「Nスペ 領土で揺れる日中・日韓」第二部韓国 櫻井よしこさん発言集
★韓国を国際司法裁判所へ引きずり出す署名(10月2日締め切り)の拡散にご協力ください。
すでに必要署名数25,000は超えていますが、入力ミスや妨害工作などで無効票が多く出ることが想定されます(例えば「wh 1」「wh 2」の名前で100個以上の署名がされていることが9月19日時点で確認されています)。引き続き署名をお願いします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■9月23日(日)放送 NHKスペシャル「対立を克服できるか〜領土で揺れる日中・日韓〜」
第一部は中国、第二部は韓国で、それぞれ識者による討論が行われました。
第一部は支那人識者の参加がなく、いまいち盛り上がりに欠ける感じでしたが、第二部は韓国人識者が3人も参加し(全員日本語ぺらぺらで通訳なし)、けっこう盛り上がってました。
今日はその第二部から、櫻井よしこさんの主な発言をピックアップしてみました。
※今回は、水曜「アンカー」とは違って完全起こしではありません。櫻井さんの発言はほぼ完全ですが、他の方については一字一句このとおりではありません。
すでに必要署名数25,000は超えていますが、入力ミスや妨害工作などで無効票が多く出ることが想定されます(例えば「wh 1」「wh 2」の名前で100個以上の署名がされていることが9月19日時点で確認されています)。引き続き署名をお願いします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■9月23日(日)放送 NHKスペシャル「対立を克服できるか〜領土で揺れる日中・日韓〜」
番組内容:
沖縄県の尖閣諸島を日本政府が国有化したことをきっかけに、中国で吹き荒れた反日デモの嵐。日系企業も大きな被害を受けた。また、島根県の竹島には、韓国の大統領が初めて上陸し、日本に衝撃を与えた。中国や韓国との間で、領土をめぐる問題が一気に噴き出したこの夏。日本に突如向けられた反感や不信の根底にあるものは、何なのか。専門家による分析や徹底討論を通じて浮き彫りにし、今後の日中、日韓関係の課題を探る。
出演者:
三宅民夫(キャスター)
高原明生(東京大学大学院教授)
櫻井よしこ(ジャーナリスト)
田中均(日本総研国際戦略研究所理事長・元外務審議官)
加藤青延(NHK解説委員・元中国総局長)
鄭在貞(チョン・ジェジョン。韓国政府の研究機関、東北アジア歴史財団の前理事長)
陳昌洙(チン・チャンス。シンクタンク世宗(セジョン)研究所の日本研究センター長)
張済国(チャン・ジェグク。東西(トンソ)大学総長)
木村幹(神戸大学大学院教授)
第一部は中国、第二部は韓国で、それぞれ識者による討論が行われました。
第一部は支那人識者の参加がなく、いまいち盛り上がりに欠ける感じでしたが、第二部は韓国人識者が3人も参加し(全員日本語ぺらぺらで通訳なし)、けっこう盛り上がってました。
今日はその第二部から、櫻井よしこさんの主な発言をピックアップしてみました。
※今回は、水曜「アンカー」とは違って完全起こしではありません。櫻井さんの発言はほぼ完全ですが、他の方については一字一句このとおりではありません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■李明博大統領の竹島不法上陸について
三宅キャスターが「李明博大統領の竹島不法上陸により、日本の国民感情が害されたことについてどう思うか?」と韓国人識者らに質問。
鄭在貞氏が「最近、日本側から独島についての挑発が強化された。2005年以降(島根県の「竹島の日」制定以降?)、日本が独島の領有権を主張するし、2006年の教育基本法の改正、教科書にも独島についてずいぶん書くようになるなど、韓国から見ると日本が強固な姿勢を取っているので、それを差し止めるという主張があって李大統領が上陸したと推測している」と発言。
これに対する櫻井さんの発言。
「日本側が竹島は我が国の領土だと言うことは、これ当然のことですよ? で、それを教科書で教えたからいけません、政府がそういう風に言ったからいけませんというのはですね、これはやっぱりそこまで日本の内政に干渉するのは私は間違っていると思いますね。やっぱりお互いの主張が違うんだということを、認めるということが一番大事なんですね。
例えば、ジョージ・ワシントンに対するアメリカの評価とイギリスの評価、伊藤博文に対する日本の評価と韓国の評価、安重根に対する日本の評価と韓国の評価、全然違いますね。だからと言って私たちは、韓国の教科書でこう教えてはいけないとかですね、ああ教えてはいけないっていうことはですね、言っておりません。
で、竹島に関しては歴史的に見ても、私たちの領土だということを、私たちは確信してるわけですから、それを言ったから、もしくは色んな宣言をしたから、それを日本側の挑発だと言うのはですね、日本人に韓国人と全く同じ認識を持ちなさいということを言うに等しいわけで、これはやっぱり大人の対応ではないですね。
日韓関係の大人たる所以(ゆえん)はですね、例えば竹島問題については韓国が、事実上実効支配している。でもそれに対して、新たなヘリポートとか港とか造りませんという暗黙の了解があって、日本も定期的にこれを主張するけれども、それ以上のことはしないという、ものがあったはずなんですね。それを何故に、李明博大統領は突然に破ったのか。何故に、金泳三大統領の時から破ったのかということを、私はむしろ知りたいと思いますよ」
これに対する陳昌洙氏の発言。
「鄭在貞氏の言うとおり。原因は日本側にある。独島について日本から色んな挑発があったことを、日本の皆さんはよく知らない。2月には竹島の日、3月には外交青書があり、次々そういうことがある。日本は韓国について謝罪をしたり談話を出したこともあるが、例えば、2010年8月の菅談話で謝罪をした次の年に、また同じことを繰り返す。日本側が色んなことを起こすので、韓国側はそれに対応する形でやってきた」
■竹島問題の歴史的経緯について
鄭在貞氏が古い文献に言及して竹島は韓国のものだという主張を展開、「日本は歴史的な経緯を無視してはいけない」と発言。
これに対する櫻井さんの反論。
「お互いに古い文書を出し合って、お互いに絶対合意しないんですよ。あなたが出した文書は間違ってるとかですね、いや、ここが鬱陵島と言っても別の島でしょ、竹島と言っても別の島でしょという果てしない議論が続くんですね。
歴史問題をきちんとするのは大事ですが、今、本当に問いたいのはですね、皆さんは竹島を材料にしてですね、日本と対立するような構図になっている、このような李明博大統領の政治でいいのかと。本当にもっとですね、大事な事が韓国にはあるんじゃないんですかと私は問いたいですね。
で、日本と韓国、非常に私は宿命的な協調関係を保たなければならないと先ほど申し上げましたが、これは好きでも嫌いでもそうしなきゃいけないと言いました。それは、お互いにもっと大きな戦略的な思考でですね、本当に韓国の未来を考えると危ないですよ?北朝鮮どうなっていますか?中国はどうなっていますか?
皆さん方、そのことについて、今、日本にこのような私たちから見るとですね、極めて不当な、国際法上の根拠もない竹島のことを私たちに突きつけて、しかも私たちの側がそこに何か手を出したというのではないですよ? いきなり大統領が上陸してですね、私たちにショックを与えて、そしてそれは日本が悪いんだという風な論理になっておられるけども、国家としてこんなことでいいんですかということを、私たちはですね、韓国の識者に問いたいと思います」
陳昌洙氏の答え。
「大統領の独島訪問後から、日本側が色んな対応をした。日韓関係が本当に変化している。1965年から日韓関係は暗黙のルールがあって今まで発展した。3つある。まず韓国について日本側は謝罪をする。もう1つは政経分離で、他の民間交流に跳ね返さなかった。3番目はその2つの柱に立って、日韓米の協力関係ができた。それが今までの秩序の中の日韓関係だった。日本側は韓国に原因を探しているが、その後の日本側の対応そのものが、1965年の体制を空洞化させた」
■国際司法裁判所(ICJ)への提訴について
どうして日本側の提訴に応じないのかを、韓国人識者らが説明。
そのうちの一人、陳昌洙氏は「ICJに提唱することがどういう意味を持つのかということを、日韓が慎重に考えるべきだと思う。なぜかというと、ICJに行くことで国際社会でお互いに攻防戦になる。そういうことになると、日韓関係で今まで政経分離とか、信頼関係がなくなる。それで国際社会で日韓が戦っているにも関わらず、握手をしながら協力するのはほとんど無理だと思う」と主張。
これに対する櫻井さんの反論。
「陳さんね、もうすでに韓国は、国際社会に広報してますよ?
