【アンケート】「次の総理はどちらが良い(マシ)?」結果と全コメント(1)

 アンケート「次の総理大臣はどちらが良い(マシ)ですか?」に投票して下さった皆様、ありがとうございました。
 投票結果の発表および皆様からいただいた全コメントを一挙掲載いたします。
 
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Q:菅さんと小沢さん、次の総理大臣はどちらが良い(マシ)ですか?宜しければ理由もお聞かせ下さい(50文字以内)。

[投票期間]
 2010/9/4〜9/10

[投票総数]
 1239票

[投票結果]
 菅直人……(181票/14.6%)
 小沢一郎……(191票/15.4%)
 どちらもダメ……(856票/69.1%)
 わからない……(11票/0.9%)


※「菅直人」を選ぶところを間違って「小沢一郎」を選んでしまったという申し出が1件ありましたが、上の数字は触っていません。
※二重投票らしきものが数票見られました。それには2ケースあります。
 (1)一瞬で2回投票ボタンを押してしまった(?)のか、悪意なく連続2票入れてしまわれたケース。
 (2)こちらのデータでは2度目の投票は上書きされていて1票のままなのですが、ご本人が「一人で何回も投票できる」と主張されており、こちらではこれ以上確認しようがないケース。
 いずれも多勢には影響ないとみなし、上の数字は触っていません。
※この人気ブログランキング投票システムの説明では、いちおう「1台のパソコンからは1つの投票しか反映されないため、正確な投票結果が得られる」となっています。ただ、どんなシステムにも抜け穴はあるものです。それに、ご自宅に2台PCがあったり、自宅と会社でそれぞれ1票投じられる方もおられるかもしれませんので、二重投票を完全になくすのは無理でしょう。そこのあたり予め了解いただいた上で、参考になさって下さい。

 いただいたコメントの掲載の前に、僭越ながらまず私の方から総括を……。
 
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「アンカー」北後継問題と民主代表選外国人投票問題(尖閣中国船も)

■9/8放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

北朝鮮の後継体制はどうなる?金一族の支配続くか?党代表者会の行方は?政治危機を青山ズバリ

100908-17gai.jpg 北朝鮮の後継者問題と日本の民主党代表選。いずれも世界は注目しています。
 先週少し触れてくれた民主党代表選に在日外国人が投票できる問題について、今日は後半部分でじっくり解説してくれました。

 コーナー前に、尖閣諸島で中国漁船が巡視船に接触した問題についてニュース報道&青山さんの解説がありましたので、まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。
 さらに番組最後の方で、鈴木宗男議員上告棄却で実刑確定へ…についても青山さんの解説がありましたので、ここの部分も要旨を最後に付けました。

 コーナー本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 YouTubeに動画を見つけられなかったため、画像はテレビ画面からデジカメで撮影しました。粗いですがご容赦下さい。


 内容紹介ここから____________________________

 …………青山さんのニュース解説(あくまで要旨)…………
      (  )内は山本浩之キャスターの発言です
 
沖縄・尖閣諸島中国漁船巡視船接触問題 海上保安庁、逮捕の漁船船長の身柄を移送(FNN9/8)
尖閣諸島中国漁船接触問題 仙谷官房長官「わが国の法令に基づいて厳正に対処」(FNN9/8)
尖閣諸島沖で海保巡視船と中国漁船が接触 中国外務省「この海域は以前から中国領土」(FNN9/7)
尖閣諸島中国漁船接触問題 反日団体のメンバーら、北京の日本大使館前で抗議活動(FNN9/8)

(ま、あれだけのことをしているわけですから逮捕は当然。今回、日本政府の対応も含めて青山さんはどういうふうに?)

 まず今のVTRの中で中国外務省の女性の副報道局長は、尖閣諸島あたりのことを古くから中国の領土とおっしゃったが、はっきり言うと噴飯物。世界が笑いかねないぐらい間違った主張。客観的な事実として、まず1952年にサンフランシスコ講和条約が結ばれて日本が独立を回復した時に、尖閣諸島や沖縄諸島を含む南西諸島は日本のものであるけれども、当面はアメリカが施政権を持つというのが条約に書いてあった。そのあと20年かかって沖縄は日本に返ってきたが、問題はその1952年の条約の条文の中に、尖閣諸島は日本のものという趣旨が書き込まれている。その時は今の中華人民共和国が成立してすでに3年経ってたから、古くから領土と言うならそこで当然声を挙げるべきなのに一言の声もなかった。最初に声が挙がったのは、1969年になって尖閣諸島の海の下に天然ガスや資源があるってことが分かってから突然、古くから自分の領土だと言い出したわけですから、これはもう日中が争ってるんじゃなくて、国際社会から見て、どの立場で見ても日本の領土であって、中国と、台湾なんかも領有権主張してますが、こういう中国含む一部の国だけがあとからこういうことを言い始めたってことなんですよ。

