「ムーブ!」門前にチベット旗 勇気ある僧がまた一人
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■4/24(木)放送「ムーブ!」
長野の聖火リレーの前々日に放送されたものです。チベット旗をお寺の門前に掲げた勇気ある僧侶のお話です。
全国的にはもちろん関西でもあまり知られていないと思うので、ぜひ紹介したいと思いました。
細かい相づちやツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧……と言いたいところだけども、宮崎哲弥さんが繰り出す仏教用語がよく分かりません。間違ってたらご指摘下さい。
画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。
内容紹介ここから____________________________
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■4/24(木)放送「ムーブ!」
門前にチベット旗…京都の寺が訴えたい事(当日のテレビ欄より)
長野の聖火リレーの前々日に放送されたものです。チベット旗をお寺の門前に掲げた勇気ある僧侶のお話です。
全国的にはもちろん関西でもあまり知られていないと思うので、ぜひ紹介したいと思いました。
細かい相づちやツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧……と言いたいところだけども、宮崎哲弥さんが繰り出す仏教用語がよく分かりません。間違ってたらご指摘下さい。
画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。
内容紹介ここから____________________________
堀江政生
「チベットで起きました騒乱、そこから1カ月あまりが経ちましたが、北京オリンピックの聖火リレーでは依然として世界各地で問題となっています。実は京都の寺院でも抗議行動をする寺が現れました」
…………………………VTR開始…………………………
京都市右京区にある妙心寺春光院。
400年以上の歴史を持つ臨済宗の禅寺です。
ここに4月上旬からチベットの旗が掲げられています。
旗を掲げたのはこの寺の副住職、川上全龍(かわかみ・ぜんりゅう)さんです。
川上全龍
「非常に、ま、小さい寺院なので、すぐその、やろうと思ったらすぐ行動できるわけですから、やっぱり明確に(抗議を)示すべきではないかと思いまして、やらしていただきました。〈VTR中略〉ちょうどどこの国かわからないですけど、アジア系の方なんですけど、あの、お寺に来られまして、あの、『こういうことやっていただきまして、非常に感激しております』って、あの、わざわざ言いに来て下さった方、おります。はい。それはもう非常に私も驚きましたし、非常にそれは嬉しかったですね。はい」
昔からチベット問題に大きな関心があった全龍さん。
というのも、仏教の僧侶としては珍しく、高校を卒業後、実に8年もの間、アメリカに留学をしていました。
宗教学を学ぶ中で、チベット仏教やチベット問題にも自然と接するようになりました。
川上全龍
「実際に大学内で、その、チベット抗議運動なんかっていうのを、やっぱり目にしたりとか、たまにまあ、そういうような内容を参加者に、いろんな話、聞いたこともありますんで、やっぱりそういうところからですね、やっぱりあの、こういう行動に結びついてきたんじゃないかとか、思いますけどね」
ダライ・ラマの本も次から次へと読破し、論文まで書いたそうです。
そんな中、1カ月ほど前に始まったチベット騒乱。
ショッキングな映像を目にするたびに、全龍さんの心は痛みました。
川上全龍
「チベット人がやっちゃだめじゃないかなと思いましたね。確かに不満はたまってるということもあると思いますけど、それはあくまでやはりダライ・ラマのですね、あの、ま、非暴力主義から非常にはずれることだと思うんですよね。だから、あ、ついにこういうとこまで来てしまったのかなっていう、ま、憤りはありましたね。ただ、やはりこういう、ま、暴動は起きてしまいましたけど、やはりその、平和的対話っていうのがやっぱり最終的なとこに来ると思うんですね。やっぱり暴力は暴力しか生めませんから、やっぱり対話に持ってってほしいなというのはね、あの、正直な意見です」
(寺院内の一室で外国人に英語で座禅の講義をする川上全龍さん)
アメリカ留学の経験を活かし、外国人のための座禅教室も開いています。
参加している外国人は、日本の仏教寺院がチベットの旗を掲げる行動をどう見ているのでしょうか。
白人男性A
「尊敬すべき行動だと思います」
白人女性B
「チベットの人々を支援するのにすばらしい行動で、象徴的な行動だと思います。ダライ・ラマは仏教にとってとても大切な人なのですから」
白人男性C
「もっと他の寺院も同じようなことをすべきだと思います。なぜ他の寺がしないのかわからない。チベットも日本も仏教という同じファミリーなのに」
香港から来た女性D
「素敵な行動だと思います。今回のことは幸せや調和に結びつけることが大切。オリンピックは暴力ではなくみんながハッピーにならなくては」
そんな中、予期せぬ事態が起こりました。
なんと旗が盗まれてしまったのです。
川上全龍
「表に、ちょうどこちらにですね、こういう感じで飾ってあったんですよ。あの、皆さんから、外からもね、見えるようにしてたんですけどね…」
川上全龍
「…ま、ちょっと盗られたりとかもしたんで、ま、ちょっと残念ながらですけど、ま、中の方にね、それでも、ま、ちょっと目立つ所にですね、掲げさせていただいてますんで」(旗は門の外からも見える位置に掲げられている)
川上全龍
「反対派の方もおられることも、私も理解しておりますが、やはり、ま、そういう反対派の方がおられるんでしたら、ま、そういうことがありましたら、ま、私とかにね、直接お話なんかさせてもらったらね、いいと思うんですけどね。ただ持っていくっていうのはやっぱり、何かちょっと、ね。非常に悲しいね、行いだと思います。はい」
『ムーブ!』スタッフ
「先日、あの、うちのテレビの方で、宮崎さんが、えー、京都の仏教会がんばれとメッセージを出したんですけども」
川上全龍
「(笑)はい」
『ムーブ!』スタッフ
「お聞きになってますか?」
川上全龍
「あのー、あの、見ました(笑)」
『ムーブ!』スタッフ
「京都なり仏教会とかが、もうちょっと立ち上がってもいいんじゃないかなと思うんですけど」
川上全龍
「昔からのね、その、中国との、ま、共同活動とかがですね、たとえば、ま、仏教遺跡の復活とかで、やっぱりそういうことで、やはり今までいっしょに働いてきたから、やっぱり突然その、抗議することによって、まあそいういうプロジェクトがね、台無しになっちゃうとか、そういうこともあると思うんで、やはりそれぞれのね、寺院とか団体、それぞれの理由があると思うんですよ、ね。ですから一概に、私がこうやってるからといって、他の所を非難するっていうのも、私がそういうことはできないと思いますし、ただ、あくまでそれは、ね、私ができることだから、やってるっていうことだけでありまして」
…………………………VTR終了…………………………
堀江政生
「宮崎さん、ま、あの、淡々と喋ってらっしゃるところがまた……」
宮崎哲弥
「そこが力強く感じますね。ちなみにあれはね、3月17日の私が、あの、日本仏教界を、仏教界ってあの、(VTR中のテロップで)『会』という字が書かれてた、あれはあくまで『世界』の『界』ですから。で、あの、言ったんですけれども、その後いろんな動きが出てきて、あの、いろいろな宗門とか、あの、この、日光修験道さんなんか、あるいは日本テーラワーダ仏教協会、これ上座部仏教の団体ですけど、そういう団体、あるいはチベット仏教の各団体なんか、声明を出すようになりましたので」
堀江政生
「そうですね、まあ……」
宮崎哲弥
「そして最終的には善光寺が、あの、開会式を……(聖火リレーの)場所を提供するのを(辞退した)」
堀江政生
「そこでね、宮崎さんね、今の僧侶も非常に若い、信念を持った方ですよね。若い人たちが仏教界の中で今、動かしてる感じが……」
宮崎哲弥
