「アンカー」チベット暴動 写真が暴く中国の嘘
■3/19放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
オチを聞いてすごくショックを受けました。私はまだそこまで考える余裕はなかったのですが、言われてみれば確かに日本国民全体の名誉に関わる事態に陥る可能性大!(T^T)
話の流れ上、コーナー前のニュースのところから起こしています。
細かい相づちやツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像はテレビ画面をデジカメで撮影しました。粗くて見にくいですがお許し下さい。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。
内容紹介ここから____________________________
山本浩之(メインキャスター)
「チベットで起きている大規模な暴動。チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が退位を示唆して、波紋は広がっています」
村西利恵(女性キャスター)
「また、この暴動に対する中国の対応に非難の声が高まり、北京オリンピックのボイコットに言及する声が世界から挙がっています」
…………………………VTR開始…………………………
ダライ・ラマ14世
「事態が収拾不能となった場合、私に残された唯一の方法は辞任すること」
ダライ・ラマ14世は昨日(18日)、亡命政府のあるインドのダラムサラで会見し、温家宝首相らのダライ・ラマ非難をけん制しながらも、チベット系住民に混乱の収拾を呼びかけました。
<けさの中国中央テレビ>
チベット自治区 白瑪赤林 副主席
「自首した者は現在100人以上に達している」
チベット自治区・ラサで起きた大暴動。
自治区の副主席は今朝、「暴動の参加者など100人余りが自首し、今後、刑法にのっとって処理する」と述べました。
しかし余波は収まりません。
インドに拠点を置くNGO(チベット人権民主化センター)によりますと、四川省のチベット族自治州で昨日、抗議デモの群衆に武装警察が発砲し、3人が死亡。
甘粛省でも数千人のチベット系住民が、中国政府からの解放を求め抗議活動を行うなど、混乱が続いています。
温家宝首相
「これはダライ・ラマがオリンピックを破壊しようと企てた扇動だ」
一方、中国側は、今回の問題でオリンピックの開催に影響が出ることを懸念していますが、すでにこの問題が世界各地に飛び火しています。
国民党 馬英九 候補
「台湾チームをオリンピックに派遣しない可能性がある」
22日に総統選挙が行われる台湾では、中国との融和を掲げる野党・国民党の候補が、北京オリンピックのボイコットを示唆。
またフランスのクシュネル外相は、EU各国が北京オリンピックの開会式に出席しない可能性に言及。
スイスのIOC・国際オリンピック委員会の前でも、600人のチベット系住民が北京オリンピックの中止を求め、抗議活動を行いました。
来週からは聖火リレーがスタート。聖火はチベット自治区も通る予定となっていて、いよいよオリンピックのカウントダウンが始まります。
国の威信をかけたスポーツの祭典を前に、中国は大きな火種を抱えることとなります。
…………………………VTR終了…………………………
山本浩之
「さあ、まあほんとに北京オリンピックに大きな影響が出そうなんですけれども、これまでにもオリンピックボイコットがありましたね」
村西利恵
「はい、こちらをご覧下さい。ま、過去にも例があって、その一例なんですけれども、1980年のモスクワオリンピックの時、この時は旧ソ連のアフガニスタン侵攻に抗議して、日本やアメリカ、中国などの西側諸国、およそ50カ国がボイコットし、大会に参加しませんでした。そしてその4年後の84年、ロサンゼルスオリンピックでは、今度は逆に、このモスクワオリンピックにアメリカなどが参加しなかったことの仕返しのような形で、旧ソ連や旧東ドイツなど16の国と地域がボイコットするということがありました」
山本浩之
「この時、柔道の山下泰裕選手の、あの金メダルを獲った時の涙っていうのは忘れられないですけどねー、ロサンゼルスでの。さ、今回、まあ政治とスポーツは切り離すべきだという意見はあるんですけれども、現実はいろんな問題があって、そうは言ってられません。えー、室井さんはどういうふうにご覧になりましたか、この暴動は」
室井佑月
「あ、暴動?」
山本浩之
「あ、ボイコットの話ですか?」
室井佑月
「正直に言っていい?正直に言うとさ、何かギョーザの問題もそのままうやむやになりそうだしね、何か日本が参加しないって言うと、すごく大変なことになりそうだけど、他の国がさ、ボイコット宣言したりすると、イヒヒって思うよね」
山本浩之
「それは、イヒヒっていうのは何?ざまあみろっていう意味ですか?」
室井佑月
「ちょっとねー。うん。何かもっと有名な選手とか、スター選手みたいのが、やっぱり何かちょっと公害問題とか怖いんで、とか言い出さないかなって、ちょっと思ったりとかね(笑)」
山本浩之
「ああー。僕は当事者の一人でもあり、ギョーザ問題で言えば日本というのは当事者だから、日本から声を出してもいいなと思ってるぐらいですけどね、それは」
室井佑月
「ほんと?そうなんだ」
山本浩之
「ま、いろんな意見があると思うんですが、えー、青山さん、いかがですか?」
チベット暴動の余波どこまで…五輪への影響は?中国の真相を青山がズバリ
オチを聞いてすごくショックを受けました。私はまだそこまで考える余裕はなかったのですが、言われてみれば確かに日本国民全体の名誉に関わる事態に陥る可能性大!(T^T)
話の流れ上、コーナー前のニュースのところから起こしています。
細かい相づちやツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像はテレビ画面をデジカメで撮影しました。粗くて見にくいですがお許し下さい。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。
内容紹介ここから____________________________
山本浩之(メインキャスター)
「チベットで起きている大規模な暴動。チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が退位を示唆して、波紋は広がっています」
村西利恵(女性キャスター)
「また、この暴動に対する中国の対応に非難の声が高まり、北京オリンピックのボイコットに言及する声が世界から挙がっています」
…………………………VTR開始…………………………
ダライ・ラマ14世
「事態が収拾不能となった場合、私に残された唯一の方法は辞任すること」
ダライ・ラマ14世は昨日(18日)、亡命政府のあるインドのダラムサラで会見し、温家宝首相らのダライ・ラマ非難をけん制しながらも、チベット系住民に混乱の収拾を呼びかけました。
<けさの中国中央テレビ>
チベット自治区 白瑪赤林 副主席
「自首した者は現在100人以上に達している」
チベット自治区・ラサで起きた大暴動。
自治区の副主席は今朝、「暴動の参加者など100人余りが自首し、今後、刑法にのっとって処理する」と述べました。
しかし余波は収まりません。
インドに拠点を置くNGO(チベット人権民主化センター)によりますと、四川省のチベット族自治州で昨日、抗議デモの群衆に武装警察が発砲し、3人が死亡。
甘粛省でも数千人のチベット系住民が、中国政府からの解放を求め抗議活動を行うなど、混乱が続いています。
温家宝首相
「これはダライ・ラマがオリンピックを破壊しようと企てた扇動だ」
一方、中国側は、今回の問題でオリンピックの開催に影響が出ることを懸念していますが、すでにこの問題が世界各地に飛び火しています。
国民党 馬英九 候補
「台湾チームをオリンピックに派遣しない可能性がある」
22日に総統選挙が行われる台湾では、中国との融和を掲げる野党・国民党の候補が、北京オリンピックのボイコットを示唆。
またフランスのクシュネル外相は、EU各国が北京オリンピックの開会式に出席しない可能性に言及。
スイスのIOC・国際オリンピック委員会の前でも、600人のチベット系住民が北京オリンピックの中止を求め、抗議活動を行いました。
来週からは聖火リレーがスタート。聖火はチベット自治区も通る予定となっていて、いよいよオリンピックのカウントダウンが始まります。
国の威信をかけたスポーツの祭典を前に、中国は大きな火種を抱えることとなります。
…………………………VTR終了…………………………
山本浩之
「さあ、まあほんとに北京オリンピックに大きな影響が出そうなんですけれども、これまでにもオリンピックボイコットがありましたね」
村西利恵
「はい、こちらをご覧下さい。ま、過去にも例があって、その一例なんですけれども、1980年のモスクワオリンピックの時、この時は旧ソ連のアフガニスタン侵攻に抗議して、日本やアメリカ、中国などの西側諸国、およそ50カ国がボイコットし、大会に参加しませんでした。そしてその4年後の84年、ロサンゼルスオリンピックでは、今度は逆に、このモスクワオリンピックにアメリカなどが参加しなかったことの仕返しのような形で、旧ソ連や旧東ドイツなど16の国と地域がボイコットするということがありました」
山本浩之
「この時、柔道の山下泰裕選手の、あの金メダルを獲った時の涙っていうのは忘れられないですけどねー、ロサンゼルスでの。さ、今回、まあ政治とスポーツは切り離すべきだという意見はあるんですけれども、現実はいろんな問題があって、そうは言ってられません。えー、室井さんはどういうふうにご覧になりましたか、この暴動は」
室井佑月
「あ、暴動?」
山本浩之
「あ、ボイコットの話ですか?」
室井佑月
「正直に言っていい?正直に言うとさ、何かギョーザの問題もそのままうやむやになりそうだしね、何か日本が参加しないって言うと、すごく大変なことになりそうだけど、他の国がさ、ボイコット宣言したりすると、イヒヒって思うよね」
山本浩之
「それは、イヒヒっていうのは何?ざまあみろっていう意味ですか?」
室井佑月
「ちょっとねー。うん。何かもっと有名な選手とか、スター選手みたいのが、やっぱり何かちょっと公害問題とか怖いんで、とか言い出さないかなって、ちょっと思ったりとかね(笑)」
山本浩之
「ああー。僕は当事者の一人でもあり、ギョーザ問題で言えば日本というのは当事者だから、日本から声を出してもいいなと思ってるぐらいですけどね、それは」
室井佑月
「ほんと?そうなんだ」
山本浩之
「ま、いろんな意見があると思うんですが、えー、青山さん、いかがですか?」
青山繁晴
「今、室井さんが言ったのは、ま、ざまあみろっていうか、中国にちゃんと物申すためにってことでしょう?それで僕、世の中、世界変わったなと思うのはですね、さっきあの、村西さんが見せてくれた、その過去のボイコットって東西の冷戦時代でね、いずれも。で、国ごとのボイコットじゃないですか。ところが今回は選手個人個人が自らの良心に照らして、チベット人が殺されてるらしい中で、自分は平和な祭典と言って参加していいのかという、個人の良心の問題が出てきてるでしょう?(産経3/18参照)だから国でがっちり分けられるんじゃなくてね、個人の生き方の問題になってるんだなあと。で、これはね、中国はね、たとえば日本やアメリカ、ヨーロッパ、どんどん中国に投資してんだから、国ごとでボイコットできるわけがないと、ある意味タカくくってるとこありそうだけど、個人の良心で選手が動き出すとですね、ほんとにこれは深刻なことであって、中国はその個人の選手の良心に訴えかけられるようなことをやらない限りはね、これ、北京五輪、おそらく失敗に終わります」
