中国に振り回される馬鹿らしさにそろそろ気付こう
諸般の事情により、珍しく朝、更新してます。
夜型で朝は超苦手なんですσ(^^)……すごい低血圧。
だからこんなことはもう二度とないであろう(^_^;
細切れぼやきは橋龍死去、金英男氏姉会見、フジテレビ前抗議デモ。
まずは中国調査船と韓国調査船の件から。テレビはあまり大きく伝えてないみたいですね(T^T)
夜型で朝は超苦手なんですσ(^^)……すごい低血圧。
だからこんなことはもう二度とないであろう(^_^;
細切れぼやきは橋龍死去、金英男氏姉会見、フジテレビ前抗議デモ。
まずは中国調査船と韓国調査船の件から。テレビはあまり大きく伝えてないみたいですね(T^T)
■尖閣諸島付近のEEZ内に中国調査船 事前通告なし
■韓国調査船出港 竹島周辺の海流調査
韓国の方は前からわかってたので、産経はすでに社説で取り上げてます。
・産経社説7/2:韓国海洋調査 「関係悪化」に突き進むな
↓これはおまけのニュース(日常茶飯事)。
・対馬沖EEZ内で違法操業 韓国人船長を逮捕(07/02 22:45)
侵略まがいのことをされても、日本側は抗議程度しかできない(しない?)んだから心許ない。
ただ、これらはまだ目に見える形だからわかりやすいとも言えます。
もっと恐ろしいのは目に見えない侵略。
3月末、胡錦濤は訪中した日中友好七団体の代表団に対して「靖国参拝をやめるなら首脳会談を開く用意がある」と述べました。国務委員のトウカセンは胡錦濤の発言を「これからの日本の指導者に対して述べたものだ」と強調。
つまり中国は「靖国参拝しない人間を次の首相にしろ」と日本に“厳命”したわけです。
それに対して反論もせず帰ってきた日中友好七団体の代表団(リーダーは先頃亡くなった橋本龍太郎元首相)……。
まともな国なら「日本の首相を決めるのに何で他国に指図されなあかんねん!」「内政干渉やないか!何で代表団は反論せんのや!」という世論が一斉に沸き上がるところでしょうが、なぜか日本ではそうはならない。
やはりメディアが率先して「アジア外交は大切ですよね〜。小泉さんみたいなアメリカ一辺倒じゃだめでしょ〜。中国の言うことにも耳を傾けないとね〜」という方向に持っていこうとしてるのが大きいと思います。
昨日の新潟日報の社説なんてもうあまりにも露骨で怒るよりも笑えてきますわ。
・新潟日報社説7/2:自民党総裁選 靖国論争に火をつけよ
(ソースは「社説 日付検索」で)
最後はすげー煽ってますけど……どこの機関紙?(^_^;
ところで、小泉首相の「(靖国に)何回行こうと問題ではない。個人の自由だ」というカナダでの発言が次の訪問先のアメリカで全く問題にならなかったことについて、「アメリカも靖国参拝には反対している」と主張してきた朝日新聞やTBSや加藤紘一は一体どう説明するんでしょう?(^_^;
↓毎日新聞も何考えてんだか。
・毎日世論調査:日本国民と国会議員、戦争など歴史認識に差
記事をよーく読めばわかりますが、国民で日本政府の謝罪・反省が「不十分」と答えた人は42%、「十分」は36%、「必要なし」は11%となっています。
まとめると、
「日本政府の謝罪・反省は不十分」42%
「日本政府の謝罪・反省は十分、又は必要なし」47%
今さら言うまでもないこと書くけど……
中国は日本を都合良く操るために、靖国を初めとする歴史問題を利用しているに過ぎないのです。
小泉首相が靖国神社に参拝したからといって、中国が言うように「日本の軍国主義の復活につながる」なんて考えている日本人はほとんどいません。
また“慰霊”の方式も、他国に言われて決めるのではなく自国で決めるべきだと考える日本人が圧倒的多数でしょう。
なのに「アジア外交を上手く行かせるために(=中国に配慮して)参拝はやめるべき」と主張する政治家、メディアの何と多いことでしょう。
中国に未だに幻想を持つ人たち、そして中国に利権がある人たち……。
