今、武士道精神がニッポンを救う!「ビーバップ!ハイヒール」より
■6月2日放送「ビーバップ!ハイヒール」
〜今、武士道精神がニッポンを救う!!〜
拙ブログの読者様にはおなじみのエピソードが大半だとは思いますが、これを地上波で放送したことに大きな意義があると思います。
木曜深夜11時台の放送にもかかわらず、2桁の視聴率をとるという関西の人気番組です。
例によって、番組の中身をまとめてみました。
内容紹介ここから____________________________
〜今、武士道精神がニッポンを救う!!〜
拙ブログの読者様にはおなじみのエピソードが大半だとは思いますが、これを地上波で放送したことに大きな意義があると思います。
木曜深夜11時台の放送にもかかわらず、2桁の視聴率をとるという関西の人気番組です。
例によって、番組の中身をまとめてみました。
【出演者】
ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
ブラックマヨネーズ(小杉・吉田)
小泉エリ、岡元昇(ABCアナウンサー)
笠谷和比古(ゲスト。歴史学者。国際日本文化研究センター教授。国立国文学研究資料館史料館助手、国際日本文化研究センター助教授を経て現職。専攻は日本近世史・武家社会論。著書『主君「押込」の構造—近世大名と家臣団』で1988年サントリー学芸賞を受賞)
内容紹介ここから____________________________
プロゴルファー石川遼。
若干19歳。言わずと知れた、日本が誇る天才プレイヤー。
今季の獲得賞金を全額、東日本大震災の被災地に寄付することを決めた。
その心情を全米マスターズの公式会見でこう語っている。
「被災地で冷静に行動する日本人を見て、僕が日本人であることを誇りに思った。被災地とつながっている思いを持てば、100パーセントの力でプレーできる」
この言葉を地元メディアは、「マスターズの歴史に刻まれる会見」と絶賛。
想像以上の反響で世界に配信された。
(参考記事:遼の公式会見に全米が泣いた 前年覇者ミケルソン「尊敬している」(2011.4.6))
しかし、なぜそこまで評価されたのか。
答えは、彼の精神。
自己実現することと、社会のために役立つこと、その両立を目指す日本人特有の精神。
それが武士道。
……武士道を体系的にまとめた一冊の本がある。
「武士道 The Soul of Japan」。
1899年、アメリカで出版されたその本の著者は新渡戸稲造。
西洋にはない独特の精神世界が日本にあることを知らしめた。
瞬く間に世界的なベストセラーになり、その後多くの言語に翻訳された。
映画「ラスト・サムライ」のトム・クルーズもこの本を何度も読み込んだという。
武士道。
それは日本が世界に誇る素晴らしい精神なのだ。
そもそも武士道とは、武士たちの道徳観。
平安時代末期以降、武士たちが時代の変化に対応しながら生きてきた、彼らの「書かれざる規範」である。
そんな武士道の本質を教えてくれるのが、国際日本文化研究センター教授・笠谷和比古。
「武士道と言いますと、忠義や切腹であるというふうなイメージが強いが、根本は人間として正しく生きる、力強く生きるという教えであります」と、笠谷教授。
例えば、江戸時代に書かれた「葉隠(はがくれ)」という本。
冒頭の有名な一節。
「武士道とは死ぬことと見つけたり」
武士たるもの、死に際に見苦しいところを見せてはいけない。
一般にはそんな侍たちの「死」の美学を説いた言葉と思われがちだが、実はこの言葉には知られざる続きがあった。
「常住死身(じょうじゅうしにみ)になりて居る時は、武道に自由を得、一生越度(おちど)なく、家職を仕果(しおお)すべきなり」
常に死を覚悟して生きていれば、武士は自由の境地に達し、一生落ち度なく、自分の仕事を成し遂げることができる。
つまり、いつ死んでも悔いはないという覚悟で日々生きれば、理想的な人生を実現することができるという、「生」の美学なのである。
「武士道精神は我々の中に奥深く眠っております。その眠っております武士道の精神を呼び返す、思い返すということが、この日本の社会の再生に繋がっていくと私は信じております」と、笠谷教授。
今夜の「ビーバップ!ハイヒール」は、“今、武士道精神がニッポンを救う!!”。
日本人のDNAに刻まれたその精神を呼び覚ませば、選ぶべき道が見えてくる。
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■今こそ取り戻すべし!!「武士道」3つの極意