山本浩之
「あー、確かにそういううねりの方が怖いですもんね。で、今日の青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーなんですが、今日もこれ、引き続きチベット暴動に関するお話だと聞いておりますけども」
青山繁晴
「はい。あのー、このチベットのいわゆる暴動、ある意味では民衆の蜂起でもあると思うし、騒乱でもあり、いろんな見方が分かれちゃいますね。で、やっぱり共産党独裁国家の一番深い部分で起きてることで、だから何が本当なのかみんな知りたいと思うんですよ。それが今日、皆さんにお話ししたいのは……」(フリップ出す)
<キーワード>
写真が暴く嘘
青山繁晴
「たった1枚の写真によって、見事に暴かれる嘘がある」
山本浩之
「その写真が、を、もうすでに見てるわけですね。今日見せてもらえるっていうことですか」
青山繁晴
「はい。あのー、皆さんといっしょに見ながら、こうやって嘘というのは暴かれるんだというのを、いっしょに考えていきたいと思います」
山本浩之
「わかりました。コマーシャルのあと、青山さんの解説です」
(いったんCM)
山本浩之
「さ、今回のチベット暴動では、報道規制が非常に強いんです。えー、それもありまして、中国政府とチベット亡命政府の発表に、ま、大きな、これ、食い違いがあるということで、よく報道の中では、政府が発表してるんだけども、映像から、たとえば亡くなった死体から銃創の跡が見つかったりと。そうすると発砲してないと言ってる政府の発表が全くの嘘であるということがわかったりするんですけど、報道規制が非常に強いんですよ」
室井佑月
「全然違うじゃん、最初から。だって10人死んだって中国はね、発表だったけど、チベットの方が80人ってすぐ出てきたしね」
山本浩之
「実数はまだほんとにわからない状況で、そこで青山さんの先ほどのキーワードが『写真が暴く嘘』ということで、ものすごくこの写真に私は興味があるんですけど、よろしくお願いします」
青山繁晴
「はい。まず、あの、中国側の主張というものを簡単にまとめてみました」
村西利恵
「はい。今回の暴動についての中国側の主張。1つは『ダライ・ラマ14世の陰謀』である。それから『軍は全く関与していない』んだということ。さらにはヤマヒロさんからもありました『発砲していない』ということですよね」
青山繁晴
「えー、警察であっても発砲はしてないと、人を殺傷するようなことはしてないと、この、そういうことを言ってるわけですね、中国はね。それでたった1枚の写真、ちょっと出して下さい」
青山繁晴
「はい。これは3月15日にチベット自治区の実質的な都であります、ラサでロイター通信が撮ったものですね。ロイター通信が撮って世界に配信したんですけど、えー、ここにまあ、警官隊、これ警官隊ですね(前方に立っている人たちを指して)、警官がいて、で、ここに車両があるんですね。で、この車両、まずですね、ここを見て下さい」(拡大された画像がパネルに出る)
青山繁晴
「ここ、あの、まあ巨大な、何か糸巻きみたいにも見えますが、これ、岡安さん、何だと思いますか?」
岡安譲(若手キャスター)
「はい。えー、これ、大砲の装填室とかそんな感じですか?」
青山繁晴
「あー、それは非常に近いです。その通りで、これは普通で言うと、これもし警察の車だったらですね、上に機関銃があって、その機関銃の台座なんですね。ところが、これ見てわかりますように、これ、もうちょっとアップにしてくれますか(いったん引いてた画像が再びアップに)。とっても大きいでしょ。というのは、この大きさから、実はここにちょっと隠れちゃってるその機銃の砲身、ね、この、ま、筒みたいに見える砲身の部分は、あるいはその弾の光景がどれぐらいか、が、えー、これはつまり、私のような専門家であったり、それからもっと正確には日本の防衛省や、それから警察庁も含め、あるいはアメリカ、イギリスの情報機関を含め、見る人が見たらわかっちゃいます。で、この台座、もっと正確にいうと砲塔からわかるのは、これ、25ミリの機関銃だってことなんですね。で、25ミリの機関銃ってこれ、とても大きいものです。たとえば旧日本海軍が、空からやってくる戦闘機を撃ち落とすのに使ってた対空砲火が、25ミリの機関砲なんですよ」
一同
「へえーー」
青山繁晴
「つまり、そんなものを持ってる警察車両っていうのは、世界にありません。もちろん中国の警察であっても、それはありえない。さらにですね、ちょっとこの下を、ここ、見て下さい。ここちょっとアップにしていただきますと(拡大された画像が出る)、このタイヤのすぐ脇にあるこれ、ちょっと円形に見える物、これ何だと思いますか?ヤマヒロさん、どうですか」
山本浩之
「扇風機みたいやね、確かに……」
青山繁晴
「扇風機……」
山本浩之
「推進するための何か、回す……」
青山繁晴
「あ、その通りです」
岡安譲
「水陸両用なんじゃないですか?」
青山繁晴
「あ、その通り。いや、岡安さん、すごい。これは知ってた?」
岡安譲
「いや、知らなかったです。でもスクリューが……」
青山繁晴
「その通りで、これあの、まあプロペラ状のもの、スクリューをこれ、円で囲ってるんですね。すなわちこの車両は水陸両用車で、このまんま水の中に入っていって、時速8キロでそのまま進めるっていう優れものなんです。水陸両用車を持ってる警察も、中国含めて世界にありません。で、もう1回写真もとに戻して下さい。そしてその上でね、つまり今言ってきてわかるのは、どうも警察の車じゃないってこと、わかりますね。そして、これ何ですか、これ。この奇妙な物。村西さん、どうですか?」
村西利恵
「紙が貼ってあるように見えるんですけど、何かこう通達みたいなのをここに貼って……」
青山繁晴
「それはあの、村西さんの神経がいかにまともかってことなんですけど、これ実はね、本当はアメリカ、イギリスはもっと拡大して見てて、これ新聞なんです、新聞。日本の情報機関、日本に情報機関あんのかって言われる人いるでしょうが、日本の警察庁のたとえば外事情報局、それから防衛省の情報本部は世界で優秀で有名なんです。余談ですけど、そのせっかくの情報が首相官邸や外務省に全然行かない、活かされてないっていうね、重大な問題あるけど。アメリカ、イギリスに僕、確認しましたが、日本もちゃんとこれはもう分析してて、新聞紙なんです。新聞紙、何でこんなとこに新聞紙、貼ってるか。ね。村西さんの言う通告だったらまともなんですけど、ただの新聞紙貼ってるわけですから、この目的は……」
村西利恵
「あ、じゃあ何かを塞いだり、隠したり……」
青山繁晴
「その通り。何を塞いでるかというと、ここ(車体の右側)にあるのは人民解放軍の赤い星なんです」
一同
「ああー(納得)」
青山繁晴
「赤い星を隠し、で、ここ(車体の後部)には、この所属してる部隊のマークと、それから車体番号が書いてある」
一同
「へええーー(ざわざわ)」
村西利恵
「わからないようにしてるってことですか」
青山繁晴
「で、この警察車両の正体というのは、ちょっと字を出してくれますか。はい、『歩兵戦闘車』。で、これは中国人民解放軍、ま、中国軍の陸軍の歩兵戦闘車で、このロイター通信もAPC、APCって装甲車のことですけど、ざっくばらんっていうか、その、大ざっぱに装甲車と流してるんですが、これはただの装甲車じゃなくて、いわゆる機動歩兵、歩兵が機動化した、つまり最先端の、最新鋭の歩兵が乗っかってる戦闘車なんですね。それがわかるとですね、ちょっとこれ、もとの大きさに写真戻してくれますか。……あ、この大きさですね。これもう1回見ていただくと、こう微妙な雰囲気がわかりますか?この写真の現場の。もう1回言いますが、さっき言いました通り、これ警察官ですね、で、警察車両が通るにしてはこう、微妙に距離をおいて……」
山本浩之
「確かにそういわれれば、何か遠巻きにしてるって感じで……」
青山繁晴
「遠巻きにしてる、その通りで、これはまさしく中国陸軍の最新鋭の機動歩兵がこの中に、これ(車体後部の新聞貼ってあるあたりを示して)が実はハッチなんです。ハッチの中に隠れてることを、警官知ってるから、遠巻きにして見てるってことなんですね。そうするとまず、軍が関与してないっていうさっきの中国側の主張は間違いだと、嘘だということがわかりますね」
一同
「ああー(同意)」
青山繁晴
「そしてさっきの嘘の3つめで言いますと、その、発砲してないということがありましたけれども、中国側の主張としてありましたが、これは残念ながら写真は見せるわけにはいかないんですけれども、BBC、えー、イギリスの国営放送ですよ、そのBBCが、ま、これは四川省での犠牲者ですけど、犠牲者の写真を3体、流しました。えー、それ、あの、ボカシが入ってるんですけどね。僕の身体で説明しますと、1体は若い青年の死体で、亡骸で、この心臓近くに一撃で殺されてるんですね。それからもう1体は中年男性が、首筋(後ろ)のちょうどこの真ん中、やはり一撃で殺されてると。それからもう1人は少年の遺体で、顔の真ん中、まるでゴルゴ13が撃ったかのように顔の真ん中、銃撃されて亡くなってるわけですね。で、これもちろん、その写真からだけ、写真だけでは全てを言うことはできませんが、仮に中国側の発砲であるとすると、というのは、チベット人というのは銃を持ってませんから。見たらわかる。石ころしか持ってないから、これは中国側である可能性が高くて、しかも普通の警察官じゃなくて、さっきの機動歩兵のような特殊訓練を受けた、軍による発砲である可能性が高いということなんですね。そして皆さん、さっきの中国側の3つの主張を思い出していただくと、ダライ・ラマ14世の、その、陰謀だというふうに中国は主張してるわけですが、これ実はですね、たとえばアメリカの情報機関は衛星でも見てますが、それだけじゃなくて、実はチベットのような所にはですね、電話は設置してて、無料で、その、これあの、アメリカ関係の軍じゃなくて、アメリカ関係の放送局、ラジオ局などにつながる電話なんですが、無料なんです。その電話で、今つながってるかどうかははっきりしませんけれども、かなり詳しく暴動の様子を聞いてて、えー、それらの情報を総合するとですね。これ、絶対真実とは言い切れません。あくまでもその、いわばチベット人の側からの情報ですからね。しかしそれを総合するとですね、その、そもそも3月10日、毎年3月10日っていうのは、昔チベットが中国に武力制圧された、される時のチベット動乱の記念日なんで、毎年何らかのデモがあってですね。今年はそのデモに合わせて、いわばその直前にですね、そのデモに合わせて、ダライ・ラマ14世が『北京オリンピックは基本的に支持する』と、『北京オリンピックを開く資格が中国にはある』、但し条件付きで、『自由をもっと下さい』とか、『高度な自治が必要だ』ってことを言ったわけ。それに対して、その、電話によると、そのデモに参加したチベット人たちは2つ怒ったと。1つは、ダライ・ラマ14世にそれを言わせる中国共産党や中国政府に対して改めて反発し、同時に大事なとこ、ダライ・ラマ14世の穏健路線、そうやってオリンピックを開くって言った以上はですね、さっき、この前の説明にありましたね、聖火リレーがチョモランマ、エベレストを登頂するわけですから、それが放送されてですね、世界に。