「それとね、もう一つ、やっぱり留学経験が長いということで、世界の仏教というのが、仏教というのを世界がどう見てるかというのをよくご存知だということだと思いますね。仏教に対する期待というのはさまざまな形で、あの、大きくなってきてるんだけれども、その中でとりわけこのチベット仏教、ダライ・ラマ猊下を頂点とするチベット仏教はどのように捉えられてるか、日本の仏教はどのように捉えられてるかということが、よく分かっていらっしゃるということだと思いますね」
藤井誠二
「これ、ちょっとお聞きしたいんですけどね、若い、まあその、世代が、まあ、立ち上がったと言っていると。日本の仏教界でね。で、従来的な、その、日本の、ま、仏教界の上の方の人たちというのは、まあ、あの、そういう若い人たちの、こういうお坊さんの言動をどういうふうに見てらっしゃるのかな」
宮崎哲弥
「ま、それはね……」
藤井誠二
「これは歓迎してるんですか?日本の仏教界として……」
宮崎哲弥
「歓迎してる部分と、歓迎していない部分があって」
藤井誠二
「歓迎してない部分はどうして?」
宮崎哲弥
「これはね、あの、関西テレビの番組で、えー、その、天台宗のお坊さんが、やはりあの、抗議声明を出されました、あの、チベット弾圧に対して(書写山圓教寺の大樹玄承執事長のこと。拙エントリー4/7付参照)。その時になぜ日本の仏教界はそれに立ち上がらないのかと言って、やはり中国仏教界、中国の寺院と日本の仏教界の宗門の、この上の方というのは、非常に関係が深くて、なかなかそれを言い出せない空気があるというふうにおっしゃった。これはね、事実です」
堀江政生
「あの、その、皆さんね、その、ダライ・ラマさんもそうだと思うんですが、憎しみが新たな憎しみを生まないようなやり方、対話っていうことになると……」
宮崎哲弥
「それはもう仏教の根本的な考え方で、あの、スッタニパータやダンマバダ、法華経にそういう説が出てまいりますが、基本的な考え方ですね」
大谷昭宏
「今、藤井さんがおっしゃったけどね、あの、藤井さんもよくお坊さんの講演、行くじゃないですか。私も行くんですよ。で、たとえば少年事件の時ね、もっと宗教界が何で出てきてくれないんだっていうね。そうすると若いお坊さんたちが反応してくれるんですよ。でも結局ね、仏教界って高僧が動いてくれないとね、やっぱりああいう世界ですから」
堀江政生
「大きな動きにはならない」
大谷昭宏
「なってかない。これ、是非ともね、やっぱり京都、いっぱい偉いお坊さんいるわけで、こういう方の声をね、高僧がどう聞いていくかということだと思うんですよね」
宮崎哲弥
「ちなみに、あの、チベット亡命政府、ガンデンポタンの旗、あの、スノーライオンっていう、雪山獅子旗と言うんですけど」
堀江政生
「こうライオンが2頭いるような……」
宮崎哲弥
「そうそう。で、雪山があると。で、それがね、今ね、全くあの、入手困難なの。私はやっぱり、長野を暴力的な方法ではなくて、チベット旗で埋め尽くそうという運動が起こってるわけですね」
堀江政生
「なるほど」
関根友実
「静かな意思表示ですね」
宮崎哲弥
「沿道でね、チベット旗を振ろうと」
____________________________内容紹介ここまで
VTRに登場した香港から来た女性について。
春光院がチベットの旗を掲げたことをどう思うか尋ねられて、「素敵な行動だと思います」と、出だしは自分の意見を言ってるようにも見えましたが、次に出た言葉が「今回のことは幸せや調和に結びつけることが大切」。どっかで聞いた言葉だと思ったら――。
・人民中国>北京五輪のスローガン
胡錦濤指導部もまた「和諧(わかい)社会」(調和社会)を唱えています。
ですが、この「調和社会」というスローガン、チベット問題では特に批判の的になってますね。「言ってることとやってることが違うやないか!」ということで。
ダライ・ラマ14世は3月29日、ニューデリーでの記者会見で、「胡錦濤国家主席は『和諧社会』を唱えているが、銃や警棒で調和や団結は発展しない」と中国政府を批判しました(日経3/29)。
チベット仏教徒として知られる俳優のリチャード・ギアさんも、4月8日のサンフランシスコでの抗議集会で、「宗教の自由、活動の自由、文化の自由がない調和は偽りだ」と中国政府を批判しました(毎日4/9)。
折しも今日(5/2)、香港で聖火リレーが行われました。中国国内で初めてのリレーです。民主派などが小規模デモを実施したものの、大きな混乱はなかったとのことです。
それもそのはずで、香港警察は今回、警備強化のため外国の人権活動家らの入境を拒否していたんだそうです。中国政府の意向をくんだ措置と見られます。民主派からは1国2制度で保障された「高度な自治」の形骸化を懸念する声も出ているそうです(時事5/2)。
春光院を訪問したこの香港の女性にとって、「調和」とはいったい何を意味するのだろう?いっぺん聞いてみたいです。
それにしても川上全龍さん、テレビで実名&顔出しはさぞ勇気が要ったことだろうと思います。
テレビに出る前、すなわち世間にまだあまり知られていない時点ですでに、旗を盗まれたりしているんですよね。
今回テレビに出演されたことで川上さんやお寺にさらなる災厄が振りかかったりしないだろうか?と少々不安を覚えましたが、幸い、今のところそういう事態にはなっていないようです。
圓教寺の大樹玄承さんもそうですが、仏教界でこのように勇気ある行動をとって下さる僧侶がおられることを、私は日本国民の一人としてとても嬉しく、また誇りに思います。
もっと仏教界の上の方まで広がっていけばいいのですが、難しそうですね。中共は宗教の面でも日本を「侵略」しているということが、川上全龍さんや大樹玄承さんの言葉からよく分かりました。
そんな大樹玄承さんも登場する、西村幸祐さん責任編集の撃論ムック「チベット大虐殺の真実」が、4月30日に発売されました。目次はこちらから。
私も買いました。これ1冊でチベット問題の基本がわかると思います。お薦めです。
チベット蜂起が大きく報道されたのが3月14日、そこからわずか1カ月半でこんなに濃い内容の本がよく出来たなあと感動すら覚えます。
大樹玄承さんは座談会に参加されています。他にペマ・ギャルポさん、青山繁晴さん、大高未貴さん、西村幸祐さんという豪華メンバーです。
大樹玄承さんの声明文も掲載されています。改めて読んでみましたが、ほんとに胸を打つ素晴らしい内容です。そして何より大樹さんの勇気に改めて拍手を送りたいと思いました。
お寺と言えば、胡錦濤が来日時に訪問する予定となっている法隆寺、唐招提寺には、受け入れ中止を求める手紙、電話、ファックスなどがたくさん送られてきているそうです。「チベットで仏教徒を弾圧する中国の指導者はふさわしくない」という内容です。
両寺は今のところ、予定通り胡錦濤を受け入れる方針とのことですが(J-CAST4/30)、聖火リレー出発地点を辞退した善光寺のような英断が求められるところです。
それとチベット問題ばかりがクローズアップされていますが、東トルキスタン(中国での呼び方は「新疆ウイグル自治区」)の問題も忘れてはいけません。
5月2日付産経新聞に亡命ウイグル人らの国際組織、世界ウイグル会議の事務局長、ドルクン・エイサさんのインタビューが載っていました。
皆さんご存知でしょうが、東トルキスタンも長年にわたり、中国からひどい弾圧を受けてきました。
――中国は建国後60年間にわたり、この土地を侵略し、略奪の限りを尽くしてきた。
裕福な人は「反革命分子」として土地を奪われ、中国に反発する人は「分裂独立主義者」として投獄され、虐殺されてきた。
最近では1990年、西部のカシュガル市近くの村で宗教弾圧への抵抗組織の存在を知った中国当局が子供を含む8000人を殺害。
97年、グルジャ市で女性10数人を連行した中国当局は、彼女らの解放を求めた市民約300人を射殺した。今年の追悼集会でも18人が殺された。
それだけではない。中国は64年から96年まで46回も自治区内で核実験をした。多くの人々が死亡し、放射能の影響は現在も残っている。
一方、中国政府は移民政策を進め、漢民族は現在5割を超えている。
文化的迫害もひどい。2003年から大学でのウイグル語による授業を禁じ、05年からは幼稚園や小中学校でも禁じられた。ウイグル独特の建物は壊され、中国的な建築物が次々に建てられている。――
以上、産経からドルクン・エイサさんの訴えを短くまとめてみましたが、これらは中共による虐殺や弾圧の本当にごく一部です。
あまりご存知ない方はこの機会にぜひ以下のサイトをご覧下さい。
・東トルキスタンに平和と自由を
先日の長野聖火リレー抗議アピール報告や、昨年11月に来日したラビア・カーディルさんの講演レポートなども掲載されています。
・真silkroad?