武士道は男性だけの考え方だと思われがちだが、実は男女の差別はない。
また、武士道はある種、自然発生的なところがある。
そのことを踏まえて、「武士道」には、今われわれが思い出すべき3つの極意があるという。
【【【其の壱 勝負の極意】】】
それを教えてくれるのは武田信玄と上杉謙信。
川中島の戦いで12年に渡り5度の戦いを繰り広げた2人。
その5度目の合戦の最中のこと。
謙信に家臣から知らせが。
「信玄が亡くなったようです」
「信玄亡き後、武田を打てば勝利間違いなしです」
「殿、ご命令を!」
しかし、謙信はこう言って家臣を戒めたという。
「否!!人の落ち目を見て攻めるなど、本意ではない!」
弱った相手に戦って勝つことは武士として恥ずべきこと。
常に正々堂々と戦う。謙信が生涯貫いた武士道である。
一方、先に亡くなった信玄が、生前に語った勝負の極意は、
「戦は五分の勝ちを以て上となし、七分を中とし、十を下とす」
十の勝ち、つまり完璧に勝てるような弱い相手と戦っても、自分のおごりと相手の恨みを生むだけ。
武士道の【勝負の極意】。
それは「互いに正々堂々と尊敬の念を持って相手と向かい合うこと」。
現代社会において深刻な「いじめ問題」。
今や子供の世界だけでなく、会社や地域社会でも蔓延している。
集団で弱者を追い込むという構図は、現代人がこの極意を失っているからに他ならない。
【【【其の弐 上下関係の極意】】】
まず、上の者は……。
江戸幕府第八代将軍、徳川吉宗。
彼は、広く民衆から要望や不満を聞くため、目安箱を設置した。
しかし、投書は住所・氏名を記入しなければならず、なかなか本音を書けなかった。
そんな目安箱にある投書が。
それは吉宗の政策を完全に否定するもの。
「質素倹約の政策は経済を滞らせ、庶民の生活を苦しめている。農民・山下幸内」
と堂々と記されていた。
「この山下なる無礼者を処罰いたしますので、どうぞご安心を」と家臣。
しかし、吉宗はこう返した。
「なかなか面白いことを言う者がおるではないか。この者を無礼という理由で処罰するならば、皆、物を言わなくなってしまう。それこそが取り返しのつかぬ大きな損失じゃ!」
吉宗は、我が身を顧みず意見した山下を高く評価、褒美を贈ったという。
一方、下の者は……。
「忠臣蔵」でも描かれている「忠義」。
自分のみを顧みず、命がけで主君に尽くす。
いわゆる「滅私奉公」が全ての「忠義」だと思われがちだが、実はこんな慣習があった。
「主君押込」(しゅくんおしこめ)。
家臣が主君に合法的に意見する制度。
どのように行うかというと……。
まずは「諫言」。
間違いを改めてもらうよう言葉で説得。
それでも改善されない場合、重臣たちが相談し、「押込」を行う。
主君の前に列座し、「お身持ちよろしからず、お謹みあるべし」と、「押込」の執行を宣言。
礼儀をもって行うことで、家臣の私欲ではなく、藩の公式的な政治判断であることを内外に知らしめるのである。
そして何と、座敷牢などに監禁。
但し、監禁した主君が改心すれば、誓約をしたためた上で主君の地位に復帰することもできた。
しかし改心しない時はそのまま隠居させ、新たな主君を擁立。
この「主君押込」は、江戸時代には少なくとも20例は行われたことが分かっている。
普段は礼をもって主君に使えるが、間違いは勇気を持って正す、それが本当の「忠義」。
武士道の【上下関係の極意】。
それは「上に立つ者は、下の人間の意見に耳を貸すべし」。
また「下の者は、上の人間の過ちを勇気を持って正すべし」。
2007年、大きな社会問題になった食品偽装問題。
その後も会社ぐるみの不正は後を絶たない。
上司の過ちに気づいたら、勇気を持ってそれを正す。
上下関係の極意を取り戻せば、そんな問題もなくなるのかもしれない。
【【【其の参 人を動かす極意】】】
明治維新の指導者、吉田松陰。
激しい気性で、やると決めたことはやり通す松蔭が信条としていたのが、
「至誠にして動かざる者は未だこれあらざるなり」
誠(まごころ)を尽くして接すれば、心を動かさない人はいない、という意味。
つまり、誠を尽くせば、人の心は必ず動く。
1859年、29歳の時、安政の大獄により幕府に捕らえられた松蔭。
ただ、獄中でも正しいと思うことを説き続け、弟子たちにメッセージを送り続けた。
自分の誠を尽くすべく。
そして処刑当日。
処刑場に歩いてきた松蔭は落ち着き払って、役人たちの前まで来ると、こう言った。
「ご苦労様です」
その刑に立ち会った男によれば、松蔭は一糸乱れぬ所作で正座をし、その顔は笑っているかのように穏やかだったという。
なぜ彼は、人生の最期にこんな穏やかでいられたのか。