それでオリンピック開かれたら、チベットは中国の一部だということが完全に世界に固定されてしまうから、ダライ・ラマ14世が一定の条件付きでオリンピック自体を支持するって言ったことにも反発した。ダライ・ラマさんが穏健路線をとるから、たとえばチベットに中国人がどんどん入っていって、チベット人女性と結婚をして、その結果、純粋なチベットの子供がだんだんいなくなってる。民族が根絶やしになっていくんじゃないかと不満が重なって、だから大きなデモになっていって、そして大事なことはですね、中国側は予め警備をひいてましたが、警察車両の中に、少数の軍の車両がいて、さっき皆さんが見たような軍の車両、ああいう迷彩カラーの軍の車両がいて、その軍の車両が突然、警察と違って群衆の中に入っていって、轢き殺し、射殺し、という狂ったような行動に出て、それがワーッと暴動につながっていったらしいと。で、これで一番ショック受けたのが、実は他でもない中国共産党中央であって、北京にいる胡錦濤国家主席や温家宝首相であったであろうと、日本、アメリカ、イギリス、こういう国々は見てるわけです。だからこそ温家宝さんは、あの全人代、中国の国会で、『全部ダライ・ラマが悪いんだ』と。本当は軍の暴発だから。ね。軍の暴発ってこと言えないから。だから軍は関与してないということを、どうしても言わざるをえない。そこまで実は追い込まれてるということが、この暴動の真相らしいと。そしてもう1つ、これはある意味、中国がいわばチベットをなめきって好きなように占領してきたわけですけど、ちょっと地図を見てほしいんですが」
青山繁晴
「地図を見ていただきたいんですね。その、チベット人をいわば分断して統治、チベット人から見たら支配するために、中国から言ったら統治するために何したかというと、こういうふうに4つに分けたわけですっよ。ね。チベット人たちを。ところが4つに分けたためにこのエリアはですね、自治区、青海省、甘粛省、四川省、要するに中国の広大な領土の、広さだけでいうとかなりの部分を占めてしまうわけですね。そうすると、そのチベット人がいったん決意して、北京オリンピックってものを、まあ、その機会を活かしてこういう動きに出たら、実は中華帝国と言われる今の中国の大きな力っていうものは、案外、終わりの始まりかもしれないということが言えるわけですね。そしてもう1つ皆さんにお話ししたいのは、その中国に寄り添って、毒ギョーザ事件でも、室井さんが言った通り、いわば中国側に寄り添ってる福田首相、福田首相にも実はこれが来るであろうと」(フリップ出す)
<キーワード>
チベット暴動が福田首相を襲う
村西利恵
「このチベットの暴動が福田総理を襲うんだと。この内容についてはCMのあと、詳しく解説していただきます」
(いったんCM)
山本浩之
「ま、いろんな問題が福田総理を窮地に追い込んでるわけですけども、青山さんが今出したキーワードは『チベット暴動が福田首相を襲う』です。続きをお願いします」
青山繁晴
「はい。この写真、『福田首相を襲う』って僕に言われて、何で僕が襲われなきゃいけないのと、ほんとにそういうお顔をされてるように見えますけれどね、これは実はこの記者会見をちょっと皆さんに見ていただきたいんです。はい」
青山繁晴
「これ、福田さんの記者会見じゃなくて、外務省の外務官僚のトップである藪中事務次官、まあ北朝鮮問題で有名になった人ですね。この人が3月17日の定例記者会見で記者団から、チベット問題は胡錦濤国家主席の来日とどう影響しますか?って聞かれたらですね、『関係ない』と、『影響ない』と言ったわけです。これね、何ですと!?という話でね。これ、もちろん関係あるし影響あるに決まってるっていうだけじゃなくて、それだけなら福田さんが襲われるまで僕は言わないけれども、これ実は、このまま胡錦濤国家主席を日本に迎えるかどうかっていうのは重大な政治判断の問題で、お役人に勝手にこんなこと言われること自体が、福田さんが、日銀総裁人事と同じように官僚にいかになめられてるかってことなんですが、さあその日中首脳会談をいつやるか、今のところ5月の連休終わったらすぐやるってことになってるでしょう?そうすると胡錦濤国家主席は、このチベット騒乱後に初めて外国に行き、おそらく初めての主要国との首脳会談やるわけですね。その時に日本側、もしそのままやれば、この3つの選択肢しかない。はい、ちょっと出して下さい」
村西利恵
「(パネル見るなり一同苦笑)1つめが『一切チベットの話を取り上げない』。2つめが『ダライ・ラマの陰謀という中国の主張を黙って聞いてしまう』。3つめが『中国に情報公開と自制を促す』」
青山繁晴
「はい。もしここに、もしこの場に福田総理がいらっしゃったら、いやいや、この間(2と3の間)にもう1つあるじゃないですかと」
一同
「何ですか?」
青山繁晴
「というのは、夕べ福田さんはね、チベットと中国の双方に、とははっきり言わなかったんだけど、まあ双方に自制を促したいと言ったわけですね。それは誰の真似っこしてるかというと、アメリカのライス国務長官が、あ、アメリカも今ね、情報はたくさん取ってるけど姿勢はあいまいだから、ブッシュ政権は。だからそれを真似っこして、いや、ここに(2と3の間に)あるじゃないですかと、おそらく言いたいんでしょう。ちょっと待って下さい。日中首脳会談はもう5月になってるんですよ。その間もずっとチベットの側が無事に動きができてるか、おそらくそんなことはありませんね。さっきの機動歩兵も含めて完全に制圧されてるに決まってるから、ほんとは世界が注目するのは、この3つ目が言えるかどうかだけなんですよ。まさか無視したりですね、まさか中国の言うこと黙って聞いたりしないだろう、せめて3つめ、情報公開と自制ぐらい、あったりまえの要求なんだから、それぐらい言えるだろうと思いきや、元外務大臣、僕が信頼してる元外務大臣ね、外務大臣、何人もいないんだけど、もう今日ははっきり言います。僕に電話でこう言いました」
青山繁晴
「(パネル見るなり一同苦笑)『青山さん、福田さんはそんなこと言えるはずがないよ!』と。『毒ギョーザ事件でね、中国の公安省がまるで日本側が入れたかのような記者会見をして、それ、我が総理は』、我が総理と言ったんですよ、『我が総理は非常に前向きだと発言したままじゃないですか』と」
一同
「うーーん」
青山繁晴
「というふうに元外務大臣が言ったという事実、これを考えますとね、えー、このまま日中首脳会談をやり、その前に胡錦濤国家主席を迎えるってことは、つまり福田さんがこういう、その、要するに与党の中の疑問に対してもどういう姿勢をとるのかを予め決めて、それから外務次官に話を下ろすべきが、もう逆さまで、要するに日本国外務省は、中国はやりたいわけですから、なにごともなかったかのように日本にやって来て、たとえば、ま、せいぜい自制を促すと言われて、ああそうですね、ぐらいに言っときゃ済むっていうことでやって来る。毒ギョーザ問題もそこでもう完全にうやむやにしてしまうってこと狙ってくるわけですから、それに対して総理が指導力発揮しないといけないけど、日銀総裁人事見てても、その期待は薄いから、この元外務大臣も結局言ってんのは、『やっぱり自分は政治家で、現職の代議士だから言うのは何だけど、やっぱり国民の意思だよね』と。国民が胡錦濤国家主席の来日はまあ譲っても、7月のサミットのオブザーバー参加でいいじゃないですかって意見がはっきり出てくれば、福田さんはそれを気にする人だから、変わるんじゃないのとも言えるわけです。だから僕らのやっぱり考えどころだと思うんですね」
山本浩之
「はあー……」
室井佑月
「でも私の予想だと、1番と2番で決める気がするね、福田さんは(一同笑)」
青山繁晴
「いや、それ正しいんだけどね。もしそれ福田さんがやるとですね、僕ら日本国民が世界から、はっきり言うと、あきれられる」
一同
「そうですねー」
青山繁晴
「私たち日本国民が恥をかくんですよ。こんな、チベット騒乱がなかったような顔するっていうのはね。それからちょっと最後、10秒だけ言いたいのはですね、その、チベット暴動っていう言い方も僕はほんとはしたくない。というのは、やっぱり普通に考えれば、チベット人というのは、どう考えても中国人じゃないように僕らには見えますね。で、その中でどんどんチベット人と言える子供が減っていく中で、北京五輪を利用したと言う人がいるだろうけどね、そういう意見はあるだろうけど、勇気を持って、ただ石ころだけを手に立ち上がったところもあるから、それだからこそ中国にとっても、嘘じゃない本当の情報を、ま、必死で集めてるわけですから、この番組、このコーナーで伝えたいのもそういうことなんです。一方的に中国を非難するのが目的じゃなくて」
山本浩之
「目的じゃないですけど、温家宝さんが全人代であそこまではっきり言うんだったら、きっちりとその報道というものを、全世界に向けて発信しないと」
青山繁晴
「その通り」
山本浩之
「前の日にこうやってシャッターを、こうね、やってる暴動のシーン見せて、次の日に普通に買い物してます、はい、チベットはもう終わりましたっていう、そんな馬鹿なことはないですよね」
一同
「(同意)」
室井佑月
「ありえない。まだまだ中国って怖い国だと思っちゃう」
山本浩之
「怖い国ですよ。今のままだったら中国って怖い国だって、僕たち言い続けますよ」
青山繁晴
「怖い国だけど、やっぱり一種スキが見えたのは、あの温家宝さんの異常な様子、ひきつった表情っていうのは、軍に暴走されてると。中国共産党のコントロールがきかなくなってるっていうね」
山本浩之
「どこの国も同じですね、もうそうなってくると」
青山繁晴
「だから日本は官僚に暴走され、中国は軍に暴走されてるっていうのが○○(聞きとれず)です」
山本浩之
「いや、ほんと、だけど、大勢の方、命が失われてるわけですから、これ、笑い事じゃありません。あの、注視してこれからも、チベット暴動については見続けたいと思います。“ニュースDEズバリ”のコーナーでした」
____________________________内容紹介ここまで
ヤマヒロさんが最初に「今回、まあ政治とスポーツは切り離すべきだという意見はあるんですけれども、現実はいろんな問題があって、そうは言ってられません」と言った時点で、私はすでにGJ!と小さく叫んでいました。
というのは、同じ日(3/19)の昼に放送された「ワイドスクランブル」、北京五輪ボイコット問題で出演者一同が「政治とスポーツは切り離すべき」と盛り上がったのを見て、私は不快な気分になっていたからです。
具体的に言うと、1980年のモスクワ五輪の際、イギリス政府がボイコットを指示したにも関わらず、イギリスのオリンピック委員会は自費で選手をモスクワ五輪に参加させたという話が紹介されました。
で、コーナー担当者(たぶんテレ朝アナ)及び出演者(山本晋也など)一同、「イギリスのオリンピック委員会はすばらしい!」「政治とスポーツは分けて考えるべきだ」「日本も万一政府がボイコット指示しても選手派遣を」「選手の思いを大切に」と盛り上がりましてね。私には異様な光景に見えました。
万に一つもありえないとは思うけど、もし日本がボイコットすることになったら、そりゃ選手諸君には気の毒だと思います。ですが、選手の「思い」と、チベット人はじめ中共に今も弾圧され命を奪われている人たちの「思い」を秤にかけたら、どちらが重いだろうか?