(国際的なその認識の中では日本の領土なんだというものだが、こういうことが起こる度に、中国側から官民歩調を合わせて抗議行動をとる。これ今後に向けて日本政府はやはりこの問題だけじゃなく、○○していくとしたら、どういうふうなやり方が?)

 まず今の中国の外務省の会見だけじゃなく、大使館前の抗議行動とか見て、日本国民の側にも感情的な高ぶりがあると思うが、中国政府はもっとしたたかで、いずれ、できたら中国は領土問題に格上げしたい。今、領土問題にすらなってない。で、格上げして、たとえば仮に国際司法裁判所とか国連海洋法条約裁判所で争うことがあるとしたら、こういう時にこう積み上げをしておきたいんですよ。中国はこういう時にはこう主張したと。そのためにやってるので、感情に流されて中国政府はやってるわけじゃない。中国共産党はもっとしたたかだから。だから日本政府で大事なことは、ネットの書き込みその他ははっきり言うと無視していいが、あるいは抗議行動も、ま、そのまま見とけばいいが、中国政府のやること言うことにはひとつひとつ、全てに渡って克明に反撃しないといけない。

(ガス田の共同開発にしても、交渉自体は話が始まっていると。だから今後、外交問題も含めて非常に複雑になってくると思う。きちんとしていかなきゃいけないということですね)

 ガス田も、本当は天然ガスだけじゃなくて、新しい資源のメタンハイドレートもこの尖閣諸島周辺に埋蔵されてるってことは中国は分かってて、それも見据えてやってるわけだから、ガス田交渉だけにとらわれるのではなく、全体を私たちは良く見るべき。

民主党代表選 菅首相、再選された場合の小沢前幹事長の処遇について言及避ける(FNN9/8)
民主党代表選 原口総務相、小沢前幹事長支持を明らかに(FNN9/8)

(代表選の動きについてコメントを頂く前に、青山さんからひとつ発言があります)

 先週の僕のコメントについて、申し訳ない、訂正をひとつしたいんですけれども。消費税が代表選のいわば焦点のひとつになってまして、菅さんが、小沢さんはかつて細川内閣の時に国民福祉税を持ち出して、実質、消費税の値上げを言ったじゃないかという指摘をした時に、僕から、あの時消費税を2%上げて7%にしようとしたと申しましたが、あの時まだ消費税は3%の時代でしたから、正確には4%上げて7%に、当時の小沢さんが細川さんと一緒にしようとしたというのが正しいことです。すみません。お詫びして訂正します(礼)。

(代表選をめぐる動きですが、菅内閣の閣僚として初めて小沢さん支持を明確に原口総務大臣が表明しましたが)

 原口さんは前から小沢さんに近いっていう立場をだんだん鮮明にされてたが、今日の会見で、菅首相は一生懸命頑張ってるけども、このスピードでは円高対策に間に合わないってことをはっきり言われて、その上でわざわざ会見で小沢さんを支持したということは、現首相に代わってほしいと言ってるわけですね。これは原口さんは辞表を出さなきゃいけないと思います。それは法の精神から言っても、自らを任命した首相に代わってくれということは、このまま閣僚を続けるわけにはいかないということだと思う。新聞報道で、閣僚は辞任しないって数文字だけ書いてあったが、そうじゃなくて、なぜ辞任しないのかってことをきちんと報道すべき。

(代表選の行方については、激しい戦いで票も読めないところもあるが)

 僕の古巣の共同通信の調査も含めて、各紙ともギリギリ競り合ってる段階で、しかもまだ6日ある。ただ小沢さんが当初描いてた戦略と、今の途中の経過が違ってるのは確かで、小沢さんご本人も含めて周りも、小沢さんががんがんテレビに出て街頭演説もやったら、政治とカネ問題はあっても支持は高まると。つまり菅さんよりもやっぱり物の言い方がはっきりしてるから。菅さん、何をやりたいのかよく分からないが、小沢さんはやりたいこと、とにかくバラマキと言われようともそれが内需拡大だと言ってる。でも、そう言ってもしかし支持が全然高まってこないと。それは国会の外、世論の支持が高まってこないのは誤算は誤算。でも同時に国会議員の票のウエイトが大きいから、6日間、先はまだはっきり分かりません。