色んな、竹島は、皆さん方は独島と呼びますが、独島は韓国のものだと、ロサンジェルスに行ってもどこに行ってもハイウェイの所に大きな看板が出たりとかですね、国連に言ったりとかですね、学校で教えたりとかですね、これはもう私たち日本が主張しすぎないのであって、皆さん方の方がはるかに国際社会に向けて広報してると思いますね。
ですから、これを国際司法裁判所に訴えたからといって、新たにそれが始まるというのではなくて、もう皆様やっていらっしゃる。むしろ私たちは、それほどおっしゃるんであるならば、二国間での論争がどっちかというと感情論になってしまうのはいけませんから、じゃあ第三者を入れて、公平で公正な所でお互いに議論しましょうという、これは理にかなった提案だと私は思いますけれども、どうですか?」
ここで三宅キャスターが突然話題を変えてしまったため(韓国の世論調査紹介)、韓国側識者の答えは聞けませんでした(-_-;)
■竹島にまつわる韓国の教育について
韓国の教育現場のVTRのあと、張済国氏が、「日本側が領有権を主張しなければこのような教育はしない。韓国から見ればいつも刺激され、エスカレートしている。韓国は小さい頃から教育する必要がある。1905年の日本編入の経緯を見れば、竹島問題は単なる領土問題ではなく歴史問題」と発言。
三宅キャスターに「韓国の教育をどう思うか」と尋ねられた櫻井さんの発言。
「小さい子供さんたちにですね、こういう教育をして、骨の髄から竹島は韓国のものだと教えますとね、冷静に考えられなくなるんですよね。領土っていうのはどの民族にとっても、ある種とても心の奥深くまで響いてくる問題だと思いますよ。だからこそ、国家は領土を必死で守るわけですし、それは安全保障につながるわけですね。
だけれども、この歴史的に問題のある竹島に関してですね、一方的に教えるということ自体が良くないし、またそれを反対側から見ればですね、日本ていうのはこの竹島問題をこの頃、ようやくちょっと意識し始めましたけども、しばらく前まではほとんどの人が意識しなかった。これは日本側の戦後の問題だという風に思います。
日本の戦後の、国のあり方、ここでひとつあえて挑発的な言い方しますとね、我が国の戦後はね、やっぱり国家としての歩みじゃないんですよね。ごめんなさい、田中(均)さんなんかはその国家のために働いてきたと思うんですけれども、やっぱり国家というものは自分の力で領土を、国民を守る。そして領土主権というものもしっかり認識してるというところが、ひとつの大きな基盤であるべきなんですけども、そこのところの意識が非常に我が国は薄かった。だから、日本は領土意識があまりにもない。韓国はもうあまりにもありすぎる。このギャップというものがものすごくある。
これを何とか乗り越えようというので、日韓基本条約の時に、この竹島問題については、韓国の実効支配はそのままに、我が国も、日本も主張するけれども、まあ、現状維持でお互いに何もしないようにしましょう、何かする時には平和的にやりましょうという、了解が両国政府にあったわけですね。そして、あなた方(韓国側)が実効支配してるんですよ。にもかかわらず、今回の李明博大統領の暴挙ですから、あえて暴挙と申しますけれども、だから私たちは、韓国、一体あなたは何を考えてるんですかということを問うてるわけです」
ここでまた三宅キャスターが突然話題を変えてしまったため(鄭在貞氏と木村幹氏の日韓共同歴史研究について)、韓国側識者の答えは聞けませんでした(-_-;)
■「従軍慰安婦」問題について
慰安婦問題の経緯を解説したVTRのあと、田中均氏の発言。
「法的な問題は日韓基本条約で決着がついているが、道義的な責任をどう果たせばいいかということで、償い金、謝罪をしている。そういう意味では日本は誠意を尽くしてきた。しかしそれを全く一顧だにしないという態度はなぜだろうという気がする」
それに対し、陳昌洙氏の発言。
「よく日本人から聞こえるのは、韓国はきりがないと。韓国は日本が誠意を見せてくれることについては、ある程度評価をしていたと思う。例えば菅談話の時に、大統領の8月15日の演説で菅談話を評価してあげた(本当に「してあげた」と言った!)。誤解されている部分もあるが、韓国もある程度日本が誠意を見せることについては評価して、ある程度日韓の発展に結びついてきたと思う」
これに続いて、櫻井さんの発言。
「この問題について私は田中さんとも皆さんとも全く考え方が違うんですね。
私、この慰安婦問題についてかなり深く当時のこの93年の河野談話を出した人々、河野洋平さんも含めて、当時の東京におられたコウ大使、コウロメイさんていうんでしょうかね、にも、ソウルまで行って取材をいたしました。で、当時の外務省の要人の谷野さんたちにも、みんな取材をいたしました。
で、その時にですね、韓国政府の方で慰安婦の女性たちのことについて日本からの取材がほしいと、で、それは彼女のたちの名誉のためにも、日本側が強制したということを言ってほしいっていうことも、当時の新聞報道を見るとですね、談話が出る前にもう、少なくとも強制性を認めなければならないみたいなものがずーっと書かれてあるんですね。これ時系列で見ると非常に面白いですね。
で、私は聞きました。どういう資料があったんですかと。資料は全くなかったと。ワシントンにあるって言えばワシントンの公文書館に飛んで行って調べてみたけども、そこもなかったと。韓国側から出されたものにも日本政府、それから軍がですね、強制連行したっていう証拠はなかったと。
だけれども、女性たちの話をとにかく聞いて下さいっていうことで、16名の、慰安婦だったという女性たちのお話を聞きました。けれどもその聞き方というのは、こちら側の質問とかですね、そういったものは一切許されずに、全部一方的にお話を聞いたそうです。で、そのお話の内容は、未だに公開されていません。私は情報公開してほしいと思ってるんですね。どんなことをおっしゃったか、どんな酷いことを、本当に日本がしたのであるならばですね、聞きたいと思います。でも情報公開されていません。
で、それを見た方々はですね、これが強制連行だったということは、どうも言えないと。じゃあ、なぜ、河野さんがですね、強制性を認めたのかということについて、これは当時の文藝春秋というものにきちんと記事を書きましたけれども、韓国側からどうしても女性たちのメンツのために認めてやってほしいと。もし、日本側がそれをするのであるならば、経済的な補償は求めませんし、また、慰安婦の問題についてこれから取り上げることもしませんという、阿吽(あうん)の呼吸の、暗黙の了解があったって言うんですよ。
で、私は、それは念書にしたんですかと聞きました。石原、官房副長官だった方にですね。そしたら、いや、そんなことが出来るような状況ではなかったということで。で、河野洋平さんにも私はこのことについて、その強制っていうことについて伺いましたら、精神的な強制であるとか、時代背景としての強制っていうことをおっしゃいました。
で、私はですね、ぜひこの慰安婦の方々にも事情聴取した、事情聴取って一方的な話ですけども、それを公開してほしいということと、やっぱり私は日本政府のですね、これ田中さんに対する注文でもあるんですけども、82年の教科書書き換え事件の時も、あれは誤報だったんですよ。文部省は非常にあの時に宮沢官房長官談話をですね、出すことを嫌ったんですけども、外務省の主導で、あの時、近隣諸国条項も入れてですね、誤った、この慰安婦の問題について、確かに女性としてですよ、これは本当に嫌だったと思いますよ、本当に気の毒だったと思いますけれども、そのことと、日本国が、国家として、これを強制したとかですね、そのことを認める、事実でないものを認めるっていうことは全く違うことだと思いますね。
ですから人道的に、何かをするということなら私も賛成です。でも、日本国がですね、きちんとした主張もしないでですね、このようなことを延々と続けるということは、お互いのためにならないと、私は思います」
ここで出演者たちから笑いが起こりました。
櫻井さんの矛先が田中さんに向いたからだと思います。
田中さんは櫻井さんに「軍の強制云々ということは河野談話に書かれていない」と反論しましたが、櫻井さんは、「軍とおっしゃらなかったけれども、その前後で軍のことがたくさん書いてありますから、事実上、軍というふうに取られるんです」と再反論していました。
