議論する習慣がない韓国はセウォル号事故「再発防止」に向かわない
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WiLL2014年7月号の【セウォル号沈没事故 事故の遠因は「ケンチャナ」精神】。
作家で島根県立大学名誉教授の豊田有恒さんの論説です。
「ケンチャナ」という言葉は、日本でも最近はけっこう馴染みがあるようですね。
「ヨ」を付けた「ケンチャナヨ」の方がよく言われるようですが。
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WiLL2014年7月号の【セウォル号沈没事故 事故の遠因は「ケンチャナ」精神】。
作家で島根県立大学名誉教授の豊田有恒さんの論説です。
「ケンチャナ」という言葉は、日本でも最近はけっこう馴染みがあるようですね。
「ヨ」を付けた「ケンチャナヨ」の方がよく言われるようですが。
日本語に直すと、「かまわない」「大丈夫」といった意味。
例えば、何かミスをして、それを指摘されるとよく出てくる言い訳の言葉が「ケンチャナ」。
責任逃れのように口にされることも少なくないそうです。
セウォル号沈没事故は、韓国特有の「ケンチャナ」が顕著に現れたものと言えるでしょう。
豊田さんもそこを重点的に指摘されているのですが、私にとって新たな発見だったのは別の箇所。
韓国と「議論」について語られた次のくだりでした。
「(韓国では)収益を上げることだけが目的化されてしまい、他のことは〈ケンチャナ〉の対象となってしまう。
いくらなんでも、異を唱える人がいたはずだろうと考えるのは、日本人なら当然だろうが、韓国ではそうならない。
なぜ異論が出ないかというと、韓国では議論する習慣がないからだ。
冷静に論拠をあげて事実を検証するという習慣が、そもそも韓国社会には初めから存在しない。
映像などでは、口角泡を飛ばして怒鳴り合う場面などが、しばしば登場する。
あれが議論かといえば、そうではない。
韓国人は自分の主義、主張と異なる意見に出会うと、まず声高に自説を述べ立てるが、相手が反論すると居丈高に怒鳴り始め、相手を罵倒して発言を圧殺しようとする。
理を尽くして相手を穏やかに説得する努力は、まったく行おうとしない。
つまり、声の大きいほう、力のあるほうが勝つ社会なのだ。
どうしても相手が従わないときは、論点をすりかえる」
なるほど!!(^△^;
私は金慶珠氏がよく話をすり替えるのは、この人の性格によるものが大きいのだろうと思っていました。
が、この人に限ったことではなく、韓国人全般に言える特徴なんですね。
もっとも、
「声高に自説を述べ立てるが、相手が反論すると居丈高に怒鳴り始め、相手を罵倒して発言を圧殺しようとする」
「理を尽くして相手を穏やかに説得する努力は、まったく行おうとしない」
「どうしても相手が従わないときは、論点をすりかえる」
という傾向は、韓国人だけでなく中国人にも見られますね。
あと、日本人にも、時々似たようなメンタリティを持つ人がいますね。
誰とは言いませんが……(^_^;
ちなみに、韓国語には、相手を罵倒する用語が日本語の何百倍もあるそうです。
こうした単語は、辱説(ヨクソル)と呼ばれるそうです。
豊田さんが、英語の翻訳者の友人から聞いた話では、日本語には悪口雑言の語彙が乏しいため、苦労するのだとか。
話は戻って、なぜ韓国では議論する習慣がないのか?