それは日本のことを思い、尽くしてきた誠が、いつかは通じると信じていたからかもしれない。
命を懸けて貫いた誠は世の中を動かした。
明治維新。新しい日本が誕生。
その原動力は、高杉晋作、坂本龍馬、勝海舟、伊藤博文、西郷隆盛など、松蔭の誠を受け継いだ者たちだった。
武士道の【人を動かす極意】。
それは「誠(まごころ)を尽くせば人の心は必ず動く」。
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■最近のニュースに見つけた「武士道」
3月25日付産経新聞朝刊にこんな記事が載った。
福島第一原発での放水活動を支援するため、大阪市消防局からも53人が現地に派遣された。
その任務に当たった消防隊員が会見で語った話。
【サイレンを鳴らし消防車両で同原発に向かう途中、道路脇で住民たちが感謝の気持ちをこめて深々とお辞儀をしてくれた。片山課長代理は「その姿を見て絶対にお役に立たなければと思った」と話した】
記事全文は以下を参照。
・「特攻隊…」ヨウ素飲ませ覚悟の命令 放水支援の大阪市消防局2011.3.25 14:42 (1/2ページ)
・「特攻隊…」ヨウ素飲ませ覚悟の命令 放水支援の大阪市消防局2011.3.25 14:42 (2/2ページ)
笠谷和比古教授は、この記事のどこに武士道を感じたか。
「この新聞を読んで大変感動しましてね。この消防団員の方は別に武士道を意識したことでもないし、自然にいわば心の中から突いて出てきたことだと思う。武士道の中で大切なことに、頼む・頼まれるという考えがある。頼むぞと言われたら、これに応えなければならないという、魂の響き合い」
「FUKUSHIMA50」にも同じことが言える。
そう、原発事故発生直後、構内に残り復旧に当たった50人の作業員。
笠谷教授曰く、「欧米は、福島の事故を見た時、これはもう打つ手なしだと。ところが日本の職員は立ち向かっていった。これはおそらく、外国の人から見たら信じられないこと」。
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■世界が賞賛した「1枚の写真」〜日露戦争を生き抜いた武士道物語〜
これは日露戦争中に撮影された写真。
世界が驚き、賞賛した写真である。
2列目向かって左から2人目が日本軍大将の乃木希典。
その右隣がロシア軍司令官のステッセリ(ステッセル)。
なぜ世界はこの写真に驚き、賞賛したのか。
その裏には「武士道」が秘められていた。
……1904年、日露戦争開戦。
国力を考えれば、圧倒的にロシアが有利。
日本軍はこの戦争に勝つためには、ロシア軍の太平洋艦隊を撃破しなければならない。
そこで艦隊が停泊する旅順に狙いを定めた。
要塞攻撃を担当したのが、乃木希典大将。
必勝を託されたその激戦は、およそ4ヶ月もの長きに渡った。
その間に日本は3度の総攻撃を行ったが、ロシア軍も総力を挙げて反撃。
一進一退の攻防が続いた。
日本軍はこの戦いだけで1万5000人を超える戦死者を出すことになった。
そこには乃木大将の2人の息子…長男・勝典と次男・保典も含まれていた。
ただそれでもなお攻撃を続ける日本の前に、ロシアも次第に兵力が枯渇していく。
そしてついに旅順要塞を陥落。
日本は戦いに勝利し、悲願だったロシア艦隊の撃滅を果たした。
しかし甚大な犠牲者のことを考えれば、乃木にとってその勝利は素直に喜べるものではなかった。
そんな中、両軍の大将が出席し、記者会見を開くことになる。
水師営(すいしえい)の会見。
ステッセリと相まみえた乃木は、静かに右手を差し出した。
そしてステッセリと握手。
しのぎを削って戦い抜いた2人。
お互い国のために尽くした健闘を称え合った。
「私が一番感じたことは、日本の軍人が実に勇ましいことです」とステッセリ。
「いや、粘り強いのはロシア兵です。あれほど守り続けた辛抱強さには、敬服の他ありません」と乃木。
実はこの会見を求めたのはステッセリ。
なぜ、敗戦の将が会見を求めたのか。
それは、熾烈な戦いを交えた相手への礼儀を表そうという「騎士道精神」に他ならなかった。
会見の最中、ある記者がこう言った。
「2人の写真を撮影させてもらってよろしいですか?」
乃木は、こう答えた。
「いや、写真はお断りする。敵将にとって後々まで恥が残るような写真を撮らせることは、日本の武士道が許さない」
当時、こういった会見では、明確に勝者と敗者が分かるような写真を撮るのが常識だった。
ステッセリの「騎士道精神」に対し、乃木は「武士道精神」で応えたのである。
そして、乃木はこう付け加えた。