この後、鄭在貞氏が、「狭い意味での強制でも、1993年以降、アメリカの文書とか、インドネシアや中国で強制連行があった事実が明らかにされた。韓国のハルモニたちの聞き取り調査おっしゃったが、60人ぐらいの聞き取り調査のうち10人ぐらいは強制連行に関わる事実を言っている。日本人の中であれはただの売春婦と言っちゃってるんですが、あれはちょっと…」と発言。
これに対して櫻井さんの反論。
「インドネシアの事例はね、日本はそのことが分かった時に直ちにその慰安所を閉めました。その担当者は後に死刑になりました。そして、その他の、アメリカの公文書館で見つかった文書はですね、これはアメリカ人が調べたわけですけれども、日本の強制を示すようなものではなくて、慰安婦の人たちがかなり自由をもって経済的に豊かで、ということを書いてありましたね。それは必ずしも、日本による強制ということにはならないと思います」
ここで三宅キャスターがまた話を切って、「この問題はおそらく大事だと思いますけれども、たぶん時間がかかるので…」と別の識者に振ろうとしたところを、櫻井さんがツッコミ。
「これはね、日本政府がいけないんですよ。きちんと言いませんから…」
が、三宅キャスターは結局、「日本の中でも議論が分かれる問題で…」と木村幹氏に話を振りました。
木村氏の発言のあと、三宅キャスターは韓国側に話を振りました。
で、陳昌洙氏がこう発言。
「日本がいくらこれは強制ではないとおっしゃっても、国際社会はそう見てないと思う。なぜ認識のギャップが出るのかを、まず日本側が考えることだと思う。その上で韓国が求めているのは、日本側のきちんとした反省・謝罪。それをなぜ今さらそういうことを言うのか。いつも日本側は河野談話、村山談話の後、次々に日本側は暴言が出たり、覆す発言が出る。日本側の本心がどこにあるか疑わしいということになる。お金のことについては、韓国政府がそれを責任持って補償して、今もやっている。だから日本側に求めていることは、謝罪・反省」
ここで田中均氏が反論。
「それはおかしい。暴言云々と言われるが、色んな人が色んな歴史認識を持っている。ただ、日本国の総理大臣は、談話もそうだし、1998年に小渕さんと金大中さんが署名している。一国の首脳の間で交わされた文書がある。それを何か発言があると日本が、というのはおかしい」
木村幹氏も反論。
「(韓国側の主張は)ハードルが高すぎる。本心であるとか誠意であるとか、真実の、とか、なかなか追求できるものではない。ハードルを上げずに、どうやって関係を作っていくのかを、そろそろ考えないといけない」
続けて、櫻井さんの発言。
「ジャーナリストとしてひとつ発言していいですか?
慰安婦問題で日本が強制連行したということの文書の、元々の元になってるもののひとつに、吉田清治さんて人が書いた、『私の戦争犯罪-朝鮮人の強制連行』という本があるんです。この本がですね、1983年に日本で出ました。89年に韓国語、ハングルに訳されました。
そうした時に韓国の記者の方でですね、済州島に吉田清治っていう人は女性を200人、慰安婦狩りで集めに行ったということを証言してるんですけども、キョさんという、この済州新聞のキョという女性の記者がですね、もうすごく怒って、調べたんですよ。
で、色んな村々に行って調べて、ここから何人強制的に連れて行かれたのかということを聞いたらですね、例えば当時、85歳のチョン・オクタンさんという人がですね、ここは250軒ぐらいしかない小さい村だと。そこから15人も16人も連れて行かれたら大変なことだけれども、そんなことはないということを言ってるんですね。
また、そこの郷土の歴史を調べる郷土歴史学者という、キン・ホウギョクさんという人がですね、この本は全く本と呼ぶこともできないようなものだと。個人の軽薄な金儲け主義で書かれたということまで言ってて、どうして日本人はこういう本を書くんですかと、逆に日本人に質問してるんですね。で、これは済州新聞の書名入りの記事ですよ。
どうしてこういうことが韓国の、例えば朝鮮日報に出ないんですか?(韓国側識者ら苦笑)朝鮮日報は今年の9月6日、この吉田清治の本を再び取り上げて、コラムを書いている。これは非常におかしいと思います」
さあ韓国の識者らがどう反論するかと思ったら、何とまたもや三宅キャスターが「放送時間が迫ってきているので。やっぱりせっかくこうやって集まってるので、どうしたらいいか考えたいと思います」と遮ってしまいました。
どうしたらいいか考えるには、まず、日本人も韓国人も「真実」を知ることから始めないといけないでしょう。そこのところを櫻井さんは追求しているのに、なぜ遮るのですか?
生放送だし、時間の関係でというのは分かりますが、やっぱり納得行かん!(-_-;)
ただ、櫻井さんも「(次に行ってもらって)いいです」と笑顔で返されていました。
視聴者の多くは吉田清治の捏造本のことすら知らないでしょうから、それが全国ネットで流れただけでも良しとされたのかもしれません。
このあと、三宅キャスターも「櫻井さん、今日は本当に色々あの…、今までたぶん言いたかったことだと思うんですが、おっしゃって…」と困ったような感じで言ってましたし(^_^;
■まとめ…日韓関係をどう築くか
最後に全出演者が一言ずつ。
櫻井さんはこう言われました。
「朴正煕大統領がですね、素晴らしいことをおっしゃってるんですよ、1965年に。それはですね、『恨むべき昨日の敵とも、必要ならば今日と明日のために手を結ばなければならない』。そういう覚悟で自分は日韓基本条約を結んだんだと、いうことをおっしゃってるんですね。
今、本当に私たちはこの言葉を思い出すべきだと思いますよ。朝鮮半島の置かれている厳しい立場、北朝鮮、その後ろの中国。で、さっきも、ここの(出演者の)一人の方がですね、日中韓の中で日本だけが孤立すると言いました。じゃあ中国と韓国が手を組んでどうなるんですか? 私はそのことを言いたい。日本と韓国こそが本当に協力し合って、この、中国・北朝鮮の危機にですね、何とか対処しないといけないわけですね。
明日と、来年と、50年先の未来を考えたら、本当に今、日韓の国を思う人たちがですね、きちんとした理解と、提携の立場に立たなければ、これはもう取り返しがつかないと思いますね」
これを受けて張済国氏が、「日本側も歴史清算をしてもいい時期に来ていると思う。日韓の葛藤があったとしても、日韓全体の関係が悪くならないようにすべき」と発言。
すかさず櫻井さん。
「そのためには、歴史観が違いますということをお互いに認め合わなきゃいけないですね。同じ風に言って下さい、同じ風に感じて下さいということを要求し合うということは、全く解決になりませんね。違うということを認め合うということが基本になるべきだと思います」
これを受けて鄭在貞氏が、「前提として、韓国と日本の場合は価値観を共有することもあるから、慰安婦問題でも人道的な、女性の人権とか何か新しい基準でのアプローチも大事」と発言。
これにも櫻井さんが反論。
「価値観というよりも、歴史問題において、歴史認識において、意識を一致させるということはいかなる国にとっても難しい。ですから、そこは違いますねということを認め合って、その上に立って、人権・人道・民主主義・国際法の遵守、そうしたことについては協力し合いましょうということですね」
三宅キャスターが最後に田中均氏にまとめを任せて、番組は終了。
……とまぁ、こんな感じでした。
櫻井さんGJ!(^▽^)
でも三宅キャスターが肝心なところで何度も話を変えてしまうので、そこは見ていてちょっと消化不良を起こしました(T_T)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※拙ブログ関連エントリー(櫻井よしこさん発言起こし)
・05/8/16付:NHK「日本の、これから」第二部
・05/8/16付:NHK「日本の、これから」第三部
・05/10/24付:「報道2001」櫻井よしこVS加藤紘一・凌星光
・06/11/17付:【過去】人権擁護法案で起こし2本
・07/2/26付:「報道2001」慰安婦問題ホンダ議員生出演
・08/8/4付:「ムハハnoたかじん」櫻井よしこさんが中国の問題点を語る
・10/3/13付:「日本の、これから」日米同盟 櫻井よしこさんとプロ市民
・10/12/11付:櫻井よしこvs高野孟 11/26放送「朝まで生テレビ」より
・11/7/16付:櫻井よしこさん講演録より…ダメのお手本、菅直人!
