「アンカー」脱北家族の正体
■6/6放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
今週は青森に漂着した脱北者4人の正体と、彼らに対し日本政府がどう対応しようとしているのかを中心に。さらに金正日の後継者についても。
(今日は朝日放送「ムーブ!」でも脱北者問題が取り上げられました。こちらも簡単にまとめましたので、後ほど紹介します)
話の流れの都合上、青山さんコーナーの前のニュースコーナーのところから起こします。
細かい相づちはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像は“たか”さんがUPして下さった動画(最後のリンク集参照)から、キャプチャさせていただきました。
各画像をクリックすると、新規画面で拡大します。
ちなみにラテ欄はこうなってました。
内容紹介ここから____________________________
今週は青森に漂着した脱北者4人の正体と、彼らに対し日本政府がどう対応しようとしているのかを中心に。さらに金正日の後継者についても。
(今日は朝日放送「ムーブ!」でも脱北者問題が取り上げられました。こちらも簡単にまとめましたので、後ほど紹介します)
話の流れの都合上、青山さんコーナーの前のニュースコーナーのところから起こします。
細かい相づちはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像は“たか”さんがUPして下さった動画(最後のリンク集参照)から、キャプチャさせていただきました。
各画像をクリックすると、新規画面で拡大します。
ちなみにラテ欄はこうなってました。
日本海を決死の漂着…“脱北家族”の知られざる真実とは…青山がズバリ
内容紹介ここから____________________________
まずは脱北者4人に関して今日(6月6日)のニュースから――。
…………………………VTR開始…………………………
脱北者と見られる一家は、今月2日の上陸から5日間、青森県の五所川原警察署に滞在していましたが、昨日の移送を前に、「短い間でしたが、本当にありがとうございました。お世話になりました」と担当の警察官に対し、朝鮮語で挨拶したということです。
五所川原署をあとにした4人は、警察官が取り囲む厳重な警備態勢の青森空港に到着。青森県警のヘリコプターに警察官数人とともに乗り込みました。
大塚隆広記者(現場リポ・音声のみ)
「時刻は午前9時57分です。いま脱北したと見られる一家4人を乗せたヘリコプターが離陸しました――」
4人を乗せたヘリコプターは午後2時前、茨城県の陸上自衛隊駐屯地に到着。4人はバスに乗り換え、滞在先である牛久市の法務省の施設に入りました。
今後は、4人が出国を希望する韓国と移送方法や時期について調整が図られます。
一方、一家の次男が微量の覚せい剤を所持していた問題で、警察は次男を書類送検する方針を固めました。
これを受け検察当局は、次男を起訴するかどうかを判断することになりますが、その処分が決まるまでは4人の出国手続が進まず、滞在が長期化する可能性も出てきました。
…………………………VTR終了…………………………
山本浩之(キャスター)
「この後は青山さんがニュースの裏側を解説する“ニュースDEズバリ”のコーナーなんですが、やはりいまお伝えしました脱北者家族の話ですね」
青山繁晴
「はい。脱北者家族の話はずいぶん報道もされてますけど、報道に出てきてない日本政府が調べた内容、それをまあ、信頼関係に基づいて知っていくと、かなり重大なことが中に隠されていて、あえてこういう言葉にしたんですが……」(フリップ出す)
<キーワード>
北が変化 日本も大変化
青山繁晴
「北朝鮮の大きな変化を物語ってると同時に、私たちの日本も実はとても大きな変化を起こしているようです」
山本浩之
「どういう変化を起こしてるのか、CMの後ゆっくりと解説していただきます」
(いったんCM)
…………………………VTR開始…………………………
2日未明、青森県深浦町で、北朝鮮から脱出した家族4人が保護された。
4人は日本に来た理由について、「北以外ならどこでもよかった」などと書いた文書を警察に渡しているという。
「生活が苦しく、1日おきぐらいにパンを食べるのがやっとだった」などと、北朝鮮での苦しい生活を語る4人。
しかしその一方で、次第にいくつかの謎が浮かび上がってきた。
【大量の軽油】
警察の取り調べで4人は、北朝鮮の港を出港する際およそ220リットルの軽油を積み込んだと供述。
しかしこれは、北朝鮮の平均的な労働者の年収にすると、およそ18年分に該当する。さらに――。
【覚せい剤を所持】
「寝てはいけないと思い、持っていた」
一家の次男が0.7gの覚せい剤を所持していた。
覚せい剤1gの値段は、北朝鮮労働者の1ヶ月分の給料に相当する。
北朝鮮での生活苦を訴える反面、脱北者の裏側が垣間見える。
何とも不可解だ。
こうした中、韓国の新聞が金総書記の健康悪化説を報じた(朝鮮日報5/28付)。
しかし――。
女性アナウンサー
「偉大なる領導者 金正日同志は、カンゲ市内の革命史跡部門事業を現地でご指導されました」(今月3日、朝鮮中央テレビ)
金総書記の健在ぶりを強調するためか、各所を視察する様子を伝えている。
いったい北朝鮮でいま何が起きているのか。
青山繁晴がズバリ解説します。
…………………………VTR終了…………………………
山本浩之
「先週の土曜日に脱北者家族が漂着したって、そのニュースの一報を聞いた時は、びっくりしませんでした?」
室井佑月
「びっくりした」
山本浩之
「あんな小さな船でね、よく来たなあと思いましたけども。実は気になる北朝鮮の今後についてもあわせて、今日は青山さんにこのテーマで語っていただきます。それじゃよろしくお願いします」
青山繁晴
「はい。このコーナーをやってる大きな目的は、視聴者の方にニュースとか情報の見方というか、逆に言うと、情報に操作されない自分たちの目線を持つということが、僕の、あるいは番組の願いなんですけども、いまVTRを見ていただくと、いまヤマヒロさんが言った通り、最初の印象と違う情報、例えば、高いはずの軽油をいっぱい持ってるって話がどっと出てきて、どこのメディアでも全部出るじゃないですか。だけど、あの4人を調べた機関というのは、日本の政府機関で1カ所だけしょ。だからいっせいに情報が流されてるわけですね。そういう流された情報というのは、やっぱり本当の意図が隠されてるというのが1つあるのと、これもヤマヒロさんが言った金正日さんの重病のような、違うけれども同じ北朝鮮の話がどうしてこう同時に動いているのか。ほんとは根っこでつながってる部分がある。その2つのことを頭に入れておいていただきながら、今日は見ていただきたいんですが。まずね、いま出てる情報、あえて政府側からリークされた情報をまず見たいと思います」
村西利恵(進行役の女子アナ)
「脱北者家族の特徴ですね。何でこんなに色々な物を持っているのかと疑問が沸き起こるわけですけども。解説お願いします」
青山繁晴
