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責任者の先逃は半島の伝統 「ディス・イズ・コリア 韓国船沈没考」より

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 7月18日に発行された室谷克実さんの「ディス・イズ・コリア 韓国船沈没考」を読了しました。

 4月16日に発生したセウォル号沈没事故をめぐる考察です。
 書き下ろしと、『夕刊フジ』などへの寄稿を大幅に加筆修正、再構成されています。

 セウォル号沈没は韓国特有の事故であり、起こるべくして起きた悲劇だったことが改めて理解できます。
 
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 “ケンチャナヨ”文化である上に、“パリパリ”文化の国。
 (時間にルーズなのに急ぐ文化)

 本当の死亡者数は永久に不明。
 (無記名の乗船票が大量に見つかるなどしている。乗務員らが乗船券よりも安い運賃でこっそり人を乗せ、その金を自らの懐に入れる慣行があるため)

 「韓国=造船大国」の虚飾。
 (コンテナ船やタンカーならいくらでも造れるが、コストの高いフェリーや旅客船は技術的に無理)

 両班支配の伝統である現場蔑視。
 (“偉い人たち”は何をしても許されるような法運用。また“偉い人たち”は危ない場所・汚い場所には行かない)

 論理的あるいは科学的な勝者が必ずしも勝者にならない“声闘文化”。
 (韓国人は幼い時から自己主張を明確にするよう鍛えられてきた)

 企業から公務員・関連団体職員へのあまりに日常的な“複雑な関係”。
 (日常的・定期的な少額の賄賂は、この国の社会システムでは賄賂ではなく潤滑油のようなもの。公務員は合法的に供応を受けられる)

 事故当日朝にソウルを覆った「中国発のPM2.5」と事故との関係には触れない韓国メディア。
 (韓国はPM2.5問題については以前から中国を責めない。自主規制する。日本に対しては悪意ある想像を重ねてまで記事を仕立てるのに)

 ……等々、あらゆる角度からこの事故を、事故後の“ドタバタ”も含めて考察しています。

 人災による事故は、どこの国でも起こるものです。日本も例外ではありません。
 設計に問題があったとか、工事の段階で手抜きがあったとか、点検管理や安全確認が不十分だったとか、システムに不具合が発生したとか、原因は事故により様々でしょう。

 が、韓国における人災は、それらが複雑に絡み合ったケース、もっと言えば社会システムや民族性(ケンチャナヨ・パリパリ)がそもそもの原因であるケースがとても多い。

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 事故原因はまだ裁判中で確定されていませんが、これまでのところ言われているのは…

★日本から安価で買った中古フェリーを“不適切”に改造。
★救命ボートなど安全装備の不具合を放置。
★操舵機の電気系統の故障があったが放置。
★過積載の上に、コンテナをきちんと固定せずに出港。
★濃霧で出航時間が遅れたため、危険な近道に入り、ほぼ全速力で航海中に急旋回したため荷崩れを起こして横転、沈没。

☆安全装備や積載量の点検が行われなかったのは「いつものこと」であり、背景には海洋ブロック(海警、船級協会、海運組合、海運会社)の癒着がある。
☆宗教団体の直営のような海運会社が儲けを優先し、安全に全く配慮してこなかった。
☆その延長線上に、無免許業者による荷役作業の手抜き。
☆横転後、船長ら乗員は、乗客に避難命令を出さなかった。

【つまるところ、韓国社会の日常的な汚職体質、それとセットになったマニュアルの無視が事故をもたらした】

 と、室谷さんは断じています。

 韓国では1993年にもフェリーの大きな事故がありました。
 乗客・乗員292人が死亡した「西海フェリー号」沈没事故です。

 この後、事故現場の行政区である全羅北道は白書(事故報告書)をまとめました。

 白書は事故について、「政府が大規模な事故の防止をたびたび強調したにもかかわらず、対策を怠ったことによって発生した人災」と定義しました。

 そして、類似の事故を防止するためには「救命設備が十分に役割を果たすようにしなければならない」「乗船者名簿をきちんと作成しなければならない」などと指摘しました(朝鮮日報14年4月24日)。

 つまり、西海フェリー号の教訓は、セウォル号に全く活かされなかったことになります。
 では、セウォル号の教訓は今後に活かされるのでしょうか。

 室谷さんの見解は、残念ながらこうです。

【また日常的な汚職をバックに、「事故なんて起きるはずがないから」との楽観的な見込みの上で、明るく「ケンチャナヨ」で不正部品の取り付け、マニュアル無視が続くのではないか】