「韓国はその過酷な歴史から生まれた国民性のせいで、相手の言うことに耳を傾けたりしていたら殺されるかもしれない場面の連続だったから、反論、異論を許さない風土が出来上がった」
というのが、豊田さんの見解です。
「ケンチャナ」に加え、議論する習慣がない国民性も、セウォル号事故をめぐる様々な場面で現れているようです。
運航会社、船長はじめ乗員、船の改造を行った会社、荷役作業会社、海洋警察、海洋水産部、船級協会、その他、関係各所に対する韓国メディアや世論の非難や責任追及の声は、今も激しく展開されています。
ですが、同様の事故を二度と繰り返さないための「建設的な議論」がなされているふうには、現時点ではほとんど見受けられません。
5月19日、朴槿恵大統領は、海洋警察を解体することを決定しました。
海洋警察は事故対応で厳しい批判を受けていましたから、この解体は誰が見ても「見せしめ」です。
また、セウォル号国政調査特別委員会(与野党議員で構成)が行う国政調査が、6月2日に90日間の日程で始まりましたが、これも初っぱなからつまずきました。
遺族と行方不明者家族から意見を聴取する予定だったのが、与野党の間で聴取に関する考え方の違いが露呈し、現地入りしたのは野党議員のみ。
与野党とも党利党略でしか動いていないようです(朝鮮日報 2014/06/10 10:16)。
運航会社の事実上のオーナー、兪炳彦(ユ・ビョンオン)は、事故から2ヶ月経った今も逃亡中。
彼が主導する教団の信者が匿っているらしいですが、いまや韓国中に顔が知られており、多額の懸賞金までかけられているのに、未だ拘束できないのが不思議でしょうがない。
検察や警察の内部に信者がいて、逃亡を手引きしているのでは?という声もあるようですが、十分あり得る話です。
5月21日、教団の施設に強制捜査が1000人態勢で一度入りましたが、6月11日、今度は何と6000人もの警察官が入りました。
が、その様子を日本のテレビ番組で見た限りでは、緊張感が全く感じられませんでした。
居眠りしている警官がいたり、日焼け止めを一所懸命塗っている警官がいたり、昼食時には教団側から食べ物の提供を受けたりで、どう見ても茶番。
それもそのはず、この強制捜査の背景には、前日の朴槿恵大統領の「こんなに捕まらないなんて話にならない。あらゆる手段と方法を検討し、必ず法の裁きを受けさせる」という発言があったのでした。
大統領に叱責され、捜査当局としては、「頑張ってます!」というパフォーマンスをせざるを得なかったのですね。
船体の「処理」の話もすでに出ています。
(1)引き揚げ後に廃棄したりどこかに展示する。
(2)船は沈没状態のまま置いておき、その上に海上追慕公園を作る。
今のところこの2つの案があり、海洋水産部は後者に重きを置いているそうです(中央日報 2014年06月08日12時46分)。
まだ行方不明者の捜索が続いている段階でこんな話が出てくること自体、日本とはちょっと感覚が違いますよね。
もっとびっくりしたのは、事故を契機に、「安全事故予防」関連の法改正案が発議されたという報道です(ハンギョレ 2014.05.14 18:41)。
これは、災難事故の時、生徒たちが応急対処能力を備えられるよう、学校の正規授業で水泳など学校安全教育を義務化しようというものです。
もちろん水泳は教えておくべきでしょうが(日本でも正規授業でやってるし)、何かズレてるんですよね。
事故の本質はそうじゃないでしょう。
あの状況では泳ぎの達者な人でも溺れてます。
なぜフェリーは転覆してしまったのか。
なぜ助けられたはずの命がみすみす失われてしまったのか。
そこを突き止めないと、根本的な解決にはなりません。
また、先述した国政調査特別委員会、そこの所属議員らが6月8日、「セウォル号特別法」の制定を目指す意向を明らかにしました。
災害対応や事後対応システムの確立が主な目的に挙げられていますが、強調されたのは被害者家族に対する手厚いほどのケア。
「被害家族が生涯全サイクルにわたって継続支援を受けることができるよう制度やシステムを構築する」
「被災地の経済、社会に回復の基盤を整えられるようにする」
……というものです。
万事こんな調子で、原因究明や再発防止という方向になかなか行きません。
「今求められるのは、再発防止策の徹底ではないだろうか。
今回の事故の原因は、利益を優先した船会社が、法定上限を超える貨物を乗せていたことと、責任者が救助義務を放棄して現場を離れたことによる。
こうしたことが起きないように、罰則を強化するか、監視体制を厳格化するか、安全教育を徹底させるかの対策が重要だ」
↑へえー、韓国にもまともなこと言うメディアがあるのね、と思ってよく見たら、これは統一日報(2014年06月11日 00:00)でした(T_T)
在日韓国人によって発行されている新聞です。
船長らの裁判は6月10日に始まりました。
逃亡オーナーもいずれは拘束されるでしょう。
彼らに厳しい裁きが下されて、それで“シャンシャン”となってしまわないでしょうか。
セウォル号をめぐる韓国の激高ムードは制しがたい域にまで達した段階で、おそらく潮が引くように鎮まっていくだろうと、豊田有恒さんは言われています。
その後は、当局が差し障りのない範囲で法令の改正などを行うであろうと。
「差し障りのない範囲で」というのは、自分たちの利権が奪われない範囲でってことでしょうね。
もちろん、こんなことで同種の海難事故を根絶できるわけはありません。
では、韓国はどうすればよいのか?