「公表されてないこと1点あるんですけど、その前にね、リンクされたことでいうと、この軽油、確かに高い物ですよ。軽油220リットル持ってれば、北朝鮮の普通の人の年収で18年前後のお金になっちゃうということが言われてますよね。それはその通りなんですが、しかし、じゃあお金があったらこの軽油、誰でも買えるのか。それはそうじゃないんですね。本当の意味は、お金があるということよりも、政府側に、北朝鮮の独裁政権にルートがあって、コネがあって、つまりそこにワイロを渡せば、軽油がどっと手に入ると。つまり少しずつ貯めたにしても、同じ家族がどんどん貯めていけば、誰でも政府側、おかしいと思うわけじゃないですか。北朝鮮のような監視社会は。それなのにワイロ渡してるから、この家族はどんどんこの油、貯めていっても捕まらないわけです。だから単なる、少しお金があるだけじゃなく、もっと特権を持ってる、つまり独裁政権といっしょに、実は手を組んでる人たちだというのは、ほんとは見えてきますよね。それからちょっと(パネルの項目を)飛ばして……」
村西利恵
「『栄養状態がみなさん良かった』……」(パネル読み上げ)
青山繁晴
「もちろん私たちと同じ状態というわけじゃありませんよ。しかし1日おきにパンを食べるぐらいだったと言ってるような栄養状況じゃなくて、それはパンはそうかもしれないけども、しかし食料が1日おきにしかなかったというような栄養状態じゃない。つまり身なりは質素だけど、しかしその、すぐ点滴打たないといけないとか、入院して栄養を注入しないといけない状況じゃなくて、栄養状態ははっきり言って普通の状況だと。ということは、1日おきにしかパンを食べられない気の毒な状況って話になってるけど、本当は違う。違うから、これが実は日本政府はつかんでるんだけど、これ、伏せてるわけです。で、そういうことをあわせて考えると……」
青山繁晴
「あの4人の正体は、ちょっと(正体という)言い方は厳しいかもしれないけど、実は正体は特権階級だと。で、特権階級まで脱北する事態になってるということに、日本政府は実は焦点を合わせてるわけです。今までの脱北者というのは文字通り、食料がなかったり、もう完全に追いつめられたり、そういうことでやむをえず逃げようとするから、例えば中朝国境越えようとしたり、韓国側に出ようとしたり、たくさんの人が殺されて亡くなってるわけです。今回も小さな船で、確かに危険は大きいけれども、それだけの油を用意できたりする。つまり……」
村西利恵
「優遇されてる人まで逃げないといけないような事態になってるというわけですか?」
青山繁晴
「そうです。だから日本政府が本当に注目してるのは、例えば覚せい剤を持ってたとか、腕時計があった、つまりお金の範囲の話じゃなくて、もう1回言いますよ、独裁政権と関係のある人まで脱北してるってことは、今までの脱北と違って、あの政権がやっぱり壊れ始めてるんじゃないかなということに注目してるから、一番大事な情報は出さないようにしてるわけですね。例えばあの家族が日本語、片言しゃべったという話あるじゃないですか。どこで日本語を覚えたと思いますか。この4人の所持品の中にラジオがあったので、しかも周波数変えられるようになってたという事実がありましたから、つまり北朝鮮という国は、一般大衆は西側の情報、ラジオから聴くことできないけど、この4人は情報にも接することができる。だから日本語の放送をたくさん聴いてるから、片言の日本語のようなものをしゃべったというのが、本当のところなんですね」
山本浩之
「ラジオを持ってる人というのはそうすると限られるわけですね、北朝鮮国内では」
青山繁晴
「すごく少ないというわけでも最近はないようです。但しやっぱり情報を聴いても大丈夫な人間だけが情報を聴ける。つまり反乱を起こすはずがない、独裁の旨味を分け合ってる人たちだけは、ラジオを聴けるという状況なんですね。だから、それからも日本政府は、実はこれは特権階級だろうと見てるわけなんです。僕、いま北朝鮮の話しながら日本政府の本当の意図の話をしましたね。これがさっき言った日本の大きな変化なんですけど、これ、変化を起こす前、何かの事件を思い出さないですか?前にこのように特権階級につながる、つまり独裁政権につながる人が日本にやって来て、その時は今回と全然違いましたね?」
青山繁晴
「金正男さん。つまり金正日総書記の長男が日本にやって来た時に、皆さん覚えてると思いますが、とにかく厄介払いしたいというので、当時の田中眞紀子外務大臣が、何もほとんど調べさせないで返しちゃいましたよね。で、田中眞紀子さんだけが悪いって言われてるけど、本当は小泉純一郎総理だって、それ認めたわけじゃないですか。ほんとはこの金正男さんをずっと長いこと捕まえておいて、たくさん話聞けば、特に拉致問題についてたくさんの情報があったはずなのに、それを返してしまいました。で、今回は最初の調べで、どうもこの4人は特権階級だと分かった段階から、はっきり言って、日本政府は演技を始めた。で、例えば、麻生太郎外務大臣が『ん〜、あれは偽装難民かもしれない』と、重々しい声で言ってたでしょ」
村西利恵
「演技?」
青山繁晴
「麻生さん、直接にはさすがに僕、聞いてませんが、麻生さんにとても近い人に聞くと、『え、やっぱり気がつきましたか?』と」
山本浩之
「『偽装難民ではないとは言えない』という言い方だったんじゃないですか?」
青山繁晴
「そう、そう。偽装難民かもしれないから、すぐに韓国に行ってもらうんじゃなくて、日本が調べなきゃいけない、という意味のことを言ってる。つまり偽装難民というのは、難民のふりして何か違うことしようとしてるかもしれないけど、だけど本当は特級階級といっても、逃げてきた人だから難民には違いない。麻生さんもそれはよくわかってる。わかってるけども、そうやってとにかく時間を稼ぐ。時間を稼いで4人をもっと徹底的に調べる。調べるから茨城県にも移したんです。つまりあれは本来は警察だけで終わるところを、入国管理局というのにわざわざ渡した。これも時間稼ぎ。さっき覚せい剤のことにあえて触れなかったのも、どうしてかというと、この覚せい剤だけ話を外に出したというのも、覚せい剤持ってんだから当然起訴して、ひょっとしたら裁判かもしれませんね、だから時間かかりますよということを、実は日本政府はやってるわけですね。で、これを僕は悪いこと、良いことと言ってんじゃなくて、主権国家は普通これをやるわけですよ。情報を持った人間が外国からやってきた。しかも日本国民を拉致してるような国だったら、当然それをずっと何かの理由作って置いといて、たくさん情報とった上で、行きたい所へ行ってもらうというのが本来の姿ですから、そういう意味で日本という国は、主権国家としてやり始めたのかなと。但し、ちょっと国民に対して情報操作しすぎだというふうに、僕は政府側の人に申しました。そして、今日最初に言いましたね。情報というのは操作されないように、みんな目を開けて見ましょうねってことと同時に、バラバラに見える話が実は根っこでつながってるっていうこと。それは金正日さんの病気の話。で、日本政府がひょっとしたら脱北した4人は、北朝鮮の本当の崩壊の始まりかもしれないと思うのは、金正日さんの病気がいままでとちょっと様子が違うからです」