 なにしろ、「怒りは長く、反省は短い」と韓国メディア自身が言っているのです(中央日報14年5月9日コラム>韓国は今度も「忘却の国」になるのだろうか)。


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 室谷さんの様々な考察の中で、特に私が注目したのは、【第5章〈責任者の先逃(せんとう)〉は半島の伝統】です。

 日本では昔から、組織のトップに立つ人はそれなりの自覚を持ち、責任を果たそうとしますが(もちろん例外もありますが)、朝鮮は伝統的にそうではない。

 乗客には「部屋で静かにしているように」と指示して、自分は真っ先に逃げ出したセウォル号の船長。

 信徒でもある取締役たちにマスコミ対応を命じて、自分はさっさと逃げてしまった清海鎮海運の実質オーナー・兪炳彦会長。

 一番偉い人が真っ先に逃げる。
 朝鮮の歴史がそれを示しています。

 以下は室谷さんが紹介している事例(こちらで少し補足しています)。

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[地図出典:元寇の真実さま]

・1232年、高麗の王朝は、蒙古軍が侵略してくるや(モンゴルの高麗侵攻)、蒙古兵が船を操れないことを知り、黄海に浮かぶ江華島に逃れた。本土(半島)にいる人民を置き去りにした。

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[地図出典:歴史研究所さま]

・1590年、李王朝は、豊臣軍の動向を探る目的で、日本に使節を送った。が、その帰国報告は「侵略がある」「侵略はない」に割れていた。王朝は、報告の精査ではなく、派閥の次元で「侵略はない」とした報告の方を承認した。
 ところが、秀吉軍は上陸してきた。王と王朝の重臣達は、臣下に「防戦」を命じ、自分たちは北部に逃げた。
 村々で、王の一行は住民と出会ったが、住民たちは王が民を見捨てて逃げることを悲しみ、王を迎える礼法を守らなかった。「宣祖実録」によると、このとき朝鮮の民衆は李王朝を見限り、日本軍に協力する者が続出した。ルイス・フロイスも、朝鮮の民は「恐怖も不安も感じずに、自ら進んで親切に誠意をもって兵士らに食物を配布し、手真似でなにか必要なものはないかと訊ねる有様で、日本人の方が面食らっていた」と記録している。

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・韓国初代大統領の李承晩は、1950年6月、北朝鮮の南進が始まっても、楽観的な見通しを示していた。国会は軍の報告に基づき「ソウル死守」を決議した。が、その数時間後、李承晩政権はソウル南部の水原への首都移転を決め、特別列車で逃げ出し、翌日、ソウルは陥落した。
 李承晩はただ逃げただけではなかった。その直後、軍首脳はソウルを横断する漢江に架かっていた唯一の橋を、北朝鮮軍の進撃を妨げるため爆破して逃げた。橋を渡っていた避難民数百人が犠牲になった。
 李承晩は何の責任も取らないまま大統領ポストに居座った。釜山陥落に備えて日本の山口県に6万人規模の人員を収用できる亡命政府を建設しようとし、日本側に準備要請まで行っている。
 こんな李承晩を韓国人は今、「反日を貫いた大統領」として尊敬している。

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・1995年、ソウルの三豊(サムプン)百貨店の大事故。鉄筋コンクリート5階建てのビルが一瞬のうちに両端の壁面だけを残して崩壊し、502人が死亡し、937人が重軽傷を負った。度重なる設計変更に伴う構造欠陥を抱えた違法建築物だった。違法部分は、市役所への賄賂でクリアしていた。手抜き工事もあった。
 当日朝、ビルが揺らいでいるのが感じられた。しかし、社長は通常通りの営業を命じ、自分は外出し、崩壊した時にはいなかった。

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・2003年の大邱(テグ)市の地下鉄放火事件。運転士は司令センターの言われるままに車両のドアを開けずに逃げ、閉じ込められた乗客192人が死亡し、148人が重軽傷を負った。
 その後、運転士や駅員、指令員は上層部の指示で口裏を合わせるなど、組織ぐるみでの隠蔽を図った。しかも上層部は全てが明るみに出ると、今度は2名の運転士と指令員に全ての罪を被せようとした。

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・2014年5月12日、忠清南道牙山市で、新築中の7階建てビルが突如傾いた。基礎工事の手抜きが原因だった。建設会社の代表と現場所長は直ちに姿をくらました。撤去作業中だった18日、ビルは倒壊した。