「でもこの会見が終わり、我々が友人になってからなら、皆が同列に並んだ写真を1枚だけ許可する」
乃木はステッセリに剣を持つことを許し、友として肩を並べて写真に収まった。
それが世界にたった1枚のこの写真。
勝者と敗者が肩を並べた写真は、当時としては異例中の異例だった。
外国人記者たちは、乃木の「武士道精神」に感動し、この写真と記事を母国に配信、世界中で賞賛された。
2人の話にはまだ続きがある。
日露戦争終結後、母国に帰ったステッセリは負けた責任を追及され、軍事裁判の結果、銃殺刑になることが決まった。
しかし、これを知った乃木は、ロシアに助命嘆願の手紙を送る。
世界史上、敵兵の助命を嘆願したのは、乃木以外にはいない。
結果、ステッセリは死刑を免れ、シベリア流刑に減刑された。
1912年、乃木希典は永眠。
乃木の葬儀に、匿名の香典が届いた。
それは、ステッセリが送ったものだと言われている。
命を賭して戦った、武士道と騎士道の雄。
この1枚の写真にはそんな2人の物語が隠されていたのだ。
笠谷教授曰く、「ひとつの礼節の精神。慎み深さをもって、そして人を思いやり、高い精神と余裕というものがある。それがひとつの武士道の形」。
____________________________内容紹介ここまで
東日本大震災、そしてそれに伴う福島第一原発事故は、日本史上稀に見る巨大な不幸であり、現在もそれは続いています。
ただ、私は希望の光も感じています。
とっくに失われてしまっていたと思っていた日本人の「武士道精神」が、実はまだまだ生きていたんだと思える出来事がたくさんあったからです。
それにしても、今、「主君押込」を実行したい!!と思っている民主党議員はたくさんいるでしょうね〜。
いや、民主党だけじゃないですよね。
野党もそうだし、何より国民の多くがそれを願っているのではないかと(T^T)
ちなみに今回のゲストの笠谷和比古教授は、「主君押込」の成立と構造を明らかにされた人です。
興味のある方はこちらの著書をどうぞ。
・主君「押込」の構造—近世大名と家臣団 (講談社学術文庫)
この著書は1988年サントリー学芸賞を受賞しているとのことで、わりと有名なのかもしれませんね。無学な私は今回初めて知りましたが(^^ゞ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※拙ブログ関連エントリー/「ビーバップ!ハイヒール」
・09/5/9付:日本人の習慣の由来 「ビーバップ!ハイヒール」より
・6/13付:京都裏ミステリー七不思議第2弾 「ビーバップ!ハイヒール」より
・10/3付:国旗に秘められた物語第2弾「ビーバップ!ハイヒール」より
・11/23付:京都の地名に潜むミステリー「ビーバップ!ハイヒール」より
・12/20付:日本人の習慣第2弾 年末年始編「ビーバップ!ハイヒール」より
・10/1/11付:城に隠された歴史ロマン「ビーバップ!ハイヒール」より
・5/3付:したたかに生きる小国たち 「ビーバップ!ハイヒール」より
・6/21付:世界が忘れない日本の物語「ビーバップ!ハイヒール」より
・10/9付:ノーベル賞をもらえなかった北里柴三郎「ビーバップ!ハイヒール」
・11/24付:物の数え方に見る日本の文化 「ビーバップ!ハイヒール」より
※拙ブログ関連エントリー/ 「日本人」シリーズ
・【一覧】外国人から見た日本と日本人
・08/11/3付:「雷」工藤艦長の武士道精神とサー・フォールの報恩
・12/16付:「ATLAS日本」アメリカから見た現代日本
・09/3/21付:桜と日本人の感性
・5/23付:日本とトルコ 友好の歴史
・10/3/30付:江戸時代を見直そう(2)
・11/1/4付:「たけしの教科書に載らない日本人の謎」仏教特集
・4/2付:天皇皇后両陛下が避難所ご訪問 このような方々を戴けた日本人の幸運
・4/4付:独特の災害史観を持つ日本人は何度も立ち向かい乗り越えてきた
・5/2付:3月11日に天皇皇后両陛下がなされた事
・5/9付:保守系識者諸氏が見た震災(1)
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Comments
感謝です。
私は福島原発の現場で私たちを護ってくれている「Unsung heroes」に心から感謝しています。それは確かに「武士道」に通ずるものなのかもしれません。でも、それと本来の武士道とは別物だと思うのです。
>「武士道」「葉隠」「信玄・謙信」「吉宗」についての記述は、「秀吉は猿顔だった」同様、後世の論評によるものではありませんか?