青山繁晴
「まず日本、アメリカ、フランスの情報機関、フランスも含めて、この病気が何の病気なのか、いま一生懸命調べてます。どうしてかというと、去年の10月に核実験やったの覚えてますよね。その後に中国の当時、トウカセンさんという外交担当の国務委員が北朝鮮に行って、金正日さんと実際に会ったら、こういう写真と実際は違って、胸の部分はごっそり落ちてて、お腹が非常に膨らんでて、頬がこけてたと。中国はその情報をある程度意図的に、トウカセンさんというえらい人が見た話なのに、それを流したわけです。それで世界が注目してるところに、だんだん、この病気はいままでと違って、糖尿病と心臓病が悪化してるかもしれないと。で、これ、病気の話ですから、それが例えば金正日さんが亡くなるという話につながるのか、あるいは政権をやめないといけないところにつながるのか、そこは実は誰にもわからないんですが、中国の情報の仕掛けは実はもう一段先にあって、何で仕掛けるかを、みなさんここで考えてほしいんですけど、僕は前から、金正日さんの亡命を日本と中国とアメリカが仕掛けを始めてて、例えばそれがパリかもしれないから、パリに行って確かめたということをこの番組でもやりましたね。但しもう一度言っておきますが、それはすぐに起きるという話でなくて、北京五輪と上海万博が終わった後、2011年以降、だから3〜4年先に起きるという話だった。ところが金正日さんがもし健康が悪化していって、例えば亡くなるとか政権から下りることになったら、中国は違うスケジュールでやらなきゃいけない。違うスケジュールでやるんだけど、混乱はしてほしくない。五輪、万博、どうしてもやらないといけないから。そこで中国が担ぎ出した男性がいるんです」
村西利恵
「金正日総書記の弟さん、初めて見たんですが、金平日(キム・ピョンイル)氏という方……」
青山繁晴
「これ弟ですが、お母さん違うんです。異母弟。そして金正日さんと金平日さんのお父さん、金日成国家主席、その人が一番愛したのはこの人(金平日)じゃないかと。というのは、お父さんが軍隊に行かせたのはこの人だった。金正日さんは軍隊に行かせてもらえなかった。ので、実はこっち(金平日)が本命かもしれない。で、この人が健在という話を、中国が急に情報を流し出した」
村西利恵
「この金平日さんという弟さんについて、なぜいま注目されているのかを、CMの後、詳しく話していただきます」
(いったんCM)
青山繁晴
「この番組で僕は、金平日さんの話、したことないと思うんですよ。それはどうしてかというと、金正日さんに要するに権力闘争で負けた後、東ヨーロッパに追放されてたんですよ。その後、死亡説もあってはっきりしなかったんです。ところが最近、さっき言いました、中国からの情報を中心として、いや、健在で、ポーランド大使で間違いなくいるということがわかったわけですね。そしてこの金平日さんが中国にとって都合のいい点がかなりあって、中国だけじゃないですが……」
村西利恵
「お父さんとのツーショットですね」(パネル示して)
青山繁晴
「金日成国家主席、もう亡くなりましたが、これみなさん見ていただくと、ここにもし金正日さんの顔があったら、お父さんに全然似てないというのがわかるでしょ。背の高さも全然違う。金正日さんとても小さい。しかし金平日さんは背格好も輪郭も似ていて、中国、アメリカの関係者によると、喋り方が温厚で、つまり突っかかっていくような金正日さんとはずいぶん違う。それから目線の使い方とか、人の使い方も金日成さんにとてもよく似てるので、金日成さんは北朝鮮にとって唯一のほんとの英雄、国父ですから、これに似てるってことは、金正日さんから交代するとしたら、わりとみんなが受け入れやすい。そして一番大事なことは、金平日さんは軍と関係が深い。そして北朝鮮の権力の中で、朝鮮人民軍は中国人民解放軍といっしょに戦争を戦ったから、関係が深い。一言で言うと、中国と仲が良い上に、国民からも受け入れやすいところがあって、もし金平日さんが、この人を持ってきたいという中国の願望が、実はこの情報がいろいろ出てくる中に表れてて、それを日本の当局も察知してるから、そこにちょうど流れ着いた脱北者4人というのは、大事な大事な直接の情報源だから、なかなか離したくないというのが本当のところなわけです。そしてさらに私たち日本にとって大事なことは、この金平日さんは軍と関係が深いということは、逆にいうと工作機関とは関係が薄い。この番組で何度も言いましたが、拉致事件というのは軍が手を染めてなくて、工作機関がやったことですから、もしも金平日さんが中国を後ろ盾に、健康が悪化していく金正日さんにもし代わったら、拉致問題が大きく動く可能性があって、で、その意味でも安倍さんは本当は注目してる。それから日本の変化については、脱北者4人の件については、安倍さんが実は直接指示を出して、簡単には返さないでしっかり調べてくれと。年金とか政治とカネ、それからサミットで忙しい中で、それはやってるわけです。ひょっとしたら北朝鮮がそうやって崩壊していったら、4人どころじゃない、ベトナム戦争の時みたいなボートピープルが来るかもしれないから、それに対して日本は本当は、福岡とかごく一部は用意できてるけど、今回の青森とか、北海道とか新潟とか、そういうとこは用意できてないから、それを用意してくれということも指示してる。但し、こうやって日本政府が全部うまくやってるかというとそうでなくて、さっき言ったように、国民に対して情報操作しすぎだというのが一点と、もう一つ、実は安倍さんが心配してるのはこれなんです」
村西利恵
「『参院選の前に気になる動きが…』」(パネル読み上げ)
青山繁晴
「これもこの番組で何度も言いましたが、おそらく金正日さんの直接の指示として、男性1人、女性1人の拉致被害者を返す、その代わり拉致問題はそれで全部終わりだと、水面下で打診してきて、安倍さんは最後の一人まで帰ってくるのが解決だからということで、それ断ったと。ところが参院選挙前に、年金問題や政治とカネその他で、安倍さん追い込まれてるから、誘惑に乗るんじゃないかというので、……まだ打診してるわけじゃないですよ。しかし日本政府側が警戒してるのが、それがもう1回打診されるのではないかと。で、その男性1人、女性1人が前と同じ名前なのかどうかまではわからないけども、微妙な動きがある。実はそれとずっと関係してるのが……」(山崎拓の写真を示す)
山本浩之
「その人ばっかり出てきますよね(笑)。その話になると」
青山繁晴
「ある意味、堂々と動かれてますよね。今年1月に北朝鮮に行って、その後、最近も中国、韓国にも行ったでしょ。北朝鮮の情報持っていった。だからこの人(山崎拓)が、1人2人返すという話をもしバッと出すと、それは国民の中に動揺が走ります。僕も心の中、動揺します」
山本浩之
「北朝鮮というのは非常に交渉上手な国で、足元見るのがうまいから」
青山繁晴