中国は、自分の利益よりまずは相手の心情をおもんばかることが美徳とされる日本人の民族性(最近はそうでもないけど)も最大限利用していると思います。
「中国人民は傷ついてるんだ」と言われれば、事情を何も知らない優しい日本人は「人の嫌がることはやめとこうよ」って思っちゃうでしょう。
こんなことを言うと、サヨクは「偏狭なナショナリズムだ」とか言い出すんですよね。
どちらが偏狭なのか。もっと中国という国を大局的に見てはどうでしょうか。
中国は国内・国際情勢の変化に応じて言うことをコロコロ変えてくる国です。
共産党による一党独裁政権であり、体制維持が最優先の国ですから、そうなるのもやむなしなんでしょうが。
それまで何にも言ってなかったのに、急に日本を批判し始めたりね。
例えば、A級戦犯が合祀されたことが報道された後も、中国は6年間何ら抗議をしてこなかったことはよく知られた話ですよね。
他にもわかりやすい例を挙げますと……
中国が日本と国交樹立をする以前、周恩来は日米同盟を強く批判していました。佐藤栄作政権を「佐藤反動政府」と呼んでいたくらいです。
それが1972年、日中国交樹立のために田中角栄首相が訪中した頃に豹変。
周恩来は田中首相に対して「日本の軍事力の“妥当な増強”がアジアにおけるソ連の“侵略計画”に対して潜在的なおもりになる」と歓迎の意を示しました(1972.12.15付朝日新聞)。
トウショウヘイも日中平和友好条約締結で来日した際、福田赳夫首相との会談で「日米安保や自衛力増強は当然のことだ。軍縮とか平和をいうからには自衛力を備えていなくてはおかしい」と述べています(1978.10.24付朝日新聞)。
さらに1980年、華国鋒首相は訪中した中曽根康弘氏に対し、日本の防衛力の強化を要請しています。「日米安保はソ連の覇権主義を阻止するのに有利であり、在日米軍駐留は我々にとって望ましい」などの見解を述べました(1980.5.1付朝日新聞)。
伍修権人民解放軍副総参謀長も中曽根氏に対し、「現在のGNP比約0.9%の日本の防衛費を2%にしても、日本経済に大きな影響はないのではないか」との見解を明らかにしています(1980.4.30付朝日新聞)。
このように以前の中国はむしろ日本に「軍備増強してくれ」と言っていたのです。
ところがソ連の脅威が薄らぐと中国は態度を一変、また以前のような「日本軍国主義批判」を始め、現在に至るというわけです。
中国に関して確実に言えることが二つあります。
「中国はその時の情況によって変節する」
「中国に善意や友好を期待しても必ず裏切られる」
ぶっちゃけ、中国がいま熱心に行っている靖国批判も、今後の情況如何によってどう変化するかわかりません。
中国の言うことにいちいち振り回されるのは愚かなことですし、ましてや自国の首相を中国に配慮しつつ選ぶなんて行為は愚の骨頂と言えるのではないでしょうか。
【参考文献】
「諸君!」8月号/山際澄夫氏
<中共政府に容喙(ようかい)された「ポスト佐藤」の愚を繰り返すな>
※関連ニュース
・山崎氏、千鳥ケ淵墓苑が最有力候補地と指摘(7/2)
・産経社説7/3:千鳥ケ淵墓苑 拡充構想には警戒が必要
※拙ブログ関連エントリー
・1/17付:何度でも言う。靖国を外交問題にしたのは朝日新聞!
・4/3付:中国が頼りにする「七人のサムライ」
・4/6付:中国の分断作戦は政治家より先に世論が参っちゃいそうで怖い
・4/11付:靖国問題〜小沢の狙いは?麻生の真意は?
・5/3付:朝日新聞曰く「東京裁判を知らない人が靖国参拝に賛成している」
・5/10付:「朝ズバッ!」アメリカを利用する媚中派・加藤紘一
・5/12付:経済同友会のお花畑度は朝日新聞以上?
(朝日新聞がケント・カルダー氏のインタビューを本人の意を曲げて掲載した件も)
・5/14付:朝日新聞の露骨さとハイド議員について
・5/18付:関西経済同友会はまともなこと言ってる
・5/19付:中共・朝日・小沢・公明党・経済同友会!反論あるなら言うてみ!
