてガス田の問題も大きな進展があって解決のめどが立ったまで総理が言ってるんだったら、じゃあそれは具体的にどういうことなんだということをですね、どうしてすぐに私たちは知ることができないんだろうか…」

室井佑月
「言えないような気がしない?たぶんすっごい巨額なお金を日本側が中国へ渡して…」

山本浩之
「ああ、もうそこまで行っちゃう、話が…」

室井佑月
「だっておかしいじゃない。どう解決したかが一番大事なんじゃない」

山本浩之
「だからまあガス田だけの問題じゃないんですけれども、今日の少なくとも共同記者会見の中ではそこまではっきり言ったわけですよね」

青山繁晴
「あの、ヤマヒロさんが今ね、柔らかく婉曲に聞いてるのはね、その共同会見というオープンな場でね、私たちの総理の福田さんが進展があったと言いながら中身言わないのに、どうして記者が『中身、何ですか』とどうして突っ込んで聞かないのかってこともね、たぶん聞かれてるんだと思いますよ。僕は正直、僕もかつてあの場にいたわけですから、こう、唇を噛む思いで見てました、僕も。雰囲気に呑まれてるんじゃないかってことも正直思いましたね」

山本浩之
「あれがね、たとえばほんとにその平和、友好、それがテーマになったその上での首脳会談であって、それで日本にいたパンダが残念なことに1頭亡くなって、上野動物園にはいなくなったんで、じゃあ中国からまたお貸ししましょうと、あげるんじゃなくお貸ししましょうっていう形で、それでお借りできたんですよっていうことを言うんだったらいいですよ。だけどそんな話を聞きたくも何ともないし、福田総理いったい何を言ってるんだろうっていう…」

青山繁晴
「ええ。これ福田さんはね、世界に向けてね、いわば日本の逆メッセージを出してしまったんですよ。というのはチベットの民衆蜂起、チベットの騒乱があって初めて胡錦濤国家主席は西側の首脳に会ったわけですね。で、この機会に福田さんはパンダとかトキの話はしたけれども、その後はこれ実質的にもうスルーしてるわけじゃないですか(一同同意)。流してるわけでしょ。ということはもうヤマヒロさんの問いに答えて言うと、中国は今のままオリンピックやる資格があるんだということを、日本は世界に向けて発信したってことになるわけです

山本浩之
「そうなりますね」

青山繁晴
これもう取り返しつかないですよ。取り返しつかないけれども、国民の側からおかしいという声を挙げる機会はあると思います

山本浩之
「そうですね。そこでこの後の青山さんのコーナー、“ニュースDEズバリ”なんですけれども、このコーナーでも今日、日中首脳会談にまつわるというか、大きく関係するお話をしていただけるということですが、今日はどういう…」

青山繁晴
「はい。あのね、今までの私たちのこの議論というのは日本にとってどうだという話、しましたね。だけどこれ逆に言うと、中国から見てもね、これじゃ何しに来たかわからないでしょ、胡錦濤さんが。10年ぶりの国家主席が。実はこれがあります(フリップ出す)」

<キーワード>
 訪日に真のターゲット

山本浩之
「『訪日に真のターゲット』」

青山繁晴
「はい。そのターゲット、私たちの国の在り方にも関わる重大なターゲットだと思いますので、そのお話をいたしたいと思います」

山本浩之
「コマーシャルをはさんで、青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「今日は日中首脳会談が開かれました。来日中の胡錦濤国家主席の『真のターゲット』というキーワードが出てきました。さっそく“ニュースDEズバリ”、お願いします」

080507-09title.jpeg青山繁晴
「はい。この日中首脳会談はね、さっき話に出なかった毒ギョーザの問題にしても、ほんとにたくさんテーマあるんですけど、中国側から見たら、これ狙いっていうのは、このチベット問題があっても北京オリンピックを無事にやること、この1点に尽きますね(一同同意)。じゃあそのチベット問題について首脳会談どうだったかというのを、ちょっと見てみましょう」

080507-10tibet.jpeg村西利恵
「はい。このような共同声明が出されました。『国際社会が共に認める基本的かつ普遍的価値の一層の理解のために協力する』。ちょっとまどろっこしくて、よくわからないんですけれども」
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「ムーブ!」中国の死刑&対日宣伝工作と同じ手法がチベットに

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■4/22(火)放送「ムーブ!」上村総局長の中国(チャイナ)電視台

移動執行車も登場…死刑最多国の中国では(当日のテレビ欄より)

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 中国の死刑の現状。やはり国際的イメージを考えてるようです。

 細かい相づちや間投詞、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオから、キャプチャさせていただきました。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。


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「ムーブ!」門前にチベット旗 勇気ある僧がまた一人

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■4/24(木)放送「ムーブ!」

門前にチベット旗…京都の寺が訴えたい事(当日のテレビ欄より)

080424-02zenryu.jpeg 長野の聖火リレーの前々日に放送されたものです。チベット旗をお寺の門前に掲げた勇気ある僧侶のお話です。
 全国的にはもちろん関西でもあまり知られていないと思うので、ぜひ紹介したいと思いました。

 細かい相づちやツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧……と言いたいところだけども、宮崎哲弥さんが繰り出す仏教用語がよく分かりません。間違ってたらご指摘下さい。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。


 内容紹介ここから____________________________
 
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「アンカー」長野聖火リレー 報道されない真実&今後の政局

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■4/30放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

違和感ある聖火リレー・混迷の政局…日本は崩壊?青山がズバリ

080430-07mondai.jpeg 長野聖火リレー、メディアが報道しない真実。命名「長野事件」。月曜「ムーブ!」の勝谷さんに続いて、青山さんもやってくれました。GJ!(≧∇≦)