「その通りだし、たった2人といっても家族にとっては大変なことじゃないですか。何十年も待ってきた家族が帰ってくるんですから。その時に僕が、いや、そんなのダメですとこの場で言えるのかどうか。僕も苦しむし、安倍さんも苦しむし、国民も苦しむと。で、そのためにはじゃあ、そういうことがもし7月21日の参院選の前に来たら、みんなはどうするのかというのをね。それが来るかどうかわかりませんが、もう1回言いますが、その話が新たに来ましたと言ってるんじゃなくて、前の経緯からするとそれがあり得るから、みんなでこの脱北者4人が流れ着いたことを機に、もう一度これをいまのうちに考えていただきたいというのが、このコーナーの今日の一番申したかったことなんです」
山本浩之
「ありがとうございました。青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーでした」
____________________________内容紹介ここまで
青山さんの見解では、あの脱北者4人は“特権階級”ってことですね。
これを踏まえた上で、同じ日に放送された「ムーブ!」から――。
前日(6月5日)に中朝国境の取材から帰国したばかりの石丸次郎さん(アジアプレス大阪代表)がゲストで、脱北者4人の怪しい点について解説というか反論を。
以下、石丸次郎さんの見解をざっとまとめました。
ということで石丸さんの見解では、あの4人は“平均的な一家”。
蛇足ですが、コーナー締めの石坂啓の発言がすごかったので全文紹介。
「麻生さんの発言がやっぱり非常に象徴的だなと思うんですけど、北朝鮮に対して非常に偏見がある(石丸「その通りですね」)。偽装難民じゃないかなというような言い方をするところに。私はね、北朝鮮を疑り深く見るつもりはないんです。私は安倍政権の方を疑ってます。要するに北朝鮮で何かというと、安倍さんは自分の得意分野のつもりでですね、やっぱり選挙に有効に使うんじゃないかという懸念がありますので、変な張り切り方をしていただくと困るなあという気がします」
……あんた、マジで北朝鮮に移住したら?(-.-#)
本日のまとめ――。
脱北者4人の正体を、脱北者事情に詳しい石丸さんは“平均的な一家”、安倍総理と先週二人で会談するなど政府通の青山さんは“特権階級”と、それぞれコメント。
どちらが正しいのか?あるいは両方間違いで正解は別のところにあるのか?
判断は皆さんにお任せします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■「お気楽くっくり」更新済
「のだめ」読みましたよ〜!(≧∇≦)
ってことで、今日もスクロールお疲れさまでした<(_ _)>
以下は「アンカー」関連リンク集です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※参考リンク
・ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay(青山繁晴さんのブログ)
※動画ご提供
・国風(“たか”さんのサイト)
※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
・06/5/11付:「アンカー」ポスト小泉を青山氏がズバリ
・6/15付:「アンカー」拉致問題に隠された北の陰謀by青山繁晴
・7/13付:「アンカー」北制裁とテロの危険性by青山繁晴
・7/20付:「アンカー」国連と北朝鮮&「ぷいぷい」韓国
・8/24付:『アンカー』北朝鮮核実験で日本の核武装論が高まる?
・8/31付:『アンカー』皇室はどうあるべきか?
・10/5付:「アンカー」安倍さんは家康〜北核実験宣言、訪中・訪韓、消費税など
・10/26付:「アンカー」金正日、逆襲の一手!?
・07/1/11付:「アンカー」山崎拓訪朝で拉致問題に異変?
・(おまけ)1/15付:「報道2001」山崎拓×青山繁晴
・1/17付:「アンカー」山崎拓訪朝で加藤紘一政権誕生?!
・1/24付:「アンカー」米朝妥協で日本はどうすれば?
・1/31付:「アンカー」米大統領選で日本の運命は&柳沢発言問題
・2/8付:「アンカー」外国人犯罪者の逃げ得を許すな
・2/14付:「アンカー」6カ国協議合意で今後の日朝関係は?
・2/19付:「アンカー」李英和教授の解説&総連の動画
・2/22付:「アンカー」安倍内閣改造の時期は?人事は?
・3/1付:「アンカー」韓国メディアが伝える北朝鮮 小さなニュースに宝あり
・3/8付:「アンカー」米国に告ぐ!ヒル国務次官補即刻解任せよ
・3/15付:「アンカー」安倍変身&慰安婦問題など
・3/23付:「アンカー」中東経済会議で北朝鮮問題
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・4/12付:「アンカー」BDA凍結資金解除と渡辺秀子さん親子事件
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・5/3付:「アンカー」安倍がブッシュに約束させた本当の事
・5/10付:「アンカー」日米報道の差 首脳会談・銃乱射・慰安婦
・5/17付:「アンカー」国民投票法成立 安倍首相の真の狙い
・5/24付:「アンカー」ペルー日本大使公邸人質事件の真実
・5/31付:「アンカー」安倍総理と二人きりで緊急会談
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五所川原署をあとにした4人は、警察官が取り囲む厳重な警備態勢の青森空港に到着。青森県警のヘリコプターに警察官数人とともに乗り込みました。
大塚隆広記者(現場リポ・音声のみ)
「時刻は午前9時57分です。いま脱北したと見られる一家4人を乗せたヘリコプターが離陸しました――」
4人を乗せたヘリコプターは午後2時前、茨城県の陸上自衛隊駐屯地に到着。4人はバスに乗り換え、滞在先である牛久市の法務省の施設に入りました。
今後は、4人が出国を希望する韓国と移送方法や時期について調整が図られます。
一方、一家の次男が微量の覚せい剤を所持していた問題で、警察は次男を書類送検する方針を固めました。
これを受け検察当局は、次男を起訴するかどうかを判断することになりますが、その処分が決まるまでは4人の出国手続が進まず、滞在が長期化する可能性も出てきました。
…………………………VTR終了…………………………
山本浩之(キャスター)
「この後は青山さんがニュースの裏側を解説する“ニュースDEズバリ”のコーナーなんですが、やはりいまお伝えしました脱北者家族の話ですね」
青山繁晴
「はい。脱北者家族の話はずいぶん報道もされてますけど、報道に出てきてない日本政府が調べた内容、それをまあ、信頼関係に基づいて知っていくと、かなり重大なことが中に隠されていて、あえてこういう言葉にしたんですが……」(フリップ出す)
<キーワード>
北が変化 日本も大変化
青山繁晴
「北朝鮮の大きな変化を物語ってると同時に、私たちの日本も実はとても大きな変化を起こしているようです」
山本浩之
「どういう変化を起こしてるのか、CMの後ゆっくりと解説していただきます」
(いったんCM)
…………………………VTR開始…………………………
2日未明、青森県深浦町で、北朝鮮から脱出した家族4人が保護された。
