「アンカー」麻生総理“ぶれ”裏事情 旗印を掲げると潰される日本政治

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■7/1放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

激変政局、求心力低下の麻生首相党内に“不穏"な動き、ウラ事情を青山ズバリ

090701-20sokuhou.jpeg 今日はちょっと珍しい物を見ちゃいました。麻生政権の今後の政治日程を青山さんが解説していたまさにその時、ニュース速報が……!

 今日はもう最初から最後までほとんどずっと政治の話で、青山さんのコメントもたっぷりだったんですが、全部起こす余力がありません(T^T)

 “ニュースDEズバリ”コーナーはいつも通り完全起こし、その直前の民主党・鳩山代表の“故人”献金問題についての青山さんのコメントは後ほど箇条書き、ということで。
 今日の“ニュースDEズバリ”では最後に青山さん、なかなか良いこと言われてるんで(いや、いつもそれなりに良いこと言われてますが)、最後まで読んでって下さいね。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________

麻生首相、総選挙態勢強化のため人事断行の意向 党内反発で閣僚補充にとどまる可能性も(FNN7/1)
宮崎・東国原知事、「入閣で調整」との報道について「まだ話を聞いていない」(FNN7/1)
「故人」献金問題 民主・鳩山代表が国会内で会見 事実関係を認めて関係者に謝罪(FNN7/1)

 ……など、政治関連のニュース報道及び青山さんの解説の後……

山本浩之
「さ、そしてこの後、青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーに行きたいと思いますけれども、あの、政局、ほんとに何がどうなってるのかがよく分からない。そこへもってきて、麻生さんのあの、えー、まあ性格というか、どういうふうに今後、舵を取っていくんだろうと。全く分かんないんですよ。今日はたっぷりとお願いしたいと思います」

青山繁晴
「はい。あの、今ヤマヒロさんが言われた通り、その、もう政局ほんとぐちゃぐちゃになっててですね、一方で世界は動いてるから、これ『アンカー』のこのコーナーで政局、今週で連続3週目なんですね」

一同
「そうですね」

青山繁晴
「今までそういうことなかったと思うんですが、もう今週はやっぱりやらざるをえない。で、やらざるをえない時に大事なことは、こうごちゃごちゃしてるけども、しかし報道されてることはなぜか横並び。同じことなんですね、残念ながら。ところが、その中に隠された事実があって、その隠された事実が何なのかを、まず今日は客観的に見ることから始めて、最後にしかし、その全ての根っこは何なんでしょうってことをお話ししたいんですね。で、まずその隠された事実を見ていくと、こういう言葉が浮かんできます(フリップ出す)」

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山本浩之
「『きのうの敵は今日の友』」

青山繁晴
「はい。これあの、世の中でもよく言われることですが、この、政界はこの度合いが激しくて、もうさっきまでほんとにその、許し合えない仲だった人が実は今ガチッと結びついて、それが実は麻生おろしにつながっているというお話をしたいと思います」

山本浩之
「分かりました。えー、ではコマーシャルを挟んで青山さんの解説です」

(いったんCM)

 …………………………VTR開始…………………………

 「解散については私が決める」
 こう繰り返すばかりだった麻生総理大臣が先週木曜日、初めて一歩踏み込んだ発言をした。

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【6月25日(木)】
「解散の時期を今日申し上げることはありません。しかしそう遠くない日だと思います」

 さらに総理は会見で、解散前に党役員人事にも着手することを示唆したため、自民党内からは激しい反発の声が。

 そして土曜日の夜、細田幹事長との会談が行われた。
 麻生総理は党役員人事について——

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【6月27日(土)】
「やると言ったことはない。外野が勝手に作り上げているだけだ」と説明。

 いったんは党内人事の話は打ち消されたかに見えた。

 しかし、今週に入ってからの麻生総理の発言は一転。

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【6月29日(月)】
「人事について考えていません。現時点では考えていませんと…」

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【6月30日(火)】
「しかるべき時にしかるべき方をと、前から考えてはいました」

 わずか1日でころっと変わる総理の発言。
 麻生おろしの声が高まる中、麻生政権はもはや漂流状態に?
 大きく揺れ動いた麻生総理の胸中にはいったい何があったのか。
 報道されない真相にズバリ青山が迫ります。

 …………………………VTR終了…………………………

山本浩之
「はい。1つめのキーワードは『きのうの敵は今日の友』と、まあ政治の世界ではそれが多いんだと青山さんはおっしゃいますよね。確かに最近の政治家の方々はそれを、ま、カメラの前でも露骨にこうね、感情を出したりするんで、ある程度は分かりやすいんですけど、ただ政局がどうなっているのか、水面下でどんなやり取りがあって、その中がこじれていってるのか、さっぱり分かんないんですよね。今日はたっぷりとお願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。はい、まずあの、崖っぷちにあることは間違いない麻生政権が、この1週間何があったのかと。それで今のVTRでもその、麻生さんの発言がこう、ずいぶんぶれてるんじゃないかということはね」

村西利恵
「二転三転、四転五転ぐらい、はい」

青山繁晴
「はい。もうそれが、そればっかりメディアはあふれてるわけですけども、さっき、あの、言いました通り、本当の本当のことは表に出てないと。で、それをまず一番新しいところ、昨日の動きから見ていきましょう。はい、まず出していただけますか」
 
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