私は「武士道」もそうですが、このあたりの歴史の細かいことはよく分かりません。申し訳ありません。いずれはこのように番組を起こすだけでなく、論評もできるよう、勉強を重ねていきたいと思います。
いちおう今回の番組は歴史学者の笠谷和比古教授の監修のもとに構成されているようですから、何もかも嘘ということはないとは思いますが……。
御紹介ありがとうございます。
>「主君押込」を実行したい!!と思っている民主党議員はたくさんいるでしょうね〜。
そのチャンスがありましたが、民主党の皆さんは自分たちの手でつぶしてしまいました。
結局、自分たちの利益だけしか見えてないんでしょうね。
武士道こそ日本人精神なのだから。
武士道を理解していれば、政治の腐敗を少なくなるはず。
明治期の政治家のなんともあっぱれした立派な施政者だったことか。今とは比べ物にならないほどの人格の差がある。特に民主党議員は国を売って私腹を肥やす輩。切腹させるレベル。
武士道を義務教育化して、古き良き日本人精神を復活させましょう
さて、押込ですが、暗君(馬鹿殿)だからとは限らず、家来の方が酷い場合も多々あり、血筋の殿を押し込め家来の血筋の殿を擁立したり、お家騒動は醜い権力争いも多く、家来がいつも正しいとは限らないとは思います。
とはいえ、実質クーデターなのに、幕府への弁明が立てば、お家が存続するという、面白いシステムですよね。
武士道!嬉しいですね。
それと、時代背景は違いますが、過去の対峙しての開示。
今の日本はこれでいいのかと言う問題提起を含めた訴え。他の方達がどう思うと、私には、強く伝わって来ますし、同感です。
そして、最近気になるのが、武士道が見直され始めてから、恣意的に武士道を武骨に置き換え邪道とする声があります。
これは、何事にも汚れを綺麗にしようとすると、それを嫌がる動きです。
でも、くっくりブログでは、くっくりさんの清らかで献身的なご努力のお陰で、心清き人が集まっているようで嬉しいです。
どうして第二次大戦の時の資料は全く出てこないんだろうね
日本は素晴らしい国だと再認識できる企画が多いです。
歴史だけでなく古典とか伝統技術とか・・・色々わかりやすく教えてくれます。
歴史で云えばトルコのエルトゥールル号・ポーランドのシベリア孤児・杉原千畝・パラオ・・・
親日パラオの話は恥ずかしながらこの番組で知りました( ̄ー ̄;
途中何度か止まりながらもなんとか見ることができました。
http://veohdownload.blog37.fc2.com/blog-entry-10556.html
敵であった日本兵を
「軽んじるべからず。」
と評価したはずだと思いました。
一方、乃木希典を「強き大将」と
認めたステッセリ司令官も
見事軍人らしき態度を正しく
示しました。強き者は認める
ロシア人の気質と誇りを
示しましたね(^o^)
金日成の如きは屁の突っ張り
にもならん、そういった両軍
の軍人の誇りをしめしたもの
で有ると言えましょう(^o^)
武士道の話ですが、
〉いちおう今回の番組は歴史学者の笠谷和比古教授の監修のもとに構成されているようですから、何もかも嘘ということはないとは思いますが……。
大学で歴史を習ってた時に笠谷和比古さんの『武士道 その名誉の掟』を読みましたけど(専攻とは関係無い本ですが…)少なくとも、出だしの葉隠のあたりと主君押込〜武士道の【上下関係の極意】ぐらいまでは私が読んだ本と大体同じだと思います。あと笠谷和比古さんは最近の武士道研究では有名な方だったと思います。
「今や韓国の白菜の種子を輸入する
日本の農家も増えている。」
と自慢していたのだが・・・あれは元々日本の白菜の種子だから!