4人は日本に来た理由について、「北以外ならどこでもよかった」などと書いた文書を警察に渡しているという。
「生活が苦しく、1日おきぐらいにパンを食べるのがやっとだった」などと、北朝鮮での苦しい生活を語る4人。
しかしその一方で、次第にいくつかの謎が浮かび上がってきた。
【大量の軽油】
警察の取り調べで4人は、北朝鮮の港を出港する際およそ220リットルの軽油を積み込んだと供述。
しかしこれは、北朝鮮の平均的な労働者の年収にすると、およそ18年分に該当する。さらに――。
【覚せい剤を所持】
「寝てはいけないと思い、持っていた」
一家の次男が0.7gの覚せい剤を所持していた。
覚せい剤1gの値段は、北朝鮮労働者の1ヶ月分の給料に相当する。
北朝鮮での生活苦を訴える反面、脱北者の裏側が垣間見える。
何とも不可解だ。
こうした中、韓国の新聞が金総書記の健康悪化説を報じた(朝鮮日報5/28付)。
しかし――。
女性アナウンサー
「偉大なる領導者 金正日同志は、カンゲ市内の革命史跡部門事業を現地でご指導されました」(今月3日、朝鮮中央テレビ)
金総書記の健在ぶりを強調するためか、各所を視察する様子を伝えている。
いったい北朝鮮でいま何が起きているのか。
青山繁晴がズバリ解説します。
…………………………VTR終了…………………………
山本浩之
「先週の土曜日に脱北者家族が漂着したって、そのニュースの一報を聞いた時は、びっくりしませんでした?」
室井佑月
「びっくりした」
山本浩之
「あんな小さな船でね、よく来たなあと思いましたけども。実は気になる北朝鮮の今後についてもあわせて、今日は青山さんにこのテーマで語っていただきます。それじゃよろしくお願いします」
青山繁晴
「はい。このコーナーをやってる大きな目的は、視聴者の方にニュースとか情報の見方というか、逆に言うと、情報に操作されない自分たちの目線を持つということが、僕の、あるいは番組の願いなんですけども、いまVTRを見ていただくと、いまヤマヒロさんが言った通り、最初の印象と違う情報、例えば、高いはずの軽油をいっぱい持ってるって話がどっと出てきて、どこのメディアでも全部出るじゃないですか。だけど、あの4人を調べた機関というのは、日本の政府機関で1カ所だけしょ。だからいっせいに情報が流されてるわけですね。そういう流された情報というのは、やっぱり本当の意図が隠されてるというのが1つあるのと、これもヤマヒロさんが言った金正日さんの重病のような、違うけれども同じ北朝鮮の話がどうしてこう同時に動いているのか。ほんとは根っこでつながってる部分がある。その2つのことを頭に入れておいていただきながら、今日は見ていただきたいんですが。まずね、いま出てる情報、あえて政府側からリークされた情報をまず見たいと思います」
村西利恵(進行役の女子アナ)
「脱北者家族の特徴ですね。何でこんなに色々な物を持っているのかと疑問が沸き起こるわけですけども。解説お願いします」
青山繁晴
「公表されてないこと1点あるんですけど、その前にね、リンクされたことでいうと、この軽油、確かに高い物ですよ。軽油220リットル持ってれば、北朝鮮の普通の人の年収で18年前後のお金になっちゃうということが言われてますよね。それはその通りなんですが、しかし、じゃあお金があったらこの軽油、誰でも買えるのか。それはそうじゃないんですね。本当の意味は、お金があるということよりも、政府側に、北朝鮮の独裁政権にルートがあって、コネがあって、つまりそこにワイロを渡せば、軽油がどっと手に入ると。つまり少しずつ貯めたにしても、同じ家族がどんどん貯めていけば、誰でも政府側、おかしいと思うわけじゃないですか。北朝鮮のような監視社会は。それなのにワイロ渡してるから、この家族はどんどんこの油、貯めていっても捕まらないわけです。だから単なる、少しお金があるだけじゃなく、もっと特権を持ってる、つまり独裁政権といっしょに、実は手を組んでる人たちだというのは、ほんとは見えてきますよね。それからちょっと(パネルの項目を)飛ばして……」
村西利恵
「『栄養状態がみなさん良かった』……」(パネル読み上げ)
青山繁晴
「もちろん私たちと同じ状態というわけじゃありませんよ。しかし1日おきにパンを食べるぐらいだったと言ってるような栄養状況じゃなくて、それはパンはそうかもしれないけども、しかし食料が1日おきにしかなかったというような栄養状態じゃない。つまり身なりは質素だけど、しかしその、すぐ点滴打たないといけないとか、入院して栄養を注入しないといけない状況じゃなくて、栄養状態ははっきり言って普通の状況だと。ということは、1日おきにしかパンを食べられない気の毒な状況って話になってるけど、本当は違う。違うから、これが実は日本政府はつかんでるんだけど、これ、伏せてるわけです。で、そういうことをあわせて考えると……」
青山繁晴
「あの4人の正体は、ちょっと(正体という)言い方は厳しいかもしれないけど、実は正体は特権階級だと。で、特権階級まで脱北する事態になってるということに、日本政府は実は焦点を合わせてるわけです。今までの脱北者というのは文字通り、食料がなかったり、もう完全に追いつめられたり、そういうことでやむをえず逃げようとするから、例えば中朝国境越えようとしたり、韓国側に出ようとしたり、たくさんの人が殺されて亡くなってるわけです。今回も小さな船で、確かに危険は大きいけれども、それだけの油を用意できたりする。つまり……」
村西利恵
「優遇されてる人まで逃げないといけないような事態になってるというわけですか?」
青山繁晴
「そうです。だから日本政府が本当に注目してるのは、例えば覚せい剤を持ってたとか、腕時計があった、つまりお金の範囲の話じゃなくて、もう1回言いますよ、独裁政権と関係のある人まで脱北してるってことは、今までの脱北と違って、あの政権がやっぱり壊れ始めてるんじゃないかなということに注目してるから、一番大事な情報は出さないようにしてるわけですね。例えばあの家族が日本語、片言しゃべったという話あるじゃないですか。どこで日本語を覚えたと思いますか。この4人の所持品の中にラジオがあったので、しかも周波数変えられるようになってたという事実がありましたから、つまり北朝鮮という国は、一般大衆は西側の情報、ラジオから聴くことできないけど、この4人は情報にも接することができる。だから日本語の放送をたくさん聴いてるから、片言の日本語のようなものをしゃべったというのが、本当のところなんですね」
山本浩之
「ラジオを持ってる人というのはそうすると限られるわけですね、北朝鮮国内では」
青山繁晴
「すごく少ないというわけでも最近はないようです。但しやっぱり情報を聴いても大丈夫な人間だけが情報を聴ける。つまり反乱を起こすはずがない、独裁の旨味を分け合ってる人たちだけは、ラジオを聴けるという状況なんですね。だから、それからも日本政府は、実はこれは特権階級だろうと見てるわけなんです。僕、いま北朝鮮の話しながら日本政府の本当の意図の話をしましたね。これがさっき言った日本の大きな変化なんですけど、これ、変化を起こす前、何かの事件を思い出さないですか?前にこのように特権階級につながる、つまり独裁政権につながる人が日本にやって来て、その時は今回と全然違いましたね?」