日本であまり報道されないニュースやレポートが掲載されています。
日本は民主主義の国。自由の国。人権を重んじる国。チベットと同じ仏教の国。……のはずですよね?そんな日本の首相が、北京五輪開会式の出席に前向きであるという(産経5/2)。
チベットをはじめとする人権問題をスルーし、「虐殺五輪」に賛同することになりますが、それでいいのでしょうか?
皇太子殿下の開会式ご出席の線もまだ完全に消えたわけではありません。4月2日付産経新聞が【北京五輪開会式 皇族の出席見送り 政府方針「不安定要因多く」】と報道しましたが、以降、続報や他メディアの後追いが全くないのが気になります(あったら教えて下さい)。
まさかとは思いますが、媚中派の福田首相がトップダウンでご訪中を決定してしまう可能性もゼロとは言えないのでは?
とにかく今回の五輪は今までとは違い、日本の未来にも大きく関わってくることを忘れてはならないと思います。
チベット亡命政府は2日、ダライ・ラマ14世の特使2人が3日に中国入りし、中国側代表と6日まで非公式協議を行うと発表しました(読売5/2)。
このタイミングで協議するってことは、中国側としてはまず第一に「ダライ・ラマ側と対話するんだから北京五輪よろしく〜」という国際社会へのアピールを意図してるんでしょうが、6日の胡錦濤訪日に向けての日本への牽制という意味合いも含まれているのでしょう。
でもね、牽制なんかしなくっても、福田さんは胡錦濤の嫌がることなどしませんよ。チベット蜂起以降、中国のトップの海外訪問は初めてってことで、世界中が日本の対応に注目している。それが分かっていても、いや分かっているからこそ、胡錦濤の嫌がることは絶対しないでしょうよ(-.-#)
1週間前、最初に「対話」のニュースが出た時、ダライ・ラマ14世は「ただ会うだけなら意味がない」とおっしゃっていました。
この非公式協議で進展があるのか、それともやっぱり「ただ会うだけ」で終わるのか、注視していきたいと思います。
最後にちょこっとだけ、おまけのぼやき。
「NEWS23」が5月1日から2日間にわたってやってた特集「もの言えぬ人々」。
中共に弾圧されて「もの言えぬ」チベット人やウイグル人のこと?と思ったら(いや、ほんとは全然思わなかったけどね、TBSだし)、こんなんでした。
立川反戦ビラ事件については特に腹が立ちました。
自衛隊官舎への不法侵入ってことを完全に隠蔽。ビラの内容も「イラク復興支援は強盗の手伝い」「自衛隊は死に神」「殺すも殺されるも自衛官」てな誹謗中傷、嫌がらせだったのに、それをピザのチラシや繁華街で配ってるチラシと同列に置くとは。「もの言えぬ自衛官やその家族」への配慮は全くなしですか。
TBSでは捏造や情報操作を「言論・表現の自由」って呼ぶんですかね。タイトルを「もの言わせぬTBS」に変えたらどやねん。
※デモのお知らせ(いずれも詳細はリンク先を)
・【5・5日台共闘】「侵略者・胡錦濤の日本入国を許すな!」デモ行進
5月5日14時10分から出陣式、14時45分にデモ行進出発
集合場所:宮下公園(東京都渋谷区神宮前6丁目)
・胡錦濤訪日に抗議する! 5/6 緊急国民大行進
5月6日10時30分集合、11時にデモ行進出発
集合場所:水谷橋公園(東京都中央区銀座1-12-6)
・胡錦濤中国国家主席来日にあわせた大集会&デモ チベット国旗in 東京
5月6日第一部・集会:12時30分(開場11時30分)日本青年館にて
第二部・デモ:14時30分出発
※拙ブログ関連エントリー
・07/5/5付:大高未貴さんチベットを語る
・07/5/12付:ペマ・ギャルポさんチベット・モンゴルを語る
・07/10/9付:Nスペ「激流中国『チベット』」
・08/3/15付:「ムーブ!」スピルバーグ北京五輪にNO!(最近のまとめとチベットも)
・08/3/18付:「ムーブ!」中国の軍事費が急増(台湾総統選とチベット騒乱も)
・08/3/20付:「アンカー」チベット暴動 写真が暴く中国の嘘
・08/3/22付:チベット問題に関心を持ち続けよう
・08/3/29付:「ムーブ!」チベット抵抗史 ペマ・ギャルポさん出演
・08/4/1付:「ムーブ!」チベットだけでない 中国が抱える民族問題
・08/4/5付:「ムーブ!」チベット情報戦 中国のヤラセ発覚?