豊田さんの提言はこうです。
「反論、異論に対して、罵詈雑言を浴びせて封じてしまうのではなく、冷静に相手の意見に耳を傾け、論拠を尽くして、物事を検証しながら議論する習慣を身につけ、衆知を集めて対策を考えるようにする」
無理です!(T_T)
それができる人たちならとっくにやっているでしょう。
(と、豊田さんも内心思っておられるに違いない!)
何度でも言いますが、私は韓国の原発が大変心配です。
こういう性質の人たちが管理していて、大丈夫なんでしょうか?
船や鉄道なんかと違って、原発で大事故が発生した場合は日本に直接影響が及びますから。
何かあっても「ケンチャナ」で済まされそうで、すごく怖い……。
[画像は「原発危機を考える」様から拝借]
・13/10/26付:知れば知るほど恐ろしい韓国の原発(「悪韓論」より)
【追記 6/14 14:10】
産経新聞 2014.6.14 07:00の記事で気づきましたが、「人格教育振興法」、別名「イ・ジュンソク防止法」という法律も国会に提出済みだと。
詳しくは中央日報 2014年05月26日08時45分を。まずは「人格教育」から…とありますが、人格教育をできる人が韓国にどれほどいるのでしょう(T_T)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★完全なる余談。
豊田有恒さんと言えば、「鉄腕アトム」などアニメの脚本を手がけられたり、初代「宇宙戦艦ヤマト」の制作にも参加された方です。
私は「ヤマト」で初めて豊田さんのお名前を知り、学生時代には小説も何冊か読みました。
韓国に造詣の深い方だと知ったのは、比較的最近です。
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※拙ブログ関連エントリー(韓国の民族性)
・06/3/22付:だからあなた方は尊敬されない〜日本優勝に水を差す韓国
・07/4/20付:米大学銃撃事件で見えた韓国人の気質
・07/5/30付:ミス・ユニバース 日本1位 韓国4位
・07/6/5付:サハリン残留韓国人 日本の“理由なき支援”
・07/12/4付:はいはい。韓国人を信じた星野監督が悪いんですね。
・08/2/19付:「たかじん委員会」韓国と外国人参政権と在日特権
・08/3/1付:「ムーブ!」韓国が日本の海域にゴミ投棄(中国毒餃子も)
・08/11/10付:「ミヤネ屋」対馬の危機 韓国の“乗っ取り”進行中
・08/12/9付:「ムーブ!」ウトロは今
・09/5/16付:「TVタックル」外国人参政権と在日韓国人の本国参政権
・10/3/2付:「TVタックル」外国人地方参政権と強制連行の真偽
・11/8/2付:韓国入国拒否で佐藤正久議員が実況ツイート(付:人権法案緊急告知)
・12/8/12付:五輪憲章違反の「独島は我が領土」アピールにIOC動く&韓国大統領不法上陸で日本が国際司法裁判所に提訴検討
・12/10/22付:危険な韓国産食品!米国は6月にカキなど貝類販売禁止も日本は放置、キムチは一部が昨年から衛生検査免除、ヒラメも精密検査免除で食中毒事件発生
・12/10/27付:韓国産の危険性を伝えるチラシまとめ(最新情報付き)
・13/1/5付:靖国神社放火容疑の支那人引き渡し拒否!韓国は法治主義より事大主義
・13/3/23付:日本よ、これが韓国だ
・13/4/6付:韓国は未だに王朝の交代をやっている!「ザ・ボイス」より
・13/7/13付:韓国は世界の恥さらし!“戦時徴用”賠償で国際条約無視の判決「ザ・ボイス」より
・13/7/29付:韓国が東アジア杯でまた日本非難の横断幕…旭日旗排斥運動についても
・13/8/10付:【これはひどい】慰安所従業員日記を発見した安秉直ソウル大名誉教授の“手柄”を高麗大学韓国史研究所の朴漢竜研究教授が横取り!?