青山繁晴
「金正男さん。つまり金正日総書記の長男が日本にやって来た時に、皆さん覚えてると思いますが、とにかく厄介払いしたいというので、当時の田中眞紀子外務大臣が、何もほとんど調べさせないで返しちゃいましたよね。で、田中眞紀子さんだけが悪いって言われてるけど、本当は小泉純一郎総理だって、それ認めたわけじゃないですか。ほんとはこの金正男さんをずっと長いこと捕まえておいて、たくさん話聞けば、特に拉致問題についてたくさんの情報があったはずなのに、それを返してしまいました。で、今回は最初の調べで、どうもこの4人は特権階級だと分かった段階から、はっきり言って、日本政府は演技を始めた。で、例えば、麻生太郎外務大臣が『ん〜、あれは偽装難民かもしれない』と、重々しい声で言ってたでしょ」
村西利恵
「演技?」
青山繁晴
「麻生さん、直接にはさすがに僕、聞いてませんが、麻生さんにとても近い人に聞くと、『え、やっぱり気がつきましたか?』と」
山本浩之
「『偽装難民ではないとは言えない』という言い方だったんじゃないですか?」
青山繁晴
「そう、そう。偽装難民かもしれないから、すぐに韓国に行ってもらうんじゃなくて、日本が調べなきゃいけない、という意味のことを言ってる。つまり偽装難民というのは、難民のふりして何か違うことしようとしてるかもしれないけど、だけど本当は特級階級といっても、逃げてきた人だから難民には違いない。麻生さんもそれはよくわかってる。わかってるけども、そうやってとにかく時間を稼ぐ。時間を稼いで4人をもっと徹底的に調べる。調べるから茨城県にも移したんです。つまりあれは本来は警察だけで終わるところを、入国管理局というのにわざわざ渡した。これも時間稼ぎ。さっき覚せい剤のことにあえて触れなかったのも、どうしてかというと、この覚せい剤だけ話を外に出したというのも、覚せい剤持ってんだから当然起訴して、ひょっとしたら裁判かもしれませんね、だから時間かかりますよということを、実は日本政府はやってるわけですね。で、これを僕は悪いこと、良いことと言ってんじゃなくて、主権国家は普通これをやるわけですよ。情報を持った人間が外国からやってきた。しかも日本国民を拉致してるような国だったら、当然それをずっと何かの理由作って置いといて、たくさん情報とった上で、行きたい所へ行ってもらうというのが本来の姿ですから、そういう意味で日本という国は、主権国家としてやり始めたのかなと。但し、ちょっと国民に対して情報操作しすぎだというふうに、僕は政府側の人に申しました。そして、今日最初に言いましたね。情報というのは操作されないように、みんな目を開けて見ましょうねってことと同時に、バラバラに見える話が実は根っこでつながってるっていうこと。それは金正日さんの病気の話。で、日本政府がひょっとしたら脱北した4人は、北朝鮮の本当の崩壊の始まりかもしれないと思うのは、金正日さんの病気がいままでとちょっと様子が違うからです」
青山繁晴
「まず日本、アメリカ、フランスの情報機関、フランスも含めて、この病気が何の病気なのか、いま一生懸命調べてます。どうしてかというと、去年の10月に核実験やったの覚えてますよね。その後に中国の当時、トウカセンさんという外交担当の国務委員が北朝鮮に行って、金正日さんと実際に会ったら、こういう写真と実際は違って、胸の部分はごっそり落ちてて、お腹が非常に膨らんでて、頬がこけてたと。中国はその情報をある程度意図的に、トウカセンさんというえらい人が見た話なのに、それを流したわけです。それで世界が注目してるところに、だんだん、この病気はいままでと違って、糖尿病と心臓病が悪化してるかもしれないと。で、これ、病気の話ですから、それが例えば金正日さんが亡くなるという話につながるのか、あるいは政権をやめないといけないところにつながるのか、そこは実は誰にもわからないんですが、中国の情報の仕掛けは実はもう一段先にあって、何で仕掛けるかを、みなさんここで考えてほしいんですけど、僕は前から、金正日さんの亡命を日本と中国とアメリカが仕掛けを始めてて、例えばそれがパリかもしれないから、パリに行って確かめたということをこの番組でもやりましたね。但しもう一度言っておきますが、それはすぐに起きるという話でなくて、北京五輪と上海万博が終わった後、2011年以降、だから3〜4年先に起きるという話だった。ところが金正日さんがもし健康が悪化していって、例えば亡くなるとか政権から下りることになったら、中国は違うスケジュールでやらなきゃいけない。違うスケジュールでやるんだけど、混乱はしてほしくない。五輪、万博、どうしてもやらないといけないから。そこで中国が担ぎ出した男性がいるんです」
村西利恵
「金正日総書記の弟さん、初めて見たんですが、金平日(キム・ピョンイル)氏という方……」
青山繁晴
「これ弟ですが、お母さん違うんです。異母弟。そして金正日さんと金平日さんのお父さん、金日成国家主席、その人が一番愛したのはこの人(金平日)じゃないかと。というのは、お父さんが軍隊に行かせたのはこの人だった。金正日さんは軍隊に行かせてもらえなかった。ので、実はこっち(金平日)が本命かもしれない。で、この人が健在という話を、中国が急に情報を流し出した」
村西利恵
「この金平日さんという弟さんについて、なぜいま注目されているのかを、CMの後、詳しく話していただきます」
(いったんCM)
青山繁晴
「この番組で僕は、金平日さんの話、したことないと思うんですよ。それはどうしてかというと、金正日さんに要するに権力闘争で負けた後、東ヨーロッパに追放されてたんですよ。その後、死亡説もあってはっきりしなかったんです。ところが最近、さっき言いました、中国からの情報を中心として、いや、健在で、ポーランド大使で間違いなくいるということがわかったわけですね。そしてこの金平日さんが中国にとって都合のいい点がかなりあって、中国だけじゃないですが……」
村西利恵
「お父さんとのツーショットですね」(パネル示して)
青山繁晴
「金日成国家主席、もう亡くなりましたが、これみなさん見ていただくと、ここにもし金正日さんの顔があったら、お父さんに全然似てないというのがわかるでしょ。背の高さも全然違う。金正日さんとても小さい。しかし金平日さんは背格好も輪郭も似ていて、中国、アメリカの関係者によると、喋り方が温厚で、つまり突っかかっていくような金正日さんとはずいぶん違う。それから目線の使い方とか、人の使い方も金日成さんにとてもよく似てるので、金日成さんは北朝鮮にとって唯一のほんとの英雄、国父ですから、これに似てるってことは、金正日さんから交代するとしたら、わりとみんなが受け入れやすい。そして一番大事なことは、金平日さんは軍と関係が深い。そして北朝鮮の権力の中で、朝鮮人民軍は中国人民解放軍といっしょに戦争を戦ったから、関係が深い。一言で言うと、中国と仲が良い上に、国民からも受け入れやすいところがあって、もし金平日さんが、この人を持ってきたいという中国の願望が、実はこの情報がいろいろ出てくる中に表れてて、それを日本の当局も察知してるから、そこにちょうど流れ着いた脱北者4人というのは、大事な大事な直接の情報源だから、なかなか離したくないというのが本当のところなわけです。