・5/20付:中国の「上策」に惑わされるな
・5/22付:米国を靖国問題に引きずり込もうとするサヨクの「下策」
・5/27付:靖国参拝はローマ教皇庁も認めた慣行
・6/4付:靖国問題〜稲田朋美さんのGJ論文
・6/9付:産経、靖国関連記事ラッシュ
・6/18付:朝日社説〜福田と書かずに福田を応援
・6/20付:「朝ズバッ!」再びアメリカを利用する媚中派・加藤紘一
・6/26付:靖国最高裁判決〜朝日が地団駄踏んでます
・・・・・・細切れぼやき・・・・・・
■橋本龍太郎氏のご冥福をお祈りいたします
マスコミや評論家はこぞって「晩節を汚した」と言ってますね。
「晩節を汚した」とは一般的には日歯連の闇献金事件のことを指すんでしょうけど、産経はやっぱ一味違いますな(^_^;
・【評伝】橋本元首相死去 小泉改革の先駆者
亡くなったばかりの方の悪口はあまり言いたくないので(喪が明けたら言うと思う(^_^;)、ちょっといい話も載せておこうと思います。
◇橋本元首相 皇族の意見聴かず非礼(産経2/17)(ネットソース消滅済)
◇「あんた何様?」さん7/1付より引用
※関連ニュース
・橋本元首相死去:「日中友好を主張」と略歴伝える 中国(毎日)
■“他人の遺骨 混在の可能性”
いつまで続く、バカバカコント。もうコメントする気力が湧かない。
■フジテレビ前抗議デモ参加リポート
強気を助け、弱気をくじく。フジテレビが謝罪することはもうないんでしょうか。
※拙ブログ関連エントリー
5/11付:フジテレビが中国旗を台湾旗と報じた問題
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「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
takeshima dokdo dokto tokdo tokto
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≪外務省は在日中国大使館に抗議≫
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、2日午前5時50分ごろ、巡視艇「もとぶ」が、沖縄県石垣市の魚釣島南西約24キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内で、中国海洋調査船「東方紅2号」(3235トン、全長96メートル)を発見した。
中国船は日本側に海洋調査の事前通告をしておらず、巡視艇は「直ちに調査を中止せよ」と中国語と英語で警告した。しかし、東方紅2号は応答せず、北西方向へ航行しながら2日夜までに4回にわたり、バケツ状の機器を海中に入れ海水を採取するなどの調査活動を行った。同船はいったん日中境界線付近から約4キロ付近まで北上。4回目の調査を終えた午後8時ごろ、日本側EEZ内を東に向け航行を再開した。巡視船は追跡して監視、警告を続けた。
尖閣諸島付近で中国の調査船による無断調査は約2年ぶり。平成16年11月に中国海軍の原子力潜水艦が石垣島沖の領海を侵犯し、海上自衛隊の艦艇が出動する事態が発生。以降、中国は日本の領海周辺での調査船活動を「自粛」していたとみられるが、5月下旬から6月にかけて沖ノ鳥島周辺の海域で中国の海洋調査船が活動しているのが確認されている。
外務省は2日午後6時ごろ、在日中国大使館に抗議するとともに調査中止を求めた。中国側は「事実関係を確認する」とだけ回答した。
(07/02 23:41)
■韓国調査船出港 竹島周辺の海流調査
≪日本の中止要請無視≫
【ソウル=久保田るり子】韓国の聯合ニュースによると、日韓が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)周辺を含む海域の海流調査を行う韓国の調査船「海洋2000号」が2日午後10時半(日本時間同)、釜山港を出港した。日本の中止要請を無視した形の調査の強行で、今年4月に日本の海洋調査をめぐり緊張した日韓対立が再燃する可能性がある。日本の排他的経済水域(EEZ)に韓国調査船が入った場合、日本側は海上保安庁の巡視船などを出動させる方針だが、韓国政府は護衛艦などで対応する構えだ。