・08/4/5付:「ぶったま!」書写山 圓教寺の大樹玄承 執事長の書簡(取り急ぎ)
・08/4/7付:「ぶったま!」チベット問題 天台宗僧侶の勇気ある発言(やりとり全文)
・08/4/12付:「ムーブ!」北京五輪開会式は失敗(ダライ・ラマ会見その他も)
・08/4/15付:チベット問題と中華思想、捕鯨問題と白人至上主義
・08/4/19付:「ムーブ!」高まる中国の愛国心(善光寺リレー辞退も)
・08/4/22付:「ぶったま!」反響報告と聖火リレーと日中首脳会談(細切れぼやきも)
・08/4/27付:長野聖火リレー&中国の見せかけの「対話」を許すな
・08/4/29付:「TVタックル」張景子の( ゚Д゚) ハァ?発言集
・08/4/29付:「ムーブ!」長野聖火リレー 報道されない真実
・08/5/1付:「アンカー」長野聖火リレー 報道されない真実&今後の政局
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「チベットで起きました騒乱、そこから1カ月あまりが経ちましたが、北京オリンピックの聖火リレーでは依然として世界各地で問題となっています。実は京都の寺院でも抗議行動をする寺が現れました」
…………………………VTR開始…………………………
京都市右京区にある妙心寺春光院。
400年以上の歴史を持つ臨済宗の禅寺です。
ここに4月上旬からチベットの旗が掲げられています。
旗を掲げたのはこの寺の副住職、川上全龍(かわかみ・ぜんりゅう)さんです。
川上全龍
「非常に、ま、小さい寺院なので、すぐその、やろうと思ったらすぐ行動できるわけですから、やっぱり明確に(抗議を)示すべきではないかと思いまして、やらしていただきました。〈VTR中略〉ちょうどどこの国かわからないですけど、アジア系の方なんですけど、あの、お寺に来られまして、あの、『こういうことやっていただきまして、非常に感激しております』って、あの、わざわざ言いに来て下さった方、おります。はい。それはもう非常に私も驚きましたし、非常にそれは嬉しかったですね。はい」
昔からチベット問題に大きな関心があった全龍さん。
というのも、仏教の僧侶としては珍しく、高校を卒業後、実に8年もの間、アメリカに留学をしていました。
宗教学を学ぶ中で、チベット仏教やチベット問題にも自然と接するようになりました。
川上全龍
「実際に大学内で、その、チベット抗議運動なんかっていうのを、やっぱり目にしたりとか、たまにまあ、そういうような内容を参加者に、いろんな話、聞いたこともありますんで、やっぱりそういうところからですね、やっぱりあの、こういう行動に結びついてきたんじゃないかとか、思いますけどね」
ダライ・ラマの本も次から次へと読破し、論文まで書いたそうです。
そんな中、1カ月ほど前に始まったチベット騒乱。
ショッキングな映像を目にするたびに、全龍さんの心は痛みました。
川上全龍
「チベット人がやっちゃだめじゃないかなと思いましたね。確かに不満はたまってるということもあると思いますけど、それはあくまでやはりダライ・ラマのですね、あの、ま、非暴力主義から非常にはずれることだと思うんですよね。だから、あ、ついにこういうとこまで来てしまったのかなっていう、ま、憤りはありましたね。ただ、やはりこういう、ま、暴動は起きてしまいましたけど、やはりその、平和的対話っていうのがやっぱり最終的なとこに来ると思うんですね。やっぱり暴力は暴力しか生めませんから、やっぱり対話に持ってってほしいなというのはね、あの、正直な意見です」
(寺院内の一室で外国人に英語で座禅の講義をする川上全龍さん)
アメリカ留学の経験を活かし、外国人のための座禅教室も開いています。
参加している外国人は、日本の仏教寺院がチベットの旗を掲げる行動をどう見ているのでしょうか。
白人男性A
「尊敬すべき行動だと思います」
白人女性B
「チベットの人々を支援するのにすばらしい行動で、象徴的な行動だと思います。ダライ・ラマは仏教にとってとても大切な人なのですから」
白人男性C
「もっと他の寺院も同じようなことをすべきだと思います。なぜ他の寺がしないのかわからない。チベットも日本も仏教という同じファミリーなのに」
香港から来た女性D
「素敵な行動だと思います。今回のことは幸せや調和に結びつけることが大切。オリンピックは暴力ではなくみんながハッピーにならなくては」
そんな中、予期せぬ事態が起こりました。
なんと旗が盗まれてしまったのです。
川上全龍
「表に、ちょうどこちらにですね、こういう感じで飾ってあったんですよ。あの、皆さんから、外からもね、見えるようにしてたんですけどね…」
川上全龍
「…ま、ちょっと盗られたりとかもしたんで、ま、ちょっと残念ながらですけど、ま、中の方にね、それでも、ま、ちょっと目立つ所にですね、掲げさせていただいてますんで」(旗は門の外からも見える位置に掲げられている)
川上全龍
「反対派の方もおられることも、私も理解しておりますが、やはり、ま、そういう反対派の方がおられるんでしたら、ま、そういうことがありましたら、ま、私とかにね、直接お話なんかさせてもらったらね、いいと思うんですけどね。ただ持っていくっていうのはやっぱり、何かちょっと、ね。非常に悲しいね、行いだと思います。はい」
『ムーブ!』スタッフ
「先日、あの、うちのテレビの方で、宮崎さんが、えー、京都の仏教会がんばれとメッセージを出したんですけども」
川上全龍
「(笑)はい」
『ムーブ!』スタッフ
「お聞きになってますか?」
川上全龍
「あのー、あの、見ました(笑)」
(3月17日O.A.)
宮崎哲弥
「私が言いたいのは、これはぜひ言いたいのは、これ京都にも映っていますから、どうしても言いたいんだけど、日本のね、仏教徒はね、これはね、何でだまってるんでしょうか。同じ仏教徒が弾圧されています。日本の各宗門の方々、寺院の方々、ぜひともこの弾圧に対して、仏教に対する弾圧に対して、法難と考えて、これは中国政府に対して、厳しい抗議を行うべきだと思います。このままだまっていればね、あの、恥ですよ」
『ムーブ!』スタッフ
「京都なり仏教会とかが、もうちょっと立ち上がってもいいんじゃないかなと思うんですけど」
川上全龍
「昔からのね、その、中国との、ま、共同活動とかがですね、たとえば、ま、仏教遺跡の復活とかで、やっぱりそういうことで、やはり今までいっしょに働いてきたから、やっぱり突然その、抗議することによって、まあそいういうプロジェクトがね、台無しになっちゃうとか、そういうこともあると思うんで、やはりそれぞれのね、寺院とか団体、それぞれの理由があると思うんですよ、ね。ですから一概に、私がこうやってるからといって、他の所を非難するっていうのも、私がそういうことはできないと思いますし、ただ、あくまでそれは、ね、私ができることだから、やってるっていうことだけでありまして」
…………………………VTR終了…………………………
堀江政生
「宮崎さん、ま、あの、淡々と喋ってらっしゃるところがまた……」
宮崎哲弥
「そこが力強く感じますね。ちなみにあれはね、3月17日の私が、あの、日本仏教界を、仏教界ってあの、(VTR中のテロップで)『会』という字が書かれてた、あれはあくまで『世界』の『界』ですから。で、あの、言ったんですけれども、その後いろんな動きが出てきて、あの、いろいろな宗門とか、あの、この、日光修験道さんなんか、あるいは日本テーラワーダ仏教協会、これ上座部仏教の団体ですけど、そういう団体、あるいはチベット仏教の各団体なんか、声明を出すようになりましたので」
堀江政生
「そうですね、まあ……」
宮崎哲弥
「そして最終的には善光寺が、あの、開会式を……(聖火リレーの)場所を提供するのを(辞退した)」
堀江政生
「そこでね、宮崎さんね、今の僧侶も非常に若い、信念を持った方ですよね。若い人たちが仏教界の中で今、動かしてる感じが……」
宮崎哲弥
「それとね、もう一つ、やっぱり留学経験が長いということで、世界の仏教というのが、仏教というのを世界がどう見てるかというのをよくご存知だということだと思いますね。仏教に対する期待というのはさまざまな形で、あの、大きくなってきてるんだけれども、その中でとりわけこのチベット仏教、ダライ・ラマ猊下を頂点とするチベット仏教はどのように捉えられてるか、日本の仏教はどのように捉えられてるかということが、よく分かっていらっしゃるということだと思いますね」
藤井誠二
「これ、ちょっとお聞きしたいんですけどね、若い、まあその、世代が、まあ、立ち上がったと言っていると。日本の仏教界でね。で、従来的な、その、日本の、ま、仏教界の上の方の人たちというのは、まあ、あの、そういう若い人たちの、こういうお坊さんの言動をどういうふうに見てらっしゃるのかな」