そしてさらに私たち日本にとって大事なことは、この金平日さんは軍と関係が深いということは、逆にいうと工作機関とは関係が薄い。この番組で何度も言いましたが、拉致事件というのは軍が手を染めてなくて、工作機関がやったことですから、もしも金平日さんが中国を後ろ盾に、健康が悪化していく金正日さんにもし代わったら、拉致問題が大きく動く可能性があって、で、その意味でも安倍さんは本当は注目してる。それから日本の変化については、脱北者4人の件については、安倍さんが実は直接指示を出して、簡単には返さないでしっかり調べてくれと。年金とか政治とカネ、それからサミットで忙しい中で、それはやってるわけです。ひょっとしたら北朝鮮がそうやって崩壊していったら、4人どころじゃない、ベトナム戦争の時みたいなボートピープルが来るかもしれないから、それに対して日本は本当は、福岡とかごく一部は用意できてるけど、今回の青森とか、北海道とか新潟とか、そういうとこは用意できてないから、それを用意してくれということも指示してる。但し、こうやって日本政府が全部うまくやってるかというとそうでなくて、さっき言ったように、国民に対して情報操作しすぎだというのが一点と、もう一つ、実は安倍さんが心配してるのはこれなんです」
村西利恵
「『参院選の前に気になる動きが…』」(パネル読み上げ)
青山繁晴
「これもこの番組で何度も言いましたが、おそらく金正日さんの直接の指示として、男性1人、女性1人の拉致被害者を返す、その代わり拉致問題はそれで全部終わりだと、水面下で打診してきて、安倍さんは最後の一人まで帰ってくるのが解決だからということで、それ断ったと。ところが参院選挙前に、年金問題や政治とカネその他で、安倍さん追い込まれてるから、誘惑に乗るんじゃないかというので、……まだ打診してるわけじゃないですよ。しかし日本政府側が警戒してるのが、それがもう1回打診されるのではないかと。で、その男性1人、女性1人が前と同じ名前なのかどうかまではわからないけども、微妙な動きがある。実はそれとずっと関係してるのが……」(山崎拓の写真を示す)
山本浩之
「その人ばっかり出てきますよね(笑)。その話になると」
青山繁晴
「ある意味、堂々と動かれてますよね。今年1月に北朝鮮に行って、その後、最近も中国、韓国にも行ったでしょ。北朝鮮の情報持っていった。だからこの人(山崎拓)が、1人2人返すという話をもしバッと出すと、それは国民の中に動揺が走ります。僕も心の中、動揺します」
山本浩之
「北朝鮮というのは非常に交渉上手な国で、足元見るのがうまいから」
青山繁晴
「その通りだし、たった2人といっても家族にとっては大変なことじゃないですか。何十年も待ってきた家族が帰ってくるんですから。その時に僕が、いや、そんなのダメですとこの場で言えるのかどうか。僕も苦しむし、安倍さんも苦しむし、国民も苦しむと。で、そのためにはじゃあ、そういうことがもし7月21日の参院選の前に来たら、みんなはどうするのかというのをね。それが来るかどうかわかりませんが、もう1回言いますが、その話が新たに来ましたと言ってるんじゃなくて、前の経緯からするとそれがあり得るから、みんなでこの脱北者4人が流れ着いたことを機に、もう一度これをいまのうちに考えていただきたいというのが、このコーナーの今日の一番申したかったことなんです」
山本浩之
「ありがとうございました。青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーでした」
____________________________内容紹介ここまで
青山さんの見解では、あの脱北者4人は“特権階級”ってことですね。
これを踏まえた上で、同じ日に放送された「ムーブ!」から――。
前日(6月5日)に中朝国境の取材から帰国したばかりの石丸次郎さん(アジアプレス大阪代表)がゲストで、脱北者4人の怪しい点について解説というか反論を。
以下、石丸次郎さんの見解をざっとまとめました。
・北朝鮮では個人が船を所有することはできない。漁師の次男が自分が勤めていた漁業会社の所有船をくすねてきたのではないか。燃料も同じく。
・但し燃料売買は個人でできる。北朝鮮における「給料」は名目賃金。実質的には皆さん、おそらくその10〜20倍の収入でやりくりしてる。国家が企業や役所に勤めさせて名目賃金を払ってるが、それでは食べられないから、皆さん、闇で商売してやりくりしてる。だから「油200リットル分は年収16年分」(「アンカー」は18年分と紹介された)とあったが、実際は3〜6ヶ月分ぐらいの収入で買える価格。
・日本社会が北朝鮮のことに対していろんな疑いを持ちすぎ。常識で考えてほしいが、いま北朝鮮で個人が消費する物資はほとんど中国から入ってきてる。腕時計は中国の市場で1個10元(日本円で150円ぐらい)から買える。そんなに高くないから持っていても不思議ではない。北朝鮮の人にはそれぐらいの購買力はある。
・ラジオは北朝鮮では外国放送を聴くのは御法度だが、漁業者は聴いている。天気予報を聴くため。命に関わるから。代々、海に出る人たちは、軍人も含めて短波ラジオで韓国の天気予報を聴いてる。
・彼らが出港したチョンジン(清津)は北朝鮮第三の都市で人口70万人。中国に近い。北朝鮮の物流の本拠地。北朝鮮の中では平壌の次に生活レベルが高い。
・覚せい剤はチョンジンだけでなく、北朝鮮に蔓延してる。処罰が案外軽いので、気軽に薬のように使ってしまう。次男は眠気覚ましと言ってるが、十分ありえる話。
・10年前の飢饉は脱してるが、ギリギリの生活は続いている。統制も厳しくなってる。この一家4人も将来の展望が見えなくなって、一か八か新しい世界に行きたかったのではないか。
・私のイメージではこの一家は、チョンジン付近に住んでいるごくごく平均的な一家というイメージ。
・北の漁業が悪い。中国と日本に売っていたものが売れなくなった。それも原因では。
・金正日体制が緩んだ時には船でどっと出てくるのはあるだろうけど、99%は日本には来ずに韓国に行く。
ということで石丸さんの見解では、あの4人は“平均的な一家”。
蛇足ですが、コーナー締めの石坂啓の発言がすごかったので全文紹介。
「麻生さんの発言がやっぱり非常に象徴的だなと思うんですけど、北朝鮮に対して非常に偏見がある(石丸「その通りですね」)。偽装難民じゃないかなというような言い方をするところに。私はね、北朝鮮を疑り深く見るつもりはないんです。私は安倍政権の方を疑ってます。要するに北朝鮮で何かというと、安倍さんは自分の得意分野のつもりでですね、やっぱり選挙に有効に使うんじゃないかという懸念がありますので、変な張り切り方をしていただくと困るなあという気がします」
……あんた、マジで北朝鮮に移住したら?(-.-#)
本日のまとめ――。
脱北者4人の正体を、脱北者事情に詳しい石丸さんは“平均的な一家”、安倍総理と先週二人で会談するなど政府通の青山さんは“特権階級”と、それぞれコメント。
どちらが正しいのか?あるいは両方間違いで正解は別のところにあるのか?