調査は今月中旬までの日程で、竹島周辺調査がいつ行われるかは明らかでないが、KBSテレビは11日ごろになるとみられると報じている。
(07/03 00:02)
韓国の方は前からわかってたので、産経はすでに社説で取り上げてます。
・産経社説7/2:韓国海洋調査 「関係悪化」に突き進むな
↓これはおまけのニュース(日常茶飯事)。
・対馬沖EEZ内で違法操業 韓国人船長を逮捕(07/02 22:45)
侵略まがいのことをされても、日本側は抗議程度しかできない(しない?)んだから心許ない。
ただ、これらはまだ目に見える形だからわかりやすいとも言えます。
もっと恐ろしいのは目に見えない侵略。
3月末、胡錦濤は訪中した日中友好七団体の代表団に対して「靖国参拝をやめるなら首脳会談を開く用意がある」と述べました。国務委員のトウカセンは胡錦濤の発言を「これからの日本の指導者に対して述べたものだ」と強調。
つまり中国は「靖国参拝しない人間を次の首相にしろ」と日本に“厳命”したわけです。
それに対して反論もせず帰ってきた日中友好七団体の代表団(リーダーは先頃亡くなった橋本龍太郎元首相)……。
まともな国なら「日本の首相を決めるのに何で他国に指図されなあかんねん!」「内政干渉やないか!何で代表団は反論せんのや!」という世論が一斉に沸き上がるところでしょうが、なぜか日本ではそうはならない。
やはりメディアが率先して「アジア外交は大切ですよね〜。小泉さんみたいなアメリカ一辺倒じゃだめでしょ〜。中国の言うことにも耳を傾けないとね〜」という方向に持っていこうとしてるのが大きいと思います。
昨日の新潟日報の社説なんてもうあまりにも露骨で怒るよりも笑えてきますわ。
・新潟日報社説7/2:自民党総裁選 靖国論争に火をつけよ
(ソースは「社説 日付検索」で)
小泉純一郎首相が終戦記念日の八月十五日を期して靖国神社に参拝するのかどうか。その動向が自民党総裁選の構図を左右しそうな情勢になりつつある。
首相は訪問先のカナダで、自らの靖国参拝について「何回行こうと問題ではない。個人の自由だ」と述べ、六度目となる参拝の可能性を強く示唆した。自民党内では、終戦記念日の参拝が現実味を増したと受け止められている。
ポスト小泉の有力候補である安倍晋三官房長官は、小泉首相の靖国参拝を織り込み、出馬表明を盆すぎに延ばした。安倍氏の対抗馬と目される福田康夫元官房長官も、首相参拝への内外の反応を見極めようとしている節がうかがえる。
総裁選は九月八日告示、二十日投開票の日程が固まった。各候補が八月も半ばを過ぎてから名乗りを挙げ、それからやっと政権構想や政策の論争を始めるというのではあまりにも遅い。
小泉首相に振り回される必要はさらさらない。退陣前に再び靖国神社に参拝する、しないにかかわらず、靖国参拝問題はもともと今回の総裁選で主要な争点とすべきテーマであるはずだ。
小泉首相の靖国参拝は内外に深刻な問題を残した。A級戦犯がまつられていることを理由に反発する中国や韓国との関係は極度に悪化し、日本の東アジア外交は機能不全に陥った。国内世論も参拝の是非で深い亀裂が走っている。
宗教法人である靖国神社への首相参拝には、政教分離を定めた憲法に反するのではないかという疑義がつきまとう。現に二〇〇四年に福岡地裁が、〇五年には大阪高裁が違憲判断を示している。
小泉首相の靖国参拝をめぐっては二十三日に初の最高裁判決があった。最高裁は憲法判断に踏み込まず肩すかしの判決となったが、首相の靖国参拝に合憲のお墨付きを与えたわけではない。
経済同友会が参拝中止を求め、超党派の国会議員連盟は「参拝は憲法違反の疑いがある」として「国立の追悼・平和祈念施設」の建設を提言した。日本遺族会の会長を務める古賀誠元自民党幹事長はA級戦犯の分祀(ぶんし)を提案している。
いずれも小泉首相の参拝がもたらした問題を打開しようという動きだが、解決するための責任は政治にある。総裁選の争点に取り上げられて当然だろう。