選手諸君には申し訳ないけど、私は後者の方が重いと思います。
「政治とは分けて考えるべき」と言うけど、五輪を「平和の祭典」と銘打っている以上、分けて考えることの方が矛盾を感じてしまうのですが。
そもそもが、政治とスポーツを一番分けて考えてないのが中共だと思いますしね。
さて、チベット騒乱の目撃者の証言が、内外のメディアでぽつぽつと出てきていますが、3/18(火)放送「ムーブ!」でも興味深い証言が紹介されていました。
ラサ市内に現在もいる日本人の証言で、本番前に堀江政生キャスターが電話取材をしました。
「特定されてしまうと中国政府から何らかの不利益を被る可能性がある」ため、音声を変えて放送していました。やりとりを一部紹介します。
これを受けての、勝谷誠彦さんのコメント。
残念ながら、日本人は忘れっぽい民族です。
今はまだ連日この問題についての報道がされていますが、やがてだんだんと報道されなくなっていくでしょう。その時こそが危ない。
私たちは決してチベットを忘れないようにしなければ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※関連ニュース
・<チベット暴動>NGOが“銃撃死亡”の写真公表(毎日3/18)
こちらに載っている写真のことと思われます(心臓の弱い方はご注意下さい)。青山さんが言われてた写真もたぶんこれだと思います。
※デモのお知らせ
チベット武力弾圧に対する中国大使館前デモ開催決定(チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン)
日時:2008年3月22日(土)午後1時〜
集合場所:東京都港区「三河台公園」
詳細はこちらをご覧下さい。
※拙ブログ関連エントリー
・07/5/5付:大高未貴さんチベットを語る
「漢民族がチベットに持ち込んだものは売春婦だけでなく性病と麻薬の蔓延(まんえん)」「新聞には書けないほどの拷問や性的虐待、強制労働」「戦争でどんなに建物が破壊され、人が殺されても国は滅びない。だが、その国の人々の魂が破壊されたとき、その民族は滅びます」(以上、チベット人の言葉)
・07/5/12付:ペマ・ギャルポさんチベット・モンゴルを語る
「父は新竜県の県長に任命されましたが、中国軍と戦うようになり、私は家族や家来ら20人くらいでチベット中を逃げました。私も流れ弾に当たったこともありました」「こういう生活に慣れると、死ぬのは順番待ちのようなものになり、何も怖いものはなくなりましたね」
・07/10/9付:Nスペ「激流中国『チベット』」
漢民族のホテルで働くチベット人青年のドキュメンタリー。
・08/3/15付:「ムーブ!」スピルバーグ北京五輪にNO!(最近のまとめとチベットも)
・08/3/18付:「ムーブ!」中国の軍事費が急増(台湾総統選とチベット騒乱も)
※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
・こちらからどうぞ。
※参考リンク
・ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay(青山繁晴さんのブログ)
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「今、室井さんが言ったのは、ま、ざまあみろっていうか、中国にちゃんと物申すためにってことでしょう?それで僕、世の中、世界変わったなと思うのはですね、さっきあの、村西さんが見せてくれた、その過去のボイコットって東西の冷戦時代でね、いずれも。で、国ごとのボイコットじゃないですか。ところが今回は選手個人個人が自らの良心に照らして、チベット人が殺されてるらしい中で、自分は平和な祭典と言って参加していいのかという、個人の良心の問題が出てきてるでしょう?(産経3/18参照)だから国でがっちり分けられるんじゃなくてね、個人の生き方の問題になってるんだなあと。で、これはね、中国はね、たとえば日本やアメリカ、ヨーロッパ、どんどん中国に投資してんだから、国ごとでボイコットできるわけがないと、ある意味タカくくってるとこありそうだけど、個人の良心で選手が動き出すとですね、ほんとにこれは深刻なことであって、中国はその個人の選手の良心に訴えかけられるようなことをやらない限りはね、これ、北京五輪、おそらく失敗に終わります」
山本浩之
「あー、確かにそういううねりの方が怖いですもんね。で、今日の青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーなんですが、今日もこれ、引き続きチベット暴動に関するお話だと聞いておりますけども」
青山繁晴
「はい。あのー、このチベットのいわゆる暴動、ある意味では民衆の蜂起でもあると思うし、騒乱でもあり、いろんな見方が分かれちゃいますね。で、やっぱり共産党独裁国家の一番深い部分で起きてることで、だから何が本当なのかみんな知りたいと思うんですよ。それが今日、皆さんにお話ししたいのは……」(フリップ出す)
<キーワード>
写真が暴く嘘
青山繁晴
「たった1枚の写真によって、見事に暴かれる嘘がある」
山本浩之
「その写真が、を、もうすでに見てるわけですね。今日見せてもらえるっていうことですか」
青山繁晴
「はい。あのー、皆さんといっしょに見ながら、こうやって嘘というのは暴かれるんだというのを、いっしょに考えていきたいと思います」
山本浩之
「わかりました。コマーシャルのあと、青山さんの解説です」
(いったんCM)
山本浩之
「さ、今回のチベット暴動では、報道規制が非常に強いんです。えー、それもありまして、中国政府とチベット亡命政府の発表に、ま、大きな、これ、食い違いがあるということで、よく報道の中では、政府が発表してるんだけども、映像から、たとえば亡くなった死体から銃創の跡が見つかったりと。そうすると発砲してないと言ってる政府の発表が全くの嘘であるということがわかったりするんですけど、報道規制が非常に強いんですよ」
室井佑月
「全然違うじゃん、最初から。だって10人死んだって中国はね、発表だったけど、チベットの方が80人ってすぐ出てきたしね」
山本浩之
「実数はまだほんとにわからない状況で、そこで青山さんの先ほどのキーワードが『写真が暴く嘘』ということで、ものすごくこの写真に私は興味があるんですけど、よろしくお願いします」
青山繁晴
「はい。まず、あの、中国側の主張というものを簡単にまとめてみました」
村西利恵
「はい。今回の暴動についての中国側の主張。1つは『ダライ・ラマ14世の陰謀』である。それから『軍は全く関与していない』んだということ。さらにはヤマヒロさんからもありました『発砲していない』ということですよね」
青山繁晴
「えー、警察であっても発砲はしてないと、人を殺傷するようなことはしてないと、この、そういうことを言ってるわけですね、中国はね。それでたった1枚の写真、ちょっと出して下さい」
青山繁晴
「はい。これは3月15日にチベット自治区の実質的な都であります、ラサでロイター通信が撮ったものですね。ロイター通信が撮って世界に配信したんですけど、えー、ここにまあ、警官隊、これ警官隊ですね(前方に立っている人たちを指して)、警官がいて、で、ここに車両があるんですね。で、この車両、まずですね、ここを見て下さい」(拡大された画像がパネルに出る)
青山繁晴
「ここ、あの、まあ巨大な、何か糸巻きみたいにも見えますが、これ、岡安さん、何だと思いますか?」
岡安譲(若手キャスター)
「はい。えー、これ、大砲の装填室とかそんな感じですか?」
青山繁晴
「あー、それは非常に近いです。その通りで、これは普通で言うと、これもし警察の車だったらですね、上に機関銃があって、その機関銃の台座なんですね。ところが、これ見てわかりますように、これ、もうちょっとアップにしてくれますか(いったん引いてた画像が再びアップに)。とっても大きいでしょ。というのは、この大きさから、実はここにちょっと隠れちゃってるその機銃の砲身、ね、この、ま、筒みたいに見える砲身の部分は、あるいはその弾の光景がどれぐらいか、が、えー、これはつまり、私のような専門家であったり、それからもっと正確には日本の防衛省や、それから警察庁も含め、あるいはアメリカ、イギリスの情報機関を含め、見る人が見たらわかっちゃいます。で、この台座、もっと正確にいうと砲塔からわかるのは、これ、25ミリの機関銃だってことなんですね。で、25ミリの機関銃ってこれ、とても大きいものです。たとえば旧日本海軍が、空からやってくる戦闘機を撃ち落とすのに使ってた対空砲火が、25ミリの機関砲なんですよ」
一同
「へえーー」
青山繁晴
「つまり、そんなものを持ってる警察車両っていうのは、世界にありません。もちろん中国の警察であっても、それはありえない。さらにですね、ちょっとこの下を、ここ、見て下さい。ここちょっとアップにしていただきますと(拡大された画像が出る)、このタイヤのすぐ脇にあるこれ、ちょっと円形に見える物、これ何だと思いますか?ヤマヒロさん、どうですか」
山本浩之
「扇風機みたいやね、確かに……」
青山繁晴
「扇風機……」
山本浩之
「推進するための何か、回す……」
青山繁晴
「あ、その通りです」
岡安譲
「水陸両用なんじゃないですか?」
青山繁晴
「あ、その通り。いや、岡安さん、すごい。これは知ってた?」
岡安譲
「いや、知らなかったです。でもスクリューが……」
青山繁晴