 …………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………

北朝鮮の中国との国境に近い町で、労働党代表者会に関係するとみられる動きを確認(FNN9/8)

山本浩之
「さ、この北朝鮮をめぐる動向については、このあとの“ニュースDEズバリ”のコーナーで、今日は詳しく伝えてもらえるということですけれども」

青山繁晴
「はい。あの、今のVTRでも、北朝鮮の普通の人々の、普通の国民の、もう本当に困難な生活ぶりが出てましたけれども、そしてその北朝鮮が、日本国民をたくさん誘拐していったままになってるわけですけれどもね。で、そういうことはありながらも、実は、1989年にベルリンの壁が崩壊して、冷戦が音を立てて崩れていって、世界の国境線もずいぶんこう変わったわけですよね。その中でその、私たちの日本を含む北東アジアだけがずーっと冷戦時代のまま、いわば変わらずに来たんですね。北朝鮮も韓国も中国も台湾も日本もそのままずーっと続いてきたんですが、それがいわばこう、ナイアガラの滝に近づいていく時に、湖って案外すごく静かで、平らなんですよね。それがもう滝になったら突然ものすごい勢いで落ちていって、もう巻き込まれたら誰も元に戻れないと。そのナイアガラの滝が近づいていくような雰囲気を世界がこう感じていて、で、その中で起こってることがたとえば北朝鮮の指導者の交代じゃないか。それから日本でも実はあの、非常に混乱した状態で次の首相選びが行われていると、いうのが実は世界の関心事になってるんですね。えー、その意味で今日の最初のキーワードはこれです(フリップ出す)」
 
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外国人から見た日本と日本人(20)

 このシリーズの一覧(人物名と国名)を作ってあります。
 【一覧】外国人から見た日本と日本人

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 「外国人から見た日本と日本人」。第20弾です。
  
 今回も有名な人、さほど有名でない人、戦争に関連するもの、関連しないもの、新しいもの、古いもの、各種取り混ぜております(敬称略)。
 
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【アンケート】次の総理大臣はどちらが良い(マシ)ですか?

【追記 9/11】アンケート受付は終了しました。たくさんの投票をありがとうございました。
 結果はこちらからどうぞ


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 時々思い出したようにやらせていただいているアンケートのコーナーです。
 お手すきの皆様、ご協力のほどよろしくお願いいたします(^^ゞ

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■菅さんと小沢さん、次の総理大臣はどちらが良い(マシ)ですか?宜しければ理由もお聞かせ下さい(50文字以内)。

 ブログの本文横のメニュー部分に投票フォームを設置してありますので、そちらから投票をお願いいたします。

 投票期限は9月10日(金)午後11時59分まで。日付が11日(土)になった瞬間に終了です。
 投票はお1人1回限りです。
 コメント入力は任意です。その選択肢を選んだ理由をお書き添え下さい。全角50文字以内でお願いいたします。

 投票期間終了後、結果発表と合わせ、いただいた全コメントをブログ上に掲載させていただく予定です。


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「アンカー」民主党代表選小沢出馬ゴタゴタの真相と小沢勝利の秘策

■9/1放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

小沢氏が立候補へ…民主代表選菅首相との直接会談は物別れで“全面対決”裏側を青山がズバリ!

100901-17bun.jpg 民主党代表選は結局、菅さんと小沢さんの一騎打ちに。小沢さんの出馬に至るまでの紆余曲折の真相とは。また、代表選勝利を目指す小沢さんの秘策とは。
 民主党の党員・サポーターに国籍要件がなく在日外国人もOKである問題についても触れてくれました。

 コーナー前に、民主党代表選の共同会見についてニュース報道&青山さんの解説がありましたので、まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 コーナー本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
 ※私の使っているMacOS9でついにYouTube視聴ができなくなりました。
  裏技使ってキャプチャしたので画像が粗いですが、ご容赦を<(_ _)>


 内容紹介ここから____________________________

 …………青山さんの解説(あくまで要旨)…………
    (  )内は山本浩之キャスターの発言です
 
民主党代表選挙共同会見 小沢前幹事長「自ら国民との約束を果たしていきたい」(FNN9/1)
民主党代表選挙共同会見 菅首相「1に雇用、2に雇用、3に雇用」(FNN9/1)
民主党代表選挙共同会見 「脱小沢」や「代表選の最大の争点」について質問(FNN9/1)

(4時過ぎから始まったお2人の共同会見、VTR全てをご覧いただけたわけではないですが、青山さん、今のVTRから何か印象に残る言葉、引っかかった言葉はありますか?)