※拙ブログ関連エントリー(慰安婦問題)
・12/8/27付:慰安婦問題まとめ2012
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
takeshima dokdo dokto tokdo tokto
☆ブータン「ワンデュ・ポダン・ゾン」火災への寄附(お見舞金)をよろしくお願いします。詳細はこちらを。動画もあります→YouTube・ニコニコ動画
★このブログが面白かったらクリックお願いします→
★ご面倒でなければこちらも→
★拙ブログのミラー(FC2)にTwitter、facebookのボタンがあります。
アニメ「めぐみ」配信中。
英語・中国語・韓国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!
________________________________________________
★コメント・トラックバックを下さる方へ
お手数ですが規約(12.5.31改訂)に一度目を通された上でお願いいたします。
■李明博大統領の竹島不法上陸について
三宅キャスターが「李明博大統領の竹島不法上陸により、日本の国民感情が害されたことについてどう思うか?」と韓国人識者らに質問。
鄭在貞氏が「最近、日本側から独島についての挑発が強化された。2005年以降(島根県の「竹島の日」制定以降?)、日本が独島の領有権を主張するし、2006年の教育基本法の改正、教科書にも独島についてずいぶん書くようになるなど、韓国から見ると日本が強固な姿勢を取っているので、それを差し止めるという主張があって李大統領が上陸したと推測している」と発言。
これに対する櫻井さんの発言。
「日本側が竹島は我が国の領土だと言うことは、これ当然のことですよ? で、それを教科書で教えたからいけません、政府がそういう風に言ったからいけませんというのはですね、これはやっぱりそこまで日本の内政に干渉するのは私は間違っていると思いますね。やっぱりお互いの主張が違うんだということを、認めるということが一番大事なんですね。
例えば、ジョージ・ワシントンに対するアメリカの評価とイギリスの評価、伊藤博文に対する日本の評価と韓国の評価、安重根に対する日本の評価と韓国の評価、全然違いますね。だからと言って私たちは、韓国の教科書でこう教えてはいけないとかですね、ああ教えてはいけないっていうことはですね、言っておりません。
で、竹島に関しては歴史的に見ても、私たちの領土だということを、私たちは確信してるわけですから、それを言ったから、もしくは色んな宣言をしたから、それを日本側の挑発だと言うのはですね、日本人に韓国人と全く同じ認識を持ちなさいということを言うに等しいわけで、これはやっぱり大人の対応ではないですね。
日韓関係の大人たる所以(ゆえん)はですね、例えば竹島問題については韓国が、事実上実効支配している。でもそれに対して、新たなヘリポートとか港とか造りませんという暗黙の了解があって、日本も定期的にこれを主張するけれども、それ以上のことはしないという、ものがあったはずなんですね。それを何故に、李明博大統領は突然に破ったのか。何故に、金泳三大統領の時から破ったのかということを、私はむしろ知りたいと思いますよ」
これに対する陳昌洙氏の発言。
「鄭在貞氏の言うとおり。原因は日本側にある。独島について日本から色んな挑発があったことを、日本の皆さんはよく知らない。2月には竹島の日、3月には外交青書があり、次々そういうことがある。日本は韓国について謝罪をしたり談話を出したこともあるが、例えば、2010年8月の菅談話で謝罪をした次の年に、また同じことを繰り返す。日本側が色んなことを起こすので、韓国側はそれに対応する形でやってきた」
■竹島問題の歴史的経緯について
鄭在貞氏が古い文献に言及して竹島は韓国のものだという主張を展開、「日本は歴史的な経緯を無視してはいけない」と発言。
これに対する櫻井さんの反論。
「お互いに古い文書を出し合って、お互いに絶対合意しないんですよ。あなたが出した文書は間違ってるとかですね、いや、ここが鬱陵島と言っても別の島でしょ、竹島と言っても別の島でしょという果てしない議論が続くんですね。
歴史問題をきちんとするのは大事ですが、今、本当に問いたいのはですね、皆さんは竹島を材料にしてですね、日本と対立するような構図になっている、このような李明博大統領の政治でいいのかと。本当にもっとですね、大事な事が韓国にはあるんじゃないんですかと私は問いたいですね。
で、日本と韓国、非常に私は宿命的な協調関係を保たなければならないと先ほど申し上げましたが、これは好きでも嫌いでもそうしなきゃいけないと言いました。それは、お互いにもっと大きな戦略的な思考でですね、本当に韓国の未来を考えると危ないですよ?北朝鮮どうなっていますか?中国はどうなっていますか?
皆さん方、そのことについて、今、日本にこのような私たちから見るとですね、極めて不当な、国際法上の根拠もない竹島のことを私たちに突きつけて、しかも私たちの側がそこに何か手を出したというのではないですよ? いきなり大統領が上陸してですね、私たちにショックを与えて、そしてそれは日本が悪いんだという風な論理になっておられるけども、国家としてこんなことでいいんですかということを、私たちはですね、韓国の識者に問いたいと思います」
陳昌洙氏の答え。
「大統領の独島訪問後から、日本側が色んな対応をした。日韓関係が本当に変化している。1965年から日韓関係は暗黙のルールがあって今まで発展した。3つある。まず韓国について日本側は謝罪をする。もう1つは政経分離で、他の民間交流に跳ね返さなかった。3番目はその2つの柱に立って、日韓米の協力関係ができた。それが今までの秩序の中の日韓関係だった。日本側は韓国に原因を探しているが、その後の日本側の対応そのものが、1965年の体制を空洞化させた」
■国際司法裁判所(ICJ)への提訴について
どうして日本側の提訴に応じないのかを、韓国人識者らが説明。
そのうちの一人、陳昌洙氏は「ICJに提唱することがどういう意味を持つのかということを、日韓が慎重に考えるべきだと思う。なぜかというと、ICJに行くことで国際社会でお互いに攻防戦になる。そういうことになると、日韓関係で今まで政経分離とか、信頼関係がなくなる。それで国際社会で日韓が戦っているにも関わらず、握手をしながら協力するのはほとんど無理だと思う」と主張。
これに対する櫻井さんの反論。
「陳さんね、もうすでに韓国は、国際社会に広報してますよ?