 まさに〈責任者の先逃〉は半島の伝統なのです。


 「ディス・イズ・コリア」発行後の出来事も、少し触れておきます。

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 5月2日に負傷者240人を出したソウルの地下鉄事故がありましたが、7月22日には、韓国東部の江原道で観光列車と一般列車が正面衝突し、1人が死亡、90人以上が重軽傷を負う事故が発生しています。

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 また、同じ7月22日には、セウォル号事故に関連した大きな“事件”が起きました。
 逃亡中だった清海鎮海運の実質オーナー、兪炳彦会長の“遺体確認”です。

 これにより、警察や検察の対応が極めて杜撰なものであったことが露呈しました。



 遺体別人説はあるいは陰謀論に近いのかもしれません。
 (有本香さんも「あえて妄想的なことを言いますが」と前置きした上で見解を示していました)

 それよりも注目すべきは、韓国人自身が真っ先に「これは本当にオーナーの遺体なのか?」と疑ったことです。
 それほど韓国の社会システムは信用されていない。
 当の警察内部からも遺体別人説が、それもすぐに出てくる始末でした。

 オーナー自身が政治家や官僚と癒着があったことも別人説が出てきた要因のひとつでしょうが、いずれにしろ、日本では考えられない事態です。


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 しかし、こんな韓国も、実はまともになりかけた時代がありました。
 朴槿恵大統領のお父さんである、朴正煕大統領の時代です。

 室谷さんが、あとがきでその話をしています。

  権門上に傲れども
  国を憂ふる誠なし
  財閥富を誇れども
  社稷を思ふ心なし
  ああ人栄え国滅ぶ
  盲たる民世に踊る


 これは「昭和維新の歌」(正式には「青年日本の歌」)の一節。

 昭和年代の青年将校は、財閥の傲慢を恨み、困窮する農村を憂い、「国家革新」「国家改造」を掲げました。
 いわゆる「昭和維新」の運動で、やがて5・15事件、2・26事件へと繋がりました。

 朴正煕陸軍少将は1961年5月、軍事クーデターで韓国の全権を掌握しました。
 彼が直ちに実施したことは腐敗分子の摘発であり、農村救済でした。

 1972年10月には、政局混乱の中で非常戒厳令を発動し、新憲法を公布。
 これは「維新憲法」と呼ばれ、その政体は「維新体制」と呼ばれました。「昭和維新」の「維新」です。

 初代大統領の李承晩から2代の尹潽善までの韓国は、まさに「昭和維新の歌」の一節そのままの状況だったそうです。

 朴正煕を担ぎ、旧悪を追放した青年将校たちは、やがて「新悪」になっていきました。
 旧悪の追放者が新悪になるのも、半島の変わらざる歴史なのです。

【朴正煕の死から35年、セウォル号沈没事故と、その後の対応が見せてくれたものは、やはり「昭和維新の歌」の一節そのままの状況ではなかろうか】

 と、室谷さんは指摘しています。

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「たのしい韓国ソウルのニュータウン生活」さんより、朴正煕大統領記念・図書館に展示されている朴正煕大統領直筆の「祖国近代化」の文字]

 同じく知韓派の大家・黒田勝弘さんも、【韓国「例外の時代」から回帰】と題された産経新聞7月26日付のコラムで、朴正煕に触れています。

 黒田さんは、現代韓国ウォッチャーの草分けだった故・田中明元拓殖大教授の著書『韓国政治を透視する』(1992年)を引用しながら、こう述べています。

【20年以上前の田中の本を思い出したのは慰安婦問題のことではない。彼は韓国発展の基礎を作った朴正煕政権を高く評価し「韓国史における例外の時代」と書いていたからだ。
 田中氏にならっていえば、朴槿恵現大統領の父、朴正煕は「国造りのビジョンもないまま権力闘争と他者非難に明け暮れる旧態と戦った指導者」ということになる。実はそれは韓国の歴史では例外だったのであり、朴正煕死後の韓国は急速に旧態(通常)に復帰しつつあるというのだ。
 最近の政治的話題や首相や閣僚候補の相次ぐ“落馬”だが、経綸や政策ではなく個人や家族の財産、片言隻句をとらえての激しい人身攻撃などまさにそれだ。正義や道徳性を振りかざした対日外交もそうで、政府当局者やマスコミの日本非難の威張った口調やパフォーマンスはまるでテレビドラマに見る李朝時代である】