「その通りで、これあの、まあプロペラ状のもの、スクリューをこれ、円で囲ってるんですね。すなわちこの車両は水陸両用車で、このまんま水の中に入っていって、時速8キロでそのまま進めるっていう優れものなんです。水陸両用車を持ってる警察も、中国含めて世界にありません。で、もう1回写真もとに戻して下さい。そしてその上でね、つまり今言ってきてわかるのは、どうも警察の車じゃないってこと、わかりますね。そして、これ何ですか、これ。この奇妙な物。村西さん、どうですか?」
村西利恵
「紙が貼ってあるように見えるんですけど、何かこう通達みたいなのをここに貼って……」
青山繁晴
「それはあの、村西さんの神経がいかにまともかってことなんですけど、これ実はね、本当はアメリカ、イギリスはもっと拡大して見てて、これ新聞なんです、新聞。日本の情報機関、日本に情報機関あんのかって言われる人いるでしょうが、日本の警察庁のたとえば外事情報局、それから防衛省の情報本部は世界で優秀で有名なんです。余談ですけど、そのせっかくの情報が首相官邸や外務省に全然行かない、活かされてないっていうね、重大な問題あるけど。アメリカ、イギリスに僕、確認しましたが、日本もちゃんとこれはもう分析してて、新聞紙なんです。新聞紙、何でこんなとこに新聞紙、貼ってるか。ね。村西さんの言う通告だったらまともなんですけど、ただの新聞紙貼ってるわけですから、この目的は……」
村西利恵
「あ、じゃあ何かを塞いだり、隠したり……」
青山繁晴
「その通り。何を塞いでるかというと、ここ(車体の右側)にあるのは人民解放軍の赤い星なんです」
一同
「ああー(納得)」
青山繁晴
「赤い星を隠し、で、ここ(車体の後部)には、この所属してる部隊のマークと、それから車体番号が書いてある」
一同
「へええーー(ざわざわ)」
村西利恵
「わからないようにしてるってことですか」
青山繁晴
「で、この警察車両の正体というのは、ちょっと字を出してくれますか。はい、『歩兵戦闘車』。で、これは中国人民解放軍、ま、中国軍の陸軍の歩兵戦闘車で、このロイター通信もAPC、APCって装甲車のことですけど、ざっくばらんっていうか、その、大ざっぱに装甲車と流してるんですが、これはただの装甲車じゃなくて、いわゆる機動歩兵、歩兵が機動化した、つまり最先端の、最新鋭の歩兵が乗っかってる戦闘車なんですね。それがわかるとですね、ちょっとこれ、もとの大きさに写真戻してくれますか。……あ、この大きさですね。これもう1回見ていただくと、こう微妙な雰囲気がわかりますか?この写真の現場の。もう1回言いますが、さっき言いました通り、これ警察官ですね、で、警察車両が通るにしてはこう、微妙に距離をおいて……」
山本浩之
「確かにそういわれれば、何か遠巻きにしてるって感じで……」
青山繁晴
「遠巻きにしてる、その通りで、これはまさしく中国陸軍の最新鋭の機動歩兵がこの中に、これ(車体後部の新聞貼ってあるあたりを示して)が実はハッチなんです。ハッチの中に隠れてることを、警官知ってるから、遠巻きにして見てるってことなんですね。そうするとまず、軍が関与してないっていうさっきの中国側の主張は間違いだと、嘘だということがわかりますね」
一同
「ああー(同意)」
青山繁晴
「そしてさっきの嘘の3つめで言いますと、その、発砲してないということがありましたけれども、中国側の主張としてありましたが、これは残念ながら写真は見せるわけにはいかないんですけれども、BBC、えー、イギリスの国営放送ですよ、そのBBCが、ま、これは四川省での犠牲者ですけど、犠牲者の写真を3体、流しました。えー、それ、あの、ボカシが入ってるんですけどね。僕の身体で説明しますと、1体は若い青年の死体で、亡骸で、この心臓近くに一撃で殺されてるんですね。それからもう1体は中年男性が、首筋(後ろ)のちょうどこの真ん中、やはり一撃で殺されてると。それからもう1人は少年の遺体で、顔の真ん中、まるでゴルゴ13が撃ったかのように顔の真ん中、銃撃されて亡くなってるわけですね。で、これもちろん、その写真からだけ、写真だけでは全てを言うことはできませんが、仮に中国側の発砲であるとすると、というのは、チベット人というのは銃を持ってませんから。見たらわかる。石ころしか持ってないから、これは中国側である可能性が高くて、しかも普通の警察官じゃなくて、さっきの機動歩兵のような特殊訓練を受けた、軍による発砲である可能性が高いということなんですね。そして皆さん、さっきの中国側の3つの主張を思い出していただくと、ダライ・ラマ14世の、その、陰謀だというふうに中国は主張してるわけですが、これ実はですね、たとえばアメリカの情報機関は衛星でも見てますが、それだけじゃなくて、実はチベットのような所にはですね、電話は設置してて、無料で、その、これあの、アメリカ関係の軍じゃなくて、アメリカ関係の放送局、ラジオ局などにつながる電話なんですが、無料なんです。その電話で、今つながってるかどうかははっきりしませんけれども、かなり詳しく暴動の様子を聞いてて、えー、それらの情報を総合するとですね。これ、絶対真実とは言い切れません。あくまでもその、いわばチベット人の側からの情報ですからね。しかしそれを総合するとですね、その、そもそも3月10日、毎年3月10日っていうのは、昔チベットが中国に武力制圧された、される時のチベット動乱の記念日なんで、毎年何らかのデモがあってですね。今年はそのデモに合わせて、いわばその直前にですね、そのデモに合わせて、ダライ・ラマ14世が『北京オリンピックは基本的に支持する』と、『北京オリンピックを開く資格が中国にはある』、但し条件付きで、『自由をもっと下さい』とか、『高度な自治が必要だ』ってことを言ったわけ。それに対して、その、電話によると、そのデモに参加したチベット人たちは2つ怒ったと。1つは、ダライ・ラマ14世にそれを言わせる中国共産党や中国政府に対して改めて反発し、同時に大事なとこ、ダライ・ラマ14世の穏健路線、そうやってオリンピックを開くって言った以上はですね、さっき、この前の説明にありましたね、聖火リレーがチョモランマ、エベレストを登頂するわけですから、それが放送されてですね、世界に。それでオリンピック開かれたら、チベットは中国の一部だということが完全に世界に固定されてしまうから、ダライ・ラマ14世が一定の条件付きでオリンピック自体を支持するって言ったことにも反発した。ダライ・ラマさんが穏健路線をとるから、たとえばチベットに中国人がどんどん入っていって、チベット人女性と結婚をして、その結果、純粋なチベットの子供がだんだんいなくなってる。民族が根絶やしになっていくんじゃないかと不満が重なって、だから大きなデモになっていって、そして大事なことはですね、中国側は予め警備をひいてましたが、警察車両の中に、少数の軍の車両がいて、さっき皆さんが見たような軍の車両、ああいう迷彩カラーの軍の車両がいて、その軍の車両が突然、警察と違って群衆の中に入っていって、轢き殺し、射殺し、という狂ったような行動に出て、それがワーッと暴動につながっていったらしいと。で、これで一番ショック受けたのが、実は他でもない中国共産党中央であって、北京にいる胡錦濤国家主席や温家宝首相であったであろうと、日本、アメリカ、イギリス、こういう国々は見てるわけです。だからこそ温家宝さんは、あの全人代、中国の国会で、『全部ダライ・ラマが悪いんだ』と。本当は軍の暴発だから。ね。軍の暴発ってこと言えないから。だから軍は関与してないということを、どうしても言わざるをえない。そこまで実は追い込まれてるということが、この暴動の真相らしいと。そしてもう1つ、これはある意味、中国がいわばチベットをなめきって好きなように占領してきたわけですけど、ちょっと地図を見てほしいんですが」
青山繁晴
「地図を見ていただきたいんですね。その、チベット人をいわば分断して統治、チベット人から見たら支配するために、中国から言ったら統治するために何したかというと、こういうふうに4つに分けたわけですっよ。ね。チベット人たちを。ところが4つに分けたためにこのエリアはですね、自治区、青海省、甘粛省、四川省、要するに中国の広大な領土の、広さだけでいうとかなりの部分を占めてしまうわけですね。そうすると、そのチベット人がいったん決意して、北京オリンピックってものを、まあ、その機会を活かしてこういう動きに出たら、実は中華帝国と言われる今の中国の大きな力っていうものは、案外、終わりの始まりかもしれないということが言えるわけですね。そしてもう1つ皆さんにお話ししたいのは、その中国に寄り添って、毒ギョーザ事件でも、室井さんが言った通り、いわば中国側に寄り添ってる福田首相、福田首相にも実はこれが来るであろうと」(フリップ出す)
<キーワード>
チベット暴動が福田首相を襲う
村西利恵
「このチベットの暴動が福田総理を襲うんだと。この内容についてはCMのあと、詳しく解説していただきます」
(いったんCM)
山本浩之
「ま、いろんな問題が福田総理を窮地に追い込んでるわけですけども、青山さんが今出したキーワードは『チベット暴動が福田首相を襲う』です。続きをお願いします」
青山繁晴
「はい。この写真、『福田首相を襲う』って僕に言われて、何で僕が襲われなきゃいけないのと、ほんとにそういうお顔をされてるように見えますけれどね、これは実はこの記者会見をちょっと皆さんに見ていただきたいんです。はい」
青山繁晴