・13/8/19付:韓国系が排斥する「竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記」を読みました
・13/8/31付:韓国の恥さらし!潘基文事務総長の日本批判発言「ザ・ボイス」より
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・10/12/16付:韓国軍によるベトナム民間人虐殺問題「SAPIO」01.9.26号
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例えば、何かミスをして、それを指摘されるとよく出てくる言い訳の言葉が「ケンチャナ」。
責任逃れのように口にされることも少なくないそうです。
セウォル号沈没事故は、韓国特有の「ケンチャナ」が顕著に現れたものと言えるでしょう。
豊田さんもそこを重点的に指摘されているのですが、私にとって新たな発見だったのは別の箇所。
韓国と「議論」について語られた次のくだりでした。
「(韓国では)収益を上げることだけが目的化されてしまい、他のことは〈ケンチャナ〉の対象となってしまう。
いくらなんでも、異を唱える人がいたはずだろうと考えるのは、日本人なら当然だろうが、韓国ではそうならない。
なぜ異論が出ないかというと、韓国では議論する習慣がないからだ。
冷静に論拠をあげて事実を検証するという習慣が、そもそも韓国社会には初めから存在しない。
映像などでは、口角泡を飛ばして怒鳴り合う場面などが、しばしば登場する。
あれが議論かといえば、そうではない。
韓国人は自分の主義、主張と異なる意見に出会うと、まず声高に自説を述べ立てるが、相手が反論すると居丈高に怒鳴り始め、相手を罵倒して発言を圧殺しようとする。
理を尽くして相手を穏やかに説得する努力は、まったく行おうとしない。
つまり、声の大きいほう、力のあるほうが勝つ社会なのだ。
どうしても相手が従わないときは、論点をすりかえる」
なるほど!!(^△^;
私は金慶珠氏がよく話をすり替えるのは、この人の性格によるものが大きいのだろうと思っていました。
が、この人に限ったことではなく、韓国人全般に言える特徴なんですね。
朝生で金慶珠が今度は慰安婦問題を拉致問題と同列に扱った。「日本人が慰安婦問題でいくら謝っても韓国人は諦めないのと同じで、北朝鮮がいくら謝っても日本人は拉致問題を諦めない」という趣旨の発言。何でこの人はこう話のすり替えばかりするのか。そもそも売春婦と拉致被害者は全然違う!
— くっくり (@boyakuri) 2014, 5月 30
もっとも、
「声高に自説を述べ立てるが、相手が反論すると居丈高に怒鳴り始め、相手を罵倒して発言を圧殺しようとする」
「理を尽くして相手を穏やかに説得する努力は、まったく行おうとしない」
「どうしても相手が従わないときは、論点をすりかえる」
という傾向は、韓国人だけでなく中国人にも見られますね。
あと、日本人にも、時々似たようなメンタリティを持つ人がいますね。
誰とは言いませんが……(^_^;
ちなみに、韓国語には、相手を罵倒する用語が日本語の何百倍もあるそうです。
こうした単語は、辱説(ヨクソル)と呼ばれるそうです。
豊田さんが、英語の翻訳者の友人から聞いた話では、日本語には悪口雑言の語彙が乏しいため、苦労するのだとか。
話は戻って、なぜ韓国では議論する習慣がないのか?