色んな、竹島は、皆さん方は独島と呼びますが、独島は韓国のものだと、ロサンジェルスに行ってもどこに行ってもハイウェイの所に大きな看板が出たりとかですね、国連に言ったりとかですね、学校で教えたりとかですね、これはもう私たち日本が主張しすぎないのであって、皆さん方の方がはるかに国際社会に向けて広報してると思いますね。
ですから、これを国際司法裁判所に訴えたからといって、新たにそれが始まるというのではなくて、もう皆様やっていらっしゃる。むしろ私たちは、それほどおっしゃるんであるならば、二国間での論争がどっちかというと感情論になってしまうのはいけませんから、じゃあ第三者を入れて、公平で公正な所でお互いに議論しましょうという、これは理にかなった提案だと私は思いますけれども、どうですか?」
ここで三宅キャスターが突然話題を変えてしまったため(韓国の世論調査紹介)、韓国側識者の答えは聞けませんでした(-_-;)
■竹島にまつわる韓国の教育について
韓国の教育現場のVTRのあと、張済国氏が、「日本側が領有権を主張しなければこのような教育はしない。韓国から見ればいつも刺激され、エスカレートしている。韓国は小さい頃から教育する必要がある。1905年の日本編入の経緯を見れば、竹島問題は単なる領土問題ではなく歴史問題」と発言。
三宅キャスターに「韓国の教育をどう思うか」と尋ねられた櫻井さんの発言。
「小さい子供さんたちにですね、こういう教育をして、骨の髄から竹島は韓国のものだと教えますとね、冷静に考えられなくなるんですよね。領土っていうのはどの民族にとっても、ある種とても心の奥深くまで響いてくる問題だと思いますよ。だからこそ、国家は領土を必死で守るわけですし、それは安全保障につながるわけですね。
だけれども、この歴史的に問題のある竹島に関してですね、一方的に教えるということ自体が良くないし、またそれを反対側から見ればですね、日本ていうのはこの竹島問題をこの頃、ようやくちょっと意識し始めましたけども、しばらく前まではほとんどの人が意識しなかった。これは日本側の戦後の問題だという風に思います。
日本の戦後の、国のあり方、ここでひとつあえて挑発的な言い方しますとね、我が国の戦後はね、やっぱり国家としての歩みじゃないんですよね。ごめんなさい、田中(均)さんなんかはその国家のために働いてきたと思うんですけれども、やっぱり国家というものは自分の力で領土を、国民を守る。そして領土主権というものもしっかり認識してるというところが、ひとつの大きな基盤であるべきなんですけども、そこのところの意識が非常に我が国は薄かった。だから、日本は領土意識があまりにもない。韓国はもうあまりにもありすぎる。このギャップというものがものすごくある。
これを何とか乗り越えようというので、日韓基本条約の時に、この竹島問題については、韓国の実効支配はそのままに、我が国も、日本も主張するけれども、まあ、現状維持でお互いに何もしないようにしましょう、何かする時には平和的にやりましょうという、了解が両国政府にあったわけですね。そして、あなた方(韓国側)が実効支配してるんですよ。にもかかわらず、今回の李明博大統領の暴挙ですから、あえて暴挙と申しますけれども、だから私たちは、韓国、一体あなたは何を考えてるんですかということを問うてるわけです」
ここでまた三宅キャスターが突然話題を変えてしまったため(鄭在貞氏と木村幹氏の日韓共同歴史研究について)、韓国側識者の答えは聞けませんでした(-_-;)
■「従軍慰安婦」問題について
慰安婦問題の経緯を解説したVTRのあと、田中均氏の発言。
「法的な問題は日韓基本条約で決着がついているが、道義的な責任をどう果たせばいいかということで、償い金、謝罪をしている。そういう意味では日本は誠意を尽くしてきた。しかしそれを全く一顧だにしないという態度はなぜだろうという気がする」
それに対し、陳昌洙氏の発言。
「よく日本人から聞こえるのは、韓国はきりがないと。韓国は日本が誠意を見せてくれることについては、ある程度評価をしていたと思う。例えば菅談話の時に、大統領の8月15日の演説で菅談話を評価してあげた(本当に「してあげた」と言った!)。誤解されている部分もあるが、韓国もある程度日本が誠意を見せることについては評価して、ある程度日韓の発展に結びついてきたと思う」
これに続いて、櫻井さんの発言。
「この問題について私は田中さんとも皆さんとも全く考え方が違うんですね。
私、この慰安婦問題についてかなり深く当時のこの93年の河野談話を出した人々、河野洋平さんも含めて、当時の東京におられたコウ大使、コウロメイさんていうんでしょうかね、にも、ソウルまで行って取材をいたしました。で、当時の外務省の要人の谷野さんたちにも、みんな取材をいたしました。
で、その時にですね、韓国政府の方で慰安婦の女性たちのことについて日本からの取材がほしいと、で、それは彼女のたちの名誉のためにも、日本側が強制したということを言ってほしいっていうことも、当時の新聞報道を見るとですね、談話が出る前にもう、少なくとも強制性を認めなければならないみたいなものがずーっと書かれてあるんですね。これ時系列で見ると非常に面白いですね。
で、私は聞きました。どういう資料があったんですかと。資料は全くなかったと。ワシントンにあるって言えばワシントンの公文書館に飛んで行って調べてみたけども、そこもなかったと。韓国側から出されたものにも日本政府、それから軍がですね、強制連行したっていう証拠はなかったと。
だけれども、女性たちの話をとにかく聞いて下さいっていうことで、16名の、慰安婦だったという女性たちのお話を聞きました。けれどもその聞き方というのは、こちら側の質問とかですね、そういったものは一切許されずに、全部一方的にお話を聞いたそうです。で、そのお話の内容は、未だに公開されていません。私は情報公開してほしいと思ってるんですね。どんなことをおっしゃったか、どんな酷いことを、本当に日本がしたのであるならばですね、聞きたいと思います。でも情報公開されていません。
で、それを見た方々はですね、これが強制連行だったということは、どうも言えないと。じゃあ、なぜ、河野さんがですね、強制性を認めたのかということについて、これは当時の文藝春秋というものにきちんと記事を書きましたけれども、韓国側からどうしても女性たちのメンツのために認めてやってほしいと。もし、日本側がそれをするのであるならば、経済的な補償は求めませんし、また、慰安婦の問題についてこれから取り上げることもしませんという、阿吽(あうん)の呼吸の、暗黙の了解があったって言うんですよ。
で、私は、それは念書にしたんですかと聞きました。石原、官房副長官だった方にですね。そしたら、いや、そんなことが出来るような状況ではなかったということで。で、河野洋平さんにも私はこのことについて、その強制っていうことについて伺いましたら、精神的な強制であるとか、時代背景としての強制っていうことをおっしゃいました。
で、私はですね、ぜひこの慰安婦の方々にも事情聴取した、事情聴取って一方的な話ですけども、それを公開してほしいということと、やっぱり私は日本政府のですね、これ田中さんに対する注文でもあるんですけども、82年の教科書書き換え事件の時も、あれは誤報だったんですよ。文部省は非常にあの時に宮沢官房長官談話をですね、出すことを嫌ったんですけども、外務省の主導で、あの時、近隣諸国条項も入れてですね、誤った、この慰安婦の問題について、確かに女性としてですよ、これは本当に嫌だったと思いますよ、本当に気の毒だったと思いますけれども、そのことと、日本国が、国家として、これを強制したとかですね、そのことを認める、事実でないものを認めるっていうことは全く違うことだと思いますね。
ですから人道的に、何かをするということなら私も賛成です。でも、日本国がですね、きちんとした主張もしないでですね、このようなことを延々と続けるということは、お互いのためにならないと、私は思います」
ここで出演者たちから笑いが起こりました。
櫻井さんの矛先が田中さんに向いたからだと思います。
田中さんは櫻井さんに「軍の強制云々ということは河野談話に書かれていない」と反論しましたが、櫻井さんは、「軍とおっしゃらなかったけれども、その前後で軍のことがたくさん書いてありますから、事実上、軍というふうに取られるんです」と再反論していました。
この後、鄭在貞氏が、「狭い意味での強制でも、1993年以降、アメリカの文書とか、インドネシアや中国で強制連行があった事実が明らかにされた。韓国のハルモニたちの聞き取り調査おっしゃったが、60人ぐらいの聞き取り調査のうち10人ぐらいは強制連行に関わる事実を言っている。日本人の中であれはただの売春婦と言っちゃってるんですが、あれはちょっと…」と発言。
これに対して櫻井さんの反論。
「インドネシアの事例はね、日本はそのことが分かった時に直ちにその慰安所を閉めました。その担当者は後に死刑になりました。そして、その他の、アメリカの公文書館で見つかった文書はですね、これはアメリカ人が調べたわけですけれども、日本の強制を示すようなものではなくて、慰安婦の人たちがかなり自由をもって経済的に豊かで、ということを書いてありましたね。それは必ずしも、日本による強制ということにはならないと思います」
ここで三宅キャスターがまた話を切って、「この問題はおそらく大事だと思いますけれども、たぶん時間がかかるので…」と別の識者に振ろうとしたところを、櫻井さんがツッコミ。
「これはね、日本政府がいけないんですよ。きちんと言いませんから…」
が、三宅キャスターは結局、「日本の中でも議論が分かれる問題で…」と木村幹氏に話を振りました。
木村氏の発言のあと、三宅キャスターは韓国側に話を振りました。
で、陳昌洙氏がこう発言。
「日本がいくらこれは強制ではないとおっしゃっても、国際社会はそう見てないと思う。なぜ認識のギャップが出るのかを、まず日本側が考えることだと思う。その上で韓国が求めているのは、日本側のきちんとした反省・謝罪。それをなぜ今さらそういうことを言うのか。いつも日本側は河野談話、村山談話の後、次々に日本側は暴言が出たり、覆す発言が出る。日本側の本心がどこにあるか疑わしいということになる。お金のことについては、韓国政府がそれを責任持って補償して、今もやっている。だから日本側に求めていることは、謝罪・反省」
ここで田中均氏が反論。
「それはおかしい。暴言云々と言われるが、色んな人が色んな歴史認識を持っている。ただ、日本国の総理大臣は、談話もそうだし、1998年に小渕さんと金大中さんが署名している。一国の首脳の間で交わされた文書がある。それを何か発言があると日本が、というのはおかしい」
木村幹氏も反論。
「(韓国側の主張は)ハードルが高すぎる。本心であるとか誠意であるとか、真実の、とか、なかなか追求できるものではない。ハードルを上げずに、どうやって関係を作っていくのかを、そろそろ考えないといけない」
続けて、櫻井さんの発言。
「ジャーナリストとしてひとつ発言していいですか?