「これ、福田さんの記者会見じゃなくて、外務省の外務官僚のトップである藪中事務次官、まあ北朝鮮問題で有名になった人ですね。この人が3月17日の定例記者会見で記者団から、チベット問題は胡錦濤国家主席の来日とどう影響しますか?って聞かれたらですね、『関係ない』と、『影響ない』と言ったわけです。これね、何ですと!?という話でね。これ、もちろん関係あるし影響あるに決まってるっていうだけじゃなくて、それだけなら福田さんが襲われるまで僕は言わないけれども、これ実は、このまま胡錦濤国家主席を日本に迎えるかどうかっていうのは重大な政治判断の問題で、お役人に勝手にこんなこと言われること自体が、福田さんが、日銀総裁人事と同じように官僚にいかになめられてるかってことなんですが、さあその日中首脳会談をいつやるか、今のところ5月の連休終わったらすぐやるってことになってるでしょう?そうすると胡錦濤国家主席は、このチベット騒乱後に初めて外国に行き、おそらく初めての主要国との首脳会談やるわけですね。その時に日本側、もしそのままやれば、この3つの選択肢しかない。はい、ちょっと出して下さい」
村西利恵
「(パネル見るなり一同苦笑)1つめが『一切チベットの話を取り上げない』。2つめが『ダライ・ラマの陰謀という中国の主張を黙って聞いてしまう』。3つめが『中国に情報公開と自制を促す』」
青山繁晴
「はい。もしここに、もしこの場に福田総理がいらっしゃったら、いやいや、この間(2と3の間)にもう1つあるじゃないですかと」
一同
「何ですか?」
青山繁晴
「というのは、夕べ福田さんはね、チベットと中国の双方に、とははっきり言わなかったんだけど、まあ双方に自制を促したいと言ったわけですね。それは誰の真似っこしてるかというと、アメリカのライス国務長官が、あ、アメリカも今ね、情報はたくさん取ってるけど姿勢はあいまいだから、ブッシュ政権は。だからそれを真似っこして、いや、ここに(2と3の間に)あるじゃないですかと、おそらく言いたいんでしょう。ちょっと待って下さい。日中首脳会談はもう5月になってるんですよ。その間もずっとチベットの側が無事に動きができてるか、おそらくそんなことはありませんね。さっきの機動歩兵も含めて完全に制圧されてるに決まってるから、ほんとは世界が注目するのは、この3つ目が言えるかどうかだけなんですよ。まさか無視したりですね、まさか中国の言うこと黙って聞いたりしないだろう、せめて3つめ、情報公開と自制ぐらい、あったりまえの要求なんだから、それぐらい言えるだろうと思いきや、元外務大臣、僕が信頼してる元外務大臣ね、外務大臣、何人もいないんだけど、もう今日ははっきり言います。僕に電話でこう言いました」
青山繁晴
「(パネル見るなり一同苦笑)『青山さん、福田さんはそんなこと言えるはずがないよ!』と。『毒ギョーザ事件でね、中国の公安省がまるで日本側が入れたかのような記者会見をして、それ、我が総理は』、我が総理と言ったんですよ、『我が総理は非常に前向きだと発言したままじゃないですか』と」
一同
「うーーん」
青山繁晴
「というふうに元外務大臣が言ったという事実、これを考えますとね、えー、このまま日中首脳会談をやり、その前に胡錦濤国家主席を迎えるってことは、つまり福田さんがこういう、その、要するに与党の中の疑問に対してもどういう姿勢をとるのかを予め決めて、それから外務次官に話を下ろすべきが、もう逆さまで、要するに日本国外務省は、中国はやりたいわけですから、なにごともなかったかのように日本にやって来て、たとえば、ま、せいぜい自制を促すと言われて、ああそうですね、ぐらいに言っときゃ済むっていうことでやって来る。毒ギョーザ問題もそこでもう完全にうやむやにしてしまうってこと狙ってくるわけですから、それに対して総理が指導力発揮しないといけないけど、日銀総裁人事見てても、その期待は薄いから、この元外務大臣も結局言ってんのは、『やっぱり自分は政治家で、現職の代議士だから言うのは何だけど、やっぱり国民の意思だよね』と。国民が胡錦濤国家主席の来日はまあ譲っても、7月のサミットのオブザーバー参加でいいじゃないですかって意見がはっきり出てくれば、福田さんはそれを気にする人だから、変わるんじゃないのとも言えるわけです。だから僕らのやっぱり考えどころだと思うんですね」
山本浩之
「はあー……」
室井佑月
「でも私の予想だと、1番と2番で決める気がするね、福田さんは(一同笑)」
青山繁晴
「いや、それ正しいんだけどね。もしそれ福田さんがやるとですね、僕ら日本国民が世界から、はっきり言うと、あきれられる」
一同
「そうですねー」
青山繁晴
「私たち日本国民が恥をかくんですよ。こんな、チベット騒乱がなかったような顔するっていうのはね。それからちょっと最後、10秒だけ言いたいのはですね、その、チベット暴動っていう言い方も僕はほんとはしたくない。というのは、やっぱり普通に考えれば、チベット人というのは、どう考えても中国人じゃないように僕らには見えますね。で、その中でどんどんチベット人と言える子供が減っていく中で、北京五輪を利用したと言う人がいるだろうけどね、そういう意見はあるだろうけど、勇気を持って、ただ石ころだけを手に立ち上がったところもあるから、それだからこそ中国にとっても、嘘じゃない本当の情報を、ま、必死で集めてるわけですから、この番組、このコーナーで伝えたいのもそういうことなんです。一方的に中国を非難するのが目的じゃなくて」
山本浩之
「目的じゃないですけど、温家宝さんが全人代であそこまではっきり言うんだったら、きっちりとその報道というものを、全世界に向けて発信しないと」
青山繁晴
「その通り」
山本浩之
「前の日にこうやってシャッターを、こうね、やってる暴動のシーン見せて、次の日に普通に買い物してます、はい、チベットはもう終わりましたっていう、そんな馬鹿なことはないですよね」
一同
「(同意)」
室井佑月
「ありえない。まだまだ中国って怖い国だと思っちゃう」
山本浩之
「怖い国ですよ。今のままだったら中国って怖い国だって、僕たち言い続けますよ」
青山繁晴
「怖い国だけど、やっぱり一種スキが見えたのは、あの温家宝さんの異常な様子、ひきつった表情っていうのは、軍に暴走されてると。中国共産党のコントロールがきかなくなってるっていうね」
山本浩之
「どこの国も同じですね、もうそうなってくると」
青山繁晴
「だから日本は官僚に暴走され、中国は軍に暴走されてるっていうのが○○(聞きとれず)です」
山本浩之
「いや、ほんと、だけど、大勢の方、命が失われてるわけですから、これ、笑い事じゃありません。あの、注視してこれからも、チベット暴動については見続けたいと思います。“ニュースDEズバリ”のコーナーでした」
____________________________内容紹介ここまで
ヤマヒロさんが最初に「今回、まあ政治とスポーツは切り離すべきだという意見はあるんですけれども、現実はいろんな問題があって、そうは言ってられません」と言った時点で、私はすでにGJ!と小さく叫んでいました。
というのは、同じ日(3/19)の昼に放送された「ワイドスクランブル」、北京五輪ボイコット問題で出演者一同が「政治とスポーツは切り離すべき」と盛り上がったのを見て、私は不快な気分になっていたからです。
具体的に言うと、1980年のモスクワ五輪の際、イギリス政府がボイコットを指示したにも関わらず、イギリスのオリンピック委員会は自費で選手をモスクワ五輪に参加させたという話が紹介されました。
で、コーナー担当者(たぶんテレ朝アナ)及び出演者(山本晋也など)一同、「イギリスのオリンピック委員会はすばらしい!」「政治とスポーツは分けて考えるべきだ」「日本も万一政府がボイコット指示しても選手派遣を」「選手の思いを大切に」と盛り上がりましてね。私には異様な光景に見えました。
万に一つもありえないとは思うけど、もし日本がボイコットすることになったら、そりゃ選手諸君には気の毒だと思います。ですが、選手の「思い」と、チベット人はじめ中共に今も弾圧され命を奪われている人たちの「思い」を秤にかけたら、どちらが重いだろうか?
選手諸君には申し訳ないけど、私は後者の方が重いと思います。
「政治とは分けて考えるべき」と言うけど、五輪を「平和の祭典」と銘打っている以上、分けて考えることの方が矛盾を感じてしまうのですが。
そもそもが、政治とスポーツを一番分けて考えてないのが中共だと思いますしね。
さて、チベット騒乱の目撃者の証言が、内外のメディアでぽつぽつと出てきていますが、3/18(火)放送「ムーブ!」でも興味深い証言が紹介されていました。
ラサ市内に現在もいる日本人の証言で、本番前に堀江政生キャスターが電話取材をしました。
「特定されてしまうと中国政府から何らかの不利益を被る可能性がある」ため、音声を変えて放送していました。やりとりを一部紹介します。
Q:武装した警官とか戦車とか装甲車は?
A:今はもう軍のトラックですね。武装はしてます。
Q:市民に向けて発砲は?
A:もうないですね。初日(14日)に爆発音は遠くにいても結構聞こえましたね。
Q:身の危険は感じる?
A:15日とか、中心街に入ろうとすると大声で止められたりしたんで、その時はピリピリしてたんですが、今はもういたって平穏ですね。外国人もパスポートを見せれば無条件で入れるようになってる。
(但し、外国人が入れない場所があると彼は言う――)
A:今、一番ラサの中心にある「ジョカン寺」の周りは一切入れないので、おそらくその周りでは中国軍が発砲してると思いますね。あともう一つ、「ラモチェ寺」というところもあるんですけど、そこが今回の騒動の発端の場所みたいで、その2つの場所はもう相変わらず閉鎖されてますんで、何かしら発砲の痕跡とかがあって、今かたしてる(片づけてる)最中か何かだと思います。まだ何らかの遺体とかが残ってたりするかもしれないですね。
Q:その辺りは確認はできない?