韓国農業の父、禹長春が、勤めていたタキイで培った技術と
白菜の種子を持って韓国に帰ったのだよ・・・
禹長春さんは、日本に母や妻子を残して韓国農業のために帰国し
品種改良の研究や技術者育成に協力したのだが
危篤の母親に会いに日本に戻る事も許されず韓国幽閉・・・
今回の武士道。心に響きました。
日本人として誇りに思い、魂を揺さぶられました。いつか靖国神社へもいきたいと思います。
昔から私の持論なのですが、サッカーは多少ズルい事や、反則をしても審判が見ていなければOKです。ボールに呪いかけたり・・とにかく勝つ事、なにがなんでも勝つこと。卑怯なことでも勝てば良い。武士道を持つ日本人には不向きなスポーツかもしれないなと。
本心は即刻してほしいですけど出てくるのは旧態依然のままの民主総理で
おそらく人選も前内閣からという交替制みたいになるんじゃないでしょうか
中国の台頭と発言力強化と脅威が表面化して以来、気になっていますが、覇道の中国は、孫子の兵法で有名な事は勿論だし、それ以外にも複数の兵法が存在すると聞いております。
そして、中国以外の国々も孫子の兵法を自国に合わせ取り入れているとも聞きます。
しかし、日本には武士道があり、本当に素晴らしいのですが、孫子の兵法も取り入れ、総合的な強い外交と政治をして頂きたいと思っております。
それには、もう過去の反省を十二分にして来たので、志願制か徴兵制かは別にし、日本国軍を自主憲法制定の中で創設しなければなりませんし、その時期に来ております。
勿論、管さんでは無理ですけどね。
色々な意見があると思いますし、平和憲法があるから、要らないと言う事も聞いております。しかし、実際、その自国の憲法で自衛隊が縛られ、苦労している現実があり、中国と韓国はそれを知っているから、尖閣諸島と竹島に公然とやって来ます。
しかし、問題もあります。政治家です。組織の中に少数とは言え良心的な方が居ると言うのは、大変素晴らしい事です。でも、大多数は、私利私欲に満ちた政治家と既得権益者でしょ。丸洗い出来ないでしょうね。
最後にもう一つ、余震が少なくなったと言え続いています。私も地震に慣れて来た一人ですが、怖いですよね。後は、各自備えは勿論ですが、過去伝説も含め発生した天変地異ですが、欲と言うものがその根底にあるかと思います。
以上です。
6月17日(金)これでほぼ華人が尖閣に行くのは確定のようです。
http://taiyou.bandoutadanobu.com/
いよいよ今日です。
人の落ち目を見て攻めるなど、本意ではないに続き主君押込まで見ていましたが、その後を見損ねたためネットで調べていて貴殿のブログに辿りつき続きを知ることができました。ただ主君押込で時の民主菅総理を例に出していましたが、丁度私が昨日の中日新聞朝刊で読んだ記事の地下原発推進反菅がずらりとの特報記事を読んだ後でしたので、お知らせしたいと思いコメント書かせていただいてます。地下原発推進議連のメンバーは谷垣自民総裁をはじめ鳩山、渡辺、民主除名された松木議員その他で菅総理の脱原発路線に危機感を抱いての菅おろしであれば主君押込とは異なると思えます。
確かに菅内閣の今回の震災における対応は遅いのかもしれませんが、それであれば、主君のために
「忠臣蔵」でも描かれている「忠義」自分のみを顧みず、命がけで主君に尽くす滅私奉公の忠義を尽くし震災に対応するのが、民主議員の役目ではないでしょうか。私の目からは役目も果たさず、ただただ菅総理を引きずり降ろそうとしているとしか見えません。
不可解だと思ってた所に先の新聞記事を読み早速ブログを作りました。記事全般を載せてらっしゃる他のブログもあわせて是非記事を読んでください。
http://blogs.yahoo.co.jp/iaia2244/folder/414385.html
武士道精神を今の政治家にしっかり学んで欲しいと強く強く思いました。りんごさんたちのこの番組の内容をそのまま掲載いただき感謝の気持ちでいっぱいです。
私のブログで貴殿のこのブログを紹介させて頂きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
議員、政治関係者の証言(報道にもとづくもの)を参照する限り、
もはやそういうレベルじゃありません。
助言や意見を具申しても、
菅さんからボールは返ってこないんですから。
菅さんは無能なんです。
あなたにとって優先すべきは
菅さんを守ること>被災者 ですか?
それに亀井さんは菅おろしなんてしてません。
菅首相は震災前から核なき世界を目指していたと書いてあるけど、菅内閣は去年、2030年までに原発14基以上を新増設し、原発発電比率を約50%を目標とするエネルギー基本計画を閣議決定しています。
>maaさん
亀井氏は菅おろしどころか援護すごいですよね。菅の次は亀井って密約でもあるんだろうか。
maaさん
>あなたにとって優先すべきは
菅さんを守ること>被災者 ですか?