宮崎哲弥
「ま、それはね……」
藤井誠二
「これは歓迎してるんですか?日本の仏教界として……」
宮崎哲弥
「歓迎してる部分と、歓迎していない部分があって」
藤井誠二
「歓迎してない部分はどうして?」
宮崎哲弥
「これはね、あの、関西テレビの番組で、えー、その、天台宗のお坊さんが、やはりあの、抗議声明を出されました、あの、チベット弾圧に対して(書写山圓教寺の大樹玄承執事長のこと。拙エントリー4/7付参照)。その時になぜ日本の仏教界はそれに立ち上がらないのかと言って、やはり中国仏教界、中国の寺院と日本の仏教界の宗門の、この上の方というのは、非常に関係が深くて、なかなかそれを言い出せない空気があるというふうにおっしゃった。これはね、事実です」
堀江政生
「あの、その、皆さんね、その、ダライ・ラマさんもそうだと思うんですが、憎しみが新たな憎しみを生まないようなやり方、対話っていうことになると……」
宮崎哲弥
「それはもう仏教の根本的な考え方で、あの、スッタニパータやダンマバダ、法華経にそういう説が出てまいりますが、基本的な考え方ですね」
大谷昭宏
「今、藤井さんがおっしゃったけどね、あの、藤井さんもよくお坊さんの講演、行くじゃないですか。私も行くんですよ。で、たとえば少年事件の時ね、もっと宗教界が何で出てきてくれないんだっていうね。そうすると若いお坊さんたちが反応してくれるんですよ。でも結局ね、仏教界って高僧が動いてくれないとね、やっぱりああいう世界ですから」
堀江政生
「大きな動きにはならない」
大谷昭宏
「なってかない。これ、是非ともね、やっぱり京都、いっぱい偉いお坊さんいるわけで、こういう方の声をね、高僧がどう聞いていくかということだと思うんですよね」
宮崎哲弥
「ちなみに、あの、チベット亡命政府、ガンデンポタンの旗、あの、スノーライオンっていう、雪山獅子旗と言うんですけど」
堀江政生
「こうライオンが2頭いるような……」
宮崎哲弥
「そうそう。で、雪山があると。で、それがね、今ね、全くあの、入手困難なの。私はやっぱり、長野を暴力的な方法ではなくて、チベット旗で埋め尽くそうという運動が起こってるわけですね」
堀江政生
「なるほど」
関根友実
「静かな意思表示ですね」
宮崎哲弥
「沿道でね、チベット旗を振ろうと」
____________________________内容紹介ここまで
VTRに登場した香港から来た女性について。
春光院がチベットの旗を掲げたことをどう思うか尋ねられて、「素敵な行動だと思います」と、出だしは自分の意見を言ってるようにも見えましたが、次に出た言葉が「今回のことは幸せや調和に結びつけることが大切」。どっかで聞いた言葉だと思ったら――。
・人民中国>北京五輪のスローガン
北京五輪のスローガンが「同じ世界、同じ夢」(One World,One Dream)に決めた。
(中略)このスローガンは簡潔で深い意味がこめられたものであり、中国のスローガンでもあり、世界のものでもある。北京と中国の人々は諸国、諸地域の人々と共にうるわしい世界を作り、文明の成果を分かち合い、手をたずさえて未来を築き上げる至上の理想を表し、五千年の文明を擁し、現代化に向かって前進している偉大の中華民族が世界の平和・発展、調和のとれた社会の構築、人々の幸せのために努力するという揺るさない信念を明らかにし、13億の中国人民がより平和な、より美しい世界を構築するために力を寄与するという心の中の思いを表している。
胡錦濤指導部もまた「和諧(わかい)社会」(調和社会)を唱えています。
ですが、この「調和社会」というスローガン、チベット問題では特に批判の的になってますね。「言ってることとやってることが違うやないか!」ということで。
ダライ・ラマ14世は3月29日、ニューデリーでの記者会見で、「胡錦濤国家主席は『和諧社会』を唱えているが、銃や警棒で調和や団結は発展しない」と中国政府を批判しました(日経3/29)。
チベット仏教徒として知られる俳優のリチャード・ギアさんも、4月8日のサンフランシスコでの抗議集会で、「宗教の自由、活動の自由、文化の自由がない調和は偽りだ」と中国政府を批判しました(毎日4/9)。
折しも今日(5/2)、香港で聖火リレーが行われました。中国国内で初めてのリレーです。民主派などが小規模デモを実施したものの、大きな混乱はなかったとのことです。
それもそのはずで、香港警察は今回、警備強化のため外国の人権活動家らの入境を拒否していたんだそうです。中国政府の意向をくんだ措置と見られます。民主派からは1国2制度で保障された「高度な自治」の形骸化を懸念する声も出ているそうです(時事5/2)。
春光院を訪問したこの香港の女性にとって、「調和」とはいったい何を意味するのだろう?いっぺん聞いてみたいです。
それにしても川上全龍さん、テレビで実名&顔出しはさぞ勇気が要ったことだろうと思います。
テレビに出る前、すなわち世間にまだあまり知られていない時点ですでに、旗を盗まれたりしているんですよね。
今回テレビに出演されたことで川上さんやお寺にさらなる災厄が振りかかったりしないだろうか?と少々不安を覚えましたが、幸い、今のところそういう事態にはなっていないようです。
圓教寺の大樹玄承さんもそうですが、仏教界でこのように勇気ある行動をとって下さる僧侶がおられることを、私は日本国民の一人としてとても嬉しく、また誇りに思います。
もっと仏教界の上の方まで広がっていけばいいのですが、難しそうですね。中共は宗教の面でも日本を「侵略」しているということが、川上全龍さんや大樹玄承さんの言葉からよく分かりました。
そんな大樹玄承さんも登場する、西村幸祐さん責任編集の撃論ムック「チベット大虐殺の真実」が、4月30日に発売されました。目次はこちらから。
私も買いました。これ1冊でチベット問題の基本がわかると思います。お薦めです。
チベット蜂起が大きく報道されたのが3月14日、そこからわずか1カ月半でこんなに濃い内容の本がよく出来たなあと感動すら覚えます。
大樹玄承さんは座談会に参加されています。他にペマ・ギャルポさん、青山繁晴さん、大高未貴さん、西村幸祐さんという豪華メンバーです。
大樹玄承さんの声明文も掲載されています。改めて読んでみましたが、ほんとに胸を打つ素晴らしい内容です。そして何より大樹さんの勇気に改めて拍手を送りたいと思いました。
お寺と言えば、胡錦濤が来日時に訪問する予定となっている法隆寺、唐招提寺には、受け入れ中止を求める手紙、電話、ファックスなどがたくさん送られてきているそうです。「チベットで仏教徒を弾圧する中国の指導者はふさわしくない」という内容です。
両寺は今のところ、予定通り胡錦濤を受け入れる方針とのことですが(J-CAST4/30)、聖火リレー出発地点を辞退した善光寺のような英断が求められるところです。
それとチベット問題ばかりがクローズアップされていますが、東トルキスタン(中国での呼び方は「新疆ウイグル自治区」)の問題も忘れてはいけません。
5月2日付産経新聞に亡命ウイグル人らの国際組織、世界ウイグル会議の事務局長、ドルクン・エイサさんのインタビューが載っていました。
皆さんご存知でしょうが、東トルキスタンも長年にわたり、中国からひどい弾圧を受けてきました。
――中国は建国後60年間にわたり、この土地を侵略し、略奪の限りを尽くしてきた。
裕福な人は「反革命分子」として土地を奪われ、中国に反発する人は「分裂独立主義者」として投獄され、虐殺されてきた。
最近では1990年、西部のカシュガル市近くの村で宗教弾圧への抵抗組織の存在を知った中国当局が子供を含む8000人を殺害。
97年、グルジャ市で女性10数人を連行した中国当局は、彼女らの解放を求めた市民約300人を射殺した。今年の追悼集会でも18人が殺された。
それだけではない。中国は64年から96年まで46回も自治区内で核実験をした。多くの人々が死亡し、放射能の影響は現在も残っている。
一方、中国政府は移民政策を進め、漢民族は現在5割を超えている。
文化的迫害もひどい。2003年から大学でのウイグル語による授業を禁じ、05年からは幼稚園や小中学校でも禁じられた。ウイグル独特の建物は壊され、中国的な建築物が次々に建てられている。――
以上、産経からドルクン・エイサさんの訴えを短くまとめてみましたが、これらは中共による虐殺や弾圧の本当にごく一部です。
あまりご存知ない方はこの機会にぜひ以下のサイトをご覧下さい。
・東トルキスタンに平和と自由を
先日の長野聖火リレー抗議アピール報告や、昨年11月に来日したラビア・カーディルさんの講演レポートなども掲載されています。
・真silkroad?