A:外国人はもう基本的に入っちゃ行けないエリアは、ほぼ入れない状態ですね。
これを受けての、勝谷誠彦さんのコメント。
我々の感覚では、今、何人が殺されたってことを話題にしますけど、私が恐れるのは、これから拘束される人たちの運命なんです。つまり「ジョカン寺」の周りを封鎖するっていうのは、「ジョカン寺」のあたり、それから最初の暴動のもとになった所あたり、つまり、首謀者を捜してるわけです。首謀者と彼らが、中国が決めたらそいつが首謀者なんです。それを徹底的にあぶり出して、連れて行って、今からどういう残虐なことが行われるか。これを国際社会は監視しなきゃいけないし、ダライ・ラマ猊下が心配なさっているのは、たぶんそのことなんですね。
残念ながら、日本人は忘れっぽい民族です。
今はまだ連日この問題についての報道がされていますが、やがてだんだんと報道されなくなっていくでしょう。その時こそが危ない。
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日時:2008年3月22日(土)午後1時〜
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・07/5/5付:大高未貴さんチベットを語る
「漢民族がチベットに持ち込んだものは売春婦だけでなく性病と麻薬の蔓延(まんえん)」「新聞には書けないほどの拷問や性的虐待、強制労働」「戦争でどんなに建物が破壊され、人が殺されても国は滅びない。だが、その国の人々の魂が破壊されたとき、その民族は滅びます」(以上、チベット人の言葉)
・07/5/12付:ペマ・ギャルポさんチベット・モンゴルを語る
「父は新竜県の県長に任命されましたが、中国軍と戦うようになり、私は家族や家来ら20人くらいでチベット中を逃げました。私も流れ弾に当たったこともありました」「こういう生活に慣れると、死ぬのは順番待ちのようなものになり、何も怖いものはなくなりましたね」
・07/10/9付:Nスペ「激流中国『チベット』」
漢民族のホテルで働くチベット人青年のドキュメンタリー。
・08/3/15付:「ムーブ!」スピルバーグ北京五輪にNO!(最近のまとめとチベットも)
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Comments
中国はおかしい?と少し思い
餃子事件の警察の対応でこの
国はマジでおかしいと思い
今回のチベット問題で 中国は
きちがい だと多くの人が知った
と思います。。。
この流れはいいことです
ところでくっくりさん
アクセスカウンターをつけて
みては?
くっくりさんのブログかなり
人気あると思う
見てる人は多いと思います
できれば今日は何人訪問とまで
わかる 一週間で何人訪問まで
わかるアクセスカウンターを
つけてみては?
在宅だよね?ときどき
外見て 遠く見て
また 目をぐりぐり動かして
目に筋肉が衰えないようにしてな
遠くみて近く見るを繰り返すこと
で 時々は 運動もしてね
【90式/92式装輪装甲車(WZ-551/WZ-551A)】
>>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A9%E5%85%B5%E6%88%A6%E9%97%98%E8%BB%8A
【歩兵戦闘車】
今日話題になってた装甲車両の話なんですが、一応
「人民警察」にも配備されてまつ。
そしてやや専門的で細かい指摘になりますが本日のキモになっていた部分でもありますし、注釈をいれます。
件の装甲車両はあくまで分類上『歩兵戦闘車』ではありません。装輪装甲車、兵員輸送車付近にあたる車両でして、先進各国にも軍用から警察車両に転用されている装甲車両があります。
確かに中国のそれは過剰な性能、攻撃力ともいえますが、政情不安定な国家においては普通に存在します。
>>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%85%E7%94%B2%E8%BB%8A
【装甲車 警察用装甲車を参照ください】
つまり、当該車両の確認だけでは人民解放軍の関与や出動を裏付ける論拠にはならないのです。
車両の隠された部分に関する疑惑は正当なものですが
本日の青山氏のお話では事実誤認による予測により議論に負けます。
実際に人民解放軍の出動を指摘してるメディアは海外にもありませんよね?
さすがにそこは普段から少数民族やデモの弾圧をやっている中国。タテマエを通せるようには網張ってます。
国家が武力を使っての弾圧には違いないのですから、情報が少ない時点で武力と軍事力の差に拘ってポカミスを出すのもマズいと思いますのですよ
まぁ一般TV視聴者程度にはこれぐらいカマかけてビビらせたほうがいいのかもですが。
私もそう思います。
ボトムアップの動きに注目ですか。散発的でもどこかの国も声を挙げれば盛り上がるのですが。馬候補は選挙対策でしょうか。
日本も呑気に訪日を迎えては、累が及びそうです。キャンセル、最低でも延期するべきでしょう。
● 2ちゃんねる 〜 (08.3.19)
【北京五輪】スポンサー悲鳴 イメージアップどころか、チベット&ダルフール虐殺で逆にイメージダウン…世論対策の緊急集会を開催へ★6
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1205891494/
「チベットデモが流血事態につながり、北京五輪スポンサーが頭を抱えているとウォルストリート ジャーナル(WSJ)が17日、報道した。」
● WSJ 〜Sponsors' Olympic Balancing Act(08.3.17)
http://online.wsj.com/article/SB120570507375240027.html
(英字サイト。2ch記事の参照元)
それに、オリンピックを開催して、各国の取材陣、パパラッチなどが大量に押し寄せて さすがに中国ですら情報操作できないぐらいの勢いで 中国の真の姿を取材して配信する事ができれば、それもかなりの効果だと思いますが
今日はチベット、明日は日本
非暴力無抵抗主義がいかに悲惨な結果を招くか。
天は自ら助くる者を助く。これが真理金言
抗議デモに行ってきます。
中国に仕事で同僚が行ってる身としては、とりあえず胸をなでおろしてるのも正直なところ。
まぁ、日本邦人が拘束されることは、とりあえず無いでしょうから。
でも、同時に不安が激増です。
日本がナメられるということは、
少しでも日本政府が反抗的な事を言おうもんなら、
すぐに懲罰とか言って何かしてくるかも知れません。
脅せばなんでも言うことを聞くと思われるのは、
中国進出企業にとって致命傷な気がする・・・。
http://www.people.ne.jp/a/0539dcd91d52453cb7dcb64d1bf8328a
この記者会見、日本のメディアは質問をさせてもらえませんでした。露骨な嫌がらせです罠。
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080318043.html
今回チベット鎮圧に動員された“歩兵戦闘車”についてはこちらのブログも参考になります。なお米欄16番に貼られたリンクのうち、2番目と3番目(特に3番目)のものは心臓が弱い方は見ないでください。ワタシはさっき見てしまい、飯時に見るんじゃなかったと激しく後悔しています。(;_;)
http://obiekt.seesaa.net/article/90184926.html
すいません、ウィキ以外のソースあったらおねがいします。
中国軍最新鋭装甲車、チベット展開 軍事評論家指摘
http://www.asahi.com/international/update/0319/TKY200803190051.html
中国に詳しいカナダの軍事評論家、平可夫氏は18日、香港のテレビ局がチベット自治区ラサ市内で撮った映像に中国軍の最新鋭装甲車が写っている、と指摘した。
15、16日に香港の複数テレビ局がラサ市中心部に展開する多数の装甲車を撮影。同氏によると軍機械化歩兵師団の精鋭部隊に配備されている90式と92式の重装甲車で、映像では軍の所属を示す赤い星印を白い布で覆っていた。同自治区のシャンパプンツォク主席は17日の記者会見で「軍は鎮圧に加わっていない」と強調している。
週刊オブイェクト
http://obiekt.seesaa.net/article/90184926.html
人民武装警察は90式/92式装輪装甲車の派生型を装備していますが、しかしこの事件の報道で見る限り、人民解放軍仕様の90式/92式装輪装甲車が出動している事が分かります。ましてや、装軌式の85式/89式装甲車まで出てきているのに軍隊ではありませんと言われても説得力が有りません。可能性としては解放軍で余剰となった車両をそのまま武装警察で使っている事も考えられますが、装甲車乗員の迷彩服が武装警察用ではなく解放軍モデルであり、やはり軍隊である可能性が高いです。
アンカー見そびれていたので、大変有難ったです!!
もっと多くの番組でこのようなことを取り上げてもらえたらいいですよね。
大規模OFF板【胡錦濤来日時に東京をチベット旗だらけにするOFF 】@ wiki
http://www8.atwiki.jp/tibet_wiki/
胡錦濤来日迄に日本中をチベット旗だらけにするOFF5
http://sports11.2ch.net/test/read.cgi/offmatrix/1205922206/
餃子の屋台の出店と、合わせ技で歓迎するのも一興ですww
銃撃跡のある遺体も・・・
各国政府は現在、中国の経済的圧力を考慮し五輪ボイコットには否定的ですが、民間人の反発は止む事はないでしょう
しかし日本人観光客に日本に帰って来てまでも喋らせないとは、どんな脅しをかけたのやら・・・
装甲車でデモ隊に突入し横たわる人間をトラックで運び去り、全てをチベット人のせいにする
まるで「天安門事件」の再現のようです
KWATさんご紹介の、人民網日本語版「温総理:ダライとの対話の条件はチベット独立の放棄」によれば、中国はもう開き直りどころか、腹を括ったとみてよいのでしょうか。
緊張を最大限に高める事によって、ダライ・ラマ14世の首を獲る(引退)と思います。それによって後は、じっくりと各個殲滅です。
その落とし所をすら見失えば、隣国日本は覚悟を決めるべきでしょう。そうなったら日本は、幕末の人吉藩のようになるのかな。
国内向けにこういう事が通用する国なんだということに着目するべきです。
一部にダライラマ14世の退位を願う動きもあるようですが、
誰が今後立つにしても漢族との対立は無くなりません。
今回鎮圧に派遣された中国軍は成都方面から来たらしいですが、オリンピックを遣る手前、長引かせる訳にはいきません。
どんな国内向け報道をするか楽しみですね。
ところで、装甲車に張ってある新聞って〇サヒ新聞でしょうか?