判断は皆さんにお任せします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■「お気楽くっくり」更新済
「のだめ」読みましたよ〜!(≧∇≦)
ってことで、今日もスクロールお疲れさまでした<(_ _)>
以下は「アンカー」関連リンク集です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※参考リンク
・ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay(青山繁晴さんのブログ)
※動画ご提供
・国風(“たか”さんのサイト)
※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
・06/5/11付:「アンカー」ポスト小泉を青山氏がズバリ
・6/15付:「アンカー」拉致問題に隠された北の陰謀by青山繁晴
・7/13付:「アンカー」北制裁とテロの危険性by青山繁晴
・7/20付:「アンカー」国連と北朝鮮&「ぷいぷい」韓国
・8/24付:『アンカー』北朝鮮核実験で日本の核武装論が高まる?
・8/31付:『アンカー』皇室はどうあるべきか?
・10/5付:「アンカー」安倍さんは家康〜北核実験宣言、訪中・訪韓、消費税など
・10/26付:「アンカー」金正日、逆襲の一手!?
・07/1/11付:「アンカー」山崎拓訪朝で拉致問題に異変?
・(おまけ)1/15付:「報道2001」山崎拓×青山繁晴
・1/17付:「アンカー」山崎拓訪朝で加藤紘一政権誕生?!
・1/24付:「アンカー」米朝妥協で日本はどうすれば?
・1/31付:「アンカー」米大統領選で日本の運命は&柳沢発言問題
・2/8付:「アンカー」外国人犯罪者の逃げ得を許すな
・2/14付:「アンカー」6カ国協議合意で今後の日朝関係は?
・2/19付:「アンカー」李英和教授の解説&総連の動画
・2/22付:「アンカー」安倍内閣改造の時期は?人事は?
・3/1付:「アンカー」韓国メディアが伝える北朝鮮 小さなニュースに宝あり
・3/8付:「アンカー」米国に告ぐ!ヒル国務次官補即刻解任せよ
・3/15付:「アンカー」安倍変身&慰安婦問題など
・3/23付:「アンカー」中東経済会議で北朝鮮問題
・3/29付:「アンカー」カタール報告 日本核武装を求める2大国
・4/5付:「アンカー」イラン戦争秒読みか?
・4/12付:「アンカー」BDA凍結資金解除と渡辺秀子さん親子事件
・4/19付:「アンカー」今年は参拝なし?温家宝 微笑の真相
・5/3付:「アンカー」安倍がブッシュに約束させた本当の事
・5/10付:「アンカー」日米報道の差 首脳会談・銃乱射・慰安婦
・5/17付:「アンカー」国民投票法成立 安倍首相の真の狙い
・5/24付:「アンカー」ペルー日本大使公邸人質事件の真実
・5/31付:「アンカー」安倍総理と二人きりで緊急会談
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Comments
今回の脱北者4名(ホントに家族?)については、いろんな人がいろんな見解を述べていますね。いずれその内実は明らかにされるでしょうが、わたしの知る限り、総連がこの事に関して何も言っていないのはなぜなんでしょう。
でも、実を言うと今回わたしが一番気になるのは、くっくりさんのこの件についての前回のトピックに対するコメントに誰かが書かれていた様に、日本海における国家防衛線を簡単に人知れず破られたという事です。
青山さんは政府通の人の様だし、安全保障の専門家なのだから、脱北者の正体探りは他の人に任せて(青山さんがしなくても誰か絶対にやる人がいるし、日本人ってそういうの好きですもんね)、その国境防衛戦の事についての問題点とその対応に付いて論じて欲しかった気がするのですが...
これは慎重に情勢を見守る必要がありますね。ただ北朝鮮問題では一人、二人ではなく、我慢で全員帰ってくる道がbetterですね。
再度、220Lは、5,6ヶ月分と言ってもその日暮らしの人には無理だと思うのですがね・・・本当にサヨクって希望的観測が好きですね〜青山さんのある程度地位を持った人というのが正しいとしたら、この問題要注意ですね〜〜
青山氏の話には頷ける点が多いのですが「詳しく調べるために入管の施設に送った」というのはどうかなあ?入管は水際でどんどん返すのが専門で、金正男のときも入管だけでやったから何も調べずに出国させたように思うのですが。
本日午前中、李登輝氏が靖国神社にお参りするといううわさです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070606-00000192-jij-int
昨日のニュース23で、脱北者のひとりが移送ヘリから降ろされた時、警備(?)の人が、当人の顔が見えないように帽子を被せようとしたのを、不機嫌そうに払いのけたシーンが写ってました。その横柄な態度、どうみても”感謝”しているように見えなかったのですけどね。。(画面では”感謝している”といったテロップがでてたのに)やっぱり怪しい。
李登輝さん、靖国参拝してくださいましたね〜。
http://www.sankei.co.jp/seiji/seisaku/070607/ssk070607004.htm
民主党が参議院で第一党になったら、ほくそ笑むのは左翼官僚。
自治労をバックにした民主で公務員改革がうまくいくはずないが、
内閣支持率を下げた国民はその構図を分かっているのかなw
脱北者は昨日パスタとローストチキンを食べて、お笑い番組を見て笑ったりしてたとか。「キムチが食べたい」と言ったり、腕時計をしていたとも。
怪しいですよ。
覚醒剤も持ってたし、日本の対応どうなんでしょうね。甘くはないだろうか。
朝鮮関係は全て疑っても疑い過ぎはないと思う
信じて馬鹿を見るのはもうたくさん
できれば北朝鮮にでも送り返したいよw
「北朝鮮に送り返す」と言ったらどんな反応をするのやらw
李登輝先生の靖国参拝のニュース、今NHKの7時のニュースでかなり詳しくやっていました。「中国外務省様が不満を表明されていたようですが、この問題を日中関係の悪化材料にしないでやるとおっしゃている」そうです。李登輝先生、誠実さとしたたかさを兼ね備えて居らっしゃいます。神々しい...
今年2月、種子島沖で「幸吉丸」が転覆して3日間漂流した事件がありましたが、乗組員たちが助けられた時の映像では、相当なダメージでしたよ。車椅子に乗せられていた人もいたし。
日本や韓国に要求しているのは米だし、他によく聞く主食はトウモロコシ。
パン焼くくらいなら原材料で配ってその分燃料を他に回しそうなものだけど。