首相の座を狙う各候補は、自ら進んで靖国問題についての考えを明らかにすべきだ。小泉首相の次の参拝への反応を腕組みして見守っているようでは、この国のリーダーを目指す資格などない。早く論争を起こそうではないか。
[新潟日報7月2日(日)]
最後はすげー煽ってますけど……どこの機関紙?(^_^;
ところで、小泉首相の「(靖国に)何回行こうと問題ではない。個人の自由だ」というカナダでの発言が次の訪問先のアメリカで全く問題にならなかったことについて、「アメリカも靖国参拝には反対している」と主張してきた朝日新聞やTBSや加藤紘一は一体どう説明するんでしょう?(^_^;
↓毎日新聞も何考えてんだか。
・毎日世論調査:日本国民と国会議員、戦争など歴史認識に差
毎日新聞は「戦後60年の原点」シリーズの総括で、6月中旬の全国世論調査(電話)に、先の全国会議員アンケートと同じ歴史認識などに関する質問を盛り込み、国民と国会議員の意識を比較した。第二次大戦をめぐる日本政府の謝罪・反省については、「不十分」との回答が42%で「十分」の36%を上回り、議員アンケートの「十分」51%、「不十分」33%との違いがはっきり出た。戦後日本の「軽武装・経済重視」路線に対しても否定的な数字が高く、国民が国会議員に比べて「戦後の歩み」を厳しく見ていることが浮かんだ。
(以下略)
毎日新聞 2006年7月2日19時46分(最終更新時間 7月2日23時49分)
記事をよーく読めばわかりますが、国民で日本政府の謝罪・反省が「不十分」と答えた人は42%、「十分」は36%、「必要なし」は11%となっています。
まとめると、
「日本政府の謝罪・反省は不十分」42%
「日本政府の謝罪・反省は十分、又は必要なし」47%
今さら言うまでもないこと書くけど……
中国は日本を都合良く操るために、靖国を初めとする歴史問題を利用しているに過ぎないのです。
小泉首相が靖国神社に参拝したからといって、中国が言うように「日本の軍国主義の復活につながる」なんて考えている日本人はほとんどいません。
また“慰霊”の方式も、他国に言われて決めるのではなく自国で決めるべきだと考える日本人が圧倒的多数でしょう。
なのに「アジア外交を上手く行かせるために(=中国に配慮して)参拝はやめるべき」と主張する政治家、メディアの何と多いことでしょう。
中国に未だに幻想を持つ人たち、そして中国に利権がある人たち……。
中国は、自分の利益よりまずは相手の心情をおもんばかることが美徳とされる日本人の民族性(最近はそうでもないけど)も最大限利用していると思います。
「中国人民は傷ついてるんだ」と言われれば、事情を何も知らない優しい日本人は「人の嫌がることはやめとこうよ」って思っちゃうでしょう。
こんなことを言うと、サヨクは「偏狭なナショナリズムだ」とか言い出すんですよね。
どちらが偏狭なのか。もっと中国という国を大局的に見てはどうでしょうか。
中国は国内・国際情勢の変化に応じて言うことをコロコロ変えてくる国です。
共産党による一党独裁政権であり、体制維持が最優先の国ですから、そうなるのもやむなしなんでしょうが。
それまで何にも言ってなかったのに、急に日本を批判し始めたりね。
例えば、A級戦犯が合祀されたことが報道された後も、中国は6年間何ら抗議をしてこなかったことはよく知られた話ですよね。
他にもわかりやすい例を挙げますと……
中国が日本と国交樹立をする以前、周恩来は日米同盟を強く批判していました。佐藤栄作政権を「佐藤反動政府」と呼んでいたくらいです。
それが1972年、日中国交樹立のために田中角栄首相が訪中した頃に豹変。
周恩来は田中首相に対して「日本の軍事力の“妥当な増強”がアジアにおけるソ連の“侵略計画”に対して潜在的なおもりになる」と歓迎の意を示しました(1972.12.15付朝日新聞)。
トウショウヘイも日中平和友好条約締結で来日した際、福田赳夫首相との会談で「日米安保や自衛力増強は当然のことだ。軍縮とか平和をいうからには自衛力を備えていなくてはおかしい」と述べています(1978.10.24付朝日新聞)。