http://obiekt.seesaa.net/article/90184926.html
3/22 チベット武力弾圧に対する中国大使館前デモ開催決定
日時:2008年3月22日(土)午後1時〜
集合場所:東京都港区「三河台公園」
(港区六本木4-2-27)
集合時間:午後1時
集会:午後1時半〜2時
行進:午後2時〜
解散地点:三河台公園
主催:TSNJ
その他:「チベット問題を考える議員連盟」が参加します。
■□■ チベット大虐殺を止めさせるために ■□■
おまえら、何か行動を起こせ。
「どうせ、俺には何も出来ない」、と、あきらめるな。
■□世界に向けてメッセージを
ttp://www.geocities.jp/saveeastturk/vip118230.jpg
例えば、あのアルジャジーラにも掲載された『トルキスタン問題』の英訳付きの画像を
全世界の画像掲示板に貼り付ける事だけでも、十分な支援効果は得られる
■□チベット問題を広く知ってもらうために
『妻、娘、尼僧たちは繰り返し強姦されまくった。
『特に尊敬されている僧たちは狙いうちされ、尼僧と性交を強いられたりもした。
『あくまでも拒否した僧のある者は腕を叩き切られ、「仏陀に腕を返してもらえ」と嘲笑された。
民族浄化とは、こういう事を言う。声を上げなければ次は日本・台湾だ。対岸の火事じゃぁない。
ttp://sv2.st-kamomo.com/hello/dat/ufa29409.43460.jpg
ttp://www12.axfc.net/uploader/18/so/Ne_14627.zip.html
■□トップ絵を変えさせて注目を
ttp://homepage3.nifty.com/maezou/img-box/img20080317185018.jpg
この画像を見れば、この問題の『何か』を共有できるはずだ。
一人でも多く、この画像を見てもらうよう広めてもらいたい。
一人一人が出来ることは、ディスプレイの前にいてもある。
チベットの問題を解決するのは、九条でも、平和団体でも、ピースウォークでもない。
『世界中の人々が、現実を知り、現実を共有し、現実を直視する事』だ。
インターネットはそのためにある。コピペで救える命がある。
■□■ A.C. 公共コピペ機構
最近、チベットの虐殺ばかりがとりだたされていて少し不満です。確かに生死に関わる大問題ですが、食品の問題も環境の問題も、『静かな殺戮行為だ!』と言おうと思えば言えなくも無い訳だから、こちらの件もしっかりと報道してもらいたいです。
東京五輪に中国はボイコットし参加しませんでしたよ。
なぜこのことを番組のフリップで紹介しないのだ?
あとダライ・ラマが退位をほのめかしているのは、穏健派の私(ダライ・ラマ)が退いたらそのあとどうなるか判ってますか?って中国にメッセージ送ってるんじゃないですか?
>『青山さん、福田さんはそんなこと言えるはずがないよ! 毒ギョーザ事件でね、中国の公安省がまるで日本側が入れたかのような記者会見をして、我が総理は非常に前向きだと発言したままじゃないですか』
この元外務大臣って誰よ? 親中派の田中真紀子、河野洋平じゃなさそうだ。
>元外務大臣が言ったという事実、(中略)こういう、その、要するに与党の中の疑問
ということは元外相は現与党議員の可能性が高い。だから、武藤嘉文、羽田孜、柿澤弘治は違うと思う。
となると現与党議員の中では麻生太郎、中山太郎、町村信孝、川口順子の4人。
麻生太郎さんぽい。中山太郎も似たようなことは言いそう。町村信孝は現官房長官という現職閣僚の立場でこのような福田批判のコメントは取れないと思う。川口順子はここまで言わないと思う。
「我が総理」という台詞が一番似合うのは麻生太郎だと思う。
暴動直後だから、工作できなかったのでしょう。
この「○○」の部分は「真実」と言ってるように聞こえましたが、どうでしょうか?
>>投下氏
WIKI以外のソースは他に貼られてるリンクでも触れられてますね。
で、書いたとおりですが別に人民解放軍が関与、出動したっていう予測を否定してるわけじゃあないです。
予測や可能性だからそれを前提にしてもしょうがないという事でつ。
>>解放軍で余剰となった車両をそのまま武装警察で使っている事も考えられますが
と仰られている可能性やそもそも少数民族の自治区には警察力として過剰な鎮圧部隊が従来から配置されてますしねい
結局のところ武力で鎮圧してるのには変わりないのだからそれが「人民解放軍」であるか「警察」なのかを問題に語るのはチベット弾圧についての糾弾には意味が無いし、万が一にも揚げ足を取られる材料になりかねない。
ちゅーことを言いたいのですよ〜
青山氏のちと過剰な弁舌を見ましたね
政治的な分析においては重要だと思いますけどね。この件で人民解放軍が関与していてそれなりに事態が収拾すれば縮小傾向にあった人民解放軍の影響力は活性化するでしょうし。
ただチベット弾圧については政治や軍事の薀蓄を予測含みでつつくより人道的見地による糾弾が最も効果的である。ちゅう考えです。
あとあれです、軍事評論家をスケープゴートにした報道ってのはイラクやアフガンでもすき放題言ってはったでしょ(;'A`)
基地からの出動であるとか航空機やミサイルの爆撃であるとかを米軍が観測してCNNで流れたりしない限りは断定し前提とするのはムズいかと
青山さんは軍事の専門家ではないので、この手の誤りはいくつもやっています。
以前にはF15に関するポカをやっている。
この手の人がいかもに情報部と繋がっているとか匂わせると、その発言そのものも疑われてしまうことに
気付いてほしいですな。
ただちょっと気になるのは確かにこの手の装輪装甲車は人民を鎮圧するための武装警察に配備は
されていますが、どうして新聞紙で隠す必要があったというのかということです。警察のマークが
付いていたのであれば、堂々と見せればいいわけだし。数が足りないから軍の装輪装甲車を持ってきた
可能性も否定できません。
今回もどなたかがアンカーのをようつべにアップされています。青山さんのはチベット暴動6と7です。
今回、政府の発表とは異なり、写真に撮られた通り、人民解放軍の部隊が鎮圧に出動しています。
人民解放軍の影響力が活性化するといったことではなく、正に中央政府の意向とは関係なく、地方の政府の意思とは関係なく人民解放軍が介入しているということ自体が大きな問題です。
あの装甲車は、人民解放軍のZSL92であり、青山さんの言う通り、「歩兵戦闘車」です。武警は5.8mm機関銃を装備し、水上浮航能力を省略した派生型を使用していますが、明らかに異なります。
また、元の写真には、前方に車長と運転士が写っており、その装備から明らかに解放軍兵士です。
中華人民共和国政府は、国際社会に堂々と嘘を発表し、しかも内部において、軍のコントロールを失いつつあるという由々しき事態が発生していることが露呈したのです。どこかの国の軍部を思わせる暗い事態です。それを認識して対峙するかどうかは、国家安全保障上も重要な点になります。日本国民は、緊迫の度を増す近隣諸国の情勢を見つめて、自国の進むべき道を決断する時が近づいているように感ずるべきだと思います。
この点は朝のぶったまで青山さんも言ってました。
直接に言うのは中国では大部分の人々は友好です。
極少ない人は戦争が好きですがチベットの暴乱ということは極少ない戦争が好きな人が起こしてしまったんだ 戦争が好きな人は日本でもいるかもしれませんね日本では右翼ということでしょう 分裂国家の事件はどれの国家も起こるかもしれません
全世界人類は平等、軽蔑されるな、最後に言いたい事は全世界の人類 は平和が需要なんです 戦争を反対しようじゃない
「暴乱」は中国人の表現です。日本ではほとんど使いません。
電話で聞いてみました。
・創価学会本部
チベットでの虐殺については、コメントしない。コメントしない理由もコメントしない。
世界でいろいろな事象が起きているが、創価学会はその全てに言及しなければ
ならないのか?チベット虐殺より坊主の芸者遊びを優先する取捨選択の権利は、
創価学会にある。外部であるあなたが言うことではない。
いじめを見て見ぬふりをする人間は、いじめをしている人間と同じではないのか?
と聞くと、それは、学校の話だ。次元が違う。とのこと。
悪には徹底的に戦うのではないのか?と聞くと、悪とは何か?チベット人を虐殺する
のを悪と言うのはあなたの基準だ。創価学会の基準は別にある。
生命の尊厳など、外部のあなたに言われる筋合いではない。
全てを含めて、創価学会は何もコメントしない。その理由もコメントしない。
そんなことを質問するあなたはおかしい人だ。
・公明党本部
チベットでの虐殺を静観している。様子を見ている。
・聖教新聞社
朝日や他のメディアが何もしていないのに、どうして聖教新聞が記事を書かなければならないのか?何もしない。
あなたのような変な人から毎日電話がかかってきて迷惑だ。とにかく聖教新聞は何もしない
在日中国人です。
まず申し上げるのは中国政府のスパイとかなんでもなく、普通の会社員です。喧嘩をうっているつもりがないことを理解していただければ。。。
海外メディアの公平性を疑う。
体制の違うによる必然な偏見を消せないものでしょうか?
中国人は中国政府かメディアに洗脳することもあるが同様に海外(日本も含む)はないとは限らない。
チベット虐殺というなら
今回はチベット独立の擁護者たちが
チベットにいる漢人と現地のチベット人に対する虐殺です。
今回だけはどうしても怒りと不思議を感じるのは殺された漢人(事実洋服屋の店員の若い娘4人が焼き殺されている)暴行をうけたのはチベット人も含むお医者さん;子供;赤十字会;消防隊員なのに、犯人の責任を問う中国政府がなぜ責められる。
ドイツメディアみたいにネパール軍隊をチベットを制圧する写真をチベット暴動だということはないと思いますが。。。
中国軍隊は今回の暴動でチベット人を虐殺する映像をみてないのであったら見せてください。
またオリンピックはスポーツの大会です。
政治大会でも中国のオリンピックではないので、なぜ中国の場合はそんなに政治問題を解決しないといけないですか?
中国は複雑な国です。でも強くなることは悪いことではない。弱いとき事実上100年近く
外から侵略と侮辱をうけていましたから、日本と置き換えて考えてみてください。
日本にいるので特に日本と中国がお互いに理解して友好であるように。。。
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-54.html
創価「チベット無視」か
都合勝手に加工した「平和」「人権」
チベットの惨状には触れず(博士の独り言)
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-1476.html
胡錦濤と池田大作
走狗・池田大作と中国共産党(博士の独り言)
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-1472.html