 たくさんあるが、まず全体として実は感情むき出しの、激突共同会見みたいな。共同会見というよりは、共同衝突パフォーマンスみたいなね。

(最初だけ笑顔で握手したが、その後だんだんヒートアップしてましたからね)

 たとえば、菅さんがクリーンでオープンな政治ということを強調されて、自分の政治の原点、あるいは国会議員になったのはロッキード事件が原点だっていう意味のことをおっしゃって、これ完全に小沢さんへの当てつけですよね。しかもロッキード事件は田中派の事件ですから、それこそ小沢さんの政治活動の原点にも触れてる。それに対して小沢さんは、私は全てオープンにやってきたと。領収書は全部公開してるんだと言って、要は菅総理の言ってるのは言いがかりだと言ってるのと同じですね。

(VTRには出てなかったが、そのあと「何ら不正な行為はない」ということもはっきり口にされた)

 それから菅さんが消費税引き上げについて、かつて、大丈夫ですかと、財源あるのかと聞いたら、誰がとは言わないまま、政権取ったらカネなんて出てくるんだと言ったという人がいるって、それ小沢さんのことなのはミエミエで、しかも菅さん、その時に古い話を持ち出して、菅さんちょっと間違ったんですが、消費税5%を3%上げる云々のことがありましてね、と言われたが、あれ2%で、要するに細川政権の時に小沢さんがリーダーシップとって5%の消費税を7%、国民福祉税にしようとしたと、そういう古い話を持ち出して、消費税引き上げやろうとしたのはもともと小沢さん、あなたでしょと。しかも表に出てないけれども、政権取る時にももう一回それを聞いたら、いや、政権取ったらカネなんかいくらでも出てくると言ったじゃないかと。それを今、急に消費税引き上げはよくないって言うのは、それは嘘じゃないかってことを、ここまで感情出すかなというぐらいの。
 【9/2 13:20 追記】細川政権の時、消費税はまだ3%でした。それを国民福祉税で一気に4%上げて、7%にしようとしたのが、当時の小沢さんでした。この件については、来週の放送で青山さんご自身が訂正される予定です。

(仕掛けてるのが菅総理側からっていうのが今日は目立ったんですが)

 そうですね。さっきのVTRにもあったが、総理の公務が忙しいってことがやっぱり気にはなってるんでしょう。その間、着々と小沢さんが、あとでやればいいようなことを先にやる。樽床さんを呼んだり。それがやっぱり気になるから、多少、好戦でなきゃいけないって気持ちと、それから菅さんはVTRにもあったが、国民に選んでほしいと。議員票だけじゃないんだよと、世論で何とか私を再選させてくれということを強調してましたよね。それも小沢さんに対して、あなたはそうやって議員固めしてるけども、っていうふうに言ってるわけですね。

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(ひとつずつ政策、3点ほど挙げてみました。やっぱり一番注目されるのは、マニフェストの扱いについてどいうふうにお2人が考えているかと)

 このぶつかり合いは実は深刻ですよね。もし小沢さんが総理になったら、そのマニフェストを去年8月の総選挙の時の約束通り全部やれということになる。時間はかけるってことはおっしゃってたが、それにしても、今、各閣僚はマニフェストの完全実行は難しいということで予算の見直しも実はやってるわけですから。大変な違いになる。それから菅さんが総理で続いた場合、マニフェストの見直し修正をするってことになる。そうすると小沢さんの側は引っ込みつかない。そうすると小沢さん、党分裂はないと言ってたが、このマニフェストの扱いだけでも十分与党が分裂してもおかしくない。

(たとえば普天間問題でも、菅さん今日は5月28日の日米合意があった時には、幹事長は小沢さんだったと。ま、自分もサインしたけれどもっていう、このあたりもまた挑発されてましたけどね。実際菅さんは普天間については日米合意に基づくと言ってます。それから小沢さんは、ちょっと意味深だったが、沖縄もアメリカも納得できる、ま、考えが腹の中にあると。また腹案というものが出てきた。今は言えませんけどってがことありましたが)