国家は、被災者=国民を守るべきものと思ってます。
菅さんは国家の代表であり国民を守る責任があり、菅さんを代表に選んだ民主議員はその菅さんを支える責任があると思います。
日本の政治家、役人が武士道精神に則り政治をするべきで、次に余程優秀な人材が控えている訳ではないのであれば、次次とトップを変えるのではなく、政治家は官僚をただやみくもに嫌うのではなく、官僚の各々の持つ能力を最大限に活用し、首相を支え、政治をして欲しいと思ってます。
それが被災者のかたがたや日本国を救う道だと思います。
バスクさん
菅首相も原発の危険を軽視してましたね。自民時代の政治家、電力会社、保安院が、嘘をついてた訳では無く、原発が安全と確信していたのであれば、原発を何もわかってない彼らに原発を扱う資格は無いと思います。
又は原発の危険がわかる能力がありながら嘘を言い続けて来たのなら、3者は悲しいかな、原発の権益に群がり、国民を守る責任を放棄している集団としか言えないですね。
原発は電気料金が安いと言いますが、この震災の費用を考えたら電気料金は高くつきますね。
国民も今回の震災であまりにも多くの犠牲を払い、原発の危険性をしらしめさせられました。
菅さんもそのうちの一人であったのは不甲斐無いですが、軌道修正しないよりはした方が良いわけですから、徐々に自然エネルギーに移行して行くことのできるのは、権益に預かれてない菅さんしかいないのかもしれません。
亀井さんは菅さんが辞めて民主自民が大連立を組めば亀井さん国民新党自らが埋没しますので、自分の保身のために援護しているだけかと思います。
日本国よりも自分の保身利益権益ばかり考えている議員ばかりですから、そんな議員と菅さんとを天秤にかけて、まだ菅さんの方がましだと私には思えます。
(この私のコメントにレスは不要です)
下記引用
「運転停止中の原発についても再稼働は可能」というとんでもない声明が出されました。
このことで、まさにこの「対策」がはじめから運転継続あり気の、本当に小手先の、安全を無視したものであることがより明らかになったと思います。
このことを毎日新聞が報道しています。記事内容が的確です。ともあれ冒頭の
内容を紹介します。
「海江田万里経済産業相は18日、東京電力福島第1原発事故のような設計基準を上回るシビアアクシデント(過酷事故)対策について、各原発への立ち入り検査
などを実施した結果、「水素爆発などへの措置は適切に実施されている」と評価した
結果を公表した。海江田経産相は「これにより、運転停止中の原発についても再稼働は可能」との見解を示した。しかし、原発立地の自治体では慎重姿勢が強く、定期検査などで停止している原発の再稼働までには時間がかかる見通しだ。
海江田経産相は結果の説明と再稼働要請のため、来週末にも立地自治体を訪問する方針を明らかにした。」海江田経産相が18日に行った原子力発電所の安全宣言
http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/4b232dd5a3b61824ac7ef215e64ad753
引用終わり。
取り方は様々でしょう。
私は、ソフトランディングで原発を全廃するしかないと思ってます。
しかし、原発の議論は、民主党は勿論の事、現政治家では無理ではないでしょうか。
それと、私の理解力が無いのか、数件のコメントで民主党が一丸となって管さんを支えなければいけないのに、その民主党議員が責任が果たせてないと言われている等等。
何とも言えぬ。深い違和感である。
政権交代は、勿論絶対賛成である。そのお陰で、政治の裏側の一部を省みれたし、目も覚めた。
しかし、政権の座に着いた途端、自民以上とも思われる主導権や権力闘争。
大人は子供に嘘はつくなと教育したが、その大人が堂々と嘘と詐欺の連発。こりゃ誰も従わない。
挙党で党や代表を守るのは良いだろう。
しかし、それ以上に国民を守るのがその党の責務ではないか、管と言う総理が脱線し、日本国内に悪影響をもたらしている今は、民主党自身が政権を下りたらどうなんだと言いたいです。
くっくりさん
ごめんね
他のブログに長々とコメントしました。
自分の政権の為に弟や肉親を殺す事ができますか? / 源頼朝
家を守るの為に子供を殺す事ができますか? / 徳川家康
自分の名誉やお金の為に他人を殺せますか? / 武士全般
近頃話題の戦国武将達のほとんども、大望叶わず非業の死を遂げているように思われます。
名を後世に輝かせておりますが、当人の真意は如何だったのでしょうか?
鎌倉時代から戦国時代、戦地周辺だけでなく日本全域での略奪 殺人 強姦等は常日頃。
極貧生活や男尊女卑等はまだしも、生命維持すらもままならぬ時代…今では想像出来ない程と思われます。
当時の日本国人口の内、武士の割合は10人中1人以下だったようです。
武士道を欲するご意見の方々様、貴方様は武士になれていたでしょうか?
私は「武士道」を批判するつもりではありません。
ただ人殺しが当たり前の時代を生きていないのです。
心に心地よい事だけを語るのはどうなのでしょう?そこから日本の向上があるのでしょうか?
歴史から学ぶのは素晴らしいと思います、もっとよく歴史を知って欲しく思っています。
私捻くれてますかね?