日本であまり報道されないニュースやレポートが掲載されています。
日本は民主主義の国。自由の国。人権を重んじる国。チベットと同じ仏教の国。……のはずですよね?そんな日本の首相が、北京五輪開会式の出席に前向きであるという(産経5/2)。
チベットをはじめとする人権問題をスルーし、「虐殺五輪」に賛同することになりますが、それでいいのでしょうか?
皇太子殿下の開会式ご出席の線もまだ完全に消えたわけではありません。4月2日付産経新聞が【北京五輪開会式 皇族の出席見送り 政府方針「不安定要因多く」】と報道しましたが、以降、続報や他メディアの後追いが全くないのが気になります(あったら教えて下さい)。
まさかとは思いますが、媚中派の福田首相がトップダウンでご訪中を決定してしまう可能性もゼロとは言えないのでは?
とにかく今回の五輪は今までとは違い、日本の未来にも大きく関わってくることを忘れてはならないと思います。
チベット亡命政府は2日、ダライ・ラマ14世の特使2人が3日に中国入りし、中国側代表と6日まで非公式協議を行うと発表しました(読売5/2)。
このタイミングで協議するってことは、中国側としてはまず第一に「ダライ・ラマ側と対話するんだから北京五輪よろしく〜」という国際社会へのアピールを意図してるんでしょうが、6日の胡錦濤訪日に向けての日本への牽制という意味合いも含まれているのでしょう。
でもね、牽制なんかしなくっても、福田さんは胡錦濤の嫌がることなどしませんよ。チベット蜂起以降、中国のトップの海外訪問は初めてってことで、世界中が日本の対応に注目している。それが分かっていても、いや分かっているからこそ、胡錦濤の嫌がることは絶対しないでしょうよ(-.-#)
1週間前、最初に「対話」のニュースが出た時、ダライ・ラマ14世は「ただ会うだけなら意味がない」とおっしゃっていました。
この非公式協議で進展があるのか、それともやっぱり「ただ会うだけ」で終わるのか、注視していきたいと思います。
最後にちょこっとだけ、おまけのぼやき。
「NEWS23」が5月1日から2日間にわたってやってた特集「もの言えぬ人々」。
中共に弾圧されて「もの言えぬ」チベット人やウイグル人のこと?と思ったら(いや、ほんとは全然思わなかったけどね、TBSだし)、こんなんでした。
立川反戦ビラ事件については特に腹が立ちました。
自衛隊官舎への不法侵入ってことを完全に隠蔽。ビラの内容も「イラク復興支援は強盗の手伝い」「自衛隊は死に神」「殺すも殺されるも自衛官」てな誹謗中傷、嫌がらせだったのに、それをピザのチラシや繁華街で配ってるチラシと同列に置くとは。「もの言えぬ自衛官やその家族」への配慮は全くなしですか。
TBSでは捏造や情報操作を「言論・表現の自由」って呼ぶんですかね。タイトルを「もの言わせぬTBS」に変えたらどやねん。
※デモのお知らせ(いずれも詳細はリンク先を)
・【5・5日台共闘】「侵略者・胡錦濤の日本入国を許すな!」デモ行進
5月5日14時10分から出陣式、14時45分にデモ行進出発
集合場所:宮下公園(東京都渋谷区神宮前6丁目)
・胡錦濤訪日に抗議する! 5/6 緊急国民大行進
5月6日10時30分集合、11時にデモ行進出発
集合場所:水谷橋公園(東京都中央区銀座1-12-6)
・胡錦濤中国国家主席来日にあわせた大集会&デモ チベット国旗in 東京
5月6日第一部・集会:12時30分(開場11時30分)日本青年館にて
第二部・デモ:14時30分出発
※拙ブログ関連エントリー
・07/5/5付:大高未貴さんチベットを語る
・07/5/12付:ペマ・ギャルポさんチベット・モンゴルを語る
・07/10/9付:Nスペ「激流中国『チベット』」
・08/3/15付:「ムーブ!」スピルバーグ北京五輪にNO!(最近のまとめとチベットも)
・08/3/18付:「ムーブ!」中国の軍事費が急増(台湾総統選とチベット騒乱も)
・08/3/20付:「アンカー」チベット暴動 写真が暴く中国の嘘
・08/3/22付:チベット問題に関心を持ち続けよう
・08/3/29付:「ムーブ!」チベット抵抗史 ペマ・ギャルポさん出演
・08/4/1付:「ムーブ!」チベットだけでない 中国が抱える民族問題
・08/4/5付:「ムーブ!」チベット情報戦 中国のヤラセ発覚?
・08/4/5付:「ぶったま!」書写山 圓教寺の大樹玄承 執事長の書簡(取り急ぎ)
・08/4/7付:「ぶったま!」チベット問題 天台宗僧侶の勇気ある発言(やりとり全文)
・08/4/12付:「ムーブ!」北京五輪開会式は失敗(ダライ・ラマ会見その他も)
・08/4/15付:チベット問題と中華思想、捕鯨問題と白人至上主義
・08/4/19付:「ムーブ!」高まる中国の愛国心(善光寺リレー辞退も)
・08/4/22付:「ぶったま!」反響報告と聖火リレーと日中首脳会談(細切れぼやきも)
・08/4/27付:長野聖火リレー&中国の見せかけの「対話」を許すな
・08/4/29付:「TVタックル」張景子の( ゚Д゚) ハァ?発言集
・08/4/29付:「ムーブ!」長野聖火リレー 報道されない真実
・08/5/1付:「アンカー」長野聖火リレー 報道されない真実&今後の政局
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Comments
中国の実態っ!!!
http://zoome.jp/799998/diary/27/
(((( ;゜Д゜)))(((( ;゜Д゜)))(((( ;゜Д゜)))うわああああ
ガクガクブルブル がくがくぶるぶる
これ見て寝れなくなったよ
↓これが中国だ こんな国でオリンピックなどとんでもないことだっ!!!