慰安婦問題で日本が強制連行したということの文書の、元々の元になってるもののひとつに、吉田清治さんて人が書いた、『私の戦争犯罪-朝鮮人の強制連行』という本があるんです。この本がですね、1983年に日本で出ました。89年に韓国語、ハングルに訳されました。
そうした時に韓国の記者の方でですね、済州島に吉田清治っていう人は女性を200人、慰安婦狩りで集めに行ったということを証言してるんですけども、キョさんという、この済州新聞のキョという女性の記者がですね、もうすごく怒って、調べたんですよ。
で、色んな村々に行って調べて、ここから何人強制的に連れて行かれたのかということを聞いたらですね、例えば当時、85歳のチョン・オクタンさんという人がですね、ここは250軒ぐらいしかない小さい村だと。そこから15人も16人も連れて行かれたら大変なことだけれども、そんなことはないということを言ってるんですね。
また、そこの郷土の歴史を調べる郷土歴史学者という、キン・ホウギョクさんという人がですね、この本は全く本と呼ぶこともできないようなものだと。個人の軽薄な金儲け主義で書かれたということまで言ってて、どうして日本人はこういう本を書くんですかと、逆に日本人に質問してるんですね。で、これは済州新聞の書名入りの記事ですよ。
どうしてこういうことが韓国の、例えば朝鮮日報に出ないんですか?(韓国側識者ら苦笑)朝鮮日報は今年の9月6日、この吉田清治の本を再び取り上げて、コラムを書いている。これは非常におかしいと思います」
さあ韓国の識者らがどう反論するかと思ったら、何とまたもや三宅キャスターが「放送時間が迫ってきているので。やっぱりせっかくこうやって集まってるので、どうしたらいいか考えたいと思います」と遮ってしまいました。
どうしたらいいか考えるには、まず、日本人も韓国人も「真実」を知ることから始めないといけないでしょう。そこのところを櫻井さんは追求しているのに、なぜ遮るのですか?
生放送だし、時間の関係でというのは分かりますが、やっぱり納得行かん!(-_-;)
ただ、櫻井さんも「(次に行ってもらって)いいです」と笑顔で返されていました。
視聴者の多くは吉田清治の捏造本のことすら知らないでしょうから、それが全国ネットで流れただけでも良しとされたのかもしれません。
このあと、三宅キャスターも「櫻井さん、今日は本当に色々あの…、今までたぶん言いたかったことだと思うんですが、おっしゃって…」と困ったような感じで言ってましたし(^_^;
■まとめ…日韓関係をどう築くか
最後に全出演者が一言ずつ。
櫻井さんはこう言われました。
「朴正煕大統領がですね、素晴らしいことをおっしゃってるんですよ、1965年に。それはですね、『恨むべき昨日の敵とも、必要ならば今日と明日のために手を結ばなければならない』。そういう覚悟で自分は日韓基本条約を結んだんだと、いうことをおっしゃってるんですね。
今、本当に私たちはこの言葉を思い出すべきだと思いますよ。朝鮮半島の置かれている厳しい立場、北朝鮮、その後ろの中国。で、さっきも、ここの(出演者の)一人の方がですね、日中韓の中で日本だけが孤立すると言いました。じゃあ中国と韓国が手を組んでどうなるんですか? 私はそのことを言いたい。日本と韓国こそが本当に協力し合って、この、中国・北朝鮮の危機にですね、何とか対処しないといけないわけですね。
明日と、来年と、50年先の未来を考えたら、本当に今、日韓の国を思う人たちがですね、きちんとした理解と、提携の立場に立たなければ、これはもう取り返しがつかないと思いますね」
これを受けて張済国氏が、「日本側も歴史清算をしてもいい時期に来ていると思う。日韓の葛藤があったとしても、日韓全体の関係が悪くならないようにすべき」と発言。
すかさず櫻井さん。
「そのためには、歴史観が違いますということをお互いに認め合わなきゃいけないですね。同じ風に言って下さい、同じ風に感じて下さいということを要求し合うということは、全く解決になりませんね。違うということを認め合うということが基本になるべきだと思います」
これを受けて鄭在貞氏が、「前提として、韓国と日本の場合は価値観を共有することもあるから、慰安婦問題でも人道的な、女性の人権とか何か新しい基準でのアプローチも大事」と発言。
これにも櫻井さんが反論。
「価値観というよりも、歴史問題において、歴史認識において、意識を一致させるということはいかなる国にとっても難しい。ですから、そこは違いますねということを認め合って、その上に立って、人権・人道・民主主義・国際法の遵守、そうしたことについては協力し合いましょうということですね」
三宅キャスターが最後に田中均氏にまとめを任せて、番組は終了。
……とまぁ、こんな感じでした。
櫻井さんGJ!(^▽^)
でも三宅キャスターが肝心なところで何度も話を変えてしまうので、そこは見ていてちょっと消化不良を起こしました(T_T)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※拙ブログ関連エントリー(櫻井よしこさん発言起こし)
・05/8/16付:NHK「日本の、これから」第二部
・05/8/16付:NHK「日本の、これから」第三部
・05/10/24付:「報道2001」櫻井よしこVS加藤紘一・凌星光
・06/11/17付:【過去】人権擁護法案で起こし2本
・07/2/26付:「報道2001」慰安婦問題ホンダ議員生出演
・08/8/4付:「ムハハnoたかじん」櫻井よしこさんが中国の問題点を語る
・10/3/13付:「日本の、これから」日米同盟 櫻井よしこさんとプロ市民
・10/12/11付:櫻井よしこvs高野孟 11/26放送「朝まで生テレビ」より
・11/7/16付:櫻井よしこさん講演録より…ダメのお手本、菅直人!
※拙ブログ関連エントリー(慰安婦問題)
・12/8/27付:慰安婦問題まとめ2012
【緊急告知!】
安倍晋三候補大応援(自民党総裁戦)最後のツイッターデモを25日(火)午後9―11時に挙行。
熱い思いを「 #安倍晋三 」をつけてつぶやいて。
そして26日(水)正午から投開票が行われる自民党本部前で「安倍候補」を応援します。
主催、山際澄夫、協力、「なでしこアクション」「花時計」女性大歓迎。
詳細は→http://abeshinzou.blogspot.jp/
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
takeshima dokdo dokto tokdo tokto
☆ブータン「ワンデュ・ポダン・ゾン」火災への寄附(お見舞金)をよろしくお願いします。詳細はこちらを。動画もあります→YouTube・ニコニコ動画
★このブログが面白かったらクリックお願いします→
★ご面倒でなければこちらも→
★拙ブログのミラー(FC2)にTwitter、facebookのボタンがあります。
アニメ「めぐみ」配信中。
英語・中国語・韓国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!
________________________________________________
★コメント・トラックバックを下さる方へ
お手数ですが規約(12.5.31改訂)に一度目を通された上でお願いいたします。
Comments
他のサイトでこの番組の桜井さんの八面六臂の活躍が触れられていて、
この番組を見られなかったわたしに取って本当に有り難いです。
あまりにも櫻井さんが(いつもの事ですけどw)パーフェクトな反論・提起をされているので、
浅学なわたしが感想を述べる隙もないですが、番組の構成で気になった事を一言。
三宅アナウンサーって、『日本のこれから』等こう言う番組でよくMCをされて、
今回の様に各議論の一番の核心の所で話を切ったり他の話題に移ったりするんですが、
これって、イヤホンを通してのいわゆる上(番組の収録室)からの指示に従っているってことですよね、ちょっと考えると。
言い換えると、某NHKには反日の人がいるという傍証ですね。
議論討論と銘打ちながら討論をさせないって、
あえて制作者の主義主張は問わないにしても番組作りのプロとしてのプライドが有るんですかね。
ところで、いつも三宅さんってことは、
三宅さんは会社のイエスマンなんですかねえ。
サラリーマンとしてのそう言う生き方に、他人のわたしが批難は出来ませんが...
