「たかじん委員会」辛坊さんが原爆で左派教育者批判
 「関西版TVタックル」こと、読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」
 日曜午後1時30分〜3時という時間帯にもかかわらず、相変わらず高視聴率をキープ。
 7/31放送分の視聴率は何と17.8%!……猛暑だから、みんな外出しないでテレビ見てたんですかね(^_^;

・テレビ欄より
「たかじんのそこまで言って委員会」怒り頂点“日本は実験台”原爆投下の真相▽大混乱…地震予知する学者登場

・番組サイトより
◇司会
やしきたかじん、辛坊治郎(読売テレビ解説委員)
◇パネラー
三宅久之、金 美齢、ロバート・ゲラー、デーブ・スペクター
宮崎哲弥、村田晃嗣、桂ざこば、山口もえ
◇ゲスト
佐々木洋治(日本地震予知協会代表)

1945年8月6日、人類史上初めての核兵器<原子爆弾>が広島に投下されたということ…そしてその3日後長崎にも…日本は、これからもこの事実は忘れることができないでしょう。それから60年…、核の恐怖は無くなることなく…たびたび政治の駆け引きに利用されてきています。しかし、今こそ唯一の被曝国・日本の切なる願いとして“悪魔の兵器”の廃絶を真剣に考えていくべき“節目”を迎えているのではないでしょうか?そこで皆さんに質問です。
あなたは、どうすれば、この世の中から「核が廃絶できる」と思いますか?

 ということで、今日のメインテーマは「原爆」。
 なぜアメリカは日本に投下したのか?から始まって、どうやったら核廃絶できるのか?北朝鮮の核にどう対処すべきなのか?等々、議論されました。

 その中から気になったやりとりを二つご紹介。

 金美齢さんが、「日本の教育が『悪かったのは日本』と教えるから、『二度と過ちは繰り返さないと言ってるのは日本』と聞こえる。そういう教育はおかしい。自分の国の国益を考えて動いたり、あるポジションにいる人が自分のメンツを考えて動くというのは、日本だけでなく、どこの国も全部同じだと、そういう教育をしてほしい」というふうな事を言ったのを受けて……

ロバート・ゲラー
「僕も賛成だが、一つ大事なことは、日本の悪いことを教科書から削除するという風潮には……」

三宅久之
「事実誤認。日本の悪いことを削除しようとしているのでなく、本当のことを書こうとしてる」

ロバート・ゲラー
「日本の悪いことも、他の国の悪いことも、両方客観的に書くべき」

三宅久之
「その通りの教科書が出ようとしてる。が、もめてるわけ」

ロバート・ゲラー
「いまの話はいわゆる『つくる会』の本ですか?日本の悪いことを全部削除するという……」

三宅久之
「そんなことない。そういうことを言ってる人に毒されてるだけだ、あなた。科学者なら冷静に考えなきゃ」

村田晃嗣
「ゲラーさん。科学者なら、ご自分が読まなければ。二次情報だけでそういうふうにおっしゃるのは、危険じゃないですか

宮崎哲弥
「いま市販本が出てますけど、お読みになりましたか?」

ロバート・ゲラー
「あの〜、ちらっと見たけど……」

場内爆笑&パネラーたちが「だめだこりゃ」的なツッコミ。

 田嶋陽子が出てなくてほっとしてたのに、ゲラー先生、あんたがそれを言うか!と(T^T)

 私はデーブ・スペクターが今日は田嶋の役割を果たすんだろうと思ってたんです。以前、南京大虐殺の回の時に、強硬に「あった」と頑張ってましたしね。もっとも、あの時は東中野教授の写真検証を見て、最後には変節しちゃいましたが(ユウコの憂国資料室さん<2005/03/06 「たかじん」南京大虐殺第二弾ほか>参照)。
 ところが、今日のデーブはすごく大人しかった。最初にたかじんに「アメリカ人は黙れ!」と一喝されたから、びびっちゃったのかも?!(^_^;

 ゲラー先生に話を戻します。
 この方は東京大学教授。地震の専門家で「地震予知はできない。それより防災にウエイトを置くべき」という立場。
 これまでに二度ゲスト(解説者の役割)で登場したことがあったんですが、パネラーとしては初登場。

 この方、独特のキャラクターの持ち主なんですよ。日本語が達者でない……というよりは、鼻から抜けるような喋り方をするので、すごく聞き取りづらい。さらに天然ボケっぽい面も。
 キャラ的に近い人を挙げると、この前お亡くなりになったお天気おじさんの「福井さん」っぽいかも?(^_^;