↓↓↓
米議会「人権と五輪」シンポジウム、「民主訴求は五輪政治化ではない」
魏京生基金会と9団体が4月9日、米議会で「人権と五輪」と題するシンポジウムを開き、
中国の人権問題を議論するほか、人権聖火リレーの全世界での推進を再確認した。
人権団体の代表や、中国当局に監禁されていた人々、人権弁護士、中国問題の学者、非政府組織の代表、米国議会議員などが参加、
中国の現在の人権状況について、意見交換を行った。
米下院のベテラン議員クリス・スミス(Congressman Chris Smith)氏の発言は、
「臓器強制摘出を反対する医者組織(Doctors Against Forced Organ Harvesting)」の言葉を引用、
「21世紀の今日、スポーツ選手の興奮剤と使用禁止薬品の使用への批判は、
オリンピック主催国による組織的に囚人の臓器を強制摘出との国家犯罪への非難を超えていることに、我々は驚いている」と述べ、
北京五輪ボイコット運動への支持を強調した。
(p)http://jp.epochtimes.com/jp/2008/04/img/m40161.jpg
米下院議員クリス・スミス(Congressman Chris Smith)氏がシンポジウムで演説
主催者の「中国海外民主聯席会議」の主席、中国当局に延べ18年間監禁されて、
中国民主化運動のシンボル的存在といわれている魏京生氏は
「1993年当初、我々は美しい願望を抱いていた。つまり、オリンピック開催が中国の人権問題を改善させると期待していた。
しかし、残念ながら、中国当局は五輪招致を獲得してからも、引き続き国民を弾圧している」と述べ、
多くの民主活動家が監禁され、法輪功修煉者や、宗教信仰者が弾圧を受けて、大勢が拷問により死亡した、と指摘、
北京五輪直前にチベットでの武力弾圧はその一環に過ぎない、と非難した。
(p)http://jp.epochtimes.com/jp/2008/04/img/m40622.jpg
取材を受ける魏京生氏
(p)http://jp.epochtimes.com/jp/2008/04/html/d25953.html
米国下院議員のフランク・ウルフ(Congressman Frank Wolf)氏は、補正予算・追加提案を提出する意向を示し、
米国の政府関係者(ブッシュ大統領とその警備関係者を除く)の北京五輪への出席禁止を定めると説明した。
「いかなる政府関係者も納税者のお金で北京五輪に参加してはならない。
この禁止令を法律に盛り込むことを目指す」という。
中国当局に監禁されていたフリーライターの劉年春氏は、
「中国当局は持続的に法輪功や、チベットなどを弾圧している…
その一党独裁の政局を変えない限り、迫害は停止しない」と述べた。
また、前述の魏京生氏は、中国当局による人権弾圧が激化する重要な原因として、
近年では国際社会による中国当局への監視が怠り優しすぎていると指摘、
「レーガン元大統領の努力により、旧ソ連、東ヨーロッパ、ポーランドなどの共産党陣営が崩壊した。
今日、歴史的なチャンスもブッシュ大統領の前にやってきている。
公で明確な態度を示すのは、背後での話し合いより遥かに有効である」と進言した。
「法輪功迫害真相調査連盟(略称・CIPFG)」の北米調査団の団長、カナダの国際人権弁護士クリープ・アンスレ(Clive Ansley)氏は、
「中国では、大勢の法輪功修煉者は監禁中に、臓器が強制摘出されて売買されている」
「驚くことに、今日の世界で進行中のこの人道に反する国家犯罪は、チベットなどでの武力弾圧のようにメディアに報道されていない」
と述べ、国際社会が法輪功への集団弾圧に視線を向けるよう呼びかけた。
「臓器強制摘出を反対する医者組織(Doctors Against Forced Organ Harvesting)」
の執行長トストン・トレイ(Torsten Trey)氏は、カナダの元閣僚と国際人権弁護士の独立調査の結果を引用、
「過去の6、7年中に、少なくとも4万人以上の法輪功修練者の臓器が強制摘出されている」と述べ、
「組織的に法輪功修練者を虐殺し、彼らの臓器を強制摘出する犯人が
2008年オリンピックの主催国になったことに、我々は、強く驚いている・・・」などと述べ、
「中国の今の人権状況は、当時のナチスドイツよりもさらに深刻だ」と指摘、国際社会による関心を呼びかけた。
カナダの人権弁護士クレフ・アンスレ氏は、「オリンピックを政治化してはならない」との論調について見解を示した。
同弁護士は、「ジェノサイド犯罪を暴露することや、大規模な虐殺と臓器強制摘出を公で暴露すること、
ジャーナリスト、民主活動家、人権弁護士への迫害を反対することは、
(中国当局に)オリンピックを政治化すると言われている」「国際社会からも、それに同調する声が上がっている」と指摘、
「殺人者が重罪を犯しながら奨励されているのを、全世界の良識のある人々が制止しようとしているだけ。
これはオリンピック政治化と称していいのか。これは人類の尊厳、最低限の道徳を守る行為である」と力説、
各地での北京五輪のトーチリレーへの抗議に、国際オリンピック委員会(IOC)のある関係者が、遺憾と嫌悪の意を示した発言について、
「IOCが五輪主催国にオリンピック憲章の遵守を求める気骨すらない。
そのことに、文明の価値を推奨する正義のある人々こそ、強い遺憾と嫌悪を覚えている」と強く反論した。
米国在住の医学博士・李祥春さんが2003年年初中国に帰省する際に、中国当局に逮捕されて3年間監禁されていた。
同氏が法輪功修煉者であるためという。李さんは今回のシンポジウムに列席し、強制労働収容所で自ら受けた拷問を証言し、
26ページに及ぶ名簿を提示、それには、刑務所で死亡した法輪功修練者3134人分の名前、写真、住所、受けた迫害の詳細などを収めている。
また、同氏によると、上記の名簿は死亡が確認できた人だけで、この数字よりも遥かに大勢の人が殺されているが、
情報封鎖など様々の事情により、詳細の確認が難しいと話し、
「今年1月1日から3月14日までに、中国当局は北京五輪の開催を口実に、法輪功への弾圧をさらに強化し、
寄せられた情報では、計1878人の法輪功修練者が逮捕され、多くは殺された」と説明した。
川上全龍さんの勇気ある行動に感動しました。少しずつでもこういった寺院が増えるといいのですが、、、このままではとても恥ずかしい。
法隆寺、唐招提寺にはコキントーの訪問を断ってほしいですけど、また落書き以上のことをされてはいけないですが警備も強化しないとですよね。はぁ〜、本当にヤツは日本に来るんですね。
福田がいろんな手みやげ与えるんじゃないかと思うとウンザリ。
人間関係とか企業活動なら分からなくもないけど、宗教家としての理念とか良心はないのかね、日本の仏教界には。
>@@@氏
タイトルとURLだけでいいよ。長過ぎるコピペは邪魔なだけ。
もももももぉーっ、腹が立って眠れんかったっ!
自衛隊のご家族が何度もやめて欲しいって申し入れてることも隠蔽。
映画『靖国』のことも隠し撮りや出演者の意思を無視してることも隠蔽。
君が代問題では国旗・国歌に敬意を払うのが国際的なマナーだってことも無視。
戦時中の朝日新聞内の掲載禁止事項には触れてもGHQの検閲や公職追放には触れない。
今までずっと物言えない雰囲気を作ってきたTBSが、旗色が悪くなってきた途端に被害者意識丸出しで『物が言いにくくなった』って深刻ぶっちゃって最低っ!!!