「韓国はその過酷な歴史から生まれた国民性のせいで、相手の言うことに耳を傾けたりしていたら殺されるかもしれない場面の連続だったから、反論、異論を許さない風土が出来上がった」
というのが、豊田さんの見解です。
「ケンチャナ」に加え、議論する習慣がない国民性も、セウォル号事故をめぐる様々な場面で現れているようです。
運航会社、船長はじめ乗員、船の改造を行った会社、荷役作業会社、海洋警察、海洋水産部、船級協会、その他、関係各所に対する韓国メディアや世論の非難や責任追及の声は、今も激しく展開されています。
ですが、同様の事故を二度と繰り返さないための「建設的な議論」がなされているふうには、現時点ではほとんど見受けられません。
5月19日、朴槿恵大統領は、海洋警察を解体することを決定しました。
海洋警察は事故対応で厳しい批判を受けていましたから、この解体は誰が見ても「見せしめ」です。
また、セウォル号国政調査特別委員会(与野党議員で構成)が行う国政調査が、6月2日に90日間の日程で始まりましたが、これも初っぱなからつまずきました。
遺族と行方不明者家族から意見を聴取する予定だったのが、与野党の間で聴取に関する考え方の違いが露呈し、現地入りしたのは野党議員のみ。
与野党とも党利党略でしか動いていないようです(朝鮮日報 2014/06/10 10:16)。
運航会社の事実上のオーナー、兪炳彦(ユ・ビョンオン)は、事故から2ヶ月経った今も逃亡中。
彼が主導する教団の信者が匿っているらしいですが、いまや韓国中に顔が知られており、多額の懸賞金までかけられているのに、未だ拘束できないのが不思議でしょうがない。
検察や警察の内部に信者がいて、逃亡を手引きしているのでは?という声もあるようですが、十分あり得る話です。
5月21日、教団の施設に強制捜査が1000人態勢で一度入りましたが、6月11日、今度は何と6000人もの警察官が入りました。
が、その様子を日本のテレビ番組で見た限りでは、緊張感が全く感じられませんでした。
居眠りしている警官がいたり、日焼け止めを一所懸命塗っている警官がいたり、昼食時には教団側から食べ物の提供を受けたりで、どう見ても茶番。
それもそのはず、この強制捜査の背景には、前日の朴槿恵大統領の「こんなに捕まらないなんて話にならない。あらゆる手段と方法を検討し、必ず法の裁きを受けさせる」という発言があったのでした。
大統領に叱責され、捜査当局としては、「頑張ってます!」というパフォーマンスをせざるを得なかったのですね。
船体の「処理」の話もすでに出ています。
(1)引き揚げ後に廃棄したりどこかに展示する。
(2)船は沈没状態のまま置いておき、その上に海上追慕公園を作る。
今のところこの2つの案があり、海洋水産部は後者に重きを置いているそうです(中央日報 2014年06月08日12時46分)。
まだ行方不明者の捜索が続いている段階でこんな話が出てくること自体、日本とはちょっと感覚が違いますよね。
もっとびっくりしたのは、事故を契機に、「安全事故予防」関連の法改正案が発議されたという報道です(ハンギョレ 2014.05.14 18:41)。
これは、災難事故の時、生徒たちが応急対処能力を備えられるよう、学校の正規授業で水泳など学校安全教育を義務化しようというものです。
もちろん水泳は教えておくべきでしょうが(日本でも正規授業でやってるし)、何かズレてるんですよね。
事故の本質はそうじゃないでしょう。
あの状況では泳ぎの達者な人でも溺れてます。
なぜフェリーは転覆してしまったのか。
なぜ助けられたはずの命がみすみす失われてしまったのか。
そこを突き止めないと、根本的な解決にはなりません。
また、先述した国政調査特別委員会、そこの所属議員らが6月8日、「セウォル号特別法」の制定を目指す意向を明らかにしました。
災害対応や事後対応システムの確立が主な目的に挙げられていますが、強調されたのは被害者家族に対する手厚いほどのケア。
「被害家族が生涯全サイクルにわたって継続支援を受けることができるよう制度やシステムを構築する」