 そのゲラー先生、関西では大人気だとか(辛坊さん談)。今日のこのやりとりで評判落とさなきゃいいけど……。

 もう一つは辛坊さんの発言。彼は最近、広島に行ったそうです。

辛坊治郎
「広島の被爆者の話を聞いてつくづく思ったのは、日本の教育者の中には、特に左派の教育者の中には、『日本が悪いことをしたから原爆を落とされてもしょうがなかったんだ』と平気で言う人がいると。でも実際に行って何が起きたか見ると、この兵器はやっぱり使ったらいかんと。又、もし『日本が悪いことをしたからあれは使ってもしょうがなかったんだ』という理屈を許したら、これから『お前の国はそういう悪いことをしてるから使ってもいいじゃないか』というのと同じ理屈だから、使えるためのきっかけを与えてしまうことになるから、核兵器は絶対使ったらあかんというのを、とにかくね……」

宮崎哲弥
平和主義者がそんなこと言うっていうのは、理解できないです」

辛坊治郎
「そういうことです。そういうことが、教育の現場でも平気で言われているっていうのは、私は恐ろしいことだと思います。使ったらいかんというのを、私は徹底すべきだと思いますね」

パネラー一同、うなづく。

やしきたかじん
「異議なし!」


 私も異議なし!(--)(__)
 ……と、いまなら大きな声で言えるんですが、こんな私も若い頃は(20代前半までは)「日本も悪いところがあったから落とされても仕方なかったのかも」と考えていたんです(恥)。
 学校で教師にそういう教わり方をした覚えはないんですが、ただ、「広島は軍都だから狙われた」ということは教師から言われたか、あるいは教科書に載ってた記憶が……。
 
 ほんと、教育というのは恐ろしいものですよね。
 前にも書いたと思うけど、たとえ教科書が改善されても、たとえ「つくる会」の教科書がシェア率1位になったとしても、教師の体質が変わらない限り、あまり意味はないんじゃないかという気がしてしまうんです。
 たとえ教科書には書いてなくても、「日本が悪いから原爆を落とされたんだ」的なことをサヨク教師が教えたり、あるいはそう書かれてある副教材なんかを使ったりしたら、元の木阿弥じゃないかなあ、と……。

 あ、そうそう。
 この番組、広島や長崎では放送されてるんやろか?と気になって調べたところ、両方とも放送されてるようです(こちら参照)。
 広島や長崎の人が今日の放送を見てどう感じたのか、ご意見を聞いてみたいですね。

 おまけ。
 今回ちょこちょことググッてて、偶然こういう記事を見つけました。

韓国放送が本島元長崎市長を取材
 戦後六十年を機に、日本人が太平洋戦争や被爆をどうとらえているかを探るドキュメンタリー番組を制作している韓国放送(KBS)のスタッフが二十四日、長崎市で本島等元長崎市長にインタビューした。同戦争での日本の加害責任に対する思いや被爆地の役割などを聞いた。

 番組は「8・15の記憶」をテーマに、終戦と広島、長崎の被爆について取材し、日韓の歴史認識の差を検証する。八月放送予定。

 来崎しているのは韓国で戦後六十年を意味する「光復六十年」の特集を担当する尹漢容ディレクター(42)ら三人。二十三日から三日間長崎市に滞在。長崎原爆資料館などを取材している。

 約二時間のインタビューで本島氏は「日本の侵略戦争が原爆投下につながった。今後も日本の加害を謝罪する態度を示していきたい」。被爆地の役割については「核廃絶は成就しないかもしれないが、原爆をなくす運動はやらなければならない」と話した。

 KBSスタッフは一九八八年の「昭和天皇の戦争責任」発言の背景や非難に対する思いなども質問。発言後の九〇年に起きた銃撃事件当時に着ていた血染めの衣服や激励の寄せ書きなども撮影した。

 尹ディレクターは「日本が過去を否定するからアジアは反発する。本島氏のような人が多ければ関係は改善するはず。(その上で)被爆の被害を同じ痛みとして感じ取れるようになれば」と話した。

2005年5月25日長崎新聞掲載

 本島氏、まーだこんなこと言うてるんですね(-.-#)。しかもわざわざ韓国のマスコミに対して。日本国内だけで言うならまだしも、これではもう完全に売国奴。
 「天皇の戦争責任」発言の時は、私もまだ朝日新聞の影響を強く受けてたんですが、さすがに「被爆した側の市長がここまで言うのはちょっと……」とかなりの違和感を感じたものです。

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Posted by くっくり 00:34 | TV番組内容紹介 | comments (13) | trackback (4)