しかしながら、私が櫻井さんと意見が違うところは「韓国と未来志向で仲良くすべき」という点です。もちろん櫻井さんもテレビ向けに言っただけで、本気で韓国と仲良くすべきだとは思っていらっしゃらないのかもしれませんが。国交を断行してもいいんじゃないでしょうか。まあそうなると数年後に勝手に経済破綻して、その結果職にあぶれた連中が我が国に大量に潜り込むかもしれませんが。
そして50年後には「我々は日本政府に拉致された」なんて言い出すんだろうなあ。
韓国側が劣勢になると司会者が割って入るw
日本は、特亜や露助とは絶対に価値観・国際法観を共有出来ません。壮絶に無駄な時間・電波ですよ、こんな討論は。
途中まで見ていたのですが、いつも通りの三宅アナのぶつ切りの司会と他の出演者の言葉に耐えられなくなり、チャンネルを変えてしまいました。
櫻井さんの発言を改めて知ることができて、本当によかったです。
本田勝一、吉田清治、河野洋平等々問題の根源は国内発とは嘆かわしい・・・
私も見てたのですがほとんど5対1の討論番組という感じで櫻井さん以外の話は聞いているだけでイライラしてくるので櫻井さんの話がありそうな時間帯だけチャンネルを合わせていました(笑)
でも元外務省の田中均ってのはどうなってるんでしょうね〜
日本の政治家にもこの手のタイプけっこういますが多分というか絶対に慰安婦問題とか捏造だということはしってるはずです(これだけ櫻井さんとかと対談しているのだから相手の著作ぐらいはある程度見てるはず)
知った上でまだ自虐を国民に押し付けようとしていますね、許せません、まだまだ騙せると思っているんだと思います。
<三宅キャスターが肝心なところで、韓国に不利ニダ〜時間が無いニダ〜NHKアルヨと何度も話を換えてしまうので・・・
凛とした櫻井よしこさんの秀逸なる正論を文章で再度確認したかったので誠に感謝!
(ノ≧▽≦)ノお疲れ様です。くっくりさんこそGJですよ!
TVを数年前に捨てましたので こうして書き起こしてくださるとほんとうにありがたいです。
このような放送局が国民からお金をとって放映する公共放送局っていうのは信じられませんね。
安倍さん 犬HK 解体してください!
この番組、リアルタイムで見ていました。
櫻井女史の発言にほれぼれしておりました。
日本・韓国の両国を知っている立場の人(呉善花さんとか)も呼んでくれれば良いのになぁと思いましたが、無理なんでしょうね…。
三宅は韓国側を追いつめない様に、分かっていてやっている確信犯。コイツはいつもそう。
しかし、田中均までもが韓国に対してちょっと切れ気味だったのが意外でしたねw
韓国サイドは個別の証拠では勝てないので、人権、という普遍的云々のカードを使い始めたんですね。
これに対抗するには朝鮮戦争での米韓軍慰安婦を持ち出して相対化する必要が、今後出てくると思います。
犬HKは国の管轄の及ばない公務員です。
主人が大学生のとき、取材機材を見張るバイトをして日当一万円。30年以上前です。スタッフ全員が東大卒で、当時地方大学生の主人は「おお〜」だったとか。
三宅アナ、櫻井よしこさんへの発言妨害的行為、見苦しかったですね。
それから、日韓市民のインタビュー動画の編集が、モロに結論ありきの世論誘導フィルムでしたし。
あくまでも韓国側に立つNHKの強い意志を感じてゲッソリしました。
韓国ドラマにちからをいれる「皆様のNHK」としては、韓国の仕出かした無作法無法ぶりをスルーする訳にもいかなかったでしょうけれど、櫻井よしこ様を出演者に決定するまでの経緯を知りたい。。。
それをドキュメンタリー映画にして欲しいわ。
NHK内部のサヨク陣営とその他スタッフと、どんなやり取りがあったのか気になります。
韓国人の出席者は99.9999%自分達が作り上げた歴史を信じ込んでいますし、儒教社会の韓国でトップに属する学者という立場に耽溺していますから救いようがないです。
櫻井さんが論破してくださって本当い良かったです。
私は櫻井さんと30年くらい前に、日テレのエレベーターで会った事があります。
当時私は高校生で「あー テレビで観た事ある人だ・・・」とビビッたのですが、櫻井さんの方から挨拶してくれました。
すごく気品があって、自分は少年ながら彼女は相当な人格者だと感じました。
それに較べて、テレビではいつも爽やかな某アナウンサーFは、物凄く威張って、めんどう臭そうに私に接してくれました。
良い社会勉強になりましたね。(苦笑
日韓歴史共同研究報告書などもあり、議論を尽くすこともないのですが、要するに韓国の主張は「朝鮮を支配した日本が悪い」という1点に集約されます。
どういう投資をして、どういう教育、どういう徴兵制であったかという議論において、内地(日本人)との比較をしません。
たとえば、徴兵制ですが、当初は軍への公募が多く激しい競争率です。1944年に朝鮮で徴兵制が行われましたが、実際、1944年以降の兵が戦地にほとんど赴いていません。
が、徴兵制へ移ったことを強制連行というイメージで論じたりします。
また、日本がインフラを整備しなければ発展などなかったのですが、現在の韓国と比較して、民主主事の基本である自由がなかったから、発展が阻害されたという主張は手前みそ過ぎであり、独特な思想は自由ですが、それを一般化されるのは迷惑です。
日韓歴史共同研究報告書でよく判ったことは、議論を尽くしても無駄であるということです。
念の為に言っておきますが、選出されるメンバーに問題があるという意味です。
本当に韓国のことを心配している韓国人は、そんなねつ造や歪曲はしません。(たぶん)
いずれにしろ、最近はこの連中と議論しても無駄だな〜と思っております。
番組は見ていないのですが、こうして櫻井さんの発言に注目したまとめを読むと、韓国の主張に対する日本の反論が論理立ててあり、これが全国放送で流れるなんて、犬HKも変わったのか?!と思いました。もちろん、番組を見ると酷かったのでしょうが。
それでも売国日本人識者だけでなく櫻井さんを加えたところが、犬HKにも少しは良心が残っていたのしょう。
大体日本側も櫻井さん以外はダメダメだし、アナウンサーも中立を装って韓国側が不利になったら話をブチ切るし。
確かに櫻井さんを呼んでくれたのはありがたいけど良心ではないでしょう、多分この布陣では封殺出来ると思ったのでしょう。
三宅アナに話の腰を折られまくったのは残念だったけど、これ逆に云えば生放送じゃなかったら櫻井さんの発言はカットされまくってたんじゃないかなー。特に慰安婦のくだり。
関連エントリーも拝見したけど、「日本のこれから」に複数回出てるんですね。プロ市民のやつは何となく覚えてます。実は三宅アナって櫻井さんの隠れファンだったりして(笑)
>視聴者の多くは吉田清治の捏造本のことすら知らないでしょうから、それが全国ネットで流れただけでも良しとされたのかもしれません。
「厚顔無責任コンビ」ーーー《朝日新聞を叩き潰す掲示板》
平成14.10.5.・・・町工場の親方
和田俊が死にましたか。 今年の春友人が、「正月カンボジアに行った時,女性のガイドが 「私の両親は学校の先生でしたので、ポルポトに殺されました」と語った、と言っていたことを思い出しました。
世界史上でも稀な、酷い大虐殺者ポルポトをヨイショしたような人間が,その後も順調に社内出世コースを歩いたようですが,私は彼がポルポトを褒め称えたことについて,その後何らかの釈明や,自己の言論の責任について,語ったというのを寡聞にして知りません。(どなたか知っておられるて゜しょうか)
稲垣武氏がいっているように、「あそこは内部同志の顔色,評価しか考えない組織」なので、外からの正当な批判に対しては、「右翼の嫌がらせ」で
頬かむりしてしまったのでしょうか。