 後半は今後の日本の政局。平沼さんが動くのはいいとしても、ヤマタクは永遠にじっとしててほしいです。
 その後また長野のリレーの話が出てくるので、最後までお見逃しなく。

 話の流れ上、“ニュースDEズバリ”コーナーの直前のニュースも起こしています。

 細かい相づちやツッコミ、間投詞、言い直しなどはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオから、キャプチャさせていただきました(一部除く)。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。


 内容紹介ここから____________________________
 
山本浩之
「今日は実は北京オリンピックの開幕までちょうど100日なんですけれども、世界を回っていた聖火が中国に入りました」

村西利恵
「聖火は今日、香港に到着。セレモニーなどが予定されています。一方、チベット自治区のラサで起きた暴動をめぐっては、僧侶3人が無期懲役となるなど30人が実刑を言い渡されています」

 …………………………VTR開始…………………………

 北京オリンピックの聖火リレーは、昨日のベトナムを最後に中国国外のリレーを終了。
 聖火は日本時間の今日午後3時過ぎ、香港に到着しました。

 香港での聖火リレーは明後日(5月2日)に行われる予定ですが、現地の警察当局によりますと、少なくとも1つの団体がデモを行うとされていて、3000人の警察官を動員し警備にあたることにしています。

080430-01jikkei.jpeg 一方、抗議活動の発端となっているチベット自治区ラサの暴動をめぐり、ラサの裁判所は昨日、暴動に関わったとして30人に実刑判決を言い渡しました。

 このうち商店の略奪、放火などを扇動したとされる僧侶らチベット族3人が無期懲役となり、残る27人は懲役3年から15年の実刑となっています。

 この暴動をめぐっては、これまでに400人以上が逮捕されています。

 …………………………VTR終了…………………………

山本浩之
「先週の土曜日に長野で聖火リレーが行われました。今日の青山さんのこの後の“ニュースDEズバリ”のコーナーでは、それに関連したお話だというふうに伺っておりますけれども」
 
青山繁晴
「はい。今、判決を受けた僧侶らの姿の映像を見てね、また新たに胸に迫るものあるんですけれど、今、ヤマヒロさん言われた通り、先週の土曜日、長野で聖火リレーがあって、日曜日に山口補選があってですね、土日立て続け、今年のゴールデンウィークは前に申した通り、入り口で非常に大事なことが起きました。で、その両方の現場に実はたくさんの市民の方、長野にもたくさんの市民の方が行かれてですね、我々がこういうメディアとかそういうところで伝えてる報道より、以上に、本当の真実を市民の方がご覧になったということを、今日お話ししたいんです」(フリップ出す)

<キーワード>
 無名の市民の眼

山本浩之
「『無名の市民の眼』」

青山繁晴
「はい。特に長野について、無名の市民が集まってそこで見た日本のほんとの現実、そこのお話を今日はいたしたいと思います」

山本浩之
「はい。コマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

 …………………………VTR開始…………………………

 先週末、ついに日本にやって来た北京オリンピックの聖火リレー。

080430-02zenkouji.jpeg スタート地点を辞退した善光寺では、暴動で亡くなった犠牲者に祈りを捧げるチベット支援者の姿が見られた。

実況アナ
「今、第一走者、野球日本代表監督、星野仙一さんがスタートしました」

080430-03iyou.jpeg 長野の街を埋め尽くしたのは異様な光景だった。
 たくさんの警察官がランナーの周りを取り囲む物々しい警備態勢。

 一方、沿道では、中国人留学生らとチベット支援者の衝突が相次ぎ、日本での聖火リレーでは6人が逮捕された。

080430-04ryuugakusei.jpeg さらに際立ったのは、中国国旗をたなびかせるおよそ5000人の中国人留学生。

080430-05sinjituga.jpeg この聖火リレーの裏側で報道されていない真実があった。

 …………………………VTR終了…………………………

080430-91studio.jpeg山本浩之
「では始めたいと思いますけれども、まず室井さん。室井さんは先週の土曜日のあの聖火リレーをどういいうふうにご覧になりました?」

室井佑月
心の中で『フリーチベット』と叫びながら見てましたし、あの場にいたらたぶんそうやって叫ぶんだろうと思ってたけど、あの中国人の多さと、真っ赤な旗で埋め尽くされてたじゃないですか。あの場で言えなかっただろうなって思いますね、自分の意見を

山本浩之
全く同感ですね。テレビで見ててもやはり危険っていうか、恐怖も感じましたからね

室井佑月
ちょっと引いちゃった。何か、ここは日本だったよな?って感じで

山本浩之
「はい。そこで今日の青山さんの先ほどのキーワードは『無名の市民の眼』ということでしたが、このお話から始めていただきたいと思います。よろしくお願いします」

080430-06title.jpeg青山繁晴
「はい。まず今ね、たとえば室井さんが『ここは日本だよね?』と思っちゃったっていう感覚、ここは日本のはずなのにっていうことを思った人は、ほんとに多かったと思うんですよ。だからそれは実は深い部分で、この国にほんとの国家主権がちゃんとあるのかということにつながることなんですが、で、まあそういう深い問題を考えるためにも、今日はさっき言いました通り、『無名の市民が見た』、このコーナーでもこういうタイトルつけるっていうのは今までなかったと思いますけど(一同同意)、無名の市民が見る手段あるいは証言する手段、人に伝える手段を、ま、インターネットを通じて持つようになったということでもあるんですね。で、先週の土曜日に聖火リレーやってる、実はその最中から、それから土曜日の夜にかけて、僕のところに、インターネットを活用したメール、それからたとえば動画そのもの送ってきたり、ものすごいたくさん来てですね、実はついさっきまでも、ずっとそれが本当かどうか調べていたんですけど、調べた結果、だいたい4つぐらい大きな問題があるなというふうに思いました」
 
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