「被災地の経済、社会に回復の基盤を整えられるようにする」
……というものです。
万事こんな調子で、原因究明や再発防止という方向になかなか行きません。
「今求められるのは、再発防止策の徹底ではないだろうか。
今回の事故の原因は、利益を優先した船会社が、法定上限を超える貨物を乗せていたことと、責任者が救助義務を放棄して現場を離れたことによる。
こうしたことが起きないように、罰則を強化するか、監視体制を厳格化するか、安全教育を徹底させるかの対策が重要だ」
↑へえー、韓国にもまともなこと言うメディアがあるのね、と思ってよく見たら、これは統一日報(2014年06月11日 00:00)でした(T_T)
在日韓国人によって発行されている新聞です。
船長らの裁判は6月10日に始まりました。
逃亡オーナーもいずれは拘束されるでしょう。
彼らに厳しい裁きが下されて、それで“シャンシャン”となってしまわないでしょうか。
セウォル号をめぐる韓国の激高ムードは制しがたい域にまで達した段階で、おそらく潮が引くように鎮まっていくだろうと、豊田有恒さんは言われています。
その後は、当局が差し障りのない範囲で法令の改正などを行うであろうと。
「差し障りのない範囲で」というのは、自分たちの利権が奪われない範囲でってことでしょうね。
もちろん、こんなことで同種の海難事故を根絶できるわけはありません。
では、韓国はどうすればよいのか?
豊田さんの提言はこうです。
「反論、異論に対して、罵詈雑言を浴びせて封じてしまうのではなく、冷静に相手の意見に耳を傾け、論拠を尽くして、物事を検証しながら議論する習慣を身につけ、衆知を集めて対策を考えるようにする」
無理です!(T_T)
それができる人たちならとっくにやっているでしょう。
(と、豊田さんも内心思っておられるに違いない!)
何度でも言いますが、私は韓国の原発が大変心配です。
こういう性質の人たちが管理していて、大丈夫なんでしょうか?
船や鉄道なんかと違って、原発で大事故が発生した場合は日本に直接影響が及びますから。
何かあっても「ケンチャナ」で済まされそうで、すごく怖い……。
[画像は「原発危機を考える」様から拝借]
・13/10/26付:知れば知るほど恐ろしい韓国の原発(「悪韓論」より)
【追記 6/14 14:10】
産経新聞 2014.6.14 07:00の記事で気づきましたが、「人格教育振興法」、別名「イ・ジュンソク防止法」という法律も国会に提出済みだと。
詳しくは中央日報 2014年05月26日08時45分を。まずは「人格教育」から…とありますが、人格教育をできる人が韓国にどれほどいるのでしょう(T_T)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★完全なる余談。
豊田有恒さんと言えば、「鉄腕アトム」などアニメの脚本を手がけられたり、初代「宇宙戦艦ヤマト」の制作にも参加された方です。
私は「ヤマト」で初めて豊田さんのお名前を知り、学生時代には小説も何冊か読みました。
韓国に造詣の深い方だと知ったのは、比較的最近です。
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・07/4/20付:米大学銃撃事件で見えた韓国人の気質
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Comments
あとこの事故ここままでグダグダになると思いませんでしたけどねえ。
議論できない韓国に対して、一方日本は枝葉の議論ばかりで本質に至れないように見受けます。きっと一生改憲なんてできないんじゃないですか? よほどのことがなければ。
>責任逃れのように口にされることも少ないそうです。
少なくないそうですのタイプミス?
ご指摘ありがとうございます。直しておきました(^_^;
しかも、人目が無くなったらその餅を取り上げるということでしょう。
題名だけじゃなく、中身も良かったですよ。