 再び、室谷さんのあとがきから。

【朴正煕には「我が五千年の歴史は、一言でいって退嬰(たいえい)と粗雑と沈滞の連鎖史であった」(「朴正煕選集2-国家・民族・私-」)とする認識があった。
 だからこそ「われわれが真に一大民族の中興を期するなら、まずどんなことがあってもこの歴史を全体的に改新しなければならない。このあらゆる悪の倉庫のようなわが歴史はむしろ燃やしてしかるべきである」(同前)という国家革新の意欲が続いた。
 娘の朴槿恵大統領が語るのは「わが栄光の五千年の歴史」だ。この認識からは、国民精神を根底から変えるような改革意欲は出てこないのだろう。
 涙の謝罪会見で出てきた改革案とは、弥縫策の原論でしかない。
 退嬰と粗雑と沈滞の歴史は、朴正煕軍事クーデターの一時期だけ断絶したが、その後は旧に復した。
 そして、その腐敗した韓国という名のシステムの中から、セウォル号沈没事故は生れ出た。まさにディス・イズ・コリアだ。
 韓国は、絶対不動の「隣国」に位置する。だから日本人は、その真実の姿を知らなくてはならない】


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 自国の歴史の悪い部分がちゃんと見えていた朴正煕。
 自国の歴史の悪い部分を全く見ようとしない朴槿恵。
 この差はとてつもなく大きいですね。

 私は朴正煕をことさら評価するつもりはありません。民主化運動弾圧など負の部分もありますから。

 しかし、朴正煕が、李朝時代から続く悪弊を根本的に改めようと努力したのは事実でしょう。
 そういう強い覚悟と統率力を持つ人が再びトップにならない限り、韓国は良い方向には行かないような気がします。
 
 ローマ法王は、セウォル号事故を受け、「韓国民が、この事故を契機に、倫理的にも“霊的”にも生まれ変わるよう望む」と述べました。

 この前近代的な隣国が生まれ変わらない限り、これからも日本は振り回されるのでしょう。

 振り回され度を少しでも小さくするには……

 まずは適度な距離を置くこと。
 そして室谷さんも言われるように、韓国の真実の姿を知り、その上で振る舞いを決めていくこと。

 ……これしかないと思うのですが、日本の親韓派の政治家はしばしば「??」な振る舞いをしますね。

 最近では、ワシントンでの講演で、アジア女性基金と同様の方法による慰安婦問題解決を提案した自民党の河村建夫氏。

 それから、朴槿恵大統領との会談やソウル大学での講演で、韓国側におもねるような言動をした東京都の舛添知事。

 彼らの振る舞いは、韓国の真実の姿を知った上でのものなのか?
 少なくとも私の目には、全くそのようには映りませんでした。

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Comments

くっくりさん、暑い中お疲れさまです。(ホント蒸し暑いですね!いきなり)

偉い人たちが真っ先に逃げる、橋を爆破して…のくだりでは、思わず毛沢東と周恩来が川を氾濫させて周辺の村民を皆殺しにしながら逃げたことを思い出しました。やっぱり中韓は同根なのでしょうか。

朴前大統領の字はとても立派で、娘さんとは大違いですね(嘆息)。

そういえば月見槽さんのブログにも同様のことが書いてありましたのでご興味のある方は是非。

http://fetia.blog34.fc2.com/blog-entry-1312.html

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おれんじ | 2014/07/29 05:51 AM
くっくり様に完全に同意です。
「韓国はこういう国」だと正しく理解して、割り切ることが大事だと思います。
日本が真に向かい合わなければならない国は、今のところ中国な訳ですから、あまり韓国みたいな国にかかずらってる暇はないんですよね。
適度な距離感を大事にしてほしいです。絶対に、「支援しよう」とか考えちゃダメ。施した恩は、もれなく仇になって帰って来ますから。
とぼそ | 2014/07/29 09:03 AM
外から見ますと酷い有り様の韓国社会ですが、
多くの国民が望んだ生き方の集大成なのですから。

この様な国民感情に迎合するマスゴミとそれで安堵する国民の
共依存関係は続くでしょう。

外国からは、社会学の研究対象とするぐらいにして、
悪影響を受けない様に遠巻きにして避けるのが
一番でしょう。
muff | 2014/07/29 09:16 AM
一般的に独裁者を悪と見做しますが、カオス状態を『正常化』する切り札ではないのかと思います。
ジャスミン革命等によって独裁者といわれる指導者が斃された地区は、その後『理想的な民主主義の地』になったのでしょうか?
寧ろ、地上に地獄が出現したが如き混乱と暴力が吹き荒れ、挙句テロ組織の温床となる始末です。
強権を用いて統治しなければ地域の安定など存在しない地が、地球上にあることを認識しなければなりません。
hanehan | 2014/07/30 09:32 AM

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