 普天間問題で腹案と聞いただけでみんなゲンナリすると思うんですけどね。腹の中にあると言ったので、腹案という言葉は使わなかったかもしれないが、意味は同じですよね。沖縄もアメリカも納得できるものがあるなら、みんなとっくにやってるんで。小沢さん、やっぱりちょっとこう違いを出そうという気持ちが強すぎるのかなという気がしますね。ちょっと心配されるのは、たとえば小沢さんがこれから2週間の間、これを強調していった場合に、また沖縄県民に、実は何かそういう奇跡のような案があるのかなとなったら、また色々こじれることはこじれるでしょうね。

(今日の会見聞いて沖縄の方はまた、えっというふうにまた思ってらっしゃるでしょうね)

 それはそうですよ。沖縄県民でなくても僕らもその案って何ですか、早く知りたいというのはありますね。

 …………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………

山本浩之
「ま、これまでの、その、今日告示でしたけれども、今日に至るまでの経緯そのものも、国民不在で私たちによく分からない部分が非常に大きいんです。それから、この2週間また、代表選に向けてのこれいろんな動きがあるでしょうし。えー、今日の青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーでは、えー、この問題について詳しく解説をしていただけるということですけれども」

青山繁晴
「はい。その通りなんですが、あの、皆さん先週、この代表選挙のことをこのコーナーで取り上げまして、あの、エゴエゴ選挙っていう言葉をあえて使いました。みんながエゴに走ってるんじゃないかっていうことを言いまして。で、それから1週間なんですけど、あの、ありのままに言うと、ちょっと僕この1週間落ち込んでましてですね、あの、今回の代表選挙ってこう若い人から上の方まで、いろんなことを、ま、あの、言ってくる方は案外多かったですよ。その過剰なまでの政治家の声を主に電話で聞きながら、あの、ま、1週間前に自分で言った言葉ですけど、その、エゴエゴ政治ってものがすごい胸に迫ってきて、内閣総理大臣から1年生議員に至るまで、この国の政治家はとにかく自分のことばっかりなんだなという、それも、いや、自分が大事って言ってくれるならまだいいんですけども、国を思ってっていうのが先に付くから、嘘でしょうというので。あの、ほんとにあの、ほんとに落ち込んだんですけれどね。で、さらにそれが影響して、日銀なんかもやっぱり保身に走るような円高対策しか出せなくて、効果上げてないと。でもその上でですね、やっぱりその、この国は民主主義で、僕らが主権者ですから、僕らが何とかしなきゃいけないと思うので、あの、今日は、その為にはまずやっぱり、事実関係をきちんと、皆さんと一緒に検証して把握したいと思うんですね。で、その上で今日のキーワードはこれです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『アジアが視ている』」

青山繁晴
「はい。えー、しかもただ見てるんじゃなくて、こうじっと目を凝らしてるって意味でこの字を使ったんですけれども。あの、この今のこの政治の動揺っていうのが、こう内向きの話なのは間違いないんですが、その、日本にとって内向きの話でも、実はこれアジアの運命がかかってるんです。で、それがどうしてなのかっていうのはこのコーナーの最後に改めてお話ししたいんですけれども。まずその、アジア全体が、私たちがこれからどうするかを視てると、いうことを、しっかり胸の中に置いた上で、その、事実関係の検証を始めたいと思います」

山本浩之
「はい。ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「さあこの民主党代表選挙、ガチンコ対決に至るまでにいろんな紆余曲折があったようですけども、ほんとは何があったのか。さっそく解説をお願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。今、ヤマヒロさんがほんとは何があったとおっしゃった通り、まず、ほんとは何があった?というのは、この、あふれるような洪水のような報道ありますけれど、よく分からないっていうのが、その、えー、国民の本音だと思います」

山本浩之
「んー、そうですね」

青山繁晴
「で、同時に、ま、あの、冒頭からはっきり申しますが、かなり間違った報道、嘘の報道、結果的に嘘になってる報道が実は多いと思います。で、まず、ほんとは何があったかを踏まえた上でないと、何が起きていくのかも分からないから、まず、この、本当は何がこの、1〜2週間の間、あるいはもうちょっと長い間にあったのかってことを見たいと思うんですが、あの、いつもこのコーナーで申してる通り、まずはこの、水面下に隠れた情報より先に、表に出たことの中から、実は酌み取れることっていうのはありますから、今回もまずはそれを一緒に見たい、皆さんと一緒に見たいと思います。はい、ちょっと出していただけますか。それはこれです」
 
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