今年初め、ほぼ同じ年齢の元論説委員の北畠清泰も死にました。
二人とも大学教授でしたが、「朝日新聞論説委員」という肩書きで、こんなのを迎える大学があると思うと、嫌になります。
今,北畠が,平成四年一月二十三日の夕刊コラム「窓・論説委員室から」 「従軍慰安婦」の見出しのもとに書いた文を読むと,本当に酷い代物だ、とあらためて痛感します。
ご承知のように、吉田清治の本をもとに述べたものです。
「吉田清治さんは昭和十七年,朝鮮人を徴発するために設けられた「山口県労務報国会下関支部」の動員部長になった。以後三年間,強制連行した朝鮮人の数は男女六千人にのぼるという。−−−吉田さんと部下、十人か十五人が朝鮮半島に出張する。総督府の五十人、あるいは百人の警官と一緒になって村を包囲し、女性を道路に追い出す。木剣を振るって女性を殴り、けり、トラックに詰め込む。
一つの村から三人、十人と連行して警察の留置場に入れておき、予定の百人、二百人になれば下関に運ぶ。女性達は陸軍の営庭で軍属の手に渡り、前線に送られていった。−−−国家権力が警察を使い、植民地の女性を絶対に逃げられない状態で誘拐し、戦場に運び、一年、二年と監禁し、集団強姦し、そして日本軍が退却する時に戦場に放置した。−−−」 この後吉田清治を腹のすわった人と褒め称える文が続きます。
当時朝鮮は日本であり、昔、白人が南米やアフリカでなら、このようなことをやったかも知れませんが、日本が日本国内でこんなことをやるわけがありません。またやる必要も全く無い、社会の状態でした。
私が北畠に対して、どうしてもわからなかったことは、戦後に生まれて育ち、飢餓と貧困の時代の日本を殆ど知らず、戦前は全くの暗黒時代であり、全国民で構成された日本軍も、悪魔のような軍隊、と徹底した左翼教育により洗脳された人間が、異常な考え方をするのならまだしも、どのような家庭環境で育ち、教育を受けたか知りませんが、年齢からいって、昭和二十年代には中学生、高校生になていた人間なら、あの時代の貧しかった日本の社会、ひどい就職難、職業として認められていた、娼家、娼婦の存在、その時代の世相、戦前戦後を現実に生きていた日本人(どの時代にもいる、ひどい人間もいる反面)=貧しくとも今よりはモラルの観念のしっかりした、大勢の大人が生きていた時代を、多少なりとも経験した人間が、裏も取らず、検証しようともせず、あのようなとんでもない、イカサマ本と、その著者に対して、何の疑いも差し挟まず、持ち上げるということでした。
このことは私の理解に苦しむところでしたが、先日、ふと発想を変えてみて、「北畠は吉田清治と同類、同質の人間かもしれない」、と考えるに及んで、やっと納得するようになりました。
参考図書
宮尾登美子 「夜汽車」 「岩伍覚書」
町
今日、共産党が駅の前で大声で演説やってました。
「…韓国とは話し合って平和的に解決を…」
「…我々日本人が過去にしたことを謝罪すれば…」
いつまで言ってるんじゃ!
ビラを配っているのは全員中高年(60歳以上)の方でした。
戦前からテロやってる共産党が良く言うわ!
激昂失礼しました(汗)。
「阿吽の呼吸」とか「暗黙の了解」とか、全くアテにならないことが再確認できました。「当然の法理」も似たようなもんですね。あと、「紳士協定」なんかもそうですね。
「河野談話には『軍が強制した』とは書かれていない」というのも、厳密に言えばそうなのかもしれませんが、日本政府が強制連行を認めたものだとして談話が独り歩きしてさんざ利用され尽くされた後となっては、全く虚しく響きます。それだけ河野談話の表明というのはインパクトが大きくて、大いに利用できる材料を敵に与えてしまったということです。細かい文言がどうとか、実は具体的証拠がなかったことを閣議決定とかは、このインパクトの前では焼け石に水だというのが普通の感覚ではないでしょうか。「河野談話を踏襲しつつ適宜修正する」などと穏当なことを言っているうちは、いつまで経っても状況は変わらないでしょう。河野談話表明に至る誤謬ははっきりしているわけですから、この際河野談話を破却して新たな談話なり何なりを打ち出すぐらいのインパクトがないと、状況は改善しないのではないかと思います。
売国奴どもの負の遺産に苛められるのはもうたくさんです。
安倍総裁決まりましたね。万歳!!
外国の、それも敵国の代弁者はいりません。
吉田と北畠、同類ですね。
当時は自虐的歴史観が花盛りで、戦争当時を直接知らない者たちはただひたすら戦争=悪、戦前の日本=悪、日本の軍事力=悪という
教育を施された。
そんな歪んだ自虐的偏向教育が主流だった。今のようにネットが普及していなかったから、例え捏造話でも信用するしかなかった。
それをいいことに偏向教育する側は、厭戦気分と自らの過ちを率直に認める姿勢に自己陶酔し、あたかも日本国の名誉毀損が素晴らしいことであるかのように妄信した。
だから、どんどんエスカレートして鬼畜のような旧日本軍の兵士像に仕立て上げた。
これらの詐話師は嘘でも過去を恥じ、虚偽の罪を自白する者がヒーロー扱いされるという環境づくりに精を出した。
戦争体験者が真実を述べたくても、それができない環境。昭和の後半はまさに「不適切発言」というレッテル貼りによる言論封殺が横行する社会になってしまった。
ネットはそんな言論不自由社会に風穴を開けた。安倍新総裁の誕生はアサヒる新聞や毎日変態新聞、捏造反日協会、テロ朝、ゴキブリキムチTBS、ウジテレビ、日テロなどの反日変態サヨクメディアを駆逐する一つのきっかけになるかもしれない。
http://www.youtube.com/watch?v=9bOw0uhgfrY
英語のプレゼンテーションが素晴らしい!
このyoutubeを海外に発信すべきです!
日本文の説明もついているので、朝日の報道を信じている日本人にも、このyoutubeを拡散すべきです。
番組製作趣旨は南鮮論客と味方のふりをした田中と犬HKで櫻井さんをやりこめるというモノだったのでしょう。まさかたった一人の婦女子に遅れをとるとは思っていなかったのでしょうね。実に浅はかで南鮮的な発想です。
子供の頃「せんそーをしらなひーこーどーもたちーさー」と歌わされつづけてました。
あれって今思うと無知無教養無思考な団塊児童を礼賛する歌なんですね。
歌詞を適切に書き換えるなら「げんじつをーしらなひーおーばーかたちーさー」ですよね。
自宅にテレビを置かなくなって久しいのですが、いつもありがたく文字起こしを拝見しております。さすが桜井さん快刀乱麻でしたね。
ところで、上記mio様ご紹介のプレゼン拝見しました。すばらしいです。なるほどなぁと感心しながら視ていて、ふと気づいたことがあります。
これは多分「南京大虐殺」とも共通して言えることなんですが、「なぜ、被害者の家族、友人その他関係者の証言が一つとして出てきていないのか」ということです。もし本当に強制的に連れ去られたとしたら、家族はその場で抗っていただろうし、知らないところで拉致されていたなら探して連れ戻そうとするでしょうに。まして戦後、自由になったらこの20万人の被害者の家族、友人その他の関係者数百万人が一番に取り戻そうとして大騒ぎになっているはずです。
南京事件も同じです。南京で何十万人も虐殺されたと聞けば、離れて暮らす家族、友人その他の関係者はそれこそ何百万人規模の人たちが心配して安否を確かめるに違いありません。なのにそういった証言はいまだ確認されていません。
ないということを証明するのは悪魔の証明とも言われ、とても難しいことなのですが、何十万人とも言われる被害者がいるにもかかわらず、その被害者の家族、友人その他関係者の証言が戦後半世紀以上たっても一つも出ていないのはそもそも被害者がいなかったと言えるのではないでしょうか。
長文失礼しました。