さらに1980年、華国鋒首相は訪中した中曽根康弘氏に対し、日本の防衛力の強化を要請しています。「日米安保はソ連の覇権主義を阻止するのに有利であり、在日米軍駐留は我々にとって望ましい」などの見解を述べました(1980.5.1付朝日新聞)。
伍修権人民解放軍副総参謀長も中曽根氏に対し、「現在のGNP比約0.9%の日本の防衛費を2%にしても、日本経済に大きな影響はないのではないか」との見解を明らかにしています(1980.4.30付朝日新聞)。
このように以前の中国はむしろ日本に「軍備増強してくれ」と言っていたのです。
ところがソ連の脅威が薄らぐと中国は態度を一変、また以前のような「日本軍国主義批判」を始め、現在に至るというわけです。
中国に関して確実に言えることが二つあります。
「中国はその時の情況によって変節する」
「中国に善意や友好を期待しても必ず裏切られる」
ぶっちゃけ、中国がいま熱心に行っている靖国批判も、今後の情況如何によってどう変化するかわかりません。
中国の言うことにいちいち振り回されるのは愚かなことですし、ましてや自国の首相を中国に配慮しつつ選ぶなんて行為は愚の骨頂と言えるのではないでしょうか。
【参考文献】
「諸君!」8月号/山際澄夫氏
<中共政府に容喙(ようかい)された「ポスト佐藤」の愚を繰り返すな>
※関連ニュース
・山崎氏、千鳥ケ淵墓苑が最有力候補地と指摘(7/2)
・産経社説7/3:千鳥ケ淵墓苑 拡充構想には警戒が必要
※拙ブログ関連エントリー
・1/17付:何度でも言う。靖国を外交問題にしたのは朝日新聞!
・4/3付:中国が頼りにする「七人のサムライ」
・4/6付:中国の分断作戦は政治家より先に世論が参っちゃいそうで怖い
・4/11付:靖国問題〜小沢の狙いは?麻生の真意は?
・5/3付:朝日新聞曰く「東京裁判を知らない人が靖国参拝に賛成している」
・5/10付:「朝ズバッ!」アメリカを利用する媚中派・加藤紘一
・5/12付:経済同友会のお花畑度は朝日新聞以上?
(朝日新聞がケント・カルダー氏のインタビューを本人の意を曲げて掲載した件も)
・5/14付:朝日新聞の露骨さとハイド議員について
・5/18付:関西経済同友会はまともなこと言ってる
・5/19付:中共・朝日・小沢・公明党・経済同友会!反論あるなら言うてみ!
・5/20付:中国の「上策」に惑わされるな
・5/22付:米国を靖国問題に引きずり込もうとするサヨクの「下策」
・5/27付:靖国参拝はローマ教皇庁も認めた慣行
・6/4付:靖国問題〜稲田朋美さんのGJ論文
・6/9付:産経、靖国関連記事ラッシュ
・6/18付:朝日社説〜福田と書かずに福田を応援
・6/20付:「朝ズバッ!」再びアメリカを利用する媚中派・加藤紘一
・6/26付:靖国最高裁判決〜朝日が地団駄踏んでます
・・・・・・細切れぼやき・・・・・・
■橋本龍太郎氏のご冥福をお祈りいたします
マスコミや評論家はこぞって「晩節を汚した」と言ってますね。
「晩節を汚した」とは一般的には日歯連の闇献金事件のことを指すんでしょうけど、産経はやっぱ一味違いますな(^_^;
・【評伝】橋本元首相死去 小泉改革の先駆者
日歯連事件といい、今春の日中友好7団体の代表団の団長として訪中し、靖国参拝問題で中国側の主張を聞くだけに終わった印象を内外に与えるなど、政治家としての晩節は決して褒められたものとはいえないのが残念だ。
亡くなったばかりの方の悪口はあまり言いたくないので(喪が明けたら言うと思う(^_^;)、ちょっといい話も載せておこうと思います。
◇橋本元首相 皇族の意見聴かず非礼(産経2/17)(ネットソース消滅済)
橋本龍太郎元首相は十六日までに産経新聞のインタビューに答え、二度にわたって政府の「皇室典範に関する有識者会議」に皇族方の意見を聴くよう求めたが、聞き入れられなかったことを明らかにした。橋本氏との一問一答は次の通り。
−−首相在任中に古川貞二郎官房副長官(当時)に皇位継承問題の検討を指示したのか
「必ずしも(女性・女系容認などと)方向を決めてではなく、広く検討してほしい、どういうケースが起こるか分からないから研究しておいてくれと話したことはある」
−−有識者会議の議論をどう見るか
「プロセス、手順に非常に不満を持っている。私は皇室の中にもいくつかの意見があることを知っていたので、古川君に皇族方の意見を聴くよう勧めたが、答えは『ノー』だった。私はあきらめが悪いので、さらに『(皇室の)全員から聴けなんて言っていない。しかし、せめて皇室の最長老の三笠宮さまからぐらいは聴くべきではないか』と勧めたが、聞き入れられなかった。三笠宮さまは戦前の皇室も、占領行政下の皇室も、(旧十一宮家の)臣籍降下も知っておられ、今日までずっと皇室を見ておられた。少なくとも三笠宮さまのご意見はうかがっておくべきだったと思う」
「私だったら、あんな見え見えの形で有識者会議をつくり、座長に『皇室の意見は聴かない』なんて言わせない。無礼であり、少なくとも非礼だ。果たしてあの人たちが本当に国民を代表する人選だろうか」
−−女性・女系天皇容認、長子優先の結論については
「私は女性天皇は否定しない。しかし、女系天皇を認めるべきかどうかはもっと時間をかけて考えるべきことだと思う。同じ結論に達するにしろ、少なくとももっと慎重さが必要だ」
◇「あんた何様?」さん7/1付より引用
橋本龍太郎という人物を改めて調べてみると、中曽根総理が朝日新聞や中国の抗議で靖国参拝の中止を決めた時、
「なんで中国の圧力ごときで参拝をやめるんですか!」
と強く総理に噛み付いたり、自身が総理の時に靖国参拝した後に、唐カセン外交部長(当時)とジョトンシン(駐日中国大使)が抗議にやってきた際も、橋本氏は
「私の母の兄、私の従兄、私の小学校の担任の先生は一学期だけ受け持っていただいたところで出征されました。私は駅まで旗を持って送りに行った。そして『おい靖国の森に帰ってくるから来てくれよ』と言われたから、私はその約束を守っている。自分の心の問題である。」
と説明したそうですが、中国側は理解してもらえず、考え方の違いはこういうものかなとしみじみと感じたそうです。
橋本氏は安倍さん以上の右派として、当時は左派や中国から嫌われていたようですね。
そんな橋本氏の考えが180度変って媚中派になってしまったのは、やはり、中国公安のスパイを愛人にしてしまったことにより、中国から脅されたりしたからなのでしょうか?
※関連ニュース
・橋本元首相死去:「日中友好を主張」と略歴伝える 中国(毎日)
■“他人の遺骨 混在の可能性”
キム・ヨンナムさんと28年ぶりに北朝鮮のクムガン山で再会した姉のキム・ヨンジャさんは2日、韓国南西部のチョンジュでNHKのインタビューに応じ、横田めぐみさんのことなど、ヨンナムさんと交わした会話の内容を明らかにしました。それによりますと、ヨンナムさんは横田めぐみさんについて、「別の病院からピョンヤン市内の病院に移り、病状が改善したと聞いて安心していたら、その数日後に自殺したという連絡を受けた」と話していたということです。そして、2年前にめぐみさんのものとして日本側に手渡した遺骨について、ヨンナムさんは「火葬の設備が十分整っていないため、途中で異常が起きて他人の遺骨が混じった可能性もある」と話していたということです。この遺骨については、日本側のDNA鑑定で別人だと判明していますが、北朝鮮側はめぐみさんのものだと一貫して主張しており、別人の遺骨の可能性について言及したのは初めてです。また、4年前にめぐみさんの夫が横田さん夫妻にあてて書いたとされる手紙について、ヨンナムさんは「自分が話したことを別人が書き取ったものだ」として、代筆だったことを初めて認めました。そして、手紙の中でめぐみさんの死亡日時が1993年と書かれていたことについては、「人の生年月日をまちがえることもよくある。自分がまちがっていた」と述べて、不注意によるミスだと認めたということです。一方、ヨンナムさんの現在の妻パク・チュナさんについて、ヨンナムさんは「娘のヘギョンを小さいころから面倒を見ていた人だ」と紹介したということです。これらの説明について、横田めぐみさんの母親の早紀江さんは「うそを重ねる北朝鮮のやり方をずっと見てきているので、何を言われてもまったく信用できないし、ヨンナムさん自身も北朝鮮の監視下で本当のことを話せるわけがありません。私たちは引き続き、めぐみをはじめ拉致被害者全員の救出を求めていくので、問題解決に向けて、日本の政府にもっと動いてもらいたいという気持でいっぱいです」と話しています。
7月3日 7時15分
いつまで続く、バカバカコント。もうコメントする気力が湧かない。
■フジテレビ前抗議デモ参加リポート
事の発端は5月4日、フジテレビの「スーパーニュース」で台湾ラーメンの店を紹介した時のことであった。なんと掲載された旗がどこかで見たことあるような真っ赤な国旗、そう、中華人民共和国の五星紅旗が掲載されたのである。事実として台湾は中華人民共和国の統治を受けておらず、国民が選挙によって総統や立法委員を選出する民主主義国家である。台湾は1秒たりとも中華人民共和国の領土となったことはないのである。
(以下略)
強気を助け、弱気をくじく。フジテレビが謝罪することはもうないんでしょうか。
※拙ブログ関連エントリー
5/11付:フジテレビが中国旗を台湾旗と報じた問題
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Comments
ご主人様に一服盛られちゃったか?
中国・韓国の一貫性のない主張に従っていれば時代が変わった時に取り返しの付かないことになりますよね。従軍慰安婦やら遺棄化学兵器やら・・・。宮沢喜一・河野洋平・村山富一・野中広務みたいな国益を損ねる様な失敗はしてほしくないです。
ところで、毎日新聞のアンケートのうち、日中戦争で日本は侵略行為をしたという項目で、「どちらとも言えない」という回答が一般人で45%もいたというのが、驚きです。
案外世論はまとも?
世論調査は、選挙の時に一緒にやってくれ、というくらい信用できません。
あぁ一度でいいから、私のとこにも調査に来てぇぇ。
今日、立ち読みした週刊誌に『小泉さん、8月15日50万人靖国参拝パレード!?か』選挙に有利になるようアピールするためとか...。あまりにマスコミが世論調査を情報操作するので、実際 参拝して支持を表明するしかないのか、と思う今日この頃。暑いのも人が多いのも苦手だけど、今年は靖国参拝しよう、と思います。
あちらさんも歓迎ムードらしいですしね。老獪な中国の思惑と現党首の反自民の思惑が一致している?利用する/されるだけの関係で行くから全然期待も何もしてません。
靖国は…一国の元首、陛下が行くのがいけないのであれば国民全体(無理はありますが)で行くのはいいんでしょうね。国民の自由意志で行く事に文句を付ける国家がいたらそれこそ日本という民主主義国家に対する挑戦みたいなものですから。
政治家の皆さんも大抵は高い志の元に政治家になったのでしょう。そして権力、私利私欲にまみれ、変質していった。それが目的だった人もいるでしょうが。
罠にかかった事を隠すのではなく、罠にかかった事を公表するする事が、一定の評価を得られるようになればいいですね。
勿論、引っかからない事が一番ですが。
いつも個別にお返事差し上げられず申し訳ありません<(_ _)>
Nagaさんやねこぱんちさんの言われるように、「私はハニートラップに引っかかってしまったが、国は売らなかった」と告白する人に出てきてほしいですね。そしたら中国もこの種の工作は使いづらくなるでしょうし。でも現状ではまだまだ難しいかなぁ。
ただ橋龍さんは亡くなる前に息子さんらに「ハニートラップに気をつけろ……」とか遺言残してそうな気がする(^_^;
今年3月、日中友好7団体の団長として訪中した橋本龍太郎氏。帰国から2カ月後の5月中旬、困惑した表情でこう打ち明けられた。出発前に「不愉快さを覚悟して行ってきます」とのメールをくれた橋本氏との、それが最後の会話になってしまった。
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_07/t2006070310.html
今まで彼が大嫌いでしたが、
ハニートラップにさえ引っかからなければ
そんなに嫌な政治家じゃなかったんだなと感じました。