大変に興味ある事抜粋されている内容にて、楽しく拝見させて頂いており、今後の活動も期待しております。
雪達磨さん
私も武士道とは何の事か分かりかねている為、先日より投稿をさせて頂いておりました。
ですので教える事とはできませんが、武士についての本をご紹介する事ならできます。
小説等はあまり読みませんので、史書等を好んで読んでおります。
最近は現代語に訳された物も多いので、気軽にamazon等で購入し読んで頂けると思います。
先ずは院政期前後からが武士の登場と思われますが、
「保元物語」「平治物語」「源平盛衰記」「承久記」がお勧めです。
武士が政治上でも台頭していく様子伺えると思います。
これらの時代背景を感じた上で「吾妻鏡」と読み進んで行きますと、様々な事柄を感じる事できると思います。
「吾妻鏡」については非常に長く、またどういう理由からか鎌倉幕府に不利な部分が抜けている様です。
その点は、他の本(歴史学者が「吾妻鏡」を研究した論文的な本)が多く出版されている為、併用して読まれると良いと思います。
北条氏の執権時代の書物も色々と御座いますが、今の所「吾妻鏡」以外思いつきません。
武家諸法度は当時発令された制度ですので、一度ご覧頂いても面白いと思います。
又併せて、当時の民衆の暮らしも探ってみると、多少ではありますが、当時の日本を伺う事出来ると思います。
上記だけでも結構なお時間かかると思います。
読まれた後、室町時代前後の本を読まれて行かれればよいと思いますが、
上記だけでも読まれたら、武士道とは何かよく分からなくなると思いますよ。
「太平記」は仏教臭を強く感じますが、大体の流れを掴む上ではオススメです。
もしご興味あれは、ここまででも読んでみてください。
如何なるかは計りかねますが、今の貴方の武士観は多少なりとも変わると思いますよ。
上記読んだ後、もし興味あれば他にもご紹介します。
どうやってと言う感じですが、この場はお借りしている場の為、省略にてご勘弁下さい。
私は奇麗事など言ってるつもりはありません。武士道等と軽く語られる事が気に食わないだけです。
言葉綺麗にして、生半可な歴史知識を批判してるのです。
私個人としては「葉隠れ」も奇麗事と思っています。
このブログの上部にも書かれている桜井さちこさんの言葉。
自分はまだまだ知りたいです。一般人の自分が読む事ができる本をできるだけ多く読みたいと思っています。
失礼しました。
少々コメントさせて頂きます。
すがりさん
有難うございます。
そして、くっくりさんとすがりさんの貴重な時間を私の無知なる質問の為に割いて頂き、改めて御礼申し上げます。
私の言葉はすがりさんでなくても怒ると思います。
しかし、誰にでも使ってはいません。
すがりさんの言葉の引用
「上記だけでも読まれたら、武士道とは何かよく分からなくなると思いますよ。中略
私は奇麗事など言ってるつもりはありません。武士道等と軽く語られる事が気に食わないだけです。
言葉綺麗にして、生半可な歴史知識を批判してるのです。
私個人としては「葉隠れ」も奇麗事と思っています。」
引用は此処まで。
この言葉を聞きたかったのです。私の求める答えのヒントがありました。
御無礼をお許し下さい。
それに、最近、武士道なる言葉が一人歩きをしているのも感じます。
さて、書物のご紹介も合わせて有難うございます。
そこで、長くなりましたが、もう一つ、私が勝手に想像するすがりさんなら、真的なお考えがあるかと思いますので、お聞きしたいのです。
日本の政治家は勿論ですが、今の日本国民には真が無いように思います。要するに核たる信念です。そして、国には理念がない。国家戦略は理念が土台と思いますし、その土台から戦略が生まれると思います。
そう言う私もおぼろげながらで、言葉に出来ません。
すがりさん、自分で答えられない事を聞いてすみませんが、お考えをお聞かせ下さい。
先日近くの図書館に行ったら教科書展示会をやっていたので見てきました。
自由社出版の中学歴史教科書だったかな、この写真が載ってました。
雪達磨様 ご返答遅れまして失礼しました。
頂いている質問が、私には非常に難問な為、考えさせて下さい。
ただ基本的には、以前にお答えした回答が私の考えであり、今も変わりません。
また上記に投稿した内容間違えておりました。
もはやどうでもよいかも知れませんが、武家諸法度→御成敗式目でした。
雪達磨さん、貴方の潔癖を求める気持ち大事だと思います。
きっと気持ちの綺麗な方なのでしょうね。
五輪書は読まれた事ありますか?
読みやすく具体的で、現実にも役立つ本だと思います。