>特集「もの言えぬ人々」< は、ぷぅさんと同じ感想を持ちました。
「チベット大虐殺の真実」について。
これから日本人は、あまりいい方法ではないのですが。
チベットの現状や真実がこのように国際社会で明らかになった以上、今後中共政府が「南京大虐殺」なるものを持ち出してきた場合は、チベット問題を指摘して相殺を図るべきだと思います。
それと、日中首脳会談では、福田首相は、ひと言でもいいですから、ギョーザ問題(食の安全)とチベット問題(人権)への懸念を胡主席へ伝えるべきだと思います。
当初は外務省がごり押ししてくるのではないかと思っていたのですが、福田の屈中ぶりは外務省の上を行ってるようです。
コキントウ訪日、福田がサプライズで「皇太子殿下開会式ご出席」を発表したりしないかと、なかば本気で心配しております。
>>@@@氏
>>タイトルとURLだけでいいよ。長過ぎるコピペは邪魔なだけ。
同感。ウザイだけで誰も読まない。しかもマルチだし。
訪日が近いようで。胡錦濤が堂々と密入国でしょうか。日本の捜査機関は一体何をやっているのか。上野動物園で檻が一つ空いたので、これを…。
フフンは、国民の声が怖いとか。「開会式出席に前向き」は、世界情勢や世論を窺がっているのか、それとも、訪日のお土産にするのか。どちらにせよ、(血)祭りでしょう。フフンが、絵に描いたような悪になって、何をやっても批判されそうです。支持率が神の域に達する前に手を打たないといけません。
理想を言えば、中国と距離を置くべきですが、最悪、中国とは付かず離れずです。
フフンと不愉快な一味の「心の故郷」を何とかしたいという気持ちは分かりますが、貴方達だけの日本ではありません。組織(国家)という見地から行動してほしいです。
「日本が舐められる」
この頃よく聞く言葉です。どうも政治の世界はピリピリしています。また、国民の間でも然るに。
国内に怒りや不満が渦巻いて、良い塩梅になってきております。
News23について。この番組、まだやっていたのですか。全く見ていないので。
「もの言えぬ人々を何とかしろ!」
吉兆な意見ですなぁ。単なる近所迷惑でしょう。見えない敵と戦っているのかな。
TBSは相変わらずです。小泉・安倍政権の頃は日々、不祥事でした。あの頃は焦っていたのかな。
当人は「まだ決めていない」とは言っていますが、今ここで態度を明らかにして置かないと例の鳥の巣での開会式に出られませんものね。
今日、「靖国」が渋谷で公開されたと云うことで「一部の政治家の所為で…」とTBSやテロ朝がハシャイデいましたが、ここまで屈中しているとなるとガックリきますね。
麻生さんではありませんが
「日中友好」というお題目のために、お互いに遠慮して黙っていたりするような関係では本当の意味での進展は生まれません。
政治という枠組みの中で言えば、今後、日本としては「日中共益」をスローガンに中国と共に歩んでいくべきなのであって、日中友好はその手段であって目的じゃあありません。
これは真理です。
呉越同舟ではありますが、同床異夢ですものね。
分かってねぇ奴が多過ぎますわ
長野で逮捕された台湾在住チベット人救出の為の募金を
http://tsnj2001.blogspot.com/2008/05/blog-post_6376.html
http://tsnj2001.blogspot.com/2008/05/blog-post_02.html
皆さん、是非ご協力をお願いします。
「チベット大虐殺の真実」は私も買いました。版型が小さいので見つけるのに苦労しましたが、内容は充実していますね。お薦めです。
該当のお寺は、妙心寺のたくさんある塔頭のひとつですね。
塔頭って、普通のお家みたいな雰囲気のところもあるので、入っていっていいのかな?、と迷うところです。
街角で見かけたポスターの話です。延暦寺の春季特別講座の講師のひとりが、田原総一朗さんでした。
工作員に協力し、工作員も多く含みます。
動員されてジェノサイドの応援に押しかけて暴力団なみの不法行為をした
犯罪集団に協力して、マスコミと警察当局を指揮命令した自民、公明政権は よく
ODAを虐殺国に貢ぐ役目に努めキックバックの御褒美に、こたえて、お手柄たてました。
外国から金品、便宜の供与えた要人、政治家は手先、スパイの嫌疑濃厚として徹底した取調べと、厳重に監視され、氏名の公表は当然だった法律が、
占領下、廃止された結果です。
現憲法にも、全く適合し独立国として有って当たり前にも、かかわらず
今週も人並み来ますね…。
今回の聖歌リレーではチベットのことを知らなかった人は関心を持つようになった。テレビマスコミはウィグルも取り上げなさい。物言わぬマスコミですね。
>「素敵な行動だと思います。今回のことは幸せや調和に結びつけることが大切。オリンピックは暴力ではなくみんながハッピーにならなくては」
香港人はしょせんシナ人だとバカにしている人が多いようだが、こういったリベラルな意見を述べる人が少なからずいるのもまた事実。(たとえ後半部分が何かのパクリであったとしても…)
今回の香港聖火リレーの前に、大学生達が、抗議の為に天安門事件の記念碑を「中国の赤が少しでも薄まるように」との願いをこめてオレンジ色に塗った事はよく知られています。
[2008-05-01] 北京五輪聖火、香港に到着。学生らがチベット問題に抗議するなどピリピリムードも
http://www.youtube.com/watch?v=snQmfagq6Ic&feature=related
リンク有難うございました。
ところで昨年11月末にウイグルの人権活動家ラビア・カーディルさんと安倍前総理が面会していたことが発表されました。
http://kok2.no-blog.jp/tengri/2008/05/post_cd35.html
ウイグル人の生の情報が発表される世界ウイグル人会議もよろしくお願いします。
http://www.uyghurcongress.org/jp/home.asp
残念ながら香港はどんどんシナ化しているのが事実。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080502/chn0805021940004-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080502/chn0805021940004-n2.htm
>香港メディアが昨年に行った調査によると、香港の若者の約7割が中国人であることを誇りに思っている。返還前の90年代前半、中国人になることに不安を感じた大勢な香港人が株や不動産を売って欧米に移民したという騒動が、遠い昔のことのようだ。わずか11年で、香港人の意識は大きく変化した。背景には、国際社会における中国の台頭や、香港経済の中国依存の高まり、中央政府による愛国主義教育の浸透を指摘する声が多い。
>97年の返還後、香港の学校で中国の歴史、文化、国情などを教える時間が大幅に増え、英語の代わりに中国語が公立の小中学校で必修科目と指定された。当局の資金で夏休みなどに中高生を革命ゆかりの地などを訪ねさせ、中国への帰属意識を強化する教育も行っている。
>聖火リレーで「中国加油」(中国、がんばれ)と大きな声で応援しているのは、ほとんどがこうした教育を受けた世代。聖火に反対するものはすべて中国の敵だと思いこむような姿勢が、すり込まれている。
>民主派の立法会議員の李柱銘氏は「若者たちは天安門事件を経験しておらず、本当の共産党を知らない。香港にとって本当に大事なのは盲目的愛国主義ではなく、『民主と自由』との価値観であることを早く気づいてもらいたい」と話している。
福田首相には、胡錦濤国家主席に、以前、胡錦濤国家主席が指揮してチベット弾圧をおこなった時に、チベットで行方不明になった日本人の方々のことを伺って頂きたいものです。
356 :名無しさん@八周年:2008/05/05(月) 01:03:17
なんか最近の福田=チンパンジー ってレスにむかついてしょうがない。
類人猿最高の知能を持つチンパンジーに例えるんじゃねーよ! チンパンジー様に失礼だろうが
>残念ながら香港はどんどんシナ化しているのが事実。
リベラルで良心的な人間がたった一人でも残っている間は、私は香港人を信じる。
人權加油!和平加油!
国賓が来られるんだから礼は尽くすべきです。門前払いするのは面白いんだけれども、仏教徒としてなんか違う気がします。
広島は尾道に千光寺という観光地としても有名なお寺があります。
先日GWに帰省したおりにそこに遊びに行きましたところ、チベット問題の平和的解決に向けて署名活動を行っておりました。
また先月26日には尾道の別のお寺で、チベット騒乱犠牲者の追悼法要も行っていたそうです。
地元の広島でこのような活動が行われていることはとても喜ばしく感じました。
思いますに全国のお寺でもマスコミなどが取り上げないだけで、同様の活動を行っているところはあるのではないでしょうか。
HP上でも署名が行えますのでぜひご協力いただき、また各方面へご紹介いただければ幸いです。
千光寺
http://www.senkouji.jp/index.html
チベット危機に関する声
